JPH11109804A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109804A
JPH11109804A JP9267344A JP26734497A JPH11109804A JP H11109804 A JPH11109804 A JP H11109804A JP 9267344 A JP9267344 A JP 9267344A JP 26734497 A JP26734497 A JP 26734497A JP H11109804 A JPH11109804 A JP H11109804A
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Japan
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trouble
image
image forming
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supply
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JP9267344A
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Yukihiro Nezu
幸宏 根津
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラブルの実体に即した処理が可能な画像形成
装置を提供すること。 【解決手段】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
像形成装置において、電気的エネルギを受取り、受取ら
れた電気的エネルギを各部へ供給する供給手段と、原稿
画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する読取
画像を提供する画像読取手段(4)と、画像読取手段か
ら提供される読取画像に基づき、画像を形成する画像形
成手段(6)と、画像読取手段による原稿画像の読取り
から、画像形成手段による画像の形成までの間のトラブ
ルを検知するトラブル検知手段(91)と、このトラブ
ル検知手段によりトラブルが検知されたとき、検知され
たトラブルの種類に応じて、供給手段から画像読取手段
及び画像形成手段への電気的エネルギの供給をカットす
る制御手段(91)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿画像を読取
り、この読取られた原稿画像に相当する読取画像に基づ
き画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機のような画像形成装置には、
自動的に電源スイッチを切断するような機能が搭載され
ている。この自動電源切断機能は、例えば、画像形成装
置に何らかのトラブルが発生したときに働く。ここで、
定着装置のトラブルについて簡単に説明する。定着装置
は、画像を用紙に確実に定着させるためのものである。
この定着装置には、ヒータが設けられており、このヒー
タの熱により画像が用紙に定着される。このヒータは、
約200度になるように制御されている。ところが、こ
のヒータにトラブルが発生し、ヒータの温度が200度
を大幅に越えた場合、画像形成装置の電源は自動的に切
断される。これにより、画像形成装置へのダメージを最
小限に抑えることができる。
【0003】また、上記した自動電源切断機能は、画像
形成装置が所定時間以上利用されなかったときにも働
く。これは、エネルギの無駄を低減するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置において
発生するトラブルの中には、電源を切断しない方が望ま
しい場合もある。ところが、従来の画像形成装置に搭載
された自動電源切断機能は、トラブルの種類に関係無く
働き、電源が切断される。そのため、従来の画像形成装
置では、無用な電源の切断により生じる不具合が問題と
なっていた。
【0005】ここで、電源を切断しない方が望ましいケ
ースの一例について説明する。画像形成装置には、用紙
を搬送するための搬送ローラ及びこの搬送ローラを駆動
させるための搬送モータが設けられている。画像形成装
置内で用紙詰りが発生すると、この用紙詰りの影響によ
り搬送モータがロックしてしまうことがある。このよう
にして搬送モータがロックされた場合には、モータ制御
回路により搬送モータの駆動が停止されるようになって
いる。このような場合には、電源を切断しない方が望ま
しい。しかし、このような場合にも、自動電源切断機能
が働き、電源が切断される。電源切断後、用紙詰りを起
した用紙が除去されれば問題はない。ところが、用紙詰
りを起した用紙が除去されずに放置される場合もあり得
る。このような場合に、再度、電源が投入されると、一
旦は、搬送モータの駆動が再開される。このように、再
三、ロックされた搬送モータの駆動が再開されると、搬
送モータには多大な負担がかけられ、モータが損傷する
という不具合が発生することもある得る。
【0006】また、上記したように、自動電源切断機能
は、トラブル発生時に機能するだけでなく、画像形成装
置が所定時間以上利用されなかった場合にも機能する。
このため、従来の画像形成装置では、何が原因で自動電
源切断機能が働いたのか知ることができないという問題
があった。そのため、トラブルが解消されていないにも
かかわらず、電源の再投入が繰返され、その結果、画像
形成装置に多大なダメージを与えてしまうこともあっ
た。
【0007】この発明の目的は、上記問題点に鑑みなさ
れたものであって、下記の画像形成装置を提供すること
にある。
【0008】(1)トラブルの実体に即した処理が可能
な画像形成装置。
【0009】(2)電源切断原因をユーザに知らせるこ
とが可能な画像形成装置。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、以下の如く構成されている。
【0011】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部から電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を形成する画像形成手段と、前記画像読取手
段による原稿画像の読取りから、前記画像形成手段によ
る画像の形成までの間のトラブルを検知するトラブル検
知手段と、このトラブル検知手段によりトラブルが検知
されたとき、検知されたトラブルの種類に応じて、前記
供給手段から前記画像読取手段及び前記画像形成手段へ
の電気的エネルギの供給をカットする制御手段とを備え
ている。
【0012】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部から電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を形成する画像形成手段と、前記画像読取手
段による原稿画像の読取りから、前記画像形成手段によ
る画像の形成までの間の第1のトラブルを検知する第1
のトラブル検知手段と、前記画像読取手段による原稿画
像の読取りから、前記画像形成手段による画像の形成ま
での間の前記第1のトラブルと異なる第2のトラブルを
検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1のトラブ
ル検知手段により前記第1のトラブルが検知されたとき
には、前記供給手段から前記画像読取手段及び前記画像
形成手段への電気的エネルギの供給を継続し、前記第2
のトラブル検知手段により前記第2のトラブルが検知さ
れたときには、前記供給手段から前記画像読取手段及び
前記画像形成手段への電気的エネルギの供給をカットす
る制御手段とを備えている。
【0013】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部から電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
と、前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する
搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段
と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段
と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手
段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動
制御されているにもかかわらず、前記駆動検出手段によ
り前記搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1の
トラブルを検知する第1のトラブル検知手段と、前記搬
送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御されてい
ないにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記搬送
駆動手段の駆動が検出されているとき、第2のトラブル
を検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1のトラ
ブル検知手段により前記第1のトラブルが検知されたと
きには、前記供給手段から前記画像読取手段及び前記画
像形成手段への電気的エネルギの供給を継続し、前記第
2のトラブル検知手段により前記第2のトラブルが検知
されたときには、前記供給手段から前記画像読取手段及
び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給をカット
する制御手段とを備えている。
【0014】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部から電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
と、前記画像形成手段により画像が形成された被画像形
成媒体に対して熱を加えて、この被画像形成媒体に形成
された画像をこの被画像形成媒体に定着させる定着手段
と、この定着手段の温度値を検出する温度検出手段と、
前記被画像形成媒体を前記画像形成手段及び前記定着手
段へ搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬
送駆動手段と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動
制御手段と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆
動検出手段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手
段が駆動制御されているにもかかわらず、前記駆動検出
手段により前記搬送駆動手段の駆動が検出されないと
き、第1のトラブルを検知する第1のトラブル検知手段
と、前記温度検出手段により前記定着手段の温度値が所
定温度値以上になったことが検出されたとき、第2のト
ラブルを検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1
