JPH1098899A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

Info

Publication number
JPH1098899A
JPH1098899A JP25119796A JP25119796A JPH1098899A JP H1098899 A JPH1098899 A JP H1098899A JP 25119796 A JP25119796 A JP 25119796A JP 25119796 A JP25119796 A JP 25119796A JP H1098899 A JPH1098899 A JP H1098899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
processor
stepping
processing unit
central processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25119796A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Numata
純一 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP25119796A priority Critical patent/JPH1098899A/ja
Publication of JPH1098899A publication Critical patent/JPH1098899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のシステム構成ではマザーボード等で接続
された中央処理装置とパルス発振器は一ヶ所にまとめら
れ、パルス発振器と駆動回路間或いは駆動回路とステッ
ピングモータ間の配線は繁雑になる傾向にあるため、装
置の内部にこれらの機器を配置する場合、制御対象の位
置により物理的な制限が生じ、配置の自由度が損なわれ
る。 【解決手段】ステッピングモータ1のハウジング25の
内部に、パルスジェネレータ31と駆動回路32,制御
情報を送信または受信する通信プロセッサ、及びパルス
ジェネレータ31と駆動回路32と通信プロセッサを統
括するプロセッサを組み込み、制御情報を伝達するネッ
トワークに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業機械やロボッ
ト,OA機器などの制御に用いられるステッピングモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来のステッピン
グモータシステムの構成を示す。図2で40は本システ
ムを統括する中央処理装置、1a〜1nはステッピング
モータ、41a〜41nはステッピングモータが同期し
て回転できるパルスを出力するパルス発振器、42a〜
42nはステッピングモータ1a〜1nの各相に励磁電
流を流す駆動回路である。
【0003】ステッピングモータ1a〜1nの起動は、
中央処理装置40から制御バス43を通してパルス発振
器41a〜41n内にあるコントロール・レジスタをア
クセスすることにより、対応したパルス発振器41a〜
41nが起動される。パルス発振器41a〜41nは中
央処理装置40がコントロール・レジスタに設定した値
をパルスに変換し出力する。駆動回路42a〜42nは
パルス発振器41a〜41nが出力したパルスに従った
動作シーケンスにより、ステッピングモータ1a〜1n
の各相を励磁する。中央処理装置40はパルス発振器4
1a〜41nからの割込みとステータスで処理の終了を
検知し、結果をパルス発振器41a〜41nより読み出
すことになる。従来の装置構成では、中央処理装置40
の核となるメインCPUの規格により信号伝達手段17
の仕様は決定され、使用するCPUが高機能になるほど
大規模なものが必要となる。またCPUの信号駆動能力
のため制御バス43はマザーボードで構成され、中央処
理装置40とパルス発振器41a〜41nは1ヶ所にま
とめられ、パルス発振器41a〜41nと駆動回路42
a〜42n、駆動回路42a〜42nとステッピングモ
ータ1a〜1nの間は比較的長い信号ケーブル等で接続
されるような構成が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステム構成で
はマザーボード等で接続された中央処理装置とパルス発
振器は1ヶ所にまとめられ、パルス発振器と駆動回路間
或いは駆動回路とステッピングモータ間の配線は繁雑に
なる傾向にある。装置の内部にこれらの機器を配置する
場合、制御対象の位置により物理的な制限が生じ、配置
の自由度が損なわれてしまう。当然ながら装置をより小
形に、機能を増加させることが要求されるが、中央処理
装置とパルス発振器間の信号伝達手段をマザーボード等
で構成した場合、システムの拡張性が損なわれる。ま
た、従来のシステムではステッピングモータ或いは駆動
回路が故障した場合、中央処理装置に知らせる手段を持
たないため、中央処理装置はシステム全体の動作に異常
が発生するまで故障を検知することができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明はステッピングモータのハウジング内部
に、ステッピングモータを制御する機能を有するパルス
ジェネレータと、ステッピングモータを駆動する機能を
有する駆動回路と、制御情報を送信または受信する機能
を有する通信プロセッサ、及びパルスジェネレータと駆
動回路と通信プロセッサを統括するプロセッサを組み込
み、制御情報を伝達するネットワークに接続することで
各々のステッピングモータ単位での独立した処理を可能
とし、ステッピングモータの設置箇所選定の最適化とス
テッピングモータの個数追加などに代表されるシステム
の拡張性を向上させた。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1,図3,図4を参照し
