JPH11102452A - ノンストップ自動料金収受システム - Google Patents

ノンストップ自動料金収受システム

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JPH11102452A
JPH11102452A JP26348097A JP26348097A JPH11102452A JP H11102452 A JPH11102452 A JP H11102452A JP 26348097 A JP26348097 A JP 26348097A JP 26348097 A JP26348097 A JP 26348097A JP H11102452 A JPH11102452 A JP H11102452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノンストップ自動料金収受システムにおい
て、精度の高い通信領域の限定を達成すること。 【解決手段】 第1の受信アンテナと、第2の受信アン
テナと、第1の受信機と、第2の受信機と、レベル補正
器と、第1のレベル検出器と、第2のレベル検出器と、
レベル比較器と、第1のスイッチと、制御機と、温度検
知器と、ROMとを具備することにより、第1の受信機
と第2の受信機の温度による利得アンバランスを補正す
ることができる。その結果異なるアンテナパターンを有
する第1の受信アンテナと第2の受信アンテナとの受信
レベルを比較することにより、精度の高い通信領域の限
定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノンストップ自動
料金収受システムにおいて、料金所における通信領域の
限定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路においては、磁気カード
方式料金収受システムが導入されていた。この収受シス
テムについては、例えば、東芝レビュー(40巻3号)
昭和60年P189〜192「磁気カード方式料金収受
システム」、あるいは三菱重工技報VOL.22 N
O.6(1985−11)P127〜132「磁気カー
ド方式料金収受機械におけるシステム技術」に詳述され
ている。
【0003】ところでこのような従来のシステムにおい
ては、一般道路から有料道路に入る場合、反対に有料道
路から一般道路に出る場合にはどうしても料金所で一旦
停止して通行券の受け取りや料金支払いを行う必要があ
り、そのために料金所の手前で多くの車が列をなすこと
が多い。このような課題を改善するため、かねてから料
金所で一旦停止することなく、路側通信装置と車載機と
の間の情報の授受により料金の収受ができるノンストッ
プ自動料金収受システムが提案されている。システム運
用図を図6に示す。図6において、1は有科道路、2は
一般道路、3は料金所、4は路側通信装置、5は制御
機、6は車両、7は通信領域、8は車載機である。車両
6に搭載された車載機8は、料金所3内の通信領域7に
おいて、路側通信装置4と情報の授受を行い、料金収受
に必要な情報を交換する。その結果、車載機8を搭載し
た車両6は、一旦停止することなく料金所3を通過でき
る。
【0004】このようなシステムについては、例えば、
三菱重工技報VOL.32 NO.4(1995−7)
P264〜267「高速道路の交通管理システムにおけ
るニーズと技術開発」、NIKKEI BUSINES
S1955年11月13日号P155〜158「道路か
ら車に情報”発信”日米欧で主導権争い」、あるいは公
表特許公報平5−508492「電気的車両料金徴収装
置および方法」などに記述されており、特に公表特許公
報平5−508492には具体的に詳述されている。
【0005】ノンストップ自動料金収受システムは日本
国内においては官民共同開発中であり、実用化は平成9
年度以降とも言われている。一方海外の一部の国におい
ては、上記公報に示されているようなシステムが運用さ
れている。
【0006】ところで、ノンストップ自動料金収受シス
テムにおいては他車両との干渉を防ぐために通信領域7
を限定する必要がある。そのため路側通信装置4のアン
テナとしては指向性を有するものが用いられるが、その
サイドローブにより通信領域7以外でも路側通信装置4
と車載機8が通信可能となる問題が発生する。このよう
な問題を解決するため、異なるアンテナパターンを有す
る2つの受信アンテナを路側通信装置4が所有しその2
つの受信アンテナからの受信レベルを比較することによ
り、通信領域7内部からの受信信号かどうかを判定し、
通信領域を限定する方式が提案されている。図7はこの
方式を説明するもので、図において3、4、6、7、8
は図6において説明したものと同一である。9は第1の
受信アンテナパターンであり、10は第2の受信アンテ
ナパターンである。第1の受信アンテナパターン9と第
2の受信アンテナパターン10は通信領域7の端で交わ
り、通信領域7の内部においては第1の受信アンテナ1
1の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも
高く、通信領域7の外部においては第1の受信アンテナ
11の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得より
も低い。
【0007】図8は通信領域を限定するための従来の料
金所機器の構成を示すもので、図において4は路側通信
装置、5は制御機、11は第1の受信アンテナ、12は
第2の受信アンテナ、13は第1の受信機、14は第2
の受信機、15は第1のレベル検出器、16は第2のレ
ベル検出器、17はレベル比較器、18は第1のスイッ
チ、19は受信データ、20は送信データ、21は送信
機、22は送信アンテナである。
【0008】次に従来装置の動作について説明する。第
1の受信アンテナ11と第2の受信アンテナ12は図7
で示したように異なるアンテナパターンを有するもので
