JP4303368B2 - 染毛用塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば酸化染毛剤、毛髪脱色剤やヘアマニキュア(酸性染毛料)等の内容物を、頭髪に直接塗布すべく構成した染毛用塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の染毛用塗布具としては、例えば特開平11−18836号公報に記載の毛髪処理組成物塗布用ブラシ、特開平10−137029号公報に記載の櫛付きキャップ及び実公平5−8881号公報に記載の毛染用コームが知られている。
【0003】
特開平11−18836号公報に記載の毛髪処理組成物塗布用ブラシは、ブラシ台座、ブラシ柄及びこれらを連結する連結部よりなり、合成樹脂等により形成されている。ブラシ台座下面には、複数のブラシ歯が一定間隔をおいて長手方向にほぼ並行して延びている。また、ブラシ台座の先端部には、その上面から斜め上方に向かって刷毛が設けられている。
【0004】
そして、この毛髪処理組成物塗布用ブラシでは、最初に、ブラシ歯によって、毛髪全体に毛染めが行われる。次に、刷毛によって、ブラシ歯では充分毛染めを行うことができなかった部分の毛染めや、むら染めになった部分の修正が行われる。
【0005】
特開平10−137029号公報に記載の櫛付きキャップは、スクイズ性を有する胴部の上端に口筒部を立設して構成した容器体に組付けられるもので、容器体の口筒部に密に組付くキャップ本体と、このキャップ本体の上端に起立して組み付けられ、剛性を有する櫛歯体とから構成されている。さらに、キャップ本体の下端面から櫛歯の上端部にかけて注出路が形成され、櫛歯の先端側にはその両側面に注出口が開口されている。そして、この櫛付きキャップでは、注出路を介して各櫛歯に内容液が均等にかつ円滑に分配導出され、各櫛歯に対する内容液の注出むらによる頭髪に対する内容液の塗布むらの発生が防止される。
【0006】
実公平5−8881号公報に記載の毛染用コームは、扁平箱状のケース部と櫛歯が突出されている扁平櫛歯台とから構成されている。ケース部の細長状上端面には、ブラシ毛が一側縁側に沿って列設されている。そして、この毛染め用コームでは、最初に、刷毛に液が付着される。次に、櫛歯を頭皮に接触させて毛染め用コームを動かして染毛を行うことにより、液の塗布むらの発生が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平10−137029号公報に示す染毛用塗布具では、櫛歯が硬かったため、細かい染毛操作や、生え際染毛を簡単に行うことができなかった。その問題点を克服するために、特開平11−18836号公報に示すように、可撓性を有する刷毛をブラシ歯とは別に形成したものや、実公平5−8881号公報に示すように、可撓性を有するブラシ毛を櫛歯とは別に形成したものもあったが、この場合、毎回薬液を付けてから塗布しなければならなかったため、操作が面倒であり、速やかに全体を染めることができなかった。
【0008】
この発明は上記のような従来技術の問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、細かい染毛操作や生え際染毛を簡単に行うことが可能で、刷毛よりも簡単に塗布することができ、しかも、毛染めを速やかに行うことができる染毛用塗布具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の染毛用塗布具は、毛毛髪染毛料を収容する容器体と、同容器体の口筒部に設けられた櫛柄部と、櫛柄部に突設された複数の櫛歯とからなる染毛用塗布具であって、前記櫛柄部は、剛性を有する合成樹脂で形成され、櫛歯は可撓性を有する合成樹脂で形成されるとともに、櫛歯内には毛髪染毛料が収容された容器体内と連通する供給通路が設けられ、かつ、櫛歯の少なくとも一面には、供給通路と連通する吐出口が形成されてなり、前記櫛歯の隣接位置には、前記櫛歯よりも剛性を有するとともに前記櫛歯よりも短く形成されたガイド突起が列設されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明の染毛用塗布具は、請求項1に記載の発明において、前記櫛歯は交互に2列千鳥配置されているものである。
