JPH0282555A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0282555A
JPH0282555A JP23558888A JP23558888A JPH0282555A JP H0282555 A JPH0282555 A JP H0282555A JP 23558888 A JP23558888 A JP 23558888A JP 23558888 A JP23558888 A JP 23558888A JP H0282555 A JPH0282555 A JP H0282555A
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JP
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wiring
conductive layer
wirings
insulating film
interlayer insulating
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JP23558888A
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Nobuo Owada
伸郎 大和田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に関し、特に、半導体基板上に複
数層の配線層を有する半導体装置に適用して有効な技術
に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、電子機器には、益々、データ処理の高速化、及び
機能の大規模化が要求されている。この要求に従い、L
SIを構成する回路素子の高速動作化、及び高集積化が
なされている。
しかし、LSIは、それを構成する回路素子の動作速度
が速くなればなるほど、また、高集積化すればするほど
、雑音(以下、ノイズという)に対しては弱くなる。
特に問題となるノイズとして、静電透導や電磁誘導など
の誘導現象によって生じる誘導ノイズがある。
例えば、静電誘導ノイズは、配線間に形成される配線容
量を介して配線相互間に誘起されるノイズである。
上記配線容量については、例えば、日刊工業新聞社、昭
和62年9月29日発行rcMOsデバイスハンドブッ
クJP367〜P371に記載がある。
この文献には、LSIにおいては、回路素子の微細化に
伴い、接合容量やゲート容量は減少するが、配線長が同
じ場合には配線容量はそれほど低減されず、また、負荷
容量全体中に占める配線容量の割合は増大することが説
明されている。
そして、同一配線層における配線長を短縮し、かつ、配
線容量を低減させるには多層配線構造が有効であると説
明されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の技術においては、異なる配線層間に生
じる配線容量についての配慮がなされていないことが本
発明者によって見出された。
このため、ある配線層の配線で電圧変動があった場合、
配線容量を介してその下層(あるいは上層)の配線に、
静電誘導ノイズが生じ、回路を誤動作させる問題があっ
た。
しかも、従来は、配線を多層化し、同一配線層内で、互
いに平行して走る配線の配線長を短くする等によって、
それらの配線間に生じる配線容量を低減させていたが、
誘導ノイズを防止する点については、充分な効果が得ら
れていなかった。
特に、LSIが高速化し、信号の立ち上がり時間が短く
なるほど誘導しやすい高周波が発生し、誘導ノイズが大
きくなるので、このような誘導ノイズの問題は一層顕著
となる。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その
目的は、配線層相互間に生じる誘導現象を低減させ、誘
導現象による回路の誤動作を防止することのできる技術
を提供することにある。
本発明の他の目的は、配線層相互間に生じる誘導現象の
低減と併せて、同一配線層の配線相互間に生じる誘導現
象を低減することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、半導体基板上に形成された複数層の配線層を
