JP2000301058A - メタリック仕上げ法 - Google Patents

メタリック仕上げ法

Info

Publication number
JP2000301058A
JP2000301058A JP11024899A JP11024899A JP2000301058A JP 2000301058 A JP2000301058 A JP 2000301058A JP 11024899 A JP11024899 A JP 11024899A JP 11024899 A JP11024899 A JP 11024899A JP 2000301058 A JP2000301058 A JP 2000301058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coating
clear
metallic
coating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11024899A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nakamura
茂 中村
Hiroki Takeda
浩希 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP11024899A priority Critical patent/JP2000301058A/ja
Publication of JP2000301058A publication Critical patent/JP2000301058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミニウム調金属光沢を有するメタリック仕
上げ法に関する。 【構成】クリヤもしくは着色塗料(A)、りん片状アル
ミニウムを含有する塗料(B)及びクリヤ塗料(C)を
順次塗装するにあたり、該塗料(B)は、厚さが0.0
1〜0.2μm、アスペクト比が100〜300の薄片
状であるりん片状アルミニウムを含み、かつ塗装膜厚が
硬化塗膜で0.05μm以上乃至1.0μm未満である
ことを特徴とするメタリック仕上げ法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム調金
属光沢を有するメタリック仕上げ法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車外板部などの上塗り塗
膜を、ソリッドカラ−顔料、メタリック顔料及び干渉性
顔料などの色材を用いて着色せしめて、色彩的な意匠性
を付与していたが、近年、色彩的要求は多様化してお
り、色やデザインなどの要求が個性的になりつつあり、
これらの色材では、種々の要求に十分対応できないこと
がある。
【0003】例えば、りん片状アルミニウム含有塗料を
塗装し、ついでクリヤ塗料を塗装してなるメタリック塗
膜はすでに公知であり、キラキラとした光輝感を有して
おり、ソリッドカラ−仕上げに比べて意匠性にすぐれて
いるが、このりん片状アルミニウムは塗面に対して平行
に配向していることが理想であるが、実際は不規則に配
向することが多いため、白く、金属光沢感がすぐれ、し
かもフリップフロップ性の強いメタリック塗膜を形成さ
せることは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はりん片状アルミ
ニウムを用いてメタリック仕上げ法に関し、特に、薄片
状のアルミニウムを使用することにより、白く、金属光
沢感(キラキラ感)がすぐれ、フリップフロップ性が強
く、しかも鏡面仕上げも可能なメタリック塗膜を形成で
きることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明によれば、クリヤもしく
は着色塗料(A)、りん片状アルミニウムを含有する塗
料(B)及びクリヤ塗料(C)を順次塗装するにあた
り、該塗料(B)は、厚さが0.01〜0.2μm、ア
スペクト比が100〜300の薄片状であるりん片状ア
ルミニウムを含み、かつ塗装膜厚が硬化塗膜で0.05
μm以上乃至1.0μm未満であることを特徴とするメ
タリック仕上げ法が提供される。
【0006】本発明のメタリック仕上げ法は、例えば、
クリヤもしくは着色塗料(A)を塗装してなる塗面に、
特定形状のりん片状アルミニウムを含有させた塗料
(B)を硬化塗膜で0.05μm以上乃至1.0μm未
満の膜厚に塗装し、ついでクリヤ塗料(C)を塗装する
ことにより行われる。
【0007】以下に、本発明のメタリック仕上げ法に関
して詳細に説明する。
【0008】クリヤもしくは着色塗料(A)は、塗料
(B)に先立って被塗面に塗装する塗料であり、例え
ば、自動車用などの金属製もしくはプラスチック製の被
塗物に直接、またはカチオン電着塗料などの下塗塗料や
中塗塗料(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗面
に塗装することができる。
【0009】塗料(A)による単独塗膜は、無色透明、
着色透明、着色不透明のいずれでもよく、前2者はその
塗膜を透して被塗面を視認できるが、後者の着色不透明
塗膜は隠蔽性がすぐれ被塗面を視認できない。
