JPH1110400A - パンチプレス用自動プログラミング方法、及びその装置 - Google Patents

パンチプレス用自動プログラミング方法、及びその装置

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JPH1110400A
JPH1110400A JP9167618A JP16761897A JPH1110400A JP H1110400 A JPH1110400 A JP H1110400A JP 9167618 A JP9167618 A JP 9167618A JP 16761897 A JP16761897 A JP 16761897A JP H1110400 A JPH1110400 A JP H1110400A
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和生 田辺
Mutsuyoshi Kurasawa
睦由 倉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者と初心者の双方にとって、加工図形に
適合する加工プログラムを短時間で作成することができ
るパンチプレス用自動プログラミング方法、及びその装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 加工図形の形状特徴部分をテンプレート
形状の形態で複数登録するとともに、複数のテンプレー
ト形状の各々に対応付けて、各テンプレート形状に適合
する加工方法を含む加工意図情報をテンプレート加工の
形態で登録しておき、加工図形中に含まれる形状特徴部
分を抽出し、抽出された形状特徴部分と、登録されてい
るテンプレート形状とを照合し、この照合の結果、抽出
された形状特徴部分に該当すると認識されたテンプレー
ト形状に対応付けられているテンプレート加工を登録内
容から読み出し、読み出されたテンプレート加工に基づ
いて、抽出された形状特徴部分に対して該当する加工意
図情報を割付けることにより、パンチプレスに用いられ
る加工プログラムを自動作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに対してパ
ンチ加工処理を施すことで所望の製品を得るパンチプレ
スに係り、特に、パンチ加工用の加工プログラムを自動
作成する際に用いられるパンチプレス用自動プログラミ
ング方法、及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチプレスとしては、例えば、
ワークを把持したワーククランプ装置を前後左右の2軸
方向へそれぞれ移動させ、ワーク上の所望の加工位置を
パンチとダイ間に位置決めし、ワークに対してパンチ加
工処理を施すことで所望の製品を得る形態のものが知ら
れている。
【0003】この種のパンチプレスにおいて、ワークに
対してパンチ加工処理を実行する前に、まず、自動プロ
グラミング装置を用いて、パンチ加工用の加工プログラ
ムを作成することが一般に行われている。
【0004】従来の加工プログラムの作成手順について
説明すると、まず、オペレータは、加工対象となる図形
データを入力するとともに、自動プログラミング装置側
にあらかじめ登録されている複数の加工方法のなかか
ら、入力した加工図形に適すると推定される加工方法を
1つ選択する。すると、自動プログラミング装置は、選
択された加工方法にしたがって、加工図形に対し、使用
する金型、加工軌跡、加工条件等を自動的に割り付ける
ことで加工プログラムを作成する。このとき、加工図形
のうち、使用する金型等が自動的に割り付けられなかっ
た部分等を含む修正が必要と考えられる不具合部分が存
在する場合には、自動作成された加工プログラムに対
し、オペレータが手動操作により追加、変更、又は削除
等の修正作業を行って、不具合部分が修正された加工プ
ログラムを得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動プログラミング装置にあっては、熟練者と
初心者の双方にとって、加工図形に適合した加工プログ
ラムを短時間で作成することは困難であるとともに、作
成された加工プログラムに従うパンチ加工処理を経て得
られた製品を、熟練者によるものと初心者によるものと
で比較した場合、両者間で製品品質又は加工時間に差異
を生じる傾向があるという解決すべき課題があった。
【0006】これについて述べると、上記前者の課題
は、自動プログラミング装置側にあらかじめ登録されて
いる複数の加工方法のなかから、入力した加工図形に適
する加工方法を選択したとしても、選択された加工方法
にしたがって作成される加工プログラムは、修正を必要
とする不具合部分を含むことが多いために、この加工プ
ログラムの手直し修正に要する時間に起因して、加工図
形に適合する加工プログラムを短時間で作成することが
難しかった。
【0007】また、上記後者の課題は、熟練者と初心者
とでは、製品品質の向上及び加工時間の短縮化を考慮し
た適正な金型の選択、又は加工軌跡の生成等を含む加工
ノウハウの蓄積量に大きな隔たりがあり、この両者間の
加工ノウハウの蓄積量の隔たりに起因して、製品品質又
は加工時間に差異を生じることとなっていた。
【0008】このような実情に鑑みて、熟練者と初心者
の双方にとって、加工図形に適合する加工プログラムを
短時間で作成することができるとともに、初心者が加工
プログラムを作成した場合であっても、作成された加工
プログラムに従うパンチ加工処理を経て得られた製品の
品質又は加工時間を、熟練者によるものと遜色のない一
定レベルに維持することができる新規な技術の開発が関
係者の間で久しく待ち望まれていた。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、熟練者と初心者の双方にとって、
