JP4252673B2 - 染毛用塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、染毛剤や整髪料等の各種薬液を髪に塗布するために使用される染毛用塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の染毛用塗布具としては、薬液を収容する収容容器と、薬液を髪に塗布するための櫛体とを接続して一体に構成したものが知られている。この櫛体については、例えば、一列に並設された板状の櫛歯を備えたものが知られている。これらの櫛歯には、収容容器の内部に連通して薬液を吐出する吐出口がそれぞれ形成されており、その吐出口から吐出される薬液は隣り合う櫛歯間において保持されるようになっている。そして、隣り合う櫛歯間に薬液を保持した状態で櫛体を使って髪を梳くと、薬液が髪に塗布されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来構成においては、吐出口から吐出される薬液を保持できる場所が隣り合う櫛歯間だけであるため、髪の根元から毛先まで塗布するのに十分な量の薬液を櫛体に保持させることができなかった。従って、特に長い髪に使用する場合には、薬液を吐出させて梳くという操作を何度も繰り返す必要があり、時間がかかるという問題があった。
【0004】
また、収容容器を押圧する等して薬液を吐出させながら梳くことによって、長い髪の場合でも速やかに髪の根元から毛先まで塗布することも可能であるが、この場合には髪に均一に薬液を塗布するのが難しいという問題があった。
【0005】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、薬液を髪の根元から毛先まで均一かつ速やかに塗布することができる染毛用塗布具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の染毛用塗布具は、薬液を収容する収容容器と、その収容容器に接続された櫛体とから構成され、前記櫛体には多数の板状の櫛歯からなる少なくとも二つの櫛歯列を互いに対向するように配設するとともに、相対向する櫛歯列間の間隔を櫛歯の先端側に向かうほど幅広となるように形成し、かつ前記多数の板状の櫛歯には収容容器の内部に連通して薬液が前記櫛歯列において隣り合う前記板状の櫛歯の間に吐出される吐出口を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明の染毛用塗布具は、請求項1に記載の発明において、前記吐出口と収容容器の内部は、収容容器の内部に連通するように櫛体に設けられた分配室と、その分配室と吐出口とを連通するように各櫛歯に設けられた誘導路とを介して連通することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明の染毛用塗布具は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記相対向する櫛歯列を所定間隔をおいて設けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明の染毛用塗布具は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記相対向する櫛歯列間に、櫛歯の吐出口とは別に薬液を吐出する吐出口を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、染毛用塗布具11は、薬液を収容する有底円筒状の収容容器12と、その収容容器12の上端開口部に接続された櫛体13とから構成されている。前記収容容器12は、可撓性を有する合成樹脂により形成されている。また、前記櫛体13は、有蓋円筒状をなす蓋部14において収容容器12に着脱可能に接続され、収容容器12の上端開口部を閉塞するようになっている。
【0011】
前記蓋部14の上面には、外部から収容容器12の内部へ向かう一方向にのみ空気を流通する空気弁15が設けられている。また、蓋部14の上面には棒状の軸部16が突設され、その軸部16の一側方には基台17を介して一対の櫛歯列18が形成されている。図3及び図4に示すように、前記軸部16と基台17は内部が肉抜きされて中空に形成されており、この中空により構成される分配室19は収容容器12の内部に連通するようになっている。
【0012】
