JPH09100552A - クローラフレームの拡縮装置 - Google Patents
クローラフレームの拡縮装置Info
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- JPH09100552A JPH09100552A JP21801896A JP21801896A JPH09100552A JP H09100552 A JPH09100552 A JP H09100552A JP 21801896 A JP21801896 A JP 21801896A JP 21801896 A JP21801896 A JP 21801896A JP H09100552 A JPH09100552 A JP H09100552A
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- Japan
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- axle
- crawler frame
- crawler
- links
- drive link
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/02—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
- E02F9/028—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with arrangements for levelling the machine
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/02—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
- E02F9/024—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with laterally or vertically adjustable wheels or tracks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リンク、ピンの数を減らして構造を簡単に
し、また油圧シリンダや油圧配管を外部の土砂等から保
護し、低コストで耐久性を向上する。 【解決手段】 一端は前記アクスル1の前方側の一端と
連結し、他端は右クロ−ラフレ−ム2と連結する第1駆
動リンク4aと、一端は前記アクスル1の前方側の他端
と連結し、他端は左クロ−ラフレ−ム3と連結する第2
駆動リンク4bと、一端は前記アクスル1の後方側の一
端と連結し、他端は右クロ−ラフレ−ム2と連結する第
1従動リンク5aと、一端は前記アクスル1の後方側の
他端と連結し、他端は左クロ−ラフレ−ム3と連結する
第2従動リンク5bと、からなり第1駆動リンク4aと
第2駆動リンク4bを油圧シリンダ6に連結した構成と
したものである。
し、また油圧シリンダや油圧配管を外部の土砂等から保
護し、低コストで耐久性を向上する。 【解決手段】 一端は前記アクスル1の前方側の一端と
連結し、他端は右クロ−ラフレ−ム2と連結する第1駆
動リンク4aと、一端は前記アクスル1の前方側の他端
と連結し、他端は左クロ−ラフレ−ム3と連結する第2
駆動リンク4bと、一端は前記アクスル1の後方側の一
端と連結し、他端は右クロ−ラフレ−ム2と連結する第
1従動リンク5aと、一端は前記アクスル1の後方側の
他端と連結し、他端は左クロ−ラフレ−ム3と連結する
第2従動リンク5bと、からなり第1駆動リンク4aと
第2駆動リンク4bを油圧シリンダ6に連結した構成と
したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械に用いられる足回り装置に係わり、特には、油
圧ショベル、クローラ式クレーン等の建設機械のクロー
ラフレームのゲ−ジ幅を拡縮可能とした足回り装置に関
する。
建設機械に用いられる足回り装置に係わり、特には、油
圧ショベル、クローラ式クレーン等の建設機械のクロー
ラフレームのゲ−ジ幅を拡縮可能とした足回り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11は油圧ショベルの50の側面図で
あり、図12は正面図である。油圧ショベル50の下部
走行体51は図示しない走行モ−タの駆動により走行自
在となっている。下部走行体51のアクスル70は左右
のクロ−ラフレ−ム73に装着され、クロ−ラフレ−ム
73には履帯61が巻装されている。この下部走行体5
1の上部には、図示しない旋回モ−タの駆動により旋回
自在な上部旋回体52が設けられている。この上部旋回
体52には、エンジン52a、運転室52b、および作
業機53等が装着されている。この作業機53はブ−ム
54、ア−ム56、バケット59、複数の油圧シリンダ
55、57、58等から構成されている。
あり、図12は正面図である。油圧ショベル50の下部
走行体51は図示しない走行モ−タの駆動により走行自
在となっている。下部走行体51のアクスル70は左右
のクロ−ラフレ−ム73に装着され、クロ−ラフレ−ム
73には履帯61が巻装されている。この下部走行体5
1の上部には、図示しない旋回モ−タの駆動により旋回
自在な上部旋回体52が設けられている。この上部旋回
体52には、エンジン52a、運転室52b、および作
業機53等が装着されている。この作業機53はブ−ム
54、ア−ム56、バケット59、複数の油圧シリンダ
55、57、58等から構成されている。
【0003】従来から、図12に示す下部走行体51の
左右の履帯61の外側の幅W(以下、外側幅Wという)
は上部旋回体52の車体幅Sよりも大きく、外側幅Wが
輸送限界を超える場合には左右のクロ−ラフレ−ム73
の間隔(ゲ−ジ幅)を縮小して外側幅Wを輸送限界内に
おさめるという方法がとられている。
左右の履帯61の外側の幅W(以下、外側幅Wという)
は上部旋回体52の車体幅Sよりも大きく、外側幅Wが
輸送限界を超える場合には左右のクロ−ラフレ−ム73
の間隔(ゲ−ジ幅)を縮小して外側幅Wを輸送限界内に
おさめるという方法がとられている。
【0004】左右のクローラフレームの間隔を拡縮する
方法としていくつかの出願がなされている。例えば、図
9(a)、(b)に示す実開昭61−198354号公
報によれば、(a)に示すように、アクスル80には2
個の角形あるいは丸形の穴81が設けてあり、左右のク
ローラフレーム82に固着した角形あるいは丸形のビ−
ム83が摺動可能に挿入してある。アクスル80と左右
のクローラフレーム82とはそれぞれ油圧シリンダ84
で連結してあり、油圧シリンダ84を伸ばすと左右のク
ローラフレーム82の間隔は(a)のごとく拡幅され、
油圧シリンダ84を縮めるとビーム83は穴81内を摺
動して移動し、左右のクローラフレーム82の間隔は
(b)のごとく縮小されるようになっている。
方法としていくつかの出願がなされている。例えば、図
9(a)、(b)に示す実開昭61−198354号公
報によれば、(a)に示すように、アクスル80には2
個の角形あるいは丸形の穴81が設けてあり、左右のク
ローラフレーム82に固着した角形あるいは丸形のビ−
ム83が摺動可能に挿入してある。アクスル80と左右
のクローラフレーム82とはそれぞれ油圧シリンダ84
で連結してあり、油圧シリンダ84を伸ばすと左右のク
ローラフレーム82の間隔は(a)のごとく拡幅され、
油圧シリンダ84を縮めるとビーム83は穴81内を摺
動して移動し、左右のクローラフレーム82の間隔は
(b)のごとく縮小されるようになっている。
【0005】また、図10(a)、(b)に示す特開平
3−148388号公報によれば、(a)に示すよう
に、アクスル90と左右のクローラフレーム91とはリ
ンク92および93によって連結され、平行4節リンク
を構成している。アクスル90と左右のクローラフレー
ム91とは油圧シリンダ94により連結してある。95
は履帯である。油圧シリンダ94を伸ばすと左右のクロ
ーラフレーム91の間隔は(a)のごとく拡幅され、油
圧シリンダ94を縮めると左右のクローラフレーム91
の間隔は(b)のごとく縮小されるようになっている。
3−148388号公報によれば、(a)に示すよう
