JPH1110803A - 農業用資材 - Google Patents

農業用資材

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JPH1110803A
JPH1110803A JP9170484A JP17048497A JPH1110803A JP H1110803 A JPH1110803 A JP H1110803A JP 9170484 A JP9170484 A JP 9170484A JP 17048497 A JP17048497 A JP 17048497A JP H1110803 A JPH1110803 A JP H1110803A
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JP
Japan
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agricultural material
particles
material according
film
coating layer
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Application number
JP9170484A
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English (en)
Inventor
Kunimitsu Shimizu
国光 清水
Katsuji Nakahara
勝次 中原
Mikito Ikeda
幹人 池田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】プラスティックフィルムの少なくとも1表
面上に親水性基を有する被覆層を設けてなる農業用資材
であって、該被覆層の中に光触媒効果を有する粒子が含
まれてなることを特徴とする農業用資材。 【効果】優れた防曇性とその耐久性を有する農業用資材
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用資材に関す
るものであり、詳しくは優れた防滴性を有する農業用資
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のフィルム
あるいはエチレンと4フッ化エチレンとの共重合樹脂等
のフッ素系樹脂フィルムを被覆材として展張したグリー
ンハウスが知られ、特に特開昭64−43535号公報
に記載されているように、その高い光線透過率から、フ
ッ素樹脂フィルムが広く利用されている。ところが、こ
れらプラスティックフィルムを用いたグリーンハウス
は、フィルム表面が不活性なため、内面に水滴が付着し
やすい。この被覆材に付着した水滴は、太陽光線を遮っ
たり、滴下すると栽培中の植物に付着するので、植物の
良好な生育を妨げる原因となる。
【0003】そこで、防滴機能、つまり水滴が付着しに
くい農業用のプラスティックフィルムが種々提案されて
いる。例えば、特開昭62−179938号公報には、
層状のケイ酸塩とシランカップリング剤とを含む防滴剤
が塗布された農業用資材が示されている。また、特開平
1−123737号公報には、粒子状のシリカ、アルミ
ナおよび酸化チタンから選ばれた無機化合物を少なくと
も1種以上を含む防滴剤が塗布された農業用資材が示さ
れている。
【0004】ところが、従来の提案技術による防滴性を
有するグリーンハウス用プラスティックフィルムは、基
材フィルムの耐用年数に比べて防滴効果の持続期間は短
く、長期間使用すると防滴性が低下してしまい、定期的
に防滴剤を塗布しなければ防滴機能を持続できなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防滴
性が長期間良好に持続し得る農業用資材を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の農業用資材とは
プラスティックフィルムの少なくとも1表面上に親水性
基を有する被覆層を設けてなる農業用資材であって、該
被覆層の中に光触媒効果を有する粒子が含まれてなるも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるプラスティックフ
ィルムとしては、単体あるいは複合体を問わず適宜のプ
ラスティックフィルムを用いる。代表的なものとして
は、ポリオレフィンフィルム、ポリスチレンフィルム、
ポリエステルフィルム、ポリカーボネイトフィルム、ト
リアセチルセルロースフィルム、セロファンフィルム、
ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム、ポリフェニ
レンスルフィドフィルム、ポリエーテルスルホンフィル
ム、ポリスルホンフィルム、ポリアクリロニトリルフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ酢酸ビニルフィル
ム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム等の単体ある
いは複合体を用いることができる。コーティング層の接
着性が良好なことからプラスティックフィルムには特に
その中でも単体、複合体あるいは延伸、未延伸を問わず
ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンテレフタレート
フィルム、アクリルフィルム、ポリオレフィンフィルム
およびフッ素樹脂フィルムが、機械特性、光学特性の面
から好適であり、中でも、ポリエステルフィルム、フッ
素系樹脂フィルムがより好適である。
【0008】本発明においていうポリエステルとは、具
体的には例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、ビス−α,β(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4’−ジカルボン酸、アジピン酸、セ
バシン酸等の2官能カルボン酸の少なくとも1種と、エ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメ
チレングリコール等のグリコールの少なくとも1種とを
重縮合して得られるポリエステルを用いることができ
る。また、該ポリエステルには本発明の目的を阻害しな
い範囲内で他種ポリマをブレンドしたり、共重合しても
よいし、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、紫外線吸
収剤などが含まれていてもよい。ポリエステルの固有粘
度(25℃オルトクロルフェノール中で測定)は0.4
〜2であり、好ましくは0.5〜1の範囲のものが通常
用いられる。
【0009】また本発明におけるフッ素樹脂フィルムの
材質は特に限定されるものではないが、各種のものを用
いることができる。代表的なものとして、4フッ化エチ
レン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、6フッ化
プロピレン、2フッ化ビニリデン、3フッ化エチレン、
1フッ化エチレン、塩化3フッ化エチレン等の重合体、
それらの共重合体、あるいはエチレンとこれらの共重合
体からなる単体、複合体あるいは延伸、未延伸のフィル
ムを代表例として用いることができる。しかし、機械的
特性、製膜性、加工適性の点から4フッ化エチレン−6
フッ化プロピレン共重合体、エチレン−4フッ化エチレ
ン共重合体を用いることが好ましく、中でもエチレン−
4フッ化エチレン共重合体を主成分としたものが特に好
ましい。更に、フッ素樹脂フィルムは未延伸、一軸延
伸、二軸延伸のいずれでも用いうるが機械的強度が必要
とされる場合には延伸フィルムが好ましい。
【0010】また、フッ素樹脂フィルムには必要に応じ
て、本発明の効果を損なわない量で添加剤、例えば、耐
熱安定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、
顔料、染料、無機または有機の微粒子、分散剤、カップ
リング剤、充填剤等を配合してもよい。
【0011】本発明における基体プラスティックフィル
ムの厚みは特に限定されないが通常は0.5μm〜50
0μm、好ましくは30μm〜350μmである。
【0012】複合フィルムを使用する場合、その層数あ
るいは方法は特に限定されないが、複合押出法、基材フ
ィルム上への押出ラミネート法あるいは種々の接着剤を
用いたラミネート法などにより延伸が必要な場合には延
伸の前後を問わず複合されるのが通常である。
【0013】上記したような一般的プラスティックフィ
ルムに含有される紫外線吸収剤は300から400nm
の紫外線を吸収すればよいのであり、その種類は限定さ
れない。代表的なものとして、フェニル・サルシレー
ト、P−第3ブチルフェニル・サルシレート等のサルチ
ル酸誘導体、ジヒドロキシ・ベンゾフェノン、ジヒドロ
キシ・ジメトキシ・ベンゾフェノン等のベンゾフェノン
系のもの、2−(2’−ヒドロキシ−S’−メチル−フ
ェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系
のもの、蓚酸アニリド誘導体、レゾルシノール・モノベ
