JPH11103266A - Fh用非同期受信機 - Google Patents

Fh用非同期受信機

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JPH11103266A
JPH11103266A JP26141597A JP26141597A JPH11103266A JP H11103266 A JPH11103266 A JP H11103266A JP 26141597 A JP26141597 A JP 26141597A JP 26141597 A JP26141597 A JP 26141597A JP H11103266 A JPH11103266 A JP H11103266A
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local
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裕 大久保
Takuya Uemura
卓哉 植村
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Mitsubishi Electric Corp
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Japan Steel Works Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FH通信波の周波数シーケンス等が未知の場
合、FH通信波を受信することができなかった。 【解決手段】 周波数ホッピング通信波を捕捉する受信
空中線7と、高周波信号である受信した周波数ホッピン
グ通信波を増幅する高周波増幅器8と、送信ホッピング
周波数に対応した複数の発振周波数を同時に出力する局
部発振器13a〜13eと、前記複数の発振周波数に基
づき前記高周波信号を中間周波数に変換する周波数変換
器10と、前記中間周波数から不要波を除去する中間周
波フィルタ11と、前記不要波が除去された中間周波数
を復調する復調器12とを備えた。 【効果】 FH通信波の周波数シーケンス及びその変化
タイミングを知ることなくFH通信波を受信することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FH(周波数ホ
ッピング)通信波を受信するFH用非同期受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のFH用非同期受信機について図1
0及び図11を参照しながら説明する。図10及び図1
1は、例えば、斎藤、立川編、「移動通信ハンドブッ
ク」平成7年11月15日、オーム社発行、第389頁
〜第390頁に示された従来のFH通信用の送信機及び
受信機の構成を示す図、及びFH通信の周波数シーケン
ス及びその変化タイミングを示す図である。
【0003】図10において、1は伝送情報の変調器
(FM)、2は変換器1の中間周波数を高周波に変換す
る周波数変換器、3は周波数ホッピングのための局部発
振器(周波数切替方式)、4は送信不要波を除去する高
周波フィルタ、5は高周波信号を送信に必要な電力まで
増幅する電力増幅器、6は送信信号を空中に輻射する送
信空中線である。
【0004】また、同図において、7は所要信号を捕捉
する受信空中線、8は微弱な受信波を内部処理に必要な
まで増幅する高周波増幅器、9は所要の高周波信号を中
間周波数に変換するための局部発振器(周波数切替方
式)、10は周波数変換器、11は中間周波フィルタ、
12は復調器(周波数弁別器)である。
【0005】つぎに、前述した従来例の動作について説
明する。送信側においては、変調入力(伝送情報)が変
調器1によって1次変調(FM)され、周波数変換器2
で局部発振器3の出力と混合して高周波信号となる。
【0006】局部発振器3は、例えば、図11に示すよ
うに、時間的に周波数が切り替わる(周波数シーケン
ス)ように構成されているので、出力される高周波信号
はそれに伴って変化し、図11に示すような周波数シー
ケンスの送受信周波数が生成される。
【0007】周波数変換器2は、入力された周波数の和
と差の2周波を生成するので、高周波フィルタ4で不要
波を除去し、電力増幅器5で所要の電力に増幅した後、
送信空中線6から送信する。
【0008】受信側では、受信空中線7で捕捉した高周
波信号を高周波増幅器8で増幅し、周波数変換器10で
局部発振器9の出力と混合されて中間周波数となる。
【0009】局部発振器9が送信側の局部発振器3と同
一のタイミングで同じ周波数に変化するように構成され
ているので、中間周波数は送信側と同じ(変化しない)
周波数に戻る。
【0010】さらに、中間周波フィルタ11で不要波が
除去され、復調器12で元の情報が再生され、復調出力
として出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
FH用送受信機では、送信側と受信側の局部発振器3、
9が、理想信号となる送信側の周波数シーケンス及びそ
の変化タイミングとが一致する必要があり、周波数シー
ケンス及びその変化タイミングが未知の一般の受信機で
はFH通信波を受信することができないという問題点が
あった。
【0012】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、理想信号となる送信側のFHの周
波数シーケンス及びその変化タイミングが未知のFH通
信波を受信することができるFH用非同期受信機を得る
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るFH用非
同期受信機は、周波数ホッピング通信波を捕捉する受信
空中線と、高周波信号である前記受信した周波数ホッピ
ング通信波を増幅する高周波増幅器と、送信ホッピング
