JPH11106194A - チェーン駆動式車両用リフト - Google Patents
チェーン駆動式車両用リフトInfo
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- JPH11106194A JPH11106194A JP9271671A JP27167197A JPH11106194A JP H11106194 A JPH11106194 A JP H11106194A JP 9271671 A JP9271671 A JP 9271671A JP 27167197 A JP27167197 A JP 27167197A JP H11106194 A JPH11106194 A JP H11106194A
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- Japan
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- chain
- carriage
- lift
- hydraulic cylinder
- cylinder
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F7/00—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts
- B66F7/02—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms suspended from ropes, cables, or chains or screws and movable along pillars
- B66F7/04—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms suspended from ropes, cables, or chains or screws and movable along pillars hydraulically or pneumatically operated
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- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F2700/00—Lifting apparatus
- B66F2700/12—Lifting platforms for vehicles or motorcycles or similar lifting apparatus
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チェーンに伸びが発生しても、左右のキャリ
ッジ間に段差が生ずることがない。 【解決手段】 左右のキャリッジ１２ａ，１２ｂを連結
している同調チェーン１７を支持するホイール１８のう
ち、駆動キャリッジ１２ａ側ポストの上部に設けたホイ
ールを上昇可能な可動ホイール１として、楔片２を可動
ホイール１の下部に進入させることで可動ホイール１を
上昇移動させる。楔片２は補正シリンダ３の動作で前後
動し、補正シリンダ３の油圧回路はキャリッジ１２を昇
降動させる主シリンダ８の油圧回路に分岐路を設けて形
成されている。
ッジ間に段差が生ずることがない。 【解決手段】 左右のキャリッジ１２ａ，１２ｂを連結
している同調チェーン１７を支持するホイール１８のう
ち、駆動キャリッジ１２ａ側ポストの上部に設けたホイ
ールを上昇可能な可動ホイール１として、楔片２を可動
ホイール１の下部に進入させることで可動ホイール１を
上昇移動させる。楔片２は補正シリンダ３の動作で前後
動し、補正シリンダ３の油圧回路はキャリッジ１２を昇
降動させる主シリンダ８の油圧回路に分岐路を設けて形
成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右のキャリッジ
がチェーンにより連結されたチェーン駆動式車両用リフ
トであって、詳しくはそのチェーン駆動式車両用リフト
のチェーンの伸びにより生ずる左右キャリッジ間の段差
を補正する技術に属する。
がチェーンにより連結されたチェーン駆動式車両用リフ
トであって、詳しくはそのチェーン駆動式車両用リフト
のチェーンの伸びにより生ずる左右キャリッジ間の段差
を補正する技術に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来のチェーン駆動式車両用リフトの１
つである門型のチェーン駆動式車両用リフトの斜視図を