図1及び図2に示すように、前記一対の櫛歯列18は、略三角板状をなす多数の櫛歯18aを一定間隔をおいて並設することによってそれぞれ構成され、平行して互いに対向するように配設されている。各櫛歯18aのほぼ中央には、各櫛歯列18の両端部に位置する二枚の櫛歯18aを除いて、吐出口20が貫通形成されている。また、図3及び図4に示すように、各櫛歯18aには、この吐出口20と前記分配室19とを連通するように誘導路21が設けられている。そして、収容容器12の内部に収容された薬液は、分配室19と誘導路21を介することによって各吐出口20から吐出され、隣り合う櫛歯18a間及び一対の櫛歯列18間の空隙に保持されるようになっている。
【0013】
また、一対の櫛歯列18をそれぞれ構成する櫛歯18a同士は、櫛歯列18の長手方向において互い違いに位置するように設けられている。即ち、図2に示すように、一方の櫛歯列18は他方の櫛歯列18に対して図中の上下いずれかの方向に若干(本実施形態では櫛歯18aの厚みの半分)ずれた形で形成され、その結果図中の左右に隣り合う櫛歯18aは互い違いに位置するようになっている。
【0014】
また、図3に示すように、前記一対の櫛歯列18は、両者の間隔が櫛歯18aの先端側に向かうほど幅広となるように形成されている。この両者のなす角度の望ましい範囲は30〜100°であり、より望ましい範囲は45〜85°であり、最適な範囲は60〜70°である。この角度が30°より小さいと、吐出口20から吐出される薬液を櫛歯列18間に十分な量保持させることができない。一方、100°より大きいと、櫛歯18aから薬液が垂れ落ちてしまうおそれがある。
【0015】
なお、前記薬液とは、液状、ゲル状あるいはペースト状の染毛剤、毛髪脱色剤、整髪料、トリートメント剤、パーマ剤等の頭髪用化粧品である。そして、染毛用塗布具11はこれら各種の薬液を髪に塗布するために使用するものである。
【0016】
次に、前記のように構成された染毛用塗布具11の作用を説明する。
さて、この染毛用塗布具11を使用して収容容器12内の薬液を髪に塗布する場合には、まず収容容器12を手で握って押圧し、収容容器12を押し潰す。すると、収容容器12の内部が加圧され、収容容器12内の薬液が分配室19及び誘導路21を経由して各櫛歯18aの吐出口20から吐出される。このとき、収容容器12の内圧によって空気弁15は閉鎖した状態となるため、空気弁15から圧力が抜けることはなく、内圧の上昇はそのまま薬液の吐出に寄与することになる。また、薬液は、隣り合う櫛歯18a間だけでなく、櫛歯列18間にも吐出されて保持されるため、従来の隣り合う櫛歯18a間のみで薬液を保持する構成のものに比べて多くの薬液を一度に保持することができる。
【0017】
次に、押圧を止めると、薬液の吐出が停止される。このとき、収容容器12が押し潰された状態から復元しようとする力によって収容容器12の内部は減圧される。すると、空気弁15が開口した状態となるため、空気弁15を介して外部から収容容器12の内部に空気が導入され、その結果収容容器12は元の形状に回復する。また、空気の導入は空気弁15を介して行われるため、一旦吐出されて隣り合う櫛歯18a間及び櫛歯列18間において保持されている薬液が吐出口20から収容容器12の内部に戻るおそれがない。
【0018】
そして、上記のように隣り合う櫛歯18a間及び櫛歯列18間に薬液を保持した状態で、櫛体13を使って髪を梳くと髪に薬液が塗布される。
以上のように、この実施形態によれば次のような効果が発揮される。
【0019】
・ 櫛体13には一対の櫛歯列18が互いに対向するように配設され、吐出口20から吐出された薬液が隣り合う櫛歯18a間及び櫛歯列18間に保持されるようになっている。このため、従来の隣り合う櫛歯18a間のみで薬液を保持する構成のものに比べて多くの薬液を一度に保持することができる。従って、薬液を吐出させて梳くという操作を何度も繰り返すことなく、髪全体に薬液を塗布することができる。また、特に長い髪に使用する場合でも、収容容器12を押圧して薬液を吐出させながら髪を梳くことなく、一度の操作で髪の根元から毛先まで塗布することができる。よって、薬液を髪の根元から毛先まで均一かつ速やかに塗布することができる。
【0020】
・ 軸部16と基台17には、収容容器12の内部に連通するように分配室19が設けられている。また、各櫛歯18aには、前記分配室19から分岐して吐出口20に開口するように誘導路21が設けられている。そして、収容容器12の内部に収容された薬液は、分配室19と誘導路21を介して各吐出口20から吐出されるようになっている。このため、各櫛歯18aの吐出口20から確実に薬液を吐出させることができる。
【0021】
・ 一対の櫛歯列18をそれぞれ構成する櫛歯18a同士は、互い違いに位置するように設けられている。このため、櫛体13で髪を梳く際に髪に負荷がかかるので、髪を梳く速度がゆっくりとなり、薬液を確実に髪に塗布することができる。
【0022】
