JPH11109413A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JPH11109413A
JPH11109413A JP26897897A JP26897897A JPH11109413A JP H11109413 A JPH11109413 A JP H11109413A JP 26897897 A JP26897897 A JP 26897897A JP 26897897 A JP26897897 A JP 26897897A JP H11109413 A JPH11109413 A JP H11109413A
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JP
Japan
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forming
gate electrode
film
thin film
display
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JP26897897A
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Ryuji Nishikawa
龍司 西川
Masahiko Tokunaga
雅彦 徳永
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線パターンの短絡箇所を修正できるように
する。 【解決手段】 透明基板11上の表示領域に薄膜トラン
ジスタを形成し、表示領域から周辺領域まで延在する配
線パターン14a、14bを形成する。配線パターン1
4は、薄膜トランジスタのゲート電極13と同一工程で
形成される。配線パターン14a、14bの間に短絡が
生じた場合、薄膜トランジスタを層間絶縁膜で保護した
後、レーザー光を用いて配線パターン14の短絡箇所を
切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に所望の文
字や記号を印字できるようにした液晶表示装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、アクティブマトリクス方式の液
晶表示装置の構成を示す回路図である。スイッチング素
子1は、例えば、薄膜トランジスタであり、絶縁基板上
に表示画素の数に応じて行列配置される。このスイッチ
ング素子1の信号出力端子(ソース)には、表示画素を
形成する画素表示電極2が接続される。行走査線3は、
スイッチング素子1の各行に対応して配置され、同一行
で各スイッチング素子1の制御端子(ゲート)に共通に
接続される。列信号線4は、スイッチング素子1の各列
に対応して配置され、同一列で各スイッチング素子1の
信号入力端子(ドレイン)に共通に接続される。このよ
うな一面に対向電極5が形成された絶縁基板とが、液晶
6を挟んで対向配置されて液晶表示装置が形成される。
このような液晶表示装置は、列信号線4からスイッチン
グ素子1を介して各画素表示電極2に印加される信号電
位に応じて液晶6の配向を制御するように構成される。
【0003】行制御回路7は、例えば、1水平走査期間
だけ立ち上げられるスタートパルスPXを水平走査周期
に同期したシフトクロックCXに応答して順次シフトす
るシフトレジスタで構成され、行走査線3に接続され
る。これにより、映像信号の水平走査のタイミングに同
期して行走査線3が1行ずつ一定の周期で順次選択さ
れ、その行走査線3に接続されるスイッチング素子1が
行単位で順次オンされる。列制御回路8は、1画素期間
だけ立ち上げられるスタートパルスPYを画素周期に同
期したシフトクロックCYに応答して順次シフトするシ
フトレジスタと、そのシフトレジスタの出力に応答して
オンするアナログスイッチとで構成され、各列信号線4
に接続される。これにより、行選択回路7が特定行の行
走査線3を選択している期間、即ち、水平走査期間に、
入力される映像信号を各列信号線4に順次供給する。以
上の行制御回路7と列制御回路8との組み合わせによ
り、行列配置される複数の画素表示電極2に対して、映
像信号に応じた信号電位が所定の走査順序に従って印加
される。
【0004】図6は、スイッチング素子1、画素表示電
極2、行走査線3及び列信号線4が形成される絶縁基板
の概要を示す平面図である。複数のスイッチング素子1
及び複数の画素表示電極2は、絶縁基板10の中央部分
の表示領域に行列配置される。また、行制御回路7及び
列制御回路8は、表示領域を取り囲む周辺領域に表示領
域の各辺に沿ってそれぞれ配置される。そして、表示領
