JPH11101279A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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Publication number
JPH11101279A
JPH11101279A JP28148297A JP28148297A JPH11101279A JP H11101279 A JPH11101279 A JP H11101279A JP 28148297 A JP28148297 A JP 28148297A JP 28148297 A JP28148297 A JP 28148297A JP H11101279 A JPH11101279 A JP H11101279A
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JP
Japan
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disk
friction pad
disc
lining
pad
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Pending
Application number
JP28148297A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Masuko
晃一 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH11101279A publication Critical patent/JPH11101279A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ操作時に取付部材に対する摩擦パッ
ドの取付姿勢を安定させることができ、ブレーキ鳴きの
異音の発生を低減できるようにする。 【解決手段】 摩擦パッド7のライニング8のうち、デ
ィスク1の回転方向Aに対して入口側寄りに位置する端
部を凹凸部9として形成する。そして、凹凸部9は、デ
ィスク1の径方向に離間して設けられた凸円弧状をなす
第1,第2の凸状部9A,9Bと、この凸状部9A,9
B間に形成された凹湾曲状をなす凹状部9Cとから構成
する。また、凹凸部9の凸状部9A,9Bのうちディス
ク1の径方向外側に位置した凸状部9Aは、ディスク1
の回転方向Aとは逆向きに第2の凸状部9Bよりも張り
出すように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等に制
動力を与えるのに好適に用いられるディスクブレーキに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等に用いられるディスクブ
レーキは、ディスクの周方向に離間して、該ディスクの
外周を跨ぐように軸方向に伸長した一対の腕部を有し、
該各腕部にパッドガイド部がそれぞれ形成された取付部
材と、該取付部材の各パッドガイド部に摺動可能に支持
され、キャリパにより前記ディスクの表面に押圧される
ライニングを有する摩擦パッドとを備えている。
【0003】この種の従来技術によるディスクブレーキ
では、ブレーキ操作時に、キャリパのインナ側に設けた
ピストンが外部からの液圧供給によってディスク側に摺
動し、インナ側の摩擦パッドをディスクに押圧すると共
に、キャリパはピストンからの反力を受けて全体が取付
部材に対しインナ側に摺動変位し、キャリパがアウタ側
の摩擦パッドをディスクに押圧する。これにより、ディ
スクは各摩擦パッドにより両面側から制動力を与えられ
る。
【0004】また、ブレーキ操作を解除したときには、
ピストンへの液圧供給が停止し、ピストンがキャリパの
インナ側に押し戻されることにより、各摩擦パッドをデ
ィスクから自動的に離間させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、ブレーキ操作により摩擦パッドを回転して
いるディスクに対して押圧するときに、摩擦パッドの周
方向一側(ディスクの回転方向入口側)に位置する端部
が実質的に最初にディスクに対して摩擦接触するから、
この端部側にはディスクからの大きな回転トルクが一度
