JP2017029373A - 毛髪処理剤塗布具及び毛髪処理剤塗布具が取り付けられてなる毛髪処理具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】毛髪処理剤が収容された容器に取り付けられる毛髪処理剤塗布具1であって、吐出孔16が形成された基台11と、該基台11から立設された複数の櫛歯17を備え、前記吐出孔16は、該毛髪処理剤塗布具1が前記容器に取着された状態で該容器に連通する連通路の直上に位置するスリット状の主吐出孔16aと、前記連通路の直上からはずれた箇所に位置する従吐出孔16bからなる。
【選択図】図4
Description
図1、図2に示すように、本実施形態の毛髪処理剤塗布具としてのブラシ体1は、2剤式の染毛剤を塗布するために使用され、キャップ体2、通路ブロック体3、及び装着体4を介して、染毛剤が収容された収容容器5に取り付けられている。ブラシ体1、キャップ体2、通路ブロック体3、装着体4、及び収容容器5により、毛髪処理剤を塗布する毛髪処理具が構成されている。
本実施形態の毛髪処理具では、使用者がキャップ体2の操作片29を押圧すると、キャップ体2の操作片29内面に形成された突条29aの傾斜面の作用により、キャップ体2が通路ブロック体3とともに下方へ押し下げられる。これにより、収容容器5のステム51b、52bの開閉弁が開放され、各パウチ51、52に収容された各薬剤が吐出される。各薬剤は、通路ブロック体3の段付き孔31、32から薬剤通路35を通って注出筒34に至ることにより混合され、注出筒34上方の混合棒片36の鍔状片37によりさらに混合されて、キャップ体2の孔部27からブラシ体1のドーム部14内に吐出される。
(1)連通路の直上に位置する箇所にのみ吐出孔が形成された従来の塗布具では、外側に位置する櫛歯には、染毛剤は、内側に位置する櫛歯の隙間を通りぬけるか内側に位置する櫛歯を乗り越えるかして到達することになるため、染毛剤が外側に位置する櫛歯に十分に行き渡りにくい。この点、従吐出孔16bが形成された本実施形態のブラシ体1によれば、従吐出孔16bからの染毛剤の吐出により、外側の第2櫛歯17bにも効率的に染毛剤を行き渡らせることができる。従吐出孔16bが形成されていることにより、ブラシ体1からの染毛剤の吐出性能が向上する。
・ 従吐出孔16bは、主吐出孔16aの長手方向に沿うように前後に円形状のものを各6個形成したが、その数、形状はこれに限定されない。三角形状、四角形状、楕円形状、或いは不定形状であってもよく、前後でその数が同数であっても異なっていてもよい。また、図7(a)に示すように、従吐出孔16bを主吐出孔16aのようにスリット状としてもよく、図7(b)に示すように、長四角形状の孔を、基台11の側壁12の外形状に沿うように放射状に配置してもよい。
・ 従吐出孔16bは、主吐出孔16aと別個に形成したが、図7(d)、図7(e)に示すように、主吐出孔16aに連通するように形成してもよい。この場合、連通路としての孔部27の直上に位置する部分を主吐出孔16aとし、それ以外の部分を従吐出孔16bというものとする。或いは、図7(f)に示すように、主吐出孔16a、従吐出孔16bを複数のスリット状に形成してもよい。
・ 本実施形態では、2個のパウチ51、52からなり、ステムの開閉弁を開放することによって染毛剤を吐出させる毛髪処理具について説明したが、ブラシ体1を装着するのはこれに限定されない。従来公知のエアゾール容器を適宜選択してブラシ体1を装着することができる。
以下の実施例では、ブラシ体1に立設された第1櫛歯17aの高さ、隣接する第2櫛歯17bにおける対向する側面の間隔(隣接する第2櫛歯17b間に形成される隙間)p、第1櫛歯17aと第2櫛歯17bとの高さの関係について説明する。
ここでは、ブラシ体1に立設された第1櫛歯17aの高さについて説明する。第1櫛歯17aの基台11の上面からの高さが3mm、5mm、8mmに形成されたブラシ体1を調製し、それぞれのブラシ体1を、上記実施形態で説明した毛髪処理具に取り付けて使用した場合について検討した。
ここでは、ブラシ体1に立設された第2櫛歯17bの間隔について説明する。図5で示すように、隣接する第2櫛歯17bにおける対向する側面の間隔(隣接する第2櫛歯17b間に形成される隙間)pが、0.5mm、0.8mm、1.0mm、1.5mmに形成されたブラシ体1を調製し、それぞれのブラシ体1を、上記実施形態で説明した毛髪処理具に取り付けて使用した場合について検討した。
ここでは、ブラシ体1に立設された第1櫛歯17aと第2櫛歯17bとの高さの関係性について説明する。実際に毛髪処理具を持って毛髪の生え際に染毛剤を塗布するような場合、作業性を考慮すると、毛髪処理具の傾きは頭皮に対して垂直方向から±30゜の範囲内となっていることが好ましい。このような角度で頭皮に当接させると、腕に無理な負担がかかったり、持ち手に薬剤が付着することが抑制される。
Claims (5)
- 毛髪処理剤が収容された容器に取り付けられる毛髪処理剤塗布具であって、
吐出孔が形成された基台と、該基台から立設された複数の櫛歯を備え、
前記吐出孔は、該毛髪処理剤塗布具が前記容器に取着された状態で該容器に連通する連通路の直上に位置するスリット状の主吐出孔と、前記連通路の直上とは異なる箇所に位置する従吐出孔からなることを特徴とする毛髪処理剤塗布具。 - 前記櫛歯は、前記基台の内周側から外周側に複数列立設されており、
前記主吐出孔は、最内周の櫛歯より内側に形成され、
前記従吐出孔は、最外周の櫛歯より内側であって、最内周の櫛歯より外側又は最内周の櫛歯と同一列上に形成されている請求項1に記載の毛髪処理剤塗布具。 - 最内周の櫛歯の高さは、前記基台の上面から3〜8mmであり、
最外周の櫛歯の間隔は、0.6〜1.5mmであり、
前記複数の櫛歯は、略同一の高さに形成されている請求項1又は2に記載の毛髪処理剤塗布具。 - 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の毛髪処理剤塗布具が取り付けられてなる毛髪処理具であって、
ステムを有するとともに毛髪処理剤が収容されたエアゾール容器と、前記毛髪処理剤塗布具と前記エアゾール容器を連結する連結具を備え、
前記連結具には、前記ステムと前記毛髪処理剤塗布具に形成された前記吐出孔を連通する前記連通路が形成され、
前記毛髪処理剤塗布具を押し下げることによって前記ステムが開放されて、前記エアゾール容器内の毛髪処理剤が、前記連通路を介して前記吐出孔から吐出されるように構成されていることを特徴とする毛髪処理具。 - 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の毛髪処理剤塗布具が取り付けられてなる毛髪処理具であって、
可撓性を有するとともに毛髪処理剤が充填された樹脂容器を備え、
前記樹脂容器をスクイズすることによって、前記樹脂容器内の毛髪処理剤が前記連通路を介して前記吐出孔から吐出されるように構成されていることを特徴とする毛髪処理具。
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JP2015152213A JP6654005B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 毛髪処理剤塗布具及び毛髪処理剤塗布具が取り付けられてなる毛髪処理具 |
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JP (1) | JP6654005B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111278325A (zh) * | 2017-10-25 | 2020-06-12 | 三菱铅笔株式会社 | 毛发用涂布器 |
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2015
- 2015-07-31 JP JP2015152213A patent/JP6654005B2/ja active Active
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