JP2001046140A - 染毛用塗布具 - Google Patents

染毛用塗布具

Info

Publication number
JP2001046140A
JP2001046140A JP11225333A JP22533399A JP2001046140A JP 2001046140 A JP2001046140 A JP 2001046140A JP 11225333 A JP11225333 A JP 11225333A JP 22533399 A JP22533399 A JP 22533399A JP 2001046140 A JP2001046140 A JP 2001046140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
comb
comb teeth
container
hair dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11225333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303368B2 (ja
Inventor
Toshihiko Yamamoto
敏彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoyu Co Ltd filed Critical Hoyu Co Ltd
Priority to JP22533399A priority Critical patent/JP4303368B2/ja
Publication of JP2001046140A publication Critical patent/JP2001046140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303368B2 publication Critical patent/JP4303368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かい染毛操作や生え際染毛を簡単に行うこ
とが可能で、刷毛よりも簡単に塗布することができ、し
かも、毛染めを速やかに行うことができる染毛用塗布具
を提供する。 【解決手段】 染毛用塗布具は、染毛剤を収容する外容
器11と、その外容器11の内部に設けられた内容器1
2と、外容器11の口筒部に設けられた櫛柄部13と、
その櫛柄部13に突設された複数の櫛歯14とにより構
成されている。櫛柄部13は剛性を有する合成樹脂によ
って形成され、櫛歯14は可撓性を有する合成樹脂によ
って形成されている。円筒部16の上面には逆止弁17
が形成され、前記櫛歯14には、吐出口22が隣の列の
櫛歯14に形成された吐出口22と互いに対向するよう
に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば酸化染毛
剤、毛髪脱色剤やヘアマニキュア(酸性染毛料)等の内
容物を、頭髪に直接塗布すべく構成した染毛用塗布具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の染毛用塗布具としては、例えば特
開平11−18836号公報に記載の毛髪処理組成物塗
布用ブラシ、特開平10−137029号公報に記載の
櫛付きキャップ及び実公平5−8881号公報に記載の
毛染用コームが知られている。
【0003】特開平11−18836号公報に記載の毛
髪処理組成物塗布用ブラシは、ブラシ台座、ブラシ柄及
びこれらを連結する連結部よりなり、合成樹脂等により
形成されている。ブラシ台座下面には、複数のブラシ歯
が一定間隔をおいて長手方向にほぼ並行して延びてい
る。また、ブラシ台座の先端部には、その上面から斜め
上方に向かって刷毛が設けられている。
【0004】そして、この毛髪処理組成物塗布用ブラシ
では、最初に、ブラシ歯によって、毛髪全体に毛染めが
行われる。次に、刷毛によって、ブラシ歯では充分毛染
めを行うことができなかった部分の毛染めや、むら染め
になった部分の修正が行われる。
【0005】特開平10−137029号公報に記載の
櫛付きキャップは、スクイズ性を有する胴部の上端に口
筒部を立設して構成した容器体に組付けられるもので、
容器体の口筒部に密に組付くキャップ本体と、このキャ
ップ本体の上端に起立して組み付けられ、剛性を有する
櫛歯体とから構成されている。さらに、キャップ本体の
下端面から櫛歯の上端部にかけて注出路が形成され、櫛
歯の先端側にはその両側面に注出口が開口されている。
そして、この櫛付きキャップでは、注出路を介して各櫛
歯に内容液が均等にかつ円滑に分配導出され、各櫛歯に
対する内容液の注出むらによる頭髪に対する内容液の塗
布むらの発生が防止される。
【0006】実公平5−8881号公報に記載の毛染用
コームは、扁平箱状のケース部と櫛歯が突出されている
