JP2002258924A - 金型加工データ割付方法及び金型加工データ割付方法のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

金型加工データ割付方法及び金型加工データ割付方法のプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002258924A
JP2002258924A JP2001060616A JP2001060616A JP2002258924A JP 2002258924 A JP2002258924 A JP 2002258924A JP 2001060616 A JP2001060616 A JP 2001060616A JP 2001060616 A JP2001060616 A JP 2001060616A JP 2002258924 A JP2002258924 A JP 2002258924A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーツ図形に金型を割り付ける際、テンプレ
ートを使用して金型加工の適正化を図る。 【解決手段】 パーツ図形に自動で割り付けられた金型
加工データのうち、変更箇所が存在する場合に、この変
更箇所に割り付けられた金型加工データを消去して、新
たな金型加工データを割り付ける。この新たに割り付け
られた金型加工データをテンプレートとしてパーツ図形
に関連づけてテンプレートデータベース29に登録す
る。新たなパーツ図形にテンプレート登録されたテンプ
レートに関連付けされた形状と同一、又は類似の形状が
含まれている場合は、テンプレート検索部21はテンプ
レートを検索してパーツ図形の該当個所に割り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金型加工データ
割付方法及び金型加工データ割付方法のプログラムを記
憶した記憶媒体に係り、さらに詳細には、パーツ形状に
金型加工データを割り付ける際、テンプレートを利用す
る金型加工データ割付方法及び金型加工データ割付方法
を記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、板金をNC型タレット
パンチプレス等の加工機でワーク等を加工する際、NC
データ等を予め作成した後実際の加工を行う。このNC
データはCAD/CAM自動プログラミングシステム等
により作成される。
【0003】CAD/CAM自動プログラミング装置に
よりNCデータを作成するには、表示画面上でパーツ図
形を表示し、このパーツ図形に金型加工データを自動で
割り付けて、この割り付けられた金型加工データの配置
等からNCデータを作成していた。
【0004】この自動での金型割付で割り付けられた金
型加工データをオペレータが変更を加えたいときは、一
旦割り付けられた金型加工データを削除した後再び金型
加工データを手動で割り付けていた。
【0005】そして、このNCデータをNC型タレット
パンチプレス機に送信して実際のNC加工を行ってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の金型
加工データ割付方法では、以下のような問題があった。
【0007】すなわち、パーツ図形に金型加工データを
自動で割り付けた際、このパーツ図形に割り付けた金型
加工データを変更したい場合がある。
【0008】例えば部分的に金型加工方法を変更(例え
ば抜き落し加工)したい箇所等が存在する場合である。
この場合、オペレータは一旦自動で割り付けられた金型
加工データを手動で削除して再度割り付けたい金型加工
データを割付けている。このため、加工ミスが起こり易
いという問題があった。
【0009】また、このような箇所を含むパーツ形状の
製品を多数加工する場合、その1つ1つに対してオペレ
ータは金型加工データを手動で割り付けるため工数が掛
かるという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、ワークからパーツを金型
加工するために表示画面において金型加工データをパー
ツ図形に割り付ける金型加工データ割付方法にして、金
型加工されるパーツの図形であるパーツ図形を表示画面
に表示する工程と、前記パーツ図形に金型加工データを
割り付ける工程と、前記パーツ図形に割り付けられた前
