JPH11106881A - 連続溶融アルミニウムめっきラインのめっき鋼板冷却装置 - Google Patents

連続溶融アルミニウムめっきラインのめっき鋼板冷却装置

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JPH11106881A
JPH11106881A JP26553597A JP26553597A JPH11106881A JP H11106881 A JPH11106881 A JP H11106881A JP 26553597 A JP26553597 A JP 26553597A JP 26553597 A JP26553597 A JP 26553597A JP H11106881 A JPH11106881 A JP H11106881A
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steel sheet
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dip aluminum
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JP26553597A
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Hiroyuki Nakamizo
浩行 中溝
Masayuki Kobayashi
雅之 小林
Ken Tagashira
憲 田頭
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶融アルミめっき鋼板の加工性および表面肌品
質に関するさまざまな要求品質に対応する多種類の溶融
アルミめっき鋼板を1つの連続めっきラインで効率よく
製造するためのめっき浴上に配置される冷却装置を提供
する。 【解決手段】この冷却装置は、めっき浴上に導出された
めっき鋼板に冷媒流体を吹き付けるノズル集合体(5
0)を、上下に分割された複数段の冷媒流体吹出ゾーン
(51,52,…)で構成すると共に、冷媒送給ダクト
(71,72,…)のそれぞれに冷媒流量調節器(8
1,82,…)を設け、製造しようとするめっき鋼板の
要求品質に応じて、各段の冷媒流体吹出ゾーン(51,
52,…)における冷媒流体の吹出のオン・オフおよび
吹出量を、冷媒流体流量調節器(81,82,…)の開
閉および開度調整により制御するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続溶融アルミニ
ウムめっきラインのめっき浴上に配設されるめっき鋼板
の冷却装置に係り、製造しようとするめっき鋼板の成形
加工性や表面肌品質に対する種々の要求品質に応じて、
めっき鋼板に対する適切な冷却処理を行うことができる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】連続溶融アルミニウムめっきラインの溶
融めっき浴の上方には、鋼板表面のめっき金属を強制冷
却する冷却装置が設置されている。図2において、
(1)はめっき浴、(4)は冷却装置である。めっき浴
(1)に導入された鋼板(S)は、シンクロール(2)
を介して浴中を通過し、浴外に導出されためっき鋼板
は、ガスワイピング装置(3)による噴射ガス流の吹拭
作用により所定のめっき付着量に調節され、ついで冷却
装置(4)において冷媒流体(空気など)の吹き付けに
よる強制冷却を施される。めっき鋼板を強制冷却するの
は、母材鋼板とめっき層の界面のFe-Al-Si合金の生成を
抑制するためである。該合金層は硬く脆いため、層厚が
厚くなると、その後の成形加工の際にめっき層が剥離し
易くなる。良好な加工性を得るには、該合金層の生成を
抑制し耐剥離性を高めることが必要であり、殊に深絞り
等の強加工用途では、層厚を約5μm以下に抑制するこ
とが必要とされている。
【0003】この合金層の生成反応は、めっき金属が液
相ないし固液共存状態を保持している間に生じる母材鋼
板との相互拡散反応であるので、めっき金属を強制冷却
し速やかに凝固を完了させることにより、生成層厚を抑
制するのである。冷却装置(4)は、図3に示すよう
に、めっき鋼板のパスラインを挟む左右両側に対向配置
されたノズル集合体(5)、冷媒流体供給源であるブロ
アー(6),冷媒流体をノズル集合体に送給するダクト
(7)から構成されている。ノズル集合体(5)は、そ
こを通過するめっき鋼板の表面に均一な衝風冷却作用が
与えられるように、冷媒流体吹出口として多数の水平ス
リットノズル(N)が一定のピッチで設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように溶融アル
ミニウムめっき鋼板のFe-Al-Si合金層の生成は、母材鋼
