JPH11105035A - 空容器用圧縮処理装置 - Google Patents

空容器用圧縮処理装置

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JPH11105035A
JPH11105035A JP27619997A JP27619997A JPH11105035A JP H11105035 A JPH11105035 A JP H11105035A JP 27619997 A JP27619997 A JP 27619997A JP 27619997 A JP27619997 A JP 27619997A JP H11105035 A JPH11105035 A JP H11105035A
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Yutaka Nagasaka
裕 長坂
Nobuhiko Oda
信彦 小田
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    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/0026Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱可塑性樹脂で作られた空容器の体積を小さく
圧縮、固化して空容器の一時的な保管を容易にする。 【解決手段】空容器50などが投入される収縮及び伸張
可能な蛇腹状の側壁11bを有する圧縮槽11と、この
圧縮槽11に対して着脱自在になされた上蓋12と、空
容器50を圧縮する圧縮プレート30と、空容器50を
加熱するヒータ手段40とを有し、このヒータ手段40
によって空容器50を加熱した状態で上蓋12を押圧す
ることで空容器50を圧縮するようにした。上蓋12に
押圧力を加えると蛇腹状の側壁11bが収縮して上蓋1
2が降下し、空容器50が圧縮される。同時に、ヒータ
手段40が作動して槽内が加温状態となされ、空容器5
0が軟化する。空容器50は熱を加えた状態で圧縮され
るため、圧縮形状は不可逆的となり、圧縮されて体積が
小さくなったままの状態で空容器50が固化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空容器用圧縮処理
装置に関する。詳しくは、圧縮槽内に収容された空容器
を上蓋を押圧して圧縮処理することによって空容器の体
積を小さくし、空容器の一時的な保管場所の占有をでき
るだけ少なくするようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭から不燃物ごみとして出される
PETボトル(ペットボトル)、トレイ、卵のパッケー
ジなどの空容器は、一般にポリエチレンやポリスチレン
などの熱可塑性樹脂で作られている。そして、これらの
空容器を不燃物ごみとして焼却処分する前段階で、この
不燃物ごみを取り扱い易いようにその体積を小さくする
装置としては、産業向け機材として圧縮処理タイプの装
置が既に普及している。しかし、一般家庭用の圧縮処理
タイプの装置は開発途上であり、未だに市場に存在して
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した一
般家庭から不燃物ごみとして出されるPETボトル、ト
レイ、卵のパッケージなどの熱可塑性樹脂で作られた空
容器は、そのままの状態でごみ箱に保管していると、す
ぐに嵩が増えてしまい大変不便である。そこで、簡易焼
却炉を設置している家庭では、上述した不燃物ごみを焼
却処分したりしている。しかし、この簡易焼却炉は火を
使うために屋外に設置する必要がある。また、ダイオキ
シン等の有害排気物を発生させる危険性も伴うものであ
る。そのため、アパートなどの集合住宅や住宅の密接し
た場所での使用は火災の危険性および有害排気物の発生
を伴うので、一般家庭にはこの簡易焼却炉はほとんど普
及していない。
【0004】したがって、通常の家庭ではごみの収集日
まで上述した不燃物ごみを保管しておく必要がある。し
かし、上述した不燃物ごみをごみ箱に捨てる際、ごみ箱
がかさばらないように小さく圧縮して捨てようとして
も、なかなか圧縮しにくく、小さくコンパクトになるま
で圧縮することができない。その結果、ごみ箱はすぐに
