JPS601787B2 - 無線伝送方式 - Google Patents
無線伝送方式Info
- Publication number
- JPS601787B2 JPS601787B2 JP7609880A JP7609880A JPS601787B2 JP S601787 B2 JPS601787 B2 JP S601787B2 JP 7609880 A JP7609880 A JP 7609880A JP 7609880 A JP7609880 A JP 7609880A JP S601787 B2 JPS601787 B2 JP S601787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- receiver
- fsk signal
- fsk
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/02—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
- H04L1/04—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using frequency diversity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はディジタル無線伝送方式に関する。
従来、移動通信においては直接波、反射波の干渉による
不感地を無くすため、スペースダイバーシチ技術や周波
数ダイバーシチ技術が用いられて来た。これら従来方法
のうち周波数ダイバーシチは、受信側で特に切換または
合成回路とその制御を必要とするため、受信機が高価に
なるという欠点があった。
不感地を無くすため、スペースダイバーシチ技術や周波
数ダイバーシチ技術が用いられて来た。これら従来方法
のうち周波数ダイバーシチは、受信側で特に切換または
合成回路とその制御を必要とするため、受信機が高価に
なるという欠点があった。
本発明の目的は受信機に特別の切換回路や合成回路を含
まず、従って制御も不要となる周波数ダイバーシチが可
能な無線伝送方式を提供することにある。
まず、従って制御も不要となる周波数ダイバーシチが可
能な無線伝送方式を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明による無線伝送方式は
ＦＳＫ信号を伝送する一方もしくは双方が移動体である
移動通信において、送信側構成として受信機の中間周波
数の２倍に少なくともビット伝送速度以上離れた第１周
波数のＦＳＫ信号と第２周波数のＦＳＫ信号を発射する
送信機を備え、受信側構成として前記第１周波数および
第２周波数のＦＳＫ信号を受信し中間周波数付近を中心
周波数とするＦＳＫ信号とこのＦＳＫ信号の中心周波数
からビット伝送速度以上離れた周波数を中心周波数とす
るＦＳＫ信号に周波数変換する受信機を備えてある。
ＦＳＫ信号を伝送する一方もしくは双方が移動体である
移動通信において、送信側構成として受信機の中間周波
数の２倍に少なくともビット伝送速度以上離れた第１周
波数のＦＳＫ信号と第２周波数のＦＳＫ信号を発射する
送信機を備え、受信側構成として前記第１周波数および
第２周波数のＦＳＫ信号を受信し中間周波数付近を中心
周波数とするＦＳＫ信号とこのＦＳＫ信号の中心周波数
からビット伝送速度以上離れた周波数を中心周波数とす
るＦＳＫ信号に周波数変換する受信機を備えてある。
前記方式によれば本発明の目的を完全に達成することが
できる。
できる。
以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
第１図は本発明方式の第一の実施例を示す基地局送信機
１と移動局受信機２の概略構成図で、第１周波数ｆＴ，
を回線周波数に、そして第２周波数ｆＴ２をイメージ周
波数よりビット伝送速度以上低い周波数に選んだ例であ
る。本実施例は受信側にスーパーヘテロダィン受信機を
、送信側にへテロダィン形周波数変換回路を用いている
。まず送信機の動作から説明を行なうと、ＦＳＫ信号発
生回路３からは変調入力からのデジタル信号に応じて周
波数ｆＴ，を中心として周波数シフトする第１のＦＳＫ
信号が出力される。このＦＳＫ信号は回線周波数と一致
している。一方局部発振器５からは受信機の中間周波数
ｆ，Ｆの２倍にビット伝送速度以上高い周波数ｆＬＴが
出力され、このｆＬＴと前述の第１のＦＳＫ信号がミキ
サ６により混合されバンドパスフィルタ２より周波数ｆ
Ｔ２を中心として周波数シフトする第２のＦＳＫ信号が