加工図形に適合する加工プログラムを短時間で作成する
ことができるとともに、初心者が加工プログラムを作成
した場合であっても、作成された加工プログラムに従う
パンチ加工処理を経て得られた製品の品質又は加工時間
を、熟練者によるものと遜色のない一定レベルに維持す
ることができるパンチプレス用自動プログラミング方
法、及びその装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、パンチ加工用の加工プログラム
を自動作成する際に用いられるパンチプレス用自動プロ
グラミング方法であって、加工図形の形状特徴部分をテ
ンプレート形状の形態で複数登録するとともに、該複数
のテンプレート形状の各々に対応付けて、各テンプレー
ト形状に適合する加工方法を含む加工意図情報をテンプ
レート加工の形態で登録しておき、加工図形中に含まれ
る形状特徴部分を抽出し、該抽出された形状特徴部分
と、前記登録されているテンプレート形状とを照合し、
該照合の結果、前記抽出された形状特徴部分に該当する
と認識されたテンプレート形状に対応付けられているテ
ンプレート加工を前記登録内容から読み出し、該読み出
されたテンプレート加工に基づいて、前記抽出された形
状特徴部分に対して該当する加工意図情報を割付けるこ
とにより、パンチプレスに用いられる加工プログラムを
自動作成することを要旨とする。
【0011】請求項1の発明によれば、まず、加工図形
の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複数登録す
るとともに、複数のテンプレート形状の各々に対応付け
て、各テンプレート形状に適合する加工方法を含む加工
意図情報をテンプレート加工の形態であらかじめ登録し
ておく。次に、加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽
出し、この抽出された形状特徴部分と、前記登録されて
いるテンプレート形状とを照合し、この照合の結果、前
記抽出された形状特徴部分に該当すると認識されたテン
プレート形状に対応付けられているテンプレート加工を
前記登録内容から読み出す。そして、読み出されたテン
プレート加工に基づいて、前記抽出された形状特徴部分
に対して該当する加工意図情報を割付けることにより、
パンチプレスに用いられる加工プログラムを自動作成す
る。
【0012】このように、複数のテンプレート形状の各
々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方
法を含む加工意図情報をテンプレート加工の形態であら
かじめ登録しておき、この登録内容を参照して、加工図
形中に含まれる形状特徴部分に対して該当する加工意図
情報を割付けることにより、加工プログラムを自動作成
するようにしたので、熟練者と初心者の双方にとって、
加工図形に適合する加工プログラムを短時間で作成する
ことができるとともに、各テンプレート形状に対応付け
て登録されるテンプレート加工を、熟練者の加工ノウハ
ウを考慮して設定しておけば、初心者が加工プログラム
を作成した場合であっても、作成された加工プログラム
に従うパンチ加工処理を経て得られた製品の品質又は加
工時間を、熟練者によるものと遜色のない一定レベルに
維持することができる。
【0013】また、請求項2の発明は、パンチ加工用の
加工プログラムを自動作成する際に用いられるパンチプ
レス用自動プログラミング方法であって、加工図形の形
状特徴部分をテンプレート形状の形態で複数登録すると
ともに、該複数のテンプレート形状の各々に対応付け
て、各テンプレート形状に適合する加工方法を含む1又
は2以上の加工意図情報をテンプレート加工の形態で登
録しておき、加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出
し、該抽出された形状特徴部分と、前記記憶されている
テンプレート形状とを照合し、該照合の結果、前記抽出
された形状特徴部分に該当すると認識されたテンプレー
ト形状に対応付けられているテンプレート加工を前記記
憶内容から読み出し、該読み出されたテンプレート加工
に基づいて、前記抽出された形状特徴部分に対して該当
する1又は2以上の加工意図情報のうち最優先順位の加
工意図情報を選択的に割付けることにより、パンチプレ
スに用いられる加工プログラムを自動作成することを要
旨とする。
【0014】請求項2の発明によれば、まず、加工図形
の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複数登録す
るとともに、複数のテンプレート形状の各々に対応付け
て、各テンプレート形状に適合する加工方法を含む1又
は2以上の加工意図情報をテンプレート加工の形態であ
らかじめ登録しておく。次に、加工図形中に含まれる形
状特徴部分を抽出し、この抽出された形状特徴部分と、
前記登録されているテンプレート形状とを照合し、この
照合の結果、前記抽出された形状特徴部分に該当すると
認識されたテンプレート形状に対応付けられているテン
プレート加工を前記登録内容から読み出す。そして、読
み出されたテンプレート加工に基づいて、前記抽出され
た形状特徴部分に対して該当する1又は2以上の加工意
図情報のうち最優先順位の加工意図情報を選択的に割付
けることにより、パンチプレスに用いられる加工プログ
ラムを自動作成する。
【0015】このように、複数のテンプレート形状の各
々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方
法を含む1又は2以上の加工意図情報をテンプレート加
工の形態であらかじめ登録しておき、この登録内容を参