周波数に対応した複数の発振周波数を同時に出力する局
部発振手段と、前記複数の発振周波数に基づき前記高周
波信号を中間周波数に変換する周波数変換器と、前記中
間周波数から不要波を除去する中間周波フィルタと、前
記不要波が除去された中間周波数を復調する復調器とを
備えたものである。
【0014】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記局部発振手段が、複数の送信ホッピング周波数
に対応した局部周波数を発振する複数の局部発振器から
なり、前記複数の局部発振器が前記周波数変換器に並列
に接続されているものである。
【0015】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記復調器を、FM復調器としたものである。
【0016】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記復調器を、AM復調器としたものである。
【0017】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記局部発振手段を、一定周波数間隔で複数の周波
数を発振するてい倍波発振器としたものである。
【0018】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記周波数変換器と前記てい倍波発振器の間に周波
数を制限するフィルタを設けたものである。
【0019】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記フィルタを、所定の周波数だけを通過させる帯
域通過フィルタとしたものである。
【0020】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、前記フィルタを、所定の周波数だけを除去させる帯
域除去フィルタとしたものである。
【0021】さらに、この発明に係るFH用非同期受信
機は、前記局部発振手段が、複数の局部発振器及び複数
の第2の周波数変換器からなり、複数の送信ホッピング
周波数に対応した局部周波数を発振するものである。
【0022】この発明に係るFH用非同期受信機は、周
波数ホッピング通信波を捕捉する受信空中線と、高周波
信号である前記受信した周波数ホッピング通信波を増幅
する高周波増幅器と、単一の発振周波数を出力する局部
発振器と、前記単一の発振周波数に基づき前記高周波信
号を複数の中間周波数に変換する周波数変換器と、前記
複数の中間周波数から不要波を除去し、前記不要波が除
去された中間周波数を復調する複数の中間周波回路と、
前記複数の中間周波回路の復調出力を合成する合成器と
を備えたものである。
【0023】この発明に係るFH用非同期受信機は、周
波数ホッピング通信波を捕捉する受信空中線と、高周波
信号である前記受信した周波数ホッピング通信波を増幅
する高周波増幅器と、単一の発振周波数を出力する局部
発振器と、前記単一の発振周波数に基づき前記高周波信
号を複数の中間周波数に変換する周波数変換器と、前記
複数の中間周波数から不要波を除去する複数の中間周波
フィルタと、前記不要波が除去された複数の中間周波数
を合成する合成器と、前記合成された中間周波数を復調
する復調器とを備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1について図1及
び図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実
施の形態1に係るFH用非同期受信機の構成を示す図で
ある。また、図2は、この発明の実施の形態1の受信原
理である周波数シーケンス及びその変化タイミングを示
す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。
【0025】図1において、7は所要信号を捕捉する受
信空中線、8は微弱な受信波を内部処理に必要なまで増
幅する高周波増幅器、10は周波数変換器、11は中間
周波フィルタ、12は復調器(周波数弁別器)である。
【0026】また、同図において、13aから13eま
では個々の送受信周波数(ホッピング周波数)に対応し
た局部周波数(f1〜f5)を発振する局部発振器(単
一周波数)である。
【0027】つぎに、この実施の形態1の動作について
説明する。送信側は任意(例えば、図10の送信機)な
ので、図1では受信機のみを示している。受信空中線7
から高周波増幅器8までの動作は従来と同様である。
【0028】この実施の形態1では、局部発振器13a
〜13eによって、周波数変換器10にホッピング周波
数に対応した全ての局部発振周波数が合成入力されてい
るので、ホッピング周波数のどれがきても中間周波フィ
ルタ11を通過し、復調出力が得られる。
【0029】この様子を図2に示す。この図2で、送信
周波数f1rが受信された期間は、送信周波数f1rに
対応する復調出力f1dが出力され、送信周波数f3r
が受信された期間は、送信周波数f3rに対応する復調
出力f3dが出力される。送信周波数f2r、f4r、
f5rについても同様である。
【0030】送信側では、ばらばらの周波数で送ってい
るが、この受信機は送信周波数f1rからf5rまでの
全てが1カ所から出力されるので、つなぎ合わされ送信
側で送っている情報が再生できる。
【0031】しかも、この受信機では局部発振周波数を
切り替えていないので、理想となる送信側の周波数シー
ケンス及びその変化タイミングが不正確であっても、非
同期で受信することが可能である。
【0032】なお、この実施の形態1では、送信周波数
が5波の場合について説明したが、送信周波数に対応し
た局部発振器が用意されていれば何波でもよく、同様の
効果が得られる。
【0033】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