ある。第1の受信アンテナパターンと第2の受信アンテ
ナパターンは通信領域の端で交わり、通信領域の内部に
おいては第1の受信アンテナ11の利得のほうが第2の
受信アンテナ12の利得よりも高く、通信領域の外部に
おいては第1の受信アンテナ11の利得のほうが第2の
受信アンテナ12の利得よりも低い。第1の受信アンテ
ナ11により受信された信号は第1の受信機13により
増幅、フィルタリング、周波数変換等の処理をされたの
ち第1のレベル検出器15によりレベル検出される。第
2の受信アンテナ12により受信された信号も第2の受
信機14及び第2のレベル検出器16により同様の処理
がなされる。レベル比較器17は第1のレベル検出器1
5と第2のレベル検出器16の出力レベルを比較し、第
1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレベル検出
器16の出力レベルよりも大きいときは第1のスイッチ
18をON、また第1のレベル検出器15の出力レベル
が第2のレベル検出器16の出力レベルよりも小さいと
きは第1のスイッチ18をOFFとするよう第1のスイ
ッチ18に制御信号を出力する。
【0009】即ち車両6が通信領域7の内部に存在する
ときは第1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレ
ベル検出器16の出力レベルよりも大きくなり、第1の
スイッチ18はONとなり受信データ19は路側通信装
置4から制御機5へ伝送される。その逆に車両6が通信
領域7の外部に存在するときは第1のレベル検出器15
の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レベルよ
りも小さくなり、第1のスイッチ18はOFFとなり受
信データ19は路側通信装置4から制御機5へ伝送され
ない。このようにして通信領域7の限定が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たシステムにおいては、第1の受信機13と第2の受信
機14は理想的には全く同一性能のものが要求される。
図9はこの理想状態における受信機の特性を示したもの
であり、横軸は受信機入力レベルであり、縦軸はレベル
検出器出力である。ところが実際には全く同一性能を有
するハードウエアを製作するのは非常に困難であり、温
度特性、キャリア周波数特性等により第1の受信機13
と第2の受信機14に利得アンバランスが生じる。この
様子を示したものが図10である。図10のように2つ
の受信機に利得アンバランスが生じると等価的に第1の
受信アンテナパターン9と第2の受信アンテナパターン
10の交点がずれることになり、その結果通信領域7の
限定誤差が発生するという課題があった。
【0011】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、2つの受信機の利得アンバランスによ
る通信領域の限定誤差の発生を防ぐことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるノンス
トップ自動料金収受システムは、指向性を持ちある通信
領域をカバーする第1の受信アンテナと、第1の受信ア
ンテナに隣接して設置され第1の受信アンテナとは異な
るアンテナパターンを有する第2の受信アンテナと、第
1の受信アンテナの出力を受け増幅、フィルタリング、
周波数変換等を行う第1の受信機と、第2の受信アンテ
ナの出力を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を
行う第2の受信機と、第2の受信機の出力レベルを補正
するレベル補正器と、第1の受信機の受信信号レベルを
検出する第1のレベル検出器と、レベル補正器の出力レ
ベルを検出する第2のレベル検出器と、第1のレベル検
出器と第2のレベル検出器の出力レベルを比較するレベ
ル比較器と、レベル比較器の出力信号により制御される
第1のスイッチと、第1のスイッチがONの時のみ第1
の受信機から受信データを受ける制御機と、機器内の温
度を検知する温度検知器と、温度検知器から温度情報を
受けレベル補正器へ制御信号を出力するROMと、制御
機からの通信データを受け送信信号を生成する送信機
と、送信機の出力を空中へ放射する送信アンテナとで構
成したものである。
【0013】また、第2の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、指向性を持ちある通信領域をカバ
ーする第1の受信アンテナと、第1の受信アンテナに隣
接して設置され第1の受信アンテナとは異なるアンテナ
パターンを有する第2の受信アンテナと、第1の受信ア
ンテナの出力を受け増幅、フィルタリング、周波数変換
等を行う第1の受信機と、第2の受信アンテナの出力を
受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う第2の
受信機と、第2の受信機の出力レベルを補正するレベル
補正器と、第1の受信機の受信信号レベルを検出する第
1のレベル検出器と、レベル補正器の出力レベルを検出
する第2のレベル検出器と、第1のレベル検出器と第2
のレベル検出器の出力レベルを比較するレベル比較器
と、レベル比較器の出力信号により制御される第1のス
イッチと、第1のスイッチがONの時のみ第1の受信機
から受信データを受ける制御機と、制御機からキャリア
周波数情報を受けレベル補正器へ制御信号を出力するR
OMと、制御機からの送信データを受け送信信号を生成
する送信機と、送信機の出力を空中へ放射する送信アン
テナとで構成したものである。
【0014】また、第3の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、指向性を持ちある通信領域をカバ
ーする第1の受信アンテナと、第1の受信アンテナに隣
接して設置され第1の受信アンテナとは異なるアンテナ
パターンを有する第2の受信アンテナと、第1の受信ア