図６に示す。図において、１０は左右に立設したポス
ト、１１は水平面内で回動して車両を支えるスイングア
ーム、１２はスイングアームを上下動させるキャリッ
ジ、１３はそのキャリッジを駆動させる油圧ユニットを
納めた箱体、そして１４は左右のポストを連結するポス
トビームである。
つである門型のチェーン駆動式車両用リフトの斜視図を
図６に示す。図において、１０は左右に立設したポス
ト、１１は水平面内で回動して車両を支えるスイングア
ーム、１２はスイングアームを上下動させるキャリッ
ジ、１３はそのキャリッジを駆動させる油圧ユニットを
納めた箱体、そして１４は左右のポストを連結するポス
トビームである。
【０００３】この動作を図７の動作説明図を基に説明す
ると、１５は油圧ユニット１３と共に駆動装置を構成す
る油圧の主シリンダ、９は主シリンダの先端に設けられ
た駆動ホイール、１６は駆動チェーン、１７は駆動チェ
ーン１６の動作に倣い従動キャリッジ１２ｂを上下動さ
せるための同調チェーン、そして１８はチェーンを支持
するホイールである。図示するように、片側のキャリッ
ジ１２（駆動キャリッジ１２ａ）を油圧シリンダ１５に
より持ち上げると、他方のキャリッジ１２（従動キャリ
ッジ１２ｂ）は上部のポストビーム１４を介して接続さ
れた同調チェーン１７の作用によって持ち上げられる。
そのため、従動キャリッジ１２ｂは駆動点からの距離が
長いため、持ち上げる車両の重量に応じて同調チェーン
１７に伸びが発生することで、双方のキャリッジ間で高
さに差を生じていた。
ると、１５は油圧ユニット１３と共に駆動装置を構成す
る油圧の主シリンダ、９は主シリンダの先端に設けられ
た駆動ホイール、１６は駆動チェーン、１７は駆動チェ
ーン１６の動作に倣い従動キャリッジ１２ｂを上下動さ
せるための同調チェーン、そして１８はチェーンを支持
するホイールである。図示するように、片側のキャリッ
ジ１２（駆動キャリッジ１２ａ）を油圧シリンダ１５に
より持ち上げると、他方のキャリッジ１２（従動キャリ
ッジ１２ｂ）は上部のポストビーム１４を介して接続さ
れた同調チェーン１７の作用によって持ち上げられる。
そのため、従動キャリッジ１２ｂは駆動点からの距離が
長いため、持ち上げる車両の重量に応じて同調チェーン
１７に伸びが発生することで、双方のキャリッジ間で高
さに差を生じていた。
【０００４】この差が顕著な場合は、車両の幅方向の傾
斜が目立ち、作業者が車を水平な状態にして整備したい
場合、その都度同調チェーン１７の伸びを考慮してチェ
ーンの長さを調整しておいたり、スイングアーム１１に
設けた受金１９の高さを調整したりすることで段差を無
くすようにしていた。
斜が目立ち、作業者が車を水平な状態にして整備したい
場合、その都度同調チェーン１７の伸びを考慮してチェ
ーンの長さを調整しておいたり、スイングアーム１１に
設けた受金１９の高さを調整したりすることで段差を無
くすようにしていた。
【０００５】また、同調チェーン１７を下方の床上を這
わして左右のキャリッジを連結した図８に示すような２
柱式のチェーン駆動式車両用リフトにおいても、同様な
方法で段差を無くすようにしていた。
わして左右のキャリッジを連結した図８に示すような２
柱式のチェーン駆動式車両用リフトにおいても、同様な
方法で段差を無くすようにしていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の調
整方法はチェーンの伸びを事前に考慮するのが難しいた
めに、少なくとも一度は車両を持ち上げて確認してから
調整しなければならず面倒であり、車高の低い車両の場
合は受金の高さを調整するのが難しく、調整に必要な隙
間を有していない場合すらあった。
整方法はチェーンの伸びを事前に考慮するのが難しいた
めに、少なくとも一度は車両を持ち上げて確認してから
調整しなければならず面倒であり、車高の低い車両の場
合は受金の高さを調整するのが難しく、調整に必要な隙
間を有していない場合すらあった。
【０００７】そこで、本発明の課題は上記問題点に鑑
み、あらかじめ車両を持ち上げたりして調整しなくとも
左右のキャリッジ間に断差が生ずることのないチェーン
駆動式車両用リフトを提供することにある。
み、あらかじめ車両を持ち上げたりして調整しなくとも
左右のキャリッジ間に断差が生ずることのないチェーン
駆動式車両用リフトを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１の発明は、左右双方にキャリッジを有し、
互いが複数のホイールで支持されたチェーンで連結さ
れ、一方に設けた駆動装置により双方のキャリッジが昇
降動するチェーン駆動式車両用リフトにおいて、前記ホ
イールのうちの少なくとも１つのホイールをチェーンの
張力に抗する方向へ移動調整可能として構成される。
め、請求項１の発明は、左右双方にキャリッジを有し、
互いが複数のホイールで支持されたチェーンで連結さ
れ、一方に設けた駆動装置により双方のキャリッジが昇
降動するチェーン駆動式車両用リフトにおいて、前記ホ
イールのうちの少なくとも１つのホイールをチェーンの
張力に抗する方向へ移動調整可能として構成される。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て移動調整可動なホイールが、移動装置により前後動す
る楔片の進入により移動するよう構成される。
て移動調整可動なホイールが、移動装置により前後動す
る楔片の進入により移動するよう構成される。
【００１０】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
てキャリッジの駆動装置が第１の油圧シリンダであっ
て、前記楔片の移動装置を第２の油圧シリンダとして、
第２の油圧シリンダの油圧配管を第１の油圧シリンダの
油圧配管に並列に接続し、第２の油圧シリンダが第１の
油圧シリンダに倣い動作するよう構成される。
てキャリッジの駆動装置が第１の油圧シリンダであっ
て、前記楔片の移動装置を第２の油圧シリンダとして、
第２の油圧シリンダの油圧配管を第１の油圧シリンダの
油圧配管に並列に接続し、第２の油圧シリンダが第１の
油圧シリンダに倣い動作するよう構成される。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態の１例を図面を基に詳細に説明する。図１（ａ）は
門型リフトの同調チェーン１７周りの構成を示したもの
で、キャリッジ１２や駆動チェーン１６、スイングアー
ム１１等の構成は上記図７と同様であり省略してある。
また、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ部拡大図で発明の主
要部を示している。図示するように、駆動キャリッジ側
ポスト１０ａの上部に設けられたホイール１は移動調整
可能な可動ホイールであって、この可動ホイール１の回
転軸５はホイールの左右に設けた支持板６に形成された
縦方向の長孔７に遊嵌され、上昇可能となっている。
形態の１例を図面を基に詳細に説明する。図１（ａ）は
門型リフトの同調チェーン１７周りの構成を示したもの
で、キャリッジ１２や駆動チェーン１６、スイングアー
ム１１等の構成は上記図７と同様であり省略してある。
また、図１（ｂ）は図１（ａ）のＡ部拡大図で発明の主
要部を示している。図示するように、駆動キャリッジ側
ポスト１０ａの上部に設けられたホイール１は移動調整
可能な可動ホイールであって、この可動ホイール１の回
転軸５はホイールの左右に設けた支持板６に形成された
縦方向の長孔７に遊嵌され、上昇可能となっている。
【００１２】そして、その回転軸５は下部に、可動ホイ
ール１の回転面に平行に水平方向からホイールを挟むよ
うに楔片２が挿入され、この楔片２の進入によりホイー
ル１が上昇するようになっている。この楔片２は第２の
油圧シリンダである補正シリンダ３の先端に接続され、
補正シリンダ３の後端はポストビーム１４に固定されて
いる。また、楔片の下辺の摺動面にはローラ４が設けら
れ、楔片２が無理なく前後動するようになっている。
尚、３ａは補正シリンダ３への油圧配管である。
ール１の回転面に平行に水平方向からホイールを挟むよ
うに楔片２が挿入され、この楔片２の進入によりホイー
ル１が上昇するようになっている。この楔片２は第２の
油圧シリンダである補正シリンダ３の先端に接続され、
補正シリンダ３の後端はポストビーム１４に固定されて
いる。また、楔片の下辺の摺動面にはローラ４が設けら
れ、楔片２が無理なく前後動するようになっている。
尚、３ａは補正シリンダ３への油圧配管である。
【００１３】次に図１に示すリフトの動作を図２の動作
説明図を基に説明する。図において、可動ホイール１以
外の動作は上記図７と同様であり、第１の油圧シリンダ
である主シリンダ８はポスト１０内に上向きに設置固定
され、先端は駆動ホイール９が取付けられている。そし
て、その駆動ホイール９に一端がポスト１０側に固着さ
れ、他端が駆動キャリッジ１２ａに接続された駆動チェ
ーン１６が掛けられ、主シリンダ８のピストンロッドを
伸長することで駆動キャリッジ１２ａを上昇させるよう
になっている。また、従動キャリッジ１２ｂは、同調チ
ェーン１７を介して駆動キャリッジ１２ａに連結されて
いるため、駆動キャリッジ１２ａに追従して動作する。