照して、加工図形中に含まれる形状特徴部分に対して該
当する1又は2以上の加工意図情報のうち最優先順位の
加工意図情報を選択的に割付けることにより、加工プロ
グラムを自動作成するようにしたので、請求項1の発明
と同様に、熟練者と初心者の双方にとって、加工図形に
適合する加工プログラムを短時間で作成することができ
るとともに、各テンプレート形状に対応付けて登録され
るテンプレート加工を、熟練者の加工ノウハウを考慮し
て設定しておけば、初心者が加工プログラムを作成した
場合であっても、作成された加工プログラムに従うパン
チ加工処理を経て得られた製品の品質又は加工時間を、
熟練者によるものと遜色のない一定レベルに維持するこ
とができる。
【0016】さらに、加工図形中に含まれる形状特徴部
分に対して該当する1又は2以上の加工意図情報のうち
最優先順位の加工意図情報が選択的に割付けられるの
で、1つの形状特徴部分に対応付けて複数の加工意図情
報が登録されている場合であっても、煩雑な手動選択操
作を除去して快適な自動プログラミング環境を実現する
ことができる。
【0017】さらにまた、請求項3の発明は、前記加工
意図情報の優先順位は、新規に登録された加工意図情報
が最優先順位に位置付けられることを要旨とする。
【0018】請求項3の発明によれば、加工意図情報の
優先順位は、新規に登録された加工意図情報が最優先順
位に位置付けられるので、新規に登録された加工意図情
報を反復して使用する事態に適合した自動プログラミン
グ環境を実現することができる。
【0019】さらに、請求項4の発明は、前記加工意図
情報の優先順位は、使用頻度の高い順番に優先順位が位
置付けられることを要旨とする。
【0020】請求項4の発明によれば、加工意図情報の
優先順位は、使用頻度の高い順番に優先順位が位置付け
られるので、使用状況に適合した自動プログラミング環
境を実現することができる。
【0021】しかも、請求項5の発明は、パンチ加工用
の加工プログラムを自動作成するパンチプレス用自動プ
ログラミング装置であって、加工図形の形状特徴部分を
テンプレート形状の形態で複数登録するとともに、該複
数のテンプレート形状の各々に対応付けて、各テンプレ
ート形状に適合する加工方法を含む加工意図情報がテン
プレート加工の形態で登録される加工ルール記憶手段
と、加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出する特徴
抽出手段と、該特徴抽出手段で抽出された形状特徴部分
と、前記加工ルール記憶手段に登録されているテンプレ
ート形状とを照合する特徴照合手段と、該特徴照合手段
における照合の結果、前記特徴抽出手段で抽出された形
状特徴部分に該当すると認識されたテンプレート形状に
対応付けられているテンプレート加工を前記加工ルール
記憶手段の登録内容から読み出す加工意図情報読出手段
と、該加工意図情報読出手段で読み出されたテンプレー
ト加工に基づいて、前記特徴抽出手段で抽出された形状
特徴部分に対して該当する加工意図情報を割付けること
により、パンチプレスに用いられる加工プログラムを自
動作成する加工プログラム作成手段と、を備えているこ
とを要旨とする。
【0022】請求項5の発明によれば、まず、特徴抽出
手段は、加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出す
る。次に、特徴照合手段は、特徴抽出手段で抽出された
形状特徴部分と、加工ルール記憶手段に登録されている
テンプレート形状とを照合し、この照合結果を受けて、
加工意図情報読出手段は、特徴抽出手段で抽出された形
状特徴部分に該当すると認識されたテンプレート形状に
対応付けられているテンプレート加工を加工ルール記憶
手段の登録内容から読み出す。そして、加工プログラム
作成手段は、加工意図情報読出手段で読み出されたテン
プレート加工に基づいて、特徴抽出手段で抽出された形
状特徴部分に対して該当する加工意図情報を割付けるこ
とにより、パンチプレスに用いられる加工プログラムを
自動作成する。
【0023】このように、複数のテンプレート形状の各
々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方
法を含む加工意図情報をテンプレート加工の形態であら
かじめ登録しておき、この登録内容を参照して、加工図
形中に含まれる形状特徴部分に対して該当する加工意図
情報を割付けることにより、加工プログラムを自動作成
するようにしたので、熟練者と初心者の双方にとって、
加工図形に適合する加工プログラムを短時間で作成する
ことができるとともに、各テンプレート形状に対応付け
て登録されるテンプレート加工を、熟練者の加工ノウハ
ウを考慮して設定しておけば、初心者が加工プログラム
を作成した場合であっても、作成された加工プログラム
に従うパンチ加工処理を経て得られた製品の品質又は加
工時間を、熟練者によるものと遜色のない一定レベルに
維持することができる。
【0024】また、請求項6の発明は、パンチ加工用の
加工プログラムを自動作成するパンチプレス用自動プロ
グラミング装置であって、加工図形の形状特徴部分をテ
ンプレート形状の形態で複数登録するとともに、該複数
のテンプレート形状の各々に対応付けて、各テンプレー
ト形状に適合する加工方法を含む1又は2以上の加工意
図情報がテンプレート加工の形態で登録される加工ルー
ル記憶手段と、該加工ルール記憶手段にテンプレート加
工の形態で登録される加工意図情報の優先順位を更新す
る優先順位更新手段と、加工図形中に含まれる形状特徴
部分を抽出する特徴抽出手段と、該特徴抽出手段で抽出
された形状特徴部分と、前記加工ルール記憶手段に登録
されているテンプレート形状とを照合する特徴照合手段
と、該特徴照合手段における照合の結果、前記特徴抽出
