JPH11104332A - 遊技場管理システム及び遊技媒体計数機 - Google Patents

遊技場管理システム及び遊技媒体計数機

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JPH11104332A
JPH11104332A JP9267340A JP26734097A JPH11104332A JP H11104332 A JPH11104332 A JP H11104332A JP 9267340 A JP9267340 A JP 9267340A JP 26734097 A JP26734097 A JP 26734097A JP H11104332 A JPH11104332 A JP H11104332A
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gaming
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JP9267340A
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Itsuro Mizushima
逸朗 水島
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SOGO JOHO KIKI HANBAI KK
Original Assignee
SOGO JOHO KIKI HANBAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技媒体のポイント換算率を複数設定する遊技
場において、より効率良く遊技場の管理を行えるシステ
ム及び遊技媒体計数機を提供する。 【解決手段】各遊技機毎に遊技媒体のポイント換算率を
異ならせた複数の遊技機1と、遊技媒体を計数する計数
機30と、を有し、計数機30は、計数対象の遊技媒体
が、いかなるポイント換算率の遊技機から獲得した遊技
媒体であるかを判別するセンサ45を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコやパチン
コ用スロットマシンなどの遊技における、遊技場管理シ
ステム及び遊技媒体計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコやパチンコ用スロットマシンな
どの遊技においては、多種多様な顧客の需要に応ずるべ
く数々の趣向を凝らした遊技台が供給され、遊技店側に
おいては、それらのうちできる限りの種類のものを揃え
ることが顧客獲得の為、導入を図らざるを得なくなって
きている。
【0003】そして、個々の種類の遊技台をみると、比
較的少ない遊技媒体にて長時間遊技を行える種類の遊技
台もあれば、比較的多めの遊技媒体を使用しないと充分
に遊技できない種類の遊技台もある。
【0004】これは、例えば遊技台を遊技中に特賞(大
当たり)を得る確率が、前者の種類の遊技台では高めの
確率であるのに対し、後者の種類の遊技台では低めの確
率であることを一つの要因としている。なお、前記高確
率の種類の遊技台は、一度の特賞における賞球数が、低
確率の種類の遊技台に比べて少なく設定されていること
もある。
【0005】そして、遊技客としては、少ない遊技媒体
で長時間遊技を楽しみたい顧客もいれば、例え多めの遊
技媒体を使用しても、より多くの賞球を獲得したい顧客
もいる。これは、遊技客個人としても、前記複数種類の
遊技台のいずれを選択するかは、遊技時間の制約やその
時の気分により異なるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、遊技客の心理
をさらに考察すると、どの遊技客もより多くの遊技媒体
を獲得したいことは同様である。しかし、前記高確率の
特賞機会を有する種類の遊技台にて、前記低確率の種類
の遊技台のように多くの賞球(獲得遊技媒体)を行うこ
とは、遊技台の確率設定と賞球数設定との関係が矛盾す
るためできるものではない。また、通常は獲得遊技媒体
を景品に交換することができることからも、遊技台の種