【0010】塗料(A)は、樹脂成分及び溶剤を必須成
分とし、必要に応じて着色顔料を配合してなる既知の熱
硬化性塗料が適用できる。
【0011】樹脂成分は、例えば、架橋性官能基(例え
ば水酸基、エポキシ基、カルボキシル基、アルコキシシ
ラン基礎など)を有するアクリル樹脂、ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂などから
選ばれた1種以上の基体樹脂と、これらを架橋硬化させ
るためのアルキルエ−テル化したメラミン樹脂、尿素樹
脂、グアナミン樹脂、ブロックされていてもよいポリイ
ソシアネ−ト化合物、エポキシ化合物、カルボキシル基
含有化合物などから選ばれた1種以上の架橋剤成分とか
らなり、該両成分の合計重量を基準に基体樹脂は50〜
90%、架橋剤成分は50〜10%の比率で併用するこ
とが好ましい。
【0012】溶剤としては有機溶剤系が適しているが、
水であっても差支えない。
【0013】着色顔料としては、通常の塗料顔料が使用
でき、例えば、酸化チタン、亜鉛華、カ−ボンブラッ
ク、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロムエロ
−、酸化クロム、プルシアンブル−、コバルトブル−、
アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イ
ソインドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料などの
無機もしくは有機系のソリッドカラ−顔料;りん片状の
アルミニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆した雲母、
雲母状酸化鉄などのメタリック顔料などが包含され、こ
れらは単独で使用するか、もしくは2種以上併用するこ
とができる。
【0014】塗料(A)による単独塗膜の色調は、無色
透明、着色透明、着色不透明のいずれでもよいが、この
うち着色不透明であって、特に黒系、茶色系、青色系な
ど濃色塗膜にすると、本発明によって形成されたメタリ
ック仕上げ塗膜のフリップフロップ性が強くなるので好
ましい。
【0015】塗料(A)の粘度を13〜16秒(フォ−
ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を20〜30重
量%に調整し、これをエアレススプレ−、エアスプレ
−、静電塗装などで膜厚が硬化塗膜で約10〜約30μ
mになるように、上記の被塗面に塗装することができ
る。
【0016】本発明では、この塗料(A)の塗膜を、必
要に応じて室温〜100℃で数分間放置したのち、未硬
化の状態で、又は約100〜約180℃、好ましくは約
120〜約160℃で約10〜約40分加熱して架橋硬
化させたのち、該塗面にメタリック塗膜を形成させるた
めの塗料(B)を塗装する。
【0017】塗料(B)は、未硬化又は硬化させた塗料
(A)の塗膜面に塗装する塗料であり、りん片状アルミ
ニウム及び溶剤を必須成分とし、必要に応じて樹脂成
分、着色顔料などを配合してなる塗料であり、しかも該
りん片状アルミニウムとして、厚さが0.01〜0.2
μm、アスペクト比が100〜300の薄片状のものを
使用することが必要である。
【0018】塗料(B)で使用する薄片状のりん片状ア
ルミニウムは、厚さが0.01〜0.2μm、好ましく
は0.03〜0.1μm、アスペクト比が100〜30
0、好ましくは150〜250の形状、大きさを有する
ことが好ましく、この範囲から逸脱すると、本発明の目
的が達成できないので好ましくない。また、この薄片状
のりん片状アルミニウムの長手方向の寸法は5〜30μ
m、特に10〜20μmが好ましい。一方、メタリック
塗料に使用されている通常のりん片状アルミニウムは、
厚さが0.2μmより大きく、しかもアスペクト比が8
0〜100であって、塗料(B)で使用する薄片状のり
ん片状アルミニウムより肉厚である。かかる薄片状のり
ん片状アルミニムは、例えば、それ自体既知の方法でプ
ラスチックや他の金属などの基材に蒸着し、それを剥離
してなるフィルム状もしくはシ−ト状のもの(厚さは
0.01〜0.2μm、好ましくは0.03〜0.1μ
m)を、粉砕もしくは細断することにより容易に得ら
れ、その表面は平滑性にすぐれている。
【0019】塗料(B)で使用する溶剤としては、有機
溶剤及び(又は)水が使用でき、有機溶剤としては、例
えば、ヘキサン、ヘプタン、キシレン、トルエン、シク
ロヘキサンなどの炭化水素系;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸エチレングリコ−ルモノメチルエ−テル、酢酸
ジエチレングリコ−ルモノメチルエ−テルなどのエステ
ル系;イソプロピルエ−テル、エチレングリコ−ルモノ
メチルエ−テル、ジエチレングリコ−ルモノブチルエ−
テルなどのエ−テル系;エチルアルコ−ル、ブチルアル
コ−ル、ヘキシルアルコ−ルなどのアルコ−ル系;メチ
ルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、イソホロ
ン、アセトフェノンなどのケトン系などの通常の塗料用
溶剤が使用できる。
【0020】塗料(B)において、りん片状アルミニウ
ムと溶剤との比率は、該両成分の合計量を基準に、前者
