JPH11112810A - 画像形成装置及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法及び記憶媒体

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JPH11112810A
JPH11112810A JP9274769A JP27476997A JPH11112810A JP H11112810 A JPH11112810 A JP H11112810A JP 9274769 A JP9274769 A JP 9274769A JP 27476997 A JP27476997 A JP 27476997A JP H11112810 A JPH11112810 A JP H11112810A
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JP9274769A
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English (en)
Inventor
Takao Honda
孝男 本田
Kazuo Suzuki
一生 鈴木
Nobuaki Itakura
伸明 板倉
Yoshihito Mizoguchi
佳人 溝口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでもって画像形成部における像担持
体の副走査方向の濃度むらの発生を抑え、良好な画像を
形成することを可能にする。 【解決手段】 所定の濃度のテスト画像を形成させ、そ
れをリーダー部18によって読み取る。この読み取りで
は、画像形成部における感光ドラム1の副走査方向(記
録媒体の搬送方向)の画像の濃度データを得る。この結
果、画像形成部における副走査方向の濃度特性が得られ
ることになるから、それに基づく補正データを作成し、
副走査むら補正回路50内の補正テーブルに格納する。
これ以降、通常、複写動作時に、読み取った画像を1ラ
イン形成する毎に、該当するラインに対する補正データ
で補正させ、画像を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置及びそ
の制御方法及び記憶媒体、詳しくは静電潜像により画像
を形成する画像形成装置及びその制御方法及び記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信用ネットワークによる
デジタルデータ情報伝達及びその情報のハード出力機と
しての画像形成装置が盛んに提案されている。この種の
装置としてデジタルプリンタもしくはデジタル複写機等
がある。
【0003】図19にこの種の装置の概略構成図を示
し、以下にその動作を説明する。
【0004】感光体(感光ドラム)1は、円筒状の導電
基体上に先導電層を設けたもので、図中の矢印R1方向
に回転自在に軸支されている、そして、前記感光ドラム
1の周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム
1の表面を均一に帯電するスコロトコン帯電器2、原稿
を読み取り、画像の濃度に比例した画像信号に基づいて
感光ドラム1を露光し、静電潜像を形成する露光装置、
上記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する
現像装置7、前記感光ドラム1上に形成されたトナー像
を転写材である転写紙P上に転写するコロナ転写帯電器
(転写帯電器)8、トナー像が転写された転写紙Pを感
光ドラム1から分離する静電分離帯電器(分離帯電器)
9、トナー像を転写した後に、感光ドラム1上の残留ト
ナーを除去するクリーニング装置13、感光ドラム1の
残留電荷を除去する前露光(ランプ)30などが配置さ
れている。また、トナー像が転写された転写紙Pは、感
光ドラム1から分離された後に定着装置12に搬送さ
れ、ここにおいて表面のトナー像が定着され、所望のプ
リント画像が形成されて画像形成装置本体の外部に排出
される。
【0005】リーダ部18は、原稿ガラス台14上に載
置されている原稿15を照明ランプ16により光照射
し、その反射光を光電変換素子1ラインCCD19上に
結像させることによって画像情報に応じた電気信号に変
換する。ここで照明ランプ16によって光照射された原
稿15からの反射光は、ミラー17a,17b,17c
に導かれてレンズ17dにより、光電変換素子19上に
結像される。この光電変換素子19によって出力された
電気信号は、A/Dコンバータ21によりA/D変換し
8bitのデジタル画像データとし、その後で黒色信号
生成回路22にて輝度情報を濃度情報にするためにlo
g変換して画像濃度データとされる。
【0006】上記のように生成した8bitのデジタル
画像データ信号を2値化回路23を介して画素サイズに
応じた特定ON時間のON発光信号とOFF信号の2段
階信号に変換されレーザ駆動回路24に入力し、半導体
レーザー素子20をon/offする。
【0007】ここで周知のPWM回路と2値でのレーザ
駆動回路について説明する。PWM回路では入力された
画像濃度信号の大きさに応じて、半導体レーザーの発生
を行なう時間に相当するパルス幅信号に変調するもので
ある。
【0008】また、PWM回路ではなく、画像データに
基づき、誤差拡散法やディザ法等の手法で2値化信号を
生成する場合には、基本的にレーザ光を発生する時間は
濃度に関係無く一定である。異なるのは、濃度の低い画
素に対しては、低い確率でレーザ光を発生させ、濃度の
高い画素程高い確率でレーザ光を発生する。
【0009】いずれにしても、上記のように画像信号に
応じて駆動され発光したレーザ光を高速回転するポリゴ
ンミラースキャナー28、ミラー17fを介して感光ド
ラム1にラスタ走査(露光走査)し、静電潜像を形成す
る。なお、上記の例は、レーザ光を照射した部位につい
てトナーを付着させるものであるが、逆にレーザ露光を
行なっていない部位についてトナーを付着する装置もあ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして画像
を形成していくことになるが、感光ドラム(感光体)や
現像手段が回転する方向(レーザー走査方向に対して垂
直な副走査方向)に特性変異点(むらのポイント)、感
光体の帯電特性に変異点や、現像特性に変異点がある場
合(ピッチ状の現像濃度むら)場合には、形成される画
像に部分的な濃度むらとなって現れ、高画質形成に対し
て大きな障害となる。
