JPH1098780A - 多機能リモコンリピータ - Google Patents

多機能リモコンリピータ

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JPH1098780A
JPH1098780A JP25030896A JP25030896A JPH1098780A JP H1098780 A JPH1098780 A JP H1098780A JP 25030896 A JP25030896 A JP 25030896A JP 25030896 A JP25030896 A JP 25030896A JP H1098780 A JPH1098780 A JP H1098780A
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JP
Japan
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remote control
signal
control signal
memory
repeater
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JP25030896A
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English (en)
Inventor
Hiroki Nagakita
洋樹 永喜多
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能リモコンリピータを提供すること。 【解決手段】 専用のリモコン信号送信器を含む複数の
リモコン信号送信器と、送信されて来た第1のリモコン
信号を受信し、被制御機器に対して第2のリモコン信号
を送出するリモコン信号送受信器とからなるリモコンリ
ピータであって、上記専用のリモコン信号送信器は、少
なくともメモリ書き込みモードとメモリ読み出しモード
のモード選択信号を送信する手段を備え、上記リモコン
信号送受信器は、メモリと、上記モード選択信号がメモ
リ書き込みモードのとき、上記メモリ上の所定の領域に
被制御機器に付属のリモコン信号送信器からのリモコン
信号を記憶する手段と、上記モード選択信号がメモリ読
み出しモードのとき、上記メモリ上の上記領域からリモ
コン信号を読み出して被制御機器に送信する手段と、を
備えた、多機能リモコンリピータを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン(遠隔制
御)信号を受信し、再送信する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
リモコン・システムは、制御しようとする各機器毎に1
つのリモコン信号送信器を必要とし、複数の被制御機器
をまとめて制御することはできなかった。従って、幾つ
かの機器をまとめて操作したい場合、シーケンシャルに
1つ1つの機器のリモコン信号送信器を操作しなければ
ならなかった。
【0003】また、被制御機器が、それを制御する信号
を送るリモコン信号送信器から遠方の位置に置かれてい
て、リモコン信号が届かないときには、その機器を操作
することができなかった。
【0004】さらに、リモコン信号を送信すると、すぐ
に機器が動作してしまい、リモコン信号を送信してから
一定時間後や、設定時刻に機器を動作させたいという要
求に答えることはできなかった。
【0005】本発明は、従来のリモコン装置の上記の欠
点を克服し、1つのリモコン装置を操作することにより
複数の機器を同時又は一定時間遅らせて動作させること
ができ、かつ、遠隔点や物の陰になっている機器も動作
させることができる多機能リモコンリピータを提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によれば、下記の多機能リモコンリピータ
を提供する。即ち、専用のリモコン信号送信器と少なく
とも1つの被制御機器に付属のリモコン信号送信器を含
む複数のリモコン信号送信器と、送信されて来た第1の
リモコン信号を受信し、被制御機器に対して第2のリモ
コン信号を送出するリモコン信号送受信器とからなるリ
モコンリピータであって、上記専用のリモコン信号送信