手段で抽出された形状特徴部分に該当すると認識された
テンプレート形状に対応付けられているテンプレート加
工を前記加工ルール記憶手段の登録内容から読み出す加
工意図情報読出手段と、該加工意図情報読出手段で読み
出されたテンプレート加工に基づいて、前記特徴抽出手
段で抽出された形状特徴部分に対して該当する1又は2
以上の加工意図情報のうち前記優先順位更新手段で更新
されている最優先順位の加工意図情報を選択的に割付け
ることにより、パンチプレスに用いられる加工プログラ
ムを自動作成する加工プログラム作成手段と、を備えて
いることを要旨とする。
【0025】請求項6の発明によれば、まず、特徴抽出
手段は、加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出す
る。次に、特徴照合手段は、特徴抽出手段で抽出された
形状特徴部分と、加工ルール記憶手段に登録されている
テンプレート形状とを照合し、この照合結果を受けて、
加工意図情報読出手段は、特徴抽出手段で抽出された形
状特徴部分に該当すると認識されたテンプレート形状に
対応付けられているテンプレート加工を加工ルール記憶
手段の登録内容から読み出す。そして、加工プログラム
作成手段は、加工意図情報読出手段で読み出されたテン
プレート加工に基づいて、特徴抽出手段で抽出された形
状特徴部分に対して該当する1又は2以上の加工意図情
報のうち優先順位更新手段で更新されている最優先順位
の加工意図情報を選択的に割付けることにより、パンチ
プレスに用いられる加工プログラムを自動作成する。
【0026】このように、複数のテンプレート形状の各
々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方
法を含む1又は2以上の加工意図情報をテンプレート加
工の形態であらかじめ登録しておき、この登録内容を参
照して、加工図形中に含まれる形状特徴部分に対して該
当する1又は2以上の加工意図情報のうち最優先順位の
加工意図情報を選択的に割付けることにより、加工プロ
グラムを自動作成するようにしたので、請求項5の発明
と同様に、熟練者と初心者の双方にとって、加工図形に
適合する加工プログラムを短時間で作成することができ
るとともに、各テンプレート形状に対応付けて登録され
るテンプレート加工を、熟練者の加工ノウハウを考慮し
て設定しておけば、初心者が加工プログラムを作成した
場合であっても、作成された加工プログラムに従うパン
チ加工処理を経て得られた製品の品質又は加工時間を、
熟練者によるものと遜色のない一定レベルに維持するこ
とができる。
【0027】さらに、加工図形中に含まれる形状特徴部
分に対して該当する1又は2以上の加工意図情報のうち
最優先順位の加工意図情報が選択的に割付けられるの
で、1つの形状特徴部分に対応付けて複数の加工意図情
報が登録されている場合であっても、煩雑な手動選択操
作を除去して快適な自動プログラミング環境を実現する
ことができる。
【0028】さらにまた、請求項7の発明は、前記優先
順位更新手段は、新規に登録された加工意図情報を最優
先順位に位置付けることを要旨とする。
【0029】請求項7の発明によれば、優先順位更新手
段は、新規に登録された加工意図情報を最優先順位に位
置付けるので、新規に登録された加工意図情報を反復し
て使用する事態に適合した自動プログラミング環境を実
現することができる。
【0030】そして、請求項8の発明は、前記優先順位
更新手段は、加工意図情報の優先順位を使用頻度の高い
順番に位置付けることを要旨とする。
【0031】請求項8の発明によれば、優先順位更新手
段は、加工意図情報の優先順位を使用頻度の高い順番に
位置付けるので、使用状況に適合した自動プログラミン
グ環境を実現することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るパンチプレ
ス用自動プログラミング方法、及びその装置の一実施形
態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明に係るパンチプレス用自動
プログラミング装置の概略を示すブロック構成図、図2
は、自動プログラミング装置における加工プログラムの
自動作成処理の流れを示すフローチャート図、図3は、
自動プログラミング装置における学習・登録処理の流れ
を示すフローチャート図、図4は、加工プログラムの自
動作成処理の流れの説明に供する図、図5は、学習処理
の流れの説明に供する図、図6は、加工ルール編集処理
の一例を示す図、図7は、自動プログラミング装置にお
ける加工プログラムの自動作成処理の一実施形態を示す
図、図8は、加工ルールの階層構造の説明に供する図で
ある。
【0034】まず、本発明に係るパンチプレス用自動プ
ログラミング装置の概略構成について、図1を参照して
説明すると、自動プログラミング装置1は、加工対象と
なる図形データ(以下、加工図形と言う。)の形状特徴
部分をテンプレート形状の形態で複数登録するととも
に、複数のテンプレート形状の各々に対応付けて、各テ
ンプレート形状に適合する加工方法を含む加工意図情報
がテンプレート加工の形態であらかじめ登録される加工
ルール記憶手段としてのルールベース3を有しており、
ルールベース3の登録内容を参照して、加工図形中に含
まれる形状特徴部分に対して該当する加工意図情報を割
付けることにより、パンチプレスに用いられる加工プロ
グラムを自動作成する機能を備えている。
【0035】詳しく述べると、自動プログラミング装置
1は、オペレータの手動操作による手動割付、又は加工
ルール編集内容にしたがって、加工ルールを新規に作成
又は編集する加工ルール作成部5と、加工ルール作成部
5で作成又は編集された加工ルールを、今回手動割付、
