JPH10990A - 自動車用室内燈 - Google Patents
自動車用室内燈Info
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- JPH10990A JPH10990A JP8155757A JP15575796A JPH10990A JP H10990 A JPH10990 A JP H10990A JP 8155757 A JP8155757 A JP 8155757A JP 15575796 A JP15575796 A JP 15575796A JP H10990 A JPH10990 A JP H10990A
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- JP
- Japan
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- circuit
- switch
- door
- turned
- battery
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリーが室内燈の点燈スイッチの切り忘
れや半ドアなどから過放電になるのを防ぐ。 【解決手段】 自動車用室内燈1’にランプ3をオフす
るタイマ回路22を設け、そのタイマ回路22を点灯ス
イッチ20やドアスイッチ4により作動するようにす
る。そして、点燈スイッチ20の切り忘れや半ドアなど
により、室内燈1’が点灯し続けた際に室内燈1’をオ
フできるようにしてバッテリーBが過放電になることを
防ぐ。
れや半ドアなどから過放電になるのを防ぐ。 【解決手段】 自動車用室内燈1’にランプ3をオフす
るタイマ回路22を設け、そのタイマ回路22を点灯ス
イッチ20やドアスイッチ4により作動するようにす
る。そして、点燈スイッチ20の切り忘れや半ドアなど
により、室内燈1’が点灯し続けた際に室内燈1’をオ
フできるようにしてバッテリーBが過放電になることを
防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の室内燈
の電力消費を効果的に管理(パワーマネージメント)す
るための自動車用室内燈に関するものである。
の電力消費を効果的に管理(パワーマネージメント)す
るための自動車用室内燈に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には、照明装置として図4に示す
ように室内燈1が設けられている。室内燈1は、概して
車内の天井部分に設けられ、点燈スイッチ2と一体とな
った構造となっている。
ように室内燈1が設けられている。室内燈1は、概して
車内の天井部分に設けられ、点燈スイッチ2と一体とな
った構造となっている。
【0003】室内燈1は、図5に示すように、点燈スイ
ッチ2とランプ3とを直列に接続した直列回路からな
り、その直列回路の一方をバッテリー接続端子BTを介
してバッテリーBと接続している。また、他方をドアス
イッチ接続端子DTを介してドアスイッチ回路4と接続
し、そのドアスイッチ回路4を接地してある。
ッチ2とランプ3とを直列に接続した直列回路からな
り、その直列回路の一方をバッテリー接続端子BTを介
してバッテリーBと接続している。また、他方をドアス
イッチ接続端子DTを介してドアスイッチ回路4と接続
し、そのドアスイッチ回路4を接地してある。
【0004】点燈スイッチ2は、室内燈1の点燈状態を
切り換えるための三つの切り換え接点5a〜5cと、そ
の接点5a〜5cに接続される共通端子6を有してい
る。第1の接点5aは、ドアスイッチ回路4と接続され
ている。ドアスイッチ回路4は、各ドアに設けたドアス
イッチ4a〜4cを並列に接続した回路で、各ドアスイ
ッチ4a〜4cはドアの開時にオンとなる。そのため、
この接点に切り換えると、ドアの開閉に連動してランプ
3を点燈させることができる。
切り換えるための三つの切り換え接点5a〜5cと、そ
の接点5a〜5cに接続される共通端子6を有してい
る。第1の接点5aは、ドアスイッチ回路4と接続され
ている。ドアスイッチ回路4は、各ドアに設けたドアス
イッチ4a〜4cを並列に接続した回路で、各ドアスイ
ッチ4a〜4cはドアの開時にオンとなる。そのため、
この接点に切り換えると、ドアの開閉に連動してランプ
3を点燈させることができる。
【0005】一方、第2の接点5bは、オープンとなっ
ており、ドアの開閉に関わらずランプ3を消灯させるこ
とができる。また、第3の接点4cは接地されており、
ドアの開閉に関わらずランプ3を常時点燈させることが
