JPH11112531A - 送信権譲渡方法及び通信システム - Google Patents

送信権譲渡方法及び通信システム

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JPH11112531A
JPH11112531A JP9270200A JP27020097A JPH11112531A JP H11112531 A JPH11112531 A JP H11112531A JP 9270200 A JP9270200 A JP 9270200A JP 27020097 A JP27020097 A JP 27020097A JP H11112531 A JPH11112531 A JP H11112531A
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Takayuki Watanabe
貴之 渡辺
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Yazaki Corp
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/362Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
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    • H04L12/40Bus networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通信に対応することができるとともに、
通信の効率を向上することのできる送信権譲渡方法及び
通信システムを提供する。 【解決手段】 複数の機器1−2〜1−nと送信権譲渡
機器1−1とが伝送路3に接続され、送信権譲渡機器
が、送信要求回収フレームを各機器に送信すると、各機
器のI/Fは、送信権譲渡機器から送られてくる送信要
求回収フレームに、自己の機器の送信データの緊急度情
報を含む送信要求情報付加して送信し、送信権譲渡機器
のI/Fは、各機器の送信データの緊急度情報を含む送
信要求情報が付加された送信要求回収フレームを回収
し、送信権譲渡部11は、回収された送信要求回収フレ
ームに含まれる各機器の送信データの緊急度情報及び送
信要求情報に基づき送信権を複数の機器のいずれか1つ
の機器に譲渡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路に接続され
た複数の機器において、送信権を獲得した機器がデータ
の送信を行なう送信権譲渡方法及び通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】伝送路に複数の機器が接続され、複数の
機器相互間でデータ通信を行なうネットワークシステム
としては、例えば、特開平5−95361号公報に記載
されたローカルエリアネットワーク管理方式がある。
【0003】このローカルエリアネットワーク管理方式
においては、1つの中央装置と複数の端末装置とが伝送
路によりリング状に接続され、中央装置が各端末装置に
順番にポーリングフレームを送信する。そして、各端末
装置は、データがなしの場合にはポーリング応答フレー
ムを中央装置に送信する。また、各端末装置は、データ
が有りの場合にはメッセージフレームを中央装置に送信
する。
【0004】一方、中央装置は、端末装置からポーリン
グ応答フレームを受信すると、次の端末装置にポーリン
グフレームを送信し、端末装置からメッセージフレーム
を受信すると、宛先端末装置にメッセージフレームを送
信した後、さらに、その次の端末装置にポーリングフレ
ームを送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たローカルエリアネットワーク管理方式にあっては、中
央装置が各端末装置に順番にポーリングフレームを送信
するため、通信に時間がかかり、緊急通信に対応するこ
とができなかった。
【0006】また、データ送信を行なわない端末装置に
あっても送信権が譲渡されるため、通信の無駄が多かっ
た。さらには、各端末装置間の通信は中央装置を介して
通信を行なうため、通信速度が遅くなるという課題を有
していた。
【0007】本発明は、緊急通信に対応することができ
るとともに、通信の効率を向上することのできる送信権
譲渡方法及び通信システムを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成とした。請求項1の発明は、伝
送路に接続され相互に通信を行なう複数の機器の内の1
つの機器である送信権譲渡機器が、前記伝送路の使用権
を表す送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機器に
譲渡する送信権譲渡方法であって、各機器は、前記送信
権譲渡機器から送られてくる送信要求回収フレームに、