のトラブル検知手段により前記第1のトラブルが検知さ
れたときには、前記供給手段から前記画像読取手段及び
前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を継続し、
前記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブル
が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
カットする制御手段とを備えている。
【0015】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部から電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、光源と、この光源から発せられる
光を原稿画像に照射し、この原稿画像からの反射光を受
光し、この受光された反射光に反映された原稿画像の像
を提供する画像画像読取手段と、前記画像読取手段から
提供される前記原稿画像の像に基づき、画像を被画像形
成媒体に形成する画像形成手段と、前記光源の発光を制
御する発光制御手段と、前記光源の発光を検出する発光
検出手段と、前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ
搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬送駆
動手段と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御
手段と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検
出手段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が
駆動制御されているにもかかわらず、前記駆動検出手段
により前記搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第
1のトラブルを検知する第1のトラブル検知手段と、前
記発光制御手段により前記光源が発光制御されていない
にもかかわらず、前記発光検出手段により前記光源の発
光が検出されているとき、第2のトラブルを検知する第
2のトラブル検知手段と、前記第1のトラブル検知手段
により前記第1のトラブルが検知されたときには、前記
供給手段から前記画像読取手段及び前記画像形成手段へ
の電気的エネルギの供給を継続し、前記第2のトラブル
検知手段により前記第2のトラブルが検知されたときに
は、前記供給手段から前記画像読取手段及び前記画像形
成手段への電気的エネルギの供給をカットする制御手段
とを備えている。
【0016】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部からの電気的エ
ネルギの提供の有無を切換える切換手段と、この切換手
段による切換えに伴い、外部から提供される電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を形成する画像形成手段と、前記画像読取手
段による原稿画像の読取りから、前記画像形成手段によ
る画像の形成までの間のトラブルを検知するトラブル検
知手段と、各種トラブルに対応した複数のトラブル情報
を記憶する記憶手段と、各種情報を案内する案内手段
と、前記トラブル検知手段によりトラブルが検知された
とき、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報の
中から、この検知されたトラブルに対応したトラブル情
報を検索し、この検索されたトラブル情報を所定のタイ
ミングで案内する案内情報として設定する設定手段と、
前記トラブル検知手段によりトラブルが検知され、且つ
前記設定手段により案内情報の設定が完了したとき、前
記供給手段から前記画像読取手段及び前記画像形成手段
への電気的エネルギの供給をカットする第1の制御手段
と、この第1の制御手段の制御により、前記供給手段か
ら前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エ
ネルギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切
換えに伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが
提供されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を
前記案内手段に出力させる第2の制御手段とを備えてい
る。
【0017】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部からの電気的エ
ネルギの提供の有無を切換える切換手段と、この切換手
段による切換えに伴い、外部から提供される電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を形成する画像形成手段と、前記画像読取手
段による原稿画像の読取りから、前記画像形成手段によ
る画像の形成までの間の第1のトラブルを検知する第1
のトラブル検知手段と、前記画像読取手段による原稿画
像の読取りから、前記画像形成手段による画像の形成ま
での間の前記第1のトラブルと異なる第2のトラブルを
検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1及び第2
のトラブルに対応した複数のトラブル情報を記憶する記
憶手段と、各種情報を案内する案内手段と、前記第1の
トラブル検知手段により前記第1のトラブルが検知され
たとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報
の中から、この検知された第1のトラブルに対応したト
ラブル情報を検索し、この検索されたトラブル情報を前
記案内手段に出力させる第1の制御手段と、前記第2の
トラブル検知手段により前記第2のトラブルが検知され
たとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報
の中から、この検知された第2のトラブルに対応したト
ラブル情報を検索し、この検索されたトラブル情報を所
定のタイミングで案内する案内情報として設定する設定
手段と、前記第1のトラブル検知手段により前記第1の
トラブルが検知されたときには、前記供給手段から前記
画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
の供給を継続し、前記第2のトラブル検知手段により前
記第2のトラブルが検知され、且つ前記設定手段により
案内情報の設定が完了したときには、前記供給手段から
前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネ
ルギの供給をカットする第2の制御手段と、この第1の
制御手段の制御により、前記供給手段から前記画像読取
手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給が
カットされ、且つ前記切換手段による切換えに伴い、外
部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供されたと
き、前記設定手段に設定された案内情報を前記案内手段
に出力させる第3の制御手段とを備えている。
【0018】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部からの電気的エ
ネルギの提供の有無を切換える切換手段と、この切換手
段による切換えに伴い、外部から提供される電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
と、前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する
搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段
と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段
と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手
段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動
制御されているにもかかわらず、前記駆動検出手段によ
り前記搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1の
トラブルを検知する第1のトラブル検知手段と、前記搬
送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御されてい
ないにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記搬送
駆動手段の駆動が検出されているとき、第2のトラブル
を検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1及び第
2のトラブルに対応した複数のトラブル情報を記憶する
記憶手段と、各種情報を案内する案内手段と、前記第1
のトラブル検知手段により前記第1のトラブルが検知さ
れたとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情
報の中から、この検知された第1のトラブルに対応した
トラブル情報を検索し、この検索されたトラブル情報を
前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、前記第2
のトラブル検知手段により前記第2のトラブルが検知さ
れたとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情
報の中から、この検知された第2のトラブルに対応した
トラブル情報を検索し、この検索されたトラブル情報を
所定のタイミングで案内する案内情報として設定する設
定手段と、前記第1のトラブル検知手段により前記第1
のトラブルが検知されたときには、前記供給手段から前
記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
ギの供給を継続し、前記第2のトラブル検知手段により
前記第2のトラブルが検知され、且つ前記設定手段によ
り案内情報の設定が完了したときには、前記供給手段か
ら前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エ
ネルギの供給をカットする第2の制御手段と、この第1
の制御手段の制御により、前記供給手段から前記画像読
取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給
がカットされ、且つ前記切換手段による切換えに伴い、
外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供されたと
き、前記設定手段に設定された案内情報を前記案内手段
に出力させる第3の制御手段とを備えている。
【0019】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部からの電気的エ
ネルギの提供の有無を切換える切換手段と、この切換手