できる。
ており、ドアの開閉に関わらずランプ3を消灯させるこ
とができる。また、第3の接点4cは接地されており、
ドアの開閉に関わらずランプ3を常時点燈させることが
できる。
【0006】ところで、このような従来型の室内燈1の
他に、ドアを閉じたあともランプ3を引き続き所定時間
だけ点燈するようにしたものもある。
他に、ドアを閉じたあともランプ3を引き続き所定時間
だけ点燈するようにしたものもある。
【0007】例えば、実開昭60−15754号公報に
は、図6に示すような自動車用の室内照明装置が記載さ
れている。
は、図6に示すような自動車用の室内照明装置が記載さ
れている。
【0008】この装置は、充電回路10とソフトオフ回
路11及びタイマ回路12とで構成されている。充電回
路10は、トランジスタ定電流回路13とドアスイッチ
回路4とからなっている。ドアスイッチ回路4は、前記
定電流回路13に接続されている。定電流回路13は、
ドアスイッチ回路4のオンにより作動し、トランジスタ
出力に接続されたソフトオフ回路11とタイマ回路12
とに定電流を出力する。
路11及びタイマ回路12とで構成されている。充電回
路10は、トランジスタ定電流回路13とドアスイッチ
回路4とからなっている。ドアスイッチ回路4は、前記
定電流回路13に接続されている。定電流回路13は、
ドアスイッチ回路4のオンにより作動し、トランジスタ
出力に接続されたソフトオフ回路11とタイマ回路12
とに定電流を出力する。
【0009】ソフトオフ回路11は、コンパレータ回路
14と三角波発生器15及び放電回路16とからなって
いる。コンパレータ回路14は、図6に示すように、正
入力に三角波発生器15が接続され、負入力には放電回
路16が接続されている。前記放電回路16は、コンデ
サと抵抗を並列に接続したもので、充電回路10と接続
されている。そのため、コンパレータ回路14は、放電
回路16と三角波発生器15の入力差を出力する。この
コンパレータ回路14の出力は、点燈スイッチ2の第1
の接点と接地間に設けられたトランジスタスイッチ回路
に接続されている。
14と三角波発生器15及び放電回路16とからなって
いる。コンパレータ回路14は、図6に示すように、正
入力に三角波発生器15が接続され、負入力には放電回
路16が接続されている。前記放電回路16は、コンデ
サと抵抗を並列に接続したもので、充電回路10と接続
されている。そのため、コンパレータ回路14は、放電
回路16と三角波発生器15の入力差を出力する。この
コンパレータ回路14の出力は、点燈スイッチ2の第1
の接点と接地間に設けられたトランジスタスイッチ回路
に接続されている。
【0010】一方、タイマ回路12は、CR時定数回路
によるトランジスタタイマからなっている。タイマ回路
12のトランジスタは、ソフトオフ回路11と接地間に
接続されている。そのため、前記トランジスタがオン・
オフすると、ソフトオフ回路11の起動と停止ができる
ようになっている。
によるトランジスタタイマからなっている。タイマ回路
12のトランジスタは、ソフトオフ回路11と接地間に
接続されている。そのため、前記トランジスタがオン・
オフすると、ソフトオフ回路11の起動と停止ができる
ようになっている。
【0011】したがって、ドアを開くと図7(a)の
(I)に示すように、充電回路10がオンとなり、タイ
マ回路の時定数コンデンサが充電される。すると、タイ
マ回路12がONとなってソフトオフ回路11の放電回
路16を充電し、同時に三角波発生器15を発振させ
る。そのため、その出力は図7(b)示すように、コン
パレータ回路に入力される。その結果、図7(c)に示
すように、コンパレータ回路14から点燈出力が出力さ
れ、ランプ3が点燈する。
(I)に示すように、充電回路10がオンとなり、タイ
マ回路の時定数コンデンサが充電される。すると、タイ
マ回路12がONとなってソフトオフ回路11の放電回
路16を充電し、同時に三角波発生器15を発振させ
る。そのため、その出力は図7(b)示すように、コン
パレータ回路に入力される。その結果、図7(c)に示
すように、コンパレータ回路14から点燈出力が出力さ
れ、ランプ3が点燈する。
【0012】次に、ドアを閉じると、図7(a)の(I
I)に示すように、充電回路10がオフとなり、図7
(b)に示すように放電回路16の放電が始まる。する
と、この放電出力と三角波出力とにより、コンパレータ
回路14からは、図7(c)に示すように除々に幅の狭
いパルスが出力t1 され、ランプ3の照度を低下する。
そして、タイマ回路12がオフt2 となると、ソフトオ