記金型加工データを変更する場合、変更の対象になって
いる金型加工データを削除する工程と、削除された前記
金型加工データの代わりに手動でテンプレート金型加工
データを割り付ける工程と、前記テンプレート金型加工
データと、このテンプレート金型加工データが割り付け
られた線分と、からなるテンプレートを生成してメモリ
に記憶する工程と、を有することが好ましい。
【0011】また、パーツ図形に金型加工データを割り
付ける際、該当する個所にはメモリに記憶されているテ
ンプレートを利用してテンプレート金型加工データを割
り付けることが好ましい。
【0012】テンプレート金型加工データをパーツ図形
のどの位置に割り付けるかの基準になる基準点データを
テンプレートに付加することが好ましい。
【0013】テンプレートを回転させた回転テンプレー
トと、前記テンプレートを線対称にした対称テンプレー
トとを作成してメモリに記憶し、基のパーツ図形が回転
等したとき前記回転テンプレート及び前記対称テンプレ
ートを利用することが好ましい。
【0014】さらに、この発明はワークからパーツを金
型加工するために表示画面において金型加工データをパ
ーツ図形に割り付ける金型加工データ割付装置にして、
金型加工されるパーツの図形であるパーツ図形を表示画
面に表示する手段と、前記パーツ図形に金型加工データ
を割り付ける手段と、前記パーツ図形に割り付けられた
前記金型加工データを変更する場合、変更の対象になっ
ている金型加工データを削除する手段と、削除された前
記金型加工データの代わりに手動でテンプレート金型加
工データを割り付ける手段と、前記テンプレート金型加
工データと、このテンプレート金型加工データが割り付
けられた線分と、からなるテンプレートを生成してメモ
リに記憶する手段とを有することが好ましい。
【0015】そして、コンピュータにより、金型加工デ
ータ割付装置を制御するための制御プログラムを記憶し
たコンピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、この
制御プログラムは、金型加工されるパーツの図形である
パーツ図形を表示画面に表示させるプログラムと、前記
パーツ図形に金型加工データを割り付けさせるプログラ
ムと、前記パーツ図形に割り付けられた前記金型加工デ
ータを変更させる場合、変更の対象になっている金型加
工データを削除させるプログラムと、削除された前記金
型加工データの代わりに手動でテンプレート金型加工デ
ータを割り付けさせるプログラムと、前記テンプレート
金型加工データと、このテンプレート金型加工データが
割り付けられた線分と、からなるテンプレートを生成し
てメモリに記憶させるプログラムとを記憶していること
が好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。図1に本実施に係る金型加工データ割
付装置1の概略の構成図を示す。
【0017】初めにテンプレートの説明を行う。本例で
テンプレートとは、テンプレート金型加工データとこの
テンプレート金型加工データが割り付けられた線分とか
らなるデータをいう。
【0018】テンプレート金型加工データとは、テンプ
レートの一部のデータとして登録される金型加工データ
をいう。そして、パーツ図形に割り付けられた金型加工
データは金型の外形情報と、回転情報と、位置情報とを
備えているので、この金型加工データを変換してNCデ
ータを作成することができる。
【0019】図1を参照するに前記金型加工データ割付
装置1は、コンピュータよりなるものであって、例えば
図示しないコンピュータ本体(記憶装置も含む)と、表
示部3と、入出力部11等が備えられている。
【0020】そして、前記金型加工データ割付装置1
は、図面の図形等を表示する表示部3と、図形の編集、
NCデータの作成等を行うCAD/CAM部5とを備え
ている。このCAD/CAM部5により作成された図
面、及びNCデータ等はCAD/CAMデータファイル
7に記憶される。
【0021】そして、前記CAD/CAM部5と、必要
なデータの入出力を行う入出力部11と、テンプレート
を利用した金型加工データの割付等を管理する制御部1
3とはリンク制御部9により結合されている。このリン
ク関係を有することにより、制御部13は、CAD/C
AMデータファイル7からCAD/CAMデータの読み
込み、及び書き込み等を行うことができる。