て本発明の実施例を説明する。図1で、1はステッピン
グモータ1,21はステッピングモータ1の回転エネル
ギを伝達するためのシャフト21,22は各相に励磁電
流を流して励磁するための巻線22,トルクを発生する
ためのステータ23,24が永久磁石24であり、これ
らの機構的な部分は従来のステッピングモータと同様で
ある。防磁ハウジング25内に通信プロセッサ内蔵パル
スジェネレータ31とステッピングモータ駆動回路32
を内蔵し、パルスジェネレータ用電源ケーブルおよびネ
ットワーク通信ケーブル33とステッピングモータ駆動
用電源ケーブル34を接続するだけで分散処理が可能で
ある。
【0007】通信プロセッサ内蔵パルスジェネレータ3
1とステッピングモータ駆動回路32の詳細な構成図を
図3に示す。図3で40はネットワークを通じてシステ
ム全体を監視する中央処理装置40である。通信プロセ
ッサ内蔵パルスジェネレータ31の構成は、ネットワー
ク制御用プロセッサ43,44は通信プロセッサ内蔵パ
ルスジェネレータ31内部回路を制御する演算処理用プ
ロセッサ44である。45は通信プロセッサ内蔵パルス
ジェネレータ31のブートプログラムと動作プログラム
を格納するためのROM45,46はROM45上のプ
ログラムを展開し、中央処理装置40から送信された制
御データを格納するためのRAM46であり、47はス
テッピングモータ1が動作可能なパルスをシーケンシャ
ル出力するパルス制御回路である。ステッピングモータ
駆動回路32の構成は電源ユニット51,48,49は
電源制御部48,49はステッピングモータ各相に励磁
電流を流し、励磁する励磁回路49,駆動回路50であ
る。
【0008】これらの回路動作を以下に示す。演算処理
用プロセッサ44はROM45上のブートプログラムと
動作プログラムをRAM46上に展開し、ネットワーク
制御用プロセッサ43の割り込みを待ち状態にする。中
央処理装置40が送信した制御情報はネットワーク制御
用プロセッサ43によって受信され、ネットワーク制御
用プロセッサ43はRAM46上に制御情報を書き込
み、演算処理用プロセッサ44に割り込みを要求する。
割り込みを受け付けた演算処理用プロセッサ44は、ネ
ットワーク制御用プロセッサ43がRAM46上に書き
込んだ制御情報を読み出し動作プログラムを起動し、パ
ルス制御回路47に制御情報を伝達する。パルス制御回
路47は、制御情報に応じたパルスを出力する。電源制
御部48は、電源ユニット51から供給された電源の状
態を監視し、励磁回路49と駆動回路50はパルス制御
回路47が出力したパルスから、予め決定しておいたシ
ーケンスに則り各相に励磁電流を流し、ステッピングモ
ータ1を起動する。ステッピングモータ1の動作中、演
算処理用プロセッサ44はパルス制御回路47のビジー
フラグを監視し、ステッピングモータ1の動作が終了し
たとき、演算処理用プロセッサ44はパルス制御回路4
7内部の、パルス制御回路47が出力した実パルス数を
カウントする内部のパルスカウントレジスタと設定パル
ス数との比較を行い、異常と判断した場合にはネットワ
ーク制御用プロセッサ43経由で中央処理装置40に報
告する。障害が発生したステッピングモータ1では演算
処理用プロセッサ44が動作のリトライを数回行い、リ
トライが成功した場合にはネットワーク制御用プロセッ
サ43経由で中央処理装置40に報告を行う。また、動
作のリトライが失敗した場合にはネットワーク制御用プ
ロセッサ43経由で中央処理装置40に対して報告を行
う。
【0009】また、ステッピングモータ1単位での自己
診断を行い、診断した結果を他のステッピングモータ1
内蔵の演算処理用プロセッサ44或いは中央処理装置に
送信する機能を持たせることにより、故障箇所の特定を
容易にした。
【0010】以上の動作により、ステッピングモータ1
単位での分散処理を行い、中央処理装置40の負荷状態
に依存することなく動作可能とした。
【0011】ここで、ネットワーク制御用プロセッサ4
3及び演算処理用プロセッサ44に対する1チップマイ
コンの採用、ネットワークインタフェースまでも含めた
ASIC化等により、小形化,低コスト化が図れる。
【0012】図4に本発明のステッピングモータを複数
個接続した場合のブロック図を示す。本システムではス
テッピングモータ1a〜1n単位での独立した処理を可
能とするだけではなく、ステッピングモータの設置箇所
選定の最適化とステッピングモータの個数追加などに代
表されるシステムの拡張性を向上を図ることができる。
【0013】更に図5はシステムの情報伝達手段を無線
或いは赤外線通信とした例である。この例では、ステッ
ピングモータ1a〜1nの接続ケーブルが僅か1〜2本
となるため、設置の自由度は更に向上する。また、メン
テナンス面,生産面でも効率向上が期待できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば中央処理装置とステッピ
ングモータ間に物理的な自由度が増すので装置のレイア
ウトの自由度が大きくなり、それに伴い小形化,低コス
ト化と拡張性の向上が図れる。また、パルスジェネレー
タへの1チップ・マイコン採用、ネットワーク・インタ
フェースまでをも含めたゲートアレイ化等により各種ス
テッピングモータ制御方式の共通化,最少化が図れる。
また本ネットワーク・インタフェースを持った各種周辺
機器を揃えることにより、システムの拡張を図ることが
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】従来の方式のブロック図。
【図3】本発明の一実施例のブロック図。
【図4】本発明の第二実施例のブロック図。
【図5】本発明の第三実施例のブロック図。
【符号の説明】
1…ステッピングモータ、21…シャフト、22…巻
線、23…ステータ、24…永久磁石、25…防磁ハウ
ジング、26…ボールベアリング、31…パルスジェネ
レータ、32…ステッピングモータ駆動回路、33…電