又は編集作業がなされた加工意図情報を最優先順位に位
置付けた状態でルールベース3へ更新登録する優先順位
更新手段としての優先順位更新部7とを備えている。こ
こで、加工ルールは、登録対象となる加工図形の形状特
徴部分となる、例えば丸穴形状、コーナーL字形状、角
穴形状等の複数種類のテンプレート形状の各々に対し、
各テンプレート形状に適合する加工軌跡の生成情報、及
び金型の選択又は割付情報等の加工方法を含む1又は2
以上の加工意図情報がテンプレート加工として対応付け
られて構成されており、この加工ルールにおいて、例え
ば丸穴で単発抜き落とし加工、又はコーナーLで追い抜
き加工等の加工方法が設定されている。なお、ルールベ
ース3には、図2又は図8に示すように、典型的なテン
プレート形状を対象とし、熟練者の加工ノウハウを考慮
して作成されるデフォルト値としての加工ルールを格納
してなる基本加工ルール群と、ユーザー側の特殊な用途
や目的、例えばサッシ用、ドア用等を考慮して作成され
る加工ルールを格納してなる特殊加工ルール群とに分類
されて各々登録されている。したがって、ある加工図形
の加工プログラムの作成に先立って、オペレータは、基
本加工ルール群を使用するか、又は特殊加工ルール群を
使用するかを選択し得る如く構成されている。なお、ど
ちらの加工ルール群を使用するかが選択されない場合に
は、例えば両者の加工ルール群間で参照時の優先順位を
あらかじめ設定しておくことにより、設定された優先順
位にしたがって両者の加工ルール群を順次参照する如く
構成することもできる。
【0036】また、自動プログラミング装置1は、加工
図形中に含まれる例えばノッチ部分等の形状特徴部分を
抽出する特徴抽出手段としての特徴抽出部9と、特徴抽
出部9で抽出された形状特徴部分と、ルールベース3に
登録されているテンプレート形状とを照合する特徴照合
手段としての特徴照合部11と、特徴照合部11におけ
る照合の結果、特徴抽出部9で抽出された形状特徴部分
に該当すると認識されたテンプレート形状に対応付けら
れているテンプレート加工をルールベース3の登録内容
から読み出す加工意図情報読出手段としての加工意図情
報読出部13と、加工意図情報読出部13で読み出され
たテンプレート加工に基づいて、特徴抽出部9で抽出さ
れた形状特徴部分に対して該当する1又は2以上の加工
意図情報のうち優先順位更新部7で更新されている最優
先順位の加工意図情報を選択的に割付けることにより、
パンチプレスに用いられる加工プログラムを自動作成す
る加工プログラム作成手段としての加工プログラム作成
部15とを備えている。加工プログラム作成部15で自
動作成された加工プログラムはNC制御装置17へ転送
され、これを受けてNC制御装置17は、加工プログラ
ムに従うパンチ加工処理をパンチプレス19に実行させ
る如く構成されている。
【0037】次に、本発明に係るパンチプレス用自動プ
ログラミング装置における加工ルールの学習・登録処理
の流れについて、図3及び図5を参照して説明する。
【0038】まず、ステップS11において、特徴抽出
部9は、加工図形中に含まれる例えば図5に示すコーナ
ーL字形状や角穴形状等の形状特徴部分を抽出する。
【0039】ステップS12において、特徴照合部11
は、特徴抽出部9で抽出された形状特徴部分と、ルール
ベース3に登録されているテンプレート形状とを照合
し、この照合結果に基づいて、特徴抽出部9で抽出され
た形状特徴部分に該当すると認識されるテンプレート形
状がルールベース3中に存在するか否かを判定する。
【0040】ステップS12の判定の結果、特徴抽出部
9で抽出された形状特徴部分に該当するテンプレート形
状がルールベース3中に存在しない場合には、ステップ
S13において、加工ルール作成部5は、オペレータの
手動操作による金型割付や加工軌跡の生成内容にしたが
って加工ルールを新規に作成する。
【0041】一方、ステップS12の判定の結果、特徴
抽出部9で抽出された形状特徴部分に該当するテンプレ
ート形状がルールベース3中に存在する場合には、ステ
ップS14において、加工意図情報読出部13は、特徴
抽出部9で抽出された形状特徴部分に該当すると認識さ
れたテンプレート形状に対応付けられているテンプレー
ト加工をルールベース3の登録内容から読み出し、さら
に、今回読み出したテンプレート加工中に、今回の加工
意図に合致したテンプレート加工が存在するか否かを検
索し、この検索結果に基づいて、今回読み出したテンプ
レート加工中に、今回の加工意図に合致したテンプレー
ト加工が存在するか否かを判定する(ステップS1
5)。
【0042】ステップS15の判定の結果、今回読み出
したテンプレート加工中に、今回の加工意図に合致した
テンプレート加工が存在しない場合には、ステップS1
6において、加工ルール作成部5は、オペレータの手動
操作による金型割付や加工軌跡の生成内容にしたがって
加工ルールを新規に作成する。
【0043】一方、ステップS15の判定の結果、今回
読み出したテンプレート加工中に、今回の加工意図に合
致したテンプレート加工が存在する場合、又はステップ
S13若しくはS16において加工ルールが新規に作成
された場合には、ステップS17乃至S18において、
優先順位更新部7は、今回の加工意図に合致したテンプ
レート加工、又は加工ルール作成部5で新規作成された
加工ルール中のテンプレート加工を最優先順位に位置付
けた状態でルールベース3へ更新登録する。
【0044】なお、自動プログラミング装置における加
工ルールの学習・登録処理の流れについて、今回読み出
したテンプレート加工中に、今回の加工意図に合致した
テンプレート加工が存在する場合、又は加工ルールが新
規に作成された場合には、該当するテンプレート加工を
最優先順位に位置付けた状態でルールベース3へ更新登