【0022】前記制御部13は、テンプレートを利用し
てパーツ図形にテンプレート金型加工データを割り付け
る割付管理部15と、テンプレートの蓄積等を管理する
テンプレート蓄積管理部17と、パーツ図形に割り付い
た金型加工データ等からNCデータの作成を行うNCデ
ータ作成部19とを備えている。
【0023】前記割付管理部15は、テンプレート検索
部21と、金型加工データ割付部23とを備えている。
【0024】前記テンプレート検索部21は、テンプレ
ートをテンプレートデータベース29に登録されている
複数のテンプレートから検索して読み込む処理を行う。
【0025】前記金型加工データ割付部23は、前記テ
ンプレート検索部21で検索されたテンプレートを利用
し、パーツ図形にテンプレート金型加工データを割り付
ける処理を行う。
【0026】前記テンプレート蓄積管理部17は、手動
編集部25と、テンプレート登録部27とを備えてい
る。
【0027】前記テンプレート検索部21で検索した結
果、パーツ図形に割り付ける金型加工データが登録され
ていない場合、自動でパーツ図形に通常の金型加工デー
タが割り付けられる。そして、前記手動編集部25は、
例えば手動でパーツ図形に自動で割り付いた金型加工デ
ータを編集してテンプレートを作成する。
【0028】前記テンプレート登録部27は、前記手動
編集部25で編集され作成されたテンプレートをテンプ
レートデータベース29に記憶させる。これにより、次
回からこのテンプレートの使用が可能となる。
【0029】NCデータ作成部19は、パーツ図形に割
り付けられた金型加工データよりNCデータを作成し
て、NCデータファイル31に記憶する。
【0030】データ送信部33は、NCデータファイル
31よりNCデータを読み込み、CAD/CAMデータ
ファイル7に記憶させると共に、例えば通信ケーブル3
5を介してNC加工機37へデータを送信する。
【0031】図2を参照してテンプレートをテンプレー
トデータベース29に登録する方法について説明する。
【0032】パーツを金型でNC加工する際、表示画面
上でこのパーツのパーツ図形に金型加工データを割り付
ける。通常、金型加工データは自動でパーツ図形に割り
付けられるが、自動で割り付いた金型加工データでは製
品加工上適正でない場合がある。この場合再度金型加工
データをパーツ図形に割り付けるが、ここで割り付けた
金型加工データを再利用できるようにテンプレートデー
タベース29に登録する。
【0033】図2(a)に示すように、金型加工データ
が割り付いた線分が線分L1、L2、及びL3であると
き、これらの線分で形成される図形を抽出する。
【0034】図2(b)に線分L1、L2、及びL3の
テンプレートデータベース29への記憶形式を示す。直
進方向を0度とし、次の要素(線分)が進行方向の右方
向に伸びているときはマイナス角度と定義する。次の要
素(線分)が左方向に伸びているときはプラス角度と定
義する。従って、線分L1に対して線種をLINE、増
加角度を−90度と定義して記憶する。線分L2に対し
て線種をLINE、増加角度を−60度と定義して記憶
する。線分L3に対して線種をLINE、増加角度を+
60度と定義して記憶する。これらの線分同士は繋がっ
ているので、これらのデータで形状が定義される。この
結果、例えばパーツ図形の一部と、テンプレートに含ま
れる形状の大きさが異なる場合でも類似の図形であれば
対応できる。ここで類似の形状とは、例えば線分LA、
LB、及びLCがあるとき、この線分LA、LB、及び
LCと、前記線分L1、L2、及びL3と長さを異にす
るが増加角度が同一の形状を含む。
【0035】図2(c)にテンプレートに含まれる形状
にテンプレート金型加工データKT1、及びKT2を割
り付けた状態を示す。このテンプレート金型加工データ
KT1は線分L1、及びL2に関連づけられて記憶され
る。テンプレート金型加工データKT2は線分L3に関
連づけられて記憶される。
【0036】図2(c)、図2(d)を参照してテンプ
レートに含まれる形状の線分とテンプレート金型加工デ
ータの関連付けについて説明する。テンプレート金型加
工データKT1の形状種類が矩形で、このテンプレート
金型加工データKT1の外形は線分L1、及びL2の端
点で定義される。すなわち、定義点P1(V1X、V1
Y)、P2(V2X、V2Y)、P3(V3X、V3