ンテナの出力を受け増幅、フィルタリング、周波数変換
等を行う第1の受信機と、第2の受信アンテナの出力を
受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う第2の
受信機と、第2の受信機の出力レベルを補正するレベル
補正器と、第1の受信機の受信信号レベルを検出する第
1のレベル検出器と、レベル補正器の出力レベルを検出
する第2のレベル検出器と、第1のレベル検出器と第2
のレベル検出器の出力レベルを比較するレベル比較器
と、レベル比較器の出力信号により制御される第1のス
イッチと、第1のスイッチがONの時のみ第1の受信機
から受信データを受ける制御機と、機器内の温度を検知
する温度検知器と、温度検知器からの温度情報と制御機
からのキャリア周波数情報を受けレベル補正器へ制御信
号を出力するROMと、制御機からの送信データを受け
送信信号を生成する送信機と、送信機の出力を空中へ放
射する送信アンテナとで構成したものである。
【0015】また、第4の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、指向性を持ちある通信領域をカバ
ーする第1の受信アンテナと、第1の受信アンテナに隣
接して設置され第1の受信アンテナとは異なるアンテナ
パターンを有する第2の受信アンテナと、自己診断(b
uilt−in−testing。以下BITと略
す。)用基準キャリア信号を生成する発振器と、BIT
以外のタイミングにおいて第1の受信アンテナの出力を
受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う第1の
受信機と、BIT以外のタイミングにおいて第2の受信
アンテナの出力を受け増幅、フィルタリング、周波数変
換等を行う第2の受信機と、第2の受信機の出力レベル
を補正するレベル補正器と、第1の受信機の受信信号レ
ベルを検出する第1のレベル検出器と、レベル補正器の
出力レベルを検出する第2のレベル検出器と、第1のレ
ベル検出器と第2のレベル検出器の出力レベルを比較す
るレベル比較器と、レベル比較器の出力信号により制御
される第1のスイッチと、第1のスイッチがONの時の
み第1の受信機から受信データを受ける制御機と、制御
機からのBIT ON/OFF制御信号を受け第1の受
信機の入力信号を切り換える第2のスイッチと、制御機
からのBIT ON/OFF制御信号を受け第2の受信
機の入力信号を切り換える第3のスイッチと、制御機か
らのBIT ON/OFF制御信号を受けレベル比較器
の出力信号の経路を切り換える第4のスイッチと、制御
機からの送信データを受け送信信号を生成する送信機
と、送信機の出力を空中へ放射する送信アンテナとで構
成したものである。
【0016】また、第5の発明によるノンストップ自動
料金収受システムは、指向性を持ちある通信領域をカバ
ーする第1の受信アンテナと、第1の受信アンテナに隣
接して設置され第1の受信アンテナとは異なるアンテナ
パターンを有する第2の受信アンテナと、BIT以外の
タイミングにおいて第1の受信アンテナの出力を受ける
第1の受信機と、BIT以外のタイミングにおいて前記
第2の受信アンテナの出力を受ける第2の受信機と、第
2の受信機の出力レベルを補正するレベル補正器と、第
1の受信機の受信信号レベルを検出する第1のレベル検
出器と、レベル補正器の出力レベルを検出する第2のレ
ベル検出器と、第1のレベル検出器と第2のレベル検出
器の出力レベルを比較するレベル比較器と、レベル比較
器の出力信号により制御される第1のスイッチと、第1
のスイッチがONの時のみ第1の受信機から受信データ
を受ける制御機と、制御機からのBIT ON/OFF
制御信号を受け第1の受信機の入力信号を切り換える第
2のスイッチと、制御機からのBIT ON/OFF制
御信号を受け第2の受信機の入力信号を切り換える第3
のスイッチと、制御機からのBIT ON/OFF制御
信号を受けレベル比較器の出力信号の経路を切り換える
第4のスイッチと、制御機からの送信データを受け送信
信号を生成する送信機と、BIT以外のタイミングにお
いて送信機の出力を空中へ放射する送信アンテナと、制
御機からのBIT ON/OFF制御信号を受け送信機
の出力信号の経路を切り換える第5のスイッチとで構成
したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すブ
ロック図であり、図において、4、5、11〜22は従
来のノンストップ自動料金収受システムと同一のもので
あり、23はレベル補正器、24は温度検知器、25は
温度情報、26はROMである。
【0018】次に動作について説明する。図1におい
て、第1の受信アンテナ11は指向性を有し、第2の受
信アンテナ12は第1の受信アンテナ11とは異なるア
ンテナパターンを有する。第1の受信アンテナパターン
と第2の受信アンテナパターンは通信領域の端で交わ
り、通信領域の内部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも高
く、通信領域の外部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも低
い。第1の受信機13は第1の受信アンテナ11の出力
を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。第
2の受信機14は第2の受信アンテナ12の出力を受け
増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。温度検知
器24は路側通信装置4内の温度を検知し温度情報25
を出力する。ROM26は温度情報25を受けレベル補
正器23に制御信号を出力する。レベル補正器23はR
OM26からの制御信号を受け第1の受信機13と第2
の受信機14の温度による利得アンバランスを補正す
る。第1のレベル検出器15は第1の受信機13の出力