に、アクスル90と左右のクローラフレーム91とはリ
ンク92および93によって連結され、平行4節リンク
を構成している。アクスル90と左右のクローラフレー
ム91とは油圧シリンダ94により連結してある。95
は履帯である。油圧シリンダ94を伸ばすと左右のクロ
ーラフレーム91の間隔は(a)のごとく拡幅され、油
圧シリンダ94を縮めると左右のクローラフレーム91
の間隔は(b)のごとく縮小されるようになっている。
【0006】上記と同様の左右のクローラフレームの間
隔を拡縮する先行技術として、特開平7−11669号
公報およびPCT/EP93/00777号公報があ
る。
隔を拡縮する先行技術として、特開平7−11669号
公報およびPCT/EP93/00777号公報があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の図7に示す実開
昭61−198354号公報においてはアクスルに設け
た2個の角形あるいは丸形の穴に、左右のクローラフレ
ームに固着した2本のビームを挿入するようにしたた
め、穴とビームとの寸法精度の確保が困難であり、穴と
ビームとの間に隙間を設ける必要がある。このため、長
時間作業を行うと、このガタが拡大され破損原因となっ
ている。
昭61−198354号公報においてはアクスルに設け
た2個の角形あるいは丸形の穴に、左右のクローラフレ
ームに固着した2本のビームを挿入するようにしたた
め、穴とビームとの寸法精度の確保が困難であり、穴と
ビームとの間に隙間を設ける必要がある。このため、長
時間作業を行うと、このガタが拡大され破損原因となっ
ている。
【0008】前記の図8に示す特開平3−148388
号公報においては平行4節リンク機構を利用しているた
め、輸送時、クローラフレームの間隔を縮小すると車高
が高くなり、輸送に支障を来す恐れがある。れまた、リ
ンク機構のみであるため、前後方向の負荷に対して強度
を確保するのが困難である。
号公報においては平行4節リンク機構を利用しているた
め、輸送時、クローラフレームの間隔を縮小すると車高
が高くなり、輸送に支障を来す恐れがある。れまた、リ
ンク機構のみであるため、前後方向の負荷に対して強度
を確保するのが困難である。
【0009】前記の先行技術である特開平7−1166
9号公報、PCT/EP93/00777号公報におい
てはリンク、ピンの数が多く、構造が複雑で、コスト高
となり、また油圧シリンダが土砂にさらされていて破損
し易いという問題がある。
9号公報、PCT/EP93/00777号公報におい
てはリンク、ピンの数が多く、構造が複雑で、コスト高
となり、また油圧シリンダが土砂にさらされていて破損
し易いという問題がある。
【0010】また、左右のクローラフレームに取着する
走行モータの油圧配管が露出しており、土砂等にさらさ
れていて破損し易いという問題がある。
走行モータの油圧配管が露出しており、土砂等にさらさ
れていて破損し易いという問題がある。
【0011】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、油圧ショベルの足回り装置に係わり、アク
スルとクローラフレームとの連結部間のガタもなく、強
度的にも有用で、輸送に支障を来すことのない油圧ショ
ベルの足回り装置にすると共に、クローラフレームに取
着する走行モータの油圧配管が破損しないようにカバー
を取着したクローラフレームの拡縮装置を提供すること
を目的とする。
れたもので、油圧ショベルの足回り装置に係わり、アク
スルとクローラフレームとの連結部間のガタもなく、強
度的にも有用で、輸送に支障を来すことのない油圧ショ
ベルの足回り装置にすると共に、クローラフレームに取
着する走行モータの油圧配管が破損しないようにカバー
を取着したクローラフレームの拡縮装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係るクローラフレームの拡
縮装置の第1発明は、アクスルと左右のクローラフレー
ムのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフレー
ムとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左右の
クローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有するク
ローラフレームの拡縮装置において、アクスル1とクロ
ーラフレーム2,3の前後方向のいずれかの端側に設け
た4節リンクを駆動する4節リンクのうちの駆動リンク
4a,4bと、アクスル1とクローラフレーム2,3の
他端側に設けた4節リンクの従動リンク5a,5bと、
駆動リンク4aと駆動リンク4b間を連結する油圧シリ
ンダ6とからなる構成としたものである。上記構成によ
れば、クローラフレームのゲ−ジ幅を拡幅状態から縮小
状態に変更するときは、左右の駆動リンクに結合された
油圧シリンダを伸長させると、アクスルおよびクロ−ラ
フレ−ムに支点を持つ駆動リンクおよび従動リンクはア
クスルの支点のまわりに回動し、左右クロ−ラフレ−ム
は平行移動しながらアクスル側に近づき、ゲ−ジ幅が縮
小状態となる。ゲージ幅を縮小状態から拡幅状態に変更
するときは、この逆を行えばよい。したがって、アクス
ルと左右クロ−ラフレ−ムと左右駆動リンクと左右従動
リンクとで左右2組の4節の平行リンクを構成し、左右
の駆動リンクに油圧シリンダの両端が直接結合されてい
るためリンク、ピンの数が少なく、また、油圧シリンダ
がアクスル内に配設されているため、外部の土砂等によ
って破損することがなく、耐久性が高い。更に、構造が
簡単でありコストが安価である。
を達成するために、本発明に係るクローラフレームの拡
縮装置の第1発明は、アクスルと左右のクローラフレー
ムのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフレー
ムとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左右の
クローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有するク
ローラフレームの拡縮装置において、アクスル1とクロ
ーラフレーム2,3の前後方向のいずれかの端側に設け
た4節リンクを駆動する4節リンクのうちの駆動リンク
4a,4bと、アクスル1とクローラフレーム2,3の
他端側に設けた4節リンクの従動リンク5a,5bと、
駆動リンク4aと駆動リンク4b間を連結する油圧シリ
ンダ6とからなる構成としたものである。上記構成によ
れば、クローラフレームのゲ−ジ幅を拡幅状態から縮小
状態に変更するときは、左右の駆動リンクに結合された
油圧シリンダを伸長させると、アクスルおよびクロ−ラ
フレ−ムに支点を持つ駆動リンクおよび従動リンクはア
クスルの支点のまわりに回動し、左右クロ−ラフレ−ム
は平行移動しながらアクスル側に近づき、ゲ−ジ幅が縮
小状態となる。ゲージ幅を縮小状態から拡幅状態に変更
するときは、この逆を行えばよい。したがって、アクス
ルと左右クロ−ラフレ−ムと左右駆動リンクと左右従動
リンクとで左右2組の4節の平行リンクを構成し、左右
の駆動リンクに油圧シリンダの両端が直接結合されてい
るためリンク、ピンの数が少なく、また、油圧シリンダ
がアクスル内に配設されているため、外部の土砂等によ
って破損することがなく、耐久性が高い。更に、構造が
簡単でありコストが安価である。
【0013】第2発明は、第1発明の構成において、4
節リンクのうちの駆動リンク4a,4bは、ほぼL字形
となし、一端はクローラフレーム2,3に、他端は油圧
シリンダ6に、一端と他端との間でアクスル1に接続す
る構成としたものである。上記構成によれば、駆動リン
ク4a,4bを、ほぼL字形としたので油圧シリンダ6
の伸縮作動時の推力がスムースにクローラフレーム2,
3に伝達される。したがって、左右クローラフレームの
ゲ−ジ幅の調整が短時間で容易に行うことができる。
節リンクのうちの駆動リンク4a,4bは、ほぼL字形
となし、一端はクローラフレーム2,3に、他端は油圧
シリンダ6に、一端と他端との間でアクスル1に接続す
る構成としたものである。上記構成によれば、駆動リン
ク4a,4bを、ほぼL字形としたので油圧シリンダ6
の伸縮作動時の推力がスムースにクローラフレーム2,