Y)、及びP4(V3X、V1Y)がメモリに記憶され
る。さらに、はみだし量H1の値1が記憶される。
【0037】テンプレート金型加工データKT2の形状
種類が三角形で、このテンプレート金型加工データKT
2の外形は線分L3と、この線分L3の端点を含む仮想
の垂線で定義される。すなわち、定義点P3(V3X、
V3Y)、P5(V4X、V4Y)、及びP6(V3
X、V4Y)がメモリに記憶される。さらに、はみ出し
量H2の値1が記憶される。
【0038】この他、メモリに記憶されたテンプレート
を回転させたデータである回転テンプレートと、前記テ
ンプレートの線対称のデータである対称テンプレートと
を作成してテンプレートデータベース29に記憶し、パ
ーツ図形の一部がテンプレートに対して回転及び対称並
びにこれらの組み合わせの形状の場合、前記回転テンプ
レート及び、前記対称テンプレート、並びにこれらの組
み合わせを利用し、前記パーツ図形に割り付ける。
【0039】ここで図3〜図14を参照してテンプレー
ト金型加工データの割付の動作を説明する。
【0040】ステップS301ではパーツ図形Wを表示
部3上に表示させる。図5(a)にパーツ図形Wが表示
画面GHに呼び出された状態を示す。本例では、パーツ
図形Wは、線分LN1、LN2、LN3、LN4、LN
5、LN6、LN7、LN8、LN9、LN10、LN
11、LN12、及びLN13を含んでいる。
【0041】ステップS303では、ワークから金型加
工されるパーツのパーツ図形Wに金型加工データを自動
で割り付ける。
【0042】図5(b)は、ステップS303で金型加
工データをパーツ図形Wに割り付けた際、テンプレート
登録がされていなく通常の金型が割り付けられた結果を
示す。
【0043】パーツ図形Wの各線分に金型加工データK
G1、KG2、KG3、KG4、KG5、KG6、KG
7、KG8、KG9、KG10、KG11、KG12、
KG13、及びKG14が割り付けられる。
【0044】ステップS305では、手動で金型加工デ
ータを割り付け、この割り付けられたテンプレート金型
加工データを登録するかどうかの判断を行う。ステップ
S305でテンプレート金型加工データを登録すると判
断したとき処理はステップS307に進む。ステップS
305でテンプレート金型加工データを登録しないと判
断したとき処理は終了する。
【0045】ステップS307ではステップS305で
自動で割り付けられた金型加工データのうち、テンプレ
ート金型加工データを割り付ける部分を消去する。
【0046】図6(a)にテンプレート金型加工データ
を割り付ける部分の先に自動で割り付けられた金型加工
データを削除した状態を示す。この結果、線分LN6に
割り付けられた金型加工データKG7、線分LN7に割
り付けられた金型加工データKG8、線分LN8に割り
付けられた金型加工データKG9、線分LN9に割り付
けられた金型加工データKG10、線分LN10に割り
付けられた金型加工データKG11、線分LN11に割
り付けられた金型加工データKG12、線分LN12に
割り付けられた金型加工データKG13、及び線分LN
13に割り付けられた金型加工データKG14が削除さ
れる。
【0047】ステップS309ではステップS303で
自動で割り付けられた金型加工データをステップS30
7で消去した部分に新たにテンプレート金型加工データ
を、例えば手動で割り付ける。
【0048】図6(b)にパーツ図形WのステップS3
07で消去した部分にテンプレート金型加工データを割
り付けた状態を示す。テンプレート金型加工データTK
1は線分LN6及びLN7に関連づけて割り付けられ
る。テンプレート金型加工データTK2は線分LN8に
関連づけて割り付けられる。テンプレート金型加工デー
タTK3は線分LN9に関連づけて割り付けられる。テ
ンプレート金型加工データTK4は線分LN10に関連
づけて割り付けられる。テンプレート金型加工データT
K5は線分LN11及びLN12に関連づけて割り付け
られる。テンプレート金型加工データTK6は線分LN
12及びLN13に関連づけて割り付けられる。テンプ
レート金型加工データTK7は線分LN13に関連づけ
て割り付けられる。
【0049】上述の関連付けは、例えばテンプレート金
型加工データを割り付ける際にマウスで線分を選択する
ことにより、この指示された線分とテンプレート金型加