器は、少なくともメモリ書き込みモードとメモリ読み出
しモードのモード選択信号を送信する手段を備え、上記
リモコン信号送受信器は、メモリと、上記モード選択信
号がメモリ書き込みモードのとき、上記メモリ上の所定
の領域に被制御機器に付属のリモコン信号送信器からの
リモコン信号を記憶する手段と、上記モード選択信号が
メモリ読み出しモードのとき、上記メモリ上の上記領域
からリモコン信号を読み出して被制御機器に送信する手
段と、を備えた、多機能リモコンリピータを提供する。
【0007】本発明の或る観点によれば、上記リモコン
リピータにおいて、前記被制御機器に送信される信号は
1つであり、かつ、リモコン信号送信器からの信号(オ
リジナル信号)と同一の信号にする。
【0008】本発明の他の観点によれば、上記リモコン
リピータにおいて、前記被制御機器に送信される信号は
1つであり、リモコン信号送信器からの信号と異なる信
号にする。
【0009】本発明の更に他の観点によれば、上記リモ
コンリピータにおいて、前記リモコン送受信器がタイマ
手段を備え、リモコン信号を受信後一定時間経過した
時、又は、設定時刻に単数又は複数のリモコン信号を送
出するようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明の一実施
の形態における多機能リモコンリピータのシステム構成
について説明する。ここでは、一例として、赤外線によ
りリモコン信号の送信・受信を行う場合を例にとって説
明するが、電波、超音波、音声認識等の手段を用いる場
合も同様である。
【0011】同図に示すとおり、本システムは、本シス
テムに専用のリモコン信号送信器Aを用いており、この
リモコンは他の機器のリモコンコードとは一致しないユ
ニークなコードを送信する。本システムには、更に、遠
隔制御しようとする機器に対して用いるリモコン信号送
信器であって、本システムへのリモコン信号送信に用い
る兼用リモコン信号送信器Bが用いられる。これらのリ
モコン信号送信器は、各機器の操作、及び、動作登録の
ために用いられる。
【0012】本発明のリモコンリピータの本体部をなす
リモコン信号送受信器は、リモコン信号を受信する部
分、中央処理装置CPU、周辺装置、及びリモコン信号
を送信する部分から成る。
【0013】リモコン信号を受信する部分は、赤外線受
信器C,増幅器D,信号検出器E,信号認識器Fを含
む。
【0014】周辺装置は、タイマ動作のための時計G、
各種登録等を行うコンソールH、各種表示を行ったり、
ビープ音、合成音声等によりメッセージを伝える表示・
発音器K、送信信号や、受信信号と送信信号の対応テー
ブルや、信号動作設定を記憶させておくメモリJを含
む。
【0015】リモコン信号を送信する部分は、赤外線送
信器Lを含む。
【0016】なお、赤外線受信器Cと赤外線送信器L
は、あらゆる方向からの信号を受け、また、あらゆる方
向の機器に送信できるように、本リモコン信号送受信器
の筐体の複数面に設置されている。リモコン信号の送受
信に関するその他の事柄は、通常のリモコン送受信シス
テムと差異がないので、これ以上の説明は省略する。
【0017】上記のシステム構成から成る本発明の多機
能リモコンリピータは、(1)シングル・リピータ、
(2)マルチ・リピータ、(3)スリーブ・タイマ、
(4)タイマ予約等の用途に用いることができる。これ
らの何れの用途に用いる場合も、先ず、リモコン信号送
受信器に送信信号・受信信号の登録をしておく必要があ
る。
【0018】そこで図2を参照して、送信信号・受信信
号の登録及び送信信号の読み出しについて説明する。同
図は、図1のシステムにおける中央処理装置CPUとメ
モリJの部分に対応する回路を示し、実際にはマイコン
を使いソフト的に実施できるが、ここでは理解し易いよ
うにハード的に示してある。
【0019】「送信・受信信号の登録」図2の回路にお
いて、或るリモコン信号Aを受信した時、それに対応す
る他のリモコン信号Bを出力するものとする。メモリ上
ではリモコン信号Aは見出し語として記憶され、リモコ
ン信号Bは検索されて読み出される語として説明するこ
とができる。
【0020】リモコン信号送受信器(リモコンリピータ
本体)が「登録モード」に設定されると、制御回路CT
LはスイッチSW1をb側に接続し、アドレス指定回路
によりメモリ上の記憶位置を指定する。そしてスイッチ