源ケーブルおよびネットワーク通信ケーブル、34…電
源ケーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステッピングモータのハウジング内部に、
    上記ステッピングモータを制御する機能を有するパルス
    ジェネレータと、上記ステッピングモータを駆動する機
    能を有する駆動回路と、制御情報を送信または受信する
    機能を有する通信プロセッサと、パルスジェネレータと
    上記駆動回路と上記通信プロセッサを統括するプロセッ
    サとを組み込み、制御情報を伝達するネットワークに接
    続することを特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記ステッピングモー
    タ内蔵の上記通信プロセッサ間を結ぶネットワークを無
    線通信または赤外線通信にするステッピングモータ。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記ステッピングモー
    タ単位での自己診断を行い、診断した結果を他の上記ス
    テッピングモータ内蔵の上記通信プロセッサ或いは中央
    処理装置に送信する機能を持たせるステッピングモー
    タ。
JP25119796A 1996-09-24 1996-09-24 ステッピングモータ Pending JPH1098899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25119796A JPH1098899A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25119796A JPH1098899A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1098899A true JPH1098899A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17219134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25119796A Pending JPH1098899A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1098899A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003523713A (ja) * 2000-02-17 2003-08-05 カール ツァイス イエナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数ステップモータのセルシン制御方法
EP1356539B1 (de) * 2001-02-01 2006-08-30 Kathrein-Werke KG Mobilfunkantenne zum einstellen eines unterschiedlichen absenkwinkels

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003523713A (ja) * 2000-02-17 2003-08-05 カール ツァイス イエナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数ステップモータのセルシン制御方法
EP1356539B1 (de) * 2001-02-01 2006-08-30 Kathrein-Werke KG Mobilfunkantenne zum einstellen eines unterschiedlichen absenkwinkels

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5252902A (en) Servo control system
US5347190A (en) Magnetic bearing systems
EP0256769A1 (en) Electromechanical actuator
US20150048724A1 (en) Control apparatus for controlling rotation of joints of robot
US10250107B2 (en) Magnetic-controlled generator with built-in controller
JP2005086918A (ja) モータ駆動装置
JP2020046429A (ja) 機械の運動を検出するためのポジション検出システム及び方法
JPH1098899A (ja) ステッピングモータ
CN110022093B (zh) 电机控制方法及系统
JP2001095223A (ja) ステッピングモータ
CN116710232A (zh) 电动工具系统、电动工具装置和照相机装置
JPH10253502A (ja) 車両診断装置
JPH0775364A (ja) モータ制御システム
JP2004171158A (ja) Usb機器
JP2738173B2 (ja) スタンドアロン型装置の診断システム
CN214973494U (zh) 一种电磁式样本混匀装置
JPH0282345A (ja) マルチプロセッサシステムの暴走停止方法及びその方法を用いた装置
JPWO2006051590A1 (ja) 回転検出装置
JPS60128859A (ja) 駆動装置
JPH10285997A (ja) パルスジェネレータ
JPH0751630Y2 (ja) 二重化システム
JP2021043481A (ja) 複合センシングデバイス、回転機器及び回転機器制御システム
CN112275176A (zh) 一种电磁式样本混匀装置
JP2509953B2 (ja) Pcの入出力制御方式
KR890003489B1 (ko) 프로그램 가능한 감시 제어시스템