出力される。この第２のＦＳＫ信号は受信機のイメージ
周波数からビット伝送速度以上ずれた周波数である。こ
れら第１、第２のＦＳＫ信号はハイブリッド４で合成さ
れてアンテナから受信機に向けて発射される。第２図に
はこのときの周波数関係を示してある。次に受信機側で
は局部発振器８の発振周波数ｆＬＲは、回線周波数ｆＴ
，より中間周波数ｆ，Ｆだけ低く選んであるので前記第
１のＦＳＫ信号はミキサ９、バンドパスフィルタＩＱに
より、中間周波数ｆ，Ｆを中心とするＦＳＫ信号に周波
数変換される。
１と移動局受信機２の概略構成図で、第１周波数ｆＴ，
を回線周波数に、そして第２周波数ｆＴ２をイメージ周
波数よりビット伝送速度以上低い周波数に選んだ例であ
る。本実施例は受信側にスーパーヘテロダィン受信機を
、送信側にへテロダィン形周波数変換回路を用いている
。まず送信機の動作から説明を行なうと、ＦＳＫ信号発
生回路３からは変調入力からのデジタル信号に応じて周
波数ｆＴ，を中心として周波数シフトする第１のＦＳＫ
信号が出力される。このＦＳＫ信号は回線周波数と一致
している。一方局部発振器５からは受信機の中間周波数
ｆ，Ｆの２倍にビット伝送速度以上高い周波数ｆＬＴが
出力され、このｆＬＴと前述の第１のＦＳＫ信号がミキ
サ６により混合されバンドパスフィルタ２より周波数ｆ
Ｔ２を中心として周波数シフトする第２のＦＳＫ信号が
出力される。この第２のＦＳＫ信号は受信機のイメージ
周波数からビット伝送速度以上ずれた周波数である。こ
れら第１、第２のＦＳＫ信号はハイブリッド４で合成さ
れてアンテナから受信機に向けて発射される。第２図に
はこのときの周波数関係を示してある。次に受信機側で
は局部発振器８の発振周波数ｆＬＲは、回線周波数ｆＴ
，より中間周波数ｆ，Ｆだけ低く選んであるので前記第
１のＦＳＫ信号はミキサ９、バンドパスフィルタＩＱに
より、中間周波数ｆ，Ｆを中心とするＦＳＫ信号に周波
数変換される。
同時に前記第２のＦＳＫ信号も同様に周波数変換されて
ｆ，Ｆよりビット伝送速度だけ高い周波数を中心とする
ＦＳＫ信号に変換される。この両者の合成波が中間周波
増幅器１１以降において復調されるのであるが本実施例
では中間周波増幅器以降は公知のＦＭ受信機と同様であ
るので説明を省略してある。以上のような構成により周
波数ダイバーシチ受信を行なうことができる。
ｆ，Ｆよりビット伝送速度だけ高い周波数を中心とする
ＦＳＫ信号に変換される。この両者の合成波が中間周波
増幅器１１以降において復調されるのであるが本実施例
では中間周波増幅器以降は公知のＦＭ受信機と同様であ
るので説明を省略してある。以上のような構成により周
波数ダイバーシチ受信を行なうことができる。
本発明がダイバーシチ効果を得ることができる理由は下
記の通りである。送信機の発射する２波は周波数が離れ
ているため直接波、反射波の千渉による不感地発生の相
関は低くなり、両周波数とも不感地となる確率は減少す
る。そして送信機の発射する２波はいずれも受信機の周
波数変換段において中間周波段帯域内に変換する構成で
あるので、特別に切替回路や合成回路を用いなくてもダ
イバーシチ効果を得ることができる。しかしながら送信
２波がいずれも丁度受信中間周波数に変換されることに
なるとこれらの間の干渉により新たな不感地を生ずるこ
とになる。そこで本発明においては送信２波の周波数を
、丁度回線周波数とイメージ周波数とせず、一方をある
いは両方をわずかに離して、この新たな不感地を生じな
いようにしてある。すなわち、送信２波は受信機周波数
変換後の周波数をわずかにずらしてこの差の周波数の周
期でフェーデイングを生じさせるようにしてある。
記の通りである。送信機の発射する２波は周波数が離れ
ているため直接波、反射波の千渉による不感地発生の相
関は低くなり、両周波数とも不感地となる確率は減少す
る。そして送信機の発射する２波はいずれも受信機の周
波数変換段において中間周波段帯域内に変換する構成で
あるので、特別に切替回路や合成回路を用いなくてもダ
イバーシチ効果を得ることができる。しかしながら送信
２波がいずれも丁度受信中間周波数に変換されることに
なるとこれらの間の干渉により新たな不感地を生ずるこ
とになる。そこで本発明においては送信２波の周波数を
、丁度回線周波数とイメージ周波数とせず、一方をある
いは両方をわずかに離して、この新たな不感地を生じな
いようにしてある。すなわち、送信２波は受信機周波数
変換後の周波数をわずかにずらしてこの差の周波数の周
期でフェーデイングを生じさせるようにしてある。
これにより永続的な不感地は生じないことになる。なお
、この差周波数は、ほぼビット伝送速度以上が適してい
