JP2802089B2 - マイクロ波中継方法 - Google Patents

マイクロ波中継方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロ波通信回線に使用されるマイクロ波
中継方法に係り、特に周波数シフト方式のマイクロ波直
接中継方法において、主信号の中継動作と共に時局の監
視情報等の補助信号の送信機能を有するマイクロ波中継
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の周波数シフト方式のマイクロ波直接中
継装置は、周波数シフト用の局部発振器として、上り/
下り回線に共通の1個の発振源(上下、同一シフト周波
数の場合)を持つか、それとも上り/下り回線に独立の
2個の発振源(上下、同一シフト周波数または上下、相
異なるシフト周波数の場合)を持つかの方式となつてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のマイクロ波直接中継装置では、上り/
下り回線のシフト周波数が異なる場合(特に多方向多重
マイクロ波無線通信システム等では、無線周波数の干渉
を避けるために、中継局においては、上下方向のシフト
周波数が異なるのが一般的である)、2個のシフト周波
数の発振器が必要になるので、構成が複雑になり、装置
が高価になるという課題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のマイクロ波中継方法は、送受信周波数の各々
に対応した帯域通過濾波器とサーキュレータとを備えた
一対の送受共用器の一方から導かれた受信信号を周波数
変換し、所要レベルまで増幅した後に、これを送信信号
として一対の送受共用器の他方へ導くようにした周波数
シフト方式マイクロ波直接中継方法において、周波数変
換用局部発信源として相異なる周波数の主発信器と補助
発信器との周波数を周波数混合器により加算したものと
減算したものとを各々使用し、主発振器と補助発振器と
に対し互いに逆相または同相の何れかを選択する切替器
を介して周波数変調をかけるものである。
〔作用〕
本発明においては、主信号の中継動作と共に自局の監
視情報などの補助信号の送信機能を有する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明す
る。
図は本発明の一実施例を示すブロツク図である。
図において、1は上り方向送受信アンテナ、2は下り
方向送受信アンテナ、3および4は送受信周波数の各々
に対応した帯域通過波器3−1,3−2とサーキユレー
タ3−3および帯域通過波器4−1,4−2とサーキユ
レータ4−3とを備えた一対の送受共用器、5は周波数
混合器、6はマイクロ波増幅器、7は周波数混合器、8
はマイクロ波増幅器である。
そして、送受信周波数の各々に対応した帯域通過波
器3−1,3−2(4−1,4−2)とサーキユレータ3−3
(4−3)とを備えた一対の送受共用器3,4の一方から
導かれた受信信号を周波数混合器5(7)で周波数変換
し、マイクロ波増幅器6(8)で所要レベルまで増幅し
た後に、これを送信信号として上記一対の送受共用器3
(4)の他方へ導くように構成され、これらは周波数シ
フト式マイクロ波直接中継装置を構成している。
9は主発振器(f3)、10は補助発振器(f4)、11は周
波数混合器、12は帯域通過波器(f3+f4)、12は帯域
通過波器(f3−f4)、14は変調信号入力端子、15は反
転器、16は切替器である。
そして、周波数変換用局部発振源として相異なる周波
数の主発振器9と補助発振器10の周波数を周波数混合器
11により加算したものと減算したものを各々使用し、こ
れらの2個の発振器に対して互いに逆相または同相の何
れかが選択できる切替器16を介して周波数変調をかけら
れるように構成されている。
つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。
まず、f1は上位局から到来する下り方向の受信周波数
で、これがf2′という周波数にシフトされて下位局へ向
けて再送信される。これとは逆に、f2は下位局から到来
する上り方向の受信周波数で、これがf1′という周波数
にシフトされて上位局へ向けて再送信される。一方、f3
はシフト周波数の主発振源、f4は補助発振源で、図に示
す実施例では(f3+f4)が下り方向のシフト周波数、
(f3−f4)が上り方向のシフト周波数となつている。す
なわち、周波数f1,f1′,f2,f2′,f3,f4には次のような
関係がある。