3に伝達される。したがって、左右クローラフレームの
ゲ−ジ幅の調整が短時間で容易に行うことができる。
【0014】第3発明は、アクスルと左右のクローラフ
レームのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフ
レームとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左
右のクローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有す
るクローラフレームの拡縮装置において、アクスル1と
左クローラフレーム3の前後方向のいずれかの一端側に
設けた4節リンクを駆動する4節リンクのうちの左側駆
動リンク4bと、アクスル1と右クローラフレーム2の
前後方向のいずれかの一端側に設けた4節リンクを駆動
する4節リンクのうちの右側駆動リンク4aと、アクス
ル1と左クローラフレーム3の前後方向の他端に設けた
4節リンクの左側従動リンク5bと、アクスル1と右ク
ローラフレーム2の前後方向の他端に設けた4節リンク
の右側従動リンク5aと、左側駆動リンク4bと右側駆
動リンク4aとに連結する油圧シリンダ6とからなる構
成としたものである。上記構成によれば、油圧シリンダ
6により左側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aを作
動させて左右クローラフレーム2,3のゲージ幅の調整
が行うことができる。したがって、1本の油圧シリンダ
6だけの伸縮により、左右クローラフレーム2,3を同
時に作動させてゲージ幅の調整が簡単にできるので、輸
送時および作業時のゲージ幅の調整時間が短く、作業効
率が向上する。
レームのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフ
レームとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左
右のクローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有す
るクローラフレームの拡縮装置において、アクスル1と
左クローラフレーム3の前後方向のいずれかの一端側に
設けた4節リンクを駆動する4節リンクのうちの左側駆
動リンク4bと、アクスル1と右クローラフレーム2の
前後方向のいずれかの一端側に設けた4節リンクを駆動
する4節リンクのうちの右側駆動リンク4aと、アクス
ル1と左クローラフレーム3の前後方向の他端に設けた
4節リンクの左側従動リンク5bと、アクスル1と右ク
ローラフレーム2の前後方向の他端に設けた4節リンク
の右側従動リンク5aと、左側駆動リンク4bと右側駆
動リンク4aとに連結する油圧シリンダ6とからなる構
成としたものである。上記構成によれば、油圧シリンダ
6により左側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aを作
動させて左右クローラフレーム2,3のゲージ幅の調整
が行うことができる。したがって、1本の油圧シリンダ
6だけの伸縮により、左右クローラフレーム2,3を同
時に作動させてゲージ幅の調整が簡単にできるので、輸
送時および作業時のゲージ幅の調整時間が短く、作業効
率が向上する。
【0015】第4発明は、第3発明の構成において、左
側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aは、ほぼ直線形
状となし、一端はクローラフレーム2,3に、他端は油
圧シリンダ6に、かつ、一端と他端との間でアクスル1
に接続する構成としたものである。上記構成によれば、
左側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aは、ほぼ直線
形状にすれば製作も容易となる。
側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aは、ほぼ直線形
状となし、一端はクローラフレーム2,3に、他端は油
圧シリンダ6に、かつ、一端と他端との間でアクスル1
に接続する構成としたものである。上記構成によれば、
左側駆動リンク4bと右側駆動リンク4aは、ほぼ直線
形状にすれば製作も容易となる。
【0016】第5発明は、アクスルと左右のクローラフ
レームのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフ
レームとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左
右のクローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有す
るクローラフレームの拡縮装置において、一端はアクス
ル1の傾斜した端部1b,1c,1d,1eに、他端は
クローラフレーム2,3の前後方向の端側に、それぞれ
第1ピン8c,第2ピン8aで駆動リンク4aを連結
し、かつ、この第1ピン8cおよび第2ピン8aの中心
からの垂線と、この第1ピン8cおよび第2ピン8aの
中心線P0,P1 とのなす角が地面に対してθ1傾斜して
設置する構成としたものである。上記構成によれば、図
5(a),(b)(c)に示すように、輸送時にクロー
ラフレームのゲージを縮小するために油圧シリンダ6を
伸長すると駆動リンク4aはピン8cを支点として矢印
に示す方向に回動する。この駆動リンク4aのA0 点
が、A1 点に移動して車高はゲージ拡幅時のHから最大
車高移動量H1 の分、低くなり車高はH2 となる。した
がって、クローラフレームのゲ−ジ幅の縮小と同時に車
高も低くすることができるので、輸送性の向上および駐
機時の高さ制限に対して非常に有利となる。
レームのそれぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフ
レームとを連結する4節リンクと、アクスルに対して左
右のクローラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有す
るクローラフレームの拡縮装置において、一端はアクス
ル1の傾斜した端部1b,1c,1d,1eに、他端は
クローラフレーム2,3の前後方向の端側に、それぞれ
第1ピン8c,第2ピン8aで駆動リンク4aを連結
し、かつ、この第1ピン8cおよび第2ピン8aの中心
からの垂線と、この第1ピン8cおよび第2ピン8aの
中心線P0,P1 とのなす角が地面に対してθ1傾斜して
設置する構成としたものである。上記構成によれば、図
5(a),(b)(c)に示すように、輸送時にクロー
ラフレームのゲージを縮小するために油圧シリンダ6を
伸長すると駆動リンク4aはピン8cを支点として矢印
に示す方向に回動する。この駆動リンク4aのA0 点
が、A1 点に移動して車高はゲージ拡幅時のHから最大
車高移動量H1 の分、低くなり車高はH2 となる。した
がって、クローラフレームのゲ−ジ幅の縮小と同時に車
高も低くすることができるので、輸送性の向上および駐
機時の高さ制限に対して非常に有利となる。
【0017】第6発明は、第1乃至第5発明の構成にお
いて、アクスル1の前方側の両端と駆動リンク4a,4
bおよび/あるいはアクスル1の後方側の両端と従動リ
ンク5a,5bとをロックピン10で固定可能に構成し
たものである。上記構成によれば、ロックピン10でア
クスル1に固着した係止部材10aと駆動リンク4bを
締付けて駆動リンク4bを作動停止させることが可能と
なっている。このロックピン10は1ヶ所のみで説明し
たが、同様の構造により駆動リンク4a,従動リンク5
a,5bを作動停止させることができる。したがって、
左右クローラフレームのゲージ幅の調整が完了した後、
ロックピンにより駆動リンクあるいは従動リンクを固定
すればアクスルと左右のクローラフレームが固定される
ので足回り装置が安定して作業ができる。
いて、アクスル1の前方側の両端と駆動リンク4a,4
bおよび/あるいはアクスル1の後方側の両端と従動リ
ンク5a,5bとをロックピン10で固定可能に構成し
たものである。上記構成によれば、ロックピン10でア
クスル1に固着した係止部材10aと駆動リンク4bを
締付けて駆動リンク4bを作動停止させることが可能と
なっている。このロックピン10は1ヶ所のみで説明し
