JPH11106686A - メタリック仕上げ法 - Google Patents

メタリック仕上げ法

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JPH11106686A
JPH11106686A JP27610797A JP27610797A JPH11106686A JP H11106686 A JPH11106686 A JP H11106686A JP 27610797 A JP27610797 A JP 27610797A JP 27610797 A JP27610797 A JP 27610797A JP H11106686 A JPH11106686 A JP H11106686A
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paint
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metallic
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Shigeru Nakamura
茂 中村
Hiroki Takeda
浩希 武田
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミニウム調金属光沢を有するメタリック仕
上げ法に関する。 【構成】クリヤもしくは着色塗料(A)、りん片状アル
ミニウムを含有する塗料(B)およびクリヤ塗料(C)
を順次塗装するにあたり、塗料(B)のりん片状アルミ
ニウムが、厚さが0.01〜0.2μm、アスペクト比
が100〜300の薄片状であることを特徴とするメタ
リック仕上げ法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム調金
属光沢を有するメタリック仕上げ法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車外板部などの上塗り塗
膜を、ソリッドカラ−顔料、メタリック顔料および干渉
性顔料などの色材を用いて着色せしめて、色彩的な意匠
性を付与していたが、近年、色彩的要求は多様化してお
り、色やデザインなどの要求が個性的になりつつあり、
上記の色材では、これらの要求に十分対応できないこと
がある。
【0003】例えば、りん片状アルミニウム含有塗料を
塗装し、ついでクリヤ塗料を塗装してなるメタリック塗
膜はすでに公知であり、キラキラとした光輝感を有して
おり、ソリッドカラ−仕上げに比べて意匠性にすぐれて
いるが、このりん片状アルミニウムは塗面に対して平行
に配向していることが理想であるが、実際は不規則に配
向することが多いため、白く、金属光沢感がすぐれ、し
かもフリップフロップ性の強いメタリック塗膜を形成さ
せることは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はりん片状アルミ
ニウムを用いてメタリック仕上げ法に関し、特に、薄片
状のアルミニウムを使用することにより、白く、金属光
沢感(キラキラ感)がすぐれ、フリップフロップ性が強
く、しかも鏡面仕上げも可能なメタリック塗膜を形成で
きることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明は、クリヤもしくは着色
塗料(A)、りん片状アルミニウムを含有する塗料
(B)およびクリヤ塗料(C)を順次塗装するにあた
り、塗料(B)のりん片状アルミニウムが、厚さが0.
01〜0.2μm、アスペクト比が100〜300の薄
片状であることを特徴とするメタリック仕上げ法に関す
る。本発明のメタリック仕上げ法は、例えば、クリヤも
しくは着色塗料(A)を塗装してなるクリヤもしくは着
色塗膜面に、特定形状のりん片状アルミニウムを含有さ
せた塗料(B)を塗装し、ついでクリヤ塗料(C)を塗
装することにより行われる。
【0006】以下に、本発明のメタリック仕上げ法に関
して詳細に説明する。
【0007】クリヤもしくは着色塗料(A)は、塗料
(B)に先立って被塗面に塗装する塗料であり、例え
ば、自動車用などの金属製もしくはプラスチック製の被
塗物に直接、またはカチオン電着塗料などの下塗塗料や
中塗塗料(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗面
に塗装することができる。
【0008】塗料(A)による単独塗膜は、無色透明、
着色透明、着色不透明のいずれでもよく、前2者はその
塗膜を透して被塗面を視認できるが、着色不透明塗膜は
隠蔽性がすぐれ被塗面を視認できない。
【0009】この着色塗料(A)は、樹脂成分および溶
剤を必須成分とし、必要に応じて着色顔料を配合してな
る既知の熱硬化性塗料が適用できる。
【0010】樹脂成分は、例えば、架橋性官能基(例え
ば水酸基、エポキシ基、カルボキシル基、アルコキシシ
ラン基礎など)を有するアクリル樹脂、ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂などから
選ばれた1種以上の基体樹脂と、これらを架橋硬化させ
るためのアルキルエ−テル化したメラミン樹脂、尿素樹
脂、グアナミン樹脂、ブロックされていてもよいポリイ
ソシアネ−ト化合物、エポキシ化合物、カルボキシル基
含有化合物などから選ばれた1種以上の架橋剤成分とか
らなり、該両成分の合計重量を基準に基体樹脂は50〜
90%、架橋剤成分は50〜10%の比率で併用するこ
とが好ましい。
【0011】溶剤としては有機溶剤系が適しているが、
水であっても差支えない。
【0012】着色顔料としては、通常の塗料顔料が使用
でき、例えば、酸化チタン、亜鉛華、カ−ボンブラッ
ク、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロムエロ
−、酸化クロム、プルシアンブル−、コバルトブル−、
アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イ
ソインドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料などの
無機もしくは有機系のソリッドカラ−顔料;りん片状の
アルミニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆した雲母、
雲母状酸化鉄などのメタリック顔料;などが包含され、
これらは単独で使用するか、もしくは2種以上併用する
ことができる。
【0013】塗料(A)による単独塗膜の色調は、無色
透明、着色透明、着色不透明のいずれでもよいが、この
うち着色不透明であって、特に黒系、茶色系、青色系な
ど濃色塗膜にすると、形成されたメタリック仕上げ塗膜
のフリップフロップ性が強くなるので好ましい。
【0014】塗料(A)の粘度を13〜16秒(フォ−
ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を20〜30重
量%に調整し、これをエアレススプレ−、エアスプレ
−、静電塗装などで膜厚が硬化塗膜で約10〜約30μ
mになるように、上記の被塗面に塗装することができ
る。
【0015】本発明では、この塗料(A)の塗膜を、必
要に応じて室温〜100℃で数分間放置したのち、未硬
化の状態で、または約100〜約180℃、好ましくは
約120〜約160℃で約10〜約40分加熱して架橋
硬化させたのち、該塗面にメタリック塗膜を形成させる
ための塗料(B)を塗装する。
【0016】塗料(B)は、未硬化または硬化させた塗
料(A)の塗膜面に塗装する塗料であり、りん片状アル
ミニウムおよび溶剤を必須成分とし、必要に応じて樹脂
成分、着色顔料などを配合してなる熱硬化性塗料であ
り、しかも該りん片状アルミニウムとして、厚さが0.
01〜0.2μm、アスペクト比が100〜300の薄
片状のものを使用することが必要である。
【0017】塗料(B)で使用する薄片状のりん片状ア
ルミニウムは、厚さが0.01〜0.2μm、好ましく
は0.03〜0.1μm、アスペクト比が100〜30
0、好ましくは150〜250の形状、大きさを有する
ことが好ましく、この範囲から逸脱すると、本発明の目
的が達成できないので好ましくない。また、この薄片状
のりん片状アルミニウムの長手方向の寸法は5〜30μ
m、特に10〜20μmが好ましい。一方、メタリック
塗料に使用されている通常のりん片状アルミニウムは、
厚さが0.2μmより大きく、しかもアスペクト比が8
0〜100であって、塗料(B)で使用する薄片状のり
ん片状アルミニウムより肉厚である。
【0018】かかる薄片状のりん片状アルミニムは、例
えば、それ自体既知の方法でプラスチックや他の金属な
どの基材に蒸着し、それを剥離してなるフィルム状もし
くはシ−ト状のもの(厚さは0.01〜0.2μm、好
ましくは0.03〜0.1μm)を、粉砕もしくは細断
することにより容易に得られ、その表面は平滑性にすぐ
れている。
【0019】塗料(B)で使用する溶剤としては、有機
溶剤および(または)水が使用でき、有機溶剤として
は、例えば、ヘキサン、ヘプタン、キシレン、トルエ
ン、シクロヘキサンなどの炭化水素系;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸エチレングリコ−ルモノメチルエ−テ
ル、酢酸ジエチレングリコ−ルモノメチルエ−テルなど
のエステル系;イソプロピルエ−テル、エチレングリコ
−ルモノメチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノブ
チルエ−テルなどのエ−テル系;エチルアルコ−ル、ブ
チルアルコ−ル、ヘキシルアルコ−ルなどのアルコ−ル
系;メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、イ
ソホロン、アセトフェノンなどのケトン系;などの通常
の塗料用溶剤が使用できる。
【0020】塗料(B)において、りん片状アルミニウ