【0011】また高寿命、高速出力対応で感光体として
表面層SiC硬化型で硬光感度のa−Si感光体を使用
する場合には、有機光半導体感光体OPC等の溶液中デ
ィッピング製造法と異なり、蒸着法による製造法が従来
から用いられている。このため、成膜工程での膜厚管理
が困難で均一、均質な成膜とならずに帯電、感光特性で
変異点が生じやすく、濃度むら等を発生しやすい。した
がって、高品質画像性能を確保しつつ、成膜工程での膜
厚管理を行った場合、感光体の製造検査の歩留りが悪
く、結果的に高コストとなってしまっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑み成されたものであり、低コストでもって画像形成部
における像担持体の副走査方向の濃度むらの発生を抑
え、良好な画像を形成することを可能ならしめる画像形
成装置及び方法及び記憶媒体を提供しようとするもので
ある。
【0013】この課題を解決するため、例えば本発明の
画像形成装置は以下の構成を備える。すなわち、像担持
体上に静電潜像を生成し画像を形成する画像形成部を有
する画像形成装置であって、所定の濃度データに従って
テスト画像を形成するテスト画像形成手段と、形成され
たテスト画像を読み取らせ、前記画像形成部における前
記像担持体の副走査方向の濃度特性を検出する濃度特性
検出手段と、該濃度特性検出手段で検出された、前記画
像形成部の副走査方向の濃度特性に基づき、当該副走査
方向の画像データに対する補正データを作成する補正デ
ータ作成手段とを備え、作成された補正データを用い
て、通常の形成すべき画像データを補正し画像を形成す
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面にしたがって詳細に説明する。
【0015】<第1の実施形態>図1は第1の実施形態
における装置の断面構造図である。先に説明した図19
と同様の構成については同符号を付した。
【0016】感光体(感光ドラム)1は、円筒状の導電
基体上に先導電層を設けたもので、図中の矢印R1方向
に回転自在に軸支されている。そして、感光ドラム1の
周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム1の
表面を均一に帯電するスコロトコン帯電器2、原稿を読
み取り、画像の濃度に比例した画像信号に基づいて感光
ドラム1を露光し、静電潜像を形成する露光装置、静電
潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置
7、感光ドラム1上に形成されたトナー像を転写材であ
る転写紙P上に転写するコロナ転写帯電器(転写帯電
器)8、トナー像が転写された転写紙Pを感光ドラム1
から分離する静電分離帯電器(分離帯電器)9、トナー
像を転写した後に、感光ドラム1上の残留トナー1除去
するクリーニング装置13、感光ドラム1の残留電荷を
除去する前露光(ランプ)30などが配置されている。
また、トナー像が転写された転写紙Pは、感光ドラム1
から分離された後に定着装置12に搬送され、ここにお
いて表面のトナー像が定着され、所望のプリント画像が
形成されて画像形成装置本体外部に排出される。
【0017】リーダー部18は、原稿ガラス台14上に
載置されている原稿15を照明ランプ16により光照射
し、その反射光を光電変換素子(1ラインCCD)19
上に結像させることによって画像情報に応じた電気信号
に変換する。ここで照明ランプ16によって光照射され
た原稿15からの反射光は、ミラー17a,17b,1
7cに導かれてレンズ17dにより、光電変換素子19
上に結像される。この光電変換素子19によって出力さ
れた電気信号は、A/Dコンバータ21によりA/D変
換し8bitのデジタル画像データとし、その後で黒色
信号生成回路22にて輝度情報を濃度情報にするために
log変換して画像濃度データとされる。
【0018】実施形態では、黒色信号生成回路22で生
成された濃度データを副走査むら補正回路50によっ
て、副走査方向の各画素ごとに画像濃度データを補正を
行うものである。副走査むら補正回路50での補正方法
については後で詳述する。
【0019】上記のように生成し、副走査方向のむら補
正された画像濃度データ(8bitのデジタル画像デー
タ信号)は2値化回路23を介して画素サイズに応じた
特定ON時間のON発光信号とOFF信号の2段階信号
に変換されレーザ駆動回路24に入力し、半導体レーザ
ーをon/offする。実施形態では、この2値化回路
23は誤差拡散法により実現させた。勿論、ディザ法に
よっても良いし、他の手法でも良い。また、以下に説明
から容易に推察されるように、PWM方式を採用しても
良い。
【0020】2値でのレーザ駆動は、広域内での全画素
数に占める点灯画素数の比率を変化させる。例えば、0
0hexという画素の場合には00hex/FFhex
という比率でドットが存在することを意味し、10he
xは10hex/FFhexという比率でドットが存在
する。以下、20、30、…FFhexについてのそれ
ぞれの比率は、20hex/FFhex,30hex/
FFhex、…FFhex/FFhexとなる。これに
よって広域内での積分照射光量を変調して、濃淡を実現
している。
【0021】図6に、レーザーの一般的なI−L特性
(駆動電流−光量特性)を示す。レーザーのon/of
f時に用いている駆動電流はそれぞれIon/Ioff
であるので、2値での画像信号に対するレーザー駆動電
流は図5(b)のようになり、これがレーザ駆動回路2
4がレーザー20を駆動する電流となっている。このと
きIoffを0mAではなく、Ithresho1dよ
り若干小さく設定することで、レーザーON時の光量立
ち上りが改善する。なおここではレーザーは、680n
mの可視光レーザーを用いている。
【0022】上記のように画像信号に応じて駆動され発
光したレーザ光を高速回転するポリゴンミラースキャナ
ー28、ミラー17を介して感光ドラム1にラスタ走査
書き込みし、画像情報としてデジタル静電潜像を形成す
る。
【0023】本実施形態では、感光ドラム1にアモルフ
ァスシリコンドラムを用いた。アモルファスシリコンド
ラムは導電基盤の上にには特性の安定性が高く高耐久、
高寿命といった特徴がある。
【0024】図2は本実施形態の画像形成プロセスを説
明する各工程を示し、各回において感光体の表面電位と
現像のバイアスの関係を各々模式的に示している。
【0025】同図(a)において感光体をコロナ帯電器
で+420Vに一様帯電させる。そして、同図(b)に