(瞬間的)に作用するようになる。
【0006】そして、このときに摩擦パッドがディスク
から受ける衝撃により、該摩擦パッドは取付部材の各腕
部間での取付姿勢が不安定な状態となり、各腕部間で微
振動を起こしてしまい、この振動がキャリパ全体に伝わ
ることによって鳴き音等の異音が発生し易くなるという
問題がある。
【0007】そこで、このような問題を解決するため
に、摩擦パッドの端部に一定の傾斜角をもった面取り部
を設け、摩擦パッドの端部がブレーキ操作時にディスク
から衝撃を受けるのを面取り部により抑える等の対策が
検討されている。
【0008】しかし、この場合でも、ブレーキ操作時に
生じる鳴き音等の発生を必ずしも十分には低減すること
ができないというのが実状である。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、ブレーキ操作時にも摩擦パッ
ドの取付姿勢を安定した状態に保持することができ、ブ
レーキ鳴き等の異音の発生を低減できるようにしたディ
スクブレーキを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、ディスクの周方向に離間して、該ディ
スクの外周を跨ぐように軸方向に伸長した一対の腕部を
有し、該各腕部にパッドガイド部がそれぞれ形成された
取付部材と、該取付部材の各パッドガイド部に摺動可能
に支持され、キャリパにより前記ディスクの表面に押圧
されるライニングを有する摩擦パッドとを備えてなるデ
ィスクブレーキに適用される。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記摩擦パッドのライニングには、前記ディス
クの周方向に延びる両端側のうち少なくとも一方の端部
に凹凸部を形成し、該凹凸部はディスクの径方向外側寄
りに位置する部分が凸状部となってディスクの周方向へ
と最も大きく張り出す構成としたことにある。
【0012】上記構成により、ディスクの周方向に延び
るライニングの両端側のうち、ディスクの回転方向入口
側に位置する端部側を凹凸部として形成することがで
き、ブレーキ操作時には、この凹凸部を実質的に最初に
ディスクに対して摩擦接触させることができる。
【0013】そして、ライニングの凹凸部のうち、ディ
スクの径方向外側寄りに位置する部分が凸状部となり、
ディスクの周方向へと最も大きく張り出す構成としてい
るから、上述の如く凹凸部がディスクに摩擦接触すると
きには、凸状部側が最初にディスクに接触することにな
り、凹凸部全体が一度にディスクに接触するのを防止す
ることができる。
【0014】また、ディスクの径方向外側寄りの位置に
設けた凸状部には、ディスクからの回転トルクがディス
クの径方向外側に向けた抵抗力となって作用するように
なり、これにより、摩擦パッドのうち凹凸部側の部位を
ディスクの径方向外側に向けて取付部材のパッドガイド
部側に強く押付けることができ、各パッドガイド部間で
の摩擦パッドのがた付きを抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ディスクブレーキを図1ないし図5の添付図面に従って
詳細に説明する。
【0016】図中、1は自動車の車輪と共に回転するデ
ィスク、2は該ディスク1のインナ側となる位置で車両
の非回転部分に一体的に取付けられる取付部材を示し、
該取付部材2は、ディスク1の周方向に離間して、該デ
ィスク1の外周を跨ぐように軸方向に伸長した一対の腕
部3,3と、該各腕部3の基端側を連結する連結部4と
から一体形成されている。
【0017】ここで、各腕部3の基端側(インナ側)お
よび先端側(アウタ側)には、図1に示す如くそれぞれ
トルク受部3A,3Aが形成されると共に、後述の各摩
擦パッド7を各パッドスプリング12と共にディスク1
の軸方向へと摺動可能に案内する断面略凹形状のパッド
ガイド部3B,3Bが形成されている。
【0018】5は取付部材2に摺動可能に支持されたキ
ャリパを示し、該キャリパ5は、図1に示す如く、ディ
スク1のインナ側に配設され、内部にシリンダボア(図
示せず)が形成されたインナ脚部5Aと、該インナ脚部
5Aからディスク1のアウタ側へと延設されたブリッジ
部5Bと、該ブリッジ部5Bの先端側に一体形成され、
ディスク1のアウタ側に配設されたアウタ脚部(図示せ