レベルを検出し、第2のレベル検出器16はレベル補正
器23の出力レベルを検出する。レベル比較器17は第
1のレベル検出器15と第2のレベル検出器16の出力
レベルを比較し、第1のレベル検出器15の出力レベル
が第2のレベル検出器16の出力レベルよりも大きいと
きは第1のスイッチ18をON、また第1のレベル検出
器15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レ
ベルよりも小さいときは第1のスイッチ18をOFFと
するよう第1のスイッチ18に制御信号を出力する。車
両が通信領域の内部に存在するときは第1のレベル検出
器15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レ
ベルよりも大きくなり、第1のスイッチ18はONとな
り受信データ19は路側通信装置4から制御機5ヘ伝送
される。その逆に車両が通信領域の外部に存在するとき
は第1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレベル
検出器16の出力レベルよりも小さくなり、第1のスイ
ッチ18はOFFとなり受信データ19は路側通信装置
4から制御機5へ伝送されない。
【0019】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、レベル補正器23で第1
の受信機13と第2の受信機14の温度による利得アン
バランスを補正することにより、精度の高い通信領域の
限定が可能となる。
【0020】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示すブロック図であり、図において、4、5、1
1〜22は従来のノンストップ自動料金収受システムと
同一のものであり、23はレベル補正器、26はRO
M、27はキャリア周波数情報である。
【0021】次に動作について説明する。図2におい
て、第1の受信アンテナ11は指向性を有し、第2の受
信アンテナ12は第1の受信アンテナ11とは異なるア
ンテナパターンを有する。第1の受信アンテナパターン
と第2の受信アンテナパターンは通信領域の端で交わ
り、通信領域の内部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも高
く、通信領域の外部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも低
い。第1の受信機13は第1の受信アンテナ11の出力
を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。第
2の受信機14は第2の受信アンテナ12の出力を受け
増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。制御機5
はキャリア周波数情報27を出力する。ROM26はキ
ャリア周波数情報27を受けレベル補正器23に制御信
号を出力する。レベル補正器23はROM26からの制
御信号を受け第1の受信機13と第2の受信機14のキ
ャリア周波数による利得アンバランスを補正する。第1
のレベル検出器15は第1の受信機13の出力レベルを
検出し、第2のレベル検出器16はレベル補正器23の
出力レベルを検出する。レベル比較器17は第1のレベ
ル検出器15と第2のレベル検出器16の出力レベルを
比較し、第1のレベル検出器15の出力レベルが第2の
レベル検出器16の出力レベルよりも大きいときは第1
のスイッチ18をON、また第1のレベル検出器15の
出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レベルより
も小さいときは第1のスイッチ18をOFFとするよう
第1のスイッチ18に制御信号を出力する。車両が通信
領域の内部に存在するときは第1のレベル検出器15の
出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レベルより
も大きくなり、第1のスイッチ18はONとなり受信デ
ータ19は路側通信装置4から制御機5へ伝送される。
その逆に車両が通信領域の外部に存在するときは第1の
レベル検出器15の出力レベルが第2のレベル検出器1
6の出力レベルよりも小さくなり、第1のスイッチ18
はOFFとなり受信データ19は路側通信装置4から制
御機5へ伝送されない。
【0022】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、レベル補正器23で第1
の受信機13と第2の受信機14のキャリア周波数によ
る利得アンバランスを補正することにより、精度の高い
通信領域の限定が可能となる。
【0023】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示すブロック図であり、図において、4、5、1
1〜22は従来のノンストップ自動料金収受システムと
同一のものであり、23はレベル補正器、24は温度検
知器、25は温度情報、26はROM、27はキャリア
周波数情報である。
【0024】次に動作について説明する。図3におい
て、第1の受信アンテナ11は指向性を有し、第2の受
信アンテナ12は第1の受信アンテナ11とは異なるア
ンテナパターンを有する。第1の受信アンテナパターン
と第2の受信アンテナパターンは通信領域の端で交わ
り、通信領域の内部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも高
く、通信領域の外部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも低
い。第1の受信機13は第1の受信アンテナ11の出力
を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。第
2の受信機14は第2の受信アンテナ12の出力を受け
