JPH1110890A - インクジェットヘッドのインク吐出口形成方法 - Google Patents

インクジェットヘッドのインク吐出口形成方法

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JPH1110890A
JPH1110890A JP16987097A JP16987097A JPH1110890A JP H1110890 A JPH1110890 A JP H1110890A JP 16987097 A JP16987097 A JP 16987097A JP 16987097 A JP16987097 A JP 16987097A JP H1110890 A JPH1110890 A JP H1110890A
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JP
Japan
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nozzle plate
mask
conductive substrate
metal mask
metal
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JP16987097A
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English (en)
Inventor
Masashi Shimozato
正志 下里
Isao Suzuki
伊左雄 鈴木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の逆テーパ孔を精度良く一括して安価に
形成する方法を提供することである。 【解決手段】 導電基板25の一面の所定位置に円錐又
は円錐台形状の複数個の絶縁凸部30を形成し、これら
の絶縁凸部30を越えることがない厚さで前記導電基板
25に電解メッキで金属膜31を形成し、この金属膜3
1を前記導電基板25から剥離して金属マスクとし、こ
の金属マスクを用いてレーザ光により複数の溝が形成さ
れたヘッド本体の端面開口部に接着された高分子材料か
らなるノズルプレートにインク吐出口を形成するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のインク吐出
口を備えたインクジェットヘッドに係るものであり、特
に、ヘッド本体に高分子材料からなるノズルプレートを
接着した後にレーザ光照射によりノズルプレートにテー
パ付きの多数のインク吐出口を形成するようにしたイン
クジェットヘッドのインク吐出口形成方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電部材を用いたオンデマンド方
式のインクジェットプリンタにおいて採用されているイ
ンクジェットヘッド1の構造を図11に示す。すなわ
ち、このインクジェットヘッド1は、少なくとも一方が
圧電部材よりなる下層基板2及び上層基板3とからなる
積層された基板4と天板5を接着又は接合により一体化
してヘッド本体6を形成した後、このヘッド本体6の端
面開口部にノズルプレート7を接着した構造になってい
る。さらに、詳しく説明すると、基板4には、上層基板
3の上面から下層基板2の内部まで到達するとともに前
面が開口し後部が閉鎖した多数の溝8が形成されてお
り、さらに、これらの溝8の後部から基板4の上面後端
まで延長して前記溝8内に形成された電極9に接続され
た配線パターン10が形成されている。この時、基板4
に形成された溝8は、それらの溝8の両側に形成された
側壁11と天板5とで一つ一つが遮断されてインク流路
を兼ねたインク室12とされ、さらに、これらのインク
室12のすべてに連通するインク供給口として作用する
共通インク供給路13が前記天板5の下面に形成されて
いる。また、前記ノズルプレート7には、前記インク室
12毎に開口するインク吐出口14が形成されている。
【0003】しかして、一般に、ノズルプレート7に形
成されるインク吐出口14の孔径は、約30μmであ
り、ノズルプレート7としては、板厚50μm程度の金
属板が使用される。このようなノズルプレート7の製造
は、通常、電鋳法と呼ばれるメッキ法が用いられる。こ
のメッキ法により製造されたノズルプレート7には、多
数のインク吐出口14が形成されており、ヘッド本体6
に接着固定される。この接着固定時に、ヘッド本体6の
溝8とノズルプレート7のインク吐出口14との位置を
精密に位置決めする必要がある。また、ノズルプレート
7を電鋳法により製造することは、非常にその製造コス
トが高いために、コスト的な面から実用に供することが
難しいものである。
【0004】別の手段としては、インク吐出口14が予
め形成されていないノズルプレート7をヘッド本体6に
接着し、その後に、ノズルプレート7にレーザ光で孔明
をしてインク吐出口14を形成することが行なわれてい
る。この場合、ノズルプレート7の材料としては、主に
高分子材料が使用され、レーザ光としては精密なアブレ
ーション加工が可能なエキシマレーザが使用される。そ
して、図12に示すように、インク吐出口14の形状