ず)と、インナ脚部5Aの両端から図1中の左,右にそ
れぞれ突設された一対の取付部5C,5Cとから構成さ
れている。
【0019】また、各取付部5Cには、ボルト6,6等
を介して一対の摺動ピン(図示せず)が一体的に取付け
られ、キャリパ5は、前記各摺動ピンを介してディスク
1の軸方向に摺動変位可能な状態で取付部材2に取付け
られている。そして、前記インナ脚部5Aのシリンダボ
ア内には、ピストン(図示せず)が摺動可能に挿嵌さ
れ、該ピストンは外部からブレーキ液圧が供給されるこ
とにより、インナ脚部5Aのシリンダボア内を摺動し、
各摩擦パッド7をディスク1に押圧する構成となってい
る。
【0020】7はディスク1の両側に設けられた摩擦パ
ッド(インナ側のみ図示)を示し、該各摩擦パッド7
は、ライニング8と後述の裏金11等とから大略構成さ
れている。そして、ライニング8は、図1ないし図5に
示す如くディスク1の周方向に延びる横長の略扇形状に
形成され、ブレーキ操作時にはディスク1の表面に押圧
され、該ディスク1に摩擦接触するものである。
【0021】ここで、ライニング8は硬質の摩擦材料か
らなり、後述の凹凸部9を含めて全体が鋳型により成形
されるものである。また、ライニング8はディスク1の
周方向に沿ってほぼ均等な幅寸法を有し、その幅方向の
中心線O−Oは、図2に示す如く一定の曲率をもって周
方向に延びている。
【0022】9はディスク1の周方向に延びるライニン
グ8の両端部のうち一方の端部に設けられた凹凸部を示
し、該凹凸部9は、例えば図1ないし図5に示す如く形
成され、図1、図2中に示すディスク1の回転方向Aに
対して入口側寄りの位置に配設されている。
【0023】そして、前記凹凸部9は、ライニング8の
周方向に沿った中心線O−Oよりもディスク1の径方向
外側寄りに位置してライニング8の端部に形成された凸
円弧状をなす第1の凸状部9Aと、前記中心線O−Oよ
りもディスク1の径方向内側寄りに位置してライニング
8の端部に形成され、該凸状部9Aと同様に凸円弧状を
なす第2の凸状部9Bと、中心線O−Oに対応する位置
で該凸状部9A,9B間に形成された凹湾曲状をなす凹
状部9Cとから構成されている。
【0024】ここで、凹凸部9の凸状部9Bは、その先
端部9B1 が図2に示すように、ディスク1の中心(図
示せず)を通って凸状部9Aの先端部9A1 に接する接
線P−Pよりも、僅かにディスク1の周方向内側寄り
(回転方向Aに対して出口側寄り)の位置に配設される
ものである。これにより、凹凸部9の凸状部9Aは、ラ
イニング8の端部からディスク1の周方向へと最も張り
出するようになり、ブレーキ操作時にライニング8がデ
ィスク1に摩擦接触するときには、後述するように凸状
部9Aが先にディスク1に接触し、次に凸状部9Bがデ
ィスク1に接触する構成となっている。
【0025】なお、10はライニング8の両端部のうち
凹凸部9とは反対側となる他方の端部に設けられた端面
部を示し、該端面部10は、図1および図2に示す如く
ディスク1の径方向に沿ってほぼストレートに延びる直
線状の端面として形成されている。
【0026】11はライニング8の裏面側に重なるよう
に固着された裏金を示し、該裏金11は、その両端側に
凸形状の耳部11A,11Aが突設されている。そし
て、各摩擦パッド7は、裏金11の各耳部11Aが各腕
部3のパッドガイド部3B内にパッドスプリング12を
介して摺動可能に挿嵌され、ブレーキ操作時には該パッ
ドガイド部3Bによりディスク1の軸方向に向けて案内
されるものである。
【0027】12,12は各腕部3のパッドガイド部3
Bに設けられた一対のパッドスプリングで、該各パッド
スプリング12は、図1に示す如く、パッドガイド部3
Bと共に裏金11の各耳部11Aを介して摩擦パッド7
をディスク1の軸方向に摺動可能に案内するものであ
る。
【0028】本実施の形態によるディスクブレーキは上
述の如き構成を有するもので、次にその作動について説
明する。
【0029】まず、運転者がブレーキ操作を行うと、ピ
ストンが外部からの液圧供給によりキャリパ5のインナ
脚部5A内でディスク1側に摺動し、このピストンがイ
ンナ側の摩擦パッド7のライニング8をディスク1に押
圧する。そして、キャリパ5はピストンからの反力によ
りディスク1のインナ側に向けて摺動変位し、キャリパ