SW2は最初a側に接続される。従って、入力端子TI
から入力するリモコン信号Aはメモリ領域Aの指定され
たアドレスに記憶される。この記憶が終了すると、スイ
ッチSW2はb側に切り換わり、次に送られて来るリモ
コン信号Bをメモリ領域Bの指定されたアドレスに信号
Aと関連付けて記憶される。
【0021】1つのリモコン信号Aに対して複数のリモ
コン信号B1,B2,B3‥‥を関連付けて記憶させる
場合は、最初の信号B1を受信記憶した後、引き続き次
の信号B2を受け、更に信号B3を受けるといった具合
にして希望する全ての信号Bを受けてメモリ領域Bに記
憶する。この場合アドレス指定回路ADDによりアドレ
スを進めて行けばよい。
【0022】他のリモコン信号Aを登録する場合はスイ
ッチSW2を再びa側に切り換え、リモコン信号Aをメ
モリ領域Aに記憶し、スイッチSW2をb側に切り換え
てリモコン信号Bを関連させて記憶すればよい。登録す
るリモコン信号Aが一種類ならばメモリ領域Aは省略す
ることができる。その場合は、後述するレジスタRDA
又はROM等にリモコン信号Aのコードを記憶させてお
く。
【0023】登録が終了したら停止または通常動作モー
ドにする。通常動作モードが設定されたときは、スイッ
チSW1がa側に切り換わって、リモコン信号が送られ
てくると、入力レジスタIRに蓄積されるようになる。
【0024】この状態で、TIに入力があると、入力が
あったことが制御回路CTLに伝えられるとともに、入
力リモコン信号が入力レジスタIRに蓄積される。制御
回路はアドレス指定回路ADDによりメモリ領域Aのア
ドレスを指定して信号Aを読み出してレジスタRDAに
セットし、比較回路COMPによりレジスタIRに蓄積
された内容と比較する。
【0025】もし、比較の結果両信号が一致しなければ
次のアドレスから信号Aを読み出してレジスタIRの内
容と一致するか否かを調べる。そうして、全てのアドレ
スからの読み出しが終わっても一致がなければ、動作を
終了する。
【0026】レジスタRDAの内容とレジスタIRに蓄
積されている受信リモコン信号が一致すれば、制御回路
CTLは関連したメモリ領域Bから送信するリモコン信
号を読み出し、レジスタRDBに蓄積する。このリモコ
ン信号は、図1に例示したような赤外線送信器に送ら
れ、赤外光に変えられて制御しようとする機器に向けて
送信される。
【0027】メモリMEMの領域Aと領域Bは、信号A
が1つに対して信号Bが1つになるように対応つけるこ
ともできるし、信号Aが1つに対して複数の信号B1,
B2‥‥を対応付けることもできる。
【0028】信号Aと信号Bは同一のコード信号とする
こともできる。その場合には、レジスタIRの内容とレ
ジスタRDBの内容を比較して、一致していれば、その
ことを示す信号を生成して赤外線送信器L(図1)側に
送るようにすればよい。また、制御回路内に、同じリモ
コン信号が重複して送られてきたことを検出する回路を
設けるようにしてもよい。
【0029】上記の実施形態は本発明を理解するための
基本的なシステム構成を例示したものであり、本発明の
技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形、変更があり得
ることは勿論のことである。
【0030】次に図3を参照して、リモコン信号送受信
器(以下本装置という)への送信・受信信号の登録の流
れを説明する。先ず、ステップS1において、専用リモ
コンAを用いて、又はコンソールHからモード切換信号
を送って本装置を登録モードに切換える。
【0031】次に、ステップS2に進み、本装置を受信
信号設定モードにし、ステップS3に進み、専用リモコ
ンAまたは兼用リモコンBから信号を送信して、この信
号を本装置内のメモリに記憶することによりユーザが本
装置に送信する信号を登録する。
【0032】次に、ステップS4に進み、本装置を送信
信号設定モードにし、ステップS5に進み、複数の機器
の中の1つの機器に対してその機器用のリモコンBを使
って、実際に動作させる機器の動作制御信号を本装置に
送り、本装置のメモリに上記受信信号設定モードにおい
て記憶した信号と関連付けて記憶することにより登録す
る。
【0033】更にステップS6に進み、他にも送信信号
を設定するか否かの判断をし、送信信号の設定が要求さ