おいて画像情報の露光を行い、画像情報露光部の表面電
位を+50Vに減衰させ静電潜像を形成する。露光後の
実際の感光ドラム電電位は原理的にはレーザーOFF部
の電位とレーザーON部の電位が存在するだけである
が、レーザーのスポット径に対して充分に広い領域での
積分電位を測定するような一般的な非接触表面電位計で
は、見かけ上は中間調の電位として測定される。すなわ
ち、画像領域の非画像部分(画像データ)Ohex)に
おいても、上記のように若干の露光が行われているた
め、表面電位は+400Vに減衰し、一方の画像領域の
画像部分(画像データFFhex)において表面電位は
+50Vに減衰して静電潜像を形成する。
【0026】次いで同図(c)において現像装置のスリ
ーブに現像バイアス電圧(例えば交流ACに直流DCを
+300V重畳したもの等。直流DC成分を破線で示
す)を印加して露光部を反転現像する。ここで現像器は
周知の1成分磁性トナーを用いて、感光体と非接触にて
現像を行っている。
【0027】次に、本実施形態における副走査むら補正
回路50による補正方法について詳述する。
【0028】図7は副走査方向での濃度むらが発生する
原因を要因分析した概略図である。縦軸は感光ドラム上
の表面電位を示しており、横軸は副走査方向(感光ドラ
ムの円周に沿った方向)の任意の位置を示している。
【0029】同図(a)は帯電電位が目標電位400V
に正常に電位が得られている場所と目標電位よりも小さ
い場所の電位を示している。これは図8の3種類の特性
カーブに示すように感光ドラムの帯電能力特性が、一次
帯電器のコロナワイヤ印加電流に対してドラム上で得ら
れる表面電位の特性が異なるために発生する表面電位む
らである。また、感光ドラムの帯電能力特性が均一で
も、一次帯電器の帯電能力が副走査方向の位置によって
不均一の場合は、表面電位むらが発生する。
【0030】図7(b)は帯電による表面電位形成は均
一に行われたものの、露光部の目標電位50Vに正常に
電立が得られている場所と目標電位よりも大きい場所の
電位を示している。これは図9の3種類の特性カーブに
示すように感光ドラムの光感度特性の能力が、異なるた
めに発生する周方向の表面電位むらである。また、感光
ドラムの光感度特性が均一でも、光照射量が副走査方向
の位置によって不均一の場合は、周方向の表面電位むら
が発生する。
【0031】図7(c)は帯電による表面電位形成と露
光による電位減衰での表面電位形成は均一に行われたも
のの、露光部の電位50Vに正常に現像が行われている
場所と目標よりも小さい場所を示している。これは図1
0の3種類の特性力一ブに示すように感光ドラムの表面
電位と現像トナーを担持搬送する現像スリ一ブヘの印加
DC電圧の差分である現像コントラストに対する現像能
力が、異なるために発生する濃度むらである。この濃度
むらはトナーの帯電特性が副走査方向で不均一だった
り、ドラムと現像スリーブのギャップが副走査方向の位
置によって不均一の場合等に発生する。また、不図示の
転写や分離時の転写効率の副走査方向での不均一による
濃度むらも存在する。
【0032】本実施形態では、上記の全てのむら発生要
因を出力されたプリントアウト画像から総合的に検出
し、補正をかける。以下、図12の補正動作のフローチ
ャートに従ってその動作概要を説明する。
【0033】ステップS1:本実施形態の画像形成装置
は入カインタフェースに画像むらの改善モードとして
「インプルービングイメージモード」を有しており、ま
ずそのモードをスタートする。
【0034】ステップS2:次に周方向むら(副走査方
向むら)補正モードを選択する。
【0035】ステップS3:副走査方向むら補正モード
を開始するキーを押し、スタート。
【0036】ステップS4:画像形成装置は図13
(a)に示すようなテスト画像サンプルを出力する。こ
のサンプルの形成条件としては、完全べた黒、中間調ハ
ーフトーン、べた白等の画像形成するために、前述のよ
うな表面電位を形成する一次帯電条件を得て画像露光条
件を3種類(8bit信号で図11のF0,80,00
hex)で行い、前述の現像条件にて現像、転写、定着
してサンプリ出力している(図13(a)ではハーフト
ーン画像の記録例を示している) ステップS5:出力されたサンプル画像はこのモード実
行者によって原稿台にサンプルを載置し(記録されたと
きの搬送方向と同じ方向に載置し)、不図示の原稿認識
手段(例えばセンサもしくは操作者による指示)によっ
て載置完了を検知したかを判断する。
【0037】ステップS6:載置完了を判断すると前述
のように原稿をリーダーによって読み取る。このリーダ
ーによる読み取りは400〜600pi程度の解像度で
読み込むのが望ましい。
【0038】ステップS7:この原稿がテスト画像サン
プルかどうかを濃度階調が同等パターンかどうかで判断
する。テスト画像サンプルではないと判断した場合に
は、ステップS11でエラー報知し、本処理を終える。
なお、この場合にはステップS5の処理に戻っても構わ
ない。
【0039】ステップS8:テスト画像サンプルである
と判断すると読み取ったテスト画像における周方向の濃
度(副走査方向の濃度)の分布を図13(b)に示すよ
うに算出する。実施形態では、先に説明したように誤差
拡散法による画像形成を行なっているため、読み取った
画像の濃度は理論上は0かFFhexである(ただし、
センサの読み取り位置によってはその中間の値を得るこ
とも多分にある)。従ってこのままでは濃度分布を確か
めることが難しいので、副走査方向に連続するn個の画
素の検出濃度の平均値を、1画素ずつオーバーラップす
る形式で演算した。nの値は、センサの解像度等に依存
するものの、極端に大きくしない限りは、感光ドラムや
帯電器の特性を知る上ではさほど問題にはならないこと
が確かめられている。つまり、濃度むらの発生する要因
は比較的大きな変化の中にあると考えられる。
【0040】なお、説明が前後するが、検出する対象
は、テスト画像サンプルの中の最もむらが検出しやすい
80hexのハーフトーン部分とした。ただし、F0,
80,00hexで各々濃度分布を対象としても良い。
【0041】ステップS9:図13(b)でターゲット
濃度(理論上の期待している濃度)を0.5とした場合
には、ハーフトーン部分の読み取り濃度分布の0.5に
対する増減分を副走査方向の各画素に対応するように算
出する。マイナス補正を負、プラス補正を正符号で表わ
すと必要な補正濃度は図13(c)のように、0.5を
基準として、同図(b)を極性反転したような必要補正
濃度特性となる。
【0042】ステップS10:必要補正濃度の図からド