扁平櫛歯台とから構成されている。ケース部の細長状上
端面には、ブラシ毛が一側縁側に沿って列設されてい
る。そして、この毛染め用コームでは、最初に、刷毛に
液が付着される。次に、櫛歯を頭皮に接触させて毛染め
用コームを動かして染毛を行うことにより、液の塗布む
らの発生が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平10
−137029号公報に示す染毛用塗布具では、櫛歯が
硬かったため、細かい染毛操作や、生え際染毛を簡単に
行うことができなかった。その問題点を克服するため
に、特開平11−18836号公報に示すように、可撓
性を有する刷毛をブラシ歯とは別に形成したものや、実
公平5−8881号公報に示すように、可撓性を有する
ブラシ毛を櫛歯とは別に形成したものもあったが、この
場合、毎回薬液を付けてから塗布しなければならなかっ
たため、操作が面倒であり、速やかに全体を染めること
ができなかった。
【0008】この発明は上記のような従来技術の問題点
に着目してなされたものである。その目的とするところ
は、細かい染毛操作や生え際染毛を簡単に行うことが可
能で、刷毛よりも簡単に塗布することができ、しかも、
毛染めを速やかに行うことができる染毛用塗布具を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明の染毛用塗布具は、毛髪染毛
料を収容する容器体と、同容器体の口筒部に設けられた
櫛柄部と、櫛柄部に突設された複数の櫛歯とからなる染
毛用塗布具であって、前記櫛柄部は、剛性を有する合成
樹脂で形成され、櫛歯は可撓性を有する合成樹脂で形成
されるとともに、櫛歯内には毛髪染毛料が収容された容
器体内と連通する供給通路が設けられ、かつ、櫛歯の少
なくとも一面には、供給通路と連通する吐出口が形成さ
れているものである。
【0010】請求項2に記載の発明の染毛用塗布具は、
請求項1に記載の発明において、前記櫛歯は交互に2列
千鳥配置されているものである。請求項3に記載の発明
の染毛用塗布具は、請求項1又は請求項2のうちいずれ
か1項に記載の発明において、前記櫛歯の隣接位置に
は、剛性を有するガイド突起が列設されているものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
を具体化した第1実施形態を図1から図4に従って説明
する。
【0012】図1に示すように、染毛用塗布具は、合成
樹脂製の外容器11と、その外容器11の内部に設けら
れたチューブ状の内容器12と、外容器11の口筒部に
設けられた櫛柄部13と、櫛柄部13に突設された複数
の櫛歯14とにより構成されている。前記外容器11は
有底円筒状をなし、その上部に形成された口筒部は外容
器11下部の外径よりも細く形成されている。
【0013】外容器11の材質は、耐薬品性、成形性及
び強靱性に優れた合成樹脂を用いるのが望ましい。外容
器11を形成する材料として具体的には、高密度ポリエ
チレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDP
E)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレ
ン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニル及びナイロ
ンが挙げられる。外容器11はこれらの材料のいずれか
を単層で、又は二種以上を積層して、若しくは二種以上
を混合して層状に形成されている。
【0014】前記内容器12は外容器11を形成する材
料と同様の合成樹脂により形成され、外容器11との間
に一定の空間部15を有する状態でその中心位置に配設
されている。この内容器12に酸化染毛剤を充填する際
には、その染毛剤が内容器12の外部に透過しない材質
で内容器12を形成する必要がある。なお、前記染毛剤
の中には毛髪脱色剤も含まれる。
【0015】前記外容器11の口筒部には、剛性を有す
る合成樹脂で形成された櫛柄部13の下部の円筒部16
が螺合されている。その円筒部16の上面には、外部か
ら外容器11と内容器12との間に形成される空間部1
5内に空気が導入されるが、空間部15からは空気が排
出されないようにするための逆止弁17が設けられてい
る。櫛柄部13の中間部は縮径された円筒状のくびれ部
18となり、上部は上部ほど拡幅された横半円筒状の支
持台部19となっている。支持台部19の上端面には複
数本(この実施形態では12本)の丸棒状に形成された
可撓性を有する合成樹脂製の櫛歯14が2列に互いに対
向するように6本ずつ列設されている。図2に示すよう
に、各櫛歯14内の中心には、櫛柄部13内の連通路2
0と連通する供給通路21が設けられ、その供給通路2
1は各櫛歯14の上部で内方へ直角に曲げられて開口さ
れ、吐出口22となっている。図3に示すように、各櫛
歯14に設けられた吐出口22は、隣の列の櫛歯14に