段による切換えに伴い、外部から提供される電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、原稿画像を読取り、この読取られ
た原稿画像に相当する読取画像を提供する画像読取手段
と、前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基
づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
と、前記画像形成手段により画像が形成された被画像形
成媒体に対して熱を加えて、この被画像形成媒体に形成
された画像をこの被画像形成媒体に定着させる定着手段
と、この定着手段の温度値を検出する温度検出手段と、
前記被画像形成媒体を前記画像形成手段及び前記定着手
段へ搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬
送駆動手段と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動
制御手段と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆
動検出手段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手
段が駆動制御されているにもかかわらず、前記駆動検出
手段により前記搬送駆動手段の駆動が検出されないと
き、第1のトラブルを検知する第1のトラブル検知手段
と、前記温度検出手段により前記定着手段の温度値が所
定温度値以上になったことが検出されたとき、第2のト
ラブルを検知する第2のトラブル検知手段と、前記第1
及び第2のトラブルに対応した複数のトラブル情報を記
憶する記憶手段と、各種情報を案内する案内手段と、前
記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブルが
検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラ
ブル情報の中から、この検知された第1のトラブルに対
応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブル
情報を前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、前
記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブルが
検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のトラ
ブル情報の中から、この検知された第2のトラブルに対
応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブル
情報を所定のタイミングで案内する案内情報として設定
する設定手段と、前記第1のトラブル検知手段により前
記第1のトラブルが検知されたときには、前記供給手段
から前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的
エネルギの供給を継続し、前記第2のトラブル検知手段
により前記第2のトラブルが検知され、且つ前記設定手
段により案内情報の設定が完了したときには、前記供給
手段から前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電
気的エネルギの供給をカットする第2の制御手段と、こ
の第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前記
画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
の供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換えに
伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供さ
れたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記案
内手段に出力させる第3の制御手段とを備えている。
【0020】この発明は、電気的エネルギの供給を受け
て機能する画像形成装置において、外部からの電気的エ
ネルギの提供の有無を切換える切換手段と、この切換手
段による切換えに伴い、外部から提供される電気的エネ
ルギを受取り、この受取られた電気的エネルギを各部へ
供給する供給手段と、光源と、この光源から発せられる
光を原稿画像に照射し、この原稿画像からの反射光を受
光し、この受光された反射光に反映された原稿画像の像
を提供する画像画像読取手段と、前記画像読取手段から
提供される前記原稿画像の像に基づき、画像を被画像形
成媒体に形成する画像形成手段と、前記光源の発光を制
御する発光制御手段と、前記光源の発光を検出する発光
検出手段と、前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ
搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動させる搬送駆
動手段と、この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御
手段と、前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検
出手段と、前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が
駆動制御されているにもかかわらず、前記駆動検出手段
により前記搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第
1のトラブルを検知する第1のトラブル検知手段と、前
記発光制御手段により前記光源が発光制御されていない
にもかかわらず、前記発光検出手段により前記光源の発
光が検出されているとき、第2のトラブルを検知する第
2のトラブル検知手段と、前記第1及び第2のトラブル
に対応した複数のトラブル情報を記憶する記憶手段と、
各種情報を案内する案内手段と、前記第1のトラブル検
知手段により前記第1のトラブルが検知されたとき、前
記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報の中から、
この検知された第1のトラブルに対応したトラブル情報
を検索し、この検索されたトラブル情報を前記案内手段
に出力させる第1の制御手段と、前記第2のトラブル検
知手段により前記第2のトラブルが検知されたとき、前
記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報の中から、
この検知された第2のトラブルに対応したトラブル情報
を検索し、この検索されたトラブル情報を所定のタイミ
ングで案内する案内情報として設定する設定手段と、前
記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブルが
検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取手
段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を継
続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2のト
ラブルが検知され、且つ前記設定手段により案内情報の
設定が完了したときには、前記供給手段から前記画像読
取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給
をカットする第2の制御手段と、この第1の制御手段の
制御により、前記供給手段から前記画像読取手段及び前
記画像形成手段への電気的エネルギの供給がカットさ
れ、且つ前記切換手段による切換えに伴い、外部から前
記供給手段へ電気的エネルギが提供されたとき、前記設
定手段に設定された案内情報を前記案内手段に出力させ
る第3の制御手段とを備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0022】まず、図1〜図4を参照して、この発明の
実施の一形態に係る画像形成装置について説明する。図
1は、この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の外
観を示す斜視図である。図2は、この発明の実施の一形
態に係る画像形成装置の内部構造を示す概略図である。
図3は、この発明の実施の一形態に係る画像形成装置制
御系を示す概略図である。図4は、この発明の実施の一
形態に係る画像形成装置の操作パネル部を示す概略図で
ある。
【0023】図1に示すように、画像形成装置2の装置
本体10の上部には、原稿カバーを兼ねシート状の原稿
を自動的に一枚ずつ送る自動原稿送り装置(以下、AD
Fと称する)7が開閉自在に設けられている。装置本体
10の上面前部には、コピー条件並びにコピー開始を指
示するための各種操作キー及び各種表示器等を備えた操
作パネル部200が設けられている。この操作パネル部
200については、後に詳しく説明する。
【0024】装置本体10の右側部には、小容量の用紙
が収納できる給紙カセット57と、大容量の用紙が収納
できる大容量給紙カセット55とがそれぞれ着脱自在に
設けられている。尚、給紙カセット57は、用紙を手差
しで供給するための手差しトレイ56を備えている。
【0025】装置本体10の下部には、給紙カセット5
2、53、54が着脱自在に設けられている。これら給
紙カセット各々には、同一サイズの用紙が横方向及び縦
方向に収納されており、必要に応じて選択されるように
なっている。装置本体10の左側部には、コピー済みの
用紙を受けるフィニッシャ80が設けられている。
【0026】続いて、図2を参照して、画像形成装置の
内部構造について説明する。
【0027】図2に示すように、装置本体10内には、
画像読取手段として機能するスキャナ部4、及び画像形
成手段として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0028】装置本体10の上面には、読取対象物(原
稿D)が載置される透明なガラスからなる原稿載置台1
2が設けられている。ADF7は、この原稿載置台12
に対して開閉可能に配設され、原稿載置台12に載置さ
れた原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さえと
しても機能する。
【0029】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つま
り、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対
16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿
載置台12の所定位置へ搬送される。なお、ここでは原
稿下取り出しのADF7について説明するが、原稿上取
り出しのADFを適用するようにしてもよい。
【0030】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、および
排紙ローラ23が配設されている。スキャナ部4により
