JPH1110042A - 液体散布車の散布制御装置 - Google Patents

液体散布車の散布制御装置

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Publication number
JPH1110042A
JPH1110042A JP16973497A JP16973497A JPH1110042A JP H1110042 A JPH1110042 A JP H1110042A JP 16973497 A JP16973497 A JP 16973497A JP 16973497 A JP16973497 A JP 16973497A JP H1110042 A JPH1110042 A JP H1110042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
road surface
surface temperature
spraying
sprinkle
Prior art date
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Pending
Application number
JP16973497A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sudo
昭夫 須藤
Masaru Nitta
優 新田
Yasushi Okamoto
靖 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】道路の地理的状況や天候によって一様でない路
面の状態に応じて効率良く散布作業を行うことができる
液体散布車の散布制御装置を提供する。 【解決手段】液体散布車には、路面温度を検出する温度
検出装置10からの検出路面温度に基づいて散布ノズル
からの散布量を制御する散布制御装置が設けられてい
る。散布制御装置は、散布の有無の基準となる設定路面
温度を予め設定する路面温度設定部12と、路面温度設
定部12の設定路面温度と温度検出装置10の検出路面
温度とを比較する比較部11と、比較部11での比較結
果に基づいて散布量を演算する演算部14と、演算部1
4での演算結果に基づいて散液ポンプ4を駆動制御する
駆動部17とで構成されている。演算部14は、液体散
布量設定部15で予め設定されたデータに基づいて散布
量が演算され、液体散布量設定部15は、複数の路面温
度領域に対応する液体散布量が任意に設定可能に構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路上に液体を散布
する液体散布車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体上に液体貯留タンクが載置さ
れるとともに、車体の前後には液体貯留タンクに連通さ
れた散布ノズルが配置された液体散布車が多数提供され
ている。
【0003】そして、液体散布車による散布作業は、液
体散布車を走行させながら液体貯留タンクに貯留した水
や薬液などの液体を散布ノズルから路上に散布すること
で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液体散布車による散布作業は、気温や天候などのデ
ータに基づいて作業者が経験により人的に判断し、散布
の有無を始め、散布する区間や散布量などを決定し、こ
の決定に基づいて手動によって行っているため、作業効
率が悪いという問題があった。
【0005】また、路面の状態は、道路の地理的条件や
天候、例えば橋の部分、日当たりの良い部分、建物や樹
木の影になる部分などで大きく異なることから、従来の
ように作業者の判断により液体を路面上に一様に散布す
るものでは、本来は散布が不要な部分でも散布すること
になり、散布効率が悪いとともに、薬液を散布する場合
にはこの薬液が無駄になるという問題があった。また、
液体貯留タンクに貯留される液体の量は限られているた
め、無駄に液体を散布すると散布しようとする予定区間
全ての散布ができない事態も生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
液体散布車は、車体上に液体貯留タンクが載置され、こ
の液体貯留タンクに液体を散布する散布ノズルが連通さ
れた液体散布車において、この液体散布車には、路面温
度を検出する温度検出装置からの検出路面温度に基づい
て散布ノズルからの散布量を制御する散布制御装置が設
けられたものである。
【0007】本発明の請求項2記載の液体散布車は、前
記散布制御装置が、散布の有無の基準となる設定路面温
度を予め設定する路面温度設定部と、この路面温度設定
部で設定された設定路面温度と前記温度検出装置で検出
された検出路面温度とを比較する比較部と、該比較部で
の比較結果に基づいて散布量を演算する演算部と、演算
部での演算結果に基づいて散布ノズルに液体を供給する
散液ポンプの駆動を行う駆動部とで構成されたものであ
る。
【0008】本発明の請求項3記載の液体散布車は、前
記演算部が、液体散布量設定部で予め設定されたデータ
に基づいて散布量が演算されるとともに、この液体散布
量設定部は、複数の路面温度領域に対応する液体散布量
が任意に設定可能に構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は液体散布車の概略の全体構成を示し
ている。
【0011】図1において、1は液体散布車で、この液
体散布車1の車体上に液体貯留タンク2が搭載されると
ともに、車体の前部及び後部に散布ノズル3が配置され
ている。
【0012】これら散水ノズル3は、例えば、車体の前
部及び後部のそれぞれ左右に2体が一対で配置されてお
り、図示しない送水管により前記液体貯留タンク2にそ
れぞれ連通されている。
【0013】そして、路上に水を散布する場合には、液
体貯留タンク2に水を貯留し、液体散布車1を路上で走
行させながら後述する散液ポンプ4を駆動させることに
より液体貯留タンク2から水を散布ノズル3に供給し、
この散布ノズル3から路上に散布する。
【0014】また、凍結防止剤等の薬液を散布する場合
には、液体貯留タンク2に薬液を貯留し、液体散布車を
路上で走行させながら後述する散液ポンプ4を駆動させ
ることにより液体貯留タンク2から薬液を散布ノズル3
に供給し、この散布ノズル3から路上に散布する。
【0015】そして、上述した水又は薬液の散布は散布
制御装置により散布量が制御されている。
【0016】図2は、散布制御装置の構成を示してい
る。
【0017】図2において、10は、路面の温度を検出
する路面温度検出装置であり、液体散布車1に搭載され
ている。
【0018】11は比較部であり、この比較部11に
は、前記路面温度検出装置10により検出された検出路
面温度が検出信号として入力され、この検出路面温度
と、予め路面温度設定部12で設定されて記憶部13に
記憶された設定路面温度とを比較し、散布の有無を判断