形成された吐出口22と互いに対向するように位置して
いる。
【0016】櫛歯14を形成する材質として具体的に
は、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチ
レン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリ
ロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル及びナイロンの単層、又は積層、若しくはブレンド物
を層状に形成したものが挙げられる。最も好ましくは、
低密度ポリエチレン(LDPE)の単層、又は高密ポリ
エチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDP
E)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)との積
層、若しくはブレンド物を層状に形成したものが挙げら
れる。
【0017】次に、前記のように構成された染毛用塗布
具の作用を説明する。まず、外容器11を押圧すると外
容器11が内側に撓み、外容器11と内容器12との間
の空間部15が圧縮される。このとき、吸入口に設けら
れた逆止弁17により空間部15から外部には空気が排
出されないため、空間部15が加圧され、その空間部1
5の圧力により内容器12が押圧されて縮められる。そ
の結果、内容器12の内部に充填された染毛剤が連通路
20及び供給通路21に順次押し出されて吐出口22か
ら吐出される。
【0018】図4に示すように、可撓性を有する櫛歯1
4を髪23に押圧すると、まず、適度に撓んだ櫛歯14
によって髪23の表面が押圧され、髪23の間にその櫛
歯14が侵入することによって頭皮24が櫛歯14の先
端に押圧される。さらに、染毛用塗布具を頭皮24に沿
って動かすことによって櫛歯14は髪の間を通過しなが
ら移動する。このとき、外容器11の外面を手で挟持し
押圧することによって内容器12の内部に充填された染
毛剤が連通路20から供給通路21に順次押し出されて
吐出口22から吐出される。その染毛剤によって髪23
の外表面だけでなく、側面、内表面等にまでしっかりと
染毛される。このとき、吐出口22から染毛剤を吐出し
ながら髪23が染毛されるため、染毛を行う場合におい
て染毛剤が不足することはない。
【0019】次に、前記外容器11の押圧を止めれば外
容器11が復元しようとして空間部15が減圧される。
このとき、吸入口に設けられた逆止弁17が開かれ、外
部から空間部15に空気が導入され、外容器11が復元
される。この一連の動作を繰り返せば内容器12をその
都度縮め続けることができる。前記内容器12の内容物
がなくなった際には、外容器11を櫛柄部13から取外
し、さらに、内容器12を櫛柄部13から取外して新し
い内容器12と取り替える。
【0020】以上のように、この第1実施形態によれば
次のような効果が発揮される。 (1)櫛歯14が可撓性を有する合成樹脂で形成されて
いるため、刷毛感覚で髪23の表面に染毛剤をしっかり
と塗布することができ、細かい染毛操作や生え際染毛が
可能である。さらに、コーム感覚で髪の内部にしっかり
と素早く染毛剤を塗布することができ、しかも、刷毛よ
りも簡単に塗布することができる。
【0021】(2)櫛歯14内には、内容器12と連通
して連通路20、供給通路21から続く吐出口22が形
成されているため、毎回染毛剤を付ける必要がなく、簡
単に染毛操作を行うことができる。
【0022】(3)櫛歯14が他の列と対向する内側面
には吐出口22がそれぞれに開口されているため、対向
する櫛歯14の間に充分な量の染毛剤を長時間保持する
ことができる。
【0023】(4)外容器11と内容器12とが分離可
能に構成されているため、外容器11を何回でも再利用
することができるとともに、環境保護に貢献することが
できる。
【0024】(5)外容器11及び内容器12のそれぞ
れが櫛柄部13に対して着脱可能に構成され、先に内容
器12が櫛柄部13に取付けられるため、外容器11の
内部に内容器12を容易に挿入することができる。
【0025】(6)外容器11と内容器12間に空間部
15が形成されているため、この空間部15の圧力を利
用して内容物を容易に吐出することができる。 (第2実施形態)以下、この発明を具体化した第2実施
形態を図5に従って説明する。なお、この実施形態の染
毛用塗布具は、第1実施形態と同様の部分については詳
細な説明を省略する。
【0026】図5に示すように、櫛柄部13の上端には
複数本(この実施形態では12本)の丸棒状に形成され
た可撓性を有する合成樹脂製の櫛歯14が交互に2列に
千鳥配置されている。櫛歯14の吐出口22は、2列の
各櫛歯14においてそれぞれ内方に向けて開口されてい
る。
【0027】従って、この第2実施形態によれば、櫛歯