録する形態を例示して説明したが、本発明はこの形態の
みに限定されず、例えば図5又は図6に示すように、テ
ンプレート形状に対応付けられたテンプレート加工の変
更、削除、又は追加、及び優先順位の変更等の加工ルー
ルの編集処理が実行された場合にも、該当するテンプレ
ート加工を最優先順位に位置付けた状態でルールベース
3へ更新登録する形態を採用することができる。
【0045】また、上述した自動プログラミング装置に
おける加工ルールの学習・登録処理は、オン又はオフを
適宜選択可能に構成することもできる。
【0046】次に、本発明に係るパンチプレス用自動プ
ログラミング装置における加工プログラムの自動作成処
理の流れについて、図2、図4、及び図7を参照して説
明する。
【0047】まず、ステップS1の形状認識処理におい
て、特徴抽出部9は、加工図形中に含まれる例えば図4
に示すコーナーL字形状等の形状特徴部分を抽出する。
【0048】次に、ステップS2乃至S3の自動割付認
識処理において、特徴照合部11は、図4に示すよう
に、特徴抽出部9で抽出された形状特徴部分と、ルール
ベース3に登録されているテンプレート形状とを照合
し、この照合結果に基づいて、特徴抽出部9で抽出され
た形状特徴部分に該当すると認識されるテンプレート形
状がルールベース3中に存在するか否かを判定する。な
お、テンプレート形状が特徴抽出部9で抽出された形状
特徴部分に該当すると認識される類似範囲は、サイズの
大小とは無関係に、比較的広い範囲に設定されている。
また、上記類似範囲は、加工長の上限及び下限、穴の場
合には直径等をパラメータとして適宜設定することによ
り、必要に応じて適宜の広さ範囲に設定することができ
る。
【0049】ステップS3の判定の結果、特徴抽出部9
で抽出された形状特徴部分に該当すると認識されるテン
プレート形状がルールベース3中に存在する場合には、
ステップS4の割付処理において、加工意図情報読出部
13は、特徴抽出部9で抽出された形状特徴部分に該当
すると認識されたテンプレート形状に対応付けられてい
るテンプレート加工をルールベース3の登録内容から読
み出し、この読み出されたテンプレート加工に基づい
て、加工プログラム作成部15は、図7に示すように、
特徴抽出部9で抽出された形状特徴部分に対して該当す
る1又は2以上の加工意図情報のうち優先順位更新部7
で更新されている最優先順位の加工意図情報を選択的に
割付けることにより、パンチプレスに用いられる加工プ
ログラムを自動作成する。
【0050】一方、ステップS3の判定の結果、特徴抽
出部9で抽出された形状特徴部分に該当すると認識され
るテンプレート形状がルールベース3中に存在しない場
合には、ステップS5の警告処理において、自動プログ
ラミング装置1は、加工図形中に自動割付ができない部
分が存在する旨の警告モードを保存するとともに、図示
しない表示ディスプレイ上に表示される加工図形中の該
当する形状特徴部分に対し、例えば赤色等の通常とは異
なる表示色を付加する処理を実行する。
【0051】次に、ステップS6において、特徴抽出部
9は、加工図形中に含まれる全ての形状特徴部分の抽出
が完了したか否かの判定を行う。
【0052】ステップS6の完了判定の結果、自動プロ
グラミング装置1は加工図形中に含まれる全ての形状特
徴部分の抽出が完了していない場合には、処理の流れを
ステップS1へ戻して以下の処理を実行する一方、加工
図形中に含まれる全ての形状特徴部分の抽出が完了した
場合には、ステップS7において、自動プログラミング
装置1が警告モードにあるか否かの判定を行う。
【0053】ステップS7の警告モード判定の結果、自
動プログラミング装置1が警告モードにある場合には、
ステップS8において、自動プログラミング装置1は、
ユーザーによる手動割付等の復旧処置を待つ待機モード
へ移行する一方、自動プログラミング装置1が警告モー
ドではない場合、又はユーザーによる手動割付等の復旧
処置がなされた場合には、加工プログラムの自動作成が
完了したとみなして、すべての処理を終了させる。
【0054】このように、複数のテンプレート形状の各
々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方
法を含む1又は2以上の加工意図情報をテンプレート加
工の形態であらかじめ登録しておき、この登録内容を参
照して、加工図形中に含まれる形状特徴部分に対して該
当する1又は2以上の加工意図情報のうち最優先順位の
加工意図情報を選択的に割付けることにより、加工プロ
グラムを自動作成するようにしたので、熟練者と初心者
の双方にとって、加工図形に適合する加工プログラムを
短時間で作成することができるとともに、各テンプレー
ト形状に対応付けて登録されるテンプレート加工を、熟
練者の加工ノウハウを考慮して設定しておけば、初心者
が加工プログラムを作成した場合であっても、作成され
た加工プログラムに従うパンチ加工処理を経て得られた
製品の品質又は加工時間を、熟練者によるものと遜色の
ない一定レベルに維持することができる。さらに、加工
図形中に含まれる形状特徴部分に対して該当する1又は
2以上の加工意図情報のうち最優先順位の加工意図情報
が選択的に割付けられるので、1つの形状特徴部分に対
応付けて複数の加工意図情報が登録されている場合であ
っても、煩雑な手動選択操作を除去して快適な自動プロ
グラミング環境を実現することができる。
【0055】さらにまた、優先順位更新手段としての優
先順位更新部7は、新規に登録された加工意図情報を最
優先順位に位置付ける如く構成されているので、新規に
登録された加工意図情報を反復して使用する事態に適合
した自動プログラミング環境を実現することができる。
【0056】なお、優先順位更新部7を、加工意図情報
の優先順位を使用頻度の高い順番に位置付ける如く構成