満杯となってしまい、他の不燃物ごみをごみ箱に捨てる
ことができず非常に不便である。
【0005】そこで、この発明はこのような従来の問題
を解決したものであって、熱可塑性樹脂で作られた空容
器の保管を容易にする圧縮処理装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る空容器用圧縮処
理装置では、空容器などが投入される収縮及び伸張可能
な蛇腹状の側壁を有する圧縮槽と、この圧縮槽に対して
着脱自在になされた上蓋と、空容器を圧縮する圧縮プレ
ートと、空容器を加熱するヒータ手段とを有し、このヒ
ータ手段によって空容器を加熱した状態で上蓋を押圧す
ることで空容器を圧縮するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0007】この発明では、上蓋に押圧力を加えると圧
縮槽を構成する蛇腹状の側壁が収縮して上蓋が降下し、
空容器が圧縮される。同時に、ヒータ手段が作動して槽
内が加温状態となされると共に、ヒータ手段から放射さ
れた熱で圧縮槽内の空容器が軟化する。空容器は熱を加
えた状態で圧縮されるため、圧縮形状は不可逆的とな
り、圧縮されて体積が小さくなったままの状態で空容器
が固化される。
【0008】しかも、前述した側壁を適用したことによ
って、上蓋を押圧するだけで空容器の圧縮処理が行わ
れ、この圧縮処理が終了すると側壁の復元力によって上
蓋が自動的に元位置に戻るため、装置の取り扱いが非常
に簡単である。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る空容器用
圧縮処理装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】図1は、この発明を適用した空容器用圧縮
処理装置の断面図を示すものである。この空容器用圧縮
処理装置10は、空容器50が収容される圧縮槽11の
上端面側に蛇腹状の側壁11bを介して設けられた保持
部11cに、圧縮槽11を覆うための上蓋12が着脱自
在に取り付けられ、上蓋12内には空容器50を加熱す
るためのヒータ手段40と、空容器50を圧縮するため
の圧縮プレート30などが設けられている。
【0011】圧縮槽11は装置の土台となる底部11a
の上方に、収縮及び伸張が可能な蛇腹状の側壁11bを
介して、上蓋12を圧縮槽11に取り付けるための保持
部11cが設けられ、全体がほぼ筒状になるように構成
されている。
【0012】底部11aは段付きの円柱体であり、装置
全体の安定性や空容器50を圧縮する際に発生する圧縮
応力を考慮して肉厚となされ、これによって装置全体の
重心が槽中心よりも底部11a側に位置するようになさ
れている。
【0013】この底部11aの径大部座面11hの周囲
には、収縮及び伸張が可能となるように弾性材料を用い
て蛇腹状に形成された筒状体の側壁11bの下側端面が
貼着固定され、側壁11bの上側端面は保持部11cの
下端面に貼着固定されている。
【0014】保持部11cはリング状に形成されてお
り、その外周面には上蓋12をロック手段13を介して
取り付け固定するための溝11fが設けられている。
【0015】そして、この保持部11cに、ほぼ筒状に
成形された上蓋12が、上蓋12に設けられた複数(本
例では2個)のロック手段13を介して着脱自在に取り
付けられる。
【0016】この上蓋12の内部には、空容器50を加
熱するための熱源(ヒータ手段)40と、ヒータ手段4
0によって加熱された空気を圧縮槽11に送り込むため
のファン21と、このファン21に回転力を付与するモ
ータ20と、空容器50を圧縮するための圧縮プレート
30が夫々設けられている。
【0017】ヒータ手段40はニクロム線44と、その
取り付け手段である内リング41と外リング42とで構
成され、図2に示すように、内リング41と、外リング
42とが、放射状に設けられた複数のリブ43によって
一体形成されている。これらリング41,42との間に
は複数(本例では4本)のニクロム線44が放射状に掛
着されている。そして、この例では外リング42に穿設
された複数の透孔45にねじが挿通され、このねじによ
ってヒータ手段40が、図1に示すように、上蓋12の
下側端面に形成された径小部座面12aに取り付け固定
されている。このヒータ手段40の圧縮槽11側にはこ