は1〜10重量%、特に2〜4重量%、後者は99〜9
0重量%、特に98〜96重量%が適している。
【0021】塗料(B)には、りん片状アルミニウム及
び溶剤に加え、さらに、樹脂成分、着色顔料などを必要
に応じて配合することができる。
【0022】樹脂成分及び着色顔料としては、上記の塗
料(A)の説明で例示したものが好適に使用できる。さ
らにセルロ−スアセテ−トブチレ−ト(CAB)を含有
させると、りん片状アルミニウムの配向性が向上するの
で好ましい。
【0023】塗料(B)において、これらの各成分の配
合比率は特に制限されず、目的に応じて任意に選択でき
るが、例えば、りん片状アルミニウム100重量部あた
り、樹脂成分は100〜1500重量部、特に800〜
1100重量部、着色顔料は0.1〜10重量部、特に
0.1〜3重量部、CABは100〜500重量部、特
に200〜350重量部が適している。
【0024】塗料(B)は、りん片状アルミニウム及び
溶剤を必須成分とし、必要に応じて樹脂成分、着色顔料
などを配合してなり、その粘度を5〜17秒(フォ−ド
カップ#4/20℃)、固形分含有率を1〜10重量%
に調整し、これをエアレススプレ−、エアスプレ−、静
電塗装などで、膜厚が固形分塗膜で約0.05μm以上
乃至1μm未満、好ましくは0.2〜0.8μmになる
ように、塗料(A)の硬化もしくは未硬化の塗膜面に塗
装する。
【0025】本発明の方法は、この塗料(B)の塗膜
を、必要に応じて室温〜100℃で数分間放置したの
ち、未硬化の状態で、又は約100〜約180℃、好ま
しくは約120〜約160℃で約10分〜約40分加熱
して硬化させたのち、該塗面にクリヤ塗料(C)を塗装
することにより行われる。
【0026】本発明において、塗料(B)の塗膜面か
ら、りん片状アルミニウムの一部分が飛び出しているこ
とがあるので、クリヤ塗料(C)を塗装する前に、塗料
(B)の塗膜を乾燥又は加熱硬化し、該塗面を布や柔ら
かい刷毛などでワイピング(拭き取る)するなどしてこ
れらを取り除いておくと、より一層鏡面仕上げにすぐれ
た塗面が得られるので好ましい。
【0027】クリヤ塗料(C)は、未硬化又は加熱硬化
させた塗料(B)の塗膜面に塗装する塗料であり、樹脂
成分及び溶剤を必須成分とし、必要に応じて着色顔料な
どを配合してなる透明塗膜を形成する熱硬化性塗料であ
る。
【0028】クリヤ塗料(C)で使用する樹脂成分、溶
剤及び着色顔料としては、上記の塗料(A)及び塗料
(B)の説明で例示したものが好適に使用できるが、特
に、耐酸性、耐汚染性、耐スリキズ性などのすぐれた塗
膜を形成する塗料を使用することが好ましい。
【0029】クリヤ塗料(C)の粘度を20〜30秒
(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を40
〜60重量%に調整し、これをエアレススプレ−、エア
スプレ−、静電塗装などで膜厚が硬化塗膜で約30〜約
60μmになるように、未硬化もしくは硬化した塗料
(B)の塗膜面に塗装し、必要に応じて室温〜100℃
で数分間放置したのち、約100〜約180℃、好まし
くは約120〜約160℃で約10〜約40分加熱し
て、クリヤ塗膜を架橋硬化させることによって、本発明
のメタリック塗膜が形成される。
【0030】本発明のメタリック仕上げ法を行う被塗物
として、自動車の車体外板、ホイ−ル、ドアミラ−など
の金属製もしくはプラスチック製の被塗物、またはこれ
らの被塗物にカチオン電着塗料などの下塗塗料や中塗塗
料(省略可能)を塗装し、硬化させてなる被塗物などが
あげられる。そして、これらの被塗物に、塗料(A)、
塗料(B)及びクリヤ塗料(C)を順次塗装して、3コ
−ト1ベイク(3C1B)、3コ−ト2ベイク(3C2
B)又は3コ−ト3ベイク(3C3B)方式により3層
塗膜を形成させることにより、本発明のメタリック仕上
げ法が達成される。
【0031】
【発明の効果】クリヤもしくは着色塗料(A)、厚さが
0.01〜0.2μm、アスペクト比が100〜300
の薄片状アルミニウムを含有する塗料(B)及びクリヤ
塗料(C)を順次塗装してなるメタリック塗膜は、白
く、キラキラとした金属光沢感がすぐれ、しかもフリッ
プフロップ性の強いアルミニウム調で、鏡面の金属光沢
を有しており、多様化している色彩的要求に十分満足さ
れる仕上がり外観を有している。
【0032】以下に、本発明の実施例及び比較例につい
て説明する。部及び%は重量を基準にしており、膜厚は
硬化塗膜についてである。
【0033】1.試料の調製 (1)被塗物 「エレクロン#9400」(関西ペイント(株)製、商
品名、ポリアミド変性エポキシ樹脂カチオン電着塗料)
の電着塗料浴にりん酸亜鉛処理した鋼板を浸漬し、膜厚
20μmになるように電着塗装し、170℃で20分加
熱して硬化させてから、中塗塗料(「ルーガベーク中塗
り」関西ペイント(株)製、商品名、ポリエステル樹脂
・アミノ樹脂系、有機溶剤型)を膜厚40μmになるよ
うに塗装し140℃で30分加熱して硬化したものを被
塗物とした。
【0034】(2)塗料(A) (A−1):水酸基含有ポリエステル樹脂(水酸基価1
00、酸価7、数平均分子量10000)70部、ブチ
ル化メラミン樹脂30部、カ−ボンブラック3部をトル
エン/キシレン(等重量混合液)中に混合分散して、粘