域のスイッチング素子1の各行に対応して配置される複
数の行走査線3が行制御回路7に接続され、スイッチン
グ素子1の各列に対応して配置される複数の列信号線4
が列制御回路8に接続される。これらの行走査線3及び
列信号線4は、絶縁基板10上にそれぞれ行方向及び列
方向に延在する金属配線であり、薄膜トランジスタのゲ
ート電極やドレイン電極と同時に同一材料によって形成
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】表示装置の高解像度化
に伴って表示画素の配列ピッチが狭くなると、スイッチ
ング素子1や行制御回路7、列制御回路8等のパターン
が微細化される。当然ながら、それらを接続する行走査
線3や列信号線4の幅や配列ピッチも狭くなる。従っ
て、各配線を形成する際、エッチングの不良によって行
走査線7あるいは列信号線4どうしが短絡し易くなり、
製造歩留まりを低下させる要因となっている。
【0006】そこで、エッチング処理を完了した時点
で、配線パターンを検査し、短絡箇所があった場合に
は、その短絡箇所にレーザー光を照射して切断すること
により、配線パターンを修正することが考えられてい
る。このような配線パターンの修正を行うようにすれ
ば、行走査線3あるいは列信号線4の短絡に起因する不
良を大幅に削減することができる。
【0007】しかしながら、導電材料によって形成され
る配線パターンをレーザー光の照射で断すると、切断さ
れた導電材料がが飛散し、絶縁基板10の表面に付着す
る。このような高融点金属の付着は、絶縁基板10の表
面を汚染してゲート電極や行走査線3の耐圧を劣化させ
ると共に、薄膜トランジスタの動作特性を変動させる。
従って、配線パターンを修正しているにも拘わらず、製
造歩留まりの向上が望めず、さらには、画面上に表示の
むらが発生するという問題が生じる。
【0008】そこで本発明は、表示領域に影響を与える
ことなく配線パターンを修正できるようにすることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上の表示
領域に複数の画素表示電極が行列配置され、各画素表示
電極への信号電位の供給を制御する薄膜トランジスタが
前記複数の画素表示電極に対応して配置される液晶表示
装置の製造方法において、上述の課題を解決するように
したものであり、前記基板の表示領域に前記薄膜トラン
ジスタを行列配置して形成する第1の工程と、前記薄膜
トランジスタに接続され、前記表示領域を取り囲む周辺
領域まで延在する配線パターンを形成する第2の工程
と、前記薄膜トランジスタ及び前記配線パターンを被っ
て前記基板上に絶縁膜を形成する第3の工程と、前記配
線パターンの短絡部分をレーザー光の照射により前記絶
縁膜と共に切断する第4の工程と、を有することを特徴
としている。
【0010】本発明によれば、配線パターンの絶縁箇所
の切断を絶縁膜の形成後に行うようにしたことで、配線
パターンを形成する材料が切断時に飛散して基板の表面
に付着したとしても、その材料の一部が薄膜トランジス
タのゲート電極や活性領域に触れることがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(a)〜(d)及び図2
(e)〜(g)は、本発明の液晶表示装置の製造方法の
第1の実施形態を説明する工程別の断面図である。これ
らの図においては、表示領域に形成されるスイッチング
素子としての薄膜トランジスタ及び周辺領域に形成され
る配線パターンを示す。 (a)第1工程 光学的に透明な絶縁基板11上に、クロムやモリブデン
等の高融点金属を積層して高融点金属膜12を形成す
る。この高融点金属膜12を所定の形状にパターニング
し、表示領域にゲート電極13を形成し、周辺領域に配
線パターン14a、14bを形成する。これらの配線パ
ターン14a、14bは、例えば、表示領域から周辺領
域まで延在された行走査線であり、それぞれ個別のゲー
ト電極13に接続される。このパターニング処理では、
テーパーエッチングによって、ゲート電極13の断面が
絶縁基板11側で広くなる台形状に形成される。尚、各
配線パターン14a、14bについても、ゲート電極1
3と同時に形成されるため、同一の断面形状となる。こ
のとき、エッチングの不良によって2つの配線パターン
14a、14bの間が短絡したとるする。 (b)第2工程 絶縁基板11上に、窒化シリコン及び酸化シリコンを連
続して積層し、絶縁基板11からの不純物イオンの析出
を阻止する窒化シリコン膜15及びゲート絶縁膜を構成
する酸化シリコン膜16を形成する。さらに、酸化シリ
コン膜16上にシリコンを積層し、非晶質のシリコン膜
17'を形成する。そして、シリコン膜17'に対してエ