類によって多大な不公平をきたすため、このような種類
の遊技台を設置することはできない。
【0007】そこで、本出願人は先に、特開平9ー19
2324号公報に記載したように、遊技場を複数のエリ
アに分割し、エリア毎に遊技媒体計数機を設け、前記エ
リア間の遊技媒体の移動を防止する媒体移動防止手段を
設け、前記遊技媒体計数機で計数された遊技媒体数を指
数に換算して記録媒体に書き込む記録装置を設け、前記
指数への換算率を前記エリア毎に異なる数値とした遊技
場システムを考えた。
【0008】このようなシステムであれば、特賞獲得確
立が高い種類の遊技台と、特賞獲得確立が低い種類の遊
技台のいずれにおいても、遊技客が充分な遊技媒体を獲
得し易いようにした遊技場システムを提供できるもので
ある。
【0009】しかし、本出願人は、さらなる研究の結
果、遊技媒体のポイント換算率を複数設定する遊技場に
おいて、改善すべき点があることを見い出した。すなわ
ち、本発明は、遊技媒体のポイント換算率を複数設定す
る遊技場において、より効率良く遊技場の管理を行える
システム及び遊技媒体計数機を提供することを技術的課
題とする。
【0010】また、遊技客が獲得した遊技媒体を計数す
る際、真正のポイント換算率に基づき確実に遊技媒体を
計数できる遊技場管理システムを提供することを技術的
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の発明と
して、各遊技機毎に遊技媒体のポイント換算率を異なら
せた複数の遊技機と、前記遊技媒体を計数する遊技媒体
計数機と、を有し、前記遊技媒体計数機は、計数対象の
遊技媒体が、いかなるポイント換算率の遊技機から獲得
した遊技媒体であるかを判別する判別手段を備える遊技
場管理システムとした。
【0012】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記遊技媒体計数機は、前記判別手段にて判別した結果
を表示する表示部を備えることを特徴とする。第3の発
明は、前記第1あるいは第2の発明において、前記遊技
媒体の異なるポイント換算率毎に、遊技媒体を貯溜する
貯溜ケースに異なる識別子を設け、前記判別手段は、前
記貯溜ケースの識別子を識別することにより、各識別子
に対応するポイント換算率を認識することを特徴とす
る。
【0013】第4の発明は、前記第1〜第3の発明にお
いて、各遊技機の作動状況データを監視する台コンピュ
ータと、遊技者の属性情報を記憶する記憶媒体と、各遊
技機毎に設けられ、前記記憶媒体の記憶情報を読み取る
第1記憶媒体リーダと、前記遊技媒体計数機側に設けら
れる第2記憶媒体リーダと、前記台コンピュータ並びに
前記第1記憶媒体リーダ及び第2記憶媒体リーダに接続
するホストコンピュータと、を備え、前記各遊技機は、
遊技機毎の第1記憶媒体リーダに前記記憶媒体が接続さ
れている間のみ遊技機の遊技を許容し、前記ホストコン
ピュータは、前記台コンピュータ及び前記第1記憶媒体
リーダからの信号に基づき、前記遊技機に使用された遊
技媒体数と遊技者に供給された遊技媒体数の差から遊技
者が獲得した遊技媒体数を求めるとともにこの遊技媒体
数を各遊技機の所定のポイント換算率に基づき特定の遊
技者が獲得したポイントを演算して記憶し、さらに、前
記第2カードリーダ及び前記遊技媒体計数機からの信号
に基づき、遊技媒体計数機により計数した遊技媒体数に
基づき演算した特定遊技者の獲得ポイントが、前記台コ
ンピュータの信号に基づき演算した獲得ポイントと一致
した場合に、遊技媒体計数機により得たポイントが、特
定遊技者の真正獲得ポイントであると判断することを特
徴とする。
【0014】第5の発明は、各遊技機毎に遊技媒体のポ
イント換算率を異ならせた複数の遊技機から遊技者に供
給される遊技媒体を計数する遊技媒体計数機であって、
計数対象の遊技媒体が、いかなるポイント換算率の遊技
機から獲得した遊技媒体であるかを判別する判別手段を
備えた遊技媒体計数機とした。
【0015】<各構成要素>本発明の遊技場管理システ
ム及び遊技媒体計数機の構成をさらに説明する。 〔記憶媒体〕遊技者の属性情報を記憶する記憶媒体とし