画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、
フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7
上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を
読み取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬
送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ロ
ーラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18に
より原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0031】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。第1のキャリッジ27は、原稿載置台
12と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベ
ルト等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下
方を往復移動される。
【0032】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0033】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0034】一方、プリンタ部6は、レーザ露光装置4
0を備えている。レーザ露光装置40は、光源としての
半導体レーザ41と、半導体レーザ41から出射された
レーザ光を連続的に偏向する走査部材としてのポリゴン
ミラー36と、ポリゴンミラー36を後述する所定の回
転数で回転駆動する走査モータとしてもポリゴンモータ
37と、ポリゴンミラーからのレーザ光を偏向して後述
する感光体ドラム44へ導く光学系42とを備えてい
る。このような構成のレーザ露光装置40は、装置本体
10の図示しない支持フレームに固定支持されている。
【0035】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報に応じてオン・オフ制御
され、このレーザ光はポリゴンミラー36および光学系
42を介して感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラ
ム44周面を走査することにより感光体ドラム44周面
上に静電潜像を形成する。
【0036】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され所望の静電潜
像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム
周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感
光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤と
してのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像
器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、及び感光体ド
ラム44周面の除電する除電ランプ51が順に配置され
ている。
【0037】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量給紙カセッ
ト55が設けられ、この大容量給紙カセット55には、
使用頻度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サ
イズのコピー用紙Pが大量に収納されている。また、大
容量給紙カセット55の上方には、手差しトレイ56を
兼ねた給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0038】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量給紙カセット55から感光体ドラム44と転写チャ
ージャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送
路58が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ1
98を備えた定着装置60が設けられている。定着装置
60に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形
成され、排出口61にはフィニッシャ80が装着されて
いる。
【0039】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍、および大容
量給紙カセット55の近傍には、カセットあるいは大容
量給紙カセット55から用紙Pを一枚づつ取り出すピッ
クアップローラ63がそれぞれ設けられている。また、
搬送路58には、ピックアップローラ63により取り出
されたコピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数
の給紙ローラ対64が設けられている。
【0040】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0041】ピックアップローラ63により各カセット
から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ローラ
対64によりレジストローラ対65へ送られる。そし
て、コピー用紙Pは、レジストローラ対65により先端
が整位された後、転写部に送られる。
【0042】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してフィニッシャ80上へ排出され
る。
【0043】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0044】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。
【0045】その後、コピー用紙Pは、搬送路58、定
着装置60および排紙ローラ69を介してフィニッシャ
80に排紙される。フィニッシャ80は排出される文書
を一部単位で揃えて貯めたり、必要に応じて一部単位で
ステープル止めし貯めていくものである。
【0046】続いて、図3を参照して、画像形成装置の
制御系について説明する。
【0047】図3に示すように、画像形成装置は、主と
して、主制御部90内のメインCPU91と、スキャナ
部4のスキャナCPU100と、プリンタ部6のプリン
タCPU110と、操作パネル部200のパネルCPU
132の4つのCPUで構成される。
【0048】メインCPU91は、プリンタCPU11
0と共有RAM95を介して双方向通信を行うものであ
り、メインCPU91は動作指示をだし、プリンタCP
U110は状態ステータスを返すようになっている。プ
リンタCPU110とスキャナCPU100はシリアル
通信を行い、プリンタCPU110は動作指示をだし、
スキャナCPU100は状態ステータスを返すようにな
っている。また、メインCPU91はパネルCPU13
2にも接続されており、パネルCPU132から各種指
示を受けたり、パネルCPU132に対して各種指示を
渡したりする。
【0049】主制御部90は、メインCPU91、RO
M92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画
像処理部96、ページメモリ制御部97、及びページメ
モリ98によって構成されている。
【0050】メインCPU91は、主制御部90の全体
を制御するものである。ROM92は、制御プログラム
が記憶されているものである。RAM93は、一時的に
データを記憶するものである。NVM94は、バッテリ
(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリ
である。共有RAM95は、メインCPU91とプリン
タCPU110との間で、双方向通信を行うために用い
るものである。
【0051】画像処理部96は、画像データの圧縮又は
伸長等の各種画像処理を行うものである。ページメモリ
制御部97は、ページメモリ98に画像データを記憶し
たり、読出したりするものである。ページメモリ98
は、圧縮された画像データを頁単位で記憶するものであ
り、複数頁の画像データを記憶する記憶領域を有してい
る。
【0052】スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制
御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶
されているROM101、データ記憶用のRAM10
2、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ10
3、露光ランプ25並びにミラー26、27、28等を
移動させるモータの回転を制御するスキャンモータドラ
イバ104、画像補正部105、露光部106などによ
って構成されている。
【0053】画像補正部105は、CCDセンサ34か
らのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
換回路と、CCDセンサ34のばらつきあるいは周囲の
温度変化などに起因するCCDセンサ34からの出力信
号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するため
のシェーディング補正回路と、シェーディング補正回路
からのシェーディング補正されたディジタル信号を一旦
記憶するラインメモリによって構成されている。
【0054】露光部106は、露光ランプ制御部106
a、露光ランプ25、及び自動露光センサ106bなど
により構成されている。自動露光センサ106bは、露
光ランプの光量を検出し、光量検出信号を出力するもの
である。露光ランプ制御部106aは、スキャナCPU
100からの指示に基づき、露光ランプをオン/オフ制
御する。例えば、原稿画像の読取りが必要な場合、メイ
ンCPU91から露光ランプオンの指示が出される。こ
のメインCPU91からの露光ランプオンの指示に基づ
き、スキャナCPU100は、露光ランプ制御部106
aに対して露光ランプオンの指示を出す。このスキャナ
CPU100からの露光ランプオンの指示に基づき、露
光ランプ制御部106aは露光ランプ25をオンする。
また、スキャナCPU100は、自動露光センサ106
bから出力される光量検出信号に基づき、露光ランプ2
5の光量を所定の光量に制御する指示を出力する。この
スキャナCPU100からの指示に基づき、露光ランプ
制御部106aは、露光ランプ25を制御し、露光ラン
プ25の光量が所定の光量に制御される。
【0055】プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制
御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶
されているROM111、データ記憶用のRAM11
2、半導体レーザ41による発光をオン/オフするレー