キシマレーザーを照射し、一旦融解することによって結
晶化する。これにより、薄膜トランジスタの活性領域と
なる多結晶シリコン膜17が形成される。 (c)第3工程 多結晶シリコン膜17上に酸化シリコンを積層し、酸化
シリコン膜18を形成する。そして、この酸化シリコン
膜18をゲート電極13の形状に合わせてパターニング
し、ゲート電極13に重なるストッパ19を形成する。
このストッパ19の形成においては、酸化シリコン膜1
6を被ってレジスト層を形成し、そのレジスト層を絶縁
基板11の裏面側からゲート電極13をマスクとして露
光することにより、マスクずれのないエッチングマスク
が形成される。このような裏面露光によりストッパ19
を形成する場合、ゲート電極13と同一の構造を有する
配線パターン14a、14b上にもストッパ19と同等
の酸化シリコン膜20が残される。
【0012】ストッパ19を形成した後、このストッパ
19をマスクとして多結晶シリコン膜17に対して、P
型あるいはN型のイオンを注入する。即ち、形成すべき
トランジスタのタイプに対応して、ストッパ19に被わ
れていない多結晶シリコン膜17に、Pチャネル型のト
ランジスタを形成する場合には、ボロン等のP型イオン
を注入し、Nチャネル型のトランジスタを形成する場合
には、リン等のN型イオンを注入する。これにより、多
結晶シリコン膜17のストッパ19で被われた部分がチ
ャネル領域17cとなり、その両側の部分がソース領域
17s及びドレイン領域17dとなる。 (d)第4工程 ソース領域17s及びドレイン領域17dが形成された
多結晶シリコン膜17にエキシマレーザーを照射し、シ
リコンが融解しない程度に加熱する。これにより、ソー
ス領域17s及びドレイン領域17d内の不純物イオン
が活性化される。そして、ストッパ19(ゲート電極1
3)の両側に所定の幅を残して多結晶シリコン膜17を
島状にパターニングし、トランジスタを分離独立させ
る。このとき、周辺領域の多結晶シリコン膜17及び酸
化シリコン膜20も同時に除去する。 (e)第5工程 多結晶シリコン膜17上に酸化シリコン及び窒化シリコ
ンを積層し、酸化シリコン膜21及び窒化シリコン膜2
2の2層からなる層間絶縁膜を形成する。酸化シリコン
膜21及び窒化シリコン膜22を形成した後、窒素雰囲
気中で加熱し、窒化シリコン膜22内に含まれる水素イ
オンを多結晶シリコン膜17へ導入する。これにより、
多結晶シリコン膜25内の結晶欠陥が水素イオンで埋め
られる。 (f)第6工程 周辺領域の配線パターン14a、14bの間にレーザー
光を照射し、配線パターン14a、14bの短絡部分を
窒化シリコン膜15、22及び酸化シリコン膜16、2
1と共に切断して開口部23を形成する。この開口部2
3は、ゲート電極3と同一材料の高融点金属からなる配
線パターン14a、14bを貫通するものであり、配線
パターン14a、14bを電気的に分離する。このと
き、配線パターン14a、14bを形成する高融点金属
がレーザー光の照射の際に飛散して表示領域に付着した
としても、表示領域に形成される薄膜トランジスタの活
性領域(多結晶シリコン膜17)及びゲート電極13
は、層間絶縁膜及びゲート絶縁膜によって保護されてい
るため、動作特性は影響を受けない。 (g)第7工程 多結晶シリコン層17のソース領域17s及びドレイン
領域17dに対応して、層間絶縁膜を貫通するコンタク
トホール24を形成し、このコンタクトホール24部分
に、アルミニウム等の金属からなるソース電極25s及
びドレイン電極25dを形成する。このソース電極25
s及びドレイン電極25dの形成は、例えば、コンタク
トホール24が形成された窒化シリコン膜22上にスパ
ッタリングしたアルミニウムをパターニングすることで
形成される。ここで、ドレイン電極25dについては、
行走査線に交差する方向、即ち、列方向に連続して列信
号線を形成する。
【0013】ソース電極25s及びドレイン電極25d
が形成された層間絶縁膜上にアクリル樹脂溶液を塗布
し、焼成してアクリル樹脂層26を形成する。このアク
リル樹脂層26は、ストッパ19やソース電極25s、
ドレイン電極25dによる凹凸を埋めて表面を平坦化す
る。さらに、ソース電極25s上にアクリル樹脂層26
を貫通するコンタクトホール27を形成し、このコンタ
クトホール27部分に、ソース電極25sに接続されて
アクリル樹脂層26上に広がる画素表示電極28を形成
する。この画素表示電極28の形成は、例えば、コンタ
クトホール27が形成されたアクリル樹脂層26上にI
TO(酸化インジウムすず)を積層し、そのITO膜を
パターニングすることで形成される。
【0014】以上の第1乃至第7工程により、表示領域