ては、磁気カード、IC(INTEGRATED CIRCUIT)カード
等を例示することができる。
【0016】〔判別手段〕判別手段は、遊技媒体を貯溜
するケースに設けられた識別子と、この識別子の種類を
判別するセンサとにより構成することができる。
【0017】また、前記判別手段は、前記記憶媒体計数
機に設けられたコンピュータをして判別手段としてもよ
いし、あるいは、記憶媒体計数機に接続するコンピュー
タ(例えばホストコンピュータ)をして判別手段として
もよい。なお、前記コンピュータは、CPU(central p
rocessing unit) と、ROM(read only memory)と、R
AM(random access memory)と、記憶装置と、インタフ
ェース回路とを有する制御装置を備えており、制御装置
内の各部は、バスによって相互に接続されている。
【0018】〔識別子〕識別子としては、所定の周波数
信号に応答するICや、所定の情報を記録したバーコー
ド等を例示することができる。
【0019】ICを利用する場合は、例えば、遊技媒体
貯溜ケースにIC(識別子)を埋め込むとともに、遊技
媒体計数機側に設けたセンサに、複数種類の発振回路を
有する回路基板を設ける。そして、センサから前記識別
子(IC)に対して、順次異なる周波数信号を発振し、
識別子(IC)がどの周波数に応答したかによって、遊
技媒体貯溜ケースがいずれのポイント換算率の遊技媒体
を貯溜しているかを判断する。
【0020】また、バーコードの場合は、遊技媒体のポ
イント換算率情報をコード化して記録したバーコード部
をシール等にして遊技媒体貯溜ケースに貼付する。そし
て、このバーコートに記録されたコード情報を、遊技媒
体計数機側に設けた読取手段に内臓された光源からの照
明光をバーコードに照射するとともに、その反射光を受
光して光学的に読み取り、記録されたコード情報を遊技
媒体計数機のコントロール部へ出力するように構成する
とよい。
【0021】さらに、遊技媒体貯溜ケースの形状、大き
さ、材質等を異ならせて識別子とし、前記遊技媒体貯溜
ケースの形状、大きさ、材質等の違いを判断するセンサ
を設けるようにしてもよい。また、遊技媒体貯溜ケース
の色を判別するセンサを設けるようにしてもよい。
【0022】〔記憶媒体リーダ〕第1記憶媒体リーダ及
び第2記憶媒体リーダとしては、最も一般的な磁気カー
ドを読み取る磁気カードリーダを例示することができ
る。なお、カードリーダは、書き込み機能も有するカー
ドリーダライタとしてもよい。
【0023】〔ホストコンピュータ〕いわゆるネットワ
ーク環境におけるサーバー機能を有するコンピュータ、
及びその周辺機器を例示することができる。このホスト
コンピュータは、設置者側の意思により、様々な命令を
接続している端末装置へ送出する。
【0024】なお、前記遊技媒体とは、遊技用球や遊技
用メダルを例示することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基いて説明する。図1は、本実施の形態に係る遊技場シ
ステムの概略構成図であり、図2は、遊技場内に設置さ
れる遊技台1の斜視図である。
【0026】各々の遊技台1には各種操作装置が設けら
れている。遊技台1の前部に設けられた供給皿2は、図
示しない発射装置により遊技台1の遊技盤内へ打球され
る遊技球が間断なく発射装置に供給されるよう調節する
ための領域である。
【0027】さらに、各々の遊技台1には、その背面に
玉供給装置3、及び玉貸し制御装置(台コンピュータ)
4が設けられるとともに、遊技台1の左側方には玉貸し
機5が設けられている。
【0028】玉供給装置3は、パチンコ遊技盤に設けら
れた入賞口(図示せず)に遊技球が入ったときに遊技客
への特典として与えられる遊技玉(以下、出玉という)
を、供給皿2へ供給するのが本来の機能である。ただ
し、本実施の形態では、前記玉供給装置3は、玉貸し機
5に現金やカードを用いて遊技者から玉貸し要求があっ
た際に、玉貸し機5から台コンピュータ4を介して玉供