ザドライバ113、レーザユニット40のポリゴンモー
タ37の回転を制御するポリゴンモータドライバ11
4、給紙部115、帯電チャージャ45、現像器46、
転写チャージャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現
像プロセス部116、定着部117、およびオプション
部118によって構成されている。
【0056】給紙部115は、モータ制御部115a、
モータ115b、及びモータ回転検出センサ115cな
どにより構成されている。モータ制御部115aは、モ
ータ115の回転駆動を制御するものである。モータ1
15bは、自身の回転駆動を搬送ローラに伝達し、搬送
ローラを駆動させるものである。モータ回転検出センサ
115cは、モータ115bの回転を検出するものであ
る。
【0057】定着部117は、定着ランプ制御部117
a、定着ランプ198、及び温度検出センサ117bな
どにより構成されている。定着ランプ制御部117a
は、定着ランプ198をオン/オフ制御するものであ
る。温度検出センサ117bは、定着ランプ198の温
度を検出し、温度検出信号を出力するものである。
【0058】例えば、定着ランプ198の点灯が必要な
場合、メインCPU91から定着ランプオンの指示が出
される。このメインCPU91からの定着ランプオンの
指示に基づき、プリンタCPU110は、定着ランプ制
御部117aに対して定着ランプオンの指示を出す。こ
のプリンタCPU110からの定着ランプオンの指示に
基づき、定着ランプ制御部117aは定着ランプ198
をオンする。また、プリンタCPU110は、温度検出
センサ117bから出力される温度検出信号に基づき、
定着ランプ198を所定の温度に制御する指示を出力す
る。このプリンタCPU110からの指示に基づき、定
着ランプ制御部117aは、定着ランプ198を制御
し、定着ランプ198が所定の温度に制御される。
【0059】また、画像処理部96、ページメモリ9
8、画像補正部105、レーザドライバ113は、画像
データバス120によって接続されている。
【0060】操作パネル部200には、この操作パネル
部200を制御するパネルCPU132が設けられてい
る。このパネルCPU132には、タッチパネルを備え
たメッセージ表示部134、及び各種操作指示の入力を
受け付ける入力部136、各種案内を警告音に置き換え
て案内するブザー138が接続されている。なお、メッ
セージ表示部134は、案内手段として機能する。
【0061】続いて、図4を参照して、操作パネル部2
00について説明する。
【0062】操作パネル部200には、複写機能を実行
するための複写モードを設定する複写ボタン202、フ
ァクシミリ機能を実行するためのFAXモードを設定す
るFAXボタン204、及びプリンタ機能を実行するた
めのプリンタモードを設定するプリンタボタン206が
設けられている。なお、この実施形態では、オプション
としてのファクシミリが接続されていないのでファクシ
ミリ機能は実行できないものとする。
【0063】また、操作パネル部200には、複写モー
ドにおいて複写枚数などの数値を入力するためのテンキ
ー208、複写の開始を指示する複写ボタン210、複
写枚数を訂正するときや複写動作を停止させるときなど
に使用されるクリア/ストップボタン212、選択した
モードや各種設定した条件等をすべてクリアするオール
クリアボタン214、及び、複写倍率(読取倍率)を設
定するための倍率設定ボタン216が設けられている。
【0064】さらに、操作パネル部200には、画像を
形成したい用紙のサイズを選択設定するための用紙サイ
ズボタン218、原稿台に載置された原稿のサイズを検
知して自動的に用紙サイズを設定する自動用紙選択ボタ
ン220、原稿サイズを設定するための原稿サイズボタ
ン222、及び、用紙サイズボタン218によって設定
された用紙サイズと検知した原稿サイズとに基づいて自
動的に複写倍率を設定する自動倍率選択ボタン224が
設けられている。
【0065】これらの各種設定ボタンの他に、さらに、
設定されたモードの内容や操作手順などの案内情報を表
示させる操作ガイドボタン226、予熱状態を設定する
予熱ボタン228、プリンタ部の動作中に割り込みを指
示する割り込みボタン230などが設けられている。
【0066】そして、この操作パネル部200の略中央
には、装置の状態、操作手順、及び、ユーザに対して各
種のメッセージを文字や図形で表示するタッチパネル式
の液晶表示装置(LCD)によって構成された表示パネ
ル240が設けられている。この表示パネル240は、
各機能毎にその操作が画面を表示するものである。
【0067】続いて、この発明のポイントについて説明
する。この発明のポイントを説明するにあたり、図2及
び図3から要所を抽出してまとめた図5を参照して説明
する。
【0068】まず、図5について簡単に説明する。
【0069】制御部300は、制御手段及び設定手段並
びにトラブル検知手段としての機能するメインCPU9
1、制御手段及びトラブル検知手段としての機能するス
キャナCPU100、制御手段及びトラブル検知手段と
しての機能するプリンタCPU110の機能を含む制御
部と仮定する。
【0070】また、この制御部300には、記憶手段と
して機能するNVM94も含まれるものと仮定する。こ
のNVM94には、各種トラブルに対応した複数のトラ
ブル情報が記憶される。そして、トラブルが発生したと
きに、このNVM94に記憶されている複数のトラブル
情報の中から、発生したトラブルに対応したトラブル情
報が検索される。検索されたトラブル情報は、所定のタ
イミングで表示部134に出力される。なお、このトラ
ブル情報の出力のタイミング等については後に詳しく説
明するものとする。
【0071】図5に示す制御部300には、モータ制御
部115a、モータ回転検出センサ115c、露光ラン
プ制御部106a、自動露光センサ106b、定着ラン
プ制御部117a、温度検出センサ117b、操作パネ
ル部200、及び電源装置302などが接続されてい
る。
【0072】駆動制御手段として機能するモータ制御部
115aは、搬送駆動手段として機能するモータ115
の回転駆動を制御するものである。モータ115bは、
自身の回転駆動を搬送手段として各種ローラに伝達し、
各種ローラを駆動させるものである。各種ローラとは、
ピックアップローラ14、給紙ローラ15、アライニン
グローラ対16、排紙ローラ22及び23、ピックアッ
プローラ63、給紙ローラ対64、レジストローラ対6
5、給紙ローラ対68、排紙ローラ対69などである。
駆動検出手段として機能するモータ回転検出センサ11
5cは、モータ115bの回転を検出するものである。
【0073】発光制御部として機能する露光ランプ制御
部106aは、光源として機能する露光ランプ25をオ
ン/オフ制御する。発光検出手段として機能する自動露
光センサ106bは、露光ランプ25の光量を検出す
る。また、この露光ランプ制御部106aと露光ランプ
25との間には、サーモスタット106cが挿入されて
いる。露光ランプ25が所定温度を越えて高温になった
とき、このサーモスタット106cにより露光ランプ制
御部106aと露光ランプ25とで構成された回路が切
断される。
【0074】定着手段として機能する定着ランプ制御部
117aは、同じく定着手段として機能する定着ランプ
198をオン/オフ制御する。温度検出手段として機能
する温度検出センサ117bは、定着ランプ198の温
度値を検出する。また、この定着ランプ制御部117a
と定着ランプ198との間には、サーモスタット117
cが挿入されている。定着ランプ198が所定温度を越
えて高温になったとき、このサーモスタット106cに
より定着ランプ制御部117bと定着ランプ198とで
構成された回路が切断される。
【0075】電源装置302は、制御部300、モータ
制御部115a、露光ランプ制御部106a、定着ラン
プ制御部117aなどに外部から提供される電力を供給
する。電源スイッチ301は、外部からの電力の供給の
有無を切換える切換スイッチである。つまり、電源スイ
ッチ301がオフにされると、外部からの電力が電源装
置302へ供給されなくなる。逆に、電源スイッチ30
1がオンにされると、外部からの電力が電源装置302
へ供給される。また、この電源スイッチ301は、制御
部300により制御されている。従って、制御部300
の制御により、この電源スイッチ301はオン/オフさ
れる。
【0076】続いて、図6のフローチャートを参照し
て、各種トラブル処理について説明する。図6は、各種
トラブル処理について説明するフローチャートである。
【0077】ユーザにより、電源スイッチがオンされる
と(ST10、YES)、トラブルチェックが行われる
(ST12)。このトラブルチェックは、メインCPU
91、プリンタCPU110、及びスキャナCPU10
0により実行される。
【0078】トラブルが検知され(ST14、YE
S)、検知されたトラブルがモータトラブルその1の場
合には(ST16、YES)、メインCPU91の制御
により、モータトラブル処理その1が実行される(ST
100)。
【0079】トラブルが検知され(ST14、YE
S)、検知されたトラブルがモータトラブルその2の場
合には(ST16、NO)(ST18、YES)、メイ
ンCPU91の制御により、モータトラブル処理その2
が実行される(ST200)。
【0080】トラブルが検知され(ST14、YE
S)、検知されたトラブルが定着ランプトラブルの場合
には(ST16、NO)(ST18、NO)(ST2
0、YES)、メインCPU91の制御により、定着ラ
ンプトラブル処理が実行される(ST300)。
【0081】トラブルが検知され(ST14、YE
S)、検知されたトラブルが露光ランプトラブルの場合
(ST16、NO)(ST18、NO)(ST20、N
O)(ST22)、メインCPU91の制御により、露
光ランプトラブル処理が実行される(ST400)。
【0082】モータトラブルその1は、次のようにして
検知される。例えば、モータ制御部115aにより、モ
ータ115bが駆動するように制御されているとする。
このとき、モータ回転検出センサ115cにより、モー
タ115bの駆動が全く検出されない場合、又はモータ
115bの所定の駆動が検出されない場合には、モータ
トラブルその1が検出される。つまり、このモータトラ
ブルその1は、モータ115bが駆動しないトラブルで
ある。このようなトラブルは、用紙詰りなどに起因して
発生する。
【0083】モータトラブルその2は、次のようにして
検知される。例えば、モータ制御部115aにより、モ
ータ115bが停止するように制御されているとする。
このとき、モータ回転検出センサ115cにより、モー
タ115bの駆動が検出された場合、モータトラブルそ
の2が検出される。つまり、このモータトラブルその2
は、モータ115bが駆動し続けるトラブルである。
【0084】定着ランプトラブルは、次のようにして検
知される。例えば、定着ランプ制御部117aにより、
定着ランプ198が所定温度、例えば200度に制御さ
れているとする。このとき、温度検出センサ117bに
より、250度以上の温度値が検出された場合、定着ラ
ンプトラブルが検出される。
【0085】露光ランプトラブルは、次のようにして検
知される。例えば、露光ランプ制御部106aにより、
露光ランプ25が消灯するように制御されているとす
る。このとき、自動露光センサ106bにより、露光ラ