度を13秒(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含
有率を20%に調整してなる有機溶剤系着色塗料。この
塗料の隠蔽膜厚は12μmである。
【0035】(A−2):水酸基含有ポリエステル樹脂
(水酸基価100、酸価7、数平均分子量10000)
70部、ブチル化メラミン樹脂30部をトルエン/キシ
レン(等重量混合液)中に混合分散して、粘度を13秒
(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を20
%に調整してなる有機溶剤系無色透明塗料。
【0036】(3)塗料(B) (B−1):水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価70、
酸価14、数平均分子量30000)75部、メチル・
ブチル化混合エ−テルメラミン樹脂25部、CAB30
部、薄片状りん片状アルミニウム(厚さ0.03〜0.
1μm、アスペクト比150〜250、長手方向の寸法
は10〜20μmの範囲内に含まれるものその配合量)
10部をトルエン/キシレン(等重量混合液)中に混合
分散して、粘度を10秒(フォ−ドカップ#4/20
℃)、固形分含有率を15%に調整してなる有機溶剤系
塗料。
【0037】(B−2):水酸基含有アクリル樹脂(水
酸基価70、酸価14、数平均分子量30000)75
部、メチル・ブチル化混合エ−テルメラミン樹脂25
部、CAB30部、通常のりん片状アルミニウム(厚さ
0.5〜0.8μm、アスペクト比80〜100、長手
方向の寸法は10〜20μm)10部をトルエン/キシ
レン(等重量混合液)中に混合分散して、粘度を10秒
(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有率を15
%に調整してなる有機溶剤系塗料。
【0038】(4)クリヤ塗料(C) (C−1):水酸基含有アクリル樹脂(水酸基価10
0、酸価10、数平均分子量10000)75部、メチ
ル・ブチル化混合エ−テルメラミン樹脂25部をトルエ
ン/キシレン(等重量混合液)中に混合分散して、粘度
を20秒(フォ−ドカップ#4/20℃)、固形分含有
率40%に調整してなる有機溶剤系塗料。
【0039】2.実施例及び比較例 塗料(A−1)を被塗物に塗装し、その塗膜を硬化させ
ることなく、さらに塗料(B−1)又は(B−2)を塗
装し、140℃で30分間加熱して両塗膜を同時に硬化
したのち、ワイピングして該塗面に飛び出しているりん
片状アルミニウムを取り除いてから、クリヤ塗料(C−
1)を塗装し、140℃で30分間加熱して架橋硬化さ
せた。これらの塗装工程及び得られた複層塗膜の性能試
験結果は表1に示した。
【0040】
【表1】
【0041】表1におけるフリップフロップ性はALC
OPE LMR100(富士工業製、商品名)を用い
て、SV値とIV値を測定した。SV値が小さく、IV
値が大きいほどフリップフロップ性が顕著であることを
示す。また、目視評価においてFFはフリップフロップ
性であり、○はフリップフロップ性が顕著である、△は
フリップフロップ性が劣る、白さにおいて○は白さが良
好である、△は白さが劣る を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AE03 CB13 DA06 DB02 DC12 EA43 EC10 EC23 EC53 4J038 CG001 DA142 DA162 DA172 DD001 DG001 DG302 GA03 GA06 GA07 GA15 KA03 KA06 KA08 KA20 MA06 MA09 NA01 PA07 PB07 PC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリヤもしくは着色塗料(A)、りん片状
    アルミニウムを含有する塗料(B)及びクリヤ塗料
    (C)を順次塗装するにあたり、該塗料(B)は、厚さ
    が0.01〜0.2μm、アスペクト比が100〜30
    0の薄片状であるりん片状アルミニウムを含み、かつ塗
    装膜厚が硬化塗膜で0.05μm以上乃至1.0μm未
    満であることを特徴とするメタリック仕上げ法。
  2. 【請求項2】上記の塗料(A)、塗料(B)及びクリヤ
    塗料(C)を順次塗装するにあたり、塗料(A)及び塗
    料(B)を塗装し、該塗膜を硬化せしめ、該塗面をワイ
    ピングしてから、クリヤ塗料(C)を塗装することを特
    徴とするメタリック仕上げ法。