隔てる層間絶縁膜の間に、基準電位に接続された導電層
を介在させた半導体装置構造である。
また、導電層の一部が、その下方の配線層に形成された
配線間に配設されている半導体装置構造である。
〔作用〕
上記した手段によれば、導電層が、上下層の配線相互間
の誘導現象による結合を遮蔽するため、この結合を介し
て配線層相互間に誘起される誘導ノイズが防止される。
さらに、配線間に配設された導電層が同一配線層に形成
された配線間の誘導現象による結合を低減させるため、
この結合を介して配線相互間に誘起される誘導ノイズが
低減される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である半導体装置を示す半導
体ペレットの要部断面図、第2図(a)〜0)はこの半
導体装置の製造工程を示す半導体ペレットの部分断面図
、第3図(a)、(b)は配線間に生じる電気力線の状
態を模式的に示す配線の断面図である。
第1図に示すように、シリコン(Si)単結晶等からな
る半導体基板(以下、基板という) 1の上面には、二
酸化ケイ素(S 102 )等からなるフィールド酸化
膜2が形成されている。
フィールド酸化膜2の上面には、リンケイ酸ガラス(p
hospho 5ilicate glass: 以下
、PSGという)等からなる絶縁膜3が堆積されている
絶縁膜3の上面には、例えば、アルミニウム(Al)−
シリコン(S i) −1i! (Cu)合金からなる
複数の信号用の配線4aが所定の間隔をおいて所定の形
状にパターンニングされており、これにより、第1配線
層が形成されている。
なお、配線材料をAt−3i−Cu合金とした理由ハ、
ストレスマイグレーションやエレクトロマイグレション
等を低減、させるためである。
そして、絶縁膜3の上面には、配線4a上に形成された
パイヤホール部5aを除いて、各配置4aの表面を被覆
するように、5i02等からなる眉間絶縁膜6aが堆積
されている。
本実施例においては、層間絶縁膜6aの上面の全域に、
例えば、チタンやタングステン、あるいはその酸化物か
らなる導電層7aが堆積されてぃる。
導電層7aは、層間絶縁膜6aの上面に配線4aによる
段差が生じているため、その一部が弯曲した状態で各配
線4a間に配設されている。
また、導電層7aは、回路系における低インピーダンス
で安定な基準電位、例えば、グランド(以下、GNDと
いう) 8に電気的に接続されるようになっている。
導電層7aの上面には、層間絶縁膜6bが堆積されてい
る。層間絶縁膜6bは、例えば、SiO2S OG (
Spin On glass)  S i 02の3層
構造からなり、その上面は、ステップカバレージの観点
から平坦化されている。
眉間絶縁膜6bの上面には、例えば、Al−8i−Cu
合金からなる複数の信号用の配線4bが、所定の間隔を
おいて配線4aと同じ方向に配置されており、これによ
り、第2配線層が形成されている。
第2配線層の配線4bと第1配線層の配線4aとの電気
的な接続は、パイヤホール部5aを介してなされている
この場合、配線4bと導電層7aとを絶縁する必要があ
るため、パイヤホール部5aの内壁面に沿ってS i 
02等からなるサイドウオール9aが形成されている。
サイドウオール9aは、配線4bと導電層7aとを絶縁
する上、さらに、表面がラウンド状にエツチングされて
いるため、バイヤホールの形状に起因する上層配線のス
テップカバレージの劣化を防止している。
層間絶縁膜6bの上面には、第2配線層の配線4b上に
形成されたパイヤホールll5bを除いて、第2配線層
の各配線4bを被覆するように5i02等からなる眉間
絶縁膜6Cが堆積されている。
層間絶縁膜6Cの上面には、GND8に接続された導電
層7aが堆積されてふり、さらにその上面には、平坦化
された層間絶縁膜6dが堆積されている。なお、層間絶
縁膜6dも層間絶縁膜6bと同じく、例えば、SiO□
−S OG  S IOxの3層構造となっている。
層間絶縁膜6dの上面には、例えば、A1−3i−Cu
合金からなる複数の信号用の配線4Cが所定の間隔をお
いて配線4bと同じ方向に配置されており、これにより
、第3配線層が形成されている。
第3配線層の配線4Cと第2配線層の配線4bとの電気
的な接続は、パイヤホール部5bを介してなされている