増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。温度検知
器24は路側通信装置4内の温度を検知し温度情報25
を出力する。制御機5はキャリア周波数情報27を出力
する。ROM26は温度情報25及びキャリア周波数情
報27を受けレベル補正器23に制御信号を出力する。
レベル補正器23はROM26からの制御信号を受け第
1の受信機13と第2の受信機14の温度及びキャリア
周波数による利得アンバランスを補正する。第1のレベ
ル検出器15は第1の受信機13の出力レベルを検出
し、第2のレベル検出器16はレベル補正器23の出力
レベルを検出する。レベル比較器17は第1のレベル検
出器15と第2のレベル検出器16の出力レベルを比較
し、第1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレベ
ル検出器16の出力レベルよりも大きいときは第1のス
イッチ18をON、また第1のレベル検出器15の出力
レベルが第2のレベル検出器16の出力レベルよりも小
さいときは第1のスイッチ18をOFFとするよう第1
のスイッチ18に制御信号を出力する。車両が通信領域
の内部に存在するときは第1のレベル検出器15の出力
レベルが第2のレベル検出器16の出力レベルよりも大
きくなり、第1のスイッチ18はONとなり受信データ
19は路側通信装置4から制御機5へ伝送される。その
逆に車両が通信領域の外部に存在するときは第1のレベ
ル検出器15の出力レベルが第2のレベル検出器16の
出力レベルよりも小さくなり、第1のスイッチ18はO
FFとなり受信データ19は路側通信装置4から制御機
5ヘ伝送されない。
【0025】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、レベル補正器23で第1
の受信機13と第2の受信機14の温度及びキャリア周
波数による利得アンバランスを補正することにより、精
度の高い通信領域の限定が可能となる。
【0026】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を示すブロック図であり、図において、4、5、1
1〜22は従来のノンストップ自動料金収受システムと
同一のものであり、23はレベル補正器、28は発振
器、29はBIT用基準キャリア信号、30は第2のス
イッチ、31は第3のスイッチ、32は第4のスイッ
チ、33はBITON/OFF制御信号である。
【0027】次に動作について説明する。図4におい
て、第1の受信アンテナ11は指向性を有し、第2の受
信アンテナ12は第1の受信アンテナ11とは異なるア
ンテナパターンを有する。第1の受信アンテナパターン
と第2の受信アンテナパターンは通信領域の端で交わ
り、通信領域の内部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも高
く、通信領域の外部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも低
い。第1の受信機13は第1の受信アンテナ11の出力
を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。第
2の受信機14は第2の受信アンテナ12の出力を受け
増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。制御機5
はBIT ON/OFF制御信号33を出力する。第2
のスイッチ30はBIT ON/OFF制御信号33を
受け、BITタイミングにはTa−Tc間を接続しBI
T以外のタイミングにはTa−Tb間を接続するように
第1の受信機13の入力信号を切り換える。第3のスイ
ッチ31はBIT ON/OFF制御信号33を受け、
BITタイミングにはTd−Te間を接続しBIT以外
のタイミングにはTd−Tf間を接続するように第2の
受信機14の入力信号を切り換える。第4のスイッチ3
2はBIT ON/OFF制御信号33を受け、BIT
タイミングにはTg−Ti間を接続しBIT以外のタイ
ミングにはTg−Th間を接続するようにレベル比較器
17の出力信号の経路を切り換える。第1のレベル検出
器15は第1の受信機13の出力レベルを検出し、第2
のレベル検出器16はレベル補正器23の出力レベルを
検出する。発振器28はBIT用基準キャリア信号29
を出力し、BIT用基準キャリア信号29はBITタイ
ミングにおいて第1の受信機13と第2の受信機14に
入力される。レベル補正器23はBITタイミングにお
いて、レベル比較器17の出力を受け第1のレベル検出
器15の出力レベルと第2のレベル検出器16の出力レ
ベルを等しくするよう動作する。即ちレベル補正器23
は第1の受信機13と第2の受信機14の温度及びキャ
リア周波数等による利得アンバランスを補正する。レベ
ル比較器17は第1のレベル検出器15と第2のレベル
検出器16の出力レベルを比較し、BIT以外のタイミ
ングにおいて、第1のレベル検出器15の出力レベルが
第2のレベル検出器16の出力レベルよりも大きいとき
は第1のスイッチ18をON、また第1のレベル検出器
15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レベ
ルよりも小さいときは第1のスイッチ18をOFFとす
るよう第1のスイッチ18に制御信号を出力する。車両
が通信領域の内部に存在するときは第1のレベル検出器
15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レベ
ルよりも大きくなり、第1のスイッチ18はONとなり
受信データ19は路側通信装置4から制御機5へ伝送さ
れる。その逆に車両が通信領域の外部に存在するときは
第1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレベル検
出器16の出力レベルよりも小さくなり、第1のスイッ