JP11024899A 1999-04-19 1999-04-19 メタリック仕上げ法 Pending JP2000301058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11024899A JP2000301058A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 メタリック仕上げ法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11024899A JP2000301058A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 メタリック仕上げ法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000301058A true JP2000301058A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14530879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11024899A Pending JP2000301058A (ja) 1999-04-19 1999-04-19 メタリック仕上げ法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000301058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7445667B2 (en) * 2001-09-06 2008-11-04 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Aluminum flake pigment
CN108699419A (zh) * 2016-03-02 2018-10-23 3M创新有限公司 包含环氧树脂粘合剂和铝薄片的组合物以及制备其的方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7445667B2 (en) * 2001-09-06 2008-11-04 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Aluminum flake pigment
US8999054B2 (en) 2001-09-06 2015-04-07 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Method of manufacturing aluminum flake pigment, aluminum flake pigment obtained by the manufacturing method and grinding media employed for the manufacturing method
CN108699419A (zh) * 2016-03-02 2018-10-23 3M创新有限公司 包含环氧树脂粘合剂和铝薄片的组合物以及制备其的方法
CN108699419B (zh) * 2016-03-02 2021-07-09 3M创新有限公司 包含环氧树脂粘合剂和铝薄片的组合物以及制备其的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916319B2 (ja) 複層模様塗膜形成方法
JP6468554B2 (ja) 複層塗膜形成方法
JP4387503B2 (ja) メタリック塗膜形成法
JPH11106686A (ja) メタリック仕上げ法
JP2000051780A (ja) 複層塗膜形成方法
JPH10192776A (ja) 複層塗膜形成方法
JP2000301058A (ja) メタリック仕上げ法
JP2002205007A (ja) ホワイト系複層塗膜の補修方法
JP2002301426A (ja) 複層塗膜形成方法
JPH10330657A (ja) メタリック塗料および複層塗膜形成法
JP4138953B2 (ja) 複層塗膜形成方法
JP2001149857A (ja) メタリック塗膜形成方法
JP3783090B2 (ja) 自動車上塗塗装方法
JP2005007219A (ja) 光輝性塗膜の形成方法
JP2000176364A (ja) 複層塗膜形成方法
JP3951254B2 (ja) 自動車塗装方法
JP2856592B2 (ja) パール仕上塗装法
JP3069301B2 (ja) 複層塗膜形成法
JPH111641A (ja) 複層塗膜形成法
JPH08309280A (ja) 塗膜形成方法
JP3758105B2 (ja) 複層塗膜形成法
JP2003311211A (ja) 自動車外板部の塗装方法
JP2002080792A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および光輝性塗装物
JPS62149765A (ja) アクリル/メラミン樹脂塗料
JP4323015B2 (ja) 塗膜形成法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060313

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080728

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Written amendment

Effective date: 20080828

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Effective date: 20090930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110