JPH11105528A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11105528A
JPH11105528A JP27306397A JP27306397A JPH11105528A JP H11105528 A JPH11105528 A JP H11105528A JP 27306397 A JP27306397 A JP 27306397A JP 27306397 A JP27306397 A JP 27306397A JP H11105528 A JPH11105528 A JP H11105528A
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fan
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vehicle
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恒吏 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2層ユニットにおいて、モータの浸水を低減
できる車両用空調装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 切欠部83は、第2通路5bを構成する
ケース部材1dに開口形成されているため、冷却用通路
90は、第2通路5bに連通して内気が導入されるよう
になっている。従って、2層モードにおいて、外気が流
れる第1通路5aと冷却用通路90とを連通させる場合
に比べて、雨等の水が冷却用通路90に入りにくくなる
ため、電動モータの浸水を確実に低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置内
を2つの空気通路に仕切り、一方の空気通路に外気を取
り入れ、他方の空気通路に内気を取り入れて、暖房能力
の向上と防曇性の向上を両立する車両用空調装置(以
下、2層ユニット)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2層ユニットとして、特開平8−
318727号公報に記載されているものがある。この
車両用空調装置の最空気上流部をなす内外気送風ユニッ
トは、図6に示すように内気用の第1通路100と外気
用の第2通路101とを有する。そして、内外気送風ユ
ニットには、図6に示すようにこれら空気通路100、
101に対応して、1つの送風用モータ103にて駆動
される第1のファン110および第2のファン111が
設けられている。
【0003】内外気送風ユニットには、図中上方で送風
用モータ103の回転軸線方向の一端側に、第1内気導
入口102および外気導入口104が形成されている。
これら第1内気導入口102と外気導入口104は、第
1内外気切換ドア106にて開閉される。また、内外気
送風ユニットには、図中下方で送風用モータ103の回
転軸線方向の他端側に、第2内気導入口105が形成さ
れている。この第2内気導入口105は、第2内外気切
換ドア107にて開閉される。
【0004】そして、内外気送風ユニットには、第1の
ファン110と第2のファン111との各吸込口を連通
させるように連通路108が形成されており、この連通
路108は、上記第2内外気切換ドア107にて開閉さ
れる。そして、内外気モードを上記2層モードに切り換
えるには、第1内外気切換ドア106にて第1内気導入
口102を閉塞するとともに、上記外気導入口104を
開口する。一方、第1内外気切換ドア107にて連通路
108を閉塞するとともに、第2内気導入口105を開
口する。
【0005】これにより、第1通路100には、第2内
気導入口105より内気が取り入れられ、第2通路10
1には外気導入口104より外気が取り入れられる。例
えば、第1通路100および第2通路101の両方に外
気を取り入れる場合は、第1内外気切換ドア106にて
第1内気導入口102を閉塞するとともに、外気導入口
104を開口する。さらに第2内外気切換ドア107に
て連通路108を開口するとともに、第2内気導入口1