フ回路11もオフとなりランプ3は消灯する。
I)に示すように、充電回路10がオフとなり、図7
(b)に示すように放電回路16の放電が始まる。する
と、この放電出力と三角波出力とにより、コンパレータ
回路14からは、図7(c)に示すように除々に幅の狭
いパルスが出力t1 され、ランプ3の照度を低下する。
そして、タイマ回路12がオフt2 となると、ソフトオ
フ回路11もオフとなりランプ3は消灯する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
室内燈では、点燈スイッチの切り忘れや半ドアなどによ
り、バッテリー上がりを生ずる問題がある。
室内燈では、点燈スイッチの切り忘れや半ドアなどによ
り、バッテリー上がりを生ずる問題がある。
【0014】すなわち、上記の図5の従来例のものも、
図6のソフトオフ回路11を設けたものも点燈スイッチ
2を第3の接点5cに接続した場合は、ランプ3は常時
バッテリーBと接続された状態のまま保持される。その
ため、点燈スイッチ2をこの状態にしたままエンジンを
かけずについうっかり車から離れたりすると、バッテリ
ーが過放電する不具合が発生する。
図6のソフトオフ回路11を設けたものも点燈スイッチ
2を第3の接点5cに接続した場合は、ランプ3は常時
バッテリーBと接続された状態のまま保持される。その
ため、点燈スイッチ2をこの状態にしたままエンジンを
かけずについうっかり車から離れたりすると、バッテリ
ーが過放電する不具合が発生する。
【0015】また、点燈スイッチ2をドアスイッチ回路
4と連動させるため、第1の接点5aに接続した場合
(通常はこの状態が多い)も上記の不具合が発生する。
例えば、駐車時にエンジンをかけずに半ドア状態で車か
ら離れると、前述したのと同様に、室内燈1は常時バッ
テリーと接続される。そのため、バッテリーが過放電す
る不具合が発生する。
4と連動させるため、第1の接点5aに接続した場合
(通常はこの状態が多い)も上記の不具合が発生する。
例えば、駐車時にエンジンをかけずに半ドア状態で車か
ら離れると、前述したのと同様に、室内燈1は常時バッ
テリーと接続される。そのため、バッテリーが過放電す
る不具合が発生する。
【0016】ちなみに、乗用車のバッテリー容量は、通
常24〜36AH(エンジンが始動できる容量)のもの
が使用されているが、室内燈の消費電力を 12V 5
W×2燈=10W とすると、電流は≒0.8Aとなる
ので、通常、バッテリーは、24AH/0.8A=30
h程度で過放電となるが、エンジンが始動できなくなる
のは、これよりも短時間である。
常24〜36AH(エンジンが始動できる容量)のもの
が使用されているが、室内燈の消費電力を 12V 5
W×2燈=10W とすると、電流は≒0.8Aとなる
ので、通常、バッテリーは、24AH/0.8A=30
h程度で過放電となるが、エンジンが始動できなくなる
のは、これよりも短時間である。
【0017】そこで、この発明の課題は、点燈スイッチ
の切り忘れや半ドアなどにより、バッテリーが過放電に
なることを防ぐことである。
の切り忘れや半ドアなどにより、バッテリーが過放電に
なることを防ぐことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、ドアの開閉でオン・オフするドアス
イッチとバッテリー間に接続され、点燈スイッチによっ
て室内燈の点燈状態を、常時点燈、常時消灯、ドアの開
閉に連動させて点燈、の三つの状態に切り換える自動車
用室内燈において、上記点灯スイッチが所定時間常時点
灯状態にあると、室内燈を消灯するコントローラを内蔵
した構成を採用することにより、点燈スイッチが所定時
間常時点燈状態にあると、コントローラが点燈スイッチ
の切り忘れであることを検出して室内燈を消灯する(請
求項1)。
め、この発明では、ドアの開閉でオン・オフするドアス
イッチとバッテリー間に接続され、点燈スイッチによっ
て室内燈の点燈状態を、常時点燈、常時消灯、ドアの開
閉に連動させて点燈、の三つの状態に切り換える自動車
用室内燈において、上記点灯スイッチが所定時間常時点
灯状態にあると、室内燈を消灯するコントローラを内蔵
した構成を採用することにより、点燈スイッチが所定時
間常時点燈状態にあると、コントローラが点燈スイッチ
の切り忘れであることを検出して室内燈を消灯する(請
求項1)。
【0019】このとき、上記コントローラを上記ドアス
イッチが所定時間室内燈をオンする状態にあると、室内
燈を消灯するという構成を採用することにより、前記ド
アスイッチが所定の時間オン状態であると、ドアが開い