ット露光用レーザーの各画素ごとの補正光量(補正レベ
ル)を図14により求める。例として図14で検出濃度
が+0.8の場合(したがって−0.3だけ矯正する必
要がある場合)、表面電位で−200V、ドラム面光量
で+0.25μJ、画像データを−10hexだけ補正
する必要があることを示している。この要領で副走査方
向の各画素に対応した補正量レベルを割り付け、補正テ
ーブルを作成する。ここでこのモードは終了し、画像形
成装置の入力インタフェース部である操作パネルが通常
のコピーやプリントのモ一ドに復帰する。
【0043】こうして、副走査方向に対する各画素位置
に相当する補正量が決定すると、それを副走査むら補正
回路50(図1参照)内の補正テーブルに格納すること
になる。
【0044】図20は実施形態における副走査むら補正
回路50の具体的な回路構成を示している。
【0045】図示の補正テーブル101、加算器10
4、セレクタ102、アドレス発生回路103でもって
副走査むら補正回路50を構成している。CPU100
は本装置全体の制御を司っているCPUであり、その内
部には複写機としての制御プログラムや、先に説明した
図12のフローチャートに係るプログラムを記憶してい
るROM、及びワークエリアとして使用するRAMを備
えている。
【0046】図示の構成において、補正テーブル101
は、少なくとも副走査方向のライン数分の容量(1ライ
ンに対して9ビットで、その内の1ビットはプラス、マ
イナスの符号ビット)を有している。より詳しくは、感
光ドラムの1回転によって形成されるライン数分の容量
を有している。
【0047】そして、先に説明したようにテスト画像サ
ンプルを読み取って得られた画像データに基づいて生成
した各画素の補正データは、この補正テーブル(RAM
で構成されている)の対応するアドレス位置(ライン位
置でもある)に書き込む。そのため、CPU100は、
セレクタ102に対して、CPU100からのアドレス
を補正テーブルに供給させる信号を出力し、補正テーブ
ル101に対してアドレスと、書き込むべきデータ、そ
して書き込み信号を出力する。こうして、副走査方向の
全ライン位置に対する補正データの書き込みが終了する
と、セレクタ102に対しアドレス発生回路103から
のアドレスを選択させる信号を出力し、読み取り信号を
出力する。
【0048】アドレス発生回路103は、感光ドラム1
の近傍に設けられたビームディテクト信号(BD)をカ
ウントし、その計数結果をアドレス信号としてセレクタ
102を開始、補正テーブル101に供給する。BD信
号は、1ラインの走査露光する度に出力されるので、こ
の信号を計数することで副走査方向の位置を特定するこ
とができるのである。
【0049】この結果、補正テーブル101からは、ラ
イン位置毎に、補正データを出力することになり、それ
が黒色信号生成回路22からの画像データ(画素デー
タ)に加算し、その結果を2値化回路23に出力する。
補正テーブルには先に説明したように正負の補正データ
が格納されているわけであるから、加算器104では、
画像データの特性を、プリンタエンジンの特性に合わせ
て補正した画像データを2値化回路23に出力すること
になる。
【0050】説明が前後するが、テスト画像サンプルの
形成は、CPU100が主走査のある範囲毎に、00h
ex、80hex、f0hexのデータを黒色信号生成
回路22に代わって出力することで行なう。ただし、プ
リンタエンジンの特性を知るためのテスト画像形成であ
るから、補正テーブル101からはデータが出力されな
い、もしくは0のデータを常に出力するようにする。特
に、上記実施形態の如く、80hexのみのテスト画像
サンプルを形成させることで補正テーブルを作成するの
であれば、補正テーブルの全アドレスに80hexを書
き込み、それを出力するようにしてもよい。このとき、
画像読み取りを行なわないようにしておけば、黒色信号
生成回路22からは0のデータが出力されることになる
ので、結果的に先に示した80hexのテスト画像サン
プルを形成することができる。この場合のメリットは、
図20の構成だけでテスト画像サンプルを形成すること
ができる点である。
【0051】以上説明した補正テーブルを使用して、8
bitの多値信号段階で画像むら等のデータ補正を行う
ため、2値化する時点でむらの無いデータが形成されて
おり、レーザー書き込み時点では完全に濃度むらが補正
されており、常に周方向(副走査方向)の濃度むらの無
い良質な画像が提供できることになる。特に本第1の実
施形態に従えば、比較的濃度の低い部分(ハイライト部
分)における濃度むらを抑えることが可能となる。
【0052】なお、PWM方式で画像を形成する装置に
適用する場合、加算器104の出力をD/A変換し、そ
れを三角波発生回路からの三角波と比較することで、図
4に示すような、濃度に依存したパルス幅を有する信号
を生成し、それをレーザ駆動回路24に供給すれば良
い。濃度0でもパルス幅信号を生成する理由は、先に説
明した通りである。なお、レーザ駆動回路24は、パル
ス幅変調信号のパルス幅に依存した時間、レーザ光を発
生するように駆動することになる。
【0053】また、補正テーブル101からの補正デー
タの読み出し位置と実際に感光ドラム1への露光走査開
始位置が同期をとれていないと、正しい補正が行なえな
い。そこで、実施形態では、感光ドラム1上の端部の、
画像形成には直接には関与しない位置に、所定マークを
設け、図13(d)に示すように、センサ51でこのマ
ーク位置を検出することで、補正テーブル101内の補
正データを感光ドラム1(及びその周辺機器との間で発
生する副走査方向のむら)の同期するようにした。尚、
センサ51は、マークを検出するセンサとして説明した
が、これ以外の検出手段を用いても勿論構わない。要
は、感光ドラムの回動位置を検出すれば良いからであ
る。
【0054】また、図13(b)もしくは同図(c)に
示す如く、感光ドラム1の直径が小さく、円周長が記録
紙の搬送方向の長さより短い場合には、補正テーブル1
01の最終アドレスから補正データを読出した後は、再
び先頭位置のアドレスに更新することになる。
【0055】以上説明した補正テーブルを使用して、8
bitの多値信号段階で画像むら等のデータ補正を行う
ため、2値化する時点でむらの無いデータが形成されて
おり、レーザ書き込みにおける副走査方向における濃度
むらが補正され、副走査方向における濃度むらの無い良
質な画像が提供できることになる。
【0056】<第2の実施形態の説明>以下、本発明に