ムと溶剤との比率は、該両成分の合計量を基準に、前者
は1〜10重量%、特に2〜4重量%、後者は99〜9
0重量%、特に98〜96重量%が適している。
【0021】塗料(B)には、りん片状アルミニウムお
よび溶剤に加え、さらに、樹脂成分、着色顔料などを必
要に応じて配合することができる。
【0022】樹脂成分および着色顔料としては、上記の
塗料(A)の説明で例示したものが好適に使用できる。
さらにセルロ−スアセテ−トブチレ−ト(CAB)を含
有させると、りん片状アルミニウムの配向性が向上する
ので好ましい。
【0023】塗料(B)において、これらの各成分の配
合比率は特に制限されず、目的に応じて任意に選択でき
るが、例えば、りん片状アルミニウム100重量部あた
り、樹脂成分は100〜1500重量部、特に800〜
1100重量部、着色顔料は0.1〜10重量部、特に
0.1〜3重量部、CABは100〜500重量部、特
に200〜350重量部が適している。
【0024】塗料(B)は、りん片状アルミニウムおよ
び溶剤を必須成分とし、必要に応じて樹脂成分、着色顔
料などを配合してなり、その粘度を5〜17秒(フォ−
ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を1〜10重量
%に調整し、これをエアレススプレ−、エアスプレ−、
静電塗装などで膜厚が固形分塗膜で約1〜約10μm、
好ましくは1〜5μmになるように、塗料(A)の硬化
もしくは未硬化の塗膜面に塗装する。
【0025】本発明では、この塗料(B)の塗膜を、必
要に応じて室温〜100℃で数分間放置したのち、未硬
化の状態で、または約100〜約180℃、好ましくは
約120〜約160℃で約10〜約40分加熱して硬化
させたのち、該塗面にクリヤ塗料(C)を塗装すること
により行われる。
【0026】本発明において、塗料(B)の加熱硬化し
た塗膜面から、りん片状アルミニウムの一部分が飛び出
していることがあるので、クリヤ塗料(C)を塗装する
前に、塗料(B)の塗膜を加熱硬化し、該塗面を布や柔
らかい刷毛などでワイピング(拭き取る)するなどして
これらを取り除いておくと、より一層鏡面仕上げにすぐ
れた塗面が得られるので好ましい。
【0027】クリヤ塗料(C)は、未硬化または加熱硬
化させた塗料(B)の塗膜面に塗装する塗料であり、樹
脂成分および溶剤を必須成分とし、必要に応じて着色顔
料などを配合してなる透明塗膜を形成する熱硬化性塗料
である。
【0028】クリヤ塗料(C)で使用する樹脂成分、溶
剤および着色顔料としては、上記の塗料(A)および塗
料(B)の説明で例示したものが好適に使用できるが、
特に、耐酸性、耐汚染性、耐スリキズ性などのすぐれた
塗膜を形成する塗料を使用することが好ましい。
【0029】クリヤ塗料(C)の粘度を20〜30秒
(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を40
〜60重量%に調整し、これをエアレススプレ−、エア
スプレ−、静電塗装などで膜厚が硬化塗膜で約30〜約
60μmになるように、未硬化もしくは硬化した塗料
(B)の塗膜面に塗装し、必要に応じて室温〜100℃
で数分間放置したのち、約100〜約180℃、好まし
くは約120〜約160℃で約10〜約40分加熱し
て、クリヤ塗膜を架橋硬化させることによって、本発明
のメタリック塗膜が形成される。
【0030】本発明のメタリック仕上げ法を行う被塗物
として、自動車の車体外板、ホイ−ル、ドアミラなどの
金属製もしくはプラスチック製の被塗物、またはこれら
の被塗物にカチオン電着塗料などの下塗塗料や中塗塗料
(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗物などがあ
げられる。そして、これらの被塗物に、塗料(A)、塗
料(B)およびクリヤ塗料(C)を順次塗装して、3コ
−ト1ベイク(3C1B)、3コ−ト2ベイク(3C2
B)または3コ−ト3ベイク(3C3B)方式により3
層塗膜を形成させることにより、本発明のメタリック仕
上げ法が達成される。
【0031】
【発明の効果】クリヤもしくは着色塗料(A)、厚さが
0.01〜0.2μm、アスペクト比が100〜300
の薄片状アルミニウムを含有する塗料(B)およびクリ
ヤ塗料(C)を順次塗装してなるメタリック塗膜は、白
く、キラキラとした金属光沢感がすぐれ、しかもフリッ
プフロップ性の強いアルミニウム調で、鏡面の金属光沢
を有しており、多様化している色彩的要求に十分満足さ
れる仕上がり外観を有している。
【0032】以下に、本発明の実施例および比較例につ
いて説明する。
【0033】1.試料の調製 (1)被塗物 「エレクロン#9400」(関西ペイント(株)製、商
品名、ポリアミド変性エポキシ樹脂・ブロックポリイソ
シアネ−ト系カチオン電着塗料)を固形分濃度が約16
%になるように脱イオン水で希釈し、pHを5.5〜
8.0の電着浴を得た。これに、りん酸亜鉛処理した鋼
板を浸漬し、常法により、膜厚20μm(硬化塗膜)に