ることは電子通信学会通信方式研究会資料番号ＣＳ７４
−９７等により公知である。第３図は本発明方式の第２
の実施例を示す概略構成図で、送信機に平衡変調器を用
いた例である。本実施例は、第１周波数ｆ，．はイメー
ジ周波数から△ｆだけ高い周波数に、第２周波数ｆＴ２
は回線周波数に選んである。
、この差周波数は、ほぼビット伝送速度以上が適してい
ることは電子通信学会通信方式研究会資料番号ＣＳ７４
−９７等により公知である。第３図は本発明方式の第２
の実施例を示す概略構成図で、送信機に平衡変調器を用
いた例である。本実施例は、第１周波数ｆ，．はイメー
ジ周波数から△ｆだけ高い周波数に、第２周波数ｆＴ２
は回線周波数に選んである。
すなわちＦＳＫ発生回路の出力周波数ｆｏは回線周波数
より（受信中間周波数ｆ，Ｆ＋△ｆ／２）だけ高く選ん
でありまた送信局部発振周波数ｆＬＴは（受信中間周波
数ｆ，Ｆ＋△ｆ／２）に選んである。このため、上記２
波を入力とする平衡変調器の出力はイメージ周波数より
△ｆだけ高い周波数成分ｆＴ，と、回線周波数成分ｆ．
２の２成分を含むことになる。この２成分を受信するス
ーパーヘテロダィン受信機は、受信局発発振周波数ｆＬ
Ｒを回線周波数ｆ，２より中間周波数ｆ，Ｆだけ高く選
んである。そのため、前記２成分は周波数変換されて、
いずれも中間周波段に導かれたとき、ｆＴ，の成分はｆ
，Ｆより△ｆだけ高くなり、ｆＴ２の成分は丁度ｆ，Ｆ
に等しくなる。従って両者の干渉により周期△ｆのフェ
ーディングが生ずることになりダイバーシチ効果を得る
ことができる。以上第１、第２実施例において送信機か
ら発射される一つのＦＳＫ信号は回線周波数に、そして
他方のＦＳＫ信号はイメージ周波数よりビット伝送速度
以上離れた周波数にした場合を説明したが、一つのＦＳ
Ｋ信号はイメージ周波数にそして他方のＦＳＫ信号は回
線周波数よりビット伝送速度以上離れた周波数にしても
よい。
より（受信中間周波数ｆ，Ｆ＋△ｆ／２）だけ高く選ん
でありまた送信局部発振周波数ｆＬＴは（受信中間周波
数ｆ，Ｆ＋△ｆ／２）に選んである。このため、上記２
波を入力とする平衡変調器の出力はイメージ周波数より
△ｆだけ高い周波数成分ｆＴ，と、回線周波数成分ｆ．
２の２成分を含むことになる。この２成分を受信するス
ーパーヘテロダィン受信機は、受信局発発振周波数ｆＬ
Ｒを回線周波数ｆ，２より中間周波数ｆ，Ｆだけ高く選
んである。そのため、前記２成分は周波数変換されて、
いずれも中間周波段に導かれたとき、ｆＴ，の成分はｆ
，Ｆより△ｆだけ高くなり、ｆＴ２の成分は丁度ｆ，Ｆ
に等しくなる。従って両者の干渉により周期△ｆのフェ
ーディングが生ずることになりダイバーシチ効果を得る
ことができる。以上第１、第２実施例において送信機か
ら発射される一つのＦＳＫ信号は回線周波数に、そして
他方のＦＳＫ信号はイメージ周波数よりビット伝送速度
以上離れた周波数にした場合を説明したが、一つのＦＳ
Ｋ信号はイメージ周波数にそして他方のＦＳＫ信号は回
線周波数よりビット伝送速度以上離れた周波数にしても
よい。
またＦＳＫ信号ｆＴ，，ｆＴ２が共に回線周波数および
イメージ周波数に一致してなくてもよく、ｆＴ，，ｆＴ
２の周波数差が受信機の中間周波数の２倍にビット伝送
速度以上離れていれば本発明の目的を達成することがで
きる。さらに第１、第２実施例とも送信機側の構成に関
連して中間周波数ｆ，Ｆを中心とするＦＳＫ信号とｆ，
Ｆよりビット伝送速度だけ高い周波数を中心とするＦＳ
Ｋ信号に変換される構成になっているが、中間周波数付
近を中心とするＦＳＫ信号も本発明の範囲に含まれるも
のである。以上詳しく説明したように本発明によれば従
来は高価な受信機を２台用いたり、あるいは受信電源強
度を検出して複雑な手順で周波数を切換えたりしなけれ
ばならなかった周波数ダイバーシチを１台の受信機で何
等の切換えも無く行なえるようになつた。
イメージ周波数に一致してなくてもよく、ｆＴ，，ｆＴ
２の周波数差が受信機の中間周波数の２倍にビット伝送
速度以上離れていれば本発明の目的を達成することがで
きる。さらに第１、第２実施例とも送信機側の構成に関
連して中間周波数ｆ，Ｆを中心とするＦＳＫ信号とｆ，
Ｆよりビット伝送速度だけ高い周波数を中心とするＦＳ
Ｋ信号に変換される構成になっているが、中間周波数付
近を中心とするＦＳＫ信号も本発明の範囲に含まれるも
のである。以上詳しく説明したように本発明によれば従
来は高価な受信機を２台用いたり、あるいは受信電源強
度を検出して複雑な手順で周波数を切換えたりしなけれ
ばならなかった周波数ダイバーシチを１台の受信機で何
等の切換えも無く行なえるようになつた。