したがって、パイヤホール部5bにおいても、配線4C
と導電層7aとを絶縁する必要があるため、バイヤホー
ル部5bの内壁面に沿ってサイドウオール9bが形成さ
れている。
層間絶縁膜6dの上面には、さらに、第3配線層の配線
4Cを被覆するように、表面保護膜10が堆積されてい
る。
なお、この表面保護膜10は、下層から順に、例えば、
PSG膜とシリコン窒化(S 1=N=)膜とを堆積さ
れてなり、下層のPSG膜により、配線4Cのストレス
マイグレーション等が低減され、その上層のSi*Na
膜により、ナトリウム(Na)イオンや水分等から各配
線4Cが保護されている。
このような半導体ウェハ11の図示しない素子形成領域
には、トランジスタやコンデンサ等の素子が形成されて
いる。そして、これら素子が配線4a〜4c、及び図示
しない電源電圧用の配線(GND用の配線を含む)によ
って結線され、ダイナミックRAM回路などのメモリ回
路が構成されている。
このような半導体ウェハ11を形成するには、例えば、
次のようにする。
まず、第2図(a)に示すように、選択酸化(LOG 
OS :Local 0xidation of 5i
licon)  法などにより、基板1上の素子分離領
域にフィールド酸化膜2を形成する。
その後、図示はしないが、このフィールド酸化膜2に囲
まれた素子形成領域にトランジスタやコンデンサ等の素
子を形成する。
そして、フィールド酸化膜2の上に絶縁膜3を、例えば
プラズマCVD法により堆積し、次いで堆積された絶縁
膜3の所定部分にコンタクトホール(図示せず)を開孔
形成する。
次に、絶縁膜3の上面に、Aj!−3i−Cu合金膜を
スパッタリング法などにより堆積した後、堆積された合
金膜を、例えば、反応性イオンエツチング(React
ive Ion Etching; 以下、RIEとい
う)法によりパターン形成グして、第2図ら)に示す配
線4aを形成する。
その後、絶縁膜3上に各配線4aを被覆するように、層
間絶縁膜6aをCVD法などにより堆積し、その上面に
、例えば、スパッタリング法により、チタンやタングス
テンあるいはその酸化物からなる導電層7aを堆積する
次に、第2図(C)に示すように、導電層7aの上面に
層間絶縁膜6bを形成する。
層間絶縁膜6bは、まず、SiO□膜をプラズマCVD
法などにより堆積し、次いで、その上に、SOG膜を塗
布ふよびベーク後、さらに、その上にAj!−3i−C
u合金との密着性を良好にするため、プラズマCVD法
などにより5iCh 膜を堆積して形成する。
次に、第2図(社)に示すように、RIE法などによっ
て、配線4a上にパイヤホール部5aを開孔形成する。
その後、第2図(e)に示すように、層間絶縁膜6bの
上面に例えばSin、膜12をCVD法などにより堆積
する。
そして、第2図(flに示すように、SiO□膜12を
RIE法などにより除去し、パイヤホール部りa内にサ
イドウオール9aを形成する。この際、サイドウオール
9aの表面がラウンド状にエツチングされるとともに、
サイドウオール9aを通して露出している下層の配線4
aの表面が軽くエツチングされる。
次に、第2図((至)に示すように、層間絶縁膜6bの
上面に、第1配線層と同じようにAβ−3i−Cu合金
をスパッタリング法等により堆積し、配線4bをRIE
法等によりパターン形成する。
その後、上記工程を繰り返し、第2図(5)に示すよう
に、層間絶縁膜6c、導電層7a、層間絶縁膜6dを順
に堆積し、次いでパイヤホール部5bを開孔形成する。
そして、第2図(i)に示すように、パイヤホール部5
b内に上記サイドウオール9aと同様にしてサイドウオ
ール9bを形成し、次いで、第2図(」)に示すように
、配線4Cを形成する。
最後に、PSG膜、Si、N、膜を順にプラズマCVD
法などにより堆積して表面保護膜10 (第1図)を形
成し、その後、図示はしないがレジストパターンをマス
クにパッケージとの接続を行う電極の部分に開孔部をエ
ツチングで形成する。
次いで、レジスト膜を除去し、電極を形成した後、所定
の検査を行い、半導体ウェハ11をスクライビングし、
切断された半導体ペレットを所定のパッケージに封止す
る。この際、導電層7aは、例えば、パッケージのGN
Dピンと接続され、半導体装置が製造される。