係る第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0057】図15は、本発明に係る画像形成装置の第
2の実施形態を示す概略構成図である。
【0058】感光体(感光ドラム)1は、円筒状の導電
基体上に先導電層を設けたもので、図中の矢印R1方向
に回転自在に軸支されている。そして、前記感光ドラム
1の周囲こは、その回転方向に沿って順に、感光ドラム
1の表面を均一に帯電する第1スコロトコン帯電器2、
原稿を読み取り、2色に分解された一方の色面像の濃度
に比例した第1画像信号に基づいて感光ドラム1を露光
し、第1静電潜像を形成する第1露光装置、上記第1静
電潜像にトナーを付着させて第1トナー像を形成する第
1現像装置4、上記第1トナー像を把持した後の前記感
光ドラム1を帯電する第2スコロトロン帯電器(以下、
再帯電器)5、分解された他方の色画像の濃度に比例し
た第2画像信号に基づいた露光量にある一定の露光量を
加えた量の露光をし、第2静電潜像を形成する第2露光
装置、上記第2静電潜像にトナーを付着させて第2トナ
ー像を形成する第2現像装置7、前記感光ドラム1上に
形成された色重ね像を転写材である転写紙)上に転写す
るコロナ転写帯電器(転写帯電器)8、色重ね像が転写
された転写紙Pを感光ドラム1から分離する静電分離帯
電器(分離帯電器)9、色重ね像を転写した後に、感光
ドラム1上の残留トナーを除去するクリーニング装置1
3、感光ドラム1の残留電荷を除去する前露光(ラン
プ)30などが配置されている。また、色重ね像が転写
された転写紙Pは、感光ドラム1から分離された後に定
着装置12に搬送きれ、ここにおいて表面のトナー像が
定着され、所望のプリント画像が形成されて画像形成装
置本体の外部に排出される。
【0059】イメージスキャナ部18は、原稿ガラス台
14上に載置されている原稿15を照明ランプ16によ
り走査して読み取り、光電変換素子19によって画像情
報を電気信号に変換するもので、照明ランプ16によっ
て走査した原稿15からの反射光は、ミラー17a,1
7b,17cに導かれてレンズ17dにより、レッド、
グリーン、ブルーのフィルタを内蔵した光電変換素子1
9上に結像される。
【0060】この光電変換素子19によってレッド、グ
リーン、ブルーの各成分が出力された電気信号は、A/
Dコンバータ21によりデジタル化された後、色分解部
としての信号処理部22に送られてレッド、ブラックの
各成分の画像濃度に比例した画像信号に変換される。こ
こで実施形態の軸方向(主走査方向)むら補正回路50
によって各画素ごとに画像データの補正が行われる。
【0061】レッドの画像信号(第1の画像信号)およ
びブラックの画像信号(第2の画像信号)は、信号発生
部としてのレーザドライバー24b,24aに送られ、
レッド、ブラックの画像信号に応じてレーザ20b,2
0aの発光をon/offする。レッド信号に応じて発
光したレーザ光は第1画像情報としてポリゴンミラー2
8、ミラー17eを介して感光ドラム1に第1静電潜像
を書き込む。ブラック信号に応じた量に発光されたレー
ザ光は第2画像情報としてポリゴンミラー28、ミラー
17f,17gを介して感光ドラム1に第2静電潜像を
書き込む。
【0062】本実施形態では、感光ドラム1にアモノレ
ファスシリコンドラムを用いた。アモルファスシリコン
ドラムには高耐久、高寿命といった特徴がある。
【0063】図16は本実施形態の2色画像形成モード
時の画像形成プロセスを説明するもので(a)〜(f)
は各工程を示し、各図において感光体の表面電位を各々
模式的に示している。同図(a)において感光体をコロ
ナ帯電器で例えば、+400Vに帯電させ、次に同図
(b)において画像情報の第1の露光を行い、露光部の
表面電位を例えば、+50Vに減衰させ第1の着電潜像
を形成する。次いで同図(c)において第1現像装置の
スリーブに現像バイアス電圧(例えば+300V:破線
で示す)を印加して露光部を反転現像する。第1の現像
後、同図(d)において再帯電を行うが、グリッドに所
望の第2現像位置電位400Vより大きい600Vを印
加し、第1現像非画像部を例えば、600Vに帯電する
よう制御する。そのとき第1現像部は例えば500Vに
帯電する。次に同図(e)で第2の画像情報に応じた露
光を行う際に、第2現像単色時に比べて、全面に一定の
露光量分(例えば、第1現像非画像部を200V減衰さ
せる露光量分)大きい露光を行う。このとき第1現像部
では前記一定露光量分の露光では、第1現像非画像部で
の電位減衰程減衰せず、例えば、100Vしか減衰しな
い、これは、第1現像剤が光を透過せず散乱させるため
であり、その透過率は50%であった。第2露光一定上
乗せ露光量0.25μJ露光後の表面電位が、第2現像
位置目標電位400Vとなる第1現像非画像部再帯電後
目標電位は、既知のドラム感度800V/μJの直線に
より想定し600Vであった。次にやはり既知のトナー
層透過率50%より第1画像現像部へのドラム到達光量
は0,125μJとなる、上述した方法と同様に第1現
像画像部再帯電後目標電位は500Vに設定すれば良
い。
【0064】本第2の実施形態では第2露光手段として
半導体レーザーを用いているが、第2現像単色モード時
と2色モード時とで複雑な処理等を必要としない。レー
ザーの光量はレーザー駆動電流により決定されるため、
2色モード時には第2現像単色モード時の駆動電流に一
定のオフセット電流を加える。即ち、第2画像信号がo
ffの部分にも弱い露光がされ、onの部分にもそれと
略同等の露光量分上乗せされた露光が行われ、第1現像
画像部の電位は400V、第1現像非画像部の電位も4
00V、さらに、第2画像信号がon場の合には第1現
像非画像部が50Vに露光する。この後現像行程にて第
2現像スリーブに300Vのバイアスを印加すること
で、第2現像剤が第1現像部に混入することや第1、第
2画像非画像部に現像されることも無く、十分な第2画
像濃度を得ることが出来る。
【0065】第1実施形態と同様、本第2の実施形態に
おける副走査むら補正回路50における補正テーブルの
作成動作を図12に従って説明する。
【0066】ステップS1:本実施形態の画像形成装置
は入カインタフェースに画像むらの改善モードとして
「インプルービングイメージモード」を有しており、ま
ずそのモードをスタートする。
【0067】ステップS2:次に周方向むら(副走査方
向むら)補正モードを選択する。
【0068】ステップS3:周方向むら補正モードを開
始するキーを押し、スタート。
【0069】ステップS4:画像形成装置は図13
(a)に示すようなテスト画像サンプルを出力する。こ
