JP2003265227A - 染毛剤容器 - Google Patents

染毛剤容器

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JP2003265227A
JP2003265227A JP2002074020A JP2002074020A JP2003265227A JP 2003265227 A JP2003265227 A JP 2003265227A JP 2002074020 A JP2002074020 A JP 2002074020A JP 2002074020 A JP2002074020 A JP 2002074020A JP 2003265227 A JP2003265227 A JP 2003265227A
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Japan
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container
hair dye
basic
inner container
dye
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JP2002074020A
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English (en)
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Fumio Nakanishi
文雄 中西
Akitoshi Ando
彰敏 安藤
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Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染毛剤中の塩基性染料の減少がなく、保存安
定性に優れた染毛剤容器を提供する。 【解決手段】 塩基性染料を含有する染毛剤組成物を収
容する内容器16と、内容器16を収容する外容器8a
から成る二重容器において、内容器16が前記塩基性染
料に対してバリア性を有するアルミニウム、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリアクリロニトリル、二酸化珪
素、アルミナから選ばれる少なくとも一つの層を備え、
噴射剤が内容器の中あるいは内容器と外容器の間に充填
されたことを特徴とする染毛剤容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩基性染料を含有
する染毛剤組成物を収容するための染毛剤容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、染毛剤を収容したポリエチレ
ン製の内容器と、内容器を収容した金属製容器からなる
エアゾール式の二重容器、あるいは染毛剤を収容したポ
リエチレン製の内容器と、内容器を収容したポリエチレ
ン製の容器からなるスクイズ式の二重容器が用いられて
きた。このポリエチレン製の内容器には、カチオン染
料、ニトロ染料等の塩基性染料を含有する染毛剤を収容
した際に、塩基性染料が容器内壁に吸着し、徐々に内部
に浸透するため、容器が着色されてしまうという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリエチレン
製容器に塩基性染料を含有する染毛剤を収容することに
は、着色の問題とは別に、塩基性染料が容器内壁へ吸着
したり浸透したりすることにより、染毛剤中の塩基性染
料の量が減少し、染毛剤の染毛力が低下してしまうとい
う問題があった。更に、外容器もポリエチレン製の場
合、内容器に浸透した塩基性染料が外容器も着色してし
まう恐れがあった。本発明は以上の点に鑑みなされたも
のであり、染毛剤中の塩基性染料の量の減少、及び保存
安定性に優れた染毛剤容器を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明
は、塩基性染料を含有する染毛剤組成物を収容する内容
器と、内容器を収容する外容器から成る二重容器におい
て、内容器が前記塩基性染料に対してバリア性を有する
層を備えることを特徴とする染毛剤容器を要旨とする。
【0005】本発明の染毛剤容器の内容器は、塩基性染
料に対してバリア性を有する層を備えているので、塩基
性染料を含有する染毛剤組成物を収容した場合でも、そ
のバリア性を有する層の外側に、塩基性染料が吸着また
は浸透することがない。
【0006】従って、染毛剤組成物の含有する塩基性染
料の量が減少したり、内容器の外側に塩基性染料が漏出
したりすることがない。
【0007】前記塩基性染料としては、例えば、カチオ
ン染料とニトロ染料がある。
【0008】カチオン染料としては、例えば、BASIC BL
UE 3,BASIC BLUE 6,BASIC BLUE 7,BASIC BLUE 9,BASIC
