JPH1097902A - チップ抵抗器 - Google Patents

チップ抵抗器

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JPH1097902A
JPH1097902A JP8249690A JP24969096A JPH1097902A JP H1097902 A JPH1097902 A JP H1097902A JP 8249690 A JP8249690 A JP 8249690A JP 24969096 A JP24969096 A JP 24969096A JP H1097902 A JPH1097902 A JP H1097902A
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JP
Japan
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insulating substrate
chip resistor
resistor
fitted
terminal
Prior art date
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Withdrawn
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JP8249690A
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English (en)
Inventor
Morio Tada
守男 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の端子の嵌合状態の判定を絶縁基板の
各側の端部で行えるチップ抵抗器を提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の一方の面上に印刷抵抗体2
とこの印刷抵抗体に電気的接続した一対の電極部3a,
3bとからなる抵抗素子4を形成する。絶縁基板1の両
端部に電極部3a,3bと接触するようにそれぞれ金属
製の端子5a,5bを嵌合させて設ける。金属製の端子
5a,5bは、電極部3a,3bに沿って間隔をあけて
配置して絶縁基板1の端部に嵌合した各2個の端子金具
5a1,5a2,5b1,5b2で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板の両端部
に金属製の端子が嵌合されてなるチップ抵抗器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のこの種のチップ抵抗器の
構成を示したものである。このチップ抵抗器は、セラミ
ックからなる絶縁基板1の一方の面上に印刷抵抗体2と
該印刷抵抗体2に電気的接続された一対の電極部3a,
3bとからなる抵抗素子4を備えている。そして絶縁基
板1の両端部には、電極部3a,3bと接触するように
それぞれ横断面形状がコ字形をなす金属製の端子5´
a,5´bが嵌合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
のチップ抵抗器では、絶縁基板1の両端部に対する金属
製の端子5´a,5´bの嵌合状態が悪い場合に、電気
的接続状態が悪くなって接触抵抗が高くなり、チップ抵
抗器の抵抗値のバラツキの原因となる。端子5´a,5
´bの嵌合状態は、端子5´a,5´bと電極部3a,
3bとの間の接触抵抗が測定できれば判定できるが、図
3に示すように絶縁基板1の両端部に各1個の金属製の
端子5´a,5´bが嵌合された構造では、各側の端子
5´a,5´bの接触抵抗を測定できない問題点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、金属製の端子の嵌合状態
の判定を絶縁基板の各側の端部で行うことができるチッ
プ抵抗器を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、上記目的に加えて、
回路基板に実装した状態で、回路基板の反りにより絶縁
基板が割れるのを防止できるチップ抵抗器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明で改良の対象とす
るチップ抵抗器は、絶縁基板の両端部にそれぞれ金属製
の端子が嵌合され、これら金属製の端子が絶縁基板の上
に形成された抵抗素子の接続部と接触により電気的に接
続されている構造のものである。一般的に抵抗素子の接
続部は、絶縁基板の両端部に形成した電極部により構成
される。この電極部に抵抗体が重ねられる場合もある
し、また抵抗体の両端部の上に電極部が形成さえる場合
等もある。
【0007】本発明では、絶縁基板の端部の端縁に沿っ
て(または電極部に沿って)間隔をあけて配置されて絶
縁基板の端部に嵌合された2以上の端子金具から金属製
の端子を構成する。
【0008】このような構造のチップ抵抗器では、絶縁
基板の各側の端部にそれぞれ2以上の端子金具が嵌合さ
れて端子が構成されているので、各側で隣接する端子金
具間の抵抗値を測定することにより、端子金具と抵抗素
子の接続部または電極部との電気的接続が良好であるか
否かを正確に判定できる。
【0009】また、端子金具を形成するために用いる金
属板は、通常0.1mm以上の厚みを有している。その
結果、チップ抵抗器を回路基板の表面に半田付けを用い
て実装した場合に、回路基板の表面とチップ抵抗器の裏
面との間には、少なくとも0.1mm以上の間隔があ
く。このような大きな間隔があくと、温度変化により回
路基板が反った場合に、回路基板からチップ抵抗器の絶
縁基板に加わるストレスを吸収することができて、絶縁
基板が割れるのを防止できる。特に、本発明のチップ抵
抗器では、一方の端子が2以上の端子金具により構成さ
れているため、チップ抵抗器と回路基板との接触箇所が
4カ所以上に分散することになり、回路基板がどのよう
な方向に反ったとしても、ほぼその反りから発生するス
トレスを吸収できて、絶縁基板が割れるのを防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明に係るチ
