JPH11100082A - 2液混合容器 - Google Patents

2液混合容器

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JPH11100082A
JPH11100082A JP9279515A JP27951597A JPH11100082A JP H11100082 A JPH11100082 A JP H11100082A JP 9279515 A JP9279515 A JP 9279515A JP 27951597 A JP27951597 A JP 27951597A JP H11100082 A JPH11100082 A JP H11100082A
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JP
Japan
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container
aerosol container
agent
nozzle
aerosol
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JP9279515A
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Satoshi Mekata
聡 目加多
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Hoyu Co Ltd
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Mitani Valve Co Ltd
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Hoyu Co Ltd
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
    • B65D83/205Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泡状二剤式染毛剤を容易にブラシ上に混合・
排出することができ、しかも片手で容易に操作ができる
2液混合容器を提供すること。 【解決手段】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
ル容器を並べて一体容器とし、その上部にノズルを有す
るカバー部を設け、そのノズルがカバー部より突出して
いることを特徴とする2液混合容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2液混合容器に関す
るものである。詳しくは、泡状二剤式染毛剤を容易にブ
ラシ上に混合・排出することができ、しかも片手で容易
に操作ができるエアゾール式の染毛用2液混合容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、染毛剤は粉末状、液状、クリーム
状、ジェリー状等の剤型で提供され、粉末状の染毛剤は
水と、その他のものは1剤と2剤とをアプリケーターや
トレイに排出して混合してから頭髪へ塗布するものであ
る。また、エアゾール状染毛剤も一剤式と二剤式のもの
が存在するが、これらは各々ブラシ上に排出して頭髪に
塗布するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉末状、液
状、クリーム状、ジェリー状等の従来の染毛剤は良く染
まるが、混合操作などが煩雑であったり、混合してすぐ
に毛髪へ塗布しなければならないなど面倒な制約があっ
た。一方、一剤式エアゾール状染毛剤は簡便ではある
が、空気中の酸素を酸化剤として利用するため、酸化力
が乏しく十分な染まりを得られなかった。また、二剤式
エアゾール状染毛剤は第一のエアゾール容器と第二のエ
アゾール容器から別々に目分量でコーム上に出して使用
するものであるが、染毛剤第1剤および染毛剤第2剤の
混合比率が一定しないため、染めむらが生じやすい問題
があった。
【0004】本発明は泡状二剤式染毛剤を容易にブラシ
上に混合・排出することができ、しかも片手で容易に操
作ができるエアゾール式の染毛用2液混合容器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は第一エアゾール
容器および第二エアゾール容器を並べて一体容器とし、
その上部にノズルを有するカバー部を設け、そのノズル
がカバー部より突出していることを特徴とする2液混合
容器である。
【0006】また、ノズルはカバー部より5mm以上突
出させている。そのノズルの吐出口の先端は、第一エア
ゾール容器および第二エアゾール容器の一体容器の外周
が形成する略楕円の短径方向に向くように配置されてい
る。
【0007】また、第一エアゾール容器および第二エア
ゾール容器の直径は15〜35mmであり、第一エアゾ
ール容器には泡状染毛用第1剤が充填され、かつ第二エ
アゾール容器に泡状染毛用第2剤が充填されている。
【0008】
【発明の実施の形態】第一エアゾール容器に染毛用第1
剤および噴射剤を収容し、第二エアゾール容器に染毛用
第2剤および噴射剤を収容し、さらにカバー部により一
体容器とする。そのカバー部にはノズルが設けられ、そ
の先端はカバー部より5mm以上突出している。