BLUE 26,BASIC BLUE 41,BASIC BLUE 47,BASIC BLUE 9
9,BASIC BROWN 4,BASIC BROWN 16,BASIC BROWN17,BASIC
GREEN 1,BASIC GREEN 4,BASIC ORANGE 1,BASIC ORANGE
2,BASIC ORANGE 31,BASIC RED 1,BASIC RED 2,BASICRE
D 22,BASIC RED 46,BASIC RED 51,BASIC RED 76,BASIC
RED 118,BASIC VIOLET1, BASIC VIOLET 3,BASIC VIOLET
4,BASIC VIOLET 10,BASIC VIOLET 11:1,BASIC VIOLET
14,BASIC VIOLET 16,BASIC YELLOW 11,BASIC YELLOW 2
8,BASIC YELLOW57,BASIC YELLOW 87等がある。
【0009】ニトロ染料としては、例えば、HC Blue No
2,HC Blue No4,HC Blue No5,HC Blue No6,HC Blue No7,
HC Blue No8,HC Blue No9,HC Blue No10,HC Blue No11,
HC Blue No12,HC Blue No13,HC Blue No14,HC Brown No
1,HC Brown No2,HC Green No1,HC Orange No1,HC Orang
e No2,HC Orange No3,HC Orange No5,HC Red No1,HCRed
No3,HC Red No7,HC Red No8,HC Red No9,HC Red No10,
HC Red No11,HC RedNo13,HC Red No14,HC Violet No1,H
C Violet No2,HC Yellow No2,HC Yellow No4,HC Yellow
No5,HC Yellow No6,HC Yellow No7,HC Yellow No8,HC
Yellow No9,HC Yellow No10,HC Yellow No11,HC Yellow
No12,HC Yellow No13,HC Yellow No14,HC Yellow No1
5,DISPERSE BLACK 9,DISPERS BLUE 1,DISPERSE BLUE 3,
DISPERSE Brown 4,DISPERSE Orange 3,DISPERSE Red 1
1,DISPERSE Red 15,DISPERSE Red17,DISPERSE Violet
1,DISPERSE Violet 4,DISPERSE Violet 15等がある。
【0010】前記バリア性とは、塩基性染料の透過を低
減、又は完全に防止する性質であり、例えば、アルミニ
ウム、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニト
リル、二酸化珪素、アルミナから選ばれる少なくとも一
つの層からなるものが好ましい。
【0011】内容器がアルミニウム層からなる場合は、
内側に樹脂から成る層を有することが好ましい。染毛剤
組成物が、直接アルミニウム層に接することがなく、ア
ルミニウム層を腐食させる成分を含んでいる場合でも、
アルミニウム層が腐食することがない。前記樹脂から成
る層の材料としては、例えば、ポリエチレン(PE)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)がある。また、
PETとPEとを積層したものとすることができる。
【0012】また内容器が二酸化珪素(SiO)また
はアルミナ(Al)からなる場合は、蒸着により
形成するので、二酸化珪素またはアルミナから成る層の
厚みを均一としながら、尚かつ、その厚みを、塩基性染
料の吸着や透過を防止するために必要な厚みに制御する
ことができる。
【0013】前記蒸着を行う基材層(蒸着基材層)とし
ては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、ポリアクリロニトリル樹脂(PAN)等が挙げられ
る。この中では、ポリエステル樹脂が好ましい。
【0014】ポリエステル樹脂の具体例としては、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(P
BT)等が挙げられる。これらの中でも、ポリエチレン
テレフタレート(PET)がより好ましい。
【0015】ポリオレフィン系樹脂の具体例としては、
高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン
(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖
状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン
(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレ
ン−オクテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体、アイオノマー樹脂等が挙げられる。これらの中で
も、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レンが好ましい。さらに、これらの中でも2軸延伸高密
度ポリエチレン、2軸延伸中密度ポリエチレン、2軸延
伸低密度ポリエチレン、2軸延伸直鎖状低密度ポリエチ
レン、2軸延伸ポリプロピレンが、より好ましい。
【0016】前記蒸着により形成した層の内側に、例え
ば、樹脂層(例えば、ナイロン(NY)/ポリエチレン
(PE))を形成し、蒸着により形成した層を保護する
ことができる。
【0017】前記染毛剤容器の種類としては、例えば、
内容器が袋状あるいはパウチ状であり、内容器を収容す
る外容器からなり、噴射剤が内容器の中に充填されたエ
アゾール式の二重容器、あるいは噴射剤が内容器と外容
器の間に充填されたエアゾール式の二重容器、あるいは
外容器がポリエチレン製の容器からなるスクイズ式の二
重容器がある。
【0018】外容器としては、エアゾール式の二重容器
の場合はアルミニウム、ブリキ等の金属、スクイズ式の
二重容器の場合はポリエチレンテレフタレート等の合成
樹脂製が用いられる。また内容器をポリエチレンテレフ
タレートまたはポリアクリロニトリルを用い、外容器を
ポリエチレンテレフタレートなど、透光性を有する材質
で構成した場合、内容物を目視することができ、残量が
確認しながら使用できると共に、内容物の美しい色が見
えることにより、商品価値を高めることができる。前記
染毛剤組成物としては、例えば、ヘアマニキュア、カラ
ーリンス、カラートリートメント、カラーシャンプー、
酸化染毛剤、毛髪着色料等の塩基性染料を含む染毛剤組
成物がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の染毛剤容器の実施
の形態の例(実施例)を説明する。
【0020】(実施例1)以下に、本発明の第1実施例
としての染毛剤容器2を図面と共に説明する。図1は、
第1実施例としての染毛剤容器2を示す斜視図であり、
図2は染毛剤容器2の内部構造を示す断面図である。こ
の染毛剤容器2は、図1及び図2に示すように、ステム
4を有するマウンテインカップ6を上部に装着したエア
ゾール容器8と、連結体10を介して一体に形成された
カバー12及びノズル14と、を備えている。
【0021】図2に示すように、エアゾール容器8は、
ブリキ又はアルミニウムで形成され、エポキシアミノ樹
脂、エポキシアミン樹脂等で内面塗装された容器本体8
aと、ステム4を有するマウンテインカップ6と、マウ
ンテインカップ6に固着された内袋16とを備えてい
る。この内袋16の内部には下記のクリーム状の直接染
毛剤が充填されており、また、内袋16と容器本体8a
との間には、染毛剤を噴射させるための噴射剤として窒
素ガスが充填されている。また、容器本体8aの底部に
は、噴射剤を充填及び排出するための排出口を塞ぐ栓1
8が取り付けられている。
【0022】なお、内容器として用いる内袋16はPE
T製の変形可能な材質である。その厚みは20〜150
μm(例えば100μm)である。
【0023】実施例1の染毛剤容器は、内袋16が塩基
性染料に対してバリア性を有するPET層からなるの
で、塩基性染料を含有する直接染毛剤を収容した場合で
も、内袋16に塩基性染料が吸着したり、内袋16の外
側に塩基性染料が漏出したりすることがない。
【0024】また、内袋16は、A−A断面を示す図3
のように、ひだおりのプリーツ形状に形成されており、
実線で示す範囲まで染毛剤を封入でき、染毛剤を射出し
てゆくと、点線Bで示すようにプリーツを寄せ合いなが
ら縮むようになっている。 クリーム状直接染毛剤 (重量%) セタノール 5 ヘキシルデカノール 5 プロピレングリコール 5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3 POE(2)セチルエーテル 5 POE(30)セチルエーテル 3 香 料 0.5 Acid Orange 3 0.05 HC Orange No.1 0.2 HC Red No.1 0.03 HC Yellow No.2 0.02 HC Yellow No.4 0.01 HC Red No.3 0.05 2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール 0.2 精製水 残部 pH(10%希釈時)7.2
【0025】(実施例2)次に、本発明の第2実施例と
しての染毛剤容器102を図面と共に説明する。図4は
染毛剤容器102の内部構造を示す断面図である。なお