給装置3へ出力する信号に基づき、遊技玉(貸し玉)を
供給皿2に供給する機能も有している(玉貸し機5は、
台コンピュータ4で管理されている)。
【0029】本実施の形態では、遊技台1と玉貸し機5
とが対をなすように構成されており、各玉貸し機5には
第1カードリーダ5Rが内蔵され、玉貸し機5の前面パ
ネル5Pには上記第1カードリーダ5Rに対応してカー
ド挿排口と、磁気カード(プリペイドカード)の挿排口
5Cと、挿入された磁気カードに対応する残高を表示す
る挿入残高表示器5D、玉貸し機5が作動状態にあるこ
とを表示する有効表示ランプ5Lと、紙幣挿入口5Eが
設けられている。
【0030】一方、遊技台1の前面に設けられている供
給皿2の外方には、操作パネル7が形成されており、こ
の操作パネル7上に上記玉貸し機5に挿入された磁気カ
ードが記録している残高を表示する残高表示器8と、上
記玉貸し機5に対し、貸玉(遊技玉)の発球指令を与え
る玉貸しボタン9と、カードの排出(返却)を指令する
返却ボタン10とが設けられている。
【0031】尚、これら、残高表示器8、玉貸しボタン
9、及び返却ボタン10は本実施の形態においては、遊
技台前面の操作パネル7上に配してあるが、遊技台以
外、例えば玉貸し機5の前面パネル5P上であってもよ
い。
【0032】また、台コンピュータ4は複数の台コンピ
ュータ4を統括する島ユニット13に接続されており、
島ユニット13は上位のホストコンピュータ11に接続
されている。さらに、前記島ユニット13には、遊技台
にて獲得した遊技玉を計数するための計数機(遊技媒体
計数機)30が接続されている。
【0033】そして、本実施形態では、遊技媒体(遊技
玉)のポイント換算率が4種類設定されている。すなわ
ち、遊技玉数に1を乗じて獲得ポイントに換算する第1
態様と、遊技玉数に2を乗じて獲得ポイントに換算する
第2態様と、遊技玉数に3を乗じて獲得ポイントに換算
する第3態様と、遊技玉数に4を乗じて獲得ポイントに
換算する第4態様である。なお、遊技媒体のポイント換
算率は、前記4種類の他、任意の種類に設定することも
可能である。
【0034】各遊技台1は、前記4種類のうちのいずれ
か一のポイント換算率に対応しており、第1態様の遊技
台にて遊技するにあたっては、遊技者に遊技玉1つが1
円(100円で遊技玉100個)にて貸与される。ま
た、第2態様の遊技台にては、遊技玉1つが2円(10
0円で遊技玉50個)にて貸与され、第3態様の遊技台
にては、遊技玉1つが3円(100円で遊技玉33個、
あるいは300円で遊技玉100個)にて貸与され、そ
して、第4態様の遊技台にては、遊技玉1つが4円(1
00円で遊技玉25個)にて貸与される。なお、遊技玉
のポイント換算率を複数種類設けるのみで、遊技玉の貸
与の際は、同一のレートにて扱うように(例えば、全て
の遊技台にて100円で遊技玉25個の貸与)してもよ
い。
【0035】前記計数機30は、図3に示すように、遊
技玉を直接受ける本体40と、支柱32a,32aに支
持される頂部32とから構成されている。また、前記本
体40の側部には、カード挿入口49を有し、カード2
5の情報を読みとる第2カードリーダ47が設けられて
いる。
【0036】前記本体40は、遊技玉の貯溜ケースであ
る玉箱50を載置する上面41を有している。また、上
面41の後方には、扉部41aが、閉鎖時に上面41と
同一面となるように設けられている。なお、本体40の
上端周囲は、前記上面41より若干高くなるよう形成
し、遊技玉がこぼれないようにするとよい。
【0037】本体40の後部には、玉箱50の種類を識
別するセンサ45が設けられている。このセンサ45
は、4種類の発振回路を有する回路基板を備えており、
玉箱50が上面41に載置された際に、玉箱50の側面
に取付けられた識別子(IC)55に対して4種類の周
波数信号を順次発振するようになっている。そして、前
記識別子55は、前記4種類の周波数信号のいずれか1
つに応答するように構成されており、センサ45は、識
別子55がどの周波数に応答したかによって、玉箱50
がいずれのポイント換算率の遊技玉を貯溜しているかを
判断する。
【0038】そして、センサ45の判断結果は、頂部3
2の上部に設けられたランプ(表示部)35の点灯によ
り報知される。すなわち、前記第1態様のポイント換算
率では赤色のランプ35aが点灯し、前記第2態様では
青色のランプ35bが点灯し、前記第3態様では黄色の
ランプ35cが点灯し、前記第4態様では、緑色のラン
プ35dが点灯するようになっている。なお、玉箱50
の色も、前記ランプ35の色と同様に、ポイント換算率
に応じて、赤、青、黄、緑のいずれかの色に着色されて
いる。
【0039】また、前記玉箱50の後壁53は、図5に
示すように、開閉可能に形成されている。そして、玉箱
50内の遊技玉を計数する際は、前記扉部41aが開く
とともに、前記後壁53が開放され、本体40内のカウ
ンタ部により遊技玉数が計測される。なお、この際、前
記頂部32は、支柱32a,32aがスライドすること
により図4に示すように下降し、玉箱50を覆って、異
なるポイント換算率の遊技玉が追加されることを防止す
る。
【0040】ここで、計数機30の別仕様を図6及び図
7に基づき説明する。本体40の上部には、蓋部60が
設けてあり、玉箱50が上面41に置かれた際、頂部3
0が下降する代わりに、蓋部60が図6に示す上方に向
けて開放された状態から、図7に示す玉箱50を覆う水
平状態に移行するものである。なお、その他の構成は、
図3に示す構成と同一である。
【0041】ホストコンピュータ(集計管理装置)11
は、遊技店全体の遊技台での貸し玉数・出玉数などの情
報集計、遊技台の施錠制御等の全般に関わる処理を行
う。以下、システム全般を通してホストコンピュータ1
1に近い側を上位、反対を下位と表現する。
【0042】通信制御器12(集配装置)は、ホストコ
ンピュータ11の拡張スロットに収納され情報の集配を
行い、島ユニット13は、上位と台コンピュータ4間で
情報の集配中継と電源供給を行っている。なお、島番号
の設定は、島ユニット13のロータリースイッチで設定
する。
【0043】台コンピュータ4は、玉貸し機5と対で配
置され、上位及び下位よりの情報により遊技台1での玉
貸しの制御および通信を行う。なお、各遊技台1の番号
はホストコンピュータ11または各台コンピュータ4に
設けられたロータリースイッチ(図示せず)で設定す
る。
【0044】次に、本実施形態の遊技場管理システムに
おいて、実際に遊技者Aが遊技をする際の動作を説明す
る。まず、遊技者Aが初めて遊技場に入場した際、カー
ド発行機70にて、自身のIDカード25を作成する。
カード25の作成に当たっては、例えば、カード発行機
70は、遊技者Aの提示した(カード発行機70の所定
の挿入部に挿入した)免許証から読みとった文字情報に
基づき、遊技者の氏名、性別をカード25に印刷すると
ともに遊技者を特定するID番号をカード25に記憶さ
せる。また、カード発行機70は、前記ID番号、遊技
者Aの指定した暗証番号、氏名、性別、年齢、住所等の
情報をホストコンピュータ11の記憶装置15の第1メ
モリ15aに記憶する。なお、前記ID番号の決定は、
ホストコンピュータ11が、記憶装置15の第1メモリ
15a内の空きアドレスを所定のアルゴリズムにて検索
し、選択した空きアドレスのアドレス番号に対応する番
号を、ID番号として付与するものである。また、前記
記憶装置15は、前記第1メモリ15aと同一ビットの
第2メモリ15bを備えており、前記第1メモリ15a
の各アドレスに対応するアドレスを第2メモリ15bは
有している。すなわち、遊技者Aはカード25発行の際
に、第1メモリ15aと第2メモリ15bに、それぞれ
自身のID番号に対応するアドレスを付与されることと
なる。
【0045】次に、遊技者Aは所望の遊技台α(ここで
は、ポイント換算率が2倍の遊技台につき説明する)を
選択し、選択した遊技台1(α)の左側方に位置する玉
貸し機5の第1カードリーダ5Rにカード25を差し込
む。遊技台αは、カード25が玉貸し機5へ差し込まれ
ると、台コンピュータ4からの指示信号により、電動ハ
ンドルのストップモードを解除し、打球可能状態とす
る。このとき、ホストコンピュータ11は、第1カード