工データが関連づけられるようになっている。
【0050】また、基準点を選択してこの基準点のデー
タをテンプレートのデータと同時に、テンプレートデー
タベース29に記憶させる。これにより、この基準点に
対する金型加工データの配置位置が決定されて登録され
る。そして、次回、このテンプレート金型加工データを
割り付ける際の基準点になる。本例では、例えば図6
(b)に示すように基準点BP1を設定する。これによ
り、例えばテンプレート金型加工データTK4の場合、
このテンプレート金型加工データTK4に定められた金
型基準点BPと、前記基準点BP1との位置関係が定ま
り次回テンプレート金型データを割り付けるときに前記
基準点BP1に対しての割り付けの位置が定まる。
【0051】ステップS311の処理では、テンプレー
ト登録するエリアを指定し、その後、テンプレートを登
録するモードの画面に変更する。このエリアを指定して
モードを変えることによりテンプレート登録されるデー
タがパーツ図形Wと、このパーツ図形に割り付けられた
金型加工データ等から切り分けられる。
【0052】図7(a)はテンプレート登録するエリア
が指定された状態を示す。例えばテンプレートエリアの
指定をするボタンBN1を押下してマウスでテンプレー
ト登録するエリアEAを指定する。
【0053】図7(b)は表示画面GHがテンプレート
登録モードに変更された状態を示す。この結果、この表
示画面GHには、線分LN6、LN7、LN8、LN
9、LN10、LN11、LN12、及びLN13が表
示され、これらの線分に関連づけられたテンプレート金
型加工データTK1、TK2、TK3、TK4、TK
5、TK6、及びTK7が表示される。ここで表示され
た形状と、この形状に含まれる線分に関連づけられたテ
ンプレート金型加工データがテンプレートのデータとし
て、テンプレートデータベース29に格納される。そし
て、前記形状が次回金型加工データをパーツ図形に割り
付ける際に前記パーツ図形とマッチングされ該当個所に
テンプレート金型加工データを割り付ける。
【0054】ステップS313では線分に割り付けられ
たテンプレート金型加工データを割り付ける際、設定し
た基準点の変更を行う。
【0055】図8(a)にテンプレート金型加工データ
の割付基準点の変更画面を示す。例えば金型加工データ
割付基準変更用ボタンBN2を押下すると、メニューP
Mが表示される。
【0056】本例では、例えばテンプレート金型加工デ
ータTK4の基準点を変更する場合を説明する。
【0057】図8(b)にメニューPMの詳細を示す。
例えばテンプレート金型加工データTK4は単発金型の
ため基準位置を変更するボタンTBを押下する。これに
より、テンプレート金型加工データTK4の先に設定し
た基準点BP1が表示画面GHに表示される。
【0058】図8(a)に示すように最初に設定した基
準点BP1を、線分LN9の伸縮に対して適正に移動で
きる新基準点に変更する。これにより、線分LN9の伸
縮により線分LN10が画面上左右に移動しても新基準
点も移動するためテンプレート金型加工データTK4は
適正な位置に移動できる。
【0059】ステップS317では、テンプレート名
称、使用板厚範囲、自動割付条件、回転認識等を入力し
てテンプレートの登録を行う。
【0060】図9(a)にテンプレート登録を行う画面
を示す。例えば表示部3に表示されているメニューMU
に含まれるテンプレート登録ボタンBN3を押下する。
この結果、テンプレート登録画面TGが新たに表示され
る。
【0061】図9(b)にテンプレート登録画面の詳細
を示す。テンプレートの名称を入力する欄にテンプレー
ト名称TNを入力する。使用板厚範囲を入力する欄に使
用板厚の最小値TMINと、最大値TMAXを入力す
る。
【0062】自動割付条件を決める欄の両方DLにチェ
ックする。自動割付回転認識の認識欄KNにチェックす
る。そして、登録ボタンTBを押下してテンプレートの
登録を行う。これによりテンプレートが新たにテンプレ
ートデータベース29に登録されて、次に同一、又は類
似のパーツ図形に対してこのテンプレートの金型加工デ
ータを割り付けることができる。
【0063】ステップS319の処理では登録したテン
プレートの割付順の優先順位を決定する。
【0064】図10(a)にテンプレートの割付の優先
順位を指示する画面を示す。メニューMUの優先順位決
定ボタンBN4を押下すると、新たに優先順位を決定す