たが、同様の構造により駆動リンク4a,従動リンク5
a,5bを作動停止させることができる。したがって、
左右クローラフレームのゲージ幅の調整が完了した後、
ロックピンにより駆動リンクあるいは従動リンクを固定
すればアクスルと左右のクローラフレームが固定される
ので足回り装置が安定して作業ができる。
【0018】第7発明は、第1乃至第6発明の構成にお
いて、アクスル1の前方側の両端を連結する駆動リンク
4a,4bおよび/あるいはアクスル1の後方側の両端
を連結する従動リンク5a,5bの作動ストロークを規
制するストッパ7a,7bを前記アクスル1に設置した
構成としたものである。上記構成によれば、駆動リンク
4a,4bまたは従動リンク5a,5bは、所定量回動
した時にアクスル1のストッパ7a,7bに当たるよう
にしてある。ここでロックピン10を挿入すれば、スト
ッパ7a,7bの作用により左右クロ−ラフレ−ム2,
3は同量だけ移動し、車体中心線に対して左右対称位置
を保っことができる。
いて、アクスル1の前方側の両端を連結する駆動リンク
4a,4bおよび/あるいはアクスル1の後方側の両端
を連結する従動リンク5a,5bの作動ストロークを規
制するストッパ7a,7bを前記アクスル1に設置した
構成としたものである。上記構成によれば、駆動リンク
4a,4bまたは従動リンク5a,5bは、所定量回動
した時にアクスル1のストッパ7a,7bに当たるよう
にしてある。ここでロックピン10を挿入すれば、スト
ッパ7a,7bの作用により左右クロ−ラフレ−ム2,
3は同量だけ移動し、車体中心線に対して左右対称位置
を保っことができる。
【0019】第8発明は、第1乃至第7発明の構成にお
いて、前記クローラフレーム2,3,20,30,4
0,50に取着する走行モータ63,64の油圧配管6
2,62を被うようにしてアクスル1,1a,41に取
着する固定カバー60,60と、一端を固定カバー6
0,60と連結し、かつ、他端をクローラフレーム2,
3,20,30,40,50に取着して油圧配管62,
62を被うように配設される可動カバー61,61とか
らなる構成としたものである。上記構成によれば、アク
スル1,1a,41に油圧配管62,62を被う固定カ
バー60,60が取着されている。この固定カバー6
0,60に一端を連結し、他端をクローラフレーム2,
3,20,3040,50に連結する可動カバー61,
61を備えたので、走行モータ63,64とスイベルジ
ョイント43を接続する油圧配管62,62は土砂等が
接触しないようになっている。したがって、油圧配管6
2,62はクローラフレーム2,3,20,30,4
0,50の拡縮時、および作業中の土砂等に接触して破
損するこがないので耐久性が向上する。
いて、前記クローラフレーム2,3,20,30,4
0,50に取着する走行モータ63,64の油圧配管6
2,62を被うようにしてアクスル1,1a,41に取
着する固定カバー60,60と、一端を固定カバー6
0,60と連結し、かつ、他端をクローラフレーム2,
3,20,30,40,50に取着して油圧配管62,
62を被うように配設される可動カバー61,61とか
らなる構成としたものである。上記構成によれば、アク
スル1,1a,41に油圧配管62,62を被う固定カ
バー60,60が取着されている。この固定カバー6
0,60に一端を連結し、他端をクローラフレーム2,
3,20,3040,50に連結する可動カバー61,
61を備えたので、走行モータ63,64とスイベルジ
ョイント43を接続する油圧配管62,62は土砂等が
接触しないようになっている。したがって、油圧配管6
2,62はクローラフレーム2,3,20,30,4
0,50の拡縮時、および作業中の土砂等に接触して破
損するこがないので耐久性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクローラフレ
ームの拡縮装置を図1乃至図8により説明する。先ず、
第1実施例を図1乃至図4を参照して説明する。図1は
左右クローラフレームとアクスルの平面図である。図2
は図1のX視図である。アクスル1の前方側の右端部
は、駆動リンク4aの一端とピン8cにより連結してい
る。この駆動リンク4aの他端は右クローラフレーム2
のブラケット2aとピン8aにより連結している。アク
スル1の前方の左端部は、駆動リンク4bの一端とピン
9cにより連結している。この駆動リンク4bの他端は
左クローラフレーム3のブラケット3aとピン9aによ
り連結している。このアクスル1の後方側の右端部は、
従動リンク5aの一端とピン8dにより連結している。
この従動リンク5aの他端は右クローラフレーム2のブ
ラケット2bとピン8bにより連結している。アクスル
1の後方側の左端部は、従動リンク5bの一端とピン9
dにより連結している。この従動リンク5bの他端は左
クローラフレーム3のブラケット3bとピン9bにより
連結している。
ームの拡縮装置を図1乃至図8により説明する。先ず、
第1実施例を図1乃至図4を参照して説明する。図1は
左右クローラフレームとアクスルの平面図である。図2
は図1のX視図である。アクスル1の前方側の右端部
は、駆動リンク4aの一端とピン8cにより連結してい
る。この駆動リンク4aの他端は右クローラフレーム2
のブラケット2aとピン8aにより連結している。アク
スル1の前方の左端部は、駆動リンク4bの一端とピン
9cにより連結している。この駆動リンク4bの他端は
左クローラフレーム3のブラケット3aとピン9aによ
り連結している。このアクスル1の後方側の右端部は、
従動リンク5aの一端とピン8dにより連結している。
この従動リンク5aの他端は右クローラフレーム2のブ
ラケット2bとピン8bにより連結している。アクスル
1の後方側の左端部は、従動リンク5bの一端とピン9
dにより連結している。この従動リンク5bの他端は左
クローラフレーム3のブラケット3bとピン9bにより
連結している。
【0021】このアクスル1内に前記駆動リンク4a,
4bと連結する油圧シリンダ6が設置されている。この
油圧シリンダ6の一端は、前記駆動リンク4aとピン6
aにより連結し、他端は前記駆動リンク4bとピン6b
により連結している。
4bと連結する油圧シリンダ6が設置されている。この
油圧シリンダ6の一端は、前記駆動リンク4aとピン6
aにより連結し、他端は前記駆動リンク4bとピン6b
により連結している。
【0022】また、アクスル1内に前記駆動リンク4
a,4bの作動ストロークを規制するストッパ部材7
a,7bを設けている。更に、従動リンク5a,5bの
作動ストロークを規制するために同様の構造によりスト
ッパ部材7a,7bを設置しても良い。また、ロックピ
ン10でアクスル1に固着した係止部材10aと駆動リ
ンク4bを締付けて駆動リンク4bを作動停止させるこ
とが可能となっている。このロックピン10は1ヶ所の
みで説明したが、同様の構造により駆動リンク4a,従
動リンク5a,5bを作動停止させることができる。
a,4bの作動ストロークを規制するストッパ部材7
a,7bを設けている。更に、従動リンク5a,5bの
作動ストロークを規制するために同様の構造によりスト
ッパ部材7a,7bを設置しても良い。また、ロックピ
ン10でアクスル1に固着した係止部材10aと駆動リ
ンク4bを締付けて駆動リンク4bを作動停止させるこ
とが可能となっている。このロックピン10は1ヶ所の
みで説明したが、同様の構造により駆動リンク4a,従
動リンク5a,5bを作動停止させることができる。
【0023】このように右クローラフレーム2とアクス
ル1は駆動リンク4a,従動リンク5a,でピン8a,
8b,8c,8dにより連結し、左クローラフレーム3
とアクスル1は駆動リンク4b,従動リンク5b,でピ
ン9a,9b,9c,9dにより連結し平行リンクを形
成している。
ル1は駆動リンク4a,従動リンク5a,でピン8a,
8b,8c,8dにより連結し、左クローラフレーム3
とアクスル1は駆動リンク4b,従動リンク5b,でピ
ン9a,9b,9c,9dにより連結し平行リンクを形
成している。
【0024】図1に示す、クローラフレーム拡縮装置
は、後述する図7と同様に走行モータ63,64が取着
している。この走行モータ63,64への圧油を供給す
る油圧配管62,62はスイベルジョイント43を介し
て図示しない操作弁と接続している。これらの油圧配管
62,62は土砂等が接触しないように固定カバー6
0,60,可動カバー61,61で被うようにしてあ
る。これにより、油圧配管62,62は左右クローラフ
レーム2,3の拡縮時、および作業中の土砂等に接触し
て破損するこがない。
は、後述する図7と同様に走行モータ63,64が取着
している。この走行モータ63,64への圧油を供給す
る油圧配管62,62はスイベルジョイント43を介し
て図示しない操作弁と接続している。これらの油圧配管
62,62は土砂等が接触しないように固定カバー6
0,60,可動カバー61,61で被うようにしてあ
る。これにより、油圧配管62,62は左右クローラフ
レーム2,3の拡縮時、および作業中の土砂等に接触し
て破損するこがない。
【0025】次に、第1実施例の作動について図3,図
4により説明する。図3はクローラフレームのゲージ幅
の拡幅時を示し、駆動リンク4aと駆動リンク4bは、
油圧シリンダ6の伸縮により作動する。駆動リンク4a
はピン8cを支点として作動し、駆動リンク4bはピン
9cを支点として作動する。また、油圧シリンダ6を短
縮状態にすると、この駆動リンク4aと駆動リンク4b
は、アクスル1に対して直交して、従動リンク5aと従
動リンク5bもこれに従ってアクスル1に対して直交す
る。これにより、アクスル1と左右トラツクフレーム
2,3は最も離間した状態となりクローラフレームのゲ
ージ幅が拡幅となる。この拡幅状態で油圧ショベルが作
業をすれば車体の安定性が向上する。
4により説明する。図3はクローラフレームのゲージ幅
の拡幅時を示し、駆動リンク4aと駆動リンク4bは、
油圧シリンダ6の伸縮により作動する。駆動リンク4a
はピン8cを支点として作動し、駆動リンク4bはピン
9cを支点として作動する。また、油圧シリンダ6を短
縮状態にすると、この駆動リンク4aと駆動リンク4b
は、アクスル1に対して直交して、従動リンク5aと従
動リンク5bもこれに従ってアクスル1に対して直交す
る。これにより、アクスル1と左右トラツクフレーム
2,3は最も離間した状態となりクローラフレームのゲ
ージ幅が拡幅となる。この拡幅状態で油圧ショベルが作
業をすれば車体の安定性が向上する。
【0026】図4はクローラフレームのゲージ幅の縮小
時を示し、油圧シリンダ6を伸長状態にすると、駆動リ
ンク4aと駆動リンク4b,および,従動リンク5a,
5bはアクスル1に対して斜めに平行移動する。これに
より、アクスル1と左右トラツクフレーム2,3は最も
接近した状態となりクローラフレームのゲージ幅が縮小
となる。この縮小状態にすれば輸送性が向上する。尚、
第1実施例では油圧シリンダ6のヘッド側と駆動リンク
4aを連結し、ボトム側と駆動リンク4bと連結して用
いたが、この逆に油圧シリンダ6のボトム側と駆動リン
ク4aを連結し、ヘツド側と駆動リンク4bと連結して
用いても同様のクローラフレームのゲージ幅の拡縮が可
能である。
時を示し、油圧シリンダ6を伸長状態にすると、駆動リ
ンク4aと駆動リンク4b,および,従動リンク5a,
5bはアクスル1に対して斜めに平行移動する。これに
より、アクスル1と左右トラツクフレーム2,3は最も
接近した状態となりクローラフレームのゲージ幅が縮小
となる。この縮小状態にすれば輸送性が向上する。尚、
第1実施例では油圧シリンダ6のヘッド側と駆動リンク
4aを連結し、ボトム側と駆動リンク4bと連結して用
いたが、この逆に油圧シリンダ6のボトム側と駆動リン
ク4aを連結し、ヘツド側と駆動リンク4bと連結して
用いても同様のクローラフレームのゲージ幅の拡縮が可
能である。
【0027】次に、クローラフレームの拡縮装置の第2
実施例を図5を参照して説明する。尚、図1乃至図4と
同一部品は同一符号を付して説明する。図5(a)に示
すアクスル1の端部1b,1c,1d,1eは下方に傾
斜して設けている。この端部1b,1c,1d,1eと
駆動リンク4aおよび駆動リンク4bの一端と連結し、
駆動リンク4aおよび駆動リンク4bの他端は下方に傾
斜して左右クローラフレーム2,3と連結している。詳
しくは図5(c)で説明する。
実施例を図5を参照して説明する。尚、図1乃至図4と
同一部品は同一符号を付して説明する。図5(a)に示
すアクスル1の端部1b,1c,1d,1eは下方に傾
斜して設けている。この端部1b,1c,1d,1eと
駆動リンク4aおよび駆動リンク4bの一端と連結し、
駆動リンク4aおよび駆動リンク4bの他端は下方に傾
斜して左右クローラフレーム2,3と連結している。詳
しくは図5(c)で説明する。
【0028】図5(b)は図1で説明した第1実施例と
同様に、油圧シリンダ6の伸縮により駆動リンク4aが
作動して図に示すクローラフレーム2が前後に移動し、
ゲージ幅が拡幅、縮小が可能となっている。反対側の駆
動リンク4bとクローラフレーム3も同一であり、説明
は省略する。
同様に、油圧シリンダ6の伸縮により駆動リンク4aが
作動して図に示すクローラフレーム2が前後に移動し、
ゲージ幅が拡幅、縮小が可能となっている。反対側の駆
動リンク4bとクローラフレーム3も同一であり、説明
は省略する。
【0029】図5(c)に示すアクスル1の端部1b,
1cは傾斜して設けられている。この端部1b,1cと
駆動リンク4aの一端とをピン8cにより連結してい
る。この駆動リンク4aの他端はクローラフレーム2の
ブラケット2cとピン8aにより連結している。この駆
動リンク4aは、ピン8a,8cからの垂線B,Cと、
ピン8a,8cの中心線P0,P1 とのなす角は地面に対
してθ1 だけ傾斜して設置している。駆動リンク4aに
より説明したが、反対側のアクスル1の端部1d,1e
も同様に傾斜して設けられており、駆動リンク4bも同
じであり説明は省略する。
1cは傾斜して設けられている。この端部1b,1cと
駆動リンク4aの一端とをピン8cにより連結してい
る。この駆動リンク4aの他端はクローラフレーム2の
ブラケット2cとピン8aにより連結している。この駆
動リンク4aは、ピン8a,8cからの垂線B,Cと、
ピン8a,8cの中心線P0,P1 とのなす角は地面に対
してθ1 だけ傾斜して設置している。駆動リンク4aに
より説明したが、反対側のアクスル1の端部1d,1e
も同様に傾斜して設けられており、駆動リンク4bも同
じであり説明は省略する。
【0030】図5(a),(b),(c)に示す、クロ
ーラフレーム拡縮装置は、後述する図7と同様に走行モ
ータ63,64が取着している。この走行モータ63,
64への圧油を供給する油圧配管62,62はスイベル
ジョイント43を介して図示しない操作弁と接続してい
る。これらの油圧配管62,62は土砂等が接触しない
ように固定カバー60,60,可動カバー61,61で
被うようにしてある。これにより、油圧配管62,62
は左右クローラフレーム2,3の拡縮時、および作業中
の土砂等に接触して破損するこがない。
ーラフレーム拡縮装置は、後述する図7と同様に走行モ
ータ63,64が取着している。この走行モータ63,
64への圧油を供給する油圧配管62,62はスイベル
ジョイント43を介して図示しない操作弁と接続してい
る。これらの油圧配管62,62は土砂等が接触しない
ように固定カバー60,60,可動カバー61,61で
被うようにしてある。これにより、油圧配管62,62
は左右クローラフレーム2,3の拡縮時、および作業中
の土砂等に接触して破損するこがない。
【0031】次に、第2実施例の作動について説明す
る。輸送時にクローラフレームのゲージを縮小するため
に油圧シリンダ6を伸長すると駆動リンク4aはピン8
cを支点として矢印に示す方向に回動する。この駆動リ
ンク4aのA0 点が、A1 点に移動して車高はゲージ拡
幅時のHから最大車高移動量H1 の分、低くなり車高は
H2 となる。このようにしてゲージ幅の縮小と車高を低
くして輸送性が向上する。
る。輸送時にクローラフレームのゲージを縮小するため
に油圧シリンダ6を伸長すると駆動リンク4aはピン8
cを支点として矢印に示す方向に回動する。この駆動リ
ンク4aのA0 点が、A1 点に移動して車高はゲージ拡
幅時のHから最大車高移動量H1 の分、低くなり車高は
H2 となる。このようにしてゲージ幅の縮小と車高を低
くして輸送性が向上する。
【0032】本発明のクローラフレームの拡縮装置の第
3実施例を図6を参照して説明する。図6は左右クロー
ラフレームとアクスルの平面図である。アクスル1aの