・ 各櫛歯列18を構成する櫛歯18aが板状に形成されているため、隣り合う櫛歯18a間に、棒状の櫛歯18aの場合に比べて、より多くの薬液を確実に保持させることができる。即ち、隣り合う櫛歯18a間に薬液を保持する能力を向上させることができる。
【0023】
・ 各櫛歯列18を構成する櫛歯18aは先端に向かうほど幅狭となる略三角形状に形成されている。このため、櫛体13で髪を梳く際に、所望とする位置に櫛歯18aを的確に宛がうことができる。
【0024】
・ 一対の櫛歯列18は、両者の間隔が櫛歯18aの先端側に向かうほど幅広となるように形成され、この両者のなす角度は望ましくは30〜100°に設定されるようになっている。このため、櫛歯18aから薬液が垂れ落ちるのを防ぐとともに、櫛歯列18間に薬液を保持する能力を向上させることができる。また、前記一対の櫛歯列18のなす角度を45〜85°とすることによって、上記の効果を一層向上させることができる。さらに、前記一対の櫛歯列18のなす角度を60〜70°とすることによって、上記の効果をより一層向上させることができる。
【0025】
・ 薬液が吐出される吐出口20は櫛歯18aのほぼ中央に形成されているため、吐出された薬液は主に櫛歯18aの中間位置付近に保持され、櫛歯18aの先端に近い位置にはほとんど保持されないようになっている。従って、櫛体13で髪を梳いたときに、直接頭皮に薬液が付くおそれが少なく、例えば酸性染毛料のような地肌につくと取れにくい薬液に使用する場合に有効である。
【0026】
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 一対の櫛歯列18を所定間隔をおいて設けるように変更すること。このように構成した場合、櫛歯列18間の間隔が実施形態に比べて大きくなるため、より多くの薬液を櫛歯列18間に保持させることができる。
【0027】
・ 図5に示すように、櫛歯列18間に、櫛歯18aの吐出口20とは別に薬液を吐出する列間吐出口22を少なくとも一つ設けること。このように構成した場合、その列間吐出口22から櫛歯列18間に直接薬液が吐出されるので、薬液を櫛歯列18間に確実に保持させることができる。従って、櫛体13で髪を梳く際に、櫛歯18aの基端に近い位置を通る髪に対して確実に薬液を塗布することができる。
【0028】
・ 三つ以上の櫛歯列18を、互いに対向するように、かつ、相対向する櫛歯列18間の間隔が櫛歯18aの先端側に向かうほど幅広となるように配設するように変更すること。このように構成した場合、各櫛歯列18間において薬液を保持することができるため、より多くの薬液を保持させることができる。
【0029】
・ 実施形態においては、一対の櫛歯列18をそれぞれ構成する櫛歯18a同士が互い違いに位置するようになっているが、この櫛歯18a同士が櫛歯列18の長手方向において同じ位置になるように構成を変更すること。即ち、図6に示すように、図中の左右に隣り合う櫛歯18aが上下方向において同じ位置になるように設けること。このように構成した場合、実施形態に比べてスムースに髪を梳くことができるため、髪を傷めるおそれがない。
【0030】
・ 櫛歯18aの吐出口20を、実施形態のほぼ中央に代えて、櫛歯18aの先端に近い位置に形成するように変更すること。このように構成した場合、櫛歯18aの先端に近い位置に主に薬液が保持されるため、髪の根元に対して確実に薬液を塗布することができる。従って、例えば酸化染毛剤のように髪の根元にもしっかり塗布することが要求されるような薬液の場合に有効である。
【0031】
・ 各櫛歯列18ごとに吐出口20の位置を変更すること。例えば、一方の櫛歯列18は各櫛歯18aのほぼ中央に吐出口20を形成し、他方は各櫛歯18aの先端に近い位置に吐出口20を形成すること。このように構成した場合、一方の櫛歯列18では櫛歯18aの中間位置付近に主に薬液が保持され、他方の櫛歯列18では櫛歯18aの先端に近い位置に主に薬液が保持される。従って、この櫛体13を使って髪を梳くと、髪全体にむらなく薬液を塗布することができる。
【0032】
・ 図7に示すように、各櫛歯18aにその長手方向に沿って所定間隔をおいて複数の吐出口20を設けるように変更すること。このように構成した場合、隣り合う櫛歯18a間に均等に薬液が保持されるため、髪全体にむらなく薬液を塗布することができる。
【0033】
・ 各櫛歯18aごとに吐出口20の位置を変更すること。例えば、ほぼ中央に吐出口20を備えた櫛歯18aと、先端に近い位置に吐出口20を備えた櫛歯18aとを交互に並設することによって各櫛歯列18を構成するように変更すること。このように構成した場合、各櫛歯18a間ごとに薬液が主に保持される位置が異なるため、髪全体にむらなく薬液を塗布することができる。
【0034】