【0009】使用時には、ノズルより泡状の染毛用第1
剤および同第2剤の混合物をブラシの歯面上に排出さ
せ、そのまま頭髪を梳くことにより、染毛操作を行うこ
とができる。
【0010】第一エアゾール容器および第二エアゾール
容器はキャピラリーチューブがバルブから各エアゾール
容器の底部まで伸びた、正立で使用されるものである。
そして、ブラシの歯面上に泡状染毛剤を排出する際に、
容器を傾斜させる必要があるが、傾斜しすぎると噴射ガ
スのみが排出されてしまうため、内容物が残存していて
も噴射ガスが無くなって、排出できなくなるという問題
がある。
【0011】そこでノズルをカバー部より突出させるこ
とにより、傾斜する角度を小さくすることができる。カ
バー部の真横から見て、ノズルの先端が5mm以上突出
すれば、ブラシ上に排出する際に、容器を傾斜させる角
度を小さくすることができ、噴射剤のみが排出される恐
れを少なくすることができる。また11mm以上突出さ
せることにより、傾斜する角度をさらに小さくすること
ができ、噴射剤のみを排出する恐れがほとんど無くなる
ので、さらに好ましい。なお、突出する長さの上限とし
ては、使用上、50mmを越えると染毛剤の目詰まりや
ブラシ上への吐出操作がやや困難になるため、50mm
以下が好ましい。更に35mm以下とすることにより、
目詰まりの恐れは少なくなり、万一、詰まっても洗浄し
やすいため、さらに好ましい。
【0012】
【実施例】 本発明を添付図面にそって詳細に説明する
に、図1は本発明の2液混合容器の正面図である。図2
は本発明の2液混合容器の正面図の一部断面図、図3は
右側面図、図4は右側面図の一部断面図、図5は平面図
である。図6は本発明の2液混合容器の使用状態を示す
図であり、図7は比較例の2液混合容器の使用状態を示
す図である。
【0013】図1〜4に示すように、エポキシアミノ樹
脂/エポキシアミノ樹脂/エポキシアミン樹脂で内面塗
装したブリキ製の直径28mmの第一エアゾール容器2
に、染毛剤第1剤12および噴射剤14を充填する。次
に、アルミニウム製の直径28mmの第二エアゾール容
器3の内側に設けた低密度ポリエチレンの内袋6に染毛
剤第2剤13および噴射剤15を充填する。そして第一
エアゾール容器2および第二エアゾール容器3のマウン
テインカップ16,17を連結部8で嵌合し、カバー部
5を取り付けることにより固定する。第一エアゾール容
器2および第二エアゾール容器3の各ステム18,19
をジョイント部11の各注入口21,22に挿入する。
ジョイント部11に挿入したノズル4は第一エアゾール
容器2および第二エアゾール容器3の上部に位置する
が、図5に示したように、一体容器の外周が形成する略
楕円の長径Mと短径Nのうち、短径Nの方向にノズル4
の先端が向くように配置することにより、片手でレバー
20の押し下げ操作を行いやすくすることができる。
【0014】図3、6に示すように、ノズル4をカバー
部5より突出させることにより、使用時に傾斜させる角
度を小さくすることができる。カバー部5の真横から見
て、カバー部の外面からノズル4の先端までの長さAを
5mm以上にすることにより、ブラシ31上に染毛剤第
1剤12と染毛剤第2剤13の混合物である泡状染毛剤
32を排出する際に、2液混合容器1を傾斜させる角度
を小さくすることができ、噴射剤14、15のみが排出
される恐れを少なくすることができる。またノズル4の
突出する長さAを11mm以上に突出させることによ
り、傾斜する角度をさらに小さくすることができ、噴射
剤14、15のみを排出する恐れがほとんど無くなるの
で、さらに好ましい。なお、ノズル4の突出する長さA
の上限としては、使用上、50mmを越えると染毛剤の
目詰まりやブラシ上への吐出操作がやや困難になるた
め、50mm以下が好ましい。更に長さAを35mm以
下とすることにより、目詰まりの恐れは少なくなり、万
一、詰まっても洗浄しやすいため、さらに好ましい。
【0015】なお、図7に比較例の2液混合容器30の
使用状態を示した。ノズル33はカバー部5から突出し
ていないため、ブラシ31上に泡状染毛剤32を排出す
る際に、ほぼ水平に傾ける必要がある。図7に示したよ
うに染毛剤第1剤12および染毛剤第2剤13の残存量
が少なくなると、キャピラリーチューブ7の先端が染毛
剤第1剤12および染毛剤第2剤13の液面より上にな
るため、噴射剤14、15のみが排出され、染毛剤第1
剤12および染毛剤第2剤13を最後まで排出すること
ができなくなった。そこで噴射剤14、15のみが排出
されないように正立でブラシ31上に泡状染毛剤32を
排出すると、ブラシ31から外れて周囲を汚染したり、
またノズル33がカバー部5から突出していないため、
垂れ落ちて2液混合容器30の本体やそれを持つ手指を
汚染するという、操作性が劣る結果になった。
【0016】第一エアゾール容器2および第二エアゾー
ル容器3の直径は、15〜35mmの範囲にするこによ
り、片手で容易に操作できるため好ましい。さらに、2
0〜30mmの範囲が、女性の小さい手でも片手で持ち
やすくシバー20を押し下げる操作も容易であり特に好
ましい。
【0017】第一エアゾール容器2および第二エアゾー
ル容器3は実施例ではシュリンクパック29により、一
体容器としているが、合成樹脂製のケースに収容しても
良い。
【0018】内袋6は弾性変形可能な材質であり、例え