は、インクの良好な吐出のために、レーザ光が照射され
る入射方向に対して逆テーパであることが必須要件とさ
れている。このような逆テーパのインク吐出口14を形
成する方法としては、複数の反射面を利用し、複数の角
度の異なるビームを照射する方法(USP5,208,
980参照)や、金属ステンシルマスクをポリイミドプ
レートに密着し、被加工物をビームに対して傾かせて孔
明する方法(特開平1−108056号公報参照)があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レーザ光を用いて孔明
加工を行なう方法においては、前述の複数の反射面を利
用し、複数の角度の異なるビームを照射する方法では、
孔を一つずつしか形成することができないので、数百個
の孔を形成するには時間がかかりすぎるという問題があ
る。また、前述の金属ステンシルマスクをポリイミドプ
レートに密着し、被加工物をビームに対して傾かせて孔
明する方法においては、一括して多数の孔を形成するこ
とができる利点を有するが、孔径の精度を確保するため
にノズルプレートに多数の孔が形成された金属マスクを
密着させるとともにその密着距離の精度を確保する必要
があり、これが生産上の問題点となる。例えば、図13
乃至図15に金属マスク15とノズルプレート7との距
離と孔径との関係を示す。すなわち、孔明加工に先立っ
て、図14(a)に示されるように、直径aなるマスク孔
16が多数形成された金属マスク15をノズルプレート
7の表面に接着剤17により接着するが、この接着剤1
7には一定の厚さdがある。しかも、加工すべきインク
吐出口14の形状は、前述のように逆テーパでなければ
ならないため、レーザ光の照射は、A方向及びB方向の
ように傾斜させる必要がある。そのため、加工されるイ
ンク吐出口14のノズルプレート7の最外側面位置での
孔径状は、図14(b)に示されるように、レーザ光の傾
斜方向に対して長くなる。すなわち、インク吐出口14
の形状は、楕円形状となる。すなわち、短径方向にはマ
スク孔16の直径aと同じ径であるが、レーザ光の最大
傾斜角度がθである場合、長径方向の寸法は、a+2d
・tanθとなる。具体的には、図15に示すように、
金属マスク15とノズルプレート7との距離が3μm変
化するだけでインク吐出口14の長径方向の孔径の変化
は2μmとなる。このような変化は、接着剤17の厚さ
dを原因とするだけでなく、レーザ光照射時に金属マス
ク15が加熱されて変形することにより簡単に数μmの
間隔が金属マスク15とノズルプレート7との間に発生
し、インク吐出口14の形状が楕円になったり、その精
度が低下するという問題が発生している。
【0006】また、電鋳法により金属マスク15を形成
する方法も考えられる。すなわち、電鋳法により製造す
ることは、前述のようにコスト的に不利なものである
が、金属マスク15として要する場合には、同一のもの
を繰り返して使用することができるため、コスト的な不
利は解消される。その点、前述のように電鋳品によるノ
ズルプレート7のように、ここの製品の部品となるもの
とは相違する。しかしながら、金属マスク15として使
用する場合には、図16に示すような問題がある。すな
わち、導電基板18の一面に形成すべきインク吐出口1
4のピッチに合わせてレジスト等の絶縁物19がパター
ニングされており、この絶縁物19が存在しない位置に
電鋳品20が形成される。しかして、この電鋳品20を
導電基板18から剥離したものを金属マスク15として
使用するものであるが、絶縁物19が存在した部分がマ
スク孔21になるものである。しかしながら、このマス
ク孔21の断面形状は、必然的に円弧状となり、しか
も、絶縁物19には厚さがあるため、マスク孔21の小
径側にその絶縁物19の形状に一致した段部が形成され
てしまう。この段部が形成された面は、被加工物となる
ノズルプレート7側に位置するため、加工されるノズル
プレート7のインク吐出口14が楕円形状になる原因と
なり、しかも、マスク孔21の断面形状が円弧状である
ことは、レーザ光を傾斜させた時にその円弧状部で遮ら
れたり乱反射したりして予想外の加工がされるおそれが
ある。
【0007】本発明は、複数の逆テーパ孔を精度良く一
括して安価に形成する方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
高分子材料からなるノズルプレートを複数の溝が形成さ
れたヘッド本体の端面開口部に接着する工程と、前記ノ
ズルプレートの表面に複数のマスク孔を有する板状部材
からなる金属マスクを接着する工程と、前記金属マスク
の上方の同一平面内における少なくとも2方向以上の入
射角でレーザ光を照射して前記金属マスクに設けられた
マスク孔部分の接着剤と前記ノズルプレートを形成する
高分子膜とを除去する工程と、前記金属マスクを除去す
る工程とよりなるインクジェットヘッドのインク吐出口
形成方法において、導電基板の一面の所定位置に円錐又
は円錐台形状の複数個の絶縁凸部を形成し、これらの絶
縁凸部を越えることがない厚さで前記導電基板に電解メ
ッキで金属膜を形成し、この金属膜を前記導電基板から
剥離して前記金属マスクとして用いるようにした。従っ