にはボトムゲート型の薄膜トランジスタ及び画素表示電
極が形成され、周辺領域には配線パターンが形成され
る。図3(a)〜(c)及び図4(d)〜(f)は、本
発明の薄膜トランジスタの製造方法の第2の実施形態を
説明する工程別の断面図である。 (a)第1工程 絶縁性の絶縁基板31上に、窒化シリコン及び酸化シリ
コンを連続して積層し、絶縁基板31からの不純物イオ
ンの析出を阻止する窒化シリコン膜32及び多結晶シリ
コン膜34の積層を可能にする酸化シリコン膜33を形
成する。さらに、酸化シリコン膜33上にシリコンを積
層し、非晶質のシリコン膜34'を形成する。このシリ
コン膜34'にエキシマレーザーを照射し、一旦融解す
ることによって結晶化する。これにより、薄膜トランジ
スタの活性領域となる多結晶シリコン膜34となる。 (b)第2工程 多結晶シリコン膜34上に、酸化シリコンを積層して酸
化シリコン膜35を形成する。この酸化シリコン膜35
が、ゲート絶縁膜となる。そして、トランジスタの形成
位置に対応して多結晶シリコン膜34を酸化シリコン膜
35と共に所定の形状にパターニングし、トランジスタ
単位に分離する。 (c)第3工程 クロムやモリブデン等の高融点金属を積層して、高融点
金属膜36を形成する。この高融点金属膜36を、表示
領域で多結晶シリコン膜45を横切る所定の形状にパタ
ーニングしてゲート電極37を形成し、同時に、一定の
幅で表示領域を横切って周辺領域に達する所定の形状に
パターニングして配線パターン38a、38bを形成す
る。この配線パターン38a、38bは、それぞれ行走
査線を構成し、個別のゲート電極37に接続される。そ
して、ゲート電極37をマスクとし、形成すべきトラン
ジスタのタイプに対応するP型あるいはN型のイオンを
多結晶シリコン膜34へ注入する。これにより、多結晶
シリコン膜34のゲート電極37で被われた部分がチャ
ネル領域34cとなり、その両側の部分がソース領域3
4s及びドレイン領域34dとなる。さらに、ソース領
域34s及びドレイン領域34dが形成された多結晶シ
リコン膜34にエキシマレーザーを照射し、シリコンが
融解しない程度に加熱する。これにより、ソース領域3
4s及びドレイン領域34d内の不純物イオンが活性化
される。 (d)第4工程 酸化シリコン膜33、35上に、ゲート電極37及び配
線パターン38を被って酸化シリコン及び窒化シリコン
を連続して積層し、酸化シリコン膜39及び窒化シリコ
ン膜40の2層からなる層間絶縁膜を形成する。この酸
化シリコン膜39及び窒化シリコン膜40を形成した
後、窒素雰囲気中で加熱し、窒化シリコン膜40内に含
まれる水素イオンを多結晶シリコン膜34へ導入する。
これにより、多結晶シリコン膜34内の結晶欠陥が水素
イオンで埋められる。 (e)第5工程 配線パターン38a、38bの間にレーザー光を照射
し、配線パターン38a、38bの短絡部分を酸化シリ
コン膜39及び窒化シリコン膜40と共に切断して開口
部41を形成する。この開口部41は、ゲート電極37
と同一材料の高融点金属からなる配線パターン38a、
38bを貫通するものであり、2本の配線パターン38
a、38bを互いに分離する。この開口部41の形成
は、第1の実施形態の第6工程と同一である。従って、
レーザー光の照射で高融点金属が飛散して表示領域に付
着したとしても、表示領域に形成される薄膜トランジス
タの動作特性には影響しない。 (f)第6工程 多結晶シリコン膜34のソース領域34s及びドレイン
領域34dに対応して、酸化シリコン膜35、39及び
窒化シリコン膜40を貫通するコンタクトホール42を
形成する。そして、コンタクトホール42部分に、アル
ミニウム等の金属からなるソース電極43s及びドレイ
ン電極43dを形成する。続いて、ソース電極43s及
びドレイン電極43dが形成された層間絶縁膜上にアク
リル樹脂溶液を塗布し、焼成してアクリル樹脂層44を
形成する。さらに、ソース電極43s上にアクリル樹脂
層44を貫通するコンタクトホール45を形成し、この
コンタクトホール45部分に、ソース電極43sに接続
されてアクリル樹脂層44上に広がる画素表示電極46
を形成する。ソース電極43s、ドレイン電極43d、
アクリル樹脂層44及び画素表示電極46の形成は、第
1の実施形態の第7工程と同一である。
【0015】以上の第1乃至第6工程により、表示領域
にはトップゲート型の薄膜トランジスタ及び画素表示電
極が形成され、周辺領域には配線パターンが形成され
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、薄膜トランジスタのゲ
ート電極と同一工程で形成される配線パターンに短絡箇
所が発生した場合、その短絡箇所をレーザー光で切断し
て配線パターンを電気的に分離することができる。この
とき、配線パターンを形成する導電材料が飛散して表示
領域に付着したとしも、薄膜トランジスタのゲート電極
や行走査線の耐圧を劣化させることはなく、さらには、
薄膜トランジスタの動作特性が変動することはない。従
って、装置の信頼性の向上と共に、製造歩留まりの低下
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の前半の工程を説明す
る工程別の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の後半の工程を説明す
る工程別の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の前半の工程を説明す
る工程別の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の後半の工程を説明す
る工程別の断面図である。
【図5】アクティブマトリクス方式の液晶表示装置の構
成を示す回路図である。
【図6】液晶表示装置の基板の概略を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 スイッチング素子 2 画素表示電極 3 行走査線 4 列信号線 5 対向電極 6 液晶 7 行制御回路 8 列制御回路 10、11、31 絶縁基板 12、36 高融点金属膜 13、37 ゲート電極 14a、14b、38a、38b 配線パターン 15、22、32、40 窒化シリコン膜 16、21、33、35、39 酸化シリコン膜 17、34 多結晶シリコン膜 17c、34c チャネル領域 17s、34s ソース領域 17d、34d ドレイン領域 19 ストッパ 23、41 開口部 24、27、42、45 コンタクトホール 25s、43s ソース電極 25d、43d ドレイン電極 26、44 アクリル樹脂層 28、46 画素表示電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の表示領域に複数の画素表示電極
    が行列配置され、各画素表示電極への信号電位の供給を
    制御する薄膜トランジスタが前記複数の画素表示電極に
    対応して配置される液晶表示装置の製造方法において、
    前記基板の表示領域に前記薄膜トランジスタを行列配置
    して形成する第1の工程と、前記薄膜トランジスタに接
    続され、前記表示領域を取り囲む周辺領域まで延在する
    配線パターンを形成する第2の工程と、前記薄膜トラン
    ジスタ及び前記配線パターンを被って前記基板上に絶縁
    膜を形成する第3の工程と、前記配線パターンの短絡部
    分をレーザー光の照射により前記絶縁膜と共に切断する
    第4の工程と、を有することを特徴とする液晶表示装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程で前記薄膜トランジスタ
    のゲート電極の形成と同時に、前記第2の工程を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程は、前記基板の表示領域
    に高融点金属を積層してゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を介して半導体膜を形
    成する工程と、を含み、前記第2の工程は、前記ゲート
    電極と同一材料を同一工程で積層することを特徴とする
    請求項2に記載の記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程は、前記基板の表示領域
    に選択的に半導体膜を形成する工程と、前記半導体膜上
    にゲート絶縁膜を介して高融点金属を積層してゲート電
    極を形成する工程と、を含み、前記第2の工程は、前記
    ゲート電極と同一材料を同一工程で積層することを特徴
    とする請求項2に記載の記載の液晶表示装置の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159872A (ja) * 1999-09-24 2001-06-12 Toshiba Corp 平面表示装置およびその製造方法
JP2014197142A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 ソニー株式会社 表示装置およびその製造方法、並びに電子機器

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