次に、配線容量による静電誘導ノイズを例に、本実施例
の作用を第3図(a)、 (b)を用いて説明する。
なお、第3図(b)は、導電層7aが形成されていない
と仮定した場合における配線4d、4d相互間、配線4
e、4e相互間、及び配線4d、4e相互間の電気力線
の状態を示す。また、破線は、電気力線を示している。
まず、異なる配線層の配線4b、4c相互間に誘起され
る静電誘導ノイズについて説明する。
配線4bと導電層7aとは、また、配線4cと導電層7
aとは、第3図(a)の電気力線で示すように、それぞ
れ静電容量によって結合される。
しかし、導電層7aは、GND8と電気的に接続されて
いるため、例えば、配線4bで電圧変動が生じ、導電層
7aにノイズ電圧が誘起されても、このノイズ電圧はG
ND8へ除去され、配線4Cにはノイズ電圧は誘起され
ない。
このように導電層7aは、異なる配線層の配線4b、4
c相互間を静電遮蔽する。言い換えると、配線4b、4
c相互間は、容量結合されないため、配線4b、4c相
互間には、静電誘導ノイズが誘起されない。
次に、同一配線層の配線4b、4b相互間、及び配線4
c、4c相互間に誘起される静電誘導ノイズについて説
明する。
配線4b、4b相互間においては、電気力線が導電層7
aに向かっているとともに、導電層7aの一部が配線4
b、4b間に湾曲した状態で配設されているため、上記
異なる配線層の配線4b。
4C相互間と同様の作用により、配線4b、4b相互間
の容量結合も大幅に低減する。
したがって、同一配線層の配線4b、4b相互間に誘起
される静電誘導ノイズも防止される。
また、第3図(a)に示すように、配線4c、4c相互
間に生じている電気力線は、その多(が導電層7aに向
かうとともに、導電層7aがない第3図(社)の場合と
比べ、その数が少なくなっている。
すなわち、第3図(a)は、配線4c、4c相互間の容
量結合が低減していることが示されている。
したがって、同一配線層の配線4c、4c相互間に誘起
される静電誘導ノイズも防止される。
このように本実施例によれば、次の効果を得ることがで
きる。
(1)8層間絶縁!l!6a、6bの間、及び層間絶縁
膜5c、5dの間の各々に導電層7aを形成したことに
より、配線4a、4b相互間、及び配線4b。
4C相互間に生じる配線容量が低減するため、容量結合
を介して異なる配線層相互間に誘起される静電誘導ノイ
ズが防止される。
(2)、同一配線層における配線4a、4a相互間、配
線4b、4b相互間、及び配線4c、配線4c相互間の
配線容量が低減するため、容量結合を一部して同一配線
層の配線4a、4a相互間、配線4b、4b相互間、及
び配線4c、配線4C相互間に誘起される静電誘導ノイ
ズが防止される。
(3)、上記(1)、(2)により、静電誘導ノイズに
よる回路の誤動作が防止されるため、信頼性の高い半導
体装置が提供される。
(4)、上記(1)、(2)により、信号のSN比(s
ignal ta noise ratio )が向上
する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
例えば、導電層は、チタンやタングステンあるいはその
酸化物に限定されるものではなく、種々適用可能であり
、例えば、窒化チタン等でも良い。
また、実施例においては、導電層が、下方に弯曲した状
態となっているが、これに限定されるものではなく、例
えば、さらに配線を多層化する場合には、導電層を平坦
化しても良い。
この場合、第4図(a)に示すように、同一配線層にお
ける配線4b、4b相互間、及び配線4c。
4c相互間における電気力線は、その多くが導電層7b
に向かうとともに、その数は、導電層7bがない第4図
(6)の場合と比べ、少なくなっている。
したがって、平坦化された導電層7bによっても、同一
配線層の配線4b、4b相互間、配線4c、4c相互間
の静電誘導ノイズが防止される。
ところで、導電層が平坦化されていると、導電層の上方
の配線層に配線を形成する場合、この配線と、導電層の
下方の配線層に形成された配線との位置合わせが困難に
なることが考えられる。
そこで、このような場合には、導電層で被覆された半導
体ウェハ上に形成されているマスクマークに、例えば、
280nmより長波長側の光を照射し、その反射光を検
