JP2681186B2 - ホッピングパターンの伝送方式 - Google Patents

ホッピングパターンの伝送方式

Info

Publication number
JP2681186B2
JP2681186B2 JP63073770A JP7377088A JP2681186B2 JP 2681186 B2 JP2681186 B2 JP 2681186B2 JP 63073770 A JP63073770 A JP 63073770A JP 7377088 A JP7377088 A JP 7377088A JP 2681186 B2 JP2681186 B2 JP 2681186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
communication
hopping
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63073770A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01245731A (ja
Inventor
▲しゅう▼一 志村
Original Assignee
東洋通信機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋通信機株式会社 filed Critical 東洋通信機株式会社
Priority to JP63073770A priority Critical patent/JP2681186B2/ja
Publication of JPH01245731A publication Critical patent/JPH01245731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2681186B2 publication Critical patent/JP2681186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスペクトラム拡散通信方式,殊に周波数ホッ
ピング通信方式に於けるホッピングパターンの伝送方法
に関する。
(従来技術) 近年,通信の秘話性を高める為に伝送したい情報信号
を該情報信号固有のスペクトラム幅よりも広いスペクト
ラム幅の信号に変換して伝送するスペクトラム拡散通信
方式(以下SS通信方式と記す)が用いられている。
このSS通信方式には周囲雑音より低いレベルの複数の
キャリアを送信するダイレクトシーケンス方式(以下DS
方式と記す)及びキャリアの周波数を情報信号の帯域幅
よりはるかに広い範囲にわたり準雑音状に離散的に跳躍
させる周波数ホッピング方式(以下FH方式と記す)とが
ある。
前者は前述した如く周囲雑音より低レベルのキャリア
を送信するために秘匿性は高いが遠近問題と称される自
送信局の近接に同様のシステムを有す他送信局がある場
合にそこから発信された信号のノイズが自送信局の信号
に付加し受信側に於て復調しきれない問題等があり,一
方後者はキャリア周波数が変動するために優れた秘話性
を有すと共にフェージング等の各種電波妨害に対する排
除効果が大きい利点があるため主に該方式による情報伝
送が盛んである。
第2図(a),(b)はFH方式の動作を示す図であ
る。
同図(a)に示すように搬送波の周波数を情報信号の
帯域幅よりもはるかに広い範囲にわたって離散的に跳躍
させ,送信信号の各瞬間に於けるスペクトラムは狭帯域
であるが,長時間に亘る平均電力スペクトラムは同図
(b)に示すように最小と最大周波数の間ではほぼ一様
に分布している。
第3図はFH方式の送受信機の構成を示す図である。
同図に於て1は擬似雑音符号発生器,2は周波数シンセ
サイザであって該疑似雑音符号発生器1から発生した信
号が周波数シンセサイザ2を介し変調器3に入力し,該
変調器3にて情報源4よりの信号を変調するものであ
り,受信側ではミキサ5で情報源よりの信号を分離し中
間周波増幅器6を介して復調器7で復調するものであ
る。
又,擬似雑音符号発生器1の発振周波数は前述した如
くホッピングしているため秘匿性及び通信品質が優れて
いる。
しかしながら,FH方式の通信は発振周波数のホッピン
グパターンに実質上限りがあり該パターンを認識されて
しまえば通信情報は探知され秘話を形成しなくなってし
まう欠点があった。
(発明の目的) 本発明は上記欠点に鑑みなされたものであってフェー
ジング等の電波妨害を排除し且つ秘匿性の高い周波数ホ
ッピング信方式を提供することを目的とする。
(発明の概要) この目的を達成する為に,搬送波の周波数を情報信号
の帯域幅よりもはるかに広い範囲に亘って離散的に跳躍
させる周波数ホッピング方式に於て,次若しくはそれ以
後の通信のホッピング周波数情報を通信データ内,例え
ばISB通信方式の上側或は下側波帯に挿入することによ
り任意のホッピングパターンで通信を行なうことができ
るよう手段を講ずる。
(実施例) 以下,図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
第1図は本発明の実施にあたって用いられる送信機の
一実施例を示すブロック図である。
同図に於て8はFSK変調器であって該FSK変調器8の出
力端は変調器(以下MODと記す)9の一入力端に接続
し,該MOD9の他の入力端にはVCO10が接続される。更に
前記MOD9の出力端は上側波帯フィルタ(以下USB FILと
記す)11の入力端に接続し,該USB FIL11の出力端はハ
イブリッド回路(以下HYBと記す)12の一入力端に接続
する。
一方,Independent Side Band(以下ISBと記す)の下
側波帯形成部も上述した上側波帯形成部と同様にVCO10,
FSK変調器13,MOD14及び下側波帯フィルタ(以下LSB FIL
と記す)15とから成り,前記MOD14には前記VOC10が接続
され,前記LSB FIL15出力端はHYB12の一方の入力端と接
続される。該HYB12出力端は電力増幅器(以下PAと記
す)16と接続し,該PA16はアンテナ17と接続される。
又,前記両フィルタ11,15及びVCO10はプロセッサ30と
接続している。このように構成された送信機に於て例え
ば単極性NRZ信号形式でFSK変調器8にデータを入力し該
FSK変調器出力は“0"の時に1KHz,“1"の時には1.2KHzと
なるように設定すると前記データとFSK変調器出力との
関係は第4図(a)のようになる。更に前記FSK変調器
8出力にてVCO10出力(周波数a)をAM変調しキャリ
アを抑圧すると該MOD9出力は第4図(b)に示す如くDS
B信号を得,次段のUSB FIL4により上側波帯のみを透過
させ第4図(c)に示す如きSSB信号を得る。
一方,下側波帯形成部では次の通信に使用するキャリ
ア周波数情報をFSK変調器13にデータとして入力しFS波
を得ると共に該FS波にてVCO10出力をMOD14によりAM変調
し,LSB FILにて下側波帯のみを透過させ第4図(d)に
示す如きSSB信号を得る。該SSB信号と前記SSB信号とをH
YBにて合成することにより上側波帯,下側波帯夫々にデ