05を閉じる。これにより、外気導入口104からの外
気は、図中矢印Aで示すように第2のファン111に吸
い込まれるとともに、図中矢印Bで示すように連通路1
08を通じて第1のファン110に吸い込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の車両
用空調装置(空調ケース内を2つの空気通路に仕切らな
いもの)では、送風用モータに、送風用ファンからの送
風空気の一部を吹き当てる冷却用通路を設け、この冷却
用通路にて送風用モータを冷却し、送風用モータの耐久
性を向上させている。
【0007】そして、上記2層ユニットでは、上記冷却
用通路の構成は何ら記載されていない。そこで、本発明
者らは、上記2層ユニットを検討した結果、以下の問題
が発生することが分かった。本発明者は、先ず、上記冷
却用通路の上流側を上記2層モードおいて外気が流れる
外気側空気通路に連通させるものを検討して見た。しか
し、このようにすると、2層モード時において、冷却用
通路には外気が導入されるため、雨や洗車時の洗浄水等
が冷却用通路に入り込み、モータが水に浸ってしまうと
いう問題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記2層ユニットにお
いて、モータの浸水を低減できる車両用空調装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし3記載の発明では、送風用ファン
(6a、6b)の空気下流側に設けられ、この送風用フ
ァン(6a、6b)が発生する送風空気の一部を、電動
モータ(7)に向けて送風する冷却用通路(90)を有
し、冷却用通路(90)は、前記第2通路(5b)に連
通して内気が導入されるようになっていることを特徴と
している。
【0010】これにより、冷却用通路は第2通路に連通
して内気が導入されるようになっているため、2層モー
ドにおいて、外気が流れる第1通路と冷却用通路とを連
通させる場合に比べて、雨等の水が冷却用通路に入りに
くくなる。このため、電動モータの浸水を確実に低減で
きる。また、請求項2記載の発明では、送風用ファン
(6a、6b)は、第1通路(5a)に配置された第1
ファン(6a)と、第2通路(5b)に配置された第2
ファン(6b)とを有し、これら第1、第2ファン(6
a、6b)は、共に回転軸線方向が上下方向を向くよう
に配置されるとともに、電動モータ(7)にて一体的に
回転するようになっており、第1ファン(6a)は、上
方から下方に向けて空気を吸い込む遠心式ファンであ
り、第2ファン(6b)は、下方から上方に向けて空気
を吸い込む遠心式ファンであり、第1通路(5a)と第
2通路(5b)とは、上下方向に並ぶように設けられて
おり、第1ファン(6a)の上方部位には、第1通路
(5a)および第2通路(5b)に外気を導入するため
の外気導入口(22)が形成されており、電動モータ
(7)は、第2ファン(6b)の吸込口(28)内に挿
入配置されていることを特徴としている。
【0011】ここで、電動モータを上方側のファンの吸
込口内に挿入配置したり、その回転軸線方向が水平方向
に配置すると、外気導入口から侵入する水が電動モータ
にかかりやすくなる。従って、電動モータに水が掛から
ないようにシールを考慮し、シールを念入りに行う必要
がある。そこで、請求項2記載の発明によれば、電動モ
ータを下方側のファンの吸込口内に挿入配置したので、
上述の場合に比べて外気導入口からの水が電動モータに
かかりにくくすることができる。この結果、簡易なシー
ル構造にて電動モータの浸水を防止できる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、冷却用通
路(90)の空気上流側の空気取入口(83)は、第2
通路(5b)の上方部位で、仕切り部材(4)の近傍に
開口していることを特徴としている。これにより、空気
取入口が第2通路の上方部位で、仕切り板の近傍に開口
しているため、自重よって第2通路に流れ込んだ水が、
空気取入口、つまり冷却用通路に水が入りにくく、電動
モータ内に水が入ることが低減できる。
【0013】