染毛剤容器102の斜視図は、図1の第1実施例の染毛
剤容器2と同じ形状であるので省略する。この染毛剤容
器102は、図4に示すように、ステム104を有する
マウンテインカップ106を上部に装着したエアゾール
容器108と、連結体110を介して一体に形成された
カバー112及びノズル114と、を備えている。
【0026】図3に示すように、エアゾール容器108
は、ブリキ又はアルミニウムで形成され、エポキシアミ
ノ樹脂、エポキシアミン樹脂等で内面塗装された容器本
体108aと、ステム104を有するマウンテインカッ
プ106と、マウンテインカップ106に固着された内
袋116とを備えている。この内袋116の内部には下
記の組成の泡状直接染毛剤が充填されている。
【0027】なお、内容器として用いる内袋116はア
ルミニウム製で内側がポリエチレン層からなる変形可能
な材質である。その厚みはアルミニウム層が10〜50
μm(例えば20μm)、ポリエチレン層が20〜15
0μm(例えば100μm)である。
【0028】実施例2の染毛剤容器102は、内袋11
6が塩基性染料に対してバリア性を有するアルミニウム
層からなるので、塩基性染料を含有する直接染毛剤を収
容した場合でも、内袋116に塩基性染料が吸着した
り、内袋116の外側に塩基性染料が漏出したりするこ
とがない。 泡状直接染毛剤 (重量%) ステアリルアルコール 1 POE(25)セチルエーテル 2 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5 メチルフェニルポリシロキサン 0.5 グリセリン 2 カチオン化セルロース 1 Disperse Black 9 0.35 Disperse Blue 1 0.1 HC Blue No.2 0.9 HC Orange No.1 0.15 HC Red No.1 0.1 HC Yellow No.2 0.1 HC Yellow No.4 0.1 HC Red No.3 0.25 LPG 5 香料 0.2 精製水 残部
【0029】(実施例3)図5に示すように、本発明の
第3実施例としての櫛付き二重容器である染毛剤容器2
11(以下単に二重容器211ともいう。)は全体が合
成樹脂により形成されている。そして、可撓性を有し開
口を有するポリエチレン製の外容器212と、同じく可
撓性を有するとともに開口を有し外容器212と開口を
共有するように同外容器212内に設けられたポリアク
リルニトリル製の内容器213と、その共有開口を閉塞
する蓋体214とから主に構成されている。
【0030】まず外容器212は、図6に示すように有
底円筒状に形成され、その上端に開口が形成されてい
る。外容器212の上端外周には雄ねじ部215が設け
られており、さらに周方向に延びる一対の突条216
a,216bがその雄ねじ部215を間に挟むようにし
て設けられている。この一対の突条216a,216b
のうち上側の突条216aは外容器212の上端縁(開
口端縁)に沿って設けられ、下側の突条216bは雄ね
じ部215の下部に設けられている。また、外容器21
2の胴部212a外周面には、多数の凹凸で形成される
一対の滑り止め部217が相対向する位置(図5及び図
6では一方の滑り止め部217のみを示す。)に設けら
れている。なお、各滑り止め部217は、外容器212
の軸線方向に沿って設けられているが、外容器212の
上端及び下端の部分には設けられず、中間部の限られた
部分のみに設けられている。
【0031】次に内容器213はブロー成形によって、
図6に示すように有底円筒状に形成され、その上端に開
口が形成されている。内容器213の上部にはほぼ直角
に細くくびれて形成された首部213aがあり、その首
部213aの上には内容器213の開口を構成する口部
213bが設けられている。また、内容器213の胴部
213cには変形規制手段としての長円形の凹部218
が三つ(図6では一部の凹部218のみを示す。)周方
向に等間隔をおいて設けられている。そして、下記の直
接染毛剤は、この内容器213の内部に収容されるよう
になっている。また、内容器213は前記外容器212
に対して分離可能に収容されている。
【0032】内容器は塩基性染料に対してバリア性を有
するポリアクリルニトリルで成型されているので、塩基
性染料を含有する直接染毛剤を収容した場合でも、内容
器に塩基性染料が吸着したり、内容器の外側に塩基性染
料が漏出したりすることがない。 ゲル状直接染毛剤 (重量%) ヒドロキシエチルセルロース 3 ジプロピレングリコール 5 エチルカルビトール 2 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3 香 料 0.5 Disperse Blue 1 0.1 HC Blue No.2 0.7 HC Orange No.1 0.2 HC Yellow No.2 0.15 HC Yellow No.4 0.15 HC Red No.3 0.3 精製水 残部 pH(10%希釈時)7.4