チ18はOFFとなり受信データ19は路側通信装置4
から制御機5へ伝送されない。
【0028】上記のように構成されたノンストップ自動
科金収受システムにおいては、レベル補正器23で第1
の受信機13と第2の受信機14の温度及びキャリア周
波数等による利得アンバランスを補正することにより、
精度の高い通信領域の限定が可能となる。
【0029】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5を示すブロック図であり、図において、4、5、1
1〜22は従来のノンストップ自動料金収受システムと
同一のものであり、23はレベル補正器、30は第2の
スイッチ、31は第3のスイッチ、32は第4のスイッ
チ、33はBIT ON/OFF制御信号、34は第5
のスイッチである。
【0030】次に動作について説明する。図5におい
て、第1の受信アンテナ11は指向性を有し、第2の受
信アンテナ12は第1の受信アンテナ11とは異なるア
ンテナパターンを有する。第1の受信アンテナパターン
と第2の受信アンテナパターンは通信領域の端で交わ
り、通信領域の内部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも高
く、通信領域の外部においては第1の受信アンテナ11
の利得のほうが第2の受信アンテナ12の利得よりも低
い。第1の受信機13は第1の受信アンテナ11の出力
を受け増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。第
2の受信機14は第2の受信アンテナ12の出力を受け
増幅、フィルタリング、周波数変換等を行う。制御機5
はBIT ON/OFF制御信号33を出力する。第2
のスイッチ30はBIT ON/OFF制御信号33を
受け、BITタイミングにはTa−Tc間を接続しBI
T以外のタイミングにはTa−Tb間を接続するように
第1の受信機13の入力信号を切り換える。第3のスイ
ッチ31はBIT ON/OFF制御信号33を受け、
BITタイミングにはTd−Te間を接続しBIT以外
のタイミングにはTd−Tf間を接続するように第2の
受信機14の入力信号を切り換える。第4のスイッチ3
2はBIT ON/OFF制御信号33を受け、BIT
タイミングにはTg−Ti間を接続しBIT以外のタイ
ミングにはTg−Th間を接続するようにレベル比較器
17の出力信号の経路を切り換える。第5のスイッチ3
4はBITON/OFF制御信号33を受け、BITタ
イミングにはTj−Tk間を接続しBIT以外のタイミ
ングにはTj−Tl間を接続するように送信機16の出
力信号の経路を切り換える。送信機16はBIT ON
/OFF制御信号33を受け、BITタイミングには路
側通信装置4の送信信号を出力しBIT以外のタイミン
グにはBIT用基準キャリア信号29を出力する。即ち
送信機16の出力信号の周波数はBITタイミングには
路側通信装置4の受信周波数、BIT以外のタイミング
には路側通信装置4の送信周波数となる。第1のレベル
検出器15は第1の受信機13の出力レベルを検出し、
第2のレベル検出器16はレベル補正器23の出力レベ
ルを検出する。レベル補正器23はBITタイミングに
おいて、レベル比較器17の出力を受け第1のレベル検
出器15の出力レベルと第2のレベル検出器16の出力
レベルを等しくするよう動作する。即ちレベル補正器2
3は第1の受信機13と第2の受信機14の温度及びキ
ャリア周波数等による利得アンバランスを補正する。レ
ベル比較器17は第1のレベル検出器15と第2のレベ
ル検出器16の出力レベルを比較し、BIT以外のタイ
ミングにおいて、第1のレベル検出器15の出力レベル
が第2のレベル検出器16の出力レベルよりも大きいと
きは第1のスイッチ18をON、また第1のレベル検出
器15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レ
ベルよりも小さいときは第1のスイッチ18をOFFと
するよう第1のスイッチ18に制御信号を出力する。車
両が通信領域の内部に存在するときは第1のレベル検出
器15の出力レベルが第2のレベル検出器16の出力レ
ベルよりも大きくなり、第1のスイッチ18はONとな
り受信データ19は路側通信装置4から制御機5へ伝送
される。その逆に車両が通信領域の外部に存在するとき
は第1のレベル検出器15の出力レベルが第2のレベル
検出器16の出力レベルよりも小さくなり、第1のスイ
ッチ18はOFFとなり受信データ19は路側通信装置
4から制御機5ヘ伝送されない。
【0031】上記のように構成されたノンストップ自動
料金収受システムにおいては、レベル補正器23で第1
の受信機13と第2の受信機14の温度及びキャリア周
波数等による利得アンバランスを補正することにより、
精度の高い通信領域の限定が可能となる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、温度検知器、RO
M及びレベル補正器を用いて、第1の受信機と第2の受
信機の温度による利得アンバランスを補正することによ
り、精度の高い通信領域の限定が可能となる効果があ
る。
【0033】また、第2の発明によれば、キャリア周波
数情報、ROM及びレベル補正器を用いて、第1の受信
機と第2の受信機のキャリア周波数による利得アンバラ
ンスを補正することにより、精度の高い通信領域の限定
が可能となる効果がある。
【0034】また、第3の発明によれば、温度検知器、
キャリア周波数情報、ROM及びレベル補正器を用い
て、第1の受信機と第2の受信機の温度及びキャリア周
波数による利得アンバランスを補正することにより、上
記第1の発明及び第2の発明よりもさらに精度の高い通
信領域の限定が可能となる効果がある。
【0035】また、第4の発明によれば、BIT用基準
キャリア信号を生成する発振器、BIT ON/OFF
制御信号、BIT ON/OFF制御信号により切り換