ンプから所定の光量が検出された場合、露光ランプトラ
ブルが検出される。
【0086】続いて、図7のフローチャートを参照し
て、モータトラブル処理その1について説明する。図7
は、モータトラブル処理その1について説明するフロー
チャートである。因みに、このモータトラブル処理その
1は、メインCPU91の制御により実行される。
【0087】まず、モータ制御部115aによりモータ
115bが停止するよう制御される(ST102)。そ
して、メインCPU91の制御により、NVM94に記
憶された複数のトラブル情報の中から、モータトラブル
その1に関するトラブル情報が検索される(ST10
4)。そして、メインCPU91の制御により、この検
索されたモータトラブルその1に関するトラブル情報が
表示部134に出力される(ST106)。このとき、
表示部134には、例えば、「異常発生。モータがロッ
クしているため用紙が搬送できません。メンテナンスを
受けて下さい。」が表示される。その後、電源オンのま
ま、メンテナンス待ち状態となる(ST108)。
【0088】つまり、モータトラブル処理その1では、
モータトラブルその1に関する情報が表示部134に出
力されるとともに、電源オンのままメンテナンス待ち状
態となる。これにより、ユーザはトラブルの原因を知る
ことができる。また、モータトラブルその1の場合には
電源をオフにしない方が望ましく、このモータトラブル
処理その1では電源をオフにしない。従って、このモー
タトラブル処理その1では、トラブルに適した処理が実
行されることになる。
【0089】続いて、図8のフローチャートを参照し
て、モータトラブル処理その2について説明する。図8
は、モータトラブル処理その2について説明するフロー
チャートである。因みに、このモータトラブル処理その
2は、メインCPU91の制御により実行される。
【0090】まず、メインCPU91の制御により、N
VM94に記憶された複数のトラブル情報の中から、モ
ータトラブルその2に関するトラブル情報が検索される
(ST202)。そして、メインCPU91の制御によ
り、この検索されたモータトラブルその2に関するトラ
ブル情報が表示部134に出力される(ST204)。
このとき、表示部134には、例えば、「異常発生。モ
ータが駆動し続けているため強制的に電源を切断しま
す。メンテナンスを受けて下さい。」が表示される。そ
して、メインCPU91の制御により、モータトラブル
その2に関するトラブル情報が、電源再投入時に出力さ
れるように設定される(ST206)。その後、メイン
CPU91の制御により、例えば5秒経過すると(ST
208、YES)、電源スイッチ301がオフされる
(ST210)。
【0091】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST212、YES)、サービスモードが
実行されなければ(ST214、NO)、メインCPU
91の制御により、モータトラブルその2に関するトラ
ブル情報が表示部134に出力される(ST216)。
このとき、表示部134には、例えば、「異常発生。モ
ータが駆動し続けているため強制的に電源を切断しま
す。メンテナンスを受けて下さい。」が表示される。そ
の後、メインCPU91の制御により、例えば5秒経過
すると(ST218、YES)、電源スイッチ301が
オフされる(ST210)。
【0092】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST212、YES)、サービスモードが
実行されるとする(ST214、YES)。サービスモ
ードとは、画像形成装置に対して各種メンテナンスを行
うためのモードである。通常、このサービスモードは、
この画像形成装置の保守を行う係員により実行される。
このサービスモードは、操作部200から所定の入力操
作をすることにより実行される。サービスモードが実行
され、係員によりトラブルが解除されるとする。このと
き、係員は、電源再投入時に、モータトラブルその2に
関するトラブル情報が表示部134に出力されないよう
に、トラブル情報の出力設定解除を行う。トラブル情報
の出力設定解除が行われ(ST220)、係員により、
電源スイッチ301がオフされると(ST222)、モ
ータトラブル処理その2は完了する。この後、ユーザに
より、電源スイッチ301がオンされても、モータトラ
ブルその2に関するトラブル情報が案内表示部134に
出力されない。
【0093】モータトラブル処理その2によれば、モー
タトラブルその2が発生した場合に、強制的に電源をオ
フすることにより、このモータトラブルその2によるダ
メージを最小限に抑えることができる。また、このモー
タトラブル処理その2では、トラブルが解消していない
時点で電源が再投入されると、モータトラブルその2に
関するトラブル情報が表示される。これにより、ユーザ
に対して、画像形成装置にトラブルが発生していること
を知らせることができる。勿論、そのトラブルの内容も
知らせることができる。これにより、ユーザにより何度
となく電源が再投入されるという事態を避けることがで
きる。
【0094】続いて、図9のフローチャートを参照し
て、定着ランプトラブル処理について説明する。図9
は、定着ランプトラブル処理について説明するフローチ
ャートである。因みに、この定着ランプトラブル処理
は、メインCPU91の制御により実行される。
【0095】まず、定着ランプ制御部117aにより定
着ランプ198がオフするよう制御される(ST30
1)。そして、メインCPU91の制御により、NVM
94に記憶された複数のトラブル情報の中から、定着ラ
ンプトラブルに関するトラブル情報が検索される(ST
302)。そして、メインCPU91の制御により、こ
の検索された定着ランプトラブルに関するトラブル情報
が表示部134に出力される(ST304)。このと
き、表示部134には、例えば、「異常発生。定着ラン
プが異常温度になっているため強制的に電源を切断しま
す。メンテナンスを受けて下さい。」が表示される。そ
して、メインCPU91の制御により、定着ランプトラ
ブルに関するトラブル情報が、電源再投入時に出力され
るように設定される(ST306)。その後、メインC
PU91の制御により、例えば5秒経過すると(ST3
08、YES)、電源スイッチ301がオフされる(S
T310)。
【0096】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST312、YES)、サービスモードが
実行されなければ(ST314、NO)、メインCPU
91の制御により、定着ランプトラブルに関するトラブ
ル情報が表示部134に出力される(ST316)。こ
のとき、表示部134には、例えば、「異常発生。定着
ランプが異常温度になっているため強制的に電源を切断
します。メンテナンスを受けて下さい。」が表示され
る。その後、メインCPU91の制御により、例えば5
秒経過すると(ST318、YES)、電源スイッチ3
01がオフされる(ST310)。
【0097】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST312、YES)、サービスモードが
実行されるとする(ST314、YES)。サービスモ
ードとは、画像形成装置に対して各種メンテナンスを行
うためのモードである。通常、このサービスモードは、
この画像形成装置の保守を行う係員により実行される。
このサービスモードは、操作部200から所定の入力操
作をすることにより実行される。サービスモードが実行
され、係員によりトラブルが解除されるとする。このと
き、係員は、電源再投入時に、定着ランプトラブルに関
するトラブル情報が表示部134に出力されないよう
に、トラブル情報の出力設定解除を行う。トラブル情報
の出力設定解除が行われ(ST320)、係員により、
電源スイッチ301がオフされると(ST322)、定
着ランプトラブル処理は完了する。この後、ユーザによ
り、電源スイッチ301がオンされても、定着ランプト
ラブルに関するトラブル情報が案内表示部134に出力
されない。
【0098】定着ランプトラブル処理によれば、定着ラ
ンプトラブルが発生した場合に、強制的に電源をオフす
ることにより、この定着ランプトラブルによるダメージ
を最小限に抑えることができる。また、この定着ランプ
トラブル処理では、トラブルが解消していない時点で電
源が再投入されると、定着ランプトラブルに関するトラ
ブル情報が表示される。これにより、ユーザに対して、
画像形成装置にトラブルが発生していることを知らせる
ことができる。勿論、そのトラブルの内容も知らせるこ
とができる。これにより、ユーザにより何度となく電源
が再投入されるという事態を避けることができる。
【0099】続いて、図10のフローチャートを参照し
て、露光ランプトラブル処理について説明する。図10
は、露光ランプトラブル処理について説明するフローチ
ャートである。因みに、この露光ランプトラブル処理
は、メインCPU91の制御により実行される。
【0100】まず、メインCPU91の制御により、N
VM94に記憶された複数のトラブル情報の中から、露
光ランプトラブルに関するトラブル情報が検索される
(ST402)。そして、メインCPU91の制御によ
り、この検索された露光ランプトラブルに関するトラブ
ル情報が表示部134に出力される(ST404)。こ
のとき、表示部134には、例えば、「異常発生。露光
ランプが点灯し続けていいるため強制的に電源を切断し
ます。メンテナンスを受けて下さい。」が表示される。
そして、メインCPU91の制御により、露光ランプト
ラブルに関するトラブル情報が、電源再投入時に出力さ
れるように設定される(ST406)。その後、メイン
CPU91の制御により、例えば5秒経過すると(ST
408、YES)、電源スイッチ301がオフされる
(ST410)。
【0101】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST412、YES)、サービスモードが
実行されなければ(ST414、NO)、メインCPU
91の制御により、露光ランプトラブルに関するトラブ
ル情報が表示部134に出力される(ST416)。こ
のとき、表示部134には、例えば、「異常発生。露光
ランプが点灯し続けているため強制的に電源を切断しま
す。メンテナンスを受けて下さい。」が表示される。そ
の後、メインCPU91の制御により、例えば5秒経過
すると(ST418、YES)、電源スイッチ301が
オフされる(ST410)。
【0102】再び、ユーザにより、電源スイッチ301
がオンされ(ST412、YES)、サービスモードが
実行されるとする(ST414、YES)。サービスモ
ードとは、画像形成装置に対して各種メンテナンスを行
うためのモードである。通常、このサービスモードは、
この画像形成装置の保守を行う係員により実行される。
このサービスモードは、操作部200から所定の入力操
作をすることにより実行される。サービスモードが実行
され、係員によりトラブルが解除されるとする。このと
き、係員は、電源再投入時に、露光ランプトラブルに関
するトラブル情報が表示部134に出力されないよう
に、トラブル情報の出力設定解除を行う。トラブル情報
の出力設定解除が行われ(ST420)、係員により、
電源スイッチ301がオフされると(ST422)、露
光ランプトラブル処理は完了する。この後、ユーザによ