【発明の実施形態】図1に本実施形態における車両用空
調装置の内外気ユニット1の搭載図を示す。図2に図1
中上方から下方に向けてみた内外気ユニット1の上面図
を示す。なお、本例の車両用空調装置は、右ハンドル車
用のものである。内外気ユニット1は、図1に示すよう
に車両用空調装置の最空気上流部を構成するものであ
る。内外気ユニット1は、車室内のうち車両前方側の意
匠面をなすインストルメントパネルPの車両前方側に配
置されている。また、内外気ユニット1は、エンジンル
ーム(E/G)と車室内とを区画する鉄板製の仕切り壁
2の車両後方側に配置されている。
【0014】つまり、内外気ユニット1は、仕切り板2
とインストルメントパネルPとの間に配置されている。
また、インストルメントパネルPのうち助手席側、かつ
前記内外気ユニット1の車両後方側には、内外気ユニッ
ト1と対向配置されて、物品を収納する容器状の収納部
材(以下、グローボックス20)が設けられている。グ
ローボックス20は、インストルメントパネルPに回動
可能に支持された回動軸20bにて、図1中矢印C方向
に回動するようになっている。これにより、グローボッ
クス20の開閉が行える。
【0015】内外気ユニット1は、車室内への空気流路
をなす空調ケース3を有する。そして、空調ケース3内
は、水平方向に延びる仕切り板4(仕切り部材)にて2
つの通路に仕切られている。具体的には、空調ケース3
は、流路がスクロール状となるスクロールケース部3a
を有し、このスクロールケース部3a内が、仕切り板4
にて上下(天地)方向に仕切られて、上下方向に並ぶよ
うに第1、第2通路5a、5bが形成されている。
【0016】そして、第1、第2通路5a、5bの下流
側には、空調風の温度を調整する温調ユニット10が配
置されている。温調ユニット10は、実際には上記内外
気ユニット1と車両幅方向に並び、車両幅方向の中央部
位に配置されており、図3に模式的に示した。簡単に温
調ユニット10について図3に基づき説明する。温調ユ
ニット10内は、仕切り板11にて2つの通路(第1通
路5a、第2通路5bとする)に仕切られている。温調
ユニット10内には、冷却用熱交換器である周知のエバ
ポレータ12が配置されている。また、温調ユニット1
0内で、エバポレータ12の空気下流側(車両後方側)
には、周知のヒータコア等にて構成される温度調整部1
3が設けられている。温度調整部13は、エバポレータ
12を通過した空気の加熱量を調整することで、空調風
の温度を調整する。
【0017】この温度調整部13は、例えば車両のエン
ジン冷却水を熱源とするヒータコアや、エバポレータ1
2を通過した冷風のうち、ヒータコアを通過する風量を
調整する周知のエアミックスドア等からなる。そして、
内外気ユニット1から吹き出される空気は、図1中紙面
表側から裏側に向かって流れ、空気取入口50a、50
bから取り入れられ、図3中矢印Aで示すように車両幅
方向に流れて、温調ユニット10内に導入される。温調
ユニット10内に導入された空気は、車両前方側から車
両後方側に流れるように向きを変えて、エバポレータ1
2やヒータコアを通過する。
【0018】温度調整部13の空気下流側には、乗員の
上半身に向けて空調風を送風する上半身用送風路をなす
フェイス用送風路14、車両のフロントガラス15(図
1参照)に向けて空調風を送風するデフロスタ用送風路
16、および乗員の下半身に向けて空調風の送風する下
半身用送風路をなすフット用送風路17が形成されてい
る。
【0019】これら送風路14、16、17は、開閉部
材である吹出口切換ドア18、19にて開閉される。こ
れにより、以下の吹出口モードが切換可能となる。 (デフロスタモード)吹出口切換ドア18にて、デフロ
スタ用送風路16を開口するとともに、フェイス用送風
路14を閉塞し、さらに吹出口切換ドア19にてフット
用送風路17を閉塞する。これにより、空調風は、デフ
ロスタ用送風路16のみに送風される。
【0020】(フェイスモード)吹出口切換ドア18に
て、デフロスタ用送風路16を閉塞するとともに、フェ
イス用送風路14を開口し、さらに吹出口切換ドア19
にてフット用送風路17を閉塞する。これにより、空調