出することにより、配線パターンが描かれたマスク基板
の位置合わせを精度良く行うことができる。
したがって、このような場合には、導電層を280nm
より長波長側の光が透過できる材料で構成すると良い。
また、実施例においては、導電層を層間絶縁膜の上面の
全域に形成した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、配線が長い区間にわたり平
行する部分や、インピーダンスが高い配線が形成された
部分、あるいは接続している回路素子が高速である配線
が形成された部分など、特に誘導ノイズが生じ易い部分
にのみ形成しても良い。
また、本実施例において導電層は、静電誘導現象によっ
て配線相互間に誘起される静電誘導ノイズの防止に効果
があると説明しているが、これに限定されるものではな
く、例えば、電磁誘導現象によって配線相互間に形成さ
れた相互インダクタンスを低減し、配線相互間に誘起さ
れる電磁誘導ノイズを防止することにおいても同じく効
果がある。
また、層間絶縁膜の平坦化は、SOG膜による方法に限
定されるものではなく、種々変更可能であり、例えば、
エッチバック法やECRプラズマCVD法などでも良い
また、メモリ回路は、ダイナミックRAM回路に限定さ
れるものではなく、種々適用可能であり、例えば、スタ
ティックRAM回路等でも良い。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるメモリ回路を備えた
半導体装置に適用した場合について説明したが、これに
限定されず種々適用可能であり、例えば、論理回路が構
成された他の半導体装置に適用することもできる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
すなわち、半導体基板上に形成された複数の配線層を隔
てる眉間絶縁膜の間に、基準電位に接続された導電層を
介在させたことにより、誘導現象による配線相互間の結
合が、導電層により低減されるため、配線相互間に誘起
される誘導ノイズが防止される。
また、前記導電層の一部が、その下方の配線層に形成さ
れた配線間に配設されていることにより、異なる配線層
間に誘起される誘導ノイズが防止される上、さらに、同
一配線層における配線間の誘導現象による結合が、導電
層により低減されるため、同一配線層間の配線相互間に
誘起される誘導ノイズも防止される。
【図面の簡単な説明】
第111i!Iは本発明の一実施例である半導体装置を
示す半導体ペレットの要部断面図、 第2図(a)〜0)はこの半導体装置の製造工程を示す
半導体ペレ、ットの部分断面図、 第3図(a)、ら)は配線間に生じる電気力線の状態を
模式的に示す配線の断面図、 第4図(a)は導電層を平坦化した場合における配線間
に生じる電気力線の状態を模式的に示す配線の断面図、 第4図(b)は導電層が、形成されていない場合の配線
間に生じる電気力線の状態を模式的に示す配線の断面図
である。 ■・・・半導体基板、2・・・フィールド酸化膜、3・
・・絶縁膜、4a〜4e・・・配線、5a、5b・・・
パイヤホール部、6a〜6d・・・層間絶縁膜、?a、
7b・・・導電層、8・・・GND (基準電位)、9
a、9b・・・サイドウオール、10・・・表面保護膜
、11・・・半導体ウェハ 12・・・SiO□膜。 第2図 代理人 弁理士 筒 井 大 和 第 図 (a) (b) 第 図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に形成された複数の配線層を隔てる層
    間絶縁膜の間に、基準電位に接続された導電層を介在さ
    せたことを特徴とする半導体装置。 2、前記導電層の一部が、その下方の配線層に形成され
    た配線間に配設されていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
JP23558888A 1988-09-19 1988-09-19 半導体装置 Pending JPH0282555A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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