れていればステップS5に戻り、同様な動作が繰り返さ
れる。もし、それ以上設定する送信信号が無いときは、
ステップS7に進み、送信信号設定モードを終了し、一
連の信号登録動作を終わる。この後、本装置は電源オフ
にしておくこともできるし、電源をオンにして受信信号
待ちの通常動作モードにすることもできる。
【0034】これは、既存の学習リモコンの登録と同様
である。ここで、既存の学習リモコンの登録作業と大き
く違うところは、複数個の送信信号をそのタイミングま
でも設定しながら登録できることである。つまり、ユー
ザの登録次第で、1つの受信信号に対して、複数の信号
を送出するように設定することで、マルチ動作をさせる
ことができる。
【0035】次に、図4を参照して、本発明による多機
能リモコンリピータの用途について説明する。同図から
明らかなとおり、本発明のリモコンリピータ(以下、本
装置という)は、これを天井等に設置し、専用あるいは
他の機器との兼用のリモコンを操作して、本装置に1つ
の信号を送るだけで、予めユーザが設定しておいた複数
の信号が本装置から送信され、照明,エアコン,TV,
VTR,オーディオ等、リモコン操作が可能な装置に制
御信号を送り、複数の機器を操作することができる。
【0036】これは、例えば、或るユーザが帰宅した
ら、照明をつけ、エアコンをかけ、TVを付けるという
ような行動を毎日とる場合等に、非常に有効である。そ
れは、1つのリモコン操作で、全ての機器の操作ができ
てしまうからである。
【0037】このように、本装置は、各ユーザの生活パ
ターンや、好み、気分等に合わせて、幾つかの機器操作
をグループ化して登録しておくことにより、人間が1つ
1つシーケンシャルに操作したものを、本装置を介する
ことにより、1つの操作で済ませられるという利点を持
つ。また、本装置は、タイマー機能を有しており、一定
時間後や、予め設定された時刻になると、プログラムさ
れた信号を送信する。そこで、次に本多機能リモコンリ
ピータの主な応用について更に詳しい説明をする。
【0038】「シングル・リピータ」これは、本装置が
或る1つの信号を受け取ったら、その信号に関連付けら
れた他の1つの信号を送出するようにした使い方であ
る。受信信号と、送信信号は同じ信号でも、違った信号
でもよい。ただし、同じ信号を送信する際には、本装置
がその送信した信号を再び受信してしまわないよう、受
信回路をマスキングする必要がある。
【0039】また、本装置が受信した信号と同じ信号を
送信するようにした際には、操作しようとする機器に対
するリモコンからの信号(オリジナル信号という)が、
その操作したい機器に直接届いたにもかかわらず、その
機器が本装置から中継されて送られる信号(リピート信
号という)も重複して受信してしまうという不都合があ
る。
【0040】これを防ぐため、信号中にリピート信号で
あることを示すフラグを付加し、リピート信号はそのフ
ラグを立てて送信すれば、操作したい機器の受信回路
で、それらを識別し、たて続けに同一のオリジナル信号
とリピート信号が来たときは、リピート信号には反応し
ないような構成とすることで、二重操作を防ぐことがで
きる。
【0041】この機能は、通常は、あまり意味のあるも
のではないが、いわゆる学習リモコンと同様に、1つの
リモコンで、複数機器の操作を行うことが出来る。た
だ、学習リモコンと大きく異なる点は、リモコンの送信
機自身に学習させるのではなく、本装置に学習させ、リ
モコン自身には学習させないことである。
【0042】使い方の一例として、図5(a)のよう
に、長い廊下などで、リモコンの信号が遠くの機器にま
で届かないようなときにも、本装置を複数個直列に設置
しておけば、信号を次々にリレー式に伝えていくことに
なり、リモコン操作が可能になる。
【0043】また、図5(b)のように、部屋の構造
上、リモコンと機器が直線上に無いような場合にも両者
を直線的に見渡せる位置に本装置を設置することによ
り、リモコン操作が可能となる。このようにして、直接
リモコンの信号が届かないようなところの機器を操作で
きる。
【0044】また、別な使い方として、1つの機器のリ
モコンの信号を受信信号、そしてなんらかの機器の信号
を送信信号として登録しておけば、必ずセットで使うよ
うな機器に関して、1つのリモコン操作をすれば、他の
機器の分のリモコン信号は、本装置から送信される。