自己の機器の送信データの緊急度情報を含む送信要求情
報を付加して送信し、前記送信権譲渡機器は、前記送信
要求回収フレームを各機器に送信し、前記各機器の送信
データの緊急度情報を含む送信要求情報が付加された前
記送信要求回収フレームを前記機器から回収し、回収さ
れた前記送信要求回収フレームに含まれる各機器の送信
要求情報及び緊急度情報に基づき、送信権を前記複数の
機器のいずれか1つの機器に譲渡することを特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明のように、前記送信権譲渡
機器は、前記各機器の送信データの緊急度情報及び各機
器毎の送信要求回数情報に基づき、送信権を前記複数の
機器のいずれか1つの機器に譲渡することを特徴とす
る。
【0010】請求項3の発明のように、前記送信権譲渡
機器は、各機器毎に送信データの緊急度情報を格納する
とともに各機器毎に緊急度情報と送信要求回数情報との
演算情報を前記送信要求情報として送信要求情報テーブ
ルに格納し、この送信要求情報テーブルを参照し、各機
器毎の前記演算情報に基づき送信権を前記複数の機器の
いずれか1つの機器に譲渡することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明のように、前記送信権譲渡
機器は、同一値を持つ前記演算情報が複数個存在し、送
信権の譲渡先が決定できない場合には、前記緊急度情報
に基づき、同一値を持つ演算情報に対応する複数の機器
の内、緊急度の最も高い機器に送信権を譲渡することを
特徴とする。
【0012】請求項5の発明のように、前記送信権譲渡
機器は、前記緊急度の最も高い機器が複数個存在し、送
信権の譲渡先が決定できない場合には、各機器の機器優
先度の最も高い機器に送信権を譲渡することを特徴とす
る。
【0013】請求項6の発明の通信システムは、伝送路
に接続され、相互に通信を行なう複数の機器を備え、前
記複数の機器の内の1つが、前記伝送路の使用権を表す
送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機器に譲渡す
る送信権譲渡機器からなり、各機器は、前記送信権譲渡
機器から送られてくる送信要求回収フレームに、自己の
機器の送信データの緊急度情報を含む送信要求情報を付
加して送信する情報送信手段を有し、前記送信権譲渡機
器は、前記送信要求回収フレームを各機器に送信し、前
記各機器の送信データの緊急度情報を含む送信要求情報
が付加された前記送信要求回収フレームを前記情報送信
手段から回収する送受信手段と、この送受信手段により
回収された前記送信要求回収フレームに含まれる各機器
の送信要求情報及び緊急度情報に基づき、送信権を前記
複数の機器のいずれか1つの機器に譲渡する送信権譲渡
手段とを有することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、送信権譲渡機器が、送
信要求回収フレームを各機器に送信すると、各機器の情
報送信手段は、送信権譲渡機器から送られてくる送信要
求回収フレームに、自己の機器の送信データの緊急度情
報を含む送信要求情報を付加して送信し、送信権譲渡機
器の送受信手段は、各機器の送信データの緊急度情報を
含む送信要求情報が付加された送信要求回収フレームを
情報送信手段から回収し、送信権譲渡手段は、回収され
た送信要求回収フレームに含まれる各機器の送信要求情
報及び緊急度情報に基づき、送信権を複数の機器のいず
れか1つの機器に譲渡するので、送信権を獲得した機器
は、直ちにデータを送信することができるから、緊急通
信に対応することができるとともに、また、送信データ
の有無情報を用いるため、送信のない機器には送信権を
譲渡しなければ、通信の効率を向上することができる。
【0015】請求項7の発明のように、前記送信権譲渡
手段は、各機器の送信データの緊急度情報及び各機器毎
の送信要求回数情報に基づき、送信権を前記複数の機器
のいずれか1つの機器に譲渡することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、送信権譲渡手段は、各
機器の送信データの緊急度情報及び各機器毎の送信要求
回数情報に基づき、送信権を前記複数の機器のいずれか
1つの機器に譲渡するので、緊急度の低い送信データで
あっても、送信要求回数が比較的多ければ、いつまでも
後回しにされることなく送信することができる。
【0017】請求項8の発明のように、前記送信権譲渡
機器は、各機器毎に送信データの緊急度情報を格納する
とともに各機器毎に緊急度情報と送信要求回数情報との
演算情報を前記送信要求情報として格納した送信要求情
報テーブルを有し、前記送信権譲渡手段は、前記送信要
求情報テーブルを参照し、各機器毎の前記演算情報に基
づき送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機器に譲
渡することを特徴とする。
【0018】この発明によれば、送信要求情報テーブル