14が交互に2列に千鳥配置され、その櫛歯14が頭皮
24に接触されて撓むときに櫛歯14同士は接触しにく
いため、櫛歯14を綺麗に撓ませることができる。ま
た、櫛歯14の吐出口22は2列の各櫛歯14において
それぞれ内方に向けて開口されており、それぞれの櫛歯
14から吐出された染毛剤がより均一に櫛歯14間に吐
出されるため、染毛剤を髪23に塗布するときに髪23
に馴染みやすくすることができる。
【0028】(第3実施形態)以下、この発明を具体化
した第3実施形態を図6及び図7に従って説明する。な
お、この実施形態の染毛用塗布具は、第1実施形態と同
様の部分については詳細な説明を省略する。
【0029】図6に示すように、外容器11内には、チ
ューブ状の内容器12が2つ配設されている。そのそれ
ぞれの内容器12の上部は連結管25によって連結さ
れ、両内容器12内の染毛剤が混合されるようになって
いる。2つの内容器12には、染毛剤の第1剤と第2剤
がそれぞれに充填されている。
【0030】二剤式染毛剤としては、酸化染毛剤、毛髪
脱色剤等が挙げられる。酸化染毛剤の場合、第1剤には
酸化染料中間体や直接染料といった染料のほか、アルカ
リ剤としてのアンモニア等が配合され、第2剤には酸化
剤としての過酸化水素のほか、安定剤、pH調整剤等が
配合されている。また、毛髪脱色剤の場合には、第1剤
は前記酸化染毛剤の第1剤から染料を除いたものが使用
され、第2剤は前記酸化染毛剤の第2剤と同成分のもの
が使用される。
【0031】支持台部19の上面には、その一側縁に沿
って櫛歯14よりも短い剛性を有するガイド突起26が
使用時に櫛歯14と干渉しないように櫛歯14間の中間
に位置するように列設されている。
【0032】さて、図7に示すような染毛用塗布具の使
用状態において、まず、外容器11を押圧することによ
り、染毛剤が連結管25、連通路20、供給通路21と
順次押し出されて吐出口22から吐出される。その状態
において、最初にガイド突起26を頭皮に接触させるこ
とによって髪23の流れが整えられ、櫛通りが向上され
る。次に、髪23の間を櫛歯14が通ることによって、
髪23が染毛される。
【0033】従って、この第3実施形態によれば、次の
ような効果が発揮される。 (1)支持台部19の上面には、剛性を有するガイド突
起26が列設されているため、最初にガイド突起26を
頭皮24に接触させることによって髪23の流れが整え
られ、櫛通りを向上させることができる。
【0034】(2)容器体内には、2つの内容器12が
連通されているため、外容器11を押圧した場合に2つ
の内容器12が押圧される。そして、染毛剤が連結管2
5へと押し出されることによって第1剤と第2剤が混合
される。従って、染毛剤を予め混ぜる必要がなく、染毛
を速やかに行うことができる。
【0035】(第4実施形態)以下、この発明を具体化
した第4実施形態を図8及び図9に従って説明する。な
お、この実施形態の染毛用塗布具は、第1実施形態と同
様の部分については詳細な説明を省略する。
【0036】図8及び図9に示すように、剛性を有する
合成樹脂製の櫛柄部13には可撓性を有する複数本(こ
の実施形態では10本)の丸棒状に形成された櫛歯14
が1列に列設されている。また、各櫛歯14内には供給
通路21が設けられ、その供給通路21は各櫛歯14の
途中で直角に曲げられて形成され、櫛歯14の両側面に
は供給通路21と連通して吐出口22が開口されてい
る。この吐出口22は、隣り合う櫛歯14の吐出口22
と対向して櫛柄部13の長さ方向に延びるように開口さ
れている。また、その両端の櫛歯14には吐出口22が
櫛柄部13の長さ方向においてそれぞれ内側のみに開口
されている。
【0037】従って、この第4実施形態によれば、櫛歯
14が櫛柄部13に対して1列に直角に列設されている
ため、外容器11を逆さにすることなく染毛を行うこと
ができるとともに、櫛通りを良くすることができる。
【0038】なお、前記実施形態を、以下のように変更
して実施することも可能である。・図10に示すよう
に、ガイド突起26を2列の櫛歯14の間に設けるよう
にしてもよい。このような構成にすれば、第3実施形態
と同様の効果を有するだけでなく、使用時においてガイ
ド突起26が邪魔になる可能性を解消することができ
る。
【0039】・図11に示すように、支持台部19の長
さ方向の両側面に向けて吐出口22を開口し、各吐出口
22を隣の列の櫛歯14に形成された吐出口22に対向
するように位置させてもよい。このような構成にすれ
ば、櫛柄部13の両側縁側にも吐出口22が配置される
ため、より多くの染毛剤を髪23に付着させることがで
きる。
【0040】・前記各実施形態において、櫛歯14の長
さを列ごとに変化させて列設してもよい。また、櫛歯1
4を3列以上に列設させてもよい。また、櫛歯14を平
面X状に配設させてもよい。このような構成にすれば、
櫛歯14の長さが列ごとに変化している場合には、櫛歯