ンゾエート等のベンゾエート系のもの、0−ベンゾイル
安息香酸メチルあるいはエチル−2−シアノ−3,3−
ジフェニル・アクリレート等のジフェニルアクリレー
ト、あるいはこれらの混合物を用いることができる。
【0014】また、これらの紫外線吸収剤とヒンダード
アミン、安息香酸誘導体、あるいはニッケル化合物など
の耐光安定剤を必要に応じて併用してもよい。
【0015】紫外線吸収剤添加量は特に限定されない
が、通常は基材フィルム当たり0.1〜40%、好まし
くは2〜20%である。
【0016】更に本発明では、プラスティックフィルム
表面に被覆層を形成する場合、表面処理や下塗り処理を
施すことによって塗布性が良化するのみならず、被覆層
の密着性、耐水性、耐溶剤性等が改良されるのでより好
ましく利用できる。表面処理としては各種の方法、例え
ばコロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中、希ガ
ス中等)やプラズマ(グロー放電)処理(高圧、低
圧)、高周波スパッタエッチング処理等を行い、フィル
ム表面に高エネルギー粒子を衝突させる処理方法が用い
られる。一方、薬液処理には、金属ナトリウムのアンモ
ニア溶液や、ナトリウム・ナフタリン錯体のテトラヒド
ロフラン溶液にプラスティックフィルムを浸漬する等の
アルカリ溶液処理が用いられる。また、下塗り処理とし
ては酸素および/または窒素を含む原子団を有する有機
化合物からなる易接着剤を塗布してもよい。酸素および
/または窒素を含む原子団としては、アミノ基、イミノ
基、カルボキシル基、水酸基、カルボニル基、エーテル
基、エポキシ基、イソシアネート基、アミド基、ウレタ
ン基、エステル基、尿素基、シアノ基等が例示できる。
このような原子団を有する有機化合物としては、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリビニルアセタール、ポリ塩化
ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリイミ
ド、ポリウレタン、ポリカーボネイト、ポリスチレン、
ポリメチルペンテン、ポリオレフィン、ハロゲン化ポリ
オレフィン、アルキド樹脂、ポリアミドイミド、ポリビ
ニールアルコール、ケイ酸樹脂などが用いられるが、中
でもポリエステル、ポリウレタン、ポリ(メタ)アクリ
ル酸エステル、ポリビニルアルコールを用いたものが被
覆層の密着性の点でより好ましい。なお、表面処理の場
合、処理強度は特に限定されず、用途に応じて適切に所
望の値とすることができるが、処理強度の目安として
は、JIS−K6768に基づいて測定したフィルムの
濡れ指数を40dyne/cm以上、好ましくは45d
yne/cm以上とするのがよい。
【0017】本発明における親水性基を有する被覆層と
は分子中に水酸基、カルボニル基、カルボキシル基、シ
アノ基、アミノ基、ポリオキシエチレン基、メチルカル
ボニル基、シリル基、シラノール基等の親水性を有する
官能基または/およびカルボン酸塩、スルホン酸塩、硫
酸エステル塩、リン酸エステル塩、第4級アンモニウム
塩等の内少なくとも1種類以上の官能基等により変性さ
れた有機あるいは無機化合物を含む層のことである。上
記の官能基は0.1〜10重量%含まれていることが好
ましい。特に、光触媒効果を利用するため、光触媒反応
による酸化劣化の生じない無機親水性コロイド物質とリ
チウムシリケート及び/またはシラン誘導体の混合層が
好ましい。
【0018】本発明において用いられる無機親水性コロ
イド物質とは、コロイダルシリカ、コロイダルアルミ
ナ、コロイド状のFe(OH)2 、コロイド状のSn
(OH)4 、コロイド状のTiO2 、コロイド状のBa
SO4 、コロイド状のリチウムシリケート、コロイド状
のジルコニアおよびコロイド状のセリアであって、これ
らのコロイド物質は、2種以上併用されてもよく、特に
シリカが好適である。
【0019】特に、球状のコロイダルシリカが数珠状に
連結(複数の球状コロイダルシリカが連鎖状につながっ
た形状)した長鎖の構造を有するもの、および連結した
シリカが分岐したもの及び/または屈曲したものを用い
た場合、表面にうねり構造を有する多孔質膜を得ること
ができ、好ましい。上記コロイダルシリカは球状シリカ
の一次粒子を2価以上の金属イオンを介在させ粒子−粒
子間を結合させたもので、少なくとも3個以上、好まし
くは5個以上、更に好ましくは7個以上連結したものを
いい、更には数珠状に連結した粒子が分岐したもの及び
/または屈曲したものも包含する。
【0020】また、コロイダルシリカと他の無機粒子と
の複合あるいは混合粒子であってもよく、これらを介在