る画面PYが表示される。
【0065】図10(b)にこの画面PYの詳細を示
す。この画面で今回登録したテンプレートの使用する際
の優先度を決定して適用ボタンTB2を押下する。これ
により、このテンプレートの金型形状が優先的に割り付
けられるようになる。
【0066】ステップS321では、テンプレートの設
定が完了するとともにテンプレート登録も完了する。
【0067】これにより、次回、前記テンプレートを使
用することができる。
【0068】図11(a)は登録されたテンプレートを
使用して製品図形に金型加工データを割り付ける処理を
示す。例えばメニューMUに含まれる金型加工データ割
付ボタンBN5を押下する。これにより、画面SGが表
示される。本例では、製品図形に含まれる線分LN2、
LN4、LN6及び線分LN13が均等に長くなった場
合を示す。
【0069】図11(b)に画面SGの詳細を示す。こ
の画面SGで例えばテンプレートの使用欄TCにチェッ
クをして実行をする。
【0070】図12に上記の実行でテンプレートを含む
金型加工データが製品図形に割り付いた状態を示す。ワ
ーク図形Wに登録したテンプレートTPの金型加工デー
タが割り付けられている。本例では線分LN2及び線分
LN6等が長くなったことに対応してテンプレート金型
加工データTK1、TK7も長くなり割り付けられてい
る。
【0071】図13(a)に製品図形に含まれる線分L
N7が長くなった場合を示す。
【0072】図13(b)に示すように、画面SGで例
えばテンプレートの使用欄TCにチェックをして実行を
する。
【0073】図14に上記の実行でテンプレートを含む
金型加工データが製品図形に割り付いた状態を示す。ワ
ーク図形Wに登録したテンプレートTPの金型加工デー
タが割り付けられている。本例では線分LN7が横に長
くなったことに対応してテンプレート金型加工データT
K1も横に長くなり割り付けられている。
【0074】なお、この発明は前述した発明の実施の態
様に限定されることなく適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
【0075】図15は、前述した金型加工データ割付装
置1を制御するための制御プログラムを記憶した記憶媒
体の1例としてのCD−ROMを示すものである。上記
CD−ROMは、コンピュータにより金型加工データ割
付装置1を制御するための制御プログラムを記憶したコ
ンピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、この制御
プログラムは、金型加工されるパーツの図形であるパー
ツ図形を表示画面に表示させるプログラムと、前記パー
ツ図形に金型加工データを割り付けさせるプログラム
と、前記パーツ図形に割り付けられた前記金型加工デー
タを変更させる場合、変更の対象になっている金型加工
データを削除させるプログラムと、削除された前記金型
加工データの代わりに手動でテンプレート金型加工デー
タを割り付けさせるプログラムと、前記テンプレート金
型加工データと、このテンプレート金型加工データが割
り付けられた線分とからなるテンプレートを生成してメ
モリに記憶させるプログラムとを記憶している。
【0076】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、パーツ図形
の全部又は一部にテンプレート金型加工データを自動で
割り付けることができNCデータ作成時間が削減できる
という効果がある。
【0077】また、テンプレート金型加工データをパー
ツ図形に自動で割り付けるため割付ミスによる製品不良
を防止することができるという効果がある。
【0078】テンプレートに含まれる個々のテンプレー
ト金型加工データは類似の金型加工データに変形させる
ことができるのでパーツ図形のテンプレートが割り付け
られる箇所がテンプレートに類似の場合も自動で割り付
けることができるという効果がある。
【0079】テンプレートに含まれる形状に基準位置を
設定することにより、テンプレート金型加工データを割
り付ける位置が移動した場合にも対応できるという効果
がある。
【0080】回転テンプレート、対称テンプレートを登
録することにより、パーツ図形の全部又は一部が回転又
は反転した場合もテンプレート金型加工データを割り付