板表面のめっき金属が凝固を完了するまでの間の界面反
応であるから、その生成層厚を薄くするには、めっき鋼
板に対する冷媒流体の吹出圧・吹出量を増強し、できる
だけ早期・短時間にめっき金属の凝固を完了するように
強制冷却作用を強化することが有効である。しかし、冷
媒流体による強制冷却の強化に伴い、めっき層表面に、
冷媒流体の衝風による風紋が生じ易くなり、平滑美麗な
めっき表面品質を確保することが困難となる。
【0005】溶融アルミニウムめっき鋼板は、用途・使
用態様により、絞り加工等の高加工性を要求される一方
において、加工性より平滑美麗な表面肌を重視されるも
の、あるいは加工性と表面肌品質とを程よく兼ね備えた
ものが要求されるなど、製品めっき鋼板の要求品質の内
容はさまざまである。これらの品質要求に応える多種類
の製品めっき鋼板を、1つのめっきラインで製造するこ
とは極めて困難である。加工性を高めることと平滑美麗
な表面肌品質とは、冷媒流体による強制冷却処理に、緩
急相反する制御操作を必要とするからである。本発明
は、上記に鑑み種々の品質要求に対処するための多種類
の溶融アルミニウムめっき鋼板を、1つのめっきライン
で効率的に製造することを可能にする新規冷却装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続溶融アル
ミニウムめっきラインのめっき浴内から浴上方に導出さ
れるめっき鋼板のパスラインを挟んで左右両側に対向配
置され、冷媒流体の吹出によりめっき鋼板表面のめっき
金属を強制冷却するノズル集合体を備えた冷却装置にお
いて、前記ノズル集合体(50)は、上下に分割された
複数段の冷媒吹出ゾーン(51,52,…)からなると
共に、各冷媒吹出ゾーン(51,52,…)とブロアー
(60)とをむすぶ冷媒送給ダクト(71,72,…)
のそれぞれに、冷媒流量調節器(81,82,…)が設
けられ、製造しようとするめっき鋼板の要求品質に応じ
て、各段の冷媒吹出ゾーン(51,52,…)における
冷媒流体の吹出のオン・オフおよび吹出量を、冷媒流量
調節器(81,82,…)のそれぞれの開閉および開度
調整により制御するようにしたことを特徴としている。
【0007】従来の冷却装置のめっき鋼板に対する強制
冷却作用は、めっき鋼板が冷却装置(4)に到達し、そ
こを通過し終わるまでの間、一定不変である。これに対
し、本発明の冷却装置(40)では、複数段の冷媒吹出
ゾーン(51,52,…)の各段ごとに、冷媒流体吹出
のオン・オフおよび吹出量の制御が行われ、従って冷媒
流体の吹き付けの開始・停止の時期、および冷媒吹出ゾ
ーン(51,52,…)の各段を通過する過程のめっき
鋼板に対する冷媒流体の吹出量を、めっき鋼板の要求品
質に応じて変化させることができる。すなわち、製造し
ようとするめっき鋼板の品質要求の内容に応じて、冷媒
流体の吹き付けによる強制冷却の緩急・遅速を自在に制
御することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、ノズル集合体(5
0)は、上下に分割された2つの冷媒吹出ゾーン(5
1)と(52)とで構成されている。2つの冷媒吹出ゾ
ーン(51)(52)は、前記図3における一体型ノズ
ル集合体(4)と同じように、多数の水平スリットノズ
ル(N)が一定のピッチで形設された構成を有してい
る。各段の冷媒吹出ゾーン(51)(52)のそれぞれ
のゾーン長さ(鋼板パスライン方向)、およびゾーン長
さの比率等は任意に設定される。冷媒吹出ゾーン(5
1)(52)は、冷媒送給ダクト(71)(72)を介
して冷媒供給源であるブロアー(60)に接続され、そ
のダクト(71)(72)のそれぞれにコントロールダ
ンパー等の冷媒流量調節器(81)(82)が設けられ
ている。流量調節器(81)(82)の開閉および開度
はそれぞれ個別に制御される。めっき浴(1)から導出
され、上方に移送されてノズル集合体(40)に到った
めっき鋼板は、第1段の冷媒吹出ゾーン(51)を通過
し、ついで第2段の冷媒吹出ゾーン(52)を通過す
る。
【0009】製造しようとするめっき鋼板が、絞り加工
等の高加工性を要求されるものである場合は、Fe-Al-Si
合金層の生成が抑制されるように、できるだけ早期に強
い強制冷却をめっき鋼板に加えることが必要である。こ
のため、例えば、第1段(下段)冷媒吹出ゾーン(5
1)の流量調節器(81)を全開とし、第2段(上段)
冷媒吹出ゾーン(52)の流量調節器(82)は閉ない
し制限された開度に設定する。これにより、めっき鋼板
は、吹出量を富化された第1段冷媒吹出ゾーン(51)
の冷媒流体の強い強制冷却作用を受け、めっき金属は早
期かつ短時間に強固を完了する。
【0010】他方、加工性より風紋のない平滑美麗な表
面肌を重視されるめっき鋼板を製造する場合は、冷媒流
体の早期急激な吹出を行うことは不要であるのみなら