5のアウタ脚部がアウタ側の摩擦パッド7のライニング
8をディスク1に押圧する。この結果、ディスク1は各
摩擦パッド7により両面側から制動力を与えられる。
【0030】一方、ブレーキ操作を解除したときには、
前記ピストンへの液圧供給が停止され、このピストンが
キャリパ5のシリンダボア内へと自動的に後退し、これ
に追従してキャリパ5が取付部材2に対し摺動変位する
ことにより、各摩擦パッド7をディスク1から離間させ
る。
【0031】ここで、本実施の形態では、摩擦パッド7
のライニング8のうち、ディスク1の回転方向Aに対し
て入口側寄りに位置する端部に、凸状部9A,9Bおよ
び凹状部9Cからなる凹凸部9を形成し、凹凸部9の凸
状部9A,9Bのうち、ディスク1の径方向外側寄りに
設けた凸状部9Aを、内側寄りに位置する凸状部9Bよ
りも回転方向Aとは逆向きに最も大きく張り出させる構
成としたから、下記のような作用効果を得ることができ
る。
【0032】即ち、ブレーキ操作により摩擦パッド7の
ライニング8を回転しているディスク1に対して押圧す
るときに、ライニング8の凹凸部9のうち、凸状部9A
の先端部9A1 側を、図3中に一点鎖線で示すように部
分的に先にディスク1に接触させ、次に微小な時間間隔
をおいて凸状部9Bの先端部9B1 を、図4中に一点鎖
線で示すように凸状部9Aと共にディスク1に接触させ
ることができる。
【0033】これによって、摩擦パッド7のライニング
8は凹凸部9の端部全体が一度にディスク1に接触する
ようなことはなくなり、凹凸部9がディスク1から受け
る衝撃や振動を小さく抑えることができる。
【0034】さらに、ライニング8の凹凸部9のうち凸
状部9Aがディスク1に接触し始めるときに、この凸状
部9Aの先端部9A1 には、ディスク1からの回転トル
クがディスク1の径方向外側に向けた抵抗力となって作
用し、これによって、摩擦パッド7は、図2、図3に示
すように回転方向Aの出口側に位置するパッドガイド部
3B(腕部3)側を支点として矢示B方向へと回転する
向きに力を受けるようになる。
【0035】この結果、摩擦パッド7は一方の耳部8A
がパッドガイド部3Bに対しディスク1の径方向外向き
(図2中の矢示F方向)に押付けられ、他方の耳部8A
がパッドガイド部3Bに対しディスク1の径方向内向き
(図2中の矢示F′方向)に押付けられるようになり、
これによって、摩擦パッド7が各腕部3のパッドガイド
部3B(パッドスプリング12)との間でがた付くのを
抑えることができる。
【0036】従って、本実施の形態によれば、ブレーキ
操作時に、摩擦パッド7がディスク1から受ける回転ト
ルクによる瞬間的な衝撃力を従来技術ものよりも低減で
き、各腕部3間での摩擦パッド7の取付姿勢を安定した
状態に保持でき、これによって、摩擦パッド7が各腕部
3間で微振動するような事態をなくし、鳴き音等の異音
の発生を防止でき、快適な走行を行うことができる。
【0037】また、ブレーキ操作を解除したときに摩擦
パッド7がディスク1から十分に離れず、ディスク1と
僅かに接触するような事態が生じた場合でも、摩擦パッ
ド7のライニング8は上述の如く凹凸部9側がディスク
1に先に接触することにより、摩擦パッド7に作用する
ディスク1からの抵抗力が従来技術で述べたように大き
くなることはなく、この場合には、摩擦パッド7をディ
スク1の回転時の面振れを利用することにより各パッド
スプリング12に沿って円滑に摺動変位させ、ディスク
1から十分に引き離すことができ、ブレーキの引き摺り
等を防止することができる。
【0038】なお、前記実施の形態では、凹凸部9を摩
擦パッド7のライニング8のうちディスク1の回転方向
Aに対し入口側に位置する端部に設け、出口側の端部を
直線状の端面部10として形成するものとして述べた
が、これに替えて、例えば、端面部10側も凹凸部9と
して形成する構成としてもよい。
【0039】また、前記実施の形態では、ディスク1に
接触するライニング8の表面を均一な平坦面に形成する
ものとして述べたが、これに替えて、例えばライニング
8の端面部10側に図2中に仮想線で示すように面取り
部13を設け、この面取り部13を傾斜面として形成す
ることにより、ディスク1との接触を避ける構成として
もよい。
【0040】さらに、前記実施の形態では、凹凸部9を
2個の凸状部9A,9Bと1個の凹状部9Cにより構成