わるスイッチ、及びレベル補正器を用いて、第1の受信
機と第2の受信機の温度及びキャリア周波数等による利
得アンバランスを補正することにより、上記第1の発
明、第2の発明及び第3の発明よりもさらに精度の高い
通信領域の限定が可能となる効果がある。
【0036】また、第5の発明によれば、BIT ON
/OFF制御信号、BIT ON/OFF制御信号によ
り切り換わるスイッチ、及びレベル補正器を用いて、第
1の受信機と第2の受信機の温度及びキャリア周波数等
による利得アンバランスを補正することにより、上記第
4の発明よりも簡単な構成により第1の発明、第2の発
明及び第3の発明よりもさらに精度の高い通信領域の限
定が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態4を示す図である。
【図5】 この発明によるノンストップ自動料金収受シ
ステムの実施の形態5を示す図である。
【図6】 ノンストップ自動料金収受システムの運用を
示す図である。
【図7】 通信領域を限定するための料金所の構成を示
す図である。
【図8】 通信領域を限定するための従来の料金所機器
の構成を示す図である。
【図9】 理想状態における2つの受信機の特性を示す
図である。
【図10】 利得アンバランスが生じた2つの受信機の
特性を示す図である。
【符号の説明】 1 有料道路、2 一般道路、3 料金所、4 路側通
信装置、5 制御機、6 車両、7 通信領域、8 車
載機、9 第1の受信アンテナパターン、10第2の受
信アンテナパターン、11 第1の受信アンテナ、12
第2の受信アンテナ、13 第1の受信機、14 第
2の受信機、15 第1のレベル検出器、16 第2の
レベル検出器、17 レベル比較器、18 第1のスイ
ッチ、19 受信データ、20 送信データ、21 送
信機、22 送信アンテナ、23 レベル補正器、24
温度検知器、25 温度情報、26 ROM、27キ
ャリア周波数情報、28 発振器、29 BIT用基準
キャリア信号、30第2のスイッチ、31 第3のスイ
ッチ、32 第4のスイッチ、33 BIT ON/O
FF制御信号、34 第5のスイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく、路側通信装置と通行車両に搭載されている車
    載機との間の情報の授受により料金の収受ができるノン
    ストップ自動料金収受システムにおいて、指向性を持ち
    ある通信領域をカバーする第1の受信アンテナと、前記
    第1の受信アンテナに隣接して設置され前記第1の受信
    アンテナとは異なるアンテナパターンを有する第2の受
    信アンテナと、前記第1の受信アンテナの出力を受ける
    第1の受信機と、前記第2の受信アンテナの出力を受け
    る第2の受信機と、前記第2の受信機の出力レベルを補
    正するレベル補正器と、前記第1の受信機の受信信号レ
    ベルを検出する第1のレベル検出器と、前記レベル補正
    器の出力レベルを検出する第2のレベル検出器と、前記
    第1のレベル検出器と第2のレベル検出器の出力レベル
    を比較するレベル比較器と、前記レベル比較器の出力信
    号により制御される第1のスイッチと、前記第1のスイ
    ッチがONの時のみ前記第1の受信機から受信データを
    受ける制御機と、機器内の温度を検知する温度検知器
    と、前記温度検知器から温度情報を受け前記レベル補正
    器へ制御信号を出力するROMと、前記制御機からの送
    信データを受け送信信号を生成する送信機と、前記送信
    機の出力を空中へ放射する送信アンテナとを具備するこ
    とを特徴とするノンストップ自動料金収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく、路側通信装置と通行車両に搭載されている車
    載機との間の情報の授受により料金の収受ができるノン
    ストップ自動科金収受システムにおいて、指向性を持ち
    ある通信領域をカバーする第1の受信アンテナと、前記
    第1の受信アンテナに隣接して設置され前記第1の受信
    アンテナとは異なるアンテナパターンを有する第2の受
    信アンテナと、前記第1の受信アンテナの出力を受ける
    第1の受信機と、前記第2の受信アンテナの出力を受け
    る第2の受信機と、前記第2の受信機の出力レベルを補
    正するレベル補正器と、前記第1の受信機の受信信号レ
    ベルを検出する第1のレベル検出器と、前記レベル補正
    器の出力レベルを検出する第2のレベル検出器と、前記
    第1のレベル検出器と第2のレベル検出器の出力レベル
    を比較するレベル比較器と、前記レベル比較器の出力信
    号により制御される第1のスイッチと、前記第1のスイ
    ッチがONの時のみ前記第1の受信機から受信データを
    受ける制御機と、前記制御機からキャリア周波数情報を
    受け前記レベル補正器へ制御信号を出力するROMと、
    前記制御機からの送信データを受け送信信号を生成する
    送信機と、前記送信機の出力を空中へ放射する送信アン
    テナとを具備することを特徴とするノンストップ自動料
    金収受システム。
  3. 【請求項3】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく、路側通信装置と通行車両に搭載されている車
    載機との間の情報の授受により料金の収受ができるノン
    ストップ自動料金収受システムにおいて、指向性を持ち
    ある通信領域をカバーする第1の受信アンテナと、前記
    第1の受信アンテナに隣接して設置され前記第1の受信
    アンテナとは異なるアンテナパターンを有する第2の受
    信アンテナと、前記第1の受信アンテナの出力を受ける
    第1の受信機と、前記第2の受信アンテナの出力を受け