リーダ→台コンピュータ4→島ユニット13を経て入力
される遊技者Aのカード25の情報により、遊技者Aが
遊技台αにて遊技中であることを認識する。遊技者A
は、例えばプリペイドカードを用いて供給皿2に遊技玉
の貸与(100円につき遊技玉50個)を受け、遊技を
始める。
【0046】そして、ホストコンピュータ11は、遊技
者Aの遊技中、遊技台αでの遊技玉の使用数と賞球(供
給)数の差(いわゆるアウト玉とセーフ玉の差)から、
遊技者Aが遊技台αにて獲得した遊技玉数を指数に換算
(獲得遊技玉数に2を乗じた値)して、第2メモリ15
bの、遊技者Aの特定アドレスに記憶する。なお、この
第2メモリ15bの記憶内容は、例えば10秒毎に更新
されるようにしてもよいし、あるいは、カード25の返
却ボタンが押下された際にのみ記憶するようにしてもよ
い。また、第2メモリ15bに記憶されるポイントは、
遊技者が直接プリペイドカードや現金を用いて玉貸し機
5を通して貸与された貸し玉数を考慮(セーフ玉数から
アウト玉数を減算し、さらに貸与玉数を加算した値)し
て記憶するようにしてもよい。
【0047】遊技者Aが遊技台αでの遊技を終了する
と、カード25を第1カードリーダ5Rから抜き取ると
ともに、獲得した遊技玉を所定の玉箱50(青色)に貯
溜した状態で、玉箱50を店内の所定位置に設置されて
いる計数機30まで持ち寄る。そして、遊技者Aはカー
ド25を第2カードリーダ47に差し込むとともに、玉
箱50を計数機30の本体40上に載置する。このと
き、センサ45が玉箱50の識別子55からの応答を確
認し、計数対象の遊技玉がいずれの換算率であるかを判
断する。ここでは、換算率が第2態様の2倍率のため、
計数機30はランプ35bを点灯するとともに、扉部4
1aを開放し、玉箱50の開かれた後壁53より流下す
る遊技玉を本体40内にて計数する。なお、この際、計
数機30の頂部32は降下し、玉箱50を覆う状態とな
る。そして、遊技者Aが持ち寄った玉箱50が複数ある
場合は、順次玉箱50を取り替え、遊技玉の計数を行
う。なお、計数中の玉箱50内の遊技玉がなくなると、
頂部32は上昇するようになっている。また、上面41
は、遊技玉を流し易くするために、扉部41aに向けて
下降傾斜するようにしてもよい。
【0048】そして、計数機30による遊技玉の計数が
全て終了した際、遊技者は計数機30に設けられた図示
しないボタンを押下する。すると、計数機30は計数し
た遊技玉数に、第2態様の換算率である2を乗じて、遊
技者Aの獲得ポイント(例えば、計数した遊技玉が15
00個ならば、3000ポイント)をホストコンピュー
タ11に送信する。ホストコンピュータ11では、第2
カードリーダ47からの信号に基づき、計数中の遊技者
がAであることを判断している。そして、ホストコンピ
ュータ11は、第2メモリ15bの遊技者Aの特定アド
レスに記憶された仮の獲得ポイントと、計数機30から
送信されたポイントとを比較し、両者が一致した場合
は、後者のポイントを真正ポイントとして認識する。な
お、前記仮ポイントと計数機30からの情報によるポイ
ントとの一致とは、例えば上下100ポイント程度の差
は許容するものとする。これは、遊技者が遊技玉を落と
す場合等を考慮してのものである。
【0049】そして、ホストコンピュータ11により認
識された真正の獲得ポイントは、遊技者Aの希望(指示
ボタンの操作)により、前記第1メモリ15aの遊技者
Aのアドレス(口座)に、遊技者Aのポイントとして記
憶(いわゆる貯玉)してもよいし、あるいは、ポイント
を所定の用紙に印刷して遊技者Aに交付してもよい。な
お、前記仮の獲得ポイントと、計数機30から送信され
たポイントとが一致しなかった場合は、第1メモリ15
aへの記録を中止するとともに、遊技店側の作業員へ警
報を発するようにする。
【0050】真正のポイントを第1メモリ15aに記憶
した場合は、遊技店側の設定した条件に従って、遊技者
Aは遊技台αとは別の遊技台にて、獲得したポイントを
利用して遊技することもできる。
【0051】すなわち、遊技台β(例えば、ポイント換