ップ抵抗器における実施の形態の一例を示したものであ
る。
【0011】本例のチップ抵抗器においては、セラミッ
クからなる絶縁基板1の一方の面上に印刷抵抗体2と、
この印刷抵抗体2に電気的接続された一対の電極部3
a,3bとからなる抵抗素子4が形成されている。印刷
抵抗体2は、抵抗ペーストの厚膜印刷等により形成され
ている。電極部3a,3bは、Ag−Pdペースト等の
厚膜(例えば、20μm )印刷またはメッキ等により形
成されている。本例では、電極部3a,3bが絶縁基板
1の両端部上に設けられ、これら電極部3a,3bに両
端部を重ねて印刷抵抗体2が設けられている。絶縁基板
1の両端部には、各電極部3a,3bに沿って間隔をあ
けて配置されて絶縁基板1の両端部に嵌合された各2個
の端子金具5a1,5a2,5b1,5b2からなる端子5a,
5bが嵌合されている。これら端子金具5a1,5a2,5
b1,5b2は、燐青銅等の弾性と導電性を有する厚みが
0.1mm以上の金属板で形成されている。
【0012】このような構造のチップ抵抗器では、絶縁
基板1の各側の端部にそれぞれ2つの端子金具5a1,5
a2,5b1,5b2が嵌合されているので、各側の隣接する
端子金具5a1,5a2間と、端子金具5b1,5b2間とでそ
れぞれ抵抗値をテスター等で測定することにより、端子
金具5a1,5a2と抵抗素子4の電極部3a,3bと、端
子金具5b1,5b2と抵抗素子4の電極部3a,3bとの
電気的接続が良好であるか否かを正確に判定することが
できる。
【0013】また、端子金具5a1,5a2,5b1,5b2を
形成するために用いる金属板は、0.1mm以上の厚み
を有しているので、チップ抵抗器の端子5a,5bを回
路基板の表面に半田付けを用いて実装した場合に、回路
基板の表面とチップ抵抗器の裏面との間に、少なくとも
0.1mm以上の間隔をあけることができる。このよう
な大きな間隔があくと、温度サイクル(例えば、−40
℃〜+125℃)を数百回以上かけて回路基板を反らせ
る試験を行った場合でも、回路基板の反りによって抵抗
器の絶縁基板1に加わるストレスをこの間隔で吸収する
ことができて、絶縁基板1が割れるのを防止できる。
【0014】上記例では、絶縁基板1の両端部に、各2
個の端子金具5a1,5a2,5b1,5b2からなる端子5
a,5bを嵌合したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、絶縁基板1の各端部の端子金具の数は3個
等、2個以上であればよい。
【0015】また上記例では、絶縁基板1の一方の面に
抵抗素子4を設けた例について示したが、抵抗素子4は
絶縁基板1の両方の面に設けることもできる。
【0016】更に上記例では、電極部3a,3bは、絶
縁基板1と印刷抵抗体2との間に介在されるように設け
たが、印刷抵抗体2の端部の上に電極部を形成するよう
にしてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るチップ抵抗器にあっては、
絶縁基板の各側の端部にそれぞれ2以上の端子金具を嵌
合して端子を構成しているので、各側で隣接する端子金
具間の抵抗値を測定することにより、端子金具と抵抗素
子の接続部との電気的接続が良好であるか否かを正確に
判定することができる。
【0018】また、端子金具を形成するために用いる金
属板は、0.1mm以上の厚みを有しているので、チッ
プ抵抗器を回路基板の表面に半田付けを用いて実装した
場合に、回路基板の表面とチップ抵抗器の裏面との間に
は、少なくとも0.1mm以上の間隔をあけることがで
き、このため温度変化により回路基板が反った場合に、
回路基板から抵抗器の絶縁基板に加わるストレスをこの
間隔で吸収することができて、絶縁基板が割れるのを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ抵抗器における実施の形態
の一例を示した斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】従来のチップ抵抗器の斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 印刷抵抗体 3a,3b 電極部 4 抵抗素子 5a,5b,5´a,5´b 端子 5a1,5a2,5b1,5b2 端子金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の両端部にそれぞれ金属製の端
    子が嵌合され、前記金属製の端子が前記絶縁基板の上に
    形成された抵抗素子の接続部と接触により電気的に接続
    されているチップ抵抗器であって、 前記金属製の端子は、前記絶縁基板の前記端部の端縁に
    沿って間隔をあけて配置されて前記絶縁基板の前記端部
    に嵌合された2以上の端子金具から構成されていること
    を特徴とするチップ抵抗器。
  2. 【請求項2】 絶縁基板の少なくとも一方の面上に印刷
    抵抗体と該印刷抵抗体に電気的接続された一対の電極部
    とからなる抵抗素子が形成され、前記絶縁基板の両端部
    に前記電極部と接触するようにそれぞれ金属製の端子が
    嵌合されているチップ抵抗器であって、 前記金属製の端子は、前記電極部に沿って間隔をあけて
    配置されて前記絶縁基板の前記端部に嵌合された2以上
    の端子金具から構成されていることを特徴とするチップ
    抵抗器。
JP8249690A 1996-09-20 1996-09-20 チップ抵抗器 Withdrawn JPH1097902A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1051713A1 (en) * 1998-02-06 2000-11-15 Caddock Electronics, Inc. Low-resistance, high-power resistor having a tight resistance tolerance despite variations in the circuit connections to the contacts
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