説明図を基に説明する。図において、可動ホイール１以
外の動作は上記図７と同様であり、第１の油圧シリンダ
である主シリンダ８はポスト１０内に上向きに設置固定
され、先端は駆動ホイール９が取付けられている。そし
て、その駆動ホイール９に一端がポスト１０側に固着さ
れ、他端が駆動キャリッジ１２ａに接続された駆動チェ
ーン１６が掛けられ、主シリンダ８のピストンロッドを
伸長することで駆動キャリッジ１２ａを上昇させるよう
になっている。また、従動キャリッジ１２ｂは、同調チ
ェーン１７を介して駆動キャリッジ１２ａに連結されて
いるため、駆動キャリッジ１２ａに追従して動作する。
【００１４】図３は駆動装置の油圧回路を示し、図にお
いて２０はオイルタンク、２１はポンプ２２を作動させ
るモータ、２３はリリーフ弁、２４は下降バルブ、２５
は自動断流弁であり、補正シリンダ３の油圧回路は主シ
リンダ８を駆動する油圧回路の途中に分岐路を設けて形
成されている。このように補正シリンダ３と主シリンダ
８の油圧回路とを共通化することで、補正シリンダに新
たな動力を設ける事なく安価な構成とすることができ
る。また、主シリンダ８の作動に同期して補正シリンダ
３のロッドを伸縮させることができ、主シリンダ８の圧
力は荷重に比例した大きさとなるから、補正シリンダ３
も荷重に応じて伸長され、簡易な構成で従動キャリッジ
１２ｂの位置補正を荷重に応じて行うことが可能とな
る。
いて２０はオイルタンク、２１はポンプ２２を作動させ
るモータ、２３はリリーフ弁、２４は下降バルブ、２５
は自動断流弁であり、補正シリンダ３の油圧回路は主シ
リンダ８を駆動する油圧回路の途中に分岐路を設けて形
成されている。このように補正シリンダ３と主シリンダ
８の油圧回路とを共通化することで、補正シリンダに新
たな動力を設ける事なく安価な構成とすることができ
る。また、主シリンダ８の作動に同期して補正シリンダ
３のロッドを伸縮させることができ、主シリンダ８の圧
力は荷重に比例した大きさとなるから、補正シリンダ３
も荷重に応じて伸長され、簡易な構成で従動キャリッジ
１２ｂの位置補正を荷重に応じて行うことが可能とな
る。
【００１５】また、楔片２は図１（ｂ）に示すように、
可動ホイールに当接する傾斜面２ａが一定の傾斜を有し
た三角形状の場合は、無段階でホイールを移動でき、微
妙な調整が可能であるし、傾斜角度を変えることで種々
の機種に対応することが可能であるが、図４に示すよう
に途中の傾斜角度に変化を与えたものや、水平部分を設
けても良い。例えば（ａ）に示すように３段の傾斜部ｍ
１，ｍ２，ｍ３を設け、軽自動車の場合はｍ１、小型自
動車の場合はｍ２、普通自動車の場合はｍ３というよう
に車両サイズにより段階的に変わるようにすれば３段階
のみの簡易な調整で済むし、（ｂ）に示すようにそれぞ
れの傾斜部を水平な面ｎ１，ｎ２，ｎ３に形成すれば、
仮に油圧が多少変動しても補正位置が変化しないように
することもできる。
可動ホイールに当接する傾斜面２ａが一定の傾斜を有し
た三角形状の場合は、無段階でホイールを移動でき、微
妙な調整が可能であるし、傾斜角度を変えることで種々
の機種に対応することが可能であるが、図４に示すよう
に途中の傾斜角度に変化を与えたものや、水平部分を設
けても良い。例えば（ａ）に示すように３段の傾斜部ｍ
１，ｍ２，ｍ３を設け、軽自動車の場合はｍ１、小型自
動車の場合はｍ２、普通自動車の場合はｍ３というよう
に車両サイズにより段階的に変わるようにすれば３段階
のみの簡易な調整で済むし、（ｂ）に示すようにそれぞ
れの傾斜部を水平な面ｎ１，ｎ２，ｎ３に形成すれば、
仮に油圧が多少変動しても補正位置が変化しないように
することもできる。
【００１６】次に本発明の他の実施の形態を説明する。
図５は２柱式リフトの動作説明図で、動作の基本は上記
図８に示す従来の２柱式と同一である。この実施の形態
の場合、駆動キャリッジ１２ａ側のポスト（図示せず）
下部に設けたホイールを可動ホイール３１として、水平
方向から補正シリンダ３３により可動ホイール３１の回
転軸３５を直接押圧してリフトの外側に移動させるよう
にしている。この場合の油圧回路も上記実施の形態と同
様に主シリンダ８の油圧回路の途中に分岐路を設けて接
続すれば良く、このように、油圧シリンダにより直接ホ
イールを移動させても良い。
図５は２柱式リフトの動作説明図で、動作の基本は上記
図８に示す従来の２柱式と同一である。この実施の形態
の場合、駆動キャリッジ１２ａ側のポスト（図示せず）
下部に設けたホイールを可動ホイール３１として、水平
方向から補正シリンダ３３により可動ホイール３１の回
転軸３５を直接押圧してリフトの外側に移動させるよう
にしている。この場合の油圧回路も上記実施の形態と同