第１図は本発明による無線伝送方式の第１の実施例を示
すブロック図、第２図は第１図の構成の場合の周波数関
係を示す説明図、第３図は本発明方式の第２の実施例を
示すブロック図、第４図は第３図の構成の場合の周波数
関係を示す説明図である。 １・・・…基地局送信機、２……移動局受信機、３，１
２…・・・ＦＳＫ信号発生回路、４……ハイブリッド、
５，８，１４，１６……局部発振器、６，９，１５……
ミキサ、７，１０，１７……バンドパスフイルタ、１１
，１８・・…・中間周波増幅器。 第１図 第２図 第３図 第４図
すブロック図、第２図は第１図の構成の場合の周波数関
係を示す説明図、第３図は本発明方式の第２の実施例を
示すブロック図、第４図は第３図の構成の場合の周波数
関係を示す説明図である。 １・・・…基地局送信機、２……移動局受信機、３，１
２…・・・ＦＳＫ信号発生回路、４……ハイブリッド、
５，８，１４，１６……局部発振器、６，９，１５……
ミキサ、７，１０，１７……バンドパスフイルタ、１１
，１８・・…・中間周波増幅器。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ ＦＳＫ信号を伝送する一方もしくは双方が移動体で
ある移動通信において、送信側構成として受信機の中間
周波数の２倍に少なくともビツト伝送速度以上離れた第
１周波数のＦＳＫ信号と第２周波数のＦＳＫ信号を発射
する送信機を備え、受信側構成として前記第１周波数お
よび第２周波数のＦＳＫ信号を受信し中間周波数付近を
中心周波数とするＦＳＫ信号とこのＦＳＫ信号の中心周
波数からビツト伝送速度以上離れた周波数を中心周波数
とするＦＳＫ信号に周波数変換する受信機を備えたこと
を特徴とする無線伝送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7609880A JPS601787B2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 無線伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7609880A JPS601787B2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 無線伝送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572145A JPS572145A (en) | 1982-01-07 |
| JPS601787B2 true JPS601787B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=13595377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7609880A Expired JPS601787B2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 無線伝送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601787B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05102899A (ja) * | 1991-08-16 | 1993-04-23 | Shiyoudenriyoku Kosoku Tsushin Kenkyusho:Kk | 多周波通信方式 |
| JPH10187916A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-21 | Rohm Co Ltd | 非接触ｉｃカード通信システムにおける応答器 |
| JP3569897B2 (ja) * | 2001-06-26 | 2004-09-29 | ジーコム株式会社 | 無線送受信装置 |
| JP4560713B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2010-10-13 | ジーコム株式会社 | 送信機 |
-
1980
- 1980-06-06 JP JP7609880A patent/JPS601787B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572145A (en) | 1982-01-07 |
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