させて連結したものでも良い。介在させる金属イオンと
しては2価以上の金属イオンが好ましく、例えばC
2+、Zn2+、Mg2+、Ba2+、Al3+、Ti4+などで
ある。特にCa2+とした場合には、数珠状に連結および
分岐したコロイダルシリカを作製するのに好適である。
またコロイダルシリカの一次粒子径は5nm〜100n
m、好ましくは7nm〜50nm、更に好ましくは8n
m〜30nmである場合、孔形成性、孔面積比を大きく
する点で好ましい。更に防滴層のうねりはシリカ粒子が
数珠状に連結および分岐している場合に発現するもので
あり、連結したシリカの一次粒子数が多いほど好ましい
が通常は3個以上100個未満、好ましくは5個以上5
0個未満、更に好ましくは7個以上30個未満であるの
が望ましい。2個以下ではうねりの発現が不十分であ
り、100個以上の場合には数珠状に連結及び/または
分岐したシリカ粒子が増粘しやすく水分散性が悪くなる
傾向にある。数珠状に連結及び/または分岐したシリカ
粒子の多孔質塗膜中での含有率は3〜80重量部、好ま
しくは10〜70重量部、更に好ましくは20〜60重
量部である。含有率が3重量部未満では多孔質形成性が
なく、うねりの発現もないため水分の吸収速度が遅くな
り、かつ、吸収量が減少する傾向にある。80重量部を
超えて含有させた場合には多孔質形成性が低下したり孔
径が小さくなったり、孔面積比が低下するため水分の吸
収速度が低下するし、塗膜の強度も劣るためハウスへの
展張時に擦り傷が発生しやすくなるなどの欠点を生じや
すくなる。
【0021】本発明におけるリチウムシリケートは、二
酸化珪素と炭酸リチウム等のリチウム塩とを融解するこ
とによって得られるものであり、次の一般式(1)で表
される。
【0022】
【化1】 なお、リチウムシリケートは、二酸化珪素とリチウム塩
との配合割合によって、水溶性の異なるものがえられ
る。例えば、一般式中nが6〜10のものは水に不溶で
ある。したがって、この場合リチウムシリケートはコロ
イド状になりえるため、上述の無機親水性コロイド物質
としても利用できる。一方、nが2〜5のリチウムシリ
ケートは水溶性であるがために、バインダーとして上述
の無機親水性コロイド物質とともに利用でき、より好ま
しい。
【0023】本発明におけるシラン誘導体は、次の一般
式(2)で表される。
【0024】
【化2】 式中R1 はアミノ基、エポキシ基、エポキシ基含有基、
ウレイド基、アンモニウム基およびエチレン性不飽和結
合含有基の内から選ばれた反応性基を少なくとも1個有
するアルキル基またはアリール基である。また、R2
よびR3 は、それぞれ炭素数が1〜3のアルキル基をを
有しており、R2 およびR3 は同一であっても異なって
いてもよい。さらに、nは、1〜3を示している。
【0025】本発明において防曇層中には光触媒効果を
有する粒子を含んでいることが必要である。光触媒効果
粒子の酸化還元反応を利用した防曇シールとしては特開
平8−1010号公報、特開平8−57911号公報が
挙げられるが、いずれもコーティング層を外側に向けて
直接光を当てて利用したものである。
【0026】ところが本発明においてはフッ素樹脂フィ
ルムを利用することにより基材フィルム側から入射した
紫外線を利用することができ、また、フッ素フィルム自
身が耐候性に富み、かつ光触媒による酸化還元反応によ
り劣化がほとんどないことから本発明における被覆層を
設けるためのシート材としては大変有効である。フッ素
樹脂フィルムは前述の通りそれ自体紫外線を透過するた
め光触媒反応を開始する波長を該粒子に供給することが
できる。例えば、アナターゼ型二酸化チタンでは約39
0nm、ルチル型二酸化チタンでは約410nm、チタ
ン酸ストロンチウムでは400nmである。
【0027】本発明においてフッ素樹脂フィルムの表面
上に無機親水性コロイド物質とリチウムシリケート及び
/またはシラン誘導体と光触媒効果を有する粒子とを含
む混合層をコーティングすることにより、基材フィルム
を通して入ってきた光は混合層中の光触媒効果を有する
粒子に当たり、粒子界面で酸化還元反応を示す。そのた
め、この光触媒効果を利用して長期展張により失われた
防曇層表面における親水性を再び元に戻すことができ
る。したがって、基材フィルムとの接着面付近で光触媒
反応が起こっても効果は無いことから、極表層付近で効
果を示す必要があり、光触媒効果を有する粒子の濃度は
接着面より表面の方が高いことが好ましい。これによ
り、アンカー層として耐候性のあるアクリル樹脂やウレ
タン樹脂等を用いても光触媒効果により劣化することは
なくなり、さらに、光触媒効果を有する粒子の濃度も上