に格納された緊急度情報と送信要求回数情報との演算情
報を参照し、各機器毎の演算情報に基づき送信権を複数
の機器のいずれか1つの機器に譲渡するので、緊急の送
信に対応できるとともに、緊急度の低いデータにも対応
することができる。
【0019】請求項9の発明のように、前記送信権譲渡
手段は、同一値を持つ前記演算情報が複数個存在し、送
信権の譲渡先が決定できない場合には、前記緊急度情報
に基づき、同一値を持つ演算情報に対応する複数の機器
の内、緊急度の最も高い機器に送信権を譲渡することを
特徴とする。
【0020】この発明によれば、同一値を持つ演算情報
が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定できない場合に
は、緊急度情報に基づき、同一値を持つ演算情報に対応
する複数の機器の内、緊急度の最も高い機器に送信権を
譲渡することで、緊急度の最も高い送信データを優先的
に送信することができる。
【0021】請求項10の発明のように、前記送信権譲
渡手段は、前記緊急度の最も高い機器が複数個存在し、
送信権の譲渡先が決定できない場合には、各機器の機器
優先度の最も高い機器に送信権を譲渡することを特徴と
する。
【0022】この発明によれば、緊急度の最も高い機器
が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定できない場合に
は、各機器の機器優先度の最も高い機器に送信権を譲渡
することで、機器優先度の最も高い機器の送信データを
優先的に送信することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の送信権譲渡方法及
び通信システムの実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1に本発明の通信システムの実施の形態の構
成ブロック図を示す。
【0024】図1に示す通信システムにおいては、複数
の機器1−1〜1−nが伝送路3に接続され、複数の機
器相互間で通信を行なるようになっている。送信権譲渡
機器1−1は、送信権(伝送路使用権)譲渡機能を有す
る機器であり、送信すべきデータを記憶するメモリ5−
1、伝送路3へのデータの送信制御及び伝送路3からの
データの受信制御を行なうインターフェイス(I/F)
7−1、I/F7−1及びメモリ5−1を制御する制御
部9−1、及び送信権譲渡部11を有して構成される。
【0025】メモリ5−1は、送信要求情報を格納した
送信要求情報テーブル13を有する。送信権譲渡部11
は、送信要求情報テーブル13に格納された送信要求情
報を参照して、送信権を他の機器1−2〜1−nのいず
れか1つの機器に譲渡する。機器1−2は、メモリ5−
2、I/F7−2、制御部9−2を有して構成され、機
器1−3〜1−nも機器1−2の構成と同一構成であ
る。
【0026】複数の機器1−1〜1−nは、例えば、コ
ンパクトディスク(CD)、ディジタルビデオディスク
(ディジタルバーサタイルディスクともいう。DV
D)、ナビゲーションシステム(NAVI)、モニタ、
スピーカ、電話、監視装置、センターなどがある。
【0027】送信権譲渡機器1−1は、各機器1−2〜
1−nの送信データの有無、そのデータの緊急度を調査
するための送信要求回収フレームを他の機器1−2〜1
−nに送信する。送信要求情報テーブル13は、他の機
器1−2〜1−nから送信権譲渡機器1−1に回収され
た前記送信要求回収フレームに含まれる前記送信要求情
報に基づき作成される。
【0028】図2に送信要求回収フレームの実施例1を
示す。図2に示す送信要求回収フレームは、アドレスフ
ィールド、コマンドフィールドから構成される。
【0029】アドレスフィールドは、宛先アドレス、送
信元アドレスからなる。コマンドフィールドは、コマン
ド、送信要求情報からなる。送信要求情報は、送信デー
タの有無、レベルからなり、このレベルは、送信データ
の緊急度を示しており、例えば、4段階のレベルからな
る。
【0030】レベル1は緊急の送信を示し、レベル1の
送信要求をした機器に必ず送信権が与えられる。レベル
2は早めの送信を示し、レベル3は通常の通信を示し、
レベル4は遅くても構わない送信を示している。各レベ
ルの先頭には各レベルの開始を示すフラグLSが設けら
れている。また、各レベルの送信要求情報は、複数の機
器1−1〜1−nの個数nに対応してnビットのフラグ
からなり、最下位のフラグは送信権譲渡機器1−1の送
信データの有無を表し、最上位のフラグは、機器1−n
の送信データの有無を表す。フラグが”1”(フラグを
立てる。)である場合には、送信データが有りを表し、
フラグが”0”である場合には、送信データがなしを表
す。
【0031】すなわち、各機器1−2〜1−nは、送信
データがある場合には、レベル毎の自己のフラグを立て
ることで、送信データの有無及びそのデータの緊急度を
送信権譲渡機器1−1に知らせる。図2に示す例では、
レベル1の機器においては、機器1−6に対応するフラ
グが”1”であるので、機器1−6がレベル1であり、
しかも送信データを有する。
【0032】図3に前記送信要求回収フレームの実施例
2を示す。図3に示す送信要求回収フレームは、図2に
示す実施例1の送信要求回収フレームに対して送信要求
情報の構成のみが異なる。送信要求情報は、送信要求情
報として自アドレス及びレベルを各機器毎に設けたもの
であり、各々の自アドレスの先頭にはアドレスの開始を
示すフラグASが設けられている。送信要求をする各機
器1−2〜1−nは、送信要求情報として自アドレスと
送信データのレベルとを送信要求フレームに付加して、
次アドレスの機器に送信する。
【0033】例えば、図3に示す例では、送信要求回収
フレームに最初に機器1−2の自アドレス及びレベル2
が付加され、次に、機器1−5の自アドレス及びレベル
1が付加され、その次に、機器1−nの自アドレス及び
レベル4が付加されている。
【0034】図4に送信要求情報を格納した送信要求情
報テーブルの例1を示し、図5に送信要求情報テーブル
の例2を示し、図6に送信要求情報テーブルの例3を示
し、図7に送信要求情報テーブルの例4を示す。図4か
ら図7までの送信要求情報テーブルは、送信要求回収フ
レームを回収する毎に、変化しているようになってい
る。
【0035】図4に示す送信要求情報テーブル13は、
図2または図3に示す送信要求回収フレームの送信要求
情報を格納したものである。ここでは、送信要求情報と
して、各機器のレベル毎に、調査回数(送信要求回数)
と、レベル値から調査回数値を引いた値(レベル−回
数)とを格納している。図4中の回数が”0”の場合に
は、(レベル−回数)は、値がないことを示す”ff”
であり、除外されている。なお、機器1−nはレベル4
であり、回数が1あるので、(レベル−回数)は”3”
である。
【0036】図4に示す例では、機器1−2がレベル
2、機器1−6がレベル1、機器1−nがレベル4の送
信要求を行なったものである。この場合には、送信権譲
渡機器1−1の送信権譲渡部11は、レベル1の送信要
求があったので、レベル1の機器1−6に送信権を譲渡
する。機器1−6の通信終了後、送信権譲渡機器1−1
は、送信権要求回収フレームを送信する。
【0037】次に、図5に示す送信要求情報テーブル1
3の例2では、図4に示す送信要求情報テーブル13の
状態から、機器1−2がレベル2、機器1−nがレベル
4、新たに機器1−3がレベル3の送信要求を行なった
ものである。この場合には、機器1−2と機器1−nの
送信要求回数は”2”であるため、機器1−2の(レベ
ル−回数)は”0”、機器1−nの(レベル−回数)
は”2”となる。送信権譲渡機器1−1の送信権譲渡部
11は、図5の送信要求情報テーブル13を参照して、
(レベル−回数)が最小となる機器1−2に送信権を譲
渡する。
【0038】次に、図6に示す送信要求情報テーブル1
3の例3では、図5に示す送信要求情報テーブル13の
状態から、機器1−3がレベル3、機器1−nがレベル
4、新たに機器1−6がレベル3の送信要求を行なった
ものである。この場合には、機器1−3の回数は”2”
であり、その機器の(レベル−回数)は”1”となる。
また、機器1−nの回数は”3”であり、その機器の
(レベル−回数)は”1”となる。このため、機器1−
3と機器1−nとの(レベル−回数)は同じとなるが、
機器1−3のレベルが機器1−nのレベルよりも優先順
位が高いため、送信権譲渡機器1−1の送信権譲渡部1
1は、図6の送信要求情報テーブル13を参照して、機
器1−3に送信権を譲渡する。
【0039】次に、図7に示す送信要求情報テーブル1
3の例4では、図6に示す送信要求情報テーブル13の
状態から、機器1−6がレベル3、機器1−nがレベル
4、新たに機器1−2がレベル4の送信要求を行なった
ものである。この場合には、機器1−nの回数は”4”
であるため、その機器の(レベル−回数)は”0”とな
る。送信権譲渡機器1−1の送信権譲渡部11は、図6
の送信要求情報テーブル13を参照して、(レベル−回
数)が最小となる機器1−nに送信権を譲渡する。この
例によれば、調査回数が多い場合には、レベルが低い機
器1−nであっても送信権を獲得することができること
を示している。
【0040】次に、図8のフローチャートを参照して送
信権譲渡機器1−1の動作を説明する。まず、送信権譲
渡機器1−1は、各機器1−2〜1−nの送信データの
有無及びそのデータの緊急度を調査する(ステップS1
1)。この場合、送信権譲渡機器1−1のI/F7−1
は、送信データの有無及びそのデータの緊急度を調査す
るための送信要求回収フレームを他の機器1−2〜1−
nに送信する。
【0041】一方、各機器1−2〜1−nは、送信要求
回収フレームを受信すると、送信データがある場合に
は、その送信要求回収フレームに、図2又は図3に示す
ように、レベル毎の自己のフラグを立てることで、送信
データの有無、そのデータの緊急度を送信権譲渡機器1
−1に知らせる。
【0042】図2の場合には、各機器1−2〜1−n
は、自己のフラグ位置を知らなければならない。このた
め、送信権譲渡機器1−1は、アドレシング後に、各機
器1−2〜1−nにフラグの割り当てを教える送信要求
回収フレームを送信する。各機器1−2〜1−nは、使
用するフラグの割り当てを受けとり、フラグをシフトし
て次の機器に送信要求回収フレームを転送する。
【0043】図9(a)に示す送信要求回収フレームで
は、機器1−2に対応するフラグが”1”であり、機器
1−2は使用するフラグ”1”の割り当てを受けとり、
フラグ”1”を左側に1つだけシフトして、図9(b)
に示す送信要求回収フレームを次の機器1−3に転送す
る。このようにして、機器1−2、機器1−3、機器1
−4、・・・機器1−nへと順番に各機器にフラグの割
り当てを教えていく。なお、各機器は、受信したフラグ
をシフトして自己の割り当てとしてもよい。
【0044】このようにして、各機器1−2〜1−n
は、自己のフラグ位置を知ることで、各機器は、送信デ
ータがある場合には、レベル毎に自己のフラグを立てる
ことで、送信データの有無、及びそのデータの緊急度を
付加した送信要求回収フレームを送信権譲渡機器1−1
に知らせる。例えば、図2に示す送信要求回収フレーム
は、次のような手順で得られる。
【0045】まず、送信権譲渡機器1−1からの送信要
求回収フレームは、機器1−2に送られ、機器1−2で
は、送信データを有する。このため、図2に示す送信要
求回収フレームの送信権の送信要求情報のレベル2の位
置に、自己の機器1−2に対応するフラグを”1”に
し、かつその他のレベルの自己のフラグは”0”のまま
にして、その送信要求回収フレームを機器1−3に転送
する。機器1−3では、送信データを有しないため、そ
の送信要求回収フレームをそのままの状態で、機器1−
4、機器1−5を介して機器1−6に転送する。
【0046】機器1−6では、送信データを有するた
め、図2に示す送信要求回収フレームの送信権の送信要
求情報のレベル1の位置に、自己の機器1−6に対応す
るフラグを”1”にし、かつその他のレベルの自己のフ
ラグは”0”のままにして、その送信要求回収フレーム
を機器1−7に転送する。その送信要求回収フレーム
は、そのままの状態で機器1−7、機器1−8・・・機
器1−nに転送される。
【0047】機器1−nでは、送信データを有するた
め、図2に示す送信要求回収フレームの送信権の送信要
求情報のレベル4の位置に、自己の機器1−nに対応す
るフラグを”1”にし、かつその他の機器のフラグを”
0”にして、その送信要求回収フレームを送信権譲渡機
器1−1に転送する。
【0048】次に、I/F7−1は、送信要求回収フレ
ームが送信権譲渡機器1−1に回収されたか否かを判定
し(ステップS13)、送信要求回収フレームが回収さ
れていない場合には、一定時間待機したか否かを判定す
る(ステップS15)。一定時間待機した場合には、ス
テップS11の処理に戻り、一定時間待機していない場
合には、ステップS13の処理に戻る。
【0049】一方、送信要求回収フレームが回収された
場合には、制御部9−1は、メモリ5−1内の送信要求
情報テーブル13に、回収された送信要求回収フレーム
に付加された送信要求情報等の調査結果を格納する(ス
テップS17)。そして、送信権譲渡部11は、送信要
求情報テーブル13を参照して、レベル1があるかどう
かを判定する(ステップS19)。
【0050】レベル1がある場合には、送信権譲渡部1
1は、レベル1の機器が1つか否かを判定し(ステップ
S21)、レベル1の機器が複数ある場合には、ステッ
プS27の処理に進み、レベル1の機器が1つである場
合には、ステップS31の処理に進む。例えば、図4に
示す送信要求情報テーブル13の例では、機器1−6の
みがレベル1である。
【0051】一方、ステップS19において、レベル1
がない場合には、(レベル−回数)が最小の機器を選択
し、選択された機器が1つか否かを判定する(ステップ
S23)。図5に示す送信要求情報テーブル13の例で
は、(レベル−回数)が最小の機器は機器1−2であ
る。また、図7に示す送信要求情報テーブル13の例で
は、(レベル−回数)が最小の機器は機器1−nであ
る。
【0052】選択された機器が複数ある場合には、レベ
ル値が最小の機器を選択し、選択された機器が1つか否
かを判定する(ステップS25)。図6に示す送信要求
情報テーブル13の例では、機器1−3と機器1−nと
は(レベル−回数)が同じだが、機器1−3の方がレベ
ル値が低いので、機器1−3が選択される。
【0053】選択された機器が複数ある場合には、機器
優先度の高い機器を選択し、選択された機器が1つか否
かを判定する(ステップS27)。図10に車載ネット
ワークシステムにおける機器優先度の一例を示す。車載
ネットワークシステムは、車両に設けられるネットワー
クシステムであり、このネットワークシステムには、伝
送路に、後方監視装置、前方監視装置、電話、交通情報
システム、DVD及びCDなどが接続される。