することもできる。このようにすれば、使用状況に適合
した自動プログラミング環境を実現することができる。
【0057】最後に、本発明は、上述した実施形態の例
に限定されることなく、請求の範囲内において適宜の変
更を加えることにより、その他の態様で実施することが
できることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1又
は請求項5の発明によれば、複数のテンプレート形状の
各々に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工
方法を含む加工意図情報をテンプレート加工の形態であ
らかじめ登録しておき、この登録内容を参照して、加工
図形中に含まれる形状特徴部分に対して該当する加工意
図情報を割付けることにより、加工プログラムを自動作
成するようにしたので、熟練者と初心者の双方にとっ
て、加工図形に適合する加工プログラムを短時間で作成
することができるとともに、各テンプレート形状に対応
付けて登録されるテンプレート加工を、熟練者の加工ノ
ウハウを考慮して設定しておけば、初心者が加工プログ
ラムを作成した場合であっても、作成された加工プログ
ラムに従うパンチ加工処理を経て得られた製品の品質又
は加工時間を、熟練者によるものと遜色のない一定レベ
ルに維持することができる。
【0059】また、請求項2又は請求項6の発明によれ
ば、複数のテンプレート形状の各々に対応付けて、各テ
ンプレート形状に適合する加工方法を含む1又は2以上
の加工意図情報をテンプレート加工の形態であらかじめ
登録しておき、この登録内容を参照して、加工図形中に
含まれる形状特徴部分に対して該当する1又は2以上の
加工意図情報のうち最優先順位の加工意図情報を選択的
に割付けることにより、加工プログラムを自動作成する
ようにしたので、熟練者と初心者の双方にとって、加工
図形に適合する加工プログラムを短時間で作成すること
ができるとともに、各テンプレート形状に対応付けて登
録されるテンプレート加工を、熟練者の加工ノウハウを
考慮して設定しておけば、初心者が加工プログラムを作
成した場合であっても、作成された加工プログラムに従
うパンチ加工処理を経て得られた製品の品質又は加工時
間を、熟練者によるものと遜色のない一定レベルに維持
することができる。さらに、加工図形中に含まれる形状
特徴部分に対して該当する1又は2以上の加工意図情報
のうち最優先順位の加工意図情報が選択的に割付けられ
るので、1つの形状特徴部分に対応付けて複数の加工意
図情報が登録されている場合であっても、煩雑な手動選
択操作を除去して快適な自動プログラミング環境を実現
することができる。
【0060】しかも、請求項3又は請求項7の発明によ
れば、新規に登録された加工意図情報は最優先順位に位
置付けられるので、新規に登録された加工意図情報を反
復して使用する事態に適合した自動プログラミング環境
を実現することができる。
【0061】そして、請求項4又は請求項8の発明によ
れば、加工意図情報の優先順位は使用頻度の高い順番に
位置付けられるので、使用状況に適合した自動プログラ
ミング環境を実現することができるというきわめて優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るパンチプレス用自動プロ
グラミング装置の概略を示すブロック構成図である。
【図2】図2は、自動プログラミング装置における加工
プログラムの自動作成処理の流れを示すフローチャート
図である。
【図3】図3は、自動プログラミング装置における学習
・登録処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】図4は、加工プログラムの自動作成処理の流れ
の説明に供する図である。
【図5】図5は、学習処理の流れの説明に供する図であ
る。
【図6】図6は、加工ルール編集処理の一例を示す図で
ある。
【図7】図7は、自動プログラミング装置における加工
プログラムの自動作成処理の一実施形態を示す図であ
る。
【図8】図8は、加工ルールの階層構造の説明に供する
図である。
【符号の説明】
1 自動プログラミング装置 3 ルールベース 5 加工ルール作成部 7 優先順位更新部 9 特徴抽出部 11 特徴照合部 13 加工意図情報読出部 15 加工プログラム作成部 17 NC制御装置 19 パンチプレス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ加工用の加工プログラムを自動作
    成する際に用いられるパンチプレス用自動プログラミン
    グ方法であって、 加工図形の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複
    数登録するとともに、該複数のテンプレート形状の各々
    に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方法
    を含む加工意図情報をテンプレート加工の形態で登録し
    ておき、 加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出し、 該抽出された形状特徴部分と、前記登録されているテン
    プレート形状とを照合し、 該照合の結果、前記抽出された形状特徴部分に該当する
    と認識されたテンプレート形状に対応付けられているテ
    ンプレート加工を前記登録内容から読み出し、 該読み出されたテンプレート加工に基づいて、前記抽出
    された形状特徴部分に対して該当する加工意図情報を割
    付けることにより、パンチプレスに用いられる加工プロ
    グラムを自動作成することを特徴とするパンチプレス用
    自動プログラミング方法。