前方側の右端部は駆動リンク41aの一端とピン10e
により連結している。この駆動リンク41aの他端は右
クローラフレーム20のブラケット20aとピン10c
により連結している。アクスル1aの前方の左端部は、
従動リンク51bの一端とピン11eにより連結してい
る。この従動リンク51bの他端は左クローラフレーム
30のブラケット30aとピン11cにより連結してい
る。このアクスル1aの後方側の右端部は、従動リンク
51aの一端とピン10fより連結している。この従動
リンク51aの他端は右クローラフレーム20のブラケ
ット20bとピン10dにより連結している。アクスル
1aの後方側の左端部と駆動リンク41bの一端とをピ
ン11fにより連結している。この駆動リンク41bの
他端は左クローラフレーム30のブラケット30bとピ
ン11dにより連結している。
3実施例を図6を参照して説明する。図6は左右クロー
ラフレームとアクスルの平面図である。アクスル1aの
前方側の右端部は駆動リンク41aの一端とピン10e
により連結している。この駆動リンク41aの他端は右
クローラフレーム20のブラケット20aとピン10c
により連結している。アクスル1aの前方の左端部は、
従動リンク51bの一端とピン11eにより連結してい
る。この従動リンク51bの他端は左クローラフレーム
30のブラケット30aとピン11cにより連結してい
る。このアクスル1aの後方側の右端部は、従動リンク
51aの一端とピン10fより連結している。この従動
リンク51aの他端は右クローラフレーム20のブラケ
ット20bとピン10dにより連結している。アクスル
1aの後方側の左端部と駆動リンク41bの一端とをピ
ン11fにより連結している。この駆動リンク41bの
他端は左クローラフレーム30のブラケット30bとピ
ン11dにより連結している。
【0033】このアクスル1a内に前記駆動リンク41
a,41bと連結する油圧シリンダ6aが設置されてい
る。この油圧シリンダ6aの一端は前記駆動リンク41
aとピン12eにより連結し、他端は前記駆動リンク4
1bとをピン12bにより連結している。この油圧シリ
ンダ6aと連結する駆動リンク41aおよび駆動リンク
41bを対角位置に配置したものである。
a,41bと連結する油圧シリンダ6aが設置されてい
る。この油圧シリンダ6aの一端は前記駆動リンク41
aとピン12eにより連結し、他端は前記駆動リンク4
1bとをピン12bにより連結している。この油圧シリ
ンダ6aと連結する駆動リンク41aおよび駆動リンク
41bを対角位置に配置したものである。
【0034】このように右クローラフレーム20とアク
スル1aは駆動リンク41a,従動リンク51aでピン
10c,10d,10e,10fにより連結している。
左クローラフレーム30とアクスル1aは従動リンク5
1b,駆動リンク41bでピン11c,11d,11
e,11fにより連結し平行リンクを形成している。
スル1aは駆動リンク41a,従動リンク51aでピン
10c,10d,10e,10fにより連結している。
左クローラフレーム30とアクスル1aは従動リンク5
1b,駆動リンク41bでピン11c,11d,11
e,11fにより連結し平行リンクを形成している。
【0035】図6に示す、クローラフレーム拡縮装置
は、後述する図7と同様に走行モータ63,64が取着
している。この走行モータ63,64への圧油を供給す
る油圧配管62,62はスイベルジョイント43を介し
て図示しない操作弁と接続している。これらの油圧配管
62,62は土砂等が接触しないように固定カバー6
0,60,可動カバー61,61で被うようにしてあ
る。 これにより、油圧配管62,62は左右クローラ
フレーム2,3の拡縮時、および作業中の土砂等に接触
して破損するこがない。
は、後述する図7と同様に走行モータ63,64が取着
している。この走行モータ63,64への圧油を供給す
る油圧配管62,62はスイベルジョイント43を介し
て図示しない操作弁と接続している。これらの油圧配管
62,62は土砂等が接触しないように固定カバー6
0,60,可動カバー61,61で被うようにしてあ
る。 これにより、油圧配管62,62は左右クローラ
フレーム2,3の拡縮時、および作業中の土砂等に接触
して破損するこがない。
【0036】次に、第3実施例の作動について図6によ
り説明する。先ず、クローラフレームのゲージ幅の拡幅
時について説明する。駆動リンク41aと駆動リンク4
1bは油圧シリンダ6の伸縮により作動するようになっ
ており、駆動リンク41aはピン10eを支点として作
動し、駆動リンク41bはピン11fを支点として作動
する。図に示す油圧シリンダ6aが短縮状態にあるとき
は、駆動リンク41a,41bはアクスル1aに対して
直交し、従動リンク51a,リンク51bもこれに従っ
てアクスル1aに対して直交する。これによりアクスル
1と左右クローラフレーム2,3は最も離間した状態と
なりゲージ幅が拡幅となる。この拡幅状態で油圧ショベ
ルが作業をすれば車体の安定性が向上する。
り説明する。先ず、クローラフレームのゲージ幅の拡幅
時について説明する。駆動リンク41aと駆動リンク4
1bは油圧シリンダ6の伸縮により作動するようになっ
ており、駆動リンク41aはピン10eを支点として作
動し、駆動リンク41bはピン11fを支点として作動
する。図に示す油圧シリンダ6aが短縮状態にあるとき
は、駆動リンク41a,41bはアクスル1aに対して
直交し、従動リンク51a,リンク51bもこれに従っ
てアクスル1aに対して直交する。これによりアクスル
1と左右クローラフレーム2,3は最も離間した状態と
なりゲージ幅が拡幅となる。この拡幅状態で油圧ショベ
ルが作業をすれば車体の安定性が向上する。
【0037】前記クローラフレームのゲージ幅の縮小時
を説明する。油圧シリンダ6を伸長状態にすると、駆動
リンク41a,41b,および,従動リンク51a,5
1bはアクスル1aに対して斜めに平行移動し、これに
より、アクスル1aと左右クローラフレーム20,30
は最も接近した状態となりゲージ幅が縮小となる。この
縮小状態は前記第1実施例の図4と同様の状態となり、
輸送性が向上する。
を説明する。油圧シリンダ6を伸長状態にすると、駆動
リンク41a,41b,および,従動リンク51a,5
1bはアクスル1aに対して斜めに平行移動し、これに
より、アクスル1aと左右クローラフレーム20,30
は最も接近した状態となりゲージ幅が縮小となる。この
縮小状態は前記第1実施例の図4と同様の状態となり、
輸送性が向上する。
【0038】本発明のクローラフレームの拡縮装置の走
行モータの油圧配管カバーを図7,図8を参照して説明
する。図7に示す、アクスル41の前方側の右端部は、
駆動リンク45aの一端とピン47bにより連結してい
る。この駆動リンク45aの他端は右クローラフレーム
40のブラケット40aとピン47aにより連結してい
る。アクスル41の前方の左端部は、駆動リンク45b
の一端とピン48bにより連結している。この駆動リン
ク45bの他端は左クローラフレーム50のブラケット
50aとピン48aにより連結している。このアクスル
41の後方側の右端部は、従動リンク46aの一端とピ
ン47dにより連結している。この従動リンク46aの
他端は右クローラフレーム40のブラケット40bとピ
ン47cにより連結している。アクスル41の後方側の
左端部は、従動リンク46bの一端とピン48eにより
連結している。この従動リンク46bの他端は左クロー
ラフレーム50のブラケット50bとピン48cにより
連結している。
行モータの油圧配管カバーを図7,図8を参照して説明
する。図7に示す、アクスル41の前方側の右端部は、
駆動リンク45aの一端とピン47bにより連結してい
る。この駆動リンク45aの他端は右クローラフレーム
40のブラケット40aとピン47aにより連結してい
る。アクスル41の前方の左端部は、駆動リンク45b
の一端とピン48bにより連結している。この駆動リン
ク45bの他端は左クローラフレーム50のブラケット
50aとピン48aにより連結している。このアクスル
41の後方側の右端部は、従動リンク46aの一端とピ
ン47dにより連結している。この従動リンク46aの
他端は右クローラフレーム40のブラケット40bとピ
ン47cにより連結している。アクスル41の後方側の
左端部は、従動リンク46bの一端とピン48eにより
連結している。この従動リンク46bの他端は左クロー
ラフレーム50のブラケット50bとピン48cにより
連結している。
【0039】このアクスル41に前記駆動リンク45
a,45bと連結する油圧シリンダ65が配設されてい
る。この油圧シリンダ65の一端は、前記駆動リンク4
5aとピン65aにより連結し、他端は前記駆動リンク
45bとピン65bにより連結している。
a,45bと連結する油圧シリンダ65が配設されてい
る。この油圧シリンダ65の一端は、前記駆動リンク4
5aとピン65aにより連結し、他端は前記駆動リンク
45bとピン65bにより連結している。
【0040】次に、右クローラフレーム40とアクスル
41は駆動リンク45a,従動リンク46a,でピン4
7a,47b,47c,487により連結し、左クロー
ラフレーム50とアクスル41は駆動リンク45b,従
動リンク46b,でピン48a,48b,48c,48
dにより連結し平行リンクを形成している。このように
構成された左右のクローラフレーム拡縮装置は第1実施
例と同様の作動をするのでここでは説明は省略する。
41は駆動リンク45a,従動リンク46a,でピン4
7a,47b,47c,487により連結し、左クロー
ラフレーム50とアクスル41は駆動リンク45b,従
動リンク46b,でピン48a,48b,48c,48
dにより連結し平行リンクを形成している。このように
構成された左右のクローラフレーム拡縮装置は第1実施
例と同様の作動をするのでここでは説明は省略する。
【0041】前記左右のクローラフレーム40,50に
は、それぞれ右走行モータ63,左走行モータ64が取
着されている。これらの走行モータ63,64への圧油
を供給する油圧配管62,62はスイベルジョイント4
3を介して図示しない操作弁と接続している。これらの
油圧配管62,62は土砂等が接触しないようにカバー
60,60,61,61で被うようにしてある。図7に
示すように、走行モータ63,64,油圧配管62,6
2,カバー60,60,61,61は左右対象である。
したがって、図7,および図7のY視図の図8により左
側の走行モータ64の油圧配管62,カバー60,61
の構成により説明する。アクスル41に油圧配管62を
被う固定カバー60が取着されている。可動カバー61
の一端は固定カバー60にピン60aにより連結され、
他端はクローラフレーム50に固着されるブラケット5
0cにピン61aにより連結されている。これにより、
走行モータ64とスイベルジョイント43を接続する油
圧配管62は土砂等が接触しないようになっている。ゲ
ージ幅を変更するために、左クローラフレーム50を拡
縮するときに従動リンク46の作動に平行して、可動カ
バー61はピン60aを支点として作動するようになっ
ている。したがって、油圧配管62は左クローラフレー
ム50の拡縮時、および作業中の土砂等に接触して破損
するこがない。
は、それぞれ右走行モータ63,左走行モータ64が取
着されている。これらの走行モータ63,64への圧油
を供給する油圧配管62,62はスイベルジョイント4
3を介して図示しない操作弁と接続している。これらの
油圧配管62,62は土砂等が接触しないようにカバー
60,60,61,61で被うようにしてある。図7に
示すように、走行モータ63,64,油圧配管62,6
2,カバー60,60,61,61は左右対象である。
したがって、図7,および図7のY視図の図8により左
側の走行モータ64の油圧配管62,カバー60,61
の構成により説明する。アクスル41に油圧配管62を
被う固定カバー60が取着されている。可動カバー61
の一端は固定カバー60にピン60aにより連結され、
他端はクローラフレーム50に固着されるブラケット5
0cにピン61aにより連結されている。これにより、
走行モータ64とスイベルジョイント43を接続する油
圧配管62は土砂等が接触しないようになっている。ゲ
ージ幅を変更するために、左クローラフレーム50を拡
縮するときに従動リンク46の作動に平行して、可動カ
バー61はピン60aを支点として作動するようになっ
ている。したがって、油圧配管62は左クローラフレー
ム50の拡縮時、および作業中の土砂等に接触して破損
するこがない。
【図1】本発明のクローラフレームの拡縮装置の第1実
施例の平面図である。
施例の平面図である。
【図2】同、図1のX視図である。
【図3】同、クローラフレームのゲージ幅の拡幅状態説
明図である。
明図である。
【図4】同、クローラフレームのゲージ幅の縮小状態説
明図である。
明図である。
【図5】同、クローラフレームの拡縮装置の第2実施例
の説明図である。
の説明図である。
【図6】同、クローラフレームの拡縮装置の第3実施例
の説明図である。
の説明図である。
【図7】同、クローラフレームの拡縮装置の走行モータ
の油圧配管カバー説明図である。
の油圧配管カバー説明図である。
【図8】同、図7のY視図である。
【図9】従来のクローラフレームの拡縮装置の第1例の
説明図である。
説明図である。
【図10】従来のクローラフレームの拡縮装置の第2例
の説明図である。
の説明図である。
【図11】油圧ショベルの側面図である。
【図12】油圧ショベルの正面図である。
1,1a,41…アクスル、2,20,40…右クロー
ラフレーム、3,30,50…左クローラフレーム、4
a,4b,41a,41b,45a,45b…駆動リン
ク、5a,5b,51a,51b,46a,46b…従
動リンク、6,6a,65…油圧シリンダ、7a,7b
…ストツパ、10…ロックピン。60…固定カバー、6
1…可動カバー、62…油圧配管、63,64…走行モ
ータ。
ラフレーム、3,30,50…左クローラフレーム、4
a,4b,41a,41b,45a,45b…駆動リン
ク、5a,5b,51a,51b,46a,46b…従
動リンク、6,6a,65…油圧シリンダ、7a,7b
…ストツパ、10…ロックピン。60…固定カバー、6
1…可動カバー、62…油圧配管、63,64…走行モ
ータ。
フロントページの続き (72)発明者 森 義昭 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所本社内 (72)発明者 加藤 雅之 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内
Claims (8)
- 【請求項1】 アクスルと左右のクローラフレームのそ
れぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフレームとを
連結する4節リンクと、アクスルに対して左右のクロー
ラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有するクローラ
フレームの拡縮装置において、アクスル(1) とクローラ
フレーム(2,3) の前後方向のいずれかの端側に設けた4
節リンクを駆動する4節リンクのうちの駆動リンク(4a,
4b) と、アクスル(1) とクローラフレーム(2,3) の他端
側に設けた4節リンクの従動リンク(5a,5b) と、駆動リ
ンク(4a,4b) 間を連結する油圧シリンダ(6) とからなる
ことを特徴とするクローラフレームの拡縮装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のクローラフレームの拡縮
装置において、4節リンクのうちの駆動リンク(4a,4b)
は、ほぼL字形となし、一端はクローラフレーム(2,3)
に、他端は油圧シリンダ(6) に、一端と他端との間でア
クスル(1) に接続することを特徴とするクローラフレー
ムの拡縮装置。 - 【請求項3】 アクスルと左右のクローラフレームのそ
れぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフレームとを
連結する4節リンクと、アクスルに対して左右のクロー
ラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有するクローラ
フレームの拡縮装置において、アクスル(1) と左クロー
ラフレーム(3) の前後方向のいずれかの一端側に設けた
4節リンクを駆動する4節リンクのうちの左側駆動リン
ク(4b)と、アクスル(1) と右クローラフレーム(2) の前
後方向のいずれかの一端側に設けた4節リンクを駆動す