ば高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレ
ン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、エチレン・酢酸ビニル共重合体けん化物(EVO
H)、ポリアクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、ポリプロピレン、ビニール、ナイロン
等の単層の合成樹脂製、およびこれらの積層体が挙げら
れるが、LLDPE/EVOH/LLDPE等の積層体
およびHDPEが内容物およびガスの透過性を防ぐ点か
ら好ましい。またその厚さ0.1〜1.0mmが内容物
の保持性および収縮性の点から好ましい。この内袋はマ
ウンテインカップに固着される。また第一エアゾール容
器2の内側に同様の内袋を設けることもできる。
【0019】また第一エアゾール容器2および第二エア
ゾール容器3のマウンテンカップ16、17およびバル
ブ9、10に関しても耐腐食性を考慮することが好まし
く、たとえばマウンテンカップ16、17の材質として
はアルミニウム、アルマイト、ブリキ、ステンレスが挙
げられ、耐薬品性の点からはステンレス製、PET等に
よりラミネート加工したアルミニウム、ブリキ製が好ま
しい。さらに染毛剤の原液が金属部に直接、接しないよ
うに内袋6がバルブ9、10の端部に嵌合するものが好
ましい。
【0020】さらに第一エアゾール容器2および第二エ
アゾール容器3の内面をコート剤で被覆することが好ま
しいが、その内容物の液性から第一エアゾール容器2の
内面はエポキシフェノール樹脂、エポキシユリア樹脂、
あるいはエポキシアミノ樹脂2層とエポキシアミン樹脂
のトリプルコートで塗装し、第二エアゾール容器3の内
面はポリエチレン(PE)/エチレン・酢酸ビニル共重
合体けん化物(EVOH)/ポリエチレン(PE)、あ
るいはポリアミドイミド系樹脂で塗装することにより、
各エアゾール容器の腐食を防ぎ、かつ充填物を安定に保
つことができるので好ましい。これらの中でも第一エア
ゾール容器2はエポキシアミノ樹脂2層とエポキシアミ
ン樹脂のトリプルコートあるいはPE/EVOH/P
E、第二エアゾール容器3はPE/EVOH/PEが内
容物に対する対薬品性の点で最も好ましい。
【0021】さらに第二エアゾール容器3だけでなく第
一エアゾール容器2に内袋6を設けた場合でも、万一内
容物が漏出しても金属表面を充填物による腐食から守る
ために、これらのコート剤で被覆することが好ましい。
【0022】第一エアゾール容器2および第二エアゾー
ル容器3の材質としては、ブリキ、ティンフリー鋼板、
ステンレススチール、アルミニウム等が挙げられるが、
汎用性の面からブリキやアルミニウムが特に好ましい。
【0023】レバー20を押し下げた際に、第一エアゾ
ール容器2のステム18と第二エアゾール容器3のステ
ム19に当接したジョンイント部11の支点部23、2
4を押し下げることにより、第一エアゾール容器2と第
二エアゾール容器3の各ステム18、19に均等に力が
加わり、各々に充填された染毛剤第1剤12と染毛剤第
2剤13を1:1の割合で均等に噴出させることができ
るため、結果として染毛剤第1剤12と染毛剤第2剤1
3を同量吐出することができる。なお、1:1の割合で
噴出させるためには第一エアゾール容器2と第二エアゾ
ール容器3の内圧を同一にする必要がある。また、染毛
剤第1剤12と染毛剤第2剤13の混合比は通常1:1
であるが、3:1〜1:3の間で使用される場合もあ
り、そのためには各エアゾール容器のステムの径やその
バルブの大きさ、あるいは噴射剤の圧力を適宜変えるこ
とにより、混合比を調整することもできる。
【0024】使用する際は、片手で2液混合容器1を持
ち、人差し指でレバー20を押し下げることにより、第
一エアゾール容器2に充填された染毛剤第1剤12およ
び第二エアゾール容器3に充填された染毛剤第2剤13
がステム18、19、連通孔25、26および混合部2
7を混合されながら通り、ノズル4から排出される。な
お、ノズル4内に飛び散り防止板28を設けることによ
り、混合液が飛び散って周囲を汚染する恐れを無くする
ことができる。そして、混合液をブラシ歯面上に排出さ
せて、そのまま頭髪を梳くことにより容易に染毛剤を塗
布することができる。
【0025】本発明に使用される染毛剤としては、酸化
染毛剤、半永久染毛料あるいは毛髪脱色剤などの公知の
染毛剤が挙げられる。
【0026】酸化染毛剤の場合、酸化染料中間体とし
て、通常、フェニレンジアミン類、アミノフェノール
類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノール
類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、
N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン
類等およびそれらの塩類の1種または2種以上が挙げら
れる。塩類としては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げら
れる。これらの中でもパラフェニレンジアミン、パラト
ルイレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−パラフェニレンジアミン、N−フェニル−パラフ
ェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミ
ン、2−クロロパラフェニレンジアミン、N,N−ジメ
チルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、
2,6−ジクロロパラフェニレンジアミン、パラアミノ
フェニルスルファミン酸およびそれらの塩類が染毛力の
点から好ましい。その配合量は染毛用第1剤の全重量に
対して0.01〜15重量%であり、0.01重量%よ
りも少ないと十分な染毛効果が得られず、15重量%を
越えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらに
は0.1重量%〜10重量%が好ましく、0.1重量%
以上配合することにより、より優れた染毛効果が得られ
る。一方、10重量%を越えた場合は染毛効果の上昇は
少なくなる。
【0027】またレゾルシン、ピロガロール、カテコー
ル、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、
オルトアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノー
ル、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,
4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロ
キノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、
1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトク
レゾール、ジフェニルアミン、パラメチルアミノフェノ
ール、フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキシエ
タノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没
食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−
ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール等お
よびそれらの塩を配合することができる。この配合量は
0.01〜10重量%であり、0.01重量%よりも少
ないと十分な染色性が得られず、10重量%を越えて
も、その効果は変わらず経済的ではない。さらには、
0.1重量%〜5重量%が好ましく、0.1重量%以上
配合することにより、より優れた染色性が得られる。一
方、5重量%を越えた場合は染色性の上昇は少なくな
る。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年6月
発行,薬事日報社)に収載されたものも適宜、用いるこ
とができる。
【0028】さらに直接染料を配合することにより、染
め上がりおよび染色性により優れた効果が得られる。直
接染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミ
ン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピクラミン
酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノン、1,4−
ジアミノアントラキノン、2−アミノ−4−ニトロフェ
ノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクリン
酸、およびその塩、「医薬品等に使用することができる
タール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)
により定められた酸性染料である、赤色2号、赤色3
号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105
号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227
号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤
色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502
号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色
4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号
の(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号
の(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色2
05号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑
色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、
緑色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青
色202号、青色203号、青色205号、かっ色20