  2. 【請求項2】 パンチ加工用の加工プログラムを自動作
    成する際に用いられるパンチプレス用自動プログラミン
    グ方法であって、 加工図形の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複
    数登録するとともに、該複数のテンプレート形状の各々
    に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方法
    を含む1又は2以上の加工意図情報をテンプレート加工
    の形態で登録しておき、 加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出し、 該抽出された形状特徴部分と、前記記憶されているテン
    プレート形状とを照合し、 該照合の結果、前記抽出された形状特徴部分に該当する
    と認識されたテンプレート形状に対応付けられているテ
    ンプレート加工を前記記憶内容から読み出し、 該読み出されたテンプレート加工に基づいて、前記抽出
    された形状特徴部分に対して該当する1又は2以上の加
    工意図情報のうち最優先順位の加工意図情報を選択的に
    割付けることにより、パンチプレスに用いられる加工プ
    ログラムを自動作成することを特徴とするパンチプレス
    用自動プログラミング方法。
  3. 【請求項3】 前記加工意図情報の優先順位は、新規に
    登録された加工意図情報が最優先順位に位置付けられる
    ことを特徴とする請求項2に記載のパンチプレス用自動
    プログラミング方法。
  4. 【請求項4】 前記加工意図情報の優先順位は、使用頻
    度の高い順番に優先順位が位置付けられることを特徴と
    する請求項2に記載のパンチプレス用自動プログラミン
    グ方法。
  5. 【請求項5】 パンチ加工用の加工プログラムを自動作
    成するパンチプレス用自動プログラミング装置であっ
    て、 加工図形の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複
    数登録するとともに、該複数のテンプレート形状の各々
    に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方法
    を含む加工意図情報がテンプレート加工の形態で登録さ
    れる加工ルール記憶手段と、 加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出する特徴抽出
    手段と、 該特徴抽出手段で抽出された形状特徴部分と、前記加工
    ルール記憶手段に登録されているテンプレート形状とを
    照合する特徴照合手段と、 該特徴照合手段における照合の結果、前記特徴抽出手段
    で抽出された形状特徴部分に該当すると認識されたテン
    プレート形状に対応付けられているテンプレート加工を
    前記加工ルール記憶手段の登録内容から読み出す加工意
    図情報読出手段と、 該加工意図情報読出手段で読み出されたテンプレート加
    工に基づいて、前記特徴抽出手段で抽出された形状特徴
    部分に対して該当する加工意図情報を割付けることによ
    り、パンチプレスに用いられる加工プログラムを自動作
    成する加工プログラム作成手段と、 を備えていることを特徴とするパンチプレス用自動プロ
    グラミング装置。
  6. 【請求項6】 パンチ加工用の加工プログラムを自動作
    成するパンチプレス用自動プログラミング装置であっ
    て、 加工図形の形状特徴部分をテンプレート形状の形態で複
    数登録するとともに、該複数のテンプレート形状の各々
    に対応付けて、各テンプレート形状に適合する加工方法
    を含む1又は2以上の加工意図情報がテンプレート加工
    の形態で登録される加工ルール記憶手段と、 該加工ルール記憶手段にテンプレート加工の形態で登録
    される加工意図情報の優先順位を更新する優先順位更新
    手段と、 加工図形中に含まれる形状特徴部分を抽出する特徴抽出
    手段と、 該特徴抽出手段で抽出された形状特徴部分と、前記加工
    ルール記憶手段に登録されているテンプレート形状とを
    照合する特徴照合手段と、 該特徴照合手段における照合の結果、前記特徴抽出手段
    で抽出された形状特徴部分に該当すると認識されたテン
    プレート形状に対応付けられているテンプレート加工を
    前記加工ルール記憶手段の登録内容から読み出す加工意
    図情報読出手段と、 該加工意図情報読出手段で読み出されたテンプレート加
    工に基づいて、前記特徴抽出手段で抽出された形状特徴
    部分に対して該当する1又は2以上の加工意図情報のう
    ち前記優先順位更新手段で更新されている最優先順位の
    加工意図情報を選択的に割付けることにより、パンチプ
    レスに用いられる加工プログラムを自動作成する加工プ
    ログラム作成手段と、 を備えていることを特徴とするパンチプレス用自動プロ
    グラミング装置。
  7. 【請求項7】 前記優先順位更新手段は、新規に登録さ
    れた加工意図情報を最優先順位に位置付けることを特徴
    とする請求項6に記載のパンチプレス用自動プログラミ
    ング装置。
  8. 【請求項8】 前記優先順位更新手段は、加工意図情報
    の優先順位を使用頻度の高い順番に位置付けることを特
    徴とする請求項6に記載のパンチプレス用自動プログラ
    ミング装置。
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