て、金属マスクに形成されたマスク孔は、その断面形状
が厚さ全体にわたって側面が直線状の円錐状のテーパで
あり、これにより、ノズルプレートに対するマスク孔部
分の密着性がよくて加工されるインク吐出口を円形に近
いものとすることができ、また、レーザ光を傾斜させた
場合にもそのレーザ光が遮られることがなく、かつ、乱
反射することがないため、所望の形状のインク吐出口を
安定した状態で形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図10に基づいて説明する。図11乃至図16で説明し
た部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。ま
ず、溝8が形成されたヘッド本体6の端面開口部に、高
分子材料、すなわち、ポリイミドやポリサルフォンより
なる所定厚さのノズルプレート7をノズルプレート接着
剤22により接着する。この接着は、図2に示すよう
に、PETフィルム23の一面に2液性エポキシ樹脂等
よりなる前記ノズルプレート接着剤22を6〜7μmの
厚さにスクリーン印刷等により塗布し、ヘッド本体6の
端面開口部にノズルプレート接着剤22側を接触させて
ローラ等の加圧具24で押圧して転写する。ヘッド本体
6に転写されたノズルプレート接着剤22の厚さは、3
〜3.5μmとなる。このように転写されたノズルプレ
ート接着剤22の上にノズルプレート7を接合させ、ノ
ズルプレート接着剤22が十分に硬化するまで均一な圧
力をかける治具にセットして接着固定するものである。
ついで、図3に示すように、ノズルプレート7の表面を
アセトン等で洗浄してその表面を乾かしてからシアノア
クリレート系接着剤(瞬間接着剤)等の接着剤17を滴
下して多数のマスク孔16が形成された金属マスク15
が接着される。この場合にも、接着剤17が十分に硬化
するまで均一な圧力をかける治具にセットしておく。
【0010】ついで、前記金属マスク15の形成方法を
図4乃至図8に基づいて説明する。まず、図4に示すよ
うに、導電基板25の一面に感光性樹脂(レジスト・D
FR等)26を塗布又は貼付する。つぎに、図5に示す
ように、遮光性のパターン27が形成された光学ガラス
28を前記感光性樹脂26に積層して露光する。この
時、パターン27の形状は、感光性樹脂26の深さが深
くなるに従って拡散する状態、すなわち、感光部29は
先細りになるように露光される。このような露光がなさ
れてから、感光性樹脂26の感光部29を現像液で除去
(エッチング)する。この時も、表面から現像されるた
め、テーパ角は増大し、導電基板25の表面には、図6
に示すように、円錐台形状の絶縁凸部30が形成され
る。つぎに、電解メッキにより導電基板25の表面に図
7に示すような金属膜31を堆積させる。この金属膜3
1の厚さは、前記絶縁凸部30の高さを越えることがな
いように規制される。このようにして形成された金属膜
31を前記導電基板25から剥離することにより図8に
示すようにマスク孔16を備えた金属マスク15が形成
される。この金属マスク15のマスク孔16は、板厚全
体にわたってテーパ状の孔であり、表面及び裏面に段部
等が形成されることがない。
【0011】このように形成された金属マスク15は、
前述のように接着されるが、この金属マスク15が接着
されるとともにノズルプレート7が接着固定されたヘッ
ド本体6を図9に示すレーザ装置32により加工し、図
10に示すように、逆テーパを持ったインク吐出口14
を3ステップで形成する。前記レーザ装置32は、Xテ
ーブル33上に直線移動できるように取り付けられた可
動台34が設けられ、この可動台34に円弧運動するゴ
ニオステージ35が設けられ、このゴニオステージ35
に前記インク吐出口14の位置が回転中心となるように
前記ヘッド本体6が取り付けられている。ついで、レー
ザ発振器36が設けられ、このレーザ発振器36から発
生したレーザ光37は、反射鏡38、入射レンズ39、
カライドスコープ40、結像レンズ41を経て前記ノズ
ルプレート7に照射されている。このレーザ発振器36
としては、高分子材料よりなるノズルプレート7を熱の
影響が少ない状態で加工できるように、紫外光を出力す
るエキシマレーザなどが利用される。ついで、前記レー
ザ装置32によるインク吐出口14の形成は、図10に
示すように、1回目として右上から左下に向けてレーザ
光37を照射して斜めの孔を形成し、2回目として左上
から右下に向けてレーザ光37を照射して1回目の孔と
合成し、3回目として垂直方向にレーザ光37を照射し
て中心部分を加工する。
【0012】このようにしてレーザ光37の照射によ
り、高分子材料よりなるノズルプレート7とノズルプレ
ート接着剤22、接着剤17がアブレレーション(除
去)される。レーザ光37の照射範囲は、金属マスク1
5のマスク孔16より大きい範囲にわたるものである
が、ノズルプレート7に対しては、金属マスク15のマ
スク孔16により照射範囲が規制される。具体的には、
ゴニオステージ35でヘッド本体6を傾けた状態でXテ
ーブル33をX方向に移動させてレーザ光37の照射を
一回行ない、ついで、2回目としてゴニオステージ35
を逆方向に回動させてからXテーブル33を移動させ、