風は、フェイス用送風路14のみに送風される。 (バイレベルモード)吹出口切換ドア18にて、デフロ
スタ用送風路16を閉塞するとともに、フェイス用送風
路14を開口し、さらに吹出口切換ドア19にてフット
用送風路17を開口する。これにより、空調風は、フェ
イス用送風路14とフット用送風路17の双方に送風さ
れる。
【0021】(フットモード)吹出口切換ドア18に
て、デフロスタ用送風路16を開口するとともに、フェ
イス用送風路14を閉塞し、さらに吹出口切換ドア19
にてフット用送風路17を開口する。これにより、空調
風は、デフロスタ用送風路16とフット用送風路17の
双方に送風される。
【0022】上述の内外気ユニット1の説明を続ける
と、第1通路5aおよび第2通路5b内には、図1、2
に示すようにそれぞれ車室内への空気流を発生するファ
ン6a、6bが配置されている。ファン6a、6bは、
本例では遠心式多翼ファン(シロッコファン)であり、
樹脂にて一体形成されている。これらファン6a、6b
は、回転軸線方向が上下方向を向くように配置されてい
る。つまり、ファン6a、6bは、この軸線方向(上下
方向)の両側から吸い込む両吸込式のファンとなってい
る。そして、ファン6aは、上方から下方に向けて空気
を吸い込み、ファン6bは、下方から上方に向けて空気
を吸い込む。
【0023】そして、本例では、上述の温調ユニット1
0では、車両前方側から空気を導入する必要があるた
め、スクロールケース部3aの空気吹出部3cが車両前
方に配置されている(図1、2参照)。つまり、ファン
6a、6bは、内外気ユニット1のうち車両前方部位
で、車両幅方向に空気を上記温調ユニット10に吹き出
すように配置されており、温調ユニット10は、内外気
ユニット1から吹き出される空気が、車両前方側から車
両後方側に向かって流れるようになっている。
【0024】ファン6a、6bは、図1に示すように1
つの電動モータ7にて駆動され、この電動モータ7は、
下方から上方に向かってファン6aの吸込口28から挿
入配置されている。従って、ファン6aの吸込抵抗は、
電動モータ7により大きくなり、空調風の風量がでにく
くなる。そこで、本例では電動モータ7の吸込抵抗の増
加分を見込んで、ファン6aの送風能力を高めるため
に、ファン6aよりファン径を大きくしている。
【0025】なお、電動モータ7は、取り付けステー8
にてスクロールケース部3aの外壁面に取り付けられて
いる。内外気ユニット1の上方部位には、第2通路5b
に内気を導入するための第1内気導入口26と、第1通
路5aおよび第2通路5bに外気を導入するための外気
導入口22が形成されている。
【0026】外気導入口22は、図1に示すように仕切
り壁2の上方部位に開口した外気取入口23と、ダクト
24にて連通している。第1内気導入口26は、インス
トルメントパネルP内の上方部位に開口している。そし
て、これら外気導入口22および第1内気導入口26
は、ファン6aの上方部位に形成されており、開閉部材
である第1内外気切換ドア25にて選択的に切り換えら
れるようになっている。
【0027】内外気ユニット1内で、第1内気導入口2
6とファン6aとの間には、塵埃を除去するフィルター
部材40が設けられている。このフィルター部材40
は、容易に脱着可能となっており、フィルター部材40
の内外気ユニット1から取り外し方は、以下のように行
う。先ず、グローボックス20をインストルメントパネ
ルPから取り外す。すると、フィルター部材40を取り
出すための蓋部41が車室内に露出する。さらにこの蓋
部41を取り外すと、フィルター部材40の端部が車室
内に露出して、この露出した部分を取っ手として、フィ
ルター部材40を車両後方側に引き抜く。これにより、
フィルター部材40を内外気ユニット1から取り外すこ
とができる。なお、フィルター部材40を内外気ユニッ
ト1内に装着する場合は、上述の手順を逆に行う。
【0028】内外気ユニット1の下方部位で、ファン6
bの下方部位には、第2通路5bに内気を導入するため
の第2内気導入口26が形成されている。この第2内気
導入口26は、開閉部材である第2内外気切換ドア27