【0033】なお、本実施形態は、外容器212と内容
器213とを、それぞれ可撓性外側層と可撓性内側層と
により剥離自在に積層された構成とすることも可能であ
る。
【0034】(実施例4)図7、図9及び図10に示す
ように、本発明の第4実施例としての櫛付き二重容器で
ある染毛剤容器311は、全体が合成樹脂により形成さ
れている。そして、可撓性を有するとともに開口を有す
る外容器312と、同じく可撓性を有するとともに開口
を有し、外容器312と開口を共有するように同外容器
312内に設けられた内容器313と、その共有開口を
閉塞する蓋体314とから主に構成されている。
【0035】外容器312は有底円筒状に形成され、そ
の上端に開口が形成されている。外容器312の上端外
周には雄ねじ部315が設けられており、さらに周方向
に延びる一対の突条316a,316bがその雄ねじ部
15を間に挟むようにして設けられている。この一対の
突条316a,316bのうち上側の突条316aは外
容器312の上端縁(開口端縁)に沿って設けられ、下
側の突条316bは雄ねじ部315の下部に設けられて
いる。また、外容器312の胴部312a外周面には、
多数の凹凸で形成される一対の滑り止め部317が相対
向する位置(図7では一方の滑り止め部317のみを示
す。)に設けられ、把持する際の滑り止めとなってい
る。なお、各滑り止め部317は、外容器312の軸線
方向に沿って設けられているが、外容器312の上端及
び下端の部分には設けられず、中間部のみに設けられて
いる。
【0036】次に、内容器313は実施例3の内容器2
13と同様な形状であり、ブロー成形法によって有底円
筒状に形成され、その上端に開口が形成されている。内
容器313の上部にはほぼ直角に細くくびれて形成され
たくびれ部313aがあり、そのくびれ部313aの上
には内容器313の開口を構成する口部313bが設け
られている。そして、実施例3と同じ直接染毛剤が、こ
の内容器313の内部に収容されるようになっている。
また、内容器313は前記外容器312に対して分離可
能に収容されている。
【0037】さらに、内容器313の口部313bの上
端部には外方に突出するフランジ318が形成されてお
り、内容器313を外容器312内に収容したときに
は、このフランジ318の下面が外容器312の上端面
に係止されるようになっている。
【0038】フランジ318の下面には、内容器313
と外容器312との間の空間部319に空気を導入する
ための凹溝320が4つ(図9では一つの凹溝320の
みを示す。)周方向に等間隔をおいて凹設されている。
さらに口部313bの外側面には、周方向に延びる凹所
321が設けられている。また、口部313bからくび
れ部313aにかけての内周面は滑らかな段差状に形成
されている。
【0039】外容器312を形成する材料としては、具
体的には高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリ
エチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリ
アクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)、ポリ
塩化ビニル、ナイロン等の可撓性を有する合成樹脂が挙
げられる。そして、これらの中から選ばれるいずれか一
種又は二種以上を混合したもので、単層或いは積層形成
される。
【0040】内容器313を形成する材料としては、ア
ルミニウム、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリ
ロニトリル、二酸化珪素、アルミナが挙げられる。そし
て、これらの中から選ばれるいずれか一種又は二種以上
を、単層或いは積層形成される。
【0041】なお、本実施形態の外容器312はポリエ
チレン、内容器313はポリエチレンテレフタレートで
形成され、いずれも透光性を有する材質で構成されてい
るため、内容物を目視することができ、残量が確認しな
がら使用できると共に、内容物の美しい色が見える。
【0042】また、上記した合成樹脂に樹脂改質剤など
の添加剤を加えてもよく、本実施形態では樹脂改質剤と
してα−オレフィン共重合体[三井石油化学工業(株)
製の商品名タフマー(登録商標)]を添加した材料で外
容器312が形成されている。樹脂改質剤の添加量は2
0〜30重量%の範囲が好ましく、24〜26重量%の
範囲がより好ましい。この添加量が20重量%未満では
樹脂改質剤の効果が弱く、逆に30重量%を超えると透
明性が低下するため好ましくない。
【0043】続いて蓋体314は、蓋本体322と毛髪
用化粧料を塗布するための櫛部323とから一体的に構
成されている。蓋体314の下部に形成された蓋本体3
22はほぼ円筒状をなし、その内周面には前記外容器3
12の雄ねじ部315に螺合される雌ねじ部324が設
けられている。そして、この雄ねじ部315と雌ねじ部
324の螺合関係により蓋体314は外容器312に着
脱可能に構成され、外容器312と内容器313の共有
開口を蓋体314で開閉できるようになっている。
【0044】蓋体314を外容器312に装着させたと
きには、外容器312の一対の突条316a,316b
のうち上側の突条316aが蓋本体322の内周面に当
接し、これにより櫛付き容器311の内外がシールされ
るようになっている。また、蓋本体322の外周面に
は、上下方向に延びる滑り止め突条325が8本(図7
では一部の滑り止め突条325を示す。)周方向に一定
間隔をおいて突設されており、蓋体314を外容器31
2に着脱する際に滑り止めの役割をするようになってい
る。
【0045】前記櫛部323は、蓋本体322に嵌め込
まれるとともに、上方に向かって突設された複数の櫛歯
323aを備えている。これらの櫛歯323aは左右方
向に一定の間隔をおいて一列に並設され、中間に設けら
れた櫛歯323a(本実施形態では6つ)は別体で成形
され、嵌め込まれている。中間部の各櫛歯323aの先
端部には供給通路326に連通された吐出孔327が供
給通路326と直交方向に貫通形成され、毛髪用化粧料
が供給通路326を介して吐出孔327から吐出される
ようになっている。
【0046】なお、この隣接する櫛歯323a間の間隔
は、染毛剤の頭髪へのなじみとのびを良好にするため
に、好ましくは3.0〜5.0mm、より好ましくは
3.5〜4.5mm、特に好ましくは3.7〜4.3m
mである。この櫛歯323a間の間隔が3.0mm未満
の場合には、櫛歯323aと頭髪とが絡まりやすくなる
こと等から、コーミングする際の頭髪への負荷が大きく
なり、頭髪を傷めてしまうおそれがある。逆に、櫛歯3
23a間の間隔が5.0mmを越える場合には、コーミ
ングするときの抵抗が少ないため、コーミングが適切に
行われているかどうかが分かり難くなってしまう。
【0047】図8(a)、(b)に示すように、蓋体3
14の櫛部323の根元、すなわち櫛部323の下部か
ら蓋本体322の上部にかけて、櫛部323及び蓋本体
322の下部より細径の首部328が設けられ、その首
部328の外面には滑らかに湾曲しながら膨出するガイ
ド面329が形成されている。このガイド面329は、
染毛剤の液だれをガイドしながら染毛剤を頭髪に円滑に
塗布できるようにしている。櫛部323の両端側に位置
する首部328には、くびれを形成することによって絞
り部330が設けられ、その絞り部330の位置に一対
の空気流入孔331が設けられている。つまり、これら
の空気流入孔331が前記ガイド面329を避けて、そ
れ以外の領域に設けられている。
【0048】また、蓋体314の内部は複数部材によっ
て構成された隔壁332によって、二つの小室333
a,333bに区画されている。一方の小室333aは
連通路334、連通孔335などを介して、前記空気流
入孔331から外部に連通するとともに、内容器313
の凹溝320などを介して外容器312と内容器313
との間の空間部319にも連通している。ただし、隔壁
332には弁体336が突設されており、この弁体33
6が通常は実線で示すように小室333aを二分する位
置にあるため、外容器312と内容器313の間の空間
部319と櫛付き容器311の外部とは連通していな
い。しかし、外部から空気流入孔331、連通孔33
5、連通路334を介して櫛付き容器311内に空気が
導入された場合にはその空気の圧力で弁体336が二点
鎖線で示すように下方に変形をし、両者間が連通され
る。
【0049】他方の小室333bは櫛部323にある前
記供給通路326、吐出孔327を介して外部に連通す
るとともに、内容器313の内部に連通している。この
小室333bにおいても隔壁332から突設された開閉
弁337が通常実線で示すように小室333bを二分す
る位置にあり、このために内容器313の内部と櫛付き
容器311の外部とは連通していない。しかし、内容器
313から染毛剤が吐出された場合にはその圧力で開閉
弁337が二点鎖線で示すように上方に変形をし、両者
間が連通される。
【0050】なお、本実施形態における櫛付き容器31
1は、外容器312はポリエチレン、内容器313はポ
リエチレンテレフタレート、さらに蓋体314と櫛部3
23はポリエチレンで形成され、いずれも透光性を有す
る材質で構成されているため、染毛剤が櫛歯323aの
吐出孔327から排出されるまでの経路を確認しながら
使用できるので、外容器312のスクイズ操作を加減し
ながら適量排出することが容易にできると共に、内容物
の美しい色が見える視覚的効果も有する商品価値が高い
ものである。
【0051】次に、上記のように構成された櫛付き容器
311の作用を説明する。
【0052】本実施形態における櫛付き容器311を使
用して頭髪に染毛剤を塗布する場合には、内容器313
の内部に染毛剤を充填した後、外容器312の胴部31
2aをスクイズしながら櫛部323で頭髪をコーミング