ず、表面肌品質にとって有害である。すなわちこの場合
は、風紋を生じるような強い衝風作用が回避されるよう
に、冷媒流体の吹出を抑制し緩徐の冷却を行うべきであ
り、例えば第1段冷媒吹出ゾーン(51)の冷媒流体の
吹出量を制限しないしは遮断し、第2段冷媒吹出ゾーン
(52 )による強制冷却を行うようにする。加工性と
表面肌品質の両特性を適度にバランスさせることを要求
される場合においても、第1段および第2段の冷媒吹出
ゾーン(51)(52)のそれぞれの冷媒流体吹出量を
適宜増減調節することにより、その要求品質に対処する
ことができる。
【0011】上記冷却装置において、ブロアー(60)
として出力可変型のものを適用する場合は、その送風出
力比の調整と、各冷媒流体送給ダクトのそれぞれの流量
調節器(81)(82)の開度調整との組合せにより、
めっき鋼板に対する冷媒流体の吹出をよりきめ細かく制
御することが可能となる。また、各段の冷媒吹出ゾーン
の送給ダクト(71)(72)を互いに分離し、それぞ
れにブロアーを配置した構成とすることもでき、その場
合は、2つの冷媒吹出ゾーン(51)(52)のそれぞ
れに対する冷媒流体の配分量比の調整を考慮する必要が
なくなるので、各段の冷媒吹出ゾーン(51)(52)
の吹出量の調整がより容易化される。本発明における冷
媒流体の吹出制御に必要な操作は、送給ダクト(71)
(72)の流量調節器(81)(82)の開閉・開度調
整操作,ブロアー(60)の出力比の調整操作のみであ
り、応答速度も極めて速く、めっき鋼板に対する冷媒流
体吹出を的確に制御することができる。
【0012】図1では、ノズル集合体(50)を、2段
の冷媒吹出ゾーン(51)(52)で構成した例を示し
ているが、ゾーンの分割段数は任意である。分割段数を
多くする程、めっき鋼板に対する冷媒流体吹出のきめ細
かな制御が容易となるが、それに伴い設備費が増大す
る。実操業上、2〜4段のゾーン構成により、めっき鋼
板の多様な要求品質に対処することが可能である。ま
た、図における各段の冷媒吹出ゾーン(51)(52)
は互いに分離された構造体として配置されているが、一
体構造のノズル集合体を仕切り板で複数段のゾーンに分
割した構造を採用することもむろん可能である。
【0013】なお、めっき鋼板の冷媒流体の吹き付けに
よる強制冷却の効果(めっき金属層の冷却速度・凝固の
遅速等)は、ライン内のめっき鋼板移送速度,溶融めっ
き浴温度,めっき鋼板の母材板厚などによる影響を受け
る。従って実操業においては、これらの製造条件を含む
操業データから、冷媒流体の吹出制御条件とめっき鋼板
の品質(加工性,表面肌)との相関を求めておき、その
相関に基づいて、めっき鋼板の種類ごとに各段の流量調
節器(81)(82)の開閉・開度の調整,ブロアー
(60)の出力比調整を行うことにより、要求品質を満
たす製品鋼板を製造することができる。
【0014】
【実施例】図1に示す冷却装置を備えた連続めっきライ
ンにおいて溶融アルミニウム鋼板を製造する。 (1)母材鋼板 S 1 : 極低炭素IF鋼板(Ti添加鋼) C ≦0.005, Si ≦0.10, Mn:0.1-0.2, P ≦0.020, S≦0.
010, Al:0.04-0.06,Ti:0.05-0.07, N ≦0.005, Fe:Bal
(wt %) S 2 : 低炭素アルミキルド鋼板 C ≦0.08, Si≦0.10, Mn:0.1-0.4, P ≦0.020, S≦0.03
0, Al:0.02-0.06,N≦0.005, Fe:Bal (wt %) (2)めっき浴 浴組成: Al− 8〜10%Si(Fe≦5%) 浴温度: 643 〜684 ℃ (3)ライン速度: 40〜140 m/ min
【0015】(5)冷却装置 ブロアー(60)は最大出力 2200 m3 /minの出力可変型
(ファン回転数による)であり、各冷媒送給ダクト(71)
(72)の冷媒流量調節器(コントロールダンパー)(81)(8
2)の開閉・開度調整、およびブロアー(60)の出力比によ
り、各冷媒吹出ゾーン(51)(52)の冷媒吹出のオン・オフ
と吹出量の調節を行う。冷媒流体は空気である。なおノ
ズル集合体(40)を構成する2つの冷媒吹出ゾーンの長さ
(鋼板移送方向)の比(第1ゾーン/第2ゾーン)は7/
3 である。
【0016】(6)製品めっき鋼板品質 (6.1)加工性 カップ絞りプレス成形加工(油圧方式)におけるめっき
金属層の耐剥離性を評価する。 〔試験1〕極低炭素IF鋼板を母材鋼板とする製品めっ
き鋼板。 ポンチ径: 85 mm, ブランク径: 177 mm, 絞り深さ: 40
mm,ダイス肩・ポンチ肩のR: 4 mm 〔試験2〕低炭素アルミキルド鋼板を母材鋼板とする製
品めっき鋼板。 ポンチ径: 85 mm, ブランク径: 177 mm, 絞り深さ: 30