のサンプルの形成条件としては、完全べた黒、中間調ハ
ーフトーン、べた白等の画像形成するために、前述のよ
うな表面電位を形成する一次帯電条件を得て画像露光条
件を3種類(8bit信号で図10のPWMレベルのF
0,80,00hex)で行い、前述現像条件にて現
像、転写、定着してサンプル出力している。こごて本第
2の実施形態の特徴として2色(例として赤と黒)の色
ごとにテスト画像サンプル出力を行う。この後は以下の
ステップS5以降の処理を色(赤と黒)の色ごとにおこ
なう。
【0070】ステップS5:出力されたサンプルはこの
モード実行者によって原稿台にサンプルの記録時におけ
る搬送方向と同じ方向に載置し、不図示の原稿認識手段
によって載置完了を検知したかを判断する。
【0071】ステップS6:載置完了を判断すると前述
のように原稿をリーダーによって読み取る。このリーダ
ーによる読み取りま400〜600pi程度の解像度で
読み込むのが望ましい。
【0072】ステップS7:この原稿がテスト画像サン
プルかどうかを濃度階調が同等パターンかどうかで判断
する。テスト画像ではないと判断した場合には、ステッ
プS11でエラー報知(不図示の操作パネルにその旨の
メッセージを表示させたり、ブザーを鳴らす等)を行な
い、本処理を終える。
【0073】ステップS8:テスト画像サンプルである
と判断すると周方向濃度の分布を図13(b)に示すよ
うに算出する。この算出のしかたは先に説明した第1の
実施形態と同じである。また、本第2の実施形態におい
ても、最もむらが検出しやすい80hexのハーフトー
ン部分の読み取り濃度分布を算出するが、F0,80,
00hexで各々濃度分布を算出するのでも良いのは勿
論である。
【0074】ステップS9:図13(c)でターゲット
濃度をO.5とした場合には、ハーフトーン部分の読み
取り濃度分布のO.5に対する増減分を副走査方向の各
画素に対応するように算出する。マイナス補正を負、プ
ラス補正を正符号で表わすと必要な補正濃度は図13
(c)のように同図(b)の極性反転したような必要補
正濃度の特性となる ステップS10:必要補正濃度の図からドット露光用レ
ーザーの各ラインごとの補正光量(補正レベル)を図1
3により求める。
【0075】例として図14で検出濃度が+0.8の場
合(したがって−0.3だけ矯正する必要がある場
合)、表面電位で−200V、ドラム面光量で+0.2
5μJ、該当するラインについては−10hexだけ補
正する必要があることを示している。この要領で副走査
方向の各ラインに対応した補正量レベルを割り付け、補
正テーブルを作成する。ここでこのモードは終了し、画
像形成装置の入力インタフェース部である操作パネルが
通常のコピーやプリントのモ一ドに復帰する。
【0076】以上説明した補正テーブルを使用して、8
bitの多価信号段階で副走査方向の画像むら等のデー
タ補正を行うたらが補正されており、濃度むらを色(赤
と黒)ごとに補正することにより、常に周方向(副走査
方向)の濃度むらの無い良質な2色画像が提供できるこ
とになる。
【0077】尚、本第2の実施形態における主走査むら
補正回路50の構造は第1の実施形態と同様である。
【0078】<第3の実施形態>図18は、本発明に係
る画像形成装置の第3の実施形態における装置の概略構
成図である。
【0079】感光体(感光ドラム)1は、円筒状の導電
基体上に先導電層を設けたもので、図中の矢印R1方向
に回転自在に軸支されている。そして、前記感光ドラム
1の周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム
1の表面を均一に帯電するスコロトコン帯電器2、原稿
を読み取り、画像の濃度に比例した画像信号に基づいて
感光ドラム1を露光し、静電潜像を形成する露光装置、
上記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する
現像装置4、前記感光ドラム1上に形成されたトナー像
を転写材である転写紙P上に転写するコロナ転写帯電器
(転写帯電器)8、トナー像が転写された転写紙Pを感
光ドラム1から分離する静電分離帯電器(分離帯電器)
9、トナー像を転写した後に、感光ドラム1上の残留ト
ナーを除去するクリーニング装置13、感光ドラム1の
残留電荷を除去する前露光(ランプ)30などが1置さ
れている、また、トナー像が転写された転写紙Pは、感
光ドラム1から分離された後に定着装置12に搬送さ
れ、ここにおいて表面のトナー像が定着され、所望のプ
リント画像が形成されて画像形成装置本体の外部に排出
される。
【0080】リーダー部18は、原稿ガラス台14上に
載置されている原稿15を照明ランプ16により光照射
し、その反射光を光電変換素子1ラインCCD19上に
結像させることによって画像情報に応じた電気信号に変
換する。ここで照明ランプ16によって光照射された原
稿15からの反射光は、ミラー17a,17b,17c
に導かれてレンズ17dにより、光電変換素子19上に
結像される、この光電変換素子19によって出力された
電気信号は、A/Dコンバータ21によりA/D変換し
8bitのデジタル画像データとし、その後で黒色信号
生成回路22にて輝度情報を濃度情報にするためにlo
g変換して画修濃度データとされる。
【0081】ここで図1または図3に示すように、本発
明の副走査むら補正回路50によって副走査方向の各ラ
イン毎に画像濃度データの補正を行う。副走査むら補正
回路での補正方法については後で詳述する。上記のよう
に生成した8bitのレベル画像データ信号を2値化回
路23を介して画素サイズに応じた特定ON時間のON
発光信号とOFF信号の2段階信号に変換され本発明の
特徴であるLED駆動回路24cに入力し、LEDをo
n/offする。
【0082】2値でのレーザ駆動は、広域内での全画素
数に占める点灯画素数の比率を変化させる(00hex
/FFhex,10hex/FFhex,20hex/
FFhex,30hex/FFhex、…FFhex/
FFhex)ことによって広域内での積分照射光量を変
調して、濃淡を実現している。
【0083】上記のように画像信号に応じて駆動され発
光したLED光を感光ドラム1に書き込み、画像情報と
してレベル静電潜像を形成する。本実施形態では、感光
ドラム1にアモルファスシリコンドラムを用いた。アモ
ルファスシリコンドラムは導電基盤の上にには特性の安
定性が高く高耐久、高寿命といった特徴がある。本実施
形態の画像形成プロセスを説明する各工程は第1実施形
態と同様である。第1実施形態と同様に図12の補正動