にて開閉される。さらに内外気ユニット1内には、車両
後方側に、上下方向へ延びるようにして外気導入口22
とファン6bの吸込口28とを連通する連通路29が設
けられている。この連通路29は、上記第2内外気切換
ドア27にて開閉される。つまり、第2内外気切換ドア
27は、前記第2内気導入口21と連通路29を選択的
に開閉するようになっている。
【0029】連通路29は、第1通路5aおよび第2通
路5bに共に外気を導入する全外気モードを達成するた
めにある。全外気モードでは、第1内外気切換ドア25
が、第1内気導入口26を閉塞するとともに、外気導入
口22を開口し、第2内外気切換ドア27が第2内気導
入口21を閉塞して、連通路29を開口する。これによ
り、第1通路5aには、図1中矢印Eで示すように外気
導入口22から外気が導入され、第2通路5bには、外
気導入口22から連通路29を通じて外気が導入され
る。
【0030】また、本例では、上記全外気モードの他
に、内外気モードとして全内気モードと2層モードとが
切換可能となっている。全内気モードでは、第1内外気
切換ドア25が、第1内気導入口26を開口するととも
に外気導入口22を閉塞し、第2内外気切換ドア27が
第2内気導入口21を開口するとともに、連通路29を
閉塞する。これにより、第1通路5aには、第1内気導
入口26から内気が導入され、第2通路5bには、第2
内気導入口21から内気が導入される。
【0031】2層モードでは、第1内外気切換ドア25
が、第1内気導入口26を閉塞するとともに外気導入口
22を開口し、第2内外気切換ドア27が第2内気導入
口21を開口するとともに、連通路29を閉塞する。こ
れにより、第1通路5aには、外気導入口22から内気
が導入され、第2通路5bには、第2内気導入口21か
ら内気が導入される。
【0032】この結果、上記フットモードにおいては、
第1通路5aに比較的低湿な外気が導入されるので、フ
ロントガラス15の防曇性を向上でき、さらに第2通路
5bには、比較的高温な内気が導入されることで、暖房
能力を向上できる。次に、上記内外気ユニット1のケー
ス分割構造について、図4に基づき説明する。本例にお
ける内外気ユニット1は、ポリプロピレン等の樹脂材に
て形成された5つのケース部材1a〜1eが組み付けら
れて構成されている。ケース部材1aは、図4に示すよ
うに三角屋根状に形成されており、上記外気導入口22
および第1内気導入口26が形成されている。
【0033】ケース部材1b〜1dは、上記スクロール
ケース部3aを構成するものであって、ケース部材1b
および1dは、渦巻き状(蝸牛状)の椀形状に形成され
ている。ケース部材1bには、ファン6aの吸込口の上
方に位置し、第1通路5aへの空気取入口81が開口形
成されている。ケース部材1bには、上記連通路29の
一部が一体形成されている。
【0034】ケース部材1cは、上記仕切り板4を構成
するものであって、スクロール形状に合わせた形状に形
成されている。また、ケース部材1cには、上記ファン
6aを挿入するための挿入孔88が形成されている。ケ
ース部材1dには、ファン6bの吸込口の下方に位置
し、第2通路5bへの空気取入口82(円形状)が開口
形成されている。ケース部材1dには、上記連通路29
の一部が一体形成されている。そして、ケース部材1d
には、図4に示すようにスクロールケース部3aの空気
出口部の壁面のうち、上方部が一部切りかかれて、冷却
風取入開口部83が形成されている。
【0035】この冷却取入開口部83より外側(スクロ
ールケース部3aの外側)は、スクロールケース部3a
の周壁部3bの一部を覆うようにした壁部84が形成さ
れている。そして、ケース部材1cには、この壁部84
と上記周壁部3bとで囲まれた空間85が形成される。
ケース部材1dのうち、図4中空間85の下方部には、
底壁部86が一体形成されており、上記空間85は袋状
となっている。そして、この底壁部86には、2つの開
口部87が形成されており、これにより、冷却風取入開
口部83は空間85を通じて2つの開口部87に連通し
ている。
【0036】ケース部材1eは、椀状に形成されてお
り、上記第2内気導入口21が形成されている。そし