ータの異なる信号を有する第4図(e)に示す如きISB
信号を作成する。
今,キャリア周波数を7.3MHz帯としチャネル間隔を6K
Hzとすると第5図に示す如き周波数割当てとなる。
ここで例えばホッピングチャネル数を9chとし現在1ch
にて送信し,次のフレームでは6chに周波数をホッピン
グさせるとすると第1図に於ける周波数情報には次の通
信,即ち6chに周波数がポッピングするという情報を下
側波帯として形成すると共に該情報をプロセッサに入力
し,次の通信時には前記プロセッサはキャリア周波数が
6chに相当する周波数となるようにプロセッサ30によりV
CO10を変化させ且つ,フィルタUSB FIL及びISB FILの透
過帯域もキャリア周波数の変動に共ない前記プロセッサ
17の制御により変化させる。尚,ホッピングするchは乱
数発生器等により決めればよい。
第6図はキャリア周波数をホッピングさせたISB信号
を示す図である。
同図に示す如くT1ではチャネル1で通信を行ないその
時のISB信号下側波帯Aには次の通信のキャリア周波数
が6chであることを指示する信号が入っており,又,T2
於けるISB信号の下側波帯Bには次の通信が4chで行なわ
れることを指示する信号が含まれ,以下同様の動作を行
なう。
受信側は第7図に示す如くアンテナ18より受信した信
号をRF AMP19に入力し該RF AMP19は信号を増幅しHYB20
に入力する。該HYB20はUSB FIL21とLSB FIL22に出力を
分岐する。前記USB FIL及びLSB FILは前の通信時に送ら
れてきた指定されたキャリア周波数に従いフィルタ透過
帯域をプロセッサ23により変化させISB信号の上側波帯
と下側波帯とに分離する。分離抽出された各SSB信号は
夫々SSB復調器24,25に入力し,前の通信にて送られた周
波数情報により動作するプロセッサ23に制御されたLOCA
L(VCO)26の発振周波数を変動させ前記SSB信号を復調
する。該SSB復調器24,25出力は次段のFSK復調器27,28に
入力し,上側波帯はデータとして解析される。一方,下
側波帯にて送られてきた周波数情報はROM29に入力し記
憶すると共に次の通信時には前記送られてきた周波数情
報に基づいてプロセッサを制御し,フィルタ帯域,復調
の為のLOCAL(VCO)を制御する。
又,送信側に於てFSK変調器の変調度を周波数情報内
に加えておけば受信側のフィルタの透過帯域を狭帯域に
することができる為S/N比を向上させることができ更に,
FSK変調度をバンド内(300Hz〜2700Hz)にて例えば500H
z,1500Hz,2500Hzと複数設定し通信する毎に変調度及び
キャリア周波数を変化させれば秘話性及び雑音に対する
強度が向上する。
尚,本実施例に於ては上側波帯に通信データ,下側波
帯に周波数情報として説明したがこれに限るわけでなく
上側波帯に周波数情報,下側波帯に通信データを形成し
てもよく,又,周波数情報はISB信号の片側に形成して
通信を行なったが通信データのデータフォーマットに於
て周波数情報を入れるフレームを予め決めて送信を行な
ってもよく,更に受信側にキャリア周波数をメモリした
ROMを設け該ROMのアドレス信号を送信することにより周
波数情報を得てもよいことは明らかである。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成し且つ機能するからホッピ
ング通信に於けるホッピングパターンを任意に設定する
ことができ秘話性が向上するのみならず雑音,電波妨害
に対して強い通信を行なう上で著効を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施にあたって用いる送信機の構成を
示すブロック図,第2図(a),(b)はホッピング通
信の信号状態を示す図,第3図はホッピング通信の基本
的構成を示す図,第4図(a)乃至(e)は本実施例に
於ける信号の状態を示す図,第5図は各チャネルを示す
図,第6図は−ホッピングパターンを示す図,第7図は
本発明の実施にあたって用いる受信機の構成を示すブロ
ック図である。 1,1′……擬似雑音符号発生器, 2,2′……周波数シンセサイザ,3……変調器,4……情報
源, 5……ミキサ,6……増幅器, 7……復調器,8、13……FSK変調器,9,14……MOD, 11,21……USB FIL,15,22……LSB FIL,10,26……VCO,17,
23……プロセッサ, 24,25……SSB復調器,27,28……FSK復調器,29……ROM,1
7,18……アンテナ, 16……PA,19……RF AMP,12,20……ハイブリッド回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送波の周波数を情報信号の帯域幅よりも
    広い範囲に互って離散的に跳躍させる周波数ホッピング
    方式に於て、ホッピング周波数情報をISB通信方式の上
    側波帯又は下側波帯のいずれか一方に通信データとして
    挿入し、 前記ホッピング周波数情報は受信側に設けたROMのアド
    レスであることを特徴とするホッピングパターンの伝送
    方式。
JP63073770A 1988-03-28 1988-03-28 ホッピングパターンの伝送方式 Expired - Fee Related JP2681186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63073770A JP2681186B2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 ホッピングパターンの伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63073770A JP2681186B2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 ホッピングパターンの伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01245731A JPH01245731A (ja) 1989-09-29
JP2681186B2 true JP2681186B2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=13527779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63073770A Expired - Fee Related JP2681186B2 (ja) 1988-03-28 1988-03-28 ホッピングパターンの伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2681186B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729550A (en) * 1995-03-24 1998-03-17 Hitachi, Ltd. Data transmitter-receiver