作のフローを使って説明する。
【0084】ステップS1:本実施形態の画像形成装置
は入カインタフェースに画像むらの改善モードとして
「インプルービングイメージモード」を有しており、ま
ずそのモードをスタートする。
【0085】ステップS2:次に軸方向むら(主走査方
向むら)補正モードを選択する。
【0086】ステップS3:周方向むら補正モードを開
始するキーを押し、スタート。
【0087】ステップS4:画像形成装置は図13
(a)に示すようなテスト画像サンプルを出力する。こ
のサンプルの形成条件としては、完全べた黒、中間調ハ
ーフトーン、べた白等の画像形成するために、前述のよ
うな表面電位を形成する一次帯電条件により得て画像露
光条件を3種類(8bit信号での図11のPWMレベ
ルのF0,80,00hex)で行い、前述現像条件に
て現像、転写、定着してサンプル出力している。
【0088】ステップS5:出力されたサンプルはこの
モード実行者によって原稿台にサンプルを、その記録時
の搬送方向と同じ向きに載置し、不図示の原稿認識手段
によって載置完了を検知したかを判断する。
【0089】ステップS6:載置完了を判断すると前述
のように原稿をリーダーによって読み取る。このリーダ
ーによる読み取りは400〜600pi程度の解像度で
読み込むのが望ましい、 ステップS7:この原稿がテスト画像サンプルかどうか
を濃度階調が同等パターンかどうかで判断する。テスト
画像ではないと判断した場合にはエラー報知し、本処理
を終える。
【0090】ステップS8:テスト画像サンプルである
と判断すると副走査方向の濃度の分布を図13(b)に
示すように算出する。PWMレベルのF0,80,00
hexでテスト画像サンプルを形成した場合には最もむ
らが検出しやすい80hexのハーフトーン部分の読み
取り濃度分布を算出する。(F0,80,00hexで
各々濃度分布を算出するのでも良い。
【0091】ステップS9:図13(b)でターゲット
濃度をO.5とした場合こは、ハーフトーン部分の読み
取り濃度分布の0.5に対する増減分を副走査方向の各
ラインに対応するように算出する。マイナス補正を負、
プラス補正を正符号で表わすと必要な補正濃度は図13
(c)のように同図(b)を極性反転したような必要補
正濃度の図となる。
【0092】ステップS10:必要補正濃度の図からド
ット露光用レーザーの各画素ごとの補正光量(補正レベ
ル)を図14により求める。
【0093】尚、本第3の実施形態における副走査むら
補正回路50の構造は第1の実施形態と同様である。
【0094】以上説明した補正テーブルを使用して、8
bitの多値信号段階で画像むら等のデータ補正を行う
ため、2値化する時点で副走査方向における濃度むらの
無いデータが形成されており、LED書き込みレベルで
書き込みむらが無く、常に周方向(副走査方向)の濃度
むらの無い良質な画像が提供できることになる。
【0095】なお、上記第1〜第3の実施形態では、い
ずれも誤差拡散法等(あるいはディザ法等)による2値
化処理でもって画像を形成する例を説明したが、PWM
方式に従って画像形成する場合にも適用できるのは勿論
である。また、PWM方式で画像を形成する場合、基本
的に1画素毎に濃淡の違いのある画素(実際には面積変
調によるもので異なる大きさの画素で、人間の目から見
た場合に濃淡となって知覚される)を形成できるので、
その濃度分布は単純に実施形態のリーダ部で読み取れば
個々の画素の濃度むらを補正できる。しかしながら、1
画素もずれずに読み取るためには非常に高い制度で読み
取ることが必要になり、現実問題としてプリンタエンジ
ン側で形成される1画素毎の特性を読み取った画像から
判定することは難しい。プリンタの解像度が600dp
iであれば、1/600inch未満のずれで画像を読
み取ることが必要になり、現実問題として非常に難しい
からである。したがって、先に説明したように、PWM
方式で形成する場合であっても、読み取った副走査方向
に連続する複数の画素の平均値でもって副走査方向の濃
度むらを検出し、それを補正することが望ましい。
【0096】なお、本発明は、複写機を例にして説明し
たが、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタ
フェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成される
システムに適用しても構わない。
【0097】この場合、ホストコンピュータに相当する
部分で、上記の処理を行なうことができるので、本発明
は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読出し実行することによっても、達
成できる。
【0098】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0099】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0100】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0102】以上説明したように本実施形態に従えば、
画像入力装置と電気的に接続可能な画像形成装置におい
て、この画像形成装置は、微小点形成による顕画化手段
を有し、特定の高濃度部と中間調濃度部と低濃度部を記
録部材上にその移動方向に画像形成出力することが可能
な手段、この出力画像を画像入力装置にて読み込み、微
小点形成副走査濃淡に応じた3段階以上の信号レベルを
検値し、そのレベルの単位に副走査内の特定濃度信号レ
ベルとの差分レベルを補正レベルとして副走査方向の各
微小点形成位置の補正レベルを記憶する手段、その微小
点形成位置の濃度信号レベルを前記特定の濃度信号レベ
ルと同等となるように3段階以上の補正をするための手
段とを備え、補正手段が、画素単位の濃度信号レベルが
2段階以下になる前に設けられているおり、この補正後
に2段階以下の濃度信号変換される手段を有し、特定領
域の積分濃度が補正演算をした濃度レベルにて顕画化さ
れることにより、感光体の回動に伴う、現像装置の特性
の変異点の存在による帯電電位や感光電位のムラによる
副走査方向における現像濃度ムラ、又は現像効率ムラに
よる濃度ムラ等の画像障害を画像露光光量の補正を行な
い最終的な画像上での濃度ムラが無い高画質な画像を提
供できる効果がある。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
コストでもって画像形成部における像担持体の副走査方