げることが可能である。例えば、コロイダルシリカは流
水あるいは太陽光により水酸基(OH)が失われ、同時
に親水性も失われる。しかし、光触媒粒子に光触媒反応
を開始する特定波長を当てると空気中の酸素および/あ
るいは水を分解し、コロイダルシリカ表面の酸素を酸化
したり、ラジカル部分に水酸基が結合したりして再び親
水性を示すようになる。ここで光触媒効果を有する粒子
は有機、無機を問わずバンドギャップを有する半導体で
あり、例えば二酸化チタン、酸化亜鉛、三酸化ビスマ
ス、チタン酸ストロンチウム、三酸化タングステン、硫
化カドミウム、セレン化カドミウム、ヒ化ガリウム、単
結晶および多結晶シリコン、酸化第2鉄等が用いられ
る。ここでいうバンドギャップとは価電子帯の上端と伝
導帯の下端との間のエネルギー準位の差のことをいい、
バンドギャップの値以上のエネルギーを有する光が照射
されると価電子帯から伝導帯へ電子が励起される。上述
の粒子は、正孔が集まる価電子帯の上端と電子が集まる
伝導帯の状態が、強い酸化力と還元力を持った状態に相
当するため光励起されると反応活性に富む。これら粒子
のバンドギャップは、粒子が持つバンドギャップと太陽
エネルギーの変換効率とから大きすぎず、また、小さす
ぎないものがよい。なぜなら、バンドギャップが2.5
eV以下の小さい粒子では多くの光エネルギーを励起
後、伝導帯内で熱としてエネルギーを失ってしまい、ま
た、逆に4.0eV以上の大きい粒子は価電子帯内にあ
る電子を伝導帯内まで励起するエネルギーが不足しほと
んどの光エネルギーを利用できないためである。したが
って、バンドギャップが2.5〜4.0eV範囲内のも
のは熱となる損失と、利用できない光エネルギーがとも
に少ないため、好ましい。このバンドギャップの範囲は
基材フィルムによっても異なる。ポリエステルフィルム
の場合には330nm以下の波長の光は透過しないため
2.5〜3.7eVであり、紫外線吸収剤が塗布あるい
は添加されているポリエステルフィルムでは2.5〜
3.4eVであり、またフッ素樹脂フィルムでは2.5
〜4.0eVである。さらに着色しにくくするため可視
光線領域にバンドギャップを持たないこと、また、エネ
ルギー効率の点からバンドギャップが大きすぎないこと
より、3.0〜3.4eVにあるものがより好ましい。
以上の点から、チタン酸ストロンチウム(約3.0e
V)および二酸化チタン(約3.0eV)が好適であ
り、さらに二酸化チタンの中でも特にアナターゼ型(約
3.2eV)のものが好ましい。また、光触媒効果を有
する粒子の平均粒径は光触媒の光吸収効率を高める点、
防曇層への分散性の点から微粒子であることが必要があ
り5〜100nmが好ましい。さらに好ましくは5〜5
0nm、さらに好ましくは5〜30nmである。
【0028】本発明においては界面活性剤を含有してい
てもよく、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、
カチオン界面活性剤および両性界面活性剤のいずれを用
いてもよい。但し、界面活性剤は上述の無機親水性コロ
イドおよび光触媒効果を有する粒子との関係で適宜選択
することが好ましい。例えば、無機親水性コロイド物質
としてコロイダルシリカを用いた場合にはアニオン界面
活性剤および/またはノニオン界面活性剤を用いること
が好ましい。
【0029】本発明における被覆層の厚みは特に限定さ
れないが、通常は0.01〜15μmであるが、0.1
〜5μmの範囲にあるものが被覆層の均一形成性、密着
性、光透過性等の点で好ましい。また、被覆層には必要
に応じて、本発明の効果を損なわない量で各種の添加
剤、例えば消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防止
剤、染料等を含有せしめてもよい。
【0030】本発明における被覆層2の厚み(b)と基
材フィルム1の厚み(a)との比(a/b)は特に限定
されないが1/4〜1/104 、好ましくは1/8〜1
/103 、更に好ましくは1/12〜1/102 とする
のが、積層体としての可撓性、機械特性の面からより好
ましい。
【0031】次に被覆層を設ける方法について説明す
る。フッ素樹脂フィルム製膜工程内で、製膜されたフッ
素樹脂フィルムにあらかじめ所定量に調整された溶液を
塗布し、乾燥する方法、あるいはフッ素樹脂フィルムを
巻き取りその後、塗布し乾燥する方法が適用できる。塗
布方法は特に限定されないが、グラビアコート、リバー
スコート、キッスコート、ダイコート、メタリングバー
コート、スプレーコート等の方法を用いてコーティング
した後60〜150℃で1秒〜15分程度乾燥させる。