算率が4倍の、第4態様の遊技台)にては、前記カード
25を遊技台βの第1カードリーダ5Rに差し込み、第
1メモリ15aの記憶ポイントから1000ポイントを
引き出せば、遊技玉250個が供給皿2に供給されるこ
ととなる。なお、前記遊技店側の設定する条件とは、例
えば、1日当たりの引き出し上限ポイントを設定した
り、ポイントを引き出す際に、手数料として所定率のポ
イントを徴収することが考えられる。また、獲得ポイン
トの引き出しの際には、遊技者は暗証番号を玉貸し機5
に入力し、入力された暗証番号が予め設定済の暗証番号
であることをホストコンピュータ11が確認した場合
に、第1メモリ15aからの引き出しを許可するとよ
い。
【0052】以上のように本実施の形態によれば、遊技
玉のポイント換算率を複数設けた店内にて、遊技者が獲
得した遊技玉を、真正なポイント換算率にて計数するた
めの管理システム及び計数機を提供できる。
【0053】すなわち、玉箱50にはポイント換算率に
応じて異なった識別子55を設けたので、計数機30は
確実に計数対象の遊技玉のポイント換算率を認識するこ
とができる。
【0054】また、玉箱50の色が特定のポイント換算
率に対応するとともに、計数機30にて点灯されるラン
プも特定のポイント換算率に対応しているため、遊技者
が異なるポイント換算率の遊技玉にて計数することを心
理的に抑制するとともに、遊技店側の作業員が監視をし
易いものである。
【0055】また、計数機30にて遊技玉の計数を行う
際、玉箱50は計数機30の一部により覆われるので、
遊技者が異なるポイント換算率の遊技玉を計数機30に
追加することを防止できる。また、同一の島内にて複数
の異なるポイント換算率の遊技台1を設置できるととと
もに、遊技者は店内に設置されているどの計数機30を
利用してもよく、便利である。
【0056】さらに、ホストコンピュータ11により、
台コンピュータ4により演算した遊技者の獲得仮ポイン
トと、計数機30にて計数したポイントとを比較して、
真正ポイントを認識するようにしたので、遊技者の誤解
に基づく遊技玉の誤った計数や、不正行為を確実に防止
することができる。
【0057】なお、カード25をマイクロプロセッサと
メモリーとを組み込んだ1チップ方式のICカードに
し、前記第2メモリ15bの役を、カード25にて行う
ようにしてもよい。
【0058】また、前記玉箱50の識別子55を、玉箱
50の底部に設けるとともに、前記計数機30のセンサ
45を上面41に設けるようにしてもよい。また、遊技
媒体のポイント換算においては、前記したように遊技媒
体数に所定の値を乗じてポイントを得てもよいし、ある
いは、所定数の遊技媒体につき1ポイント(例えば、前
記第1態様であれば、遊技玉4個につき1ポイントと
し、第4態様であれば、遊技玉1個につき1ポイントと
する)としてもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、遊技媒体のポイント換
算率を複数設定する遊技場において、より効率良く遊技
場の管理を行えるシステム及び遊技媒体計数機を提供す
ることができる。
【0060】また、遊技客が獲得した遊技媒体を計数す
る際、真正のポイント換算率に基づき確実に遊技媒体を
計数できる遊技場管理システム及び遊技媒体計数機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技場管理システ
ムの全体構成図
【図2】実施形態の遊技台の斜視図
【図3】実施形態の計数機及び玉箱の斜視図
【図4】実施形態の計数機の遊技媒体計数中を示す斜視
【図5】実施形態の玉箱の遊技媒体計数中の側面図
【図6】実施形態の計数機の他の仕様を示す斜視図
【図7】実施形態の計数機の他の仕様を示す斜視図
【符号の説明】
1 遊技台 2 供給皿 3 玉供給装置 4 台コンピュータ(玉貸し制御装置) 5 玉貸し機 5R 第1カードリーダ 7 操作パネル 8 残高表示器 9 玉貸しボタン 10 返却ボタン 11 ホストコンピュータ 12 通信制御器(集配装置) 13 島ユニット 15 記憶装置 15a 第1メモリ 15b 第2メモリ 25 カード(IDカード) 30 計数機(遊技媒体計数機) 35 ランプ(表示部) 45 センサ(判別手段) 47 第2カードリーダ 50 玉箱(遊技媒体貯溜ケース)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各遊技機毎に遊技媒体のポイント換算率