なるように電着塗装し、170℃で20分加熱して架橋
硬化させてから、中塗塗料(「ルーガベーク中塗り」関
西ペイント(株)製、商品名、ポリエステル樹脂・アミ
ノ樹脂系、有機溶剤型)を膜厚40μm(硬化塗膜)に
なるように塗装し140℃で30分加熱して架橋硬化し
て被塗物とした。
【0034】(2)着色塗料(A) (A−1):水酸基含有ポリエステル樹脂(水酸基価1
00、酸価7、数平均分子量10000)70部(固形
分、以下同様)、ブチル化メラミン樹脂30部、カ−ボ
ンブラック3部をトルエン/キシレン(等重量混合液)
中に混合分散して、粘度を13秒(フォ−ドカップ#4
/20℃)、固形分含有率を20重量%に調整してなる
有機溶剤系着色塗料。この塗料の隠蔽膜厚は12μmで
ある。 (A−2):水酸基含有ポリエステル樹脂(水酸基価1
00、酸価7、数平均分子量10000)70部(固形
分、以下同様)、ブチル化メラミン樹脂30部をトルエ
ン/キシレン(等重量混合液)中に混合分散して、粘度
を13秒(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有
率を20重量%に調整してなる有機溶剤系無色透明塗
料。
【0035】(3)塗料(B) (B−1):水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価70、
酸価14、数平均分子量30000)75部(固形分、
以下同様)、メチル・ブチル化混合エ−テルメラミン樹
脂25部、CAB30部、薄片状りん片状アルミニウム
(厚さ0.03〜0.1μm、アスペクト比150〜2
50、長手方向の寸法は10〜20μmの範囲内に含ま
れるものその配合量)10部をトルエン/キシレン(等
重量混合液)中に混合分散して、粘度を10秒(フォ−
ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を15重量%に
調整してなる有機溶剤系塗料。
【0036】(B−2):水酸基含有アクリル樹脂(水
酸基価70、酸価14、数平均分子量30000)75
部(固形分、以下同様)、メチル・ブチル化混合エ−テ
ルメラミン樹脂25部、CAB30部、通常のりん片状
アルミニウム(厚さ0.5〜0.8μm、アスペクト比
80〜100、長手方向の寸法は10〜20μm)10
部をトルエン/キシレン(等重量混合液)中に混合分散
して、粘度を10秒(フォ−ドカップ#4/20℃)、
固形分含有率を15重量%に調整してなる有機溶剤系塗
料。
【0037】(4)クリヤ塗料(C) (C−1):水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価10
0、酸価10、数平均分子量10000)75部(固形
分、以下同様)、メチル・ブチル化混合エ−テルメラミ
ン樹脂25部をトルエン/キシレン(等重量混合液)中
に混合分散して、粘度を20秒(フォ−ドカップ#4/
20℃)、固形分含有率40重量%に調整してなる有機
溶剤系塗料。
【0038】2.実施例および比較例 塗料(A−1)を被塗物に塗装し、未硬化の状態で、さ
らに塗料(B−1)、(B−2)を塗装し、ついで14
0℃で30分加熱して両塗膜を同時に硬化したのち、ワ
イピングして該塗面に飛び出しているりん片状アルミニ
ウムを取り除いた後、クリヤ塗料(C−1)を塗装し、
140℃で30分加熱して架橋硬化させた。これらの塗
装工程および得られた複層塗膜の性能試験結果は表1に
示した。
【0039】
【表1】
【0040】表1におけるフリップフロップ性はALC
OPE LMR100(富士工業製、商品名)を用い
て、SV値とIV値を測定した。SV値が小さく、IV
値が大きいほどフリップフロップ性が顕著であることを
示す。また、目視評価においてFFはフリップフロップ
性であり、○はフリップフロップ性が顕著である、△は
フリップフロップ性が劣る、白さにおいて○は白さが良
好である、△は白さが劣る を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリヤもしくは着色塗料(A)、りん片状
    アルミニウムを含有する塗料(B)およびクリヤ塗料
    (C)を順次塗装するにあたり、塗料(B)のりん片状
    アルミニウムが、厚さが0.01〜0.2μm、アスペ
    クト比が100〜300の薄片状であることを特徴とす
    るメタリック仕上げ法。
  2. 【請求項2】上記の塗料(A)、塗料(B)およびクリ
    ヤ塗料(C)を順次塗装するにあたり、塗料(A)およ
    び塗料(B)を塗装し、該塗膜を硬化せしめ、該塗面を
    ワイピングしてから、クリヤ塗料(C)を塗装すること
    を特徴とするメタリック仕上げ法。
JP27610797A 1997-10-08 1997-10-08 メタリック仕上げ法 Pending JPH11106686A (ja)

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