この際溶媒としては水を使用してもよいし、アルコール
系、有機溶剤系のものを使用してもよい。当然水とアル
コールとの混合溶媒を使用してもよい。また、被覆層を
別途製膜しておき、後からラミネートしてもよいが無機
親水性コロイド物質を主体とする層はやや強度が不足で
ある点から直接基材フィルム上に積層するのが好まし
い。このようにして得られたフィルムをハウスの所定の
枠に沿い展張して使用することができる。
【0032】
【測定及び評価方法】本発明の特性値は、次の測定方
法、評価基準による。
【0033】(1)防滴寿命 200mlのビーカーに100mlの水を入れる。この
ビーカーに、被覆層が内側になるように試料フィルムを
被せ、ゴムバンドでフィルムを止めた。
【0034】フィルムで覆われたビーカーを高温水槽に
つけ、紫外線の当たらない暗室において次の条件で加熱
した。
【0035】(加熱条件)30℃×5日→50℃×10
日→60℃×10日→70℃×30日続けた。
【0036】その間、被覆層に付着する水滴の様子を観
察した。
【0037】評価の基準は次の通りである。○あるいは
△を合格とした。
【0038】 ○:水滴による曇りがない △:局部的に水滴が付着している ×:全体に水滴が付着している
【0039】(2)耐候性促進試験 200mlのビーカーに100mlの水を入れる。この
ビーカーに、被覆層が内側になるように試料フィルムを
被せ、ゴムバンドでフィルムを止めた。
【0040】フィルムで覆われたビーカーを50℃に保
った高温水槽につけた状態で、紫外線ランプにより紫外
線(100mW/cm2 )をフィルム表面に所定時間当
て続けた。このときの被覆層に付着する水滴の様子を観
察した。ただし、1000時間以降は20時間毎に10
分間紫外線を当てるように変更した。
【0041】評価の基準は次の通りである。○あるいは
△を合格とした。
【0042】 ○:水滴による曇りがない △:局部的に水滴が付着している ×:全体に水滴が付着している
【0043】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0044】実施例1 厚さ100μmのエチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体樹脂フィルム(東レ((株)製)の塗設面をコロ
ナ放電処理し、該面にメタノールを希釈溶媒とし、これ
に分岐数珠状コロイダルシリカ“スノーテックス”OU
P(日産化学(株)製)85重量部とβ−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン7重
量部とポリオキシエチレン(8モル)ノニルフェニルエ
ーテル13重量部と光触媒用酸化チタンPC101(チ
タン工業(株)製)5重量部を混合した濃度10重量%
の均一塗剤を塗布し、塗布層を100℃で1分間乾燥さ
せ、厚み0.5μmの被覆層を設けた。
【0045】実施例2 厚さ188μmの耐候性ポリエチレンテレフタレート樹
脂フィルム(東レ(株)製)の塗設面をコロナ放電処理
し、該面にメタノールを希釈溶媒とし、これに分岐数珠
状コロイダルシリカ“スノーテックス”OUP(日産化
学(株)製)85重量部とβ−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン7重量部とポリ
オキシエチレン(8モル)ノニルフェニルエーテル13
重量部と光触媒用酸化チタンPC101(チタン工業
(株)製)5重量部を混合した濃度10重量%の均一塗
剤を塗布し、塗布層を100℃で1分間乾燥させ、厚み
0.5μmの被覆層を設けた。
【0046】実施例3 実施例1と同じ基材フィルム上に、該面に下地層として
メチルエチルケトンを希釈溶媒としたアクリル樹脂“コ
ータックス”LH613(東レ(株)製)の濃度10重
量%の均一塗剤を塗布し、塗布層を100℃で1分間乾
燥させ、厚み0.1μmの被覆層を設けた。その上にメ
タノールを希釈溶媒とし、これに分岐数珠状コロイダル
シリカ“スノーテックス”OUP(日産化学(株)製)
85重量部とβ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン7重量部とポリオキシエチレ
ン(8モル)ノニルフェニルエーテル13重量部を混合
した濃度10重量%の均一塗剤を塗布し、塗布層を10
0℃で1分間乾燥させ、厚み0.4μmの被覆層を設け
た。さらにその上にメタノールを希釈溶媒とし、これに
分岐数珠状コロイダルシリカ“スノーテックス”OUP
(日産化学(株)製)85重量部とβ−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン7重量
部とポリオキシエチレン(8モル)ノニルフェニルエー
テル13重量部と光触媒用酸化チタンPC101(チタ
ン工業(株)製)10重量部を混合した濃度10重量%
の均一塗剤を塗布し、塗布層を100℃で1分間乾燥さ
せ、厚み0.1μmの被覆層を設けた。
【0047】比較例1 実施例1と同じ基材フィルム上にメタノールを希釈溶媒
とし、これに分岐数珠状コロイダルシリカ“スノーテッ
クス”OUP(日産化学(株)製)85重量部とβ−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン7重量部とポリオキシエチレン(8モル)ノニ
ルフェニルエーテル13重量部を混合した濃度10重量
%の均一塗剤を塗布し、塗布層を100℃で1分間乾燥
させ、厚み1μmの被覆層を設けた。
【0048】
【表1】 表1に示す通り、本発明におけるフィルム構成によって
紫外線照射状況下において防滴性を長寿命化することが
できる。また、被覆層表面における光触媒粒子の濃度が
高いほど流滴寿命を長くする。
【0049】
【発明の効果】本発明の農業用資材は、プラスティック
フィルムの少なくとも1表面上に親水性基を有する被覆
層を設けその中に光触媒効果を有する粒子を含むもので
あり、次の様な効果を得ることができた。
【0050】本発明の農業用被覆資材の被覆層は太陽光
(紫外線)がプラスティックフィルムを通して照射され
ることにより優れた防滴耐久性を得ることができる。
【0051】本発明の農業用資材は上記のような優れた
特徴を有するため被覆層を内側にした用途として農業用
資材の他に防汚シート用、テント用、屋外展張用、ガラ
ス飛散防止用など各種資材に適用できる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスティックフィルムの少なくとも1
    表面上に親水性基を有する被覆層を設けてなる農業用資
    材であって、該被覆層の中に光触媒効果を有する粒子が
    含まれてなることを特徴とする農業用資材。
  2. 【請求項2】 被覆層が無機親水性コロイド物質とリチ
    ウムシリケート及び/またはシラン誘導体とからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の農業用資材。
  3. 【請求項3】 被覆層が界面活性剤を含有してなること
    を特徴とする請求項1に記載の農業用資材。
  4. 【請求項4】 光触媒効果を有する粒子が半導体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の農業用資材。
  5. 【請求項5】 半導体のバンドギャップが2.5〜4.
    0eVの範囲内にあることを特徴とする請求項4に記載
    の農業用資材。
  6. 【請求項6】 光触媒効果を有する粒子の平均粒子径が
    5〜100nmであることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の農業用資材。
  7. 【請求項7】 光触媒効果を有する粒子が酸化チタンお
    よび/あるいはチタン酸ストロンチウムであることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか記載の農業用資材。
  8. 【請求項8】 被覆層中における光触媒効果を有する粒
    子の濃度が接着面より表面の方が高くなっていることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の農業用資材。
  9. 【請求項9】 無機親水性コロイド物質がコロイダルア
    ルミナ、コロイダルシリカ、コロイド状のチタニアの内
    から選ばれる1種類以上からなることを特徴とする請求
    項2に記載の農業用資材。
  10. 【請求項10】 コロイダルシリカが球状コロイダルシ
    リカあるいは/および数珠状コロイダルシリカであるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の農業用資材。
  11. 【請求項11】 プラスティックフィルムがフッ素樹脂
    フィルムからなることを特徴とする請求項1〜10のに
    いずれかに記載の農業用資材。
  12. 【請求項12】 フッ素樹脂フィルムがエチレン−テト
    ラフルオロエチレン共重合樹脂を主成分とした組成物か
    らなることを特徴とする請求項11に記載の農業用資
    材。
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