たままの半ドア状態であることを検出して室内燈を消灯
する(請求項2)。
イッチが所定時間室内燈をオンする状態にあると、室内
燈を消灯するという構成を採用することにより、前記ド
アスイッチが所定の時間オン状態であると、ドアが開い
たままの半ドア状態であることを検出して室内燈を消灯
する(請求項2)。
【0020】このとき、上記の所定時間とは、経験など
によって十分ドアの閉め忘れ、あるいは点燈スイッチの
切り忘れであることが判別できる時間に適宜決められ
る。
によって十分ドアの閉め忘れ、あるいは点燈スイッチの
切り忘れであることが判別できる時間に適宜決められ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、この発明に
係る室内燈1’は、点灯スイッチ回路20とコントロー
ラ回路21とで構成されている。これらの部材は、図5
で示した従来型の室内燈1と同じように、バッテリー接
続端子BTとドアスイッチ接続端子DTを有するケース
に納められ、バッテリーBとドアスイッチ回路4に接続
される。
面に基づいて説明する。図1に示すように、この発明に
係る室内燈1’は、点灯スイッチ回路20とコントロー
ラ回路21とで構成されている。これらの部材は、図5
で示した従来型の室内燈1と同じように、バッテリー接
続端子BTとドアスイッチ接続端子DTを有するケース
に納められ、バッテリーBとドアスイッチ回路4に接続
される。
【0022】点灯スイッチ回路20は、この形態の場
合、例えば、従来例と同様の三つの切り換えモードを持
つもの、すなわち、ドアスイッチ回路4と連動させる第
1の接点5aと、常にオフにする第2の接点5bと、常
にオンにする第3の接点5cを有するものである。ま
た、この形態の場合図1に示すように、2回路を同時に
切り換えるため、第1のスイッチ回路20aと第2のス
イッチ回路20bとからなる2回路3投式のスイッチを
用いている。
合、例えば、従来例と同様の三つの切り換えモードを持
つもの、すなわち、ドアスイッチ回路4と連動させる第
1の接点5aと、常にオフにする第2の接点5bと、常
にオンにする第3の接点5cを有するものである。ま
た、この形態の場合図1に示すように、2回路を同時に
切り換えるため、第1のスイッチ回路20aと第2のス
イッチ回路20bとからなる2回路3投式のスイッチを
用いている。
【0023】コントローラ回路21は、本形態の場合、
タイマ回路22とリレー回路23とで構成されている。
タイマ回路22は、内部接続された発振器22aと分周
カウンタ22bを有する長時間タイマ用のデジタルIC
で構成されている。また、前記ICは、電源入力V
ccと、時定数回路取付入力Rt ,Ct と、イネーブル端
子バーEN(以下、EN)及びGND端子を有してい
る。
タイマ回路22とリレー回路23とで構成されている。
タイマ回路22は、内部接続された発振器22aと分周
カウンタ22bを有する長時間タイマ用のデジタルIC
で構成されている。また、前記ICは、電源入力V
ccと、時定数回路取付入力Rt ,Ct と、イネーブル端
子バーEN(以下、EN)及びGND端子を有してい
る。
【0024】電源入力Vccは、バッテリー接続端子BT
に第1のスイッチ回路20aを介して接続されている。
第1のスイッチ回路20aは、第1の接点5aと第3の
接点5cが並列に接続され、電源入力Vccに接続されて
いる。第2の接点5bはオープンとなっている。そのた
め、スイッチ回路20を第1の接点5aまたは第3の接
点5cに切り換えると電源入力Vccはバッテリー接続端
子BTと接続され、電源の供給が行われる。また、第2
の接点5bに接続すると、バッテリー接続端子BTとの
接続が解除され、電源入力Vccへの電源供給を断つこと
ができる。この回路中D1はレベルシフト用ダイオー
ド、R1とC1はブーリダ抵抗とバイパスコンデンサで
ある。
に第1のスイッチ回路20aを介して接続されている。
第1のスイッチ回路20aは、第1の接点5aと第3の
接点5cが並列に接続され、電源入力Vccに接続されて
いる。第2の接点5bはオープンとなっている。そのた
め、スイッチ回路20を第1の接点5aまたは第3の接
点5cに切り換えると電源入力Vccはバッテリー接続端
子BTと接続され、電源の供給が行われる。また、第2
の接点5bに接続すると、バッテリー接続端子BTとの
接続が解除され、電源入力Vccへの電源供給を断つこと
ができる。この回路中D1はレベルシフト用ダイオー
ド、R1とC1はブーリダ抵抗とバイパスコンデンサで
ある。
【0025】時定数回路用取り付け端子は、Rt 端子と
Ct 端子からなっている。その端子に時定数用の抵抗と
コンデンサを接続することにより、発振器22aの発振
周波数を決めることができる。
Ct 端子からなっている。その端子に時定数用の抵抗と
コンデンサを接続することにより、発振器22aの発振
周波数を決めることができる。
【0026】イネーブル端子ENは、ネガティブエッジ
トリガ入力となっており、内部抵抗によってプルアップ
されている。このイネーブル端子ENは、カウンタ22
bの入力受付を行う。すなわち、イネーブル端子EN
は、図2に示すように、アクティブにすると、ネガティ
ブエッジでカウンタ22bは出力を反転し、発振器22
aの出力パルスを受け付ける。そして、カウントアップ
Tすると、出力を反転する。前記出力は、オープンコレ
クタ出力Oとなっており、図1に示すように、リレー回
路23が接続される。リレー回路23は、ランプ3と直
列に接続され、その直列回路の一方は、バッテリー接続
端子BTと接続されている。また、他方は、ドアスイッ
チ接続端子DTと接続されており、リレー回路23によ
ってランプ3のオン・オフができるようになっている。
トリガ入力となっており、内部抵抗によってプルアップ
されている。このイネーブル端子ENは、カウンタ22
bの入力受付を行う。すなわち、イネーブル端子EN
は、図2に示すように、アクティブにすると、ネガティ
ブエッジでカウンタ22bは出力を反転し、発振器22
aの出力パルスを受け付ける。そして、カウントアップ
Tすると、出力を反転する。前記出力は、オープンコレ
クタ出力Oとなっており、図1に示すように、リレー回
路23が接続される。リレー回路23は、ランプ3と直
列に接続され、その直列回路の一方は、バッテリー接続
端子BTと接続されている。また、他方は、ドアスイッ
チ接続端子DTと接続されており、リレー回路23によ
ってランプ3のオン・オフができるようになっている。
【0027】前記イネーブル端子ENは、ダイオードD
2を介してプルアップ抵抗R2と接続されている。プル
アップ抵抗R2は、バッテリー接続端子BTに接続され
ている。
2を介してプルアップ抵抗R2と接続されている。プル
アップ抵抗R2は、バッテリー接続端子BTに接続され
ている。
【0028】このプルアップ抵抗R2には、第2のスイ
ッチ回路20bとドアスイッチ回路4(ドアスイッチ接
続端子DTを介して)が接続されている。第2のスイッ
チ回路20bは、第1の接点5aと第2の接点5bとが
オープンとなっており、第3の接点5cは接地されてい
る。また、ドアスイッチ回路4は接地されている。
ッチ回路20bとドアスイッチ回路4(ドアスイッチ接
続端子DTを介して)が接続されている。第2のスイッ
チ回路20bは、第1の接点5aと第2の接点5bとが
オープンとなっており、第3の接点5cは接地されてい
る。また、ドアスイッチ回路4は接地されている。
【0029】このため、スイッチ回路20が第1の接点
5aになると、第2のスイッチ回路20bはオープンと
なり、ドアスイッチ回路4が有効になる。このとき、第
1のスイッチ回路20aは、同じように第1の接点5a
に接続されるため、タイマ回路22に電源が供給され
る。したがって、ドアスイッチ回路4のオン・オフによ
ってタイマ回路22を作動させることができる。
5aになると、第2のスイッチ回路20bはオープンと
なり、ドアスイッチ回路4が有効になる。このとき、第
1のスイッチ回路20aは、同じように第1の接点5a
に接続されるため、タイマ回路22に電源が供給され
る。したがって、ドアスイッチ回路4のオン・オフによ
ってタイマ回路22を作動させることができる。
【0030】一方、スイッチ回路20が第2の接点5b
になると、第2のスイッチ回路20bはオープンとな
り、ドアスイッチ回路4と接続される。しかし、このと
き、第1のスイッチ回路20aは、第2の接点5bと接
続されるが、この接点5bはオープンであるため、タイ
マ回路22には電源が供給されず、タイマ回路22は作
動しない。
になると、第2のスイッチ回路20bはオープンとな
り、ドアスイッチ回路4と接続される。しかし、このと
き、第1のスイッチ回路20aは、第2の接点5bと接
続されるが、この接点5bはオープンであるため、タイ
マ回路22には電源が供給されず、タイマ回路22は作
動しない。
【0031】また、スイッチ回路20が第3の接点5c
になると、第2のスイッチ回路20bは接地される。こ
のとき、第1のスイッチ回路は20aは、第3の接点5
cに接続されるため、タイマ回路22に電源が供給され
る。このため、第1のスイッチ回路20aが有効になっ
てタイマ回路22が作動する。
になると、第2のスイッチ回路20bは接地される。こ
のとき、第1のスイッチ回路は20aは、第3の接点5
cに接続されるため、タイマ回路22に電源が供給され
る。このため、第1のスイッチ回路20aが有効になっ
てタイマ回路22が作動する。
【0032】この実施形態は、以上のように構成され、
この室内燈1’は、バッテリー接続端子BTとドアスイ
ッチ接続端子DTとをそれぞれバッテリーBとドアスイ
ッチ回路4に接続し、車内に取り付ける。このように、
従来の室内燈1と同じ接続で取り付けられるので、従来
の室内燈1に代えて用いることができる。
この室内燈1’は、バッテリー接続端子BTとドアスイ
ッチ接続端子DTとをそれぞれバッテリーBとドアスイ
ッチ回路4に接続し、車内に取り付ける。このように、
従来の室内燈1と同じ接続で取り付けられるので、従来
の室内燈1に代えて用いることができる。
【0033】いま、室内燈1’を常時消灯とするため、
スイッチ回路20を第3の接点5cにすると、第1のス
イッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回路22
は接続され、電源が供給される。同時に、第2のスイッ
チ回路20bは、接地される。このため、タイマ回路2
2のイネーブル端子ENは、”L”レベルになる。した
がって、タイマ回路22はアクティブとなりカウンタ2
2bの出力は、図3の(a)に示すように反転し、発振
回路の出力パルスを受け付けカウントを開始する。そし
て、所定の時間リレー回路22を作動させてランプ3を
点灯する。こののち、カウンタ22bがタイムアップす
ると、図3の(a)に示すように出力が反転し、リレー
回路22がオフとなってランプ3を消灯する。
スイッチ回路20を第3の接点5cにすると、第1のス
イッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回路22
は接続され、電源が供給される。同時に、第2のスイッ
チ回路20bは、接地される。このため、タイマ回路2
2のイネーブル端子ENは、”L”レベルになる。した
がって、タイマ回路22はアクティブとなりカウンタ2
2bの出力は、図3の(a)に示すように反転し、発振
回路の出力パルスを受け付けカウントを開始する。そし
て、所定の時間リレー回路22を作動させてランプ3を
点灯する。こののち、カウンタ22bがタイムアップす
ると、図3の(a)に示すように出力が反転し、リレー
回路22がオフとなってランプ3を消灯する。
【0034】このように、ランプ3を所定時間経過後に
自動的に消灯できるので、ついうっかりのスイッチの切
り忘れからバッテリーBの過放電を防止できる。
自動的に消灯できるので、ついうっかりのスイッチの切
り忘れからバッテリーBの過放電を防止できる。
【0035】また、室内燈1をドアの開閉に連動させる
ため、スイッチ回路20を第1の接点5aにすると、第
1のスイッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回
路22とは接続され電源が供給される。同時に、第2の
スイッチ回路20bは、オープンとなるため、ドアスイ
ッチ回路4が有効となる。このため、ドアを開けると、
図3の(b)に示すように、ドアスイッチ回路4によっ
てイネーブル端子ENが、”L”レベルになる。する
と、タイマ回路22はアクティブとなってカウンタ22
bは出力を反転し、発振回路22aの出力パルスを受け
付け、カウントを開始する。そして、リレー回路23を
作動させて所定の時間ランプ3を点灯する。こののち、
カウンタがタイムアップすると出力が反転し、リレー回
路23が図3の(b)に示すように、オフとなりランプ
3を消灯する。
ため、スイッチ回路20を第1の接点5aにすると、第
1のスイッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回
路22とは接続され電源が供給される。同時に、第2の
スイッチ回路20bは、オープンとなるため、ドアスイ
ッチ回路4が有効となる。このため、ドアを開けると、
図3の(b)に示すように、ドアスイッチ回路4によっ
てイネーブル端子ENが、”L”レベルになる。する
と、タイマ回路22はアクティブとなってカウンタ22
bは出力を反転し、発振回路22aの出力パルスを受け
付け、カウントを開始する。そして、リレー回路23を
作動させて所定の時間ランプ3を点灯する。こののち、
カウンタがタイムアップすると出力が反転し、リレー回
路23が図3の(b)に示すように、オフとなりランプ
3を消灯する。
【0036】このため、ドアを開放したままの状態で放
置した場合や半ドアの状態で放置した場合でも所定時間
経過後に自動的に消灯できるので、バッテリーの過放電
を防止できる。
置した場合や半ドアの状態で放置した場合でも所定時間
経過後に自動的に消灯できるので、バッテリーの過放電
を防止できる。
【0037】また、開放されたドアをランプ3の消灯前
に閉めると、ドアスイッチ回路4はオフとなる。する
と、タイマ回路22のイネーブル端子ENは接地され
る。このため、ランプ3はカウンタ22bがカウントア
ップするまで点燈を続けたのち、リレー回路23がオフ
となって消灯する。
に閉めると、ドアスイッチ回路4はオフとなる。する
と、タイマ回路22のイネーブル端子ENは接地され
る。このため、ランプ3はカウンタ22bがカウントア
ップするまで点燈を続けたのち、リレー回路23がオフ
となって消灯する。
【0038】一方、室内燈1’を常時消灯とするため、
スイッチ回路20を第2の接点5bにすると、第1のス
イッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回路22
との接続は解除される。この結果、タイマ回路22は作
動せず、リレー回路23はオフとなり、ドアを開けても
ランプ3は点灯しない。
スイッチ回路20を第2の接点5bにすると、第1のス
イッチ回路20aによりバッテリーBとタイマ回路22
との接続は解除される。この結果、タイマ回路22は作
動せず、リレー回路23はオフとなり、ドアを開けても
ランプ3は点灯しない。
【0039】このように、この室内燈1’は、コントロ
ーラ回路21により、点灯スイッチ20を切り忘れた場
合やドアが半ドア状態の場合でも、決められた時間で室
内燈1’を消灯できるので、バッテリーBの過放電を防
止できる。
ーラ回路21により、点灯スイッチ20を切り忘れた場
合やドアが半ドア状態の場合でも、決められた時間で室
内燈1’を消灯できるので、バッテリーBの過放電を防
止できる。
【0040】また、コントローラ回路21を内蔵し、従
来と同じように2端子でドアスイッチ回路4とバッテリ
ーB間に取付られるようにしたので、従来のものと、置
き換えが容易にできる。そのため、オプション対応がで
きるため、多品種少量生産に適したものである。
来と同じように2端子でドアスイッチ回路4とバッテリ
ーB間に取付られるようにしたので、従来のものと、置
き換えが容易にできる。そのため、オプション対応がで
きるため、多品種少量生産に適したものである。
【0041】なお、このとき、タイマ回路のタイムアッ
プの時間は、経験などによって十分ドアの閉め忘れ、あ
るいは点燈スイッチの切り忘れであることが判別できる
時間に適宜決められる。
プの時間は、経験などによって十分ドアの閉め忘れ、あ
るいは点燈スイッチの切り忘れであることが判別できる
時間に適宜決められる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、点灯
スイッチが所定時間常時点灯状態にあったり、ドアスイ
ッチが所定時間室内燈をオンする状態にあると、それを
検出して室内燈を消灯できるようにしたので、点灯スイ
ッチを切り忘れた場合やドアが半ドア状態の場合に室内
燈を消灯できるので、バッテリーの過放電を防止でき
る。
スイッチが所定時間常時点灯状態にあったり、ドアスイ
ッチが所定時間室内燈をオンする状態にあると、それを
検出して室内燈を消灯できるようにしたので、点灯スイ
ッチを切り忘れた場合やドアが半ドア状態の場合に室内
燈を消灯できるので、バッテリーの過放電を防止でき
る。
【0043】また、コントローラを内蔵したことによ
り、従来のものと同じようにドアスイッチとバッテリー
間に取付られるようにしたので、従来のものと置き換え
ることができる。そのため、オプション対応ができるた
め、多品種少量生産に適したものである。
り、従来のものと同じようにドアスイッチとバッテリー
間に取付られるようにしたので、従来のものと置き換え
ることができる。そのため、オプション対応ができるた
め、多品種少量生産に適したものである。
【図1】実施形態のブロック図
【図2】実施形態を説明するための作用説明図
【図3】実施形態を説明するための作用説明図
【図4】自動車用室内燈の取り付け状態を示す斜視図
【図5】従来例のブロック図
【図6】他の従来例のブロック図
【図7】他の従来例を説明するための作用説明図
1 室内燈 1’ 室内燈 3 ランプ 4 ドアスイッチ回路 4a ドアスイッチ 4b ドアスイッチ 4c ドアスイッチ 20 スイッチ回路 20a 第1のスイッチ回路 20b 第2のスイッチ回路 21 コントローラ回路 22 タイマ回路 22a 発振器 22b カウンタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ドアの開閉でオン・オフするドアスイッ
チとバッテリー間に接続され、点灯スイッチによって室
内燈の点灯状態を、常時点灯、常時消灯、ドアの開閉に
連動させて点灯、の三つの状態に切り換える自動車用室
内燈において、 上記点灯スイッチが所定時間常時点灯状態にあると、室
内燈を消灯するコントローラを内蔵したことを特徴とす
る自動車用室内燈。 - 【請求項2】 上記コントローラを上記ドアスイッチが
所定時間室内燈をオンする状態にあると、室内燈を消灯
することを特徴とする自動車用室内燈。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155757A JPH10990A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 自動車用室内燈 |
US08/832,974 US5936317A (en) | 1996-04-09 | 1997-04-04 | Power supply device for vehicle |
EP97105783A EP0800955A3 (en) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | Power supply device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155757A JPH10990A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 自動車用室内燈 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10990A true JPH10990A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15612754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8155757A Pending JPH10990A (ja) | 1996-04-09 | 1996-06-17 | 自動車用室内燈 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10990A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461168B1 (ko) * | 2002-08-21 | 2004-12-09 | 기아자동차주식회사 | 센서를 이용한 차량용 배터리의 방전 방지장치 |
KR100540433B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2006-01-10 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 배터리 방전 방지 시스템 |
JP2007069650A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Kojima Press Co Ltd | 自動車のオーバーヘッドモジュール |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8155757A patent/JPH10990A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100540433B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2006-01-10 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 배터리 방전 방지 시스템 |
KR100461168B1 (ko) * | 2002-08-21 | 2004-12-09 | 기아자동차주식회사 | 센서를 이용한 차량용 배터리의 방전 방지장치 |
JP2007069650A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Kojima Press Co Ltd | 自動車のオーバーヘッドモジュール |
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