り、電源スイッチ301がオンされても、露光ランプト
ラブルに関するトラブル情報が案内表示部134に出力
されない。
【0103】露光ランプトラブル処理によれば、露光ラ
ンプトラブルが発生した場合に、強制的に電源をオフす
ることにより、この露光ランプトラブルによるダメージ
を最小限に抑えることができる。また、この露光ランプ
トラブル処理では、トラブルが解消していない時点で電
源が再投入されると、露光ランプトラブルに関するトラ
ブル情報が表示される。これにより、ユーザに対して、
画像形成装置にトラブルが発生していることを知らせる
ことができる。勿論、そのトラブルの内容も知らせるこ
とができる。これにより、ユーザにより何度となく電源
が再投入されるという事態を避けることができる。
【0104】また、上記説明した、モータトラブル処理
その1、モータトラブル処理その2、定着ランプトラブ
ル処理、及び露光ランプトラブル処理を実行するトラブ
ル処理によれば、トラブルに応じた最適な処理が行われ
る。これにより、トラブルの実体に即した処理が可能と
なる。
【0105】なお、この発明の実施の形態では、画像形
成装置の一例としてデジタル複写機について説明した
が、この発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、アナログ複写機、及びプリンタにもこの発明を適用
することができる。
【0106】
【発明の効果】この発明によれば下記の画像形成装置を
提供できる。
【0107】(1)トラブルの実体に即した処理が可能
な画像形成装置。
【0108】(2)電源切断原因をユーザに知らせるこ
とが可能な画像形成装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の
外観を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の
内部構造を示す概略図である。
【図3】この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の
制御系を示す概略図である。
【図4】この発明の実施の一形態に係る画像形成装置の
操作パネル部を示す概略図である。
【図5】この発明のトラブル制御を説明するための補助
的な図である。
【図6】各種トラブル処理について説明するフローチャ
ートである。
【図7】モータトラブル処理その1について説明するフ
ローチャートである。
【図8】モータトラブル処理その2について説明するフ
ローチャートである。
【図9】定着ランプトラブル処理について説明するフロ
ーチャートである。
【図10】露光ランプトラブル処理について説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 25…露光ランプ 90…主制御部 91…メインCPU 100…スキャナCPU 106…露光部 106a…露光ランプ制御部 106b…自動露光センサ 110…プリンタCPU 115…給紙部 115a…モータ制御部 115b…モータ 115c…モータ回転検出センサ 117…定着部 117a…定着ランプ制御部 117b…温度センサ 198…定着ランプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部から電気的エネルギを受取り、この受取られた電気
    的エネルギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間のトラブルを検知
    するトラブル検知手段と、 このトラブル検知手段によりトラブルが検知されたと
    き、検知されたトラブルの種類に応じて、前記供給手段
    から前記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的
    エネルギの供給をカットする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部から電気的エネルギを受取り、この受取られた電気
    的エネルギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間の第1のトラブル
    を検知する第1のトラブル検知手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間の前記第1のトラ
    ブルと異なる第2のトラブルを検知する第2のトラブル
    検知手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知されたときには、前記供給手段から前記
    画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
    の供給をカットする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部から電気的エネルギを受取り、この受取られた電気
    的エネルギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れていないにもかかわらず、前記駆動検出手段により前
    記搬送駆動手段の駆動が検出されているとき、第2のト
    ラブルを検知する第2のトラブル検知手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知されたときには、前記供給手段から前記
    画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
    の供給をカットする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部から電気的エネルギを受取り、この受取られた電気
    的エネルギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により画像が形成された被画像形成媒
    体に対して熱を加えて、この被画像形成媒体に形成され
    た画像をこの被画像形成媒体に定着させる定着手段と、 この定着手段の温度値を検出する温度検出手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段及び前記定着手
    段へ搬送する搬送手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記温度検出手段により前記定着手段の温度値が所定温
    度値以上になったことが検出されたとき、第2のトラブ
    ルを検知する第2のトラブル検知手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知されたときには、前記供給手段から前記
    画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
    の供給をカットする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部から電気的エネルギを受取り、この受取られた電気
    的エネルギを各部へ供給する供給手段と、 光源と、 この光源から発せられる光を原稿画像に照射し、この原
    稿画像からの反射光を受光し、この受光された反射光に
    反映された原稿画像の像を提供する画像画像読取手段
    と、 前記画像読取手段から提供される前記原稿画像の像に基
    づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
    と、 前記光源の発光を制御する発光制御手段と、 前記光源の発光を検出する発光検出手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記発光制御手段により前記光源が発光制御されていな
    いにもかかわらず、前記発光検出手段により前記光源の
    発光が検出されているとき、第2のトラブルを検知する
    第2のトラブル検知手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知されたときには、前記供給手段から前記
    画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギ
    の供給をカットする制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部からの電気的エネルギの提供の有無を切換える切換
    手段と、 この切換手段による切換えに伴い、外部から提供される
    電気的エネルギを受取り、この受取られた電気的エネル
    ギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間のトラブルを検知
    するトラブル検知手段と、 各種トラブルに対応した複数のトラブル情報を記憶する
    記憶手段と、 各種情報を案内する案内手段と、 前記トラブル検知手段によりトラブルが検知されたと
    き、前記記憶手段に記憶された複数のトラブル情報の中
    から、この検知されたトラブルに対応したトラブル情報
    を検索し、この検索されたトラブル情報を所定のタイミ
    ングで案内する案内情報として設定する設定手段と、 前記トラブル検知手段によりトラブルが検知され、且つ
    前記設定手段により案内情報の設定が完了したとき、前
    記供給手段から前記画像読取手段及び前記画像形成手段
    への電気的エネルギの供給をカットする第1の制御手段
    と、 この第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前
    記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
    ギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換え
    に伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供
    されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記
    案内手段に出力させる第2の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部からの電気的エネルギの提供の有無を切換える切換
    手段と、 この切換手段による切換えに伴い、外部から提供される
    電気的エネルギを受取り、この受取られた電気的エネル
    ギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を形成する画像形成手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間の第1のトラブル
    を検知する第1のトラブル検知手段と、 前記画像読取手段による原稿画像の読取りから、前記画
    像形成手段による画像の形成までの間の前記第1のトラ
    ブルと異なる第2のトラブルを検知する第2のトラブル
    検知手段と、 前記第1及び第2のトラブルに対応した複数のトラブル