14は頭皮24に対して斜めに接触されるため、髪23
に染毛剤を簡単に塗布することができる。また、3列以
上の場合は櫛歯14に設けられている吐出口22の数を
増やすことが可能なため、染毛に要する時間を短縮させ
ることができる。
【0041】・櫛歯14の形状は扁平かつ略三角形又は
略楕円形に形成されていてもよい。このような構成にす
れば、使用時に櫛歯14が変形しにくいため、より確実
に染毛剤を髪23に付着させることができる。
【0042】・容器体として、吐出口22から染毛剤を
噴出させるエアゾール容器を用いてもよい。このように
構成すれば、使用時に必要とする力は少なくてもよいた
め、染毛を楽に行うことができる。
【0043】・容器体として、外容器11内面に密接す
るように樹脂フィルム製の袋を設け、その袋内に染毛剤
を充填するとともに、逆止弁により染毛剤を使い切るこ
とができる容器を用いてもよい。このように構成すれ
ば、外容器11の外観を保ったまま染毛剤を使い切るこ
とができる。さらに、外容器11の内容積を大きく利用
することができる。または、同じ内容積であればコンパ
クトにすることができる。
【0044】・前記各実施形態において、内容器12を
省略して外容器11内に染毛剤を直接充填させてもよ
い。このような構成にすれば、構成が簡単になるととも
に、内容器12が存在しないため、より多くの染毛剤を
充填することができる。
【0045】次に、前記実施形態より把握できる技術的
思想について、以下に記載する。 (1)前記櫛歯を櫛柄部の長さ方向に複数列設け、吐出
口を隣の列の櫛歯に形成された吐出口と互いに対向する
ように形成した請求項1に記載の染毛用塗布具。このよ
うな構成にすれば、毛髪染毛料の保持に優れているた
め、髪の外表面、側面及び内表面等に毛髪染毛料をしっ
かりと塗布することができる。
【0046】(2)前記ガイド突起は櫛柄部の一側縁に
列設されている請求項3に記載の染毛用塗布具。このよ
うな構成にすれば、最初にガイド突起が髪と接触して髪
の流れが整えられるため、櫛通りを向上させることがで
きる。
【0047】(3)前記吐出口は櫛歯の両側方に開口さ
れている請求項1から請求項3のいずれかに記載の染毛
用塗布具。このような構成にすれば、櫛歯に設けられる
吐出項の数を増やすことが可能なため、より多くの毛髪
染毛料を髪に付着させることができる。
【0048】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の染毛用塗布具によれば、細かい染毛操作や生え際染
毛を簡単に行うことが可能で、刷毛よりも簡単に塗布す
ることができ、しかも、毛染めを速やかに行うことがで
きる。
【0049】請求項2に記載の発明の染毛用塗布具によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加え、毛髪染毛料
の髪への馴染みを良くすることができるとともに、櫛歯
を綺麗に撓ませることができる。
【0050】請求項3に記載の発明の染毛用塗布具によ
れば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加
え、櫛通りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における染毛用塗布具の全体斜
視図。
【図2】 染毛用塗布具の要部斜視図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 染毛用塗布具の使用状態を示す側面図。
【図5】 第2実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部
を示す平断面図。
【図6】 第3実施形態における染毛用塗布具の全体斜
視図。
【図7】 染毛用塗布具の使用状態を示す側面図。
【図8】 第4実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部
を示す平断面図。
【図9】 第4実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部
を示す要部正面図。
【図10】 別例における染毛用塗布具の櫛柄部を示す
平断面図。
【図11】 別例における染毛用塗布具の吐出口を示す
要部断面図。
【符号の説明】
11…容器体としての外容器、12…内容器、13…櫛
柄部、14…櫛歯、20…連通路、21…供給通路、2
2…吐出口、26…ガイド突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪染毛料を収容する容器体と、同容器
    体の口筒部に設けられた櫛柄部と、櫛柄部に突設された
    複数の櫛歯とからなる染毛用塗布具であって、前記櫛柄
    部は、剛性を有する合成樹脂で形成され、櫛歯は可撓性
    を有する合成樹脂で形成されるとともに、櫛歯内には毛
    髪染毛料が収容された容器体内と連通する供給通路が設
    けられ、かつ、櫛歯の少なくとも一面には、供給通路と
    連通する吐出口が形成されている染毛用塗布具。
  2. 【請求項2】 前記櫛歯は交互に2列に千鳥配置されて
    いる請求項1に記載の染毛用塗布具。
  3. 【請求項3】 前記櫛歯の隣接位置には、剛性を有する
    ガイド突起が列設されている請求項1又は請求項2に記
    載の染毛用塗布具。
JP22533399A 1999-08-09 1999-08-09 染毛用塗布具 Expired - Fee Related JP4303368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22533399A JP4303368B2 (ja) 1999-08-09 1999-08-09 染毛用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22533399A JP4303368B2 (ja) 1999-08-09 1999-08-09 染毛用塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001046140A true JP2001046140A (ja) 2001-02-20
JP4303368B2 JP4303368B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=16827717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22533399A Expired - Fee Related JP4303368B2 (ja) 1999-08-09 1999-08-09 染毛用塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4303368B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312812A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 櫛付き容器
US6976495B2 (en) 2002-07-19 2005-12-20 Revlon Consumer Products Corporation Cosmetic applicator and storage container
US7232466B2 (en) 2003-02-06 2007-06-19 Revlon Consumer Products Corporation Method and compositions for providing natural appearing hair color
JP2009285124A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hoyu Co Ltd 毛髪用塗布具
US9364068B2 (en) 2013-09-16 2016-06-14 Kao Corporation Hair root applicator
CN108552710A (zh) * 2018-06-28 2018-09-21 邓伟文 一种染发梳的限量供料机构
KR102186360B1 (ko) * 2020-08-26 2020-12-03 주식회사 엠제이뷰티인터네셔널 염색약 공급장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4515863Y1 (ja) * 1968-07-26 1970-07-02
JPH0367131U (ja) * 1989-11-02 1991-06-28
JPH058881Y2 (ja) * 1984-08-27 1993-03-05
JPH07298920A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Kao Corp 液状体塗布櫛
JPH0838238A (ja) * 1994-08-03 1996-02-13 Kao Corp 染毛用の櫛
JPH10137029A (ja) * 1996-11-12 1998-05-26 Kanebo Ltd 櫛付きキャップ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4515863Y1 (ja) * 1968-07-26 1970-07-02
JPH058881Y2 (ja) * 1984-08-27 1993-03-05
JPH0367131U (ja) * 1989-11-02 1991-06-28
JPH07298920A (ja) * 1994-04-28 1995-11-14 Kao Corp 液状体塗布櫛
JPH0838238A (ja) * 1994-08-03 1996-02-13 Kao Corp 染毛用の櫛