i)f2′=f1+(f3+f4) ii)f1′=f2+(f3−f4) iii)f1′−f1=f2′−f2=f3 iv)f2−f1=f2′−f1′=f4 そして、上り方向を向いた上り方向送受信アンテナ1
で受信された信号である受信周波数f1は、1個のサーキ
ユレータ3−3および中心周波数がf1,f1′の2個の帯
域通過波器3−1,3−2とから構成された送受共用器
3を経て、周波数混合器5で下り方向のシフト周波数
(f3+f4)と例えば加算されてマイクロ波増幅器6で所
要レベルまで増幅された後に、これも1個のサーキユレ
ータ4−3および中心周波数がf2′,f2の2個の帯域通
過波器4−1,4−2とから構成された送受共用器4よ
り、周波数がf2′の信号のみが下り方向の送受信アンテ
ナ2を経て送信される。ここで、特に説明は省隆する
が、上り方向についてもこれと同様な動作が行われる。
すなわち、受信信号f1→f2、シフト周波数(f3+f4
→(f3)−(f4)、送信信号f2′→f1′、周波数混合器
5→7、マイクロ波増幅器6→8に各々読みかえる。
つぎに、シフト周波数成分は、発振周波数がf3の主発
振器9と発振周波数がf4の補助発振器10の出力信号を周
波数混合器11で混合し、帯域通過波器12で(f3+f4
の成分を、帯域通過波器13で(f3−f4)の成分を抽出
することにより得る。さらに、主発振器9には、変調信
号入力端子14より入力された制御信号により周波数変調
がかけられるようになつており、また、補助発振器10に
も切替器16により上記制御信号をそのままか、あるいは
反転器15で反転して加えることにより周波数変調がかけ
られるようになつている。
ここで、主発振器9および補助発振器10の変調感度は
相等しくなるように調整されていれば、例えば、図の実
施例に示すように、切替器16が反転器15の出力に接続さ
れている場合は、f3とf4には、互いに逆相に変調がかけ
られることになるので、変調信号入力端子14からの制御
信号は下り方向はキヤンセルされて、上り方向にのみ伝
送されることになる。また、これとは逆に、切替器16を
切替えると、f3とf4には同相に変調がかかることになつ
て、制御信号は上り方向がキヤンセルされ、下り方向に
のみ伝送されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、主信号の中継動作と共
に自局の監視情報などの補助信号の送信機能を有するこ
とにより、上下方向のシフト周波数が異なる場合にも、
高価なシフト周波数発振器を2台用意する必要がなく、
主発振器1台と、その発振周波数が比較的低いために、
低価格である補助発振器1台と、単に、これら2種類の
発振器の出力を混合し、この中から必要な成分を抽出す
るための簡易な帯域通過波器などで構成することがで
き、従来に比べて比較的低価格で、しかも、主,補助発
振器の出力を、加算および減算してシフト周波数成分を
得ることを利用して、例えば、マイクロ波中継局の状態
監視信号などを、簡易な周波数変調方式によつて上り/
下りの任意の方向に選択的に伝送することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すブロツク図である。 1……上り方向送受信アンテナ、2……下り方向送受信
アンテナ、3……送受共用器、3−1,3−2……帯域通
過波器、3−3……サーキユレータ、4……送受共用
器、4−1,4−2……帯域通過波器、4−3……サー
キユレータ、5……周波数混合器、6……マイクロ波増
幅器、7……周波数混合器、8……マイクロ波増幅器、
9……主発振器、10……補助発振器、11……周波数混合
器、12,13……帯域通過波器、14……変調信号入力端
子、15……反転器、16……切替器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信周波数の各々に対応した帯域通過濾
    波器とサーキュレータとを備えた一対の送受共用器の一
    方から導かれた受信信号を周波数変換し、所要レベルま
    で増幅した後に、これを送信信号として前記一対の送受
    共用器の他方へ導くようにした周波数シフト方式マイク
    ロ波直接中継方法において、 周波数変換用局部発信源として相異なる周波数の主発信
    器と補助発信器との周波数を周波数混合器により加算し
    たものと減算したものとを各々使用し、 前記主発振器と前記補助発振器とに対し互いに逆相また
    は同相の何れかを選択する切替器を介して周波数変調を
    かけることを特徴とするマイクロ波中継方法。
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