さらに、3回目としてゴニオステージ35を水平にして
Xテーブル33を移動させることにより、逆テーパ状の
インク吐出口14が形成される。実際には、ノズルプレ
ート7上に存在するノズルプレート接着剤22、接着剤
17の存在により、通常は、さらに数回のレーザ光37
の走査が必要である。
【0013】このようにノズルプレート7にインク吐出
口14を形成した後に金属マスク15を剥離するマスク
板取外工程が実行される。この剥離時に金属マスク15
には力が加えられるが、金属マスク15の材料は、縦弾
性係数が高いものであり、引張強さが大きいので、多少
の反りが発生したとしても再利用することが可能であ
る。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、高分子材料から
なるノズルプレートを複数の溝が形成されたヘッド本体
の端面開口部に接着する工程と、前記ノズルプレートの
表面に複数のマスク孔を有する板状部材からなる金属マ
スクを接着する工程と、前記金属マスクの上方の同一平
面内における少なくとも2方向以上の入射角でレーザ光
を照射して前記金属マスクに設けられたマスク孔部分の
接着剤と前記ノズルプレートを形成する高分子膜とを除
去する工程と、前記金属マスクを除去する工程とよりな
るインクジェットヘッドのインク吐出口形成方法におい
て、導電基板の一面の所定位置に円錐又は円錐台形状の
複数個の絶縁凸部を形成し、これらの絶縁凸部を越える
ことがない厚さで前記導電基板に電解メッキで金属膜を
形成し、この金属膜を前記導電基板から剥離して前記金
属マスクとして用いるようにしたので、金属マスクに形
成されたマスク孔は、その断面形状が厚さ全体にわたっ
て側面が直線状の円錐状のテーパであり、これにより、
ノズルプレートに対するマスク孔部分の密着性がよくて
加工されるインク吐出口を円形に近いものとすることが
でき、また、レーザ光を傾斜させた場合にもそのレーザ
光が遮られることがなく、かつ、乱反射することがない
ため、所望の形状のインク吐出口を安定した状態で形成
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すもので、インク吐
出口を形成するための全ての工程を示す工程図である。
【図2】ヘッド本体にノズル板を接着する工程を示す工
程図である。
【図3】ノズル板が接着されたヘッド本体にマスク板を
接着する工程を示す工程図である。
【図4】金属マスクを形成するために導電基板に感光性
樹脂を塗布した状態の縦断側面図である。
【図5】光学マスクを用いて露光している状態を示す縦
断側面図である。
【図6】絶縁凸部を形成した状態の縦断側面図である。
【図7】金属膜を形成した状態の縦断側面図である。
【図8】金属マスクとして完成した状態の縦断側面図で
ある。
【図9】レーザ装置の全体を示す斜視図である。
【図10】インク吐出口の加工ステップを示す縦断側面
図である。
【図11】インクジェットヘッドの一例を示す一部を切
り欠いた斜視図である。
【図12】インク吐出口の断面形状を示す部分断面図で
ある。
【図13】ノズルプレートと金属マスクとの間に所定厚
さの接着剤が存する場合のレーザ光による孔明加工の状
態を示す縦断側面図である。
【図14】金属マスクのマスク孔と仕上げられたインク
吐出口との関係を示すもので、(a)はマスク孔の平面
図、(b)はインク吐出口の平面図である。
【図15】ノズルプレートと金属マスクとの両者間の間
隔と孔径との相対関係を示すグラフである。
【図16】電鋳法により金属マスクを形成している状態
の縦断側面図である。
【符号の説明】
6 ヘッド本体 7 ノズルプレート 8 溝 15 金属マスク 16 マスク孔 17 接着剤 25 導電基板 30 絶縁凸部 31 金属膜 37 レーザ光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料からなるノズルプレートを複
    数の溝が形成されたヘッド本体の端面開口部に接着する
    工程と、前記ノズルプレートの表面に複数のマスク孔を
    有する板状部材からなる金属マスクを接着する工程と、
    前記金属マスクの上方の同一平面内における少なくとも
    2方向以上の入射角でレーザ光を照射して前記金属マス
    クに設けられたマスク孔部分の接着剤と前記ノズルプレ
    ートを形成する高分子膜とを除去する工程と、前記金属
    マスクを除去する工程とよりなるインクジェットヘッド
    のインク吐出口形成方法において、導電基板の一面の所
    定位置に円錐又は円錐台形状の複数個の絶縁凸部を形成
    し、これらの絶縁凸部を越えることがない厚さで前記導
    電基板に電解メッキで金属膜を形成し、この金属膜を前
    記導電基板から剥離して前記金属マスクとして用いるよ
    うにしたことを特徴とするインクジェットヘッドのイン
    ク吐出口形成方法。
JP16987097A 1997-06-26 1997-06-26 インクジェットヘッドのインク吐出口形成方法 Pending JPH1110890A (ja)

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