【0045】例えば、図6のように、部屋にX,Yの2
つの照明があって、Xを点灯させる信号をリモコンから
送ったら、照明Xはその信号により点灯する。また、本
装置は、Xを点灯させる信号を受け取ったら、もう一方
のYを点灯させる信号を送信する。このように使うこと
により、照明Xを点灯させる信号を送るだけで、照明Y
も合わせて点灯させるような使い方もできる。
【0046】「マルチ・リピータ」この機能は、1つの
信号を受け取ると、1つの信号を送信するシングル・リ
ピータに対し、1つの信号を受けると、2つ以上の信号
を送信するようなリピータの機能である。
【0047】これは、1つのリモコン操作で、部屋の照
明をつけ、エアコンをかけ、TVをつけるといったこと
や、さらに、そのTVのチャンネルをどこかに合わせる
といったことまで設定しておけば、リモコンの1操作で
可能である。
【0048】このような使い方では、各ユーザの生活パ
ターンや、好み、気分等に合わせて、幾つかの機器操作
をグループ化して登録しておくことにより、人間が1つ
1つシーケンシャルに操作していたものを、1つの操作
で済ませることができる。
【0049】これに関しては、冒頭で図4を用いて述べ
てあるため、ここでは、これ以上詳しい説明は省く。
【0050】「スリーブ・タイマ」この機能は、リモコ
ンから信号を受け取った後、すぐにそれに対応する信号
を送信するのではなく、設定された一定時間をおいてか
ら送信するものである。これによってスイッチを切って
から、数十秒後に照明が消えるような使い方や、タイマ
の付いていない照明、TV、オーディオ等に、スリーブ
・タイマ機能を付加したような使い方ができる。
【0051】「タイマ予約」図1においてGで示すとお
り、本装置は、時計を内蔵しており、予め設定した時刻
になると予め設定した信号を送信することができる。こ
の機能により、タイマ予約機能は持っていないがリモコ
ン機能は持っている機器や、タイマ予約機能を持っては
いるが、あまり多機能でないものに対して、電源のON
/OFF以外にも、(リモコンで操作できる範囲の)高
度なタイマ予約を行うことができる。また、幾つかの機
器を連帯してタイマ動作させることも可能である。
【0052】例えば、BSチューナを内蔵していないV
TRとBSチューナで、BS番組を録画、また、それと
同時にBSの独立PCM音声放送番組をMD(MINI
DISC)で録音することを考える。
【0053】番組は、図7のようなタイム・テーブルに
なり、陰の部分を録画、録音するとする。つまり、番組
PをVTRに録画し、同時副放送のPCM独立音声放送
番組Sと、番組WをMDで録音するとする。また、各機
器は、図8のように接続されているとする。
【0054】まず、PM5:59になったら、番組Pを
録画するため、BSチューナの電源をONにし、チャン
ネルをAchに合わせる。VTRの電源もONにし、入
力を外部入力に合わせ、録画スタンバイ状態にする。こ
れらの信号をそれぞれ本装置より送信する。そして、P
M6:00になったら、一時停止状態を解除し、番組P
の録画を開始する。
【0055】次に、PM6:59になったら、MDの電
源をONにする信号を送り、録画スタンバイ状態にす
る。PM7:00になったら、スタンバイ状態を解除
し、独立PCM音声番組Sの録音を始める。
【0056】やがて、PM7:30になったら、BSチ
ューナのチャンネル選択信号を送り、Bchにする。ま
た、VTRの録画を停止し、電源をOFFにする。
【0057】最後にPM8:00になったら、MDの録
音を終了し、BSチューナと、MDの電源をOFFにす
る。
【0058】このように、各時間毎に、複数の機器を総
括してタイマ動作をさせることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明の多機能リモコンリピータは、既
存の機器になんらの手も加えることなく、リモコン信号
送受信器を利用目的に応じた最適の位置に設置するだけ
で、以下の様な利点が得られる。
【0060】・リモコン信号が直接届かないような位置
からも、機器をリモコン操作することができる。
【0061】・また、1つの信号を送るだけで、予めユ
ーザが設定しておいた複数の信号が送信され、1つ1つ
シーケンシャルに操作しなくても、1つの操作で済ませ
ることができる。