    る第2の受信機と、前記第2の受信機の出力レベルを補
    正するレベル補正器と、前記第1の受信機の受信信号レ
    ベルを検出する第1のレベル検出器と、前記レベル補正
    器の出力レベルを検出する第2のレベル検出器と、前記
    第1のレベル検出器と第2のレベル検出器の出力レベル
    を比較するレベル比較器と、前記レベル比較器の出力信
    号により制御される第1のスイッチと、前記第1のスイ
    ッチがONの時のみ前記第1の受信機から受信データを
    受ける制御機と、機器内の温度を検知する温度検知器
    と、前記温度検知器からの温度情報と前記制御機からの
    キャリア周波数情報を受け前記レベル補正器へ制御信号
    を出力するROMと、前記制御機からの送信データを受
    け送信信号を生成する送信機と、前記送信機の出力を空
    中へ放射する送信アンテナとを具備することを特徴とす
    るノンストップ自動料金収受システム。
  4. 【請求項4】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく、路側通信装置と通行車両に搭載されている車
    載機との間の情報の授受により料金の収受ができるノン
    ストップ自動料金収受システムにおいて、指向性を持ち
    ある通信領域をカバーする第1の受信アンテナと、前記
    第1の受信アンテナに隣接して設置され前記第1の受信
    アンテナとは異なるアンテナパターンを有する第2の受
    信アンテナと、自己診断用基準キャリア信号を生成する
    発振器と、自己診断以外のタイミングにおいて前記第1
    の受信アンテナの出力を受ける第1の受信機と、自己診
    断以外のタイミングにおいて前記第2の受信アンテナの
    出力を受ける第2の受信機と、前記第2の受信機の出力
    レベルを補正するレベル補正器と、前記第1の受信機の
    受信信号レベルを検出する第1のレベル検出器と、前記
    レベル補正器の出力レベルを検出する第2のレベル検出
    器と、前記第1のレベル検出器と第2のレベル検出器の
    出力レベルを比較するレベル比較器と、前記レベル比較
    器の出力信号により制御される第1のスイッチと、前記
    第1のスイッチがONの時のみ前記第1の受信機から受
    信データを受ける制御機と、前記制御機からの制御信号
    を受け前記第1の受信機の入力信号を切り換える第2の
    スイッチと、前記制御機からの制御信号を受け前記第2
    の受信機の入力信号を切り換える第3のスイッチと、前
    記制御機からの制御信号を受け前記レベル比較器の出力
    信号の経路を切り換える第4のスイッチと、前記制御機
    からの送信データを受け送信信号を生成する送信機と、
    前記送信機の出力を空中へ放射する送信アンテナとを具
    備することを特徴とするノンストップ自動料金収受シス
    テム。
  5. 【請求項5】 有料道路の料金所で車両が一旦停止する
    ことなく、路側通信装置と通行車両に搭載されている車
    載機との間の情報の授受により料金の収受ができるノン
    ストップ自動料金収受システムにおいて、指向性を持ち
    ある通信領域をカバーする第1の受信アンテナと、前記
    第1の受信アンテナに隣接して設置され前記第1の受信
    アンテナとは異なるアンテナパターンを有する第2の受
    信アンテナと、自己診断以外のタイミングにおいて前記
    第1の受信アンテナの出力を受ける第1の受信機と、自
    己診断以外のタイミングにおいて前記第2の受信アンテ
    ナの出力を受ける第2の受信機と、前記第2の受信機の
    出力レベルを補正するレベル補正器と、前記第1の受信
    機の受信信号レベルを検出する第1のレベル検出器と、
    前記レベル補正器の出力レベルを検出する第2のレベル
    検出器と、前記第1のレベル検出器と第2のレベル検出
    器の出力レベルを比較するレベル比較器と、前記レベル
    比較器の出力信号により制御される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチがONの時のみ前記第1の受信機か
    ら受信データを受ける制御機と、前記制御機からの制御
    信号を受け前記第1の受信機の入力信号を切り換える第
    2のスイッチと、前記制御機からのBIT ON/OF
    F制御信号を受け前記第2の受信機の入力信号を切り換
    える第3のスイッチと、前記制御機からのBIT ON
    /OFF制御信号を受け前記レベル比較器の出力信号の
    経路を切り換える第4のスイッチと、前記制御機からの
    送信データ及び制御信号を受け、自己診断タイミングに
    おいて自己診断用基準キャリア信号を生成し、自己診断
    以外のタイミングにおいて送信信号を生成する送信機
    と、自己診断以外のタイミングにおいて前記送信機の出
    力を空中へ放射する送信アンテナと、前記制御機からの
    制御信号を受け前記送信機の出力信号の経路を切り換え
    る第5のスイッチとを具備することを特徴とするノンス
    トップ自動料金収受システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005085882A1 (ja) * 2004-03-09 2007-08-09 松下電器産業株式会社 周波数センサおよび半導体装置

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JPWO2005085882A1 (ja) * 2004-03-09 2007-08-09 松下電器産業株式会社 周波数センサおよび半導体装置
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