請求項3に記載の発明の染毛用塗布具は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記櫛歯を前記櫛柄部の長さ方向に沿った複数列として設け、同複数列の櫛歯において前記吐出口を隣の列の櫛歯に形成された吐出口と互いに対向するように形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明を具体化した第1実施形態を図1から図4に従って説明する。
【0012】
図1に示すように、染毛用塗布具は、合成樹脂製の外容器11と、その外容器11の内部に設けられたチューブ状の内容器12と、外容器11の口筒部に設けられた櫛柄部13と、櫛柄部13に突設された複数の櫛歯14とにより構成されている。前記外容器11は有底円筒状をなし、その上部に形成された口筒部は外容器11下部の外径よりも細く形成されている。
【0013】
外容器11の材質は、耐薬品性、成形性及び強靱性に優れた合成樹脂を用いるのが望ましい。外容器11を形成する材料として具体的には、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリルニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニル及びナイロンが挙げられる。外容器11はこれらの材料のいずれかを単層で、又は二種以上を積層して、若しくは二種以上を混合して層状に形成されている。
【0014】
前記内容器12は外容器11を形成する材料と同様の合成樹脂により形成され、外容器11との間に一定の空間部15を有する状態でその中心位置に配設されている。この内容器12に酸化染毛剤を充填する際には、その染毛剤が内容器12の外部に透過しない材質で内容器12を形成する必要がある。なお、前記染毛剤の中には毛髪脱色剤も含まれる。
【0015】
前記外容器11の口筒部には、剛性を有する合成樹脂で形成された櫛柄部13の下部の円筒部16が螺合されている。その円筒部16の上面には、外部から外容器11と内容器12との間に形成される空間部15内に空気が導入されるが、空間部15からは空気が排出されないようにするための逆止弁17が設けられている。櫛柄部13の中間部は縮径された円筒状のくびれ部18となり、上部は上部ほど拡幅された横半円筒状の支持台部19となっている。支持台部19の上端面には複数本(この実施形態では12本)の丸棒状に形成された可撓性を有する合成樹脂製の櫛歯14が2列に互いに対向するように6本ずつ列設されている。図2に示すように、各櫛歯14内の中心には、櫛柄部13内の連通路20と連通する供給通路21が設けられ、その供給通路21は各櫛歯14の上部で内方へ直角に曲げられて開口され、吐出口22となっている。図3に示すように、各櫛歯14に設けられた吐出口22は、隣の列の櫛歯14に形成された吐出口22と互いに対向するように位置している。
【0016】
櫛歯14を形成する材質として具体的には、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニル及びナイロンの単層、又は積層、若しくはブレンド物を層状に形成したものが挙げられる。最も好ましくは、低密度ポリエチレン(LDPE)の単層、又は高密ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)との積層、若しくはブレンド物を層状に形成したものが挙げられる。
【0017】
次に、前記のように構成された染毛用塗布具の作用を説明する。
まず、外容器11を押圧すると外容器11が内側に撓み、外容器11と内容器12との間の空間部15が圧縮される。このとき、吸入口に設けられた逆止弁17により空間部15から外部には空気が排出されないため、空間部15が加圧され、その空間部15の圧力により内容器12が押圧されて縮められる。その結果、内容器12の内部に充填された染毛剤が連通路20及び供給通路21に順次押し出されて吐出口22から吐出される。
【0018】
図4に示すように、可撓性を有する櫛歯14を髪23に押圧すると、まず、適度に撓んだ櫛歯14によって髪23の表面が押圧され、髪23の間にその櫛歯14が侵入することによって頭皮24が櫛歯14の先端に押圧される。さらに、染毛用塗布具を頭皮24に沿って動かすことによって櫛歯14は髪の間を通過しながら移動する。このとき、外容器11の外面を手で挟持し押圧することによって内容器12の内部に充填された染毛剤が連通路20から供給通路21に順次押し出されて吐出口22から吐出される。その染毛剤によって髪23の外表面だけでなく、側面、内表面等にまでしっかりと染毛される。このとき、吐出口22から染毛剤を吐出しながら髪23が染毛されるため、染毛を行う場合において染毛剤が不足することはない。
【0019】
次に、前記外容器11の押圧を止めれば外容器11が復元しようとして空間部15が減圧される。このとき、吸入口に設けられた逆止弁17が開かれ、外部から空間部15に空気が導入され、外容器11が復元される。この一連の動作を繰り返せば内容器12をその都度縮め続けることができる。前記内容器12の内容物がなくなった際には、外容器11を櫛柄部13から取外し、さらに、内容器12を櫛柄部13から取外して新しい内容器12と取り替える。
【0020】
以上のように、この第1実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)櫛歯14が可撓性を有する合成樹脂で形成されているため、刷毛感覚で髪23の表面に染毛剤をしっかりと塗布することができ、細かい染毛操作や生え際染毛が可能である。さらに、コーム感覚で髪の内部にしっかりと素早く染毛剤を塗布することができ、しかも、刷毛よりも簡単に塗布することができる。
【0021】
(2)櫛歯14内には、内容器12と連通して連通路20、供給通路21から続く吐出口22が形成されているため、毎回染毛剤を付ける必要がなく、簡単に染毛操作を行うことができる。
【0022】
(3)櫛歯14が他の列と対向する内側面には吐出口22がそれぞれに開口されているため、対向する櫛歯14の間に充分な量の染毛剤を長時間保持することができる。
【0023】
(4)外容器11と内容器12とが分離可能に構成されているため、外容器11を何回でも再利用することができるとともに、環境保護に貢献することができる。
【0024】
(5)外容器11及び内容器12のそれぞれが櫛柄部13に対して着脱可能に構成され、先に内容器12が櫛柄部13に取付けられるため、外容器11の内部に内容器12を容易に挿入することができる。
【0025】
(6)外容器11と内容器12間に空間部15が形成されているため、この空間部15の圧力を利用して内容物を容易に吐出することができる。
(第2実施形態)
以下、この発明を具体化した第2実施形態を図5に従って説明する。なお、この実施形態の染毛用塗布具は、第1実施形態と同様の部分については詳細な説明を省略する。
【0026】
図5に示すように、櫛柄部13の上端には複数本(この実施形態では12本)の丸棒状に形成された可撓性を有する合成樹脂製の櫛歯14が交互に2列に千鳥配置されている。櫛歯14の吐出口22は、2列の各櫛歯14においてそれぞれ内方に向けて開口されている。
【0027】
従って、この第2実施形態によれば、櫛歯14が交互に2列に千鳥配置され、その櫛歯14が頭皮24に接触されて撓むときに櫛歯14同士は接触しにくいため、櫛歯14を綺麗に撓ませることができる。また、櫛歯14の吐出口22は2列の各櫛歯14においてそれぞれ内方に向けて開口されており、それぞれの櫛歯14から吐出された染毛剤がより均一に櫛歯14間に吐出されるため、染毛剤を髪23に塗布するときに髪23に馴染みやすくすることができる。
【0028】
(第3実施形態)
以下、この発明を具体化した第3実施形態を図6及び図7に従って説明する。なお、この実施形態の染毛用塗布具は、第1実施形態と同様の部分については詳細な説明を省略する。
【0029】
図6に示すように、外容器11内には、チューブ状の内容器12が2つ配設されている。そのそれぞれの内容器12の上部は連結管25によって連結され、両内容器12内の染毛剤が混合されるようになっている。2つの内容器12には、染毛剤の第1剤と第2剤がそれぞれに充填されている。
【0030】
二剤式染毛剤としては、酸化染毛剤、毛髪脱色剤等が挙げられる。酸化染毛剤の場合、第1剤には酸化染料中間体や直接染料といった染料のほか、アルカリ剤としてのアンモニア等が配合され、第2剤には酸化剤としての過酸化水素のほか、安定剤、pH調整剤等が配合されている。また、毛髪脱色剤の場合には、第1剤は前記酸化染毛剤の第1剤から染料を除いたものが使用され、第2剤は前記酸化染毛剤の第2剤と同成分のものが使用される。
【0031】
支持台部19の上面には、その一側縁に沿って櫛歯14よりも短い剛性を有するガイド突起26が使用時に櫛歯14と干渉しないように櫛歯14間の中間に位置するように列設されている。
【0032】
さて、図7に示すような染毛用塗布具の使用状態において、まず、外容器11を押圧することにより、染毛剤が連結管25、連通路20、供給通路21と順次押し出されて吐出口22から吐出される。その状態において、最初にガイド突起26を頭皮に接触させることによって髪23の流れが整えられ、櫛通りが向上される。次に、髪23の間を櫛歯14が通ることによって、髪23が染毛される。
【0033】
従って、この第3実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)支持台部19の上面には、剛性を有するガイド突起26が列設されているため、最初にガイド突起26を頭皮24に接触させることによって髪23の流れが整えられ、櫛通りを向上させることができる。
【0034】
(2)容器体内には、2つの内容器12が連通されているため、外容器11を押圧した場合に2つの内容器12が押圧される。そして、染毛剤が連結管25へと押し出されることによって第1剤と第2剤が混合される。従って、染毛剤を予め混ぜる必要がなく、染毛を速やかに行うことができる。
【0035】
(第4実施形態)
以下、この発明を具体化した第4実施形態を図8及び図9に従って説明する。なお、この実施形態の染毛用塗布具は、第1実施形態と同様の部分については詳細な説明を省略する。
【0036】
図8及び図9に示すように、剛性を有する合成樹脂製の櫛柄部13には可撓性を有する複数本(この実施形態では10本)の丸棒状に形成された櫛歯14が1列に列設されている。また、各櫛歯14内には供給通路21が設けられ、その供給通路21は各櫛歯14の途中で直角に曲げられて形成され、櫛歯14の両側面には供給通路21と連通して吐出口22が開口されている。この吐出口22は、隣り合う櫛歯14の吐出口22と対向して櫛柄部13の長さ方向に延びるように開口されている。また、その両端の櫛歯14には吐出口22が櫛柄部13の長さ方向においてそれぞれ内側のみに開口されている。
【0037】
従って、この第4実施形態によれば、櫛歯14が櫛柄部13に対して1列に直角に列設されているため、外容器11を逆さにすることなく染毛を行うことができるとともに、櫛通りを良くすることができる。
【0038】
なお、前記実施形態を、以下のように変更して実施することも可能である。
・図10に示すように、ガイド突起26を2列の櫛歯14の間に設けるようにしてもよい。このような構成にすれば、第3実施形態と同様の効果を有するだけでなく、使用時においてガイド突起26が邪魔になる可能性を解消することができる。
【0039】
・図11に示すように、支持台部19の長さ方向の両側面に向けて吐出口22を開口し、各吐出口22を隣の列の櫛歯14に形成された吐出口22に対向するように位置させてもよい。このような構成にすれば、櫛柄部13の両側縁側にも吐出口22が配置されるため、より多くの染毛剤を髪23に付着させることができる。
【0040】
・前記各実施形態において、櫛歯14の長さを列ごとに変化させて列設してもよい。また、櫛歯14を3列以上に列設させてもよい。また、櫛歯14を平面X状に配設させてもよい。このような構成にすれば、櫛歯14の長さが列ごとに変化している場合には、櫛歯14は頭皮24に対して斜めに接触されるため、髪23に染毛剤を簡単に塗布することができる。また、3列以上の場合は櫛歯14に設けられている吐出口22の数を増やすことが可能なため、染毛に要する時間を短縮させることができる。
【0041】
・櫛歯14の形状は扁平かつ略三角形又は略楕円形に形成されていてもよい。このような構成にすれば、使用時に櫛歯14が変形しにくいため、より確実に染毛剤を髪23に付着させることができる。
【0042】
・容器体として、吐出口22から染毛剤を噴出させるエアゾール容器を用いてもよい。このように構成すれば、使用時に必要とする力は少なくてもよいため、染毛を楽に行うことができる。
【0043】
・容器体として、外容器11内面に密接するように樹脂フィルム製の袋を設け、その袋内に染毛剤を充填するとともに、逆止弁により染毛剤を使い切ることができる容器を用いてもよい。このように構成すれば、外容器11の外観を保ったまま染毛剤を使い切ることができる。さらに、外容器11の内容積を大きく利用することができる。または、同じ内容積であればコンパクトにすることができる。
【0044】
・前記各実施形態において、内容器12を省略して外容器11内に染毛剤を直接充填させてもよい。このような構成にすれば、構成が簡単になるとともに、内容器12が存在しないため、より多くの染毛剤を充填することができる。
【0045】
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について、以下に記載する
【0046】
)前記ガイド突起は櫛柄部の一側縁に列設されている染毛用塗布具。このような構成にすれば、最初にガイド突起が髪と接触して髪の流れが整えられるため、櫛通りを向上させることができる。
【0047】
)前記吐出口は櫛歯の両側方に開口されている染毛用塗布具。このような構成にすれば、櫛歯に設けられる吐出項の数を増やすことが可能なため、より多くの毛髪染毛料を髪に付着させることができる。
【0048】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の染毛用塗布具によれば、細かい染毛操作や生え際染毛を簡単に行うことが可能で、刷毛よりも簡単に塗布することができ、しかも、毛染めを速やかに行うことができる。さらに、櫛通りを向上させることができる。
【0049】
請求項2に記載の発明の染毛用塗布具によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、毛髪染毛料の髪への馴染みを良くすることができるとともに、櫛歯を綺麗に撓ませることができる。
【0050】
請求項3に記載の発明の染毛用塗布具によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、毛髪染毛料の保持に優れるようになるため、髪に毛髪化粧料をしっかりと塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における染毛用塗布具の全体斜視図。
【図2】 染毛用塗布具の要部斜視図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 染毛用塗布具の使用状態を示す側面図。
【図5】 第2実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部を示す平断面図。
【図6】 第3実施形態における染毛用塗布具の全体斜視図。
【図7】 染毛用塗布具の使用状態を示す側面図。
【図8】 第4実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部を示す平断面図。
【図9】 第4実施形態における染毛用塗布具の櫛柄部を示す要部正面図。
【図10】 別例における染毛用塗布具の櫛柄部を示す平断面図。
【図11】 別例における染毛用塗布具の吐出口を示す要部断面図。
【符号の説明】
11…容器体としての外容器、12…内容器、13…櫛柄部、14…櫛歯、20…連通路、21…供給通路、22…吐出口、26…ガイド突起

Claims (3)

  1. 毛髪染毛料を収容する容器体と、同容器体の口筒部に設けられた櫛柄部と、櫛柄部に突設された複数の櫛歯とからなる染毛用塗布具であって、前記櫛柄部は、剛性を有する合成樹脂で形成され、櫛歯は可撓性を有する合成樹脂で形成されるとともに、櫛歯内には毛髪染毛料が収容された容器体内と連通する供給通路が設けられ、かつ、櫛歯の少なくとも一面には、供給通路と連通する吐出口が形成されてなり、前記櫛歯の隣接位置には、前記櫛歯よりも剛性を有するとともに前記櫛歯よりも短く形成されたガイド突起が列設されていることを特徴とする染毛用塗布具。
  2. 前記櫛歯は交互に2列に千鳥配置されている請求項1に記載の染毛用塗布具。
  3. 前記櫛歯を前記櫛柄部の長さ方向に沿った複数列として設け、同複数列の櫛歯において前記吐出口を隣の列の櫛歯に形成された吐出口と互いに対向するように形成した請求項1又は請求項2に記載の染毛用塗布具。
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