て、これらケース部材1a〜1eは、例えば締結部材と
して、爪嵌合やタッピングスクリュウ、もしくはビス等
にて締結されて、図4中紙面上下方向に重ねるようにし
て、組み付けられる。
【0037】ところで、上記電動モータ7は、取り付け
ステー8にてスクロールケース部3aにビス等の締結手
段にて取り付けられているが、この詳細な構造を図4に
示す。なお、図4は、図1中紙面と平行で、ファン6
a、6bの回転軸心を通るように切った模式断面図であ
る。電動モータ7(直流モータ)は、周知の回転子7a
と、この回子7aを覆うハウジング7bとからなる。な
お、ハウジング7bの内周面には、図示しない永久磁石
が配置されている。また、ハウジング7bの一部は切り
かかれて、通風孔7cが形成されている。
【0038】取り付けステー8は、ハウジング7bの外
周にはめ込まれる断面円筒のカップ部8aと、このカッ
プ部8aの外周壁から間隔を開けて、カップ部8aの径
方向外方に延びる複数のステー部8bとを有する。カッ
プ部8aは、上記通風孔7cに対応した部分が切りかか
れている。そして、このカップ部8aには、切りかかれ
た部分を覆うようして、ポリプロピレン等の樹脂材にて
形成されたカバー部89が取り付けられている。具体的
には、このカバー部89は、図4に示すように1つのス
テー部8bに被さるとともに、カップ部8aの切欠部分
を覆うように配置されることで、ダクト状の冷却用通路
90を構成している。
【0039】つまり、この冷却用通路90は、図4に示
すように電動モータ7のハウジング7b内に連通してお
り、この通路90に導入された空気は、回転子7aに向
けて送風するためのものである。そして、このように組
み付けられた送風機は、図3、図4中矢印Lで示す方向
(回転軸心方向)から、空気取入口82を通じて、スク
ロールケース部3a内に挿入配置する。なお、この挿入
はファン6aが挿入孔88を通じて第1通路5a内に配
置されるまで、行われる。
【0040】その後、この状態で、ステー部8bとスク
ロールケース部3aとがビス等にて締結することで、送
風機がスクロールケース部3aに取り付けられる。そし
て、、このように送風機をスクロールケース部3aに取
り付けると、上記冷却用通路90の空気上流部の開口部
90aが、上記開口部87にラップするようになってい
るため、切欠部83と冷却用通路90とが、空間85お
よび開口部87を通じて、連通される。つまり、切欠部
83は、冷却用通路90の空気上流側の空気取入口とな
る。
【0041】そして、切欠部83は、第2通路5bを構
成するケース部材1dに開口形成されているため、冷却
用通路90は、第2通路5bに連通して内気が導入され
るようになっている。従って、2層モードにおいて、外
気が流れる第1通路5aと冷却用通路90とを連通させ
る場合に比べて、雨等の水が冷却用通路90に入りにく
くなるため、電動モータ7の浸水を確実に低減できる。
【0042】また、本例では、ファン6aの上方部位に
外気導入口22が形成されており、、例えば電動モータ
7を上方側のファン6aの吸込口内に挿入配置したり、
本例のファン6a、6bをその回転軸線方向が水平方向
に配置すると、上記全外気モードにおいて、外気導入口
22から侵入する水が電動モータ7にかかりやすい。従
って、取り付けステー8やカバー部89の取り付けをシ
ールを考慮し、念入りシールを行う必要がある。しか
し、本例では、電動モータ7を下方側のファン6bの吸
込口28内に挿入配置したので、電動モータ7を上方の
ファン6a内に挿入するのに比べて、外気導入口22か
らの水が電動モータ7にかかりにくくすることができ
る。この結果、簡易なシール構造にて電動モータ7の浸
水を防止できる。
【0043】また、本例では、図1、図4に示すように
切欠部83が、第2通路5bの上方部位で、仕切り板4
の近傍に開口しているため、外気導入口22から侵入し
た水が、切欠部83に入りにくい。この理由は、以下の
ようなものである。つまり、図1に示すように外気導入
口22から侵入した水は、ファン6a、6が駆動されて
いるときは送風空気によって、図中矢印aで示すように
エバポレータ12側に吹き出される。しかし、ファン6