・ 実施形態では手で押し潰して薬液を吐出させる、いわゆるスクイズ式の染毛用塗布具11として示したが、耐圧性を有する容器に加圧された状態の薬液を封入しておき、押ボタンで弁を開いて薬液を噴出させる、いわゆるエアゾール式の染毛用塗布具としてもよい。
【0035】
・実施形態の収容容器12を二重容器に変更してもよい。即ち、ともに可撓性を有する内容器と外容器を共有開口するように形成し、内容器に薬液を収容すること。また、外容器には空気流入用の逆止弁を設け、この逆止弁を介して内容器と外容器の間の空間に空気が流入するように構成すること。このように構成した場合、外容器を押圧すると、それに伴って内容器が潰れて薬液が吐出される。また、押圧を止めると、外容器は元の形状に復元する一方、内容器は潰れた状態を維持する。このため、使用のたびに内容器は縮んでいき、薬液を最後まで確実に使い切ることができる。なお、内容器と外容器を分離可能に構成し、少なくとも外容器を再利用できるようにしてもよい。
【0036】
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する
【0037】
・ 前記各櫛歯を先端に向かうほど幅狭となる略三角板状に形成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の染毛用塗布具。このように構成した場合、隣り合う櫛歯間に薬液を保持する能力を向上させることができるとともに、櫛体で髪を梳く際に、所望とする位置に櫛歯を的確に宛がうことができる。
【0038】
・ 前記相対向する櫛歯列のなす角度を30〜100°の範囲に設定したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の染毛用塗布具。このように構成した場合、櫛歯から薬液が垂れ落ちるのを防ぐとともに、相対向する櫛歯列間に薬液を保持する能力を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の染毛用塗布具によれば、薬液を髪の根元から毛先まで均一かつ速やかに塗布することができる。
【0040】
請求項2に記載の発明の染毛用塗布具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、各櫛歯の吐出口から確実に薬液を吐出させることができる。
請求項3に記載の発明の染毛用塗布具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、相対向する櫛歯列間に、より多くの薬液を保持させることができる。
【0041】
請求項4に記載の発明の染毛用塗布具によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、相対向する櫛歯列間に薬液を確実に保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の染毛用塗布具の一実施形態を示す斜視図。
【図2】 この染毛用塗布具の櫛体を示す部分正面図。
【図3】 図2の3―3線における断面図。
【図4】 図3の4―4線における断面図。
【図5】 櫛歯列間に列間吐出口を設けた別例を示す断面図。
【図6】 両櫛歯列の相対的な位置関係を変更した別例を示す部分正面図。
【図7】 櫛歯に複数の吐出口を設けた別例を示す部分断面図。
【符号の説明】
11…染毛用塗布具、12…収容容器、13…櫛体、18…櫛歯列、18a…櫛歯、19…分配室、20…吐出口、21…誘導路、22…列間吐出口。

Claims (4)

  1. 薬液を収容する収容容器と、その収容容器に接続された櫛体とから構成され、前記櫛体には多数の板状の櫛歯からなる少なくとも二つの櫛歯列を互いに対向するように配設するとともに、相対向する櫛歯列間の間隔を櫛歯の先端側に向かうほど幅広となるように形成し、かつ前記多数の板状の櫛歯には収容容器の内部に連通して薬液が前記櫛歯列において隣り合う前記板状の櫛歯の間に吐出される吐出口を設けたことを特徴とする染毛用塗布具。
  2. 前記吐出口と収容容器の内部は、収容容器の内部に連通するように櫛体に設けられた分配室と、その分配室と吐出口とを連通するように各櫛歯に設けられた誘導路とを介して連通することを特徴とする請求項1に記載の染毛用塗布具。
  3. 前記相対向する櫛歯列を所定間隔をおいて設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の染毛用塗布具。
  4. 前記相対向する櫛歯列間に、櫛歯の吐出口とは別に薬液を吐出する吐出口を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の染毛用塗布具。
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