JPH10137029A (ja) * 1996-11-12 1998-05-26 Kanebo Ltd 櫛付きキャップ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6976495B2 (en) 2002-07-19 2005-12-20 Revlon Consumer Products Corporation Cosmetic applicator and storage container
US7232466B2 (en) 2003-02-06 2007-06-19 Revlon Consumer Products Corporation Method and compositions for providing natural appearing hair color
JP2005312812A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 櫛付き容器
JP4591914B2 (ja) * 2004-04-30 2010-12-01 株式会社吉野工業所 櫛付き容器
JP2009285124A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Hoyu Co Ltd 毛髪用塗布具
US9364068B2 (en) 2013-09-16 2016-06-14 Kao Corporation Hair root applicator
CN108552710A (zh) * 2018-06-28 2018-09-21 邓伟文 一种染发梳的限量供料机构
CN108552710B (zh) * 2018-06-28 2023-09-29 邓伟文 一种染发梳的限量供料机构
KR102186360B1 (ko) * 2020-08-26 2020-12-03 주식회사 엠제이뷰티인터네셔널 염색약 공급장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4303368B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3077135B2 (ja) 吐出容器
US4209027A (en) Hair treatment devices and packaging therefor
US7357137B2 (en) Device for dispensing a barrier material to a lock of hair
US20080205970A1 (en) Toothbrush with integrated toothpaste delivery
JPH08229461A (ja) 液状からペースト状の粘度を持つ物質用ノズル及びそれを用いたディスペンサ
WO2005032729A1 (ja) 吐出装置
JP2003024128A (ja) 毛髪の房に毛髪製品を塗布するための装置と毛髪のトリートメントの方法
JPWO2006006378A1 (ja) 髪用塗布具及びその塗布具付き化粧料容器
US6976495B2 (en) Cosmetic applicator and storage container
JP2005126144A (ja) 吐出装置
KR20140051254A (ko) 머리카락에 모발관리 제품을 도포하기 위한 기구
US20070278245A1 (en) Tooth care product capsules and container
JP2001046140A (ja) 染毛用塗布具
JP3630233B2 (ja) 毛染め剤用送り出しシステム
WO2019114957A1 (en) Dispensing and application head for a liquid cosmetic product, in particular a hair product
JP2002253333A (ja) 毛髪用製品を収容し塗布するための装置
JP2010155014A (ja) 染毛用塗布具
JP5110467B2 (ja) 櫛付きキャップ
JP5138452B2 (ja) 塗布具付包装体、包装体用塗布具及び塗布剤の塗布方法
JP3857522B2 (ja) 櫛付き容器
JP4975397B2 (ja) 毛髪用塗布具
JPH11169223A (ja) 毛髪化粧用具
JP4252673B2 (ja) 染毛用塗布具
KR102065015B1 (ko) 리필 가능한 내용기를 포함하는 화장품 용기
JPH11290130A (ja) 薬剤の塗布用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150501

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees