JPH11111849A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11111849A
JPH11111849A JP26573997A JP26573997A JPH11111849A JP H11111849 A JPH11111849 A JP H11111849A JP 26573997 A JP26573997 A JP 26573997A JP 26573997 A JP26573997 A JP 26573997A JP H11111849 A JPH11111849 A JP H11111849A
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JP
Japan
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layer
wirings
wiring
semiconductor device
insulating film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26573997A
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English (en)
Inventor
Koichi Abe
康一 阿部
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一層の配線間、上下層の配線間を問わずクロ
ストークノイズが小さく抑えられ、誤動作の防止が図ら
れた半導体装置を提供する。 【解決手段】下層配線13,14,15と、これら下層
配線13,14,15どうしの間に回り込むように形成
されたシールド層16を有する層間絶縁膜12と、上層
配線18と、絶縁膜17とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線構造の半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上述のような半導体装置で
は、内部に形成されたトランジスタや抵抗等の素子どう
しを接続して電子回路を構成するために、アルミニウム
等の金属配線が多層にわたり形成されている。図4は、
従来の半導体装置の、多層配線構造の一部を示す断面図
である。
【0003】図4に示す半導体装置40には、その半導
体装置40を構成する基板41上に、図示しないトラン
ジスタが作り込まれそれらトランジスタを結ぶ配線が形
成されるが、この図4にはその配線の一つとして、紙面
の垂直方向に互いに平行に隣接して形成された下層配線
43,44,45が示されている。これら下層配線4
3,44,45上には層間絶縁膜42が形成されてお
り、さらにその層間絶縁膜42上の、下層配線44が形
成された直上に上層配線47が形成され、さらに上層配
線47上にも絶縁膜46が形成されている。
【0004】このように構成された半導体装置40で
は、下層配線43,44,44が互いに平行に隣接して
形成されている部分において、それらの下層配線間、例
えば下層配線43,44間および下層配線44,45間
それぞれに寄生容量Cc1,寄生容量Cc2が生じる。さら
に、図4に示すように、下層配線44の直上に上層配線
47が形成されている場合、下層配線44と上層配線4
7との間にも寄生容量C p が生じる。
【0005】下層配線43,44,45もしくは上層配
線47を伝わる信号が変化すると、その信号変化が寄生
容量Cc1,Cc2,Cp を通じて他の配線に伝わり、その
配線上を伝達する信号に対しノイズとして作用しその配
線に接続されたデバイスに誤動作を引き起こす場合があ
る。このノイズは一般にクロストークノイズと呼ばれて
いる。
【0006】特開平6−84913号公報にクロストー
クノイズの発生を抑えた半導体装置が提案されている。
図5は、その公報に提案された半導体装置の、多層配線
構造の一部を示す断面図である。図5に示す半導体装置
50は、図4に示す半導体装置40の構成に加え、層間
絶縁膜42と上層配線47との間に、グラウンドに接続
されたシールド層51が形成され、さらにその上に絶縁
膜52が形成されている。このシールド層51により、
下層配線44と上層配線47との間のクロストークノイ
ズの発生が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の、シー
ルド層51によりクロストークノイズの発生を防止する
技術では、下層配線44と上層配線47との間のクロス
トークノイズは防止されるものの、同一層内どうしの間
で生じるクロストークノイズはそのままであるため、同
一層内の配線間でのクロストークノイズにより、半導体
装置50が誤動作する場合が考えられる。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、同一層の配線
間、上下層の配線間を問わずクロストークノイズが小さ
く抑えられ、誤動作の防止が図られた半導体装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体装置は、 (1)下層配線 (2)下層配線上に形成された層間絶縁膜 (3)層間絶縁膜上に形成された上層配線 (4)層間絶縁膜内に、同一層内の配線どうしの間に回
り込むように形成されたシールド層を備えたことを特徴
とする。
【0010】近年半導体製造技術が進歩し配線どうしの
間隔も狭まりつつあり、クロストークノイズは益々大き
な問題となりつつある。前述した公報に示された技術の
場合、層の異なる配線間でのクロストークノイズは防止
できるものの、同一層内の配線どうしの間で生じるクロ
ストークノイズの防止には役に立たず、半導体装置が誤
動作する場合がある。本発明の半導体装置は、同一層内
の配線どうしの間に、シールド層が回り込むように形成
されているため、層の異なる配線間でのクロストークノ
イズを防止したまま、同一層内の配線どうしの間で生じ
るクロストークノイズも低減され、半導体装置の誤動作
を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1実施形態の半導体装置
の、多層配線構造の一部を示す断面図である。図1に示
す半導体装置10には、その半導体装置10を構成する
基板11上に、図示しないトランジスタが作り込まれそ
れらトランジスタを結ぶ配線が形成されるが、この図1
にはその配線の一つとして、紙面の垂直方向に互いに平
行に隣接して形成された下層配線13,14,15が示
されている。これら下層配線13,14,15上に層間
絶縁膜12が形成されている。この層間絶縁膜12内に
は、下層配線13,14間および下層配線14,15間
に回り込むように、グラウンドに接続されたシールド層
16が形成されている。さらに、層間絶縁膜12上の、
下層配線14に対向する位置に上層配線18が形成され
ており、上層配線18上にも絶縁膜17が形成されてい
る。
【0012】本実施形態の半導体装置10では、グラウ
ンドに接続されたシールド層16が、下層配線13,1
4間および下層配線14,15間に回り込むように形成
されているため、層の異なる配線13,14,15と配
線18どうしのクロストークノイズを防止したまま、下
層配線13,14,15どうしの間で生じるクロストー
クノイズも低減され、半導体装置10の誤動作を防止す
ることができる。
【0013】次に、図1に示す半導体装置10の製造過
程について説明する。下層配線13,14,15を形成
するには、先ずスパッタによりアルミ層を堆積し、次に
フォトレジストを塗布し露光を行う。さらに、アルミ層
に対してエッチングを施し、その後フォトレジストを水
溶液で除去する。すると、アルミ層の一部が残る。この
ようにして、下層配線13,14,15を形成する。
【0014】さらに、下層配線13,14,15上に、
層間絶縁膜12の下部をCVD(Chemical V
aper Deposition)法により堆積する。
堆積にあたっては、下層配線13,14間および下層配
線14,15間それぞれの部分が凹状になるように堆積
する。次に、層間絶縁膜12の下部の形状に沿ってシー
ルド層16を堆積する。さらにシールド層16の上に、
CVD法により層間絶縁膜12の上部を堆積する。この
ようにして、下層配線13,14,15どうしの間に回
り込むようにシールド層16が形成された層間絶縁膜1
2を得る。
【0015】次に、層間絶縁膜12上に、前述した下層
配線13,14,15と同様の方法で上層配線18を形
成し、さらに絶縁膜17をCVD法により堆積する。こ
のようにして、配線間どうしの間で生じる寄生容量が低
減された半導体装置10を製造する。図2は、本発明の
第2の実施形態の半導体装置の、多層配線構造の一部を
示す断面図、図3は、図2に示す半導体装置の平面図で
ある。
【0016】この半導体装置20は、図1に示す半導体
装置10と比較し、上層配線18に代えて上層配線2
1,22が形成されている。またシールド層16に開孔
部16aが形成され、その開孔部16aを介して下層配
線14が上層配線21とコンタクト23で接続され、か
つ上層配線22とシールド層16がコンタクト24で接
続されている。このように、シールド層16を挟んで、
互いに配線層が異なる下層配線14と上層配線21を接
続する場合は、シールド層16にコンタクト23の外形
寸法よりも大きな寸法を有する開孔部16aを形成し、
この開孔部16aを介して下層配線14と上層配線21
をコンタクト23で接続する。このように接続すること
により、クロストークノイズが小さく抑えられ誤動作の
防止が図らる。
【0017】尚、本実施形態では、シールド層をグラウ
ンドに接続したが、シールド層を電源に接続してもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一層の配線間、上下層の配線間を問わずクロストーク
ノイズが小さく抑えられ、誤動作の防止が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の半導体装置の、多層配
線構造の一部を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の半導体装置の、多層
配線構造の一部を示す断面図である。
【図3】図2に示す半導体装置の平面図である。
【図4】従来の半導体装置の、多層配線構造の一部を示
す断面図である。
【図5】特開平6−84913号公報に提案された半導
体装置の、多層配線構造の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20 半導体装置 11 基板 12 層間絶縁膜 13,14,15 下層配線 16 シールド層 16a 開孔部 17 絶縁膜 18,21,22 上層配線 23,24 コンタクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層配線と、 該下層配線上に形成された層間絶縁膜と、 該層間絶縁膜上に形成された上層配線と、 該層間絶縁膜内に、同一層内の配線どうしの間に回り込
    むように形成されたシールド層とを備えたことを特徴と
    する半導体装置。
JP26573997A 1997-09-30 1997-09-30 半導体装置 Withdrawn JPH11111849A (ja)

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JP26573997A JPH11111849A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 半導体装置

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JPH11111849A true JPH11111849A (ja) 1999-04-23

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JP26573997A Withdrawn JPH11111849A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 半導体装置

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