a、6bが停止していると、自重よって図中矢印bで示
すように挿入孔88を通じて、第2通路5bに流れ込
む。
【0044】このため、切欠部83が第2通路5bの下
方部位にあると、第2通路5bに流れ込んだ水が切欠部
83に入りやすい。そこで、本例では、切欠部83を第
2通路5bの上方部位で、仕切り板4の近傍に開口して
いるため、切欠部83、つまり冷却用通路90に水が入
りにくく、電動モータ7内に水が入ることが低減でき
る。
【0045】(他の例)上記実施形態では、ファン6
a、6bは、その回転軸線方向が上下方向を向くように
配置されていたが、水平方向に配置しても良く、配置方
向はどのような方向であっても良い。また、本発明は、
上記各実施形態で述べた各空調機器のレイアウトに限定
されるものでは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における内外気ユニット
の車両搭載図である。
【図2】上記実施形態における内外気ユニットの上面図
である。
【図3】上記実施形態における温調ユニットの構成図で
ある。
【図4】上記実施形態における内外気ユニットの分解図
である。
【図5】上記実施形態における送風機の詳細図である。
【図6】従来の内外気ユニットの構成図である。
【符号の説明】
1…内外気ユニット、3…空調ケース、5a…第1通
路、5b…第2通路、26…第1内気導入口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内への空気通路をなす空調ケース
    (3)と、 前期空調ケース(3)内に設けられ、この空調ケース
    (3)内に車室内へ向かう空気流を発生する送風用ファ
    ン(6a、6b)と、 このファンを駆動する電動モータ(7)と、 前記空調ケース(3)内を2つの第1、第2通路(5
    a、5b)に仕切る仕切り部材(4)とを有し、 前記第1通路(5a)に外気を導入し、この外気を乗員
    の足元に送風するとともに、第2通路(5b)に内気を
    導入し、この内気を車両窓ガラスに向かって送風可能と
    なっている車両用空調装置であって、 前記送風用ファン(6a、6b)の空気下流側に設けら
    れ、この送風用ファン(6a、6b)が発生する送風空
    気の一部を、前記電動モータ(7)に向けて送風する冷
    却用通路(90)を有し、 前記冷却用通路(90)は、前記第2通路(5b)に連
    通して内気が導入されるようになっていることを特徴と
    する車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記送風用ファン(6a、6b)は、前
    記第1通路(5a)に配置された第1ファン(6a)
    と、前記第2通路(5b)に配置された第2ファン(6
    b)とを有し、 これら第1、第2ファン(6a、6b)は、共に回転軸
    線方向が上下方向を向くように配置されるとともに、前
    記電動モータ(7)にて一体的に回転するようになって
    おり、 前記第1ファン(6a)は、上方から下方に向けて空気
    を吸い込む遠心式ファンであり、前記第2ファン(6
    b)は、下方から上方に向けて空気を吸い込む遠心式フ
    ァンであり、 前記第1通路(5a)と前記第2通路(5b)とは、前
    記上下方向に並ぶように設けられており、 前記第1ファン(6a)の上方部位には、第1通路(5
    a)および第2通路(5b)に外気を導入するための外
    気導入口(22)が形成されており、 前記電動モータ(7)は、前記第2ファン(6b)の吸
    込口(28)内に挿入配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却用通路(90)の空気上流側の
    空気取入口(83)は、前記第2通路(5b)の上方部
    位で、前記仕切り部材(4)の近傍に開口していること
    を特徴とする請求項2記載の車両用空調装置。
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