【0054】この例では、機器優先度1が後方監視装
置、前方監視装置などであり、機器優先度2が電話、交
通情報システム等であり、機器優先度3がDVD、CD
などである。この例では、機器優先度1の後方監視装
置、前方監視装置が選択される。選択された機器が複数
ある場合には、機器のアドレス値により機器を選択する
(ステップS29)。この例では、選択された後方監視
装置、前方監視装置の内の機器のアドレス値が最小の機
器を選択することになる。
【0055】さらに、機器のアドレスが自アドレスか否
かを判定し(ステップS31)、機器のアドレスが自ア
ドレスでない場合には、選択された機器に送信権を譲渡
する(ステップS33)。
【0056】一方、ステップS23において、(レベル
−回数)が最小の機器を選択し、選択された機器が1つ
である場合、ステップS25において、レベル値が最小
の機器を選択し、選択された機器が1つである場合、ス
テップS27において、機器優先度の高い機器を選択
し、選択された機器が1つである場合のいずれか1つに
該当する場合には、ステップS33の処理に進み、選択
された機器に送信権を譲渡する。
【0057】ここでは、送信権譲渡機器1−1は、例え
ば、図11に示すような送信許可フレームを送信する。
この送信許可フレームは、宛先アドレス、送信元アドレ
ス、送信権を示すコマンドを含む。この場合には、宛先
アドレスに選択された機器のアドレスが書き込まれ、送
信元アドレスに送信権譲渡機器1−1のアドレスが書き
込まれる。
【0058】次に、選択された機器は、送信権譲渡機器
1−1から送信許可フレームを受信した場合には、送信
権を獲得するが、送信権を獲得した場合には、送信許可
フレームを正常に受信したことを示すACK(受信成
功)を前記送信許可フレームのコマンドの後に付加し
て、送信権譲渡機器1−1に返送する。
【0059】一方、送信権譲渡機器1−1は、送信権を
獲得した機器からACKが付加された送信許可フレーム
が帰ってきたか否かを判定し(ステップS35)、AC
Kが帰って来ない場合には、一定時間待機したか否かを
判定する(ステップS37)。一定時間待機した場合に
は、ステップS33の処理に戻り、一定時間待機してい
ない場合には、ステップS35の処理に戻る。
【0060】ACKが帰って来た場合には、送信権を獲
得した機器が通信したか否かを判定し(ステップS3
9)、送信権を獲得した機器が通信してない場合には、
一定時間待機したか否かを判定する(ステップS4
1)。一定時間待機した場合には、ステップS33の処
理に戻り、一定時間待機していない場合には、ステップ
S39の処理に戻る。
【0061】送信権を獲得した機器が通信した場合に
は、送信要求情報テーブル13において、通信した機器
の回数を”0”にして(ステップS43)、ステップS
11の処理に戻る。なお、ステップS31において、機
器のアドレスが自アドレスである場合には、送信権譲渡
機器1−1が通信を行ない(ステップS45)、ステッ
プS43の処理に進む。
【0062】このように、複数の機器が接続された通信
システムにおいて、送信権譲渡機器1−1が、各機器1
−2〜1−nの送信データの有無とそのデータの緊急度
とを調査して送信要求情報テーブル13を作成し、この
送信要求情報テーブル13に格納された送信要求情報、
すなわち、各機器の送信データの有無、各機器毎の調査
回数及び緊急度とに基づき、送信権を優先的に付与すべ
き機器を決定するので、緊急の送信に対応することがで
きる。また、緊急度の低い送信データであっても、調査
回数が比較的多ければ、そのデータをいつまでも後回し
にされることなく送信することができる。また、送信デ
ータの有無情報を用いるため、送信のない機器には送信
権を譲渡しなければ、通信の効率を向上することができ
る。
【0063】また、送信権譲渡機器1−1は、送信権を
有する機器が送信を行なう毎に、各機器の送信の有無を
調査し、送信権が与えられた1つの機器だけが送信を行
なう。すなわち、送信権を有する機器は常に1つの機器
のみであり、これによって、伝送路3上でのデータ送信
の衝突を回避することができる。
【0064】なお、本発明の通信システムは、図1に示
すバス型の通信システムに限定されるものではなく、複
数の機器1−1〜1−nが伝送路3によりリング状に接
続されたリング型の通信システム等にも適用可能であ
る。また、実施の形態では、送信権を調査する送信要求
回収フレームとして、2つの実施例を上げたが、これら
に限定されるものではない。
【0065】さらに、実施の形態では、送信データのレ
ベルを4段階としたが、そのレベルは4段階に限定され
るものではなく、その他の段階数であってもよい。ま
た、実施の形態では、(レベル−回数)の計算により送
信権を譲渡する機器を決定していたが、この計算に限定
されるものではない。例えば、(レベル+回数)の計算
により送信権を譲渡する機器を決定するようにしてもよ
い。
【0066】また、図2に示す各機器のフラグ及びレベ
ルの順番、図3に示す機器アドレス、レベルの順番は、
図示したものに限定されるものではなく、その他のやり
方であってもよい。
【0067】なお、機器1−6に送信権を譲渡した後に
は、機器1−6のレベル1の回数を”0”にする。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、送信権譲渡機器が、送
信要求回収フレームを各機器に送信すると、各機器の情
報送信手段は、送信権譲渡機器から送られてくる送信要
求回収フレームに、自己の機器の送信データの緊急度情
報を含む送信要求情報を付加して送信し、送信権譲渡機
器の送受信手段は、各機器の送信データの緊急度情報を
含む送信要求情報が付加された送信要求回収フレームを
情報送信手段から回収し、送信権譲渡手段は、回収され
た送信要求回収フレームに含まれる各機器の送信要求情
報及び緊急度情報に基づき、送信権を複数の機器のいず
れか1つの機器に譲渡するので、送信権を獲得した機器
は、直ちにデータを送信することができるから、緊急通
信に対応することができるとともに、また、送信データ
の有無情報を用いるため、送信のない機器には送信権を
譲渡しなければ、通信の効率を向上することができ、ま
た、データ送信の衝突を回避できる。
【0069】また、送信権譲渡手段は、各機器の送信デ
ータの緊急度情報及び各機器毎の送信要求回数情報に基
づき、送信権を複数の機器のいずれか1つの機器に譲渡
するので、緊急度の低い送信データであっても、送信要
求回数が比較的多ければ、いつまでも後回しにされるこ
となく送信することができる。
【0070】また、送信要求情報テーブルに格納された
緊急度情報と送信要求回数情報との演算情報を参照し、
各機器毎の演算情報に基づき送信権を複数の機器のいず
れか1つの機器に譲渡するので、緊急の送信に対応でき
るとともに、緊急度の低いデータにも対応することがで
きる。
【0071】また、同一値を持つ演算情報が複数個存在
し、送信権の譲渡先が決定できない場合には、緊急度情
報に基づき、同一値を持つ演算情報に対応する複数の機
器の内、緊急度の最も高い機器に送信権を譲渡すること
で、緊急度の最も高い送信データを優先的に送信するこ
とができる。
【0072】また、緊急度の最も高い機器が複数個存在
し、送信権の譲渡先が決定できない場合には、各機器の
機器優先度の最も高い機器に送信権を譲渡することで、
機器優先度の最も高い機器の送信データを優先的に送信
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの実施の形態を示す構成
ブロック図である。
【図2】送信権譲渡機器が送信する送信要求回収フレー
ムの実施例1を示す図である。
【図3】送信権譲渡機器が送信する送信要求回収フレー
ムの実施例2を示す図である。
【図4】送信要求情報テーブルの例1を示す図である。
【図5】送信要求情報テーブルの例2を示す図である。
【図6】送信要求情報テーブルの例3を示す図である。
【図7】送信要求情報テーブルの例4を示す図である。
【図8】送信権譲渡機器の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】各機器にフラグの割り当てを教える例を示す図
である。
【図10】車載ネットワークシステムにおける機器優先
度の例を示す図である。
【図11】選択された機器に送信権を付与する送信要求
回収フレームの一例を示す図である。
【符号の説明】
1−1 送信権譲渡機器 1−2〜1−n 機器 3 伝送路 5−1〜5−n メモリ 7−1〜7−n I/F 9−1〜9−n 制御部 11 送信権譲渡部 13 送信要求情報テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路に接続され相互に通信を行なう複
    数の機器の内の1つの機器である送信権譲渡機器が、前
    記伝送路の使用権を表す送信権を前記複数の機器のいず
    れか1つの機器に譲渡する送信権譲渡方法であって、 各機器は、前記送信権譲渡機器から送られてくる送信要
    求回収フレームに、自己の機器の送信データの緊急度情
    報を含む送信要求情報を付加して送信し、 前記送信権譲渡機器は、前記送信要求回収フレームを各
    機器に送信し、前記各機器の送信データの緊急度情報を
    含む送信要求情報が付加された前記送信要求回収フレー
    ムを前記機器から回収し、 回収された前記送信要求回収フレームに含まれる各機器
    の送信要求情報及び緊急度情報に基づき、送信権を前記
    複数の機器のいずれか1つの機器に譲渡することを特徴
    とする送信権譲渡方法。
  2. 【請求項2】 前記送信権譲渡機器は、前記各機器の送
    信データの緊急度情報及び各機器毎の送信要求回数情報
    に基づき、送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機
    器に譲渡することを特徴とする請求項1記載の送信権譲
    渡方法。
  3. 【請求項3】 前記送信権譲渡機器は、各機器毎に送信