するものとして述べたが、これに替えて例えば、凸状部
9A,9B間に他の凸状部を1個または複数個設け、こ
れらの各凸状部間を凹状部として形成する構成としても
よい。
【0041】さらにまた、前記実施の形態では、凹凸部
9をインナ側の摩擦パッド7に設けるものとして述べた
が、これに替えて、凹凸部9をアウタ側の摩擦パッド7
に設けてもよい。
【0042】一方、ディスクブレーキを自動車に適用す
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
二輪車等の車両に適用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、ディスクの周方向に延びる摩擦パッドのラ
イニング両端部のうち、少なくとも一方の端部には凹凸
部を形成し、該凹凸部のうちディスクの径方向外側寄り
に位置する部分をディスクの周方向へと最も大きく張り
出す凸状部として形成する構成としたから、ブレーキ操
作により摩擦パッドを回転しているディスクに対して押
圧するときに、凹凸部の凸状部が最初にディスクに接触
することになり、凹凸部の端部全体が一度にディスクに
接触するのを防止できる。これによって、凹凸部に伝わ
るディスクからの衝撃を小さく抑えることができ、各腕
部間での摩擦パッドの取付姿勢を安定した状態に保持で
きる。そして、従来技術で述べたように摩擦パッドが各
腕部間で微振動するような事態をなくし、鳴き音等の異
音の発生を防止でき、快適な走行を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるディスクブレーキを
示す正面図である。
【図2】図1中の摩擦パッドを単体で示す背面図であ
る。
【図3】第1の凸状部がディスクに接触する状態を示す
摩擦パッドの部分拡大図である。
【図4】第2の凸状部が第1の凸状部と共にディスクに
接触する状態を示す摩擦パッドの部分拡大図である。
【図5】摩擦パッドの要部を示す図2中の矢示V−V方
向からみた拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 取付部材 5 キャリパ 7 摩擦パッド 8 ライニング 9 凹凸部 9A,9B 凸状部 9C 凹状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの周方向に離間して、該ディス
    クの外周を跨ぐように軸方向に伸長した一対の腕部を有
    し、該各腕部にパッドガイド部がそれぞれ形成された取
    付部材と、該取付部材の各パッドガイド部に摺動可能に
    支持され、キャリパにより前記ディスクの表面に押圧さ
    れるライニングを有する摩擦パッドとを備えてなるディ
    スクブレーキにおいて、 前記摩擦パッドのライニングには、前記ディスクの周方
    向に延びる両端側のうち少なくとも一方の端部に凹凸部
    を形成し、該凹凸部はディスクの径方向外側寄りに位置
    する部分が凸状部となってディスクの周方向へと最も大
    きく張り出す構成としたことを特徴とするディスクブレ
    ーキ。
JP28148297A 1997-09-29 1997-09-29 ディスクブレーキ Pending JPH11101279A (ja)

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JP28148297A JPH11101279A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ディスクブレーキ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1499814B2 (en) 2002-07-15 2013-12-11 Freni Brembo S.p.A. Disc brake pad

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1499814B2 (en) 2002-07-15 2013-12-11 Freni Brembo S.p.A. Disc brake pad

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