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型加工データ割付装置の概略の構成を示す概
略図である。
【図2】パーツ図形とテンプレートとの関連付けを説明
する説明図である。
【図3】テンプレートの登録方法のプログラムのフロー
チャート図である。
【図4】図3の続きのフローチャート図である。
【図5】画面を説明する説明図である。
【図6】画面を説明する説明図である。
【図7】画面を説明する説明図である。
【図8】画面を説明する説明図である。
【図9】画面を説明する説明図である。
【図10】画面を説明する説明図である。
【図11】画面を説明する説明図である。
【図12】画面を説明する説明図である。
【図13】画面を説明する説明図である。
【図14】画面を説明する説明図である。
【図15】記憶媒体の説明図である。
【符号の説明】
1 金型加工データ割付装置 3 表示部 5 CAD/CAM部 7 CAD/CAMデータファイル 9 リンク制御部 11 入出力部 13 制御部 15 割付管理部 17 テンプレート蓄積管理部 19 NCデータ作成部 21 テンプレート検索部 23 金型加工データ割付部 25 手動編集部 27 テンプレート登録部 29 テンプレートデータベース 31 NCデータファイル 33 データ送信部 35 通信ケーブル 37 NC加工機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークからパーツを金型加工するために
    表示画面において金型加工データをパーツ図形に割り付
    ける金型加工データ割付方法にして、 金型加工されるパーツの図形であるパーツ図形を表示画
    面に表示する工程と、 前記パーツ図形に金型加工データを割り付ける工程と、 前記パーツ図形に割り付けられた前記金型加工データを
    変更する場合、変更の対象になっている金型加工データ
    を削除する工程と、 削除された前記金型加工データの代わりに手動でテンプ
    レート金型加工データを割り付ける工程と、 前記テンプレート金型加工データと、このテンプレート
    金型加工データが割り付けられた線分と、からなるテン
    プレートを生成してメモリに記憶する工程と、 を有すること特徴とした金型加工データ割付方法。
  2. 【請求項2】 パーツ図形に金型加工データを割り付け
    る際、該当する個所にはメモリに記憶されているテンプ
    レートを利用してテンプレート金型加工データを割り付
    けることを特徴とする請求項1記載の金型加工データ割
    付方法。
  3. 【請求項3】 テンプレート金型加工データをパーツ図
    形に割り付ける際の位置の基準となる基準点データをテ
    ンプレートに関連づけることを特徴とした請求項2記載
    の金型加工データ割付方法。
  4. 【請求項4】 テンプレートを回転させた回転テンプレ
    ートと、前記テンプレートを線対称にした対称テンプレ
    ートとを作成してメモリに記憶し、基のパーツ図形が回
    転等したとき前記回転テンプレート及び前記対称テンプ
    レートを利用することを特徴とする請求項2又は3記載
    の金型加工データ割付方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータにより、金型加工データ割
    付装置を制御するための制御プログラムを記憶したコン
    ピュータ読みとり可能の記憶媒体であって、 この制御プログラムは、 金型加工されるパーツの図形であるパーツ図形を表示画
    面に表示させるプログラムと、 前記パーツ図形に金型加工データを割り付けさせるプロ
    グラムと、 前記パーツ図形に割り付けられた前記金型加工データを
    変更させる場合、変更の対象になっている金型加工デー
    タを削除させるプログラムと、 削除された前記金型加工データの代わりに手動でテンプ
    レート金型加工データを割り付けさせるプログラムと、 前記テンプレート金型加工データと、このテンプレート
    金型加工データが割り付けられた線分と、からなるテン
    プレートを生成してメモリに記憶させるプログラムと、
    を記憶しているコンピュータ読みとり可能の記憶媒体。
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