れと僅かな間隙を保持して、圧縮プレート30が径大部
座面12bに取り付け固定されている。
【0018】圧縮プレート30はこの例では熱伝導性の
優れた金属材料で形成された所定の厚みを有する円板体
であり、ヒータ手段40によって加熱された空気が圧縮
槽11側に効率よく流れるようにするため、図3に示す
ように、複数の放熱孔32が一定間隔を持って放射状に
穿設されている。そして、この外周部近傍には、圧縮プ
レート30を径大部座面12bに取り付け固定するため
のねじが挿通される透孔33が複数穿設されている。
【0019】また、図1に示すように、上蓋12の天井
にはファン21に回転力を付与するモータ20が取り付
け固定されている。
【0020】ファン21は、ヒータ手段40で加熱され
た空気を放熱孔32を介して効率よく圧縮槽11内に送
風するためのものである。
【0021】この例では、ヒータ手段40の熱源として
ニクロム線44が用いられているが、ニクロム線44の
代わりに面状のヒータ(シート状ヒータ)などを用いる
こともでき、その場合には取り付け手段を用いないで圧
縮面31の背面に直接貼着することができる。
【0022】さて、以上のように構成されたこの発明に
係る空容器用圧縮処理装置の一実施形態の動作について
図1と図4を用いて説明する。
【0023】まず、図1に示すように、圧縮槽11内に
空容器50を投入して、上蓋12を圧縮槽11に被せた
状態でロックする。このロック手段13は、空容器50
を圧縮するときに発生する応力によっても上蓋12が開
放しないようになされている。
【0024】また、圧縮槽11は、このように上蓋12
を取り付けた状態で、しかも側壁11bが伸張状態のと
きでも安定状態を保持するように装置全体の重心が槽中
心より底部11a側に位置するようになされている。こ
れによって、安定した圧縮処理動作を実現することがで
きる。
【0025】装置電源のON/OFFスイッチは、図示
せずも上蓋12側であって操作し易い場所に設けられて
いる。そして、この電源スイッチをONにすることでヒ
ータ手段40とモータ20が作動する。
【0026】そして、作業者が手や足を使って、上蓋1
2の上面に矢印P方向の押圧力を加えると側壁11bが
収縮する。側壁11bは蛇腹構成であるため容易に収縮
させることができる。
【0027】圧縮プレート30を底部11aの上面11
g側に降下させることによって、図4に示すように、空
容器50が圧縮される。この圧縮過程で、空容器50が
ヒータ手段40によって加熱されているので、空容器5
0をほぼ完全に圧縮することができる。すなわち、ファ
ン21はモータ20と共に回転しているから、ヒータ手
段40によって加熱された空気は、放熱孔32を介して
圧縮槽11内に送り込まれる。これによって、圧縮槽1
1内の空容器50が加熱され、空容器50の全体が軟化
する。
【0028】これと同時に圧縮プレート30の圧縮面3
1も高温に加熱されるため空容器50を容易に圧縮でき
る。つまり、小さな押圧力で空容器50を完全に圧縮す
ることができる。
【0029】空容器50を完全に圧縮した後、押圧力を
加えていた手や足を上蓋12の上面から離すだけで、上
蓋12は側壁11bの復元力によって元位置に戻る。
【0030】そして、電源スイッチをOFFにすること
で、ヒータ手段40の電圧供給とモータ20の回転が停
止する。
【0031】同図に示すように、底部11aの段付径小
部(内ガイド)11dの外径は、保持部11cの筒内部
(外ガイド)11eの内径よりも僅かに小さくなされて
いる。このため、底部11aと保持部11cは、空容器
50を圧縮する際にガイド手段として機能する。これら
の内ガイド11dと外ガイド11eは、空容器50が圧
縮プレート30によって圧縮される直前からガイド手段
として機能するようになされている。
【0032】このため、空容器50を圧縮するときに上
蓋12がずれることなく、上蓋12に作用した押圧力を
効果的に空容器50の圧縮処理に利用することができ
る。しかも、底部11aの円中心に対して上蓋12を真
直に押圧することができるため、装置全体の安定状態を
保って空容器50の圧縮処理を行うことができる。
【0033】また、空容器50が圧縮される時以外の状
態においては、上蓋12の降下及び上昇動作が、ガイド
手段によって規制されることなく、側壁11bの収縮及
び伸張に伴ってフレキシブルに行われる。これによっ