    を異ならせた複数の遊技機と、 前記遊技媒体を計数する遊技媒体計数機と、を有し、 前記遊技媒体計数機は、計数対象の遊技媒体が、いかな
    るポイント換算率の遊技機から獲得した遊技媒体である
    かを判別する判別手段を備えることを特徴とする遊技場
    管理システム。
  2. 【請求項2】前記遊技媒体計数機は、前記判別手段にて
    判別した結果を表示する表示部を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の遊技場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体の異なるポイント換算率毎
    に、遊技媒体を貯溜する貯溜ケースに異なる識別子を設
    け、 前記判別手段は、前記貯溜ケースの識別子を識別するこ
    とにより、各識別子に対応するポイント換算率を認識す
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    の遊技場管理システム。
  4. 【請求項4】 各遊技機の作動状況データを監視する台
    コンピュータと、遊技者の属性情報を記憶する記憶媒体
    と、各遊技機毎に設けられ、前記記憶媒体の記憶情報を
    読み取る第1記憶媒体リーダと、前記遊技媒体計数機側
    に設けられる第2記憶媒体リーダと、前記台コンピュー
    タ並びに前記第1記憶媒体リーダ及び第2記憶媒体リー
    ダに接続するホストコンピュータと、を備え、 前記各遊技機は、遊技機毎の第1記憶媒体リーダに前記
    記憶媒体が接続されている間のみ遊技機の遊技を許容
    し、 前記ホストコンピュータは、前記台コンピュータ及び前
    記第1記憶媒体リーダからの信号に基づき、前記遊技機
    に使用された遊技媒体数と遊技者に供給された遊技媒体
    数の差から遊技者が獲得した遊技媒体数を求めるととも
    にこの遊技媒体数を各遊技機の所定のポイント換算率に
    基づき特定の遊技者が獲得したポイントを演算して記憶
    し、さらに、前記第2カードリーダ及び前記遊技媒体計
    数機からの信号に基づき、遊技媒体計数機により計数し
    た遊技媒体数に基づき演算した特定遊技者の獲得ポイン
    トが、前記台コンピュータの信号に基づき演算した獲得
    ポイントと一致した場合に、遊技媒体計数機により得た
    ポイントが、特定遊技者の真正獲得ポイントであると判
    断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の遊技場管理システム。
  5. 【請求項5】 各遊技機毎に遊技媒体のポイント換算率
    を異ならせた複数の遊技機から遊技者に供給される遊技
    媒体を計数する遊技媒体計数機であって、計数対象の遊
    技媒体が、いかなるポイント換算率の遊技機から獲得し
    た遊技媒体であるかを判別する判別手段を備えることを
    特徴とする遊技媒体計数機。
JP9267340A 1997-09-30 1997-09-30 遊技場管理システム及び遊技媒体計数機 Pending JPH11104332A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002269477A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Tokinoko:Kk ポイント還元システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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