することによって、頭髪の表面に染毛剤を塗布すること
ができる。このとき、吐出孔327から吐出された染毛
剤は、櫛歯323aの外面を伝って、そこに摺接されて
いる頭髪の表面に直接塗布される。
【0053】さらに、同じ部位の頭髪を複数回コーミン
グすることによって、頭髪に付着された染毛剤が櫛歯3
23aの外面、首部328の上面及びガイド面329に
付着され、その付着された染毛剤が再度頭髪の表面に拡
散しながら塗布される。さらにこのとき、首部328の
上面及びガイド面329に付着された染毛剤は、図7に
矢印で示されるように、ガイド面329に沿って拡散さ
れながら、それらの面に摺接されている頭髪の表面に再
度塗布される。
【0054】従って、この櫛付き容器311は、櫛歯3
23aの外面、首部328の上面及びガイド面329に
摺接された頭髪に対して、染毛剤を様々な方向から同時
に塗布することができることから、頭髪の表面全体に薄
く均一に染毛剤を塗布することができる。加えて、染毛
剤がガイド面329に沿ってガイドされながら拡散され
ることから、首部328の絞り部330等に液だれする
おそれがほとんどない。
【0055】前記のように、外容器312をスクイズす
ると外容器312の内部が加圧され、内容器313が収
縮して染毛剤が内容器313から蓋体314内の小室3
33bに吐出される。そして、内容器313から吐出さ
れた染毛剤の圧力で開閉弁337が変形をし、染毛剤は
小室333b内を移動した後、櫛歯323aに設けられ
た、供給通路326、吐出孔327から外部に吐出され
る。このとき、弁体336は図9に実線で示す位置に移
動し、小室333aが二分されて、外容器312と内容
器313の間の空間部319と櫛付き容器311の外部
とは連通が完全に閉鎖されている。
【0056】スクイズを止めると内容器313の収縮が
止まって染毛剤の吐出が止まるとともに、外容器312
が元の形状に復元しようとするために外容器312の内
部が減圧される。その結果、外部の空気が蓋体314の
空気流入孔331から連通孔335、連通路334を介
して小室333a内に流入し、流入された空気の圧力で
弁体336が図9に二点鎖線で示す位置に移動し、その
空気は凹溝320などを介して外容器312と内容器3
13の間の空間部319に流入する。よって、外容器3
12の形状は元の形状に復元され、その一方で内容器3
13の形状は収縮した状態のまま保持される。
【0057】内容器313内の染毛剤が空になってその
内部に染毛剤を充填する場合には、開放された状態の外
容器312と内容器313の共有開口にチューブ容器の
先端を嵌め合わせた後、チューブ容器を押し潰してその
染毛剤を内容器313内に注入する。
【0058】なお、本実施形態は、外容器312と内容
器313とを、それぞれ可撓性外側層と可撓性内側層と
により剥離自在に積層された構成とすることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の染毛剤容器の斜視図。
【図2】 第1実施例の染毛剤容器の内部構造を示す断
面図。
【図3】 第2実施例の染毛剤容器の内部構造を示す断
面図。
【図4】 図2のA−A断面における断面図。
【図5】 第3実施例の染毛剤容器の正面図。
【図6】 第3実施例の染毛剤容器の外容器と内容器を
分解して示す正面図。
【図7】 第4実施例の染毛剤容器の斜視図。
【図8】 (a)は第4実施例の染毛剤容器の一部を示
す正面図、(b)は同じく第4実施例の染毛剤容器の一
部を示す側面図。
【図9】 第4実施例の染毛剤容器の上部を示す部分正
断面図。
【図10】 第4実施例の染毛剤容器の上部を示す部分
側断面図。
【符号の説明】
2,102,211,311…染毛剤容器、8a,10
8a,212,312…外容器、16,116,21
3,313…内容器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基性染料を含有する染毛剤組成物を収
    容する内容器と、内容器を収容する外容器から成る二重
    容器において、内容器が前記塩基性染料に対してバリア
    性を有する層を備えることを特徴とする染毛剤容器。
  2. 【請求項2】 バリア性を有する層が、アルミニウム、
    ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル、
    二酸化珪素、アルミナの中から選ばれる1または2以上
    の物質からなることを特徴とする請求項1記載の染毛剤
    容器。
  3. 【請求項3】 噴射剤が内容器に充填されたことを特徴
    とする請求項1〜2記載のエアゾール式の染毛剤容器。
  4. 【請求項4】 噴射剤が内容器と外容器の間に充填され
    たことを特徴とする請求項1〜2記載のエアゾール式の
    染毛剤容器。
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