る4節リンクのうちの右側駆動リンク(4a)と、アクスル
(1) と左クローラフレーム(3) の前後方向の他端に設け
た4節リンクの左側従動リンク(5b)と、アクスル(1) と
右クローラフレーム(2) の前後方向の他端に設けた4節
リンクの右側従動リンク(5a)と、左側駆動リンク(4b)と
右側駆動リンク(4a)とに連結する油圧シリンダ(6) とか
らなることを特徴とするクローラフレームの拡縮装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のクローラフレームの拡縮
装置において、左側駆動リンク(4b)と右側駆動リンク(4
a)は、ほぼ直線形状となし、一端はクローラフレーム
(2,3) に、他端は油圧シリンダ(6) に、かつ、一端と他
端との間でアクスル(1) に接続することを特徴とするク
ローラフレームの拡縮装置。 - 【請求項5】 アクスルと左右のクローラフレームのそ
れぞれの間で、かつ、アクスルとクローラフレームとを
連結する4節リンクと、アクスルに対して左右のクロー
ラフレームを拡縮する油圧シリンダとを有するクローラ
フレームの拡縮装置において、一端はアクスル(1) の傾
斜した端部(1b,1c,1d,1e) に、他端はクローラフレーム
(2,3) の前後方向の端側に、それぞれ第1ピン(8c),第
2ピン(8a)で駆動リンク(4a,4b) を連結し、かつ、この
第1ピン(8c)および第2ピン(8a)中心からの垂線と、こ
の第1ピン(8c)および第2ピン(8a)の中心線P0,P1 と
のなす角が地面に対してθ1傾斜して設置したことを特
徴とするクローラフレームの拡縮装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5記載のクローラフレーム
の拡縮装置において、アクスル(1) の前方側の両端と駆
動リンク(4a,4b) および/あるいはアクスル(1) の後方
側の両端と従動リンク(5a,5b) とをロックピン(10)で固
定可能としたことを特徴とするクローラフレームの拡縮
装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6記載のクローラフレーム
の拡縮装置において、アクスル(1) の前方側の両端を連
結する駆動リンク(4a,4b) および/あるいはアクスル
(1) の後方側の両端を連結する従動リンク(5a,5b) の作
動ストロークを規制するストッパ(7a,7b) を前記アクス
ル(1) に設置したことを特徴とするクローラフレームの
拡縮装置。 - 【請求項8】 前記クローラフレーム(2,3,20,30,40,5
0) に取着する走行モータ(63,64) の油圧配管(62,62)
を被うようにしてアクスル(1,1a,41) に取着する固定カ
バー(60,60) と、一端を固定カバー(60,60) と連結し、
かつ、他端をクローラフレーム(2,3,20,30,40,50) に取
着して油圧配管(62,62) を被うように配設される可動カ
バー(61,61) とからなることを特徴とする請求項1乃至
7のうちのいずれかに記載のクローラフレームの拡縮装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21801896A JPH09100552A (ja) | 1995-08-02 | 1996-07-31 | クローラフレームの拡縮装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-216674 | 1995-08-02 | ||
JP21667495 | 1995-08-02 | ||
JP21801896A JPH09100552A (ja) | 1995-08-02 | 1996-07-31 | クローラフレームの拡縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09100552A true JPH09100552A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=26521568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21801896A Pending JPH09100552A (ja) | 1995-08-02 | 1996-07-31 | クローラフレームの拡縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09100552A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1201830A2 (en) * | 2000-09-21 | 2002-05-02 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
FR2856711A1 (fr) * | 2003-06-30 | 2004-12-31 | Atemi | Vehicule de travaux publics |
US7293374B2 (en) * | 2002-12-06 | 2007-11-13 | Komatsu Ltd. | Crawler frame for construction machine |
JP2013023849A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | クローラ式作業機械の下部走行体 |
NL2024288B1 (en) * | 2019-11-22 | 2021-08-23 | Baars Gerrit | A mobile apparatus for lifting an object |
EP4095319A1 (en) * | 2021-05-24 | 2022-11-30 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Construction machine |
WO2024009932A1 (ja) * | 2022-07-05 | 2024-01-11 | 日立建機株式会社 | 建設機械の下部走行体 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21801896A patent/JPH09100552A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1201830A2 (en) * | 2000-09-21 | 2002-05-02 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
EP1201830A3 (en) * | 2000-09-21 | 2002-06-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
US7293374B2 (en) * | 2002-12-06 | 2007-11-13 | Komatsu Ltd. | Crawler frame for construction machine |
FR2856711A1 (fr) * | 2003-06-30 | 2004-12-31 | Atemi | Vehicule de travaux publics |
JP2013023849A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | クローラ式作業機械の下部走行体 |
NL2024288B1 (en) * | 2019-11-22 | 2021-08-23 | Baars Gerrit | A mobile apparatus for lifting an object |
EP4095319A1 (en) * | 2021-05-24 | 2022-11-30 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Construction machine |
WO2024009932A1 (ja) * | 2022-07-05 | 2024-01-11 | 日立建機株式会社 | 建設機械の下部走行体 |
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