1号、黒色401号などが挙げられる。その配合量は
0.001〜10重量%であり、0.001重量%より
も少ないと十分な染め上がりおよび染色性が得られず、
10重量%を越えても、その効果は変わらず経済的では
ない。さらには、0.01重量%〜5重量%が好まし
く、0.01重量%以上配合することにより、より優れ
た染め上がりおよび染色性が得られる。一方、5重量%
を越えた場合は染め上がりおよび染色性の上昇は少なく
なる。
【0029】なお、これらの染料を含有しない場合は、
脱色剤として使用でき、また酸化染料中間体を使用しな
いで直接染料のみを用いる場合は、半永久染毛料として
使用できる。すなわち第一エアゾール容器2には染毛剤
第1剤から染料を除いたものを充填し、第二エアゾール
容器3には酸化剤を充填した場合には脱色剤として使用
することができる。また第一エアゾール容器2には酸化
染料中間体を配合せずに直接染料のみを配合した染毛剤
第1剤を充填し、第二エアゾール容器3には酸化剤を充
填した場合には脱色効果を有する半永久染毛料として使
用することができる。
【0030】染毛剤第2剤としては、過酸化水素を含
み、その配合量は0.1〜9重量%であり、0.1重量
%よりも少ないと良好な染毛結果が得られず、9重量%
を越えると毛髪の損傷およびエアゾール容器の破裂の恐
れがある。さらには、2.0〜6.0重量%が好まし
く、2.0重量%以上配合することにより、優れた染毛
力とブリーチ効果が得られる。一方、6.0重量%以下
にすることにより毛髪の損傷およびエアゾール容器の破
裂の恐れがより少なくなる。また、安定剤として、例え
ば、フェナセチン、EDTA、8−ヒドロキシキノリ
ン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツ
ール酸、尿酸、タンニン酸、パラベンなどが挙げられ
る。また、pH調整剤として、例えば、リン酸、クエン
酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸などを用いて、pH2〜
6、好ましくは3〜5に調整する。その他、前記のもの
を適宜、配合することができる。
【0031】噴射剤14、15として液化石油ガスおよ
び/またはジメチルエーテルを第一エアゾール容器2お
よび第二エアゾール容器3に充填することにより、泡状
で吐出させることができる。液化石油ガスおよび/また
はジメチルエーテルを用いることにより、地肌汚れの少
ない、安定性に優れた効果が得られる。その配合量は1
〜50重量%であり、1重量%よりも少ないかあるいは
50重量%を越えると地肌汚れがあり、安定性にも問題
が生じる恐れがある。さらには3〜30重量%が好まし
く、3重量%以上配合することにより、より優れた地肌
汚れの防止効果および安定性が得られる。一方、30重
量%を越えた場合は地肌汚れの防止効果および安定性の
上昇は少なくなる。
【0032】
【発明の効果】泡状二剤式染毛剤を容易にブラシ上に混
合・排出することができ、しかも片手で容易に操作がで
きる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2液混合容器の正面図である。
【図2】 本発明の2液混合容器の正面図の一部断面図
である。
【図3】 本発明の2液混合容器の右側面図である。
【図4】 本発明の2液混合容器の右側面図の一部断面
図である。
【図5】 本発明の2液混合容器の平面図である。
【図6】 本発明の2液混合容器の使用状態を示す図で
ある。
【図7】 比較例の2液混合容器の使用状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…2液混合容器 2…第一エアゾール容器 3…
第二エアゾール容器 4…ノズル 5…カバー部 6…レバー 7…キ
ャピラリーチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/32 B65D 81/32 S

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
    ル容器を並べて一体容器とし、その上部にノズルを有す
    るカバー部を設け、そのノズルがカバー部より突出して
    いることを特徴とする2液混合容器。
  2. 【請求項2】 ノズルがカバー部より5mm以上突出し
    ていることを特徴とする請求項1記載の2液混合容器。
  3. 【請求項3】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
    ル容器の直径が15〜35mmであることを特徴とする
    請求項1〜2記載の2液混合容器。
  4. 【請求項4】 第一エアゾール容器および第二エアゾー
    ル容器の一体容器の外周が形成する略楕円の短径方向に
    ノズルの吐出口の先端が向くように配置したことを特徴
    とする請求項1〜3記載の2液混合容器。
  5. 【請求項5】 第一エアゾール容器に泡状染毛用第1剤
    を充填し、かつ第二エアゾール容器に泡状染毛用第2剤
    を充填したことを特徴とする請求項1〜4記載の2液混
    合容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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