    情報を記憶する記憶手段と、 各種情報を案内する案内手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第1のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、 前記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第2のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を所定のタイミングで案内する案内情報として設
    定する設定手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知され、且つ前記設定手段により案内情報
    の設定が完了したときには、前記供給手段から前記画像
    読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供
    給をカットする第2の制御手段と、 この第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前
    記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
    ギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換え
    に伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供
    されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記
    案内手段に出力させる第3の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部からの電気的エネルギの提供の有無を切換える切換
    手段と、 この切換手段による切換えに伴い、外部から提供される
    電気的エネルギを受取り、この受取られた電気的エネル
    ギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れていないにもかかわらず、前記駆動検出手段により前
    記搬送駆動手段の駆動が検出されているとき、第2のト
    ラブルを検知する第2のトラブル検知手段と、 前記第1及び第2のトラブルに対応した複数のトラブル
    情報を記憶する記憶手段と、 各種情報を案内する案内手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第1のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、 前記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第2のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を所定のタイミングで案内する案内情報として設
    定する設定手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知され、且つ前記設定手段により案内情報
    の設定が完了したときには、前記供給手段から前記画像
    読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供
    給をカットする第2の制御手段と、 この第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前
    記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
    ギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換え
    に伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供
    されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記
    案内手段に出力させる第3の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】電気的エネルギの供給を受けて機能する画
    像形成装置において、 外部からの電気的エネルギの提供の有無を切換える切換
    手段と、 この切換手段による切換えに伴い、外部から提供される
    電気的エネルギを受取り、この受取られた電気的エネル
    ギを各部へ供給する供給手段と、 原稿画像を読取り、この読取られた原稿画像に相当する
    読取画像を提供する画像読取手段と、 前記画像読取手段から提供される前記読取画像に基づ
    き、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により画像が形成された被画像形成媒
    体に対して熱を加えて、この被画像形成媒体に形成され
    た画像をこの被画像形成媒体に定着させる定着手段と、 この定着手段の温度値を検出する温度検出手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段及び前記定着手
    段へ搬送する搬送手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記温度検出手段により前記定着手段の温度値が所定温
    度値以上になったことが検出されたとき、第2のトラブ
    ルを検知する第2のトラブル検知手段と、 前記第1及び第2のトラブルに対応した複数のトラブル
    情報を記憶する記憶手段と、 各種情報を案内する案内手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第1のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、 前記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第2のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を所定のタイミングで案内する案内情報として設
    定する設定手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知され、且つ前記設定手段により案内情報
    の設定が完了したときには、前記供給手段から前記画像
    読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供
    給をカットする第2の制御手段と、 この第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前
    記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
    ギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換え
    に伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供
    されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記
    案内手段に出力させる第3の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】電気的エネルギの供給を受けて機能する
    画像形成装置において、 外部からの電気的エネルギの提供の有無を切換える切換
    手段と、 この切換手段による切換えに伴い、外部から提供される
    電気的エネルギを受取り、この受取られた電気的エネル
    ギを各部へ供給する供給手段と、 光源と、 この光源から発せられる光を原稿画像に照射し、この原
    稿画像からの反射光を受光し、この受光された反射光に
    反映された原稿画像の像を提供する画像画像読取手段
    と、 前記画像読取手段から提供される前記原稿画像の像に基
    づき、画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段
    と、 前記光源の発光を制御する発光制御手段と、 前記光源の発光を検出する発光検出手段と、 前記被画像形成媒体を前記画像形成手段へ搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段を駆動させる搬送駆動手段と、 この搬送駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段と、 前記搬送駆動手段の駆動状況を検出する駆動検出手段
    と、 前記搬送制御手段により前記搬送駆動手段が駆動制御さ
    れているにもかかわらず、前記駆動検出手段により前記
    搬送駆動手段の駆動が検出されないとき、第1のトラブ
    ルを検知する第1のトラブル検知手段と、 前記発光制御手段により前記光源が発光制御されていな
    いにもかかわらず、前記発光検出手段により前記光源の
    発光が検出されているとき、第2のトラブルを検知する
    第2のトラブル検知手段と、 前記第1及び第2のトラブルに対応した複数のトラブル
    情報を記憶する記憶手段と、 各種情報を案内する案内手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第1のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を前記案内手段に出力させる第1の制御手段と、 前記第2のトラブル検知手段により前記第2のトラブル
    が検知されたとき、前記記憶手段に記憶された複数のト
    ラブル情報の中から、この検知された第2のトラブルに
    対応したトラブル情報を検索し、この検索されたトラブ
    ル情報を所定のタイミングで案内する案内情報として設
    定する設定手段と、 前記第1のトラブル検知手段により前記第1のトラブル
    が検知されたときには、前記供給手段から前記画像読取
    手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供給を
    継続し、前記第2のトラブル検知手段により前記第2の
    トラブルが検知され、且つ前記設定手段により案内情報
    の設定が完了したときには、前記供給手段から前記画像
    読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネルギの供
    給をカットする第2の制御手段と、 この第1の制御手段の制御により、前記供給手段から前
    記画像読取手段及び前記画像形成手段への電気的エネル
    ギの供給がカットされ、且つ前記切換手段による切換え
    に伴い、外部から前記供給手段へ電気的エネルギが提供
    されたとき、前記設定手段に設定された案内情報を前記
    案内手段に出力させる第3の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110140991A (zh) * 2019-05-05 2019-08-20 贵州中烟工业有限责任公司 一种用于切片机双模式控制的系统

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