【0062】・さらに、リモコン信号を送信後、一定時
間後や、設定時刻に機器に実際の動作信号を送信するこ
とで、タイマ機能を持たない機器に、タイマ動作をさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能リモコンリピータの一実施の形
態を示すシステムブロック図である。
【図2】図1のシステムにおけるCPUとメモリの部分
の構成を説明するための回路ブロック図である。
【図3】本発明の多機能リモコンリピータの動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の使用例を示す機器外観図である。
【図5】本発明の多機能リモコンリピータの使用例を示
す模式図である。
【図6】本発明の多機能リモコンリピータの使用例を示
す模式図である。
【図7】タイマ機能を備えた本発明の多機能リモコンリ
ピータの使用例を示すタイムテーブルである。
【図8】図7のタイムテーブルに従って動作する機器の
配列を示すブロック図である。
【符号の説明】
A 専用リモコン、B 兼用リモコン、C 赤外線受信
器、D 増幅器、E信号検出器、F 信号認識器、G
時計、CPU 中央処理装置、H コンソール、J メ
モリ、K 表示・発音器、L 赤外線送信器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 専用のリモコン信号送信器と少なくとも
    1つの被制御機器に付属のリモコン信号送信器を含む複
    数のリモコン信号送信器と、 送信されて来た第1のリモコン信号を受信し、被制御機
    器に対して第2のリモコン信号を送出するリモコン信号
    送受信器とからなるリモコンリピータであって、 上記専用のリモコン信号送信器は、少なくともメモリ書
    き込みモードとメモリ読み出しモードのモード選択信号
    を送信する手段を備え、 上記リモコン信号送受信器は、 メモリと、 上記モード選択信号がメモリ書き込みモードのとき、上
    記メモリ上の所定の領域に被制御機器に付属のリモコン
    信号送信器からのリモコン信号を記憶する手段と、 上記モード選択信号がメモリ読み出しモードのとき、上
    記メモリ上の上記領域からリモコン信号を読み出して被
    制御機器に送信する手段と、を備えた、多機能リモコン
    リピータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモコンリピータにお
    いて、前記被制御機器に送信される信号が1つであり、
    かつ、リモコン信号送信器からの信号と同一の信号であ
    る多機能リモコンリピータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のリモコンリピータにお
    いて、前記被制御機器に送信される信号が1つであり、
    リモコン信号送信器からの信号と異なる信号である多機
    能リモコンリピータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のリモコンリピータにお
    いて、前記リモコン送受信器から送信する第2の制御信
    号をリモコン送信器からの第1の制御信号と区別するた
    めに、第2の制御信号にリピート信号であることを示す
    フラグを付加して送出するようにした多機能リモコンリ
    ピータ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のリモコンリピータにお
    いて、前記リモコン送受信器が同一の制御信号を重複し
    て受信したことを識別し、2回目以降の同一の制御信号
    に応答しないようにする手段を備えた多機能リモコンリ
    ピータ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のリモコンリピータにお
    いて、前記リモコン送受信器がタイマ手段を備え、リモ
    コン信号を受信後一定時間経過した時、又は、設定時刻
    に単数又は複数のリモコン信号を送出するようにした多
    機能リモコンリピータ。
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