て、上蓋12の円中心から離れた位置に押圧力が作用し
ても、装置全体の安定状態を保って上蓋12を降下させ
ることができる。
【0034】このように上述した一実施形態では、作業
者が手で押圧力を加えることはもちろん、足を使っても
押圧できるように上蓋12の上面は平面となされている
が、図5に示すように、取手14を取り付けてもよい。
これによって、作業者が手で押圧し易くなると共に、上
蓋12を圧縮槽11に取り付ける際の作業性が向上す
る。
【0035】図6は、この発明に係る空容器用圧縮処理
装置の他の一実施形態を示すもので、図1の天地を逆転
させて構成した場合である。
【0036】同図に示すように、この例では空容器50
が収容される圧縮槽11の上端面側に蛇腹状の側壁11
bを介して設けられた保持部11cに、圧縮槽11を覆
うための上蓋12が着脱自在に取り付けられ、圧縮槽1
1内には空容器50を加熱するためのヒータ手段40
と、空容器50を圧縮槽11内に載置し、圧縮するため
の圧縮プレート30などが設けられている。
【0037】圧縮槽11は装置の土台となる底部11a
の上方に、収縮及び伸張が可能な蛇腹状の側壁11bを
介して、上蓋12を圧縮槽11に取り付けるための保持
部11cが設けられ、全体がほぼ筒状になるように構成
されている。
【0038】底部11aは有底筒状体であり、その上端
面側に形成された径小部座面11kにはヒータ手段40
が取り付け固定され、このヒータ手段40の上蓋12側
にはこれと僅かな間隙を保持して、圧縮プレート30が
径中部座面11jに取り付け固定されている。
【0039】ヒータ手段40によって加熱された空気を
圧縮プレート30の圧縮面31側に送り込むためのファ
ン21と、ファン21に回転力を付与するモータ20が
底部11aの上面11gに取り付け固定されている。
【0040】このように装置の主要な構成部品を圧縮槽
11内部に設けることで、装置全体の重心が槽中心より
も底部11a側に位置するようになされる。
【0041】圧縮プレート30の圧縮面31と面一か僅
かに上方に位置するように、この底部11aに形成され
た径大部座面11iの周囲には、収縮及び伸張が可能と
なるように弾性材料を用いて蛇腹状に形成された筒状体
の側壁11bの下側端面が貼着固定され、側壁11bの
上側端面は保持部11cの下端面に貼着固定されてい
る。
【0042】保持部11cはリング状に形成されてお
り、その外周面には上蓋12をロック手段13を介して
取り付け固定するための溝11fが設けられている。
【0043】そして、この保持部11cに、取手14が
上面に一体成形されほぼ筒状に形成された上蓋12が、
上蓋12に設けられた複数(本例では2個)のロック手
段13を介して着脱自在に取り付けられる。
【0044】以上のように構成されたこの発明に係る空
容器用圧縮処理装置の他の一実施形態の動作について図
6を用いて説明する。
【0045】圧縮槽11に投入された空容器50は、圧
縮プレート30の圧縮面31上に載置される。
【0046】上蓋12を圧縮槽11にロックしてから、
図示せずも圧縮槽11の外周面であって操作し易い位置
に設けられた電源スイッチをONすると、ヒータ手段4
0とモータ20が作動する。これによって、空容器50
が効率よく加熱され、軟化した状態で上述した一実施形
態と同様に上蓋12の上面に矢印P方向の押圧力を加
え、上蓋12の下面12cが圧縮プレート30の圧縮面
31側に降下することで、空容器50の圧縮処理が行わ
れる。
【0047】このとき、底部11aの径大部(外ガイ
ド)11e内に、上蓋12の外周部(内ガイド)11d
が嵌合した状態で上蓋12が降下するから、これら外ガ
イド11eと内ガイド11dとはガイド手段として機能
する。そして、これらの外ガイド11eと内ガイド11
dは、空容器50が上蓋12によって圧縮される直前か
らガイド手段として機能するようになされている。
【0048】このため、空容器50を圧縮するときに上
蓋12がずれることなく、上蓋12に作用した押圧力を
効果的に空容器50の圧縮処理に利用することができ
る。しかも、底部11aの円中心に対して上蓋12を真
直に押圧することができるため、装置全体の安定状態を
保って空容器50の圧縮処理を行うことができる。
【0049】また、空容器50が圧縮される時以外の状
態においては、上蓋12の降下及び上昇動作がガイド手