様に主シリンダ８の油圧回路の途中に分岐路を設けて接
続すれば良く、このように、油圧シリンダにより直接ホ
イールを移動させても良い。
【００１７】また、上記実施の形態のリフトにあって
は、左右のキャリッジ間の段差補正を従来のリフトに簡
易な部材を付加するだけで、即ちホイールの１つを可動
ホイールとして、補正シリンダを設け、主シリンダの油
圧回路に分岐路を設けるだけで行うことができるため、
従来のリフトを改良して本発明のチェーン駆動式車両用
リフトを得ることも可能である。
は、左右のキャリッジ間の段差補正を従来のリフトに簡
易な部材を付加するだけで、即ちホイールの１つを可動
ホイールとして、補正シリンダを設け、主シリンダの油
圧回路に分岐路を設けるだけで行うことができるため、
従来のリフトを改良して本発明のチェーン駆動式車両用
リフトを得ることも可能である。
【００１８】尚、上記実施の形態においては油圧シリン
ダにより可動ホイールを作動させているが、モータやエ
アシリンダを使用することもできるし、油圧シリンダを
使用する場合でも、主シリンダとは別回路であっても良
い。また、本発明は、門型或いは２柱式のチェーン駆動
式車両用リフトに限定するものではなく、その他のチェ
ーン駆動式車両用リフトに対しても適用可能である。
ダにより可動ホイールを作動させているが、モータやエ
アシリンダを使用することもできるし、油圧シリンダを
使用する場合でも、主シリンダとは別回路であっても良
い。また、本発明は、門型或いは２柱式のチェーン駆動
式車両用リフトに限定するものではなく、その他のチェ
ーン駆動式車両用リフトに対しても適用可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１の発明に
よれば、チェーンの伸びを可動ホイールの位置を変える
ことで補正可能であるため、１度車両を持ち上げて調整
する等の煩わしさがなく、容易に左右のキャリッジの断
差を無くすことができるし、車高の低い車両であって
も、無理なく補正することができる。
よれば、チェーンの伸びを可動ホイールの位置を変える
ことで補正可能であるため、１度車両を持ち上げて調整
する等の煩わしさがなく、容易に左右のキャリッジの断
差を無くすことができるし、車高の低い車両であって
も、無理なく補正することができる。
【００２０】請求項２の発明によれば、楔片を前後動さ
せてホイールを移動するので、簡易な構成で微妙な調整
が可能であるし、楔片の形状に変化を加えれば、車重に
応じた調整を簡易化することもできる。
せてホイールを移動するので、簡易な構成で微妙な調整
が可能であるし、楔片の形状に変化を加えれば、車重に
応じた調整を簡易化することもできる。
【００２１】請求項３の発明によれば、楔片の作動をキ
ャリッジを昇降動させる油圧シリンダの駆動回路を僅か
に変更するだけで対応させることが可能であるため、新
たな動力を設ける事なく安価な構成とすることができる
し、従来のリフトを改良してこの発明の構成を得ること
もできる。また、駆動回路を共通にすることで、車重に
応じた楔片の移動が可能であり、簡易な構成で楔片の移
動量を適量に調整することができる。
ャリッジを昇降動させる油圧シリンダの駆動回路を僅か
に変更するだけで対応させることが可能であるため、新
たな動力を設ける事なく安価な構成とすることができる
し、従来のリフトを改良してこの発明の構成を得ること
もできる。また、駆動回路を共通にすることで、車重に
応じた楔片の移動が可能であり、簡易な構成で楔片の移
動量を適量に調整することができる。
【図１】本発明の実施の形態の１例を示すチェーン駆動
式車両用リフトの要部を示す図で、（ａ）は正面説明
図、（ｂ）はＡ部拡大図である。
式車両用リフトの要部を示す図で、（ａ）は正面説明
図、（ｂ）はＡ部拡大図である。
【図２】図１の動作説明図である。
【図３】図１に示すチェーン駆動式車両用リフトの油圧
回路のブロック図である。
回路のブロック図である。
【図４】楔片の変更例を示す図である。
【図５】本発明の他の実施の形態を示すチェーン駆動式
車両用リフトの動作説明図である。
車両用リフトの動作説明図である。
【図６】従来の門型チェーン駆動式車両用リフトの斜視
図である。
図である。
【図７】図７の動作説明図である。
【図８】従来の２柱式チェーン駆動式車両用リフトの動
作説明図である。
作説明図である。
【符号の説明】 １・・可動ホイール、２・・楔片、３・・補正シリンダ
（第２の油圧シリンダ）、４・・ローラ、５・・回転
軸、６・・支持板、７・・長孔、８・・主シリンダ（第
１の油圧シリンダ）、１２・・キャリッジ、１３・・油