する。
【0019】路面温度設定部12では、予め散布の有無
を判断するための境界となる路面温度を設定路面温度と
して例えば設定スイッチ等によって設定する。
【0020】よって、比較部11では検出路面温度が散
布の有無の境界となる設定路面温度よりも大きいか小さ
いかを判断し、判断結果として散布の有無のフラグを設
定する。
【0021】14は演算部であり、演算部14では前記
比較部11から入力される散布の有無のフラグに基づい
て、散布を行う場合には、検出路面温度に基づいて予め
液体散布量設定部15で設定されて記憶部16に記憶さ
れている設定データによって散布量を演算する。なお、
散布を行わない場合には、演算部14での演算は行わな
い。
【0022】液体散布量設定部15は、例えば設定スイ
ッチによって複数の路面温度領域に対応する液体散布量
が任意に設定可能に構成されており、これがデータテー
ブルとして記憶部16に記憶されている。例えば、凍結
防止剤を散布する場合では、路面温度が高い領域では散
布量を少なく、逆に、路面温度が低い領域では散布量を
多くするように、その路面温度領域に対応した適性な散
布量が得られるように段階的に複数設定することができ
る。
【0023】17は、前記演算部14で演算された散布
量に見合う散布が実行されるように散液ポンプ4を駆動
させる駆動部である。
【0024】駆動部17は、例えば油圧アクチュエータ
で散液ポンプを駆動させる場合には、駆動演算部18
と、流量制御部19と、油圧アクチュエータ20とで構
成されている。
【0025】駆動演算部18では、前記演算部14で演
算された散布量に見合う散液ポンプ4の駆動に必要な流
量を演算し、この流量が得られるように流量制御部19
に指令信号を出力する。流量制御部19では指令信号に
基づいて流量を制御し、これにより油圧アクチュエータ
20を駆動させることで、散布ノズル4から散布される
液体の散布量が演算部14で演算された散布量になるよ
うに散液ポンプ4を駆動制御する。
【0026】なお、油圧アクチュエータ20は、油圧ポ
ンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと
から構成されている。
【0027】次に、このように構成された液体散布車に
よる散布について説明する。
【0028】まず、液体散布車1を散布を行う目的地に
走行させ、この目的地で液体散布車1を所定の速度で走
行させながら、散液ポンプ4の駆動により液体貯留タン
ク2から散布ノズル3に水等の液体を供給することで、
散布ノズル3から液体が噴射され、路上に散布される。
【0029】このように路上に液体を散布する際におい
て、散布制御装置では、温度検出装置10により路面温
度を検出しており、この検出路面温度に基づいて散布の
有無と、散布を行う場合には、その散布量が演算され、
演算結果に見合う量の液体が散布ノズル3から散布され
ている。
【0030】従って、液体散布車1による散布作業は、
作業者の操作なしで散布が必要な区間にしかも路面の状
況に応じた適量の液体を自動的に散布することができ、
無駄なく効率良く行うことができる。また、自動的に散
布が行えるため作業者が一人で散布作業を行うワンマン
化の要望にも対応することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、散
布制御装置により温度検出装置で検出される検出路面温
度に基づいて散布ノズルから散布する散布量を制御する
ため、道路の地理的状況や天候によって一様でない路面
の状態に応じて無駄なく効率良く散布作業を行うことが
できる。
【0032】また、散布制御装置により自動的に散布作
業を行うことができるため、作業者が一人で散布作業を
行うワンマン化の要望にも対応することができる。
【0033】さらに、液体散布量設定部では、複数の路
面温度領域に対応する液体散布量が任意に設定可能に構
成されているため、散布量を道路の地理的状況や天候な
どの変化に応じて更に細かく設定することで、さらに効
率の良い散布を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体散布車の概略の全体構成を示す側面図であ
る。
【図2】散布制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 液体散布車 2 液体貯留タンク 3 散布ノズル 4 散液ポンプ 10 温度検出装置 11 比較部 12 路面温度設定部 14 演算部 15 液体散布量設定部 17 駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に液体貯留タンクが載置され、こ
    の液体貯留タンクに液体を散布する散布ノズルが連通さ
    れた液体散布車において、 この液体散布車には、路面温度を検出する温度検出装置
    からの検出路面温度に基づいて散布ノズルからの散布量
    を制御する散布制御装置が設けられたことを特徴とする
    液体散布車の散布制御装置。
  2. 【請求項2】 前記散布制御装置は、散布の有無の基準
    となる設定路面温度を予め設定する路面温度設定部と、
    この路面温度設定部で設定された設定路面温度と前記温
    度検出装置で検出された検出路面温度とを比較する比較
    部と、該比較部での比較結果に基づいて散布量を演算す
    る演算部と、演算部での演算結果に基づいて散布ノズル
    に液体を供給する散液ポンプの駆動を行う駆動部とで構
    成された請求項1記載の液体散布車の散布制御装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、液体散布量設定部で予め
    設定されたデータに基づいて散布量が演算されるととも
    に、この液体散布量設定部は、複数の路面温度領域に対
    応する液体散布量が任意に設定可能に構成された請求項
    2記載の液体散布車の散布制御装置。
JP16973497A 1997-06-26 1997-06-26 液体散布車の散布制御装置 Pending JPH1110042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021174469A (ja) * 2020-04-30 2021-11-01 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、制御装置、車両、及び散水方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021174469A (ja) * 2020-04-30 2021-11-01 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、制御装置、車両、及び散水方法

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