段によって規制されることなく、側壁11bの収縮及び
伸張に伴ってフレキシブルに行われる。これによって、
上蓋12の円中心から離れた位置に押圧力が作用して
も、装置全体の安定状態を保って上蓋12を降下させる
ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
熱可塑性樹脂製の空容器を熱によって軟化させながら圧
縮することで、この空容器の体積を小さく塑性変形させ
ることができる。これによって、従来取り扱いが不便で
あった空容器の一時的な保管が容易となる特徴を有す
る。
【0051】そして、装置を構成する圧縮槽に蛇腹構成
の側壁を適用したことによって、空容器を収容する圧縮
槽としての機能と、上蓋による空容器の圧縮処理動作を
補助する機能を同時に満たすことができる。このため、
装置の構成部品を少なくすることができ、これによっ
て、安価な装置を提供することができる。
【0052】また、空容器の圧縮処理を行う際に、圧縮
槽の底部に対する上蓋の位置関係が比較的正確になされ
るため、装置全体の安定状態を保って空容器の圧縮処理
を容易に行うことができる。
【0053】しかも、上蓋を押圧するだけで空容器の圧
縮処理が行われ、この圧縮処理が終了すると側壁の復元
力によって上蓋が自動的に元位置に戻るため、装置の取
り扱いが非常に簡単である。
【0054】したがって、この発明は一般家庭向けの不
燃物ごみ処理装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空容器用圧縮処理装置の一実施
形態を示す断面図である。
【図2】この発明に係る空容器用圧縮処理装置を構成す
るヒータ手段の単品図である。
【図3】この発明に係る空容器用圧縮処理装置を構成す
る圧縮プレートの単品図である。
【図4】この発明に係る空容器用圧縮処理装置の一実施
形態の動作を示す断面図である。
【図5】この発明に係る空容器用圧縮処理装置の他の一
実施形態を示す断面図である。
【図6】この発明に係る空容器用圧縮処理装置の他の一
実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 空容器用圧縮処理装置 11 圧縮槽 12 上蓋 20 モータ 30 圧縮プレート 40 ヒータ手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空容器を圧縮処理する装置であって、 上記空容器などが投入される収縮及び伸張可能な蛇腹状
    の側壁を有する圧縮槽と、 上記圧縮槽に対して着脱自在になされた上蓋と、 上記空容器を圧縮する圧縮プレートと、 上記空容器を加熱するヒータ手段とを有し、 このヒータ手段によって上記空容器を加熱した状態で上
    記上蓋を押圧することで上記空容器を圧縮するようにし
    たことを特徴とする空容器用圧縮処理装置。
  2. 【請求項2】 上記圧縮槽を構成する底部と、 上記上蓋を上記圧縮槽に取り付けるために上記底部の上
    方に設けられた保持部とが、上記側壁を介して連結さ
    れ、 これらの上記底部と上記保持部が、上記上蓋を押圧して
    上記空容器を圧縮する際にガイド手段として機能するこ
    とを特徴とする請求項1記載の空容器用圧縮処理装置。
  3. 【請求項3】 上記圧縮プレートと、 上記ヒータ手段が上記上蓋内に取り付け固定され、 上記上蓋を押圧することで上記圧縮プレートによって上
    記空容器が圧縮されることを特徴とする請求項1記載の
    空容器用圧縮処理装置。
  4. 【請求項4】 上記圧縮プレートと、 上記ヒータ手段が上記底部内に取り付け固定され、 上記上蓋を押圧することで上記上蓋によって上記空容器
    が圧縮されることを特徴とする請求項1記載の空容器用
    圧縮処理装置。
JP27619997A 1997-10-08 1997-10-08 空容器用圧縮処理装置 Pending JPH11105035A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108858887A (zh) * 2018-07-24 2018-11-23 李全珍 一种用于城市塑料垃圾的回收装置
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