mm,ダイス肩・ポンチ肩のR: 8 mm ◎: 剥離なし ○: 剥離なし(但し,めっき層に微小クラック発生) △: 剥離中程度 ×: 剥離顕著
【0017】(6.2)表面肌 めっき表面の平滑美麗性(主として風紋の有無およびそ
の程度)を肉眼観察に基づいて評価する。 ◎: 良好(風紋皆無) ○: 良好(極く軽微の風紋あり) △: 普通(軽微の風紋発生) ×: 悪い(風紋目立つ)
【0018】各製品鋼板の製造条件および品質評価結果
を表1および表2に示す。このように鋼板の板厚,ライ
ン速度,めっき付着量等に応じて各段の冷媒吹出ゾーン
(51)(52)の冷媒吹出量,ブロアー出力比等を適
宜調整することにより、高加工性を有するもの、加工性
と表面肌品質を程よく兼備させたもの、表面肌品質を重
視されるもの等、目的とする製品めっき鋼板の用途・要
求品質に応じた加工性・外観品質等を充足させることが
できる。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】連続溶融アルミニウムめっきにおいて本
発明の冷却装置によるめっき鋼板の強制冷却処理を行う
ことにより、高加工性を要求される強加工用途から、表
面肌品質を重視される用途にわたって、加工性と表面肌
に関する多様な品質要求に応え得る溶融アルミニウムめ
っき鋼板を、同じ連続めっきラインにおいて効率よく製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の実施例を示す図である。
【図2】連続溶融アルミニウムめっきラインの説明図で
ある。
【図3】従来の冷却装置を示す図である。
【符号の説明】 1 : 溶融アルミニウムめっき浴 2 : 浴中ロール 3 : めっき付着量制御装置(ガスワイピング装置) 4 : 冷却装置 5 : ノズル集合体 6 : ブロアー 7 : 冷媒送給ダクト 40: 冷却装置 50: ノズル集合体 51,52: 冷媒吹出ゾーン 60: ブロアー 71,72: 冷媒送給ダクト 81,82: 冷媒流量調節器 S : 鋼板 N : ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続溶融アルミニウムめっきラインのめ
    っき浴内から浴上方に導出されるめっき鋼板のパスライ
    ンを挟んで左右両側に対向配置され、冷媒流体の吹出に
    よりめっき鋼板表面のめっき金属を強制冷却するノズル
    集合体を備えた冷却装置において、 前記ノズル集合体(50)は、上下に分割された複数段
    の冷媒吹出ゾーン(51,52,…)からなると共に、
    各冷媒吹出ゾーン(51,52,…)とブロアー(6
    0)とをむすぶ冷媒送給ダクト(71,72,…)のそ
    れぞれに、冷媒流量調節器(81,82,…)が設けら
    れ、製造しようとするめっき鋼板の要求品質に応じて、
    各段の冷媒吹出ゾーン(51,52,…)における冷媒
    流体の吹出のオン・オフおよび吹出量を、冷媒流量調節
    器(81,82,…)のそれぞれの開閉および開度調整
    により制御するようにしたことを特徴とする連続溶融ア
    ルミニウムめっきラインにおけるめっき鋼板冷却装置。
  2. 【請求項2】 ブロアー(60)は送風出力可変型であ
    り、送風出力比の調節と、各冷媒送給ダクト(71,7
    2,…)の冷媒流量調節器(81,82,…)の開度調
    節とにより、各段の冷媒吹出ゾーン(51,52,…)
    における冷媒吹出量を制御するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の連続溶融アルミニウムめきライン
    におけるめっき浴上の冷却装置。
  3. 【請求項3】 各段の冷媒吹出ゾーン(51,52,
    …)は、互いに分離された冷媒送給ダクト(71,7
    2,…)を有し、それぞれに冷媒流体を供給するブロア
    ー(60)が設けられていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の連続溶融アルミニウムめっきラ
    インにおけるめっき鋼板冷却装置。
JP26553597A 1997-09-30 1997-09-30 連続溶融アルミニウムめっきラインのめっき鋼板冷却装置 Pending JPH11106881A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1582919A1 (en) 2004-03-23 2005-10-05 Fuji Photo Film Co. Ltd. Silver halide photosensitive material and photothermographic material
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