向の濃度むらの発生を抑え、良好な画像を形成すること
が可能になる。
【0104】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における装置の構成図である。
【図2】画像形成プロセスにおける電位遷移を示す図で
ある。
【図3】第1の実施形態における濃度むら補正を行う画
像形成装置の補正回路の概略構成図である。
【図4】実施形態におけるPWM方式による画像形成信
号を示す図である。
【図5】実施形態における2値化処理による画像形成信
号を示す図である。
【図6】レーザのI−L特性(駆動電流−光量特性)を
示す図である。
【図7】図7は副走査方向での濃度むらが発生する原因
を要因分析して示した図である。
【図8】感光ドラムの帯電特性のむらを示す図である。
【図9】感光ドラムの感光特性のむらを示す図である。
【図10】感光ドラムにおける現像トナーと現像コント
ラストに対する現像能力のむらを示す図である。
【図11】濃度むら原因の説明図である。
【図12】実施形態における濃度むら補正テーブルの作
成フローチャートである。
【図13】実施形態における濃度むら補正方法の説明図
である。
【図14】実施形態における濃度むら補正データの作成
方法を示す図である。
【図15】第2の実施形態における装置の概略構成図で
ある。
【図16】第2の実施形態における画像形成プロセスに
おける電位遷移を示す図である。
【図17】第2の実施形態におけるむら補正回路50周
辺のブロック構成図である。
【図18】第3の実施形態における装置の概略構成図で
ある。
【図19】通常の複写機のブロック概略図である。
【図20】実施形態における副走査むら補正回路50の
回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 一次帯電器 3 画像露光 7 現像記 8 転写帯電器 12 定着器 13 クリーナー 30 前露光 20 画像露光光源 50 副走査むら補正回路装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝口 佳人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に静電潜像を生成し画像を形
    成する画像形成部を有する画像形成装置であって、 所定の濃度データに従ってテスト画像を形成するテスト
    画像形成手段と、 形成されたテスト画像を読み取らせ、前記画像形成部に
    おける前記像担持体の副走査方向の濃度特性を検出する
    濃度特性検出手段と、 該濃度特性検出手段で検出された、前記画像形成部の副
    走査方向の濃度特性に基づき、当該副走査方向の画像デ
    ータに対する補正データを作成する補正データ作成手段
    とを備え、 作成された補正データを用いて、通常の形成すべき画像
    データを補正し画像を形成することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成部はレーザ光を走査露光し
    て前記像担持体に静電潜像を形成することを特徴とする
    請求項第1項に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成部は、主走査方向に配列さ
    れた複数の発光素子を駆動することで、前記像担持体上
    に静電潜像を形成することを特徴とする請求項第1項に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成部は、前記補正データ作成
    手段で作成された補正データで補正された多値画像デー
    タを2値データに変換する2値化手段を有することを特
    徴とする請求項第1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成部は、前記補正データ作成
    手段で作成された補正データで補正された多値画像デー
    タに基づいてパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調
    手段を有し、当該パルス幅変調信号に従って静電潜像を
    生成することを特徴とする請求項第1項に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 濃度特性検出手段は、読み取ったテスト
    画像データにおける前記副走査方向に連続した所定個数
    の画素データの濃度平均値を順次算出する手段を有する
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体上に静電潜像を生成し画像を形
    成する画像形成部を有する画像形成装置の制御方法であ
    って、 所定の濃度データに従ってテスト画像を形成するテスト
    画像形成工程と、 形成されたテスト画像を読み取らせ、前記画像形成部に
    おける前記像担持体の主走査方向の濃度特性を検出する
    濃度特性検出工程と、 該濃度特性検出工程で検出された、前記画像形成部の副
    走査方向の濃度特性に基づき、当該副走査方向の画像デ
    ータに対する補正データを作成する補正データ作成工程
    とを備え、 作成された補正データを用いて、通常の形成すべき画像
    データを補正し画像を形成することを特徴とする画像形
    成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、像担持体上に静電潜像を生成し画像を形成する画像
    形成部を有する画像形成装置として機能するプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 所定の濃度データに従ってテスト画像を形成するテスト
    画像形成手段と、 形成されたテスト画像を読み取らせ、前記画像形成部に
    おける前記像担持体の副走査方向の濃度特性を検出する
    濃度特性検出手段と、 該濃度特性検出手段で検出された、前記画像形成部の副
    走査方向の濃度特性に基づき、当該副走査方向の画像デ
    ータに対する補正データを作成する補正データ作成手段
    として機能するプログラムを格納し、 作成された補正データを用いて、通常の形成すべき画像
    データを補正し画像を形成させるプログラムコードを記
    憶したことを特徴とする記憶媒体。
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