ついて図3を参照しながら説明する。図3は、この発明
の実施の形態2に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0034】図3において、1次変調がAMの場合の例
として、復調器(検波器)14を備えた構成を示す。こ
の復調器14以外は上記実施の形態1と同様である。
【0035】上記実施の形態1では、送信側での1次変
調がFMの場合について説明したが、1次変調方式に対
応した復調器が用意されていれば何でもよく、同様の効
果が得られる。
【0036】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
ついて図4を参照しながら説明する。図4は、この発明
の実施の形態3に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0037】一定周波数間隔で、複数の周波数を発振す
る発振器を、てい倍波発振器と呼ぶが、これを局部発振
器に使用したものが符号15で図4に示されている。
【0038】てい倍波発振器15の発振周波数は、f1
〜f5を包括しているので、個別の5個の局部発振器を
持つ実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0039】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
ついて図5を参照しながら説明する。図5は、この発明
の実施の形態4に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0040】上記実施の形態3でもf1r〜f5rを受
信する目的は達成できるが、てい倍波発振器15は、広
帯域の発振周波数範囲を持ち、不要な周波数も受信する
ので、図5に示すように、帯域通過フィルタ16で周波
数制限した局部発振器とすることにより、目的以外の周
波数を除去できる。
【0041】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
ついて図6を参照しながら説明する。図6は、この発明
の実施の形態5に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0042】上記実施の形態4の帯域通過フィルタ16
を、この実施の形態5では帯域除去フィルタ17に替え
たものである。図6では、ホッピング周波数にf3rが
無い場合を示しており、帯域除去フィルタ17はf3r
に対応した局部発振周波数f3を除去するようになって
いる。
【0043】なお、ホッピング周波数によっては、帯域
除去フィルタ17と帯域通過フィルタ16を両方持った
構成も可能である。
【0044】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
ついて図7を参照しながら説明する。図7は、この発明
の実施の形態6に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0045】図7において、この実施の形態6は局部発
振器として、複数の局部発振器13f〜13hを周波数
変換器18a、18bで周波数変換して多周波の局部発
振を得るものである。
【0046】この実施の形態6では、4波のホッピング
周波数に対応した局部発振周波数を3個の単一発振器で
得る例を示しているが、ホッピング周波数は幾らでも可
能である。
【0047】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
ついて図8を参照しながら説明する。図8は、この発明
の実施の形態7に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0048】上記各実施の形態では、複数の局部発振周
波数を持つ例を説明したが、図8に示すように、複数の
中間周波回路を持ち、復調出力を合成器19で合成して
も同様の効果が得られる。
【0049】実施の形態8.この発明の実施の形態8に
ついて図9を参照しながら説明する。図9は、この発明
の実施の形態8に係るFH用非同期受信機の構成を示す
図である。
【0050】複数の中間周波を使用する構成では、場合
によっては図9に示すように、中間周波での合成器20
を使用して、復調器12は1個にすることも可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】この発明に係るFH用非同期受信機は、
以上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉す
る受信空中線と、高周波信号である前記受信した周波数
ホッピング通信波を増幅する高周波増幅器と、送信ホッ
ピング周波数に対応した複数の発振周波数を同時に出力
する局部発振手段と、前記複数の発振周波数に基づき前
記高周波信号を中間周波数に変換する周波数変換器と、
前記中間周波数から不要波を除去する中間周波フィルタ
と、前記不要波が除去された中間周波数を復調する復調
器とを備えたので、FH通信波の周波数シーケンス及び
その変化タイミングを知ることなくFH通信波を受信す
ることができるという効果を奏する。
【0052】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記局部発振手段が、複数の
送信ホッピング周波数に対応した局部周波数を発振する
複数の局部発振器からなり、前記複数の局部発振器が前
記周波数変換器に並列に接続されているので、FH通信
波の周波数シーケンス及びその変化タイミングを知るこ
となくFH通信波を受信することができるという効果を
奏する。
【0053】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記復調器を、FM復調器と
したので、FH通信波の周波数シーケンス及びその変化
タイミングを知ることなくFH通信波を受信することが
できるという効果を奏する。
【0054】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記復調器を、AM復調器と
したので、FH通信波の周波数シーケンス及びその変化
タイミングを知ることなくFH通信波を受信することが
できるという効果を奏する。
【0055】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記局部発振手段を、一定周
波数間隔で複数の周波数を発振するてい倍波発振器とし
たので、FH通信波の周波数シーケンス及びその変化タ
イミングを知ることなくFH通信波を受信することがで
きるという効果を奏する。
【0056】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記周波数変換器と前記てい
倍波発振器の間に周波数を制限するフィルタを設けたの
で、目的以外の周波数を除去できるという効果を奏す
る。
【0057】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記フィルタを、所定の周波
数だけを通過させる帯域通過フィルタとしたので、目的
以外の周波数を除去できるという効果を奏する。
【0058】また、この発明に係るFH用非同期受信機
は、以上説明したとおり、前記フィルタを、所定の周波
数だけを除去させる帯域除去フィルタとしたので、目的
以外の周波数を除去できるという効果を奏する。
【0059】さらに、この発明に係るFH用非同期受信
機は、以上説明したとおり、前記局部発振手段が、複数
の局部発振器及び複数の第2の周波数変換器からなり、
複数の送信ホッピング周波数に対応した局部周波数を発
振するので、FH通信波の周波数シーケンス及びその変
化タイミングを知ることなくFH通信波を受信すること
ができるという効果を奏する。
【0060】この発明に係るFH用非同期受信機は、以
上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉する
受信空中線と、高周波信号である前記受信した周波数ホ
ッピング通信波を増幅する高周波増幅器と、単一の発振
周波数を出力する局部発振器と、前記単一の発振周波数
に基づき前記高周波信号を複数の中間周波数に変換する
周波数変換器と、前記複数の中間周波数から不要波を除
去し、前記不要波が除去された中間周波数を復調する複
数の中間周波回路と、前記複数の中間周波回路の復調出
力を合成する合成器とを備えたので、FH通信波の周波
数シーケンス及びその変化タイミングを知ることなくF
H通信波を受信することができるという効果を奏する。
【0061】この発明に係るFH用非同期受信機は、以
上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉する
受信空中線と、高周波信号である前記受信した周波数ホ
ッピング通信波を増幅する高周波増幅器と、単一の発振
周波数を出力する局部発振器と、前記単一の発振周波数
に基づき前記高周波信号を複数の中間周波数に変換する
周波数変換器と、前記複数の中間周波数から不要波を除
去する複数の中間周波フィルタと、前記不要波が除去さ
れた複数の中間周波数を合成する合成器と、前記合成さ
れた中間周波数を復調する復調器とを備えたので、FH
通信波の周波数シーケンス及びその変化タイミングを知
ることなくFH通信波を受信することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作原理を示す図
である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示す図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態3の構成を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態4の構成を示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態5の構成を示す図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6の構成を示す図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態7の構成を示す図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態8の構成を示す図であ
る。
【図10】 従来のFH通信用の送信機及び受信機の構
成を示す図である。
【図11】 従来のFH通信の周波数シーケンス及びそ
の変化タイミングを示す図である。
【符号の説明】
7 受信空中線、8 高周波増幅器、10 周波数変換
器、11 中間周波フィルタ、12 復調器(周波数弁
別器)、13a、13b、13c、13d、13e 局
部発振器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るFH用非
同期受信機は、周波数ホッピング通信波を捕捉する受信
空中線と、受信した周波数ホッピング通信波を増幅する
高周波増幅器と、前記周波数ホッピング通信波の送信ホ
ッピング周波数に対応した複数の発振周波数を出力する
局部発振手段と、前記複数の発振周波数が入力され、前
記高周波増幅器により増幅された前記周波数ホッピング
通信波を前記複数の発振周波数に対応した複数の中間周
波数に変換する周波数変換器と、前記複数の中間周波数
から所定周波数の中間周波数を通過させそれ以外の不要
波を除去する中間周波フィルタと、この中間周波フィル
タを通過した前記所定周波数の中間周波数を復調する復
調器とを備えたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この発明に係るFH用非同期受信機は、周
波数ホッピング通信波を捕捉する受信空中線と、受信し
た周波数ホッピング通信波を増幅する高周波増幅器と、
単一の発振周波数を出力する局部発振器と、前記単一の
発振周波数が入力され、前記高周波増幅器により増幅さ
れた前記周波数ホッピング通信波を前記発振周波数に基
き中間周波数に変換する周波数変換器と、前記周波数
ホッピング通信波の送信ホッピング周波数毎に設けら
れ、各々対応する送信ホッピング周波数の中間周波数を
通過させそれ以外の不要波を除去する複数の中間周波フ
ィルタと、これらの中間周波フィルタ毎に設けられ前記
送信ホッピングに対応して復調する複数の復調器と、
れら複数の復調器の復調出力を合成する合成器とを備え
たものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】この発明に係るFH用非同期受信機は、周
波数ホッピング通信波を捕捉する受信空中線と、受信し
た周波数ホッピング通信波を増幅する高周波増幅器と、
単一の発振周波数を出力する局部発振器と、前記単一の
発振周波数が入力され、前記高周波増幅器により増幅さ
れた前記周波数ホッピング通信波を前記発振周波数に基
き中間周波数に変換する周波数変換器と、前記周波数
ホッピング通信波の送信ホッピング周波数毎に設けら
れ、各々対応する送信ホッピング周波数の中間周波数を
通過させそれ以外の不要波を除去する複数の中間周波フ
ィルタと、これら複数の中間周波フィルタの出力を合成
する合成器と、この合成器の合成出力を前記送信ホッピ
ングに対応して復調する復調器とを備えたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.この発明の実施の形態1について図1及
び図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実
施の形態1に係るFH用非同期受信機の構成を示す図で
ある。また、図2は、この発明の実施の形態1の受信原
理である周波数シーケンス及びその変化タイミングを示
す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。また、1次変調がFMの場合の例として説明
する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】この実施の形態1では、局部発振器13a
〜13eによって、周波数変換器10にホッピング周波
数に対応した全ての局部発振周波数が合成入力されてい
るので、周波数変換器10では各送信周波数f1r〜f
5rのそれぞれが局部発振周波数f1〜f5に対応した
複数の中間周波数に変換され、中間周波フィルタ11に
出力される。そして、中間周波フィルタ11は、所定周
波数に変換された中間周波数(f1F)を通過させそれ
以外の不要波を除去するので、復調器12では復調出力
f1d〜f5dを得ることができる
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】この様子を図2に示す。例えば、この図2
で、送信周波数f1rが受信された期間は、送信周波数
f1rに対応する復調出力f1dが出力され(それ以外
のf1r−f2、f1r−f3、f1r−f4、f1r
−f5はいずれも不要波として中間周波フィルタ11に
より除去される。)、送信周波数f3rが受信された期
間は、送信周波数f3rに対応する復調出力f3dが出
力される(それ以外のf3r−f1、f3r−f2、f
3r−f4、f3r−f5はいずれも不要波として中間
周波フィルタ11により除去される。)。送信周波数f
2r、f4r、f5rについても同様である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】
【発明の効果】この発明に係るFH用非同期受信機は、
以上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉す
る受信空中線と、受信した周波数ホッピング通信波を増
幅する高周波増幅器と、前記周波数ホッピング通信波の
送信ホッピング周波数に対応した複数の発振周波数を出
力する局部発振手段と、前記複数の発振周波数が入力さ
れ、前記高周波増幅器により増幅された前記周波数ホッ
ピング通信波を前記複数の発振周波数に対応した複数の
中間周波数に変換する周波数変換器と、前記複数の中間
周波数から所定周波数の中間周波数を通過させそれ以外
不要波を除去する中間周波フィルタと、この中間周波
フィルタを通過した前記所定周波数の中間周波数を復調
する復調器とを備えたので、周波数シーケンス及びその
変化タイミングを知ることなく複数の送信ホッピング周
波数からなるFH通信波を受信することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】この発明に係るFH用非同期受信機は、以
上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉する
受信空中線と、受信した周波数ホッピング通信波を増幅
する高周波増幅器と、単一の発振周波数を出力する局部
発振器と、前記単一の発振周波数が入力され、前記高周
波増幅器により増幅された前記周波数ホッピング通信波
を前記発振周波数に基づき中間周波数に変換する周波数
変換器と、前記周波数ホッピング通信波の送信ホッピン
グ周波数毎に設けられ、各々対応する送信ホッピング周
波数の中間周波数を通過させそれ以外の不要波を除去
る複数の中間周波フィルタと、これらの中間周波フィル
タ毎に設けられ前記送信ホッピングに対応して復調する
複数の復調器と、これら複数の復調器の復調出力を合成
する合成器とを備えたので、周波数シーケンス及びその
変化タイミングを知ることなく複数の送信ホッピング周
波数からなるFH通信波を受信することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】この発明に係るFH用非同期受信機は、以
上説明したとおり、周波数ホッピング通信波を捕捉する
受信空中線と、受信した周波数ホッピング通信波を増幅
する高周波増幅器と、単一の発振周波数を出力する局部
発振器と、前記単一の発振周波数が入力され、前記高周
波増幅器により増幅された前記周波数ホッピング通信波
を前記発振周波数に基づき中間周波数に変換する周波数
変換器と、前記周波数ホッピング通信波の送信ホッピン
グ周波数毎に設けられ、各々対応する送信ホッピング周
波数の中間周波数を通過させそれ以外の不要波を除去す
る複数の中間周波フィルタと、これら複数の中間周波フ
ィルタの出力を合成する合成器と、この合成器の合成出
力を前記送信ホッピングに対応して復調する復調器とを
備えたので、周波数シーケンス及びその変化タイミング
を知ることなく複数の送信ホッピング周波数からなる
H通信波を受信することができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数ホッピング通信波を捕捉する受信
    空中線と、 高周波信号である前記受信した周波数ホッピング通信波
    を増幅する高周波増幅器と、 送信ホッピング周波数に対応した複数の発振周波数を同
    時に出力する局部発振手段と、 前記複数の発振周波数に基づき前記高周波信号を中間周
    波数に変換する周波数変換器と、 前記中間周波数から不要波を除去する中間周波フィルタ
    と、 前記不要波が除去された中間周波数を復調する復調器と
    を備えたことを特徴とするFH用非同期受信機。
  2. 【請求項2】 前記局部発振手段は、複数の送信ホッピ
    ング周波数に対応した局部周波数を発振する複数の局部
    発振器からなり、前記複数の局部発振器が前記周波数変
    換器に並列に接続されていることを特徴とする請求項1
    記載のFH用非同期受信機。
  3. 【請求項3】 前記復調器は、FM復調器であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のFH用非同期受信機。
  4. 【請求項4】 前記復調器は、AM復調器であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のFH用非同期受信機。
  5. 【請求項5】 前記局部発振手段は、一定周波数間隔で
    複数の周波数を発振するてい倍波発振器であることを特
    徴とする請求項1記載のFH用非同期受信機。
  6. 【請求項6】 前記周波数変換器と前記てい倍波発振器
    の間に周波数を制限するフィルタを設けたことを特徴と
    する請求項5記載のFH用非同期受信機。
  7. 【請求項7】 前記フィルタは、所定の周波数だけを通
    過させる帯域通過フィルタであることを特徴とする請求
    項6記載のFH用非同期受信機。
  8. 【請求項8】 前記フィルタは、所定の周波数だけを除
    去させる帯域除去フィルタであることを特徴とする請求
    項6記載のFH用非同期受信機。
  9. 【請求項9】 前記局部発振手段は、複数の局部発振器
    及び複数の第2の周波数変換器からなり、複数の送信ホ
    ッピング周波数に対応した局部周波数を発振することを
    特徴とする請求項1記載のFH用非同期受信機。
  10. 【請求項10】 周波数ホッピング通信波を捕捉する受
    信空中線と、 高周波信号である前記受信した周波数ホッピング通信波
    を増幅する高周波増幅器と、 単一の発振周波数を出力する局部発振器と、 前記単一の発振周波数に基づき前記高周波信号を複数の
    中間周波数に変換する周波数変換器と、 前記複数の中間周波数から不要波を除去し、前記不要波
    が除去された中間周波数を復調する複数の中間周波回路
    と、 前記複数の中間周波回路の復調出力を合成する合成器と
    を備えたことを特徴とするFH用非同期受信機。
  11. 【請求項11】 周波数ホッピング通信波を捕捉する受
    信空中線と、 高周波信号である前記受信した周波数ホッピング通信波
    を増幅する高周波増幅器と、 単一の発振周波数を出力する局部発振器と、 前記単一の発振周波数に基づき前記高周波信号を複数の
    中間周波数に変換する周波数変換器と、 前記複数の中間周波数から不要波を除去する複数の中間
    周波フィルタと、 前記不要波が除去された複数の中間周波数を合成する合
    成器と、 前記合成された中間周波数を復調する復調器とを備えた
    ことを特徴とするFH用非同期受信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088780A (ko) * 2001-05-21 2002-11-29 삼지전자 주식회사 주파수 호핑방식 의사신호발생기의 최적화 신호 발생장치
JP2003032148A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Advantest Corp 信号処理装置
JP2020107302A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社明電舎 設備診断装置

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JP2003032148A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Advantest Corp 信号処理装置
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