    データの緊急度情報を格納するとともに各機器毎に緊急
    度情報と送信要求回数情報との演算情報を前記送信要求
    情報として送信要求情報テーブルに格納し、 この送信要求情報テーブルを参照し、各機器毎の前記演
    算情報に基づき送信権を前記複数の機器のいずれか1つ
    の機器に譲渡することを特徴とする請求項2記載の送信
    権譲渡方法。
  4. 【請求項4】 前記送信権譲渡機器は、同一値を持つ前
    記演算情報が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定でき
    ない場合には、前記緊急度情報に基づき、同一値を持つ
    演算情報に対応する複数の機器の内、緊急度の最も高い
    機器に送信権を譲渡することを特徴とする請求項3記載
    の送信権譲渡方法。
  5. 【請求項5】 前記送信権譲渡機器は、前記緊急度の最
    も高い機器が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定でき
    ない場合には、各機器の機器優先度の最も高い機器に送
    信権を譲渡することを特徴とする請求項4記載の送信権
    譲渡方法。
  6. 【請求項6】 伝送路に接続され、相互に通信を行なう
    複数の機器を備え、前記複数の機器の内の1つが、前記
    伝送路の使用権を表す送信権を前記複数の機器のいずれ
    か1つの機器に譲渡する送信権譲渡機器からなり、 各機器は、前記送信権譲渡機器から送られてくる送信要
    求回収フレームに、自己の機器の送信データの緊急度情
    報を含む送信要求情報を付加して送信する情報送信手段
    を有し、 前記送信権譲渡機器は、前記送信要求回収フレームを各
    機器に送信し、前記各機器の送信データの緊急度情報を
    含む送信要求情報が付加された前記送信要求回収フレー
    ムを前記情報送信手段から回収する送受信手段と、 この送受信手段により回収された前記送信要求回収フレ
    ームに含まれる各機器の送信要求情報及び緊急度情報に
    基づき、送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機器
    に譲渡する送信権譲渡手段と、を有することを特徴とす
    る通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信権譲渡手段は、各機器の送信デ
    ータの緊急度情報及び各機器毎の送信要求回数情報に基
    づき、送信権を前記複数の機器のいずれか1つの機器に
    譲渡することを特徴とする請求項6記載の通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記送信権譲渡機器は、各機器毎に送信
    データの緊急度情報を格納するとともに各機器毎に緊急
    度情報と送信要求回数情報との演算情報を前記送信要求
    情報として格納した送信要求情報テーブルを有し、 前記送信権譲渡手段は、前記送信要求情報テーブルを参
    照し、各機器毎の前記演算情報に基づき送信権を前記複
    数の機器のいずれか1つの機器に譲渡することを特徴と
    する請求項7記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記送信権譲渡手段は、同一値を持つ前
    記演算情報が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定でき
    ない場合には、前記緊急度情報に基づき、同一値を持つ
    演算情報に対応する複数の機器の内、緊急度の最も高い
    機器に送信権を譲渡することを特徴とする請求項8記載
    の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記送信権譲渡手段は、前記緊急度の
    最も高い機器が複数個存在し、送信権の譲渡先が決定で
    きない場合には、各機器の機器優先度の最も高い機器に
    送信権を譲渡することを特徴とする請求項9記載の通信
    システム。
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US09/160,582 US6301241B1 (en) 1997-10-02 1998-09-25 Transmission right assigning method and communication system
DE19845448A DE19845448A1 (de) 1997-10-02 1998-10-02 Übertragungsrechtzuordnungsverfahren und zugehöriges Kommuniktionssystem

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