圧ユニット、１６・・駆動チェーン、１７・・同調チェ
ーン、１８・・ホイール、３１・・可動ホイール、３３
・・補正シリンダ、３５・・回転軸。
（第２の油圧シリンダ）、４・・ローラ、５・・回転
軸、６・・支持板、７・・長孔、８・・主シリンダ（第
１の油圧シリンダ）、１２・・キャリッジ、１３・・油
圧ユニット、１６・・駆動チェーン、１７・・同調チェ
ーン、１８・・ホイール、３１・・可動ホイール、３３
・・補正シリンダ、３５・・回転軸。
Claims (3)
- 【請求項１】 左右双方にキャリッジを有し、互いが複
数のホイールで支持されたチェーンで連結され、一方に
設けた駆動装置により双方のキャリッジが昇降動するチ
ェーン駆動式車両用リフトにおいて、前記ホイールのう
ちの少なくとも１つのホイールをチェーンの張力に抗す
る方向へ移動調整可能としたチェーン駆動式車両用リフ
ト。 - 【請求項２】 前記移動調整可動なホイールが、移動装
置により前後動する楔片の進入により移動する請求項１
記載のチェーン駆動式車両用リフト。 - 【請求項３】 前記キャリッジの駆動装置が第１の油圧
シリンダであって、前記楔片の移動装置を第２の油圧シ
リンダとして、第２の油圧シリンダの油圧配管を第１の
油圧シリンダの油圧配管に並列に接続し、第２の油圧シ
リンダが第１の油圧シリンダに倣い動作する請求項２記
載のチェーン駆動式車両用リフト。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271671A JPH11106194A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | チェーン駆動式車両用リフト |
| TW087213124U TW406648U (en) | 1997-10-03 | 1998-08-11 | Chain driving type vehicle elevator |
| KR1019980041546A KR19990036802A (ko) | 1997-10-03 | 1998-10-02 | 체인 구동식 차량용 리프트 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9271671A JPH11106194A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | チェーン駆動式車両用リフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11106194A true JPH11106194A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17503266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9271671A Pending JPH11106194A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | チェーン駆動式車両用リフト |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11106194A (ja) |
| KR (1) | KR19990036802A (ja) |
| TW (1) | TW406648U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105236304A (zh) * | 2015-11-03 | 2016-01-13 | 赛埃孚汽车保修设备（太仓）有限公司 | 一种自动同步高度的移动式举升机 |
| CN110790181A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-14 | 金陵科技学院 | 一种建筑物料搬运用的智能运输、顶升设备以及运输顶升方法 |
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1997
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1998
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- 1998-10-02 KR KR1019980041546A patent/KR19990036802A/ko not_active Application Discontinuation
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