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59500592A (ja) * 1982-03-29 1984-04-05 ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ−,インコ−ポレ−テツド 周波数ホツプによる単一側波帯移動無線システム
IL82561A (en) * 1986-05-27 1991-12-15 Fairchild Weston Systems Inc Secure communication system for multiple remote units

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01245731A (ja) 1989-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100508517B1 (ko) 이식된 의료기기와의 무선 정보전송방법
JPH05102899A (ja) 多周波通信方式
JPS6211826B2 (ja)
JPH05327378A (ja) 無線通信装置の自動利得制御回路
EP1297670B1 (en) Method and apparatus for generating a short-range wireless data communication link
JP3937023B2 (ja) 周波数ホッピング無線通信方法及びシステム
JP2681186B2 (ja) ホッピングパターンの伝送方式
JP3197581B2 (ja) スペクトラム拡散受信装置およびスペクトラム拡散送信装置およびスペクトラム拡散通信システム
JPH04257126A (ja) 送受信装置
US6026114A (en) Transmitting and receiving apparatus of time division full-duplex spread spectrum communication system
KR100947469B1 (ko) 주파수 호핑 무선 통신을 위한 방법 및 시스템
JPS601787B2 (ja) 無線伝送方式
JP2674726B2 (ja) スペクトル拡散通信装置
JPH0580053U (ja) スペクトラム拡散通信方式の受信機
JPS62176232A (ja) 多重伝送方式
JP2556259B2 (ja) 受光信号処理装置
JP2582968B2 (ja) ワイヤレス伝送方式
JPH042515Y2 (ja)
JP3192592B2 (ja) スペクトラム拡散通信方式
RU2188504C1 (ru) Аппаратура для передачи и приема информации
JPS59174036A (ja) 受信装置
RU2187888C1 (ru) Приемопередающее устройство
JPH06177857A (ja) スペクトル拡散信号受信機
JPH0630477B2 (ja) 光伝送装置
JPS58195325A (ja) 無線装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees