JPH1097562A - 設計支援システム - Google Patents

設計支援システム

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JPH1097562A
JPH1097562A JP8251821A JP25182196A JPH1097562A JP H1097562 A JPH1097562 A JP H1097562A JP 8251821 A JP8251821 A JP 8251821A JP 25182196 A JP25182196 A JP 25182196A JP H1097562 A JPH1097562 A JP H1097562A
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JP
Japan
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database
application program
design
data
execution order
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Application number
JP8251821A
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English (en)
Inventor
Masahiro Chijimatsu
雅弘 千々松
Shigeru Goukon
茂 郷右近
Hiroyoshi Watanabe
博兆 渡辺
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Publication of JPH1097562A publication Critical patent/JPH1097562A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 実行順序と設計データの一部変更に際し、そ
の影響範囲を判定できる設計支援システムの提供。 【解決手段】 データベース7を利用するアプリケーシ
ョンプログラム(AP)9、10、11による設計業務
終了後に、APがデータベースにアクセスした記録をデ
ータベースから検索する手段1と、AP間の親子関係と
各APがデータベースにアクセスした時刻との関連付情
報を記憶する関連判定手段2と、関連付情報に基づき全
APの実行順序を決定する実行順序判定手段3と、実行
順序と関連付情報をデータベースに記憶する手段4と、
データベースを更新する場合、検索手段でAPのアクセ
ス記憶を調べ、更新するデータが書き込まれた時刻以降
にこのデータを利用したという条件でAPの依存関係を
関連付情報より調べ、影響される全てのAP名を判定す
る影響範囲判定手段6と、判定結果を画面上に表示する
手段5、8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計支援システム
に係り、特にプラントなどの設計業務を支援する設計支
援システムであって、データベースと、複数のアプリケ
ーションプログラムからなり、各アプリケーションプロ
グラムが、他のアプリケーションプログラムのデータベ
ースへの出力結果を参照するような関連を持つ設計支援
システムにおいて、設計者が試行錯誤してアプリケーシ
ョンプログラムによる設計業務を行なったのち、同様な
設計業務を行なう際に、最適な実行順序を開示する設計
支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データベースへのアクセス記録を用い、
システムの性能を向上させる従来の技術として、アクセ
ス記録(アクセス頻度、日時)を調べ、アクセス頻度の
高いデータや最近利用されたデータの優先度を高くした
り、各データに優先度を付加し、データの格納場所を変
更したりすることにより、データベースとアプリケーシ
ョンプログラム間のデータアクセスの効率を向上させる
ことを考慮したり、優先度決定手段においても、将来性
を考慮した優先度決定手段を設けた従来技術として特開
平4−7652号公報、特開平5−46668号公報な
どがある。また、アクセス特性により最適な先読み処理
単位を判断し、そのアプリケーションプログラム単体と
しての処理性能向上を図る従来技術として特開平2−2
30373号公報がある。これらはアプリケーションプ
ログラムとデータベースの1対1での性能を向上するこ
とにより、システム全体の性能を向上させることだけを
目的としていた。
【0003】アプリケーションプログラムを利用した設
計作業の設計手順を支援する従来の技術では、各設計対
象別に開発されたアプリケーションプログラムの実行順
序を決定する場合、すでに決定された固定的な手順決定
ルールに従い設計手順を決定するか、複数用意してある
手順決定ルールを任意に変更できる手段を持つシステム
においては、設計者の判断を要求していた。また複数用
意してある手順決定ルールのうちでどれを採用するかを
自動的に判断する手段を持つ従来技術として特開平5−
143657号公報があるが、自動的に判断するための
優先度を決定するための情報を作業者が入力しなければ
ならないという問題があった。
【0004】アプリケーションプログラムを利用した設
計作業での設計変更により他のどのアプリケーションプ
ログラムが影響を受けるかを知る方法としては、従来技
術を応用することにより、決定された設計手順を基に影
響範囲を特定できる。また、設計変更を行なった場合、
関連する設計部署に設計変更の通知を自動的に行なう従
来技術では、あらかじめ設計変更の通知を行なう手順を
システムに登録しておき、設計変更と同時にこの手順に
従い自動的に行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、デ
ータベースへのアプリケーションプログラムのアクセス
記録(アクセス頻度、日時)を調べ、アクセス頻度の高
いデータや最近利用されたデータの優先度を高くした
り、各データに優先度を付加し、データの格納場所を変
更したりすることにより、データベースとアプリケーシ
ョンプログラム間のデータアクセスの効率を向上させる
ことを考慮したり、優先度決定手段においても、将来性
を考慮した優先度決定手段を設けたものや、アクセス特
性により最適な先読み処理単位を判断し、そのアプリケ
ーションプログラム単体としての処理性能向上を図って
いるが、これらはアプリケーションプログラムとデータ
ベースが1対1の場合のシステム全体の性能向上だけを
目的としたものであり、複数のアプリケーションプログ
ラムが独立して存在する場合には有効な手法であった。
【0006】しかし最近、複数のアプリケーションプロ
グラムが互いにデータベースを介して連携した依存関係
の上で実行するような設計支援システムの開発が進み、
アプリケーションプログラム間の依存関係が複雑化する
ことにより、アプリケーションプログラムとデータベー
ス間の処理効率の問題より、どのアプリケーションプロ
グラムが出力したどのデータをどのアプリケーションプ
ログラムで利用しているという各アプリケーションプロ
グラム間の依存関係を簡単に調べる方法がないことによ
り、各アプリケーションプログラムの最適な実行順序を
判断できない、設計変更による影響範囲を即座に判断で
きない等の、設計支援システム固有の問題が発生してき
たが、この点については考慮されていなかった。特に、
各設計部署で次々にアプリケーションプログラムが開
発、運用され、そのつどアプリケーションプログラム間
の依存関係が変化していくという特徴をもつ設計支援シ
ステムでは、上記のような問題の解決が望まれていた。
【0007】また、他の従来技術ではアプリケーション
プログラムの実行順序を決定する際、すでに決定された
固定的な手順決定ルールに従いアプリケーションプログ
ラムの実行順序を決定するか、手順決定ルールを任意に
変更できる手段を持つシステムにおいても、設計者の判
断を要求する等の必要があり、アプリケーションプログ
ラムが追加されるたびに手順決定ルールを検討し直す必
要があり、かりに決定された実行順序を逸脱して実行す
る必要が生じた場合には対処できなかった。また、設計
変更により影響を受けるアプリケーションプログラムを
知る方法としては、従来技術を応用することにより、決
定された実行順序から影響するアプリケーションプログ
ラムを判定する方法が考えられるが、上記と同様アプリ
ケーションプログラムが追加されるたびに手順決定ルー
ルを検討し直す必要があったり、事前に決定されたルー
ルにより影響するアプリケーションプログラムを判定す
るため、常に影響する可能性のある最大範囲を影響する
範囲として判断し、現時点で実際に影響している範囲よ
り広い範囲を影響範囲として判定してしまう等の問題が
あった。
【0008】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
決し、設計者に判断や作業をさせることなく、最適な実
行順序を自動的に決定し、また、設計データの一部変更
を行なう際に、その影響範囲を現時点で実際に影響する
範囲だけにしぼり、自動的にかつ迅速に判定する設計支
援システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)データベースとそれを利用して設計業務を行なう
複数のアプリケーションプログラムから構成される設計
支援システムにおいて、アプリケーションプログラムに
よる設計業務完了後に、アプリケーションプログラムが
データベースにアクセスした記録をデータベースより検
索する手段と、検索した上記アクセス記録よりアプリケ
ーションプログラム間の依存関係を調べアプリケーショ
ンプログラム間の親子関係と、各アプリケーションプロ
グラムが最初に起動しデータベースにアクセスした時刻
とを関連付情報として記憶する関連判定手段と、関連判
定手段から得た上記関連付情報に基づき全アプリケーシ
ョンプログラムの実行順序を決定する実行順序判定手段
と、決定したアプリケーションプログラムの実行順序と
上記関連付情報をデータベースに記録する手段と、前記
決定した実行順序と関連付情報をディスプレイ装置の画
面上に表示する手段とを備えたことを特徴とする設計支
援システム。
【0010】(2)(1)において、前記実行順序と関
連付情報のディスプレイ装置への表示が、前者はアプリ
ケーションプログラムを利用した設計作業を工程表形式
で表示し、後者はアプリケーションプログラムの親子関
係を系統図形式で表示するものであることを特徴とする
設計支援システム。
【0011】(3)アプリケーションプログラムで作成
された設計データを格納するデータベースと、それを利
用して設計作業を行なう複数のアプリケーションプログ
ラムにより構成される設計支援システムにおいて、アプ
リケーションプログラムによる設計作業完了後に前記設
計作業と同様の作業を行なう場合、アプリケーションプ
ログラムがデータベースにアクセスした記録をデータベ
ースより検索する手段と、検索したアクセス記録よりア
プリケーションプログラム間の依存関係を調べ、アプリ
ケーションプログラム間の親子関係と、各アプリケーシ
ョンプログラムが最初に起動し、データベースにアクセ
スした時刻とを関連付情報として記憶する関連判定手段
と、関連判定手段から得た上記関連付情報に基づき全ア
プリケーションプログラムの実行順序を決定する実行順
序判定手段と、決定したアプリケーションプログラムの
実行順序と上記関連付情報をデータベースに記録する手
段と、データベースにすでに書き込まれているデータを
更新しようとする場合、検索手段によりアプリケーショ
ンプログラムのアクセス記録を調べ、更新しようとする
データが書き込まれた時刻以降にこのデータを利用した
という条件でアプリケーションプログラムの依存関係を
前記関連付情報より調べ、影響されるすべてのアプリケ
ーションプログラム名を判定する影響範囲判定手段と、
前記決定した全プログラムの実行順序と関連付情報と影
響範囲判定手段の判定結果を画面上に表示する手段とを
備えたことを特徴とする設計支援システム。
【0012】(4)設計データを格納するデータベース
と、これを利用して設計業務を行なう複数のアプリケー
ションプログラムからなる設計支援システムにおいて、
データベースには各アプリケーションプログラムが設計
して得た設計情報をそれぞれ格納するファイルと、デー
タベースに対するすべてのアプリケーションプログラム
のアクセス状態を記録するアクセス記録管理ファイル
と、アプリケーションプログラムの最適な実行順序決定
結果を格納するファイルとを備え、設計者がアプリケー
ションプログラムの実行順序を意識せずに設計業務を行
なった後、同様な設計業務を行なうに際し、データベー
ス内の上記アクセス記録管理ファイルよりファイル内の
すべてのデータを読み出し、そのデータを書き込んだア
プリケーションプログラム名と、書き込まれたデータを
読み出して利用したアプリケーションプログラム名とを
検出し、それぞれの書き込み読み出し時刻とにより求め
た各アプリケーションプログラムの親子関係と各アプリ
ケーションプログラムがデータベースにアクセスした時
刻とを関連付情報として記憶する関連判定手段と、関連
判定手段からの関連付情報を読み込み、存在するすべて
のアプリケーションプログラムの親子関係とアプリケー
ションプログラムのアクセス時刻とによりすべてのアプ
リケーションプログラムそれぞれに一連の実行順序番号
を付し、この結果をデータベースの前記実行順序記録フ
ァイルに記録する実行順序判定手段と、あるアプリケー
ションプログラムにおいて設計データ変更が生じたとき
は、データベース内を検索し関連付情報の有無を調査
し、ない場合は関連判定手段に作成を要求し、変更すべ
き設計データが書き込まれた時刻以降に読み込んで参照
したアプリケーションプログラムの名称を前記アクセス
記録管理ファイルのアクセス記録データより検出し、つ
いで関連付情報より上記検出されたアプリケーションプ
ログラムに前記書き込み時刻以後に依存関係を生じたす
べてのアプリケーションプログラム名を検出することに
より前記設計データ変更による影響範囲を判定する手段
と、上記関連判定手段による関連付情報と実行順序判定
手段による実行順序決定結果と影響範囲判定手段の判定
結果を画面上に表示する手段とを備えたことを特徴とす
る設計支援システム。
【0013】本発明になる設計支援システムを用いるこ
とにより、まずアプリケーションプログラムによりある
設計業務を実行させた後に、同様な設計作業を行なう場
合には、データベースへのアプリケーションプログラム
のアクセス記録を検索手段により読み込み関連情報が生
成され、この関連情報を利用し関連判定手段により各ア
プリケーションプログラム間の依存関係が自動的に生成
され、この依存関係より実行順序判定手段によりアプリ
ケーションプログラムの最適な実行順序が自動的に決定
され、出力手段により設計者に表示するように作用す
る。これによりアプリケーションプログラムの実行順序
を決定するまでの間、設計者が介入する必要は全くなく
なり、アプリケーションプログラムの実行順序を決定す
るための設計者の判断作業を軽減できる。また、データ
の更新時には更新することにより影響を受けるアプリケ
ーションをアクセス記録から検索手段により読み込み影
響範囲判定手段により自動的に生成され、更新と同時に
影響を受けるアプリケーションの一覧を出力手段により
設計者に表示するように作用する。これにより、データ
を更新する時、実際に影響するアプリケーションプログ
ラムだけを確認できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、以下、図面に
基づいて説明する。まず、図1は本発明の一実施例の構
成を示すものである。各機能を図1および2を用いて説
明する。データベース7はデータベース7を利用するア
プリケーションプログラムの過去のアクセス記録や、本
発明の装置により自動的に決定したアプリケーションプ
ログラムの最適な実行順序を格納する手段である。ま
た、ディスプレイ8は本発明の装置により決定したアプ
リケーションプログラム実行順序や、アプリケーション
プログラム間の依存関係や、データ変更により影響を受
けるアプリケーションプログラム名を表示するととも
に、アプリケーションプログラム実行時に適切なガイダ
ンスを設計者に与えるための手段である。検索手段1
は、データベース7を利用するアプリケーションプログ
ラム「AAP」9がデータベース7に対してデータ「デ
ータA」12を書き込み(WRITE)、アプリケーシ
ョンプログラム「BAP」10がデータベース7からデ
ータ「データA」12を読み込み(READ)、データ
ベース7にデータ「データB」13をWRITEし、ア
プリケーションプログラム「CAP」11がデータベー
ス7からデータ「データA」12とデータ「データB」
13をREADし、データベース7にデータ「データ
C」14をWRITEしたというような、各データを一
意に定めることができる形でのアクセス記録をデータベ
ース7から検索するための手段である。
【0015】関連判定手段2は、図2のようなデータベ
ース7と複数のアプリケーションプログラム「AAP」
9、「BAP」10、「CAP」11から構成される設
計支援システムにおいて、設計者が試行錯誤の上、すべ
てのアプリケーションプログラム「AAP」9、「BA
P」10、「CAP」11の実行順序を意識せずに一通
り実行し、設計作業を行なった後、同様な設計作業を行
なう場合、検索したアクセス記録より、「AAP」9が
WRITEした「データA」12を「BAP」10と
「CAP」11がREADし、「BAP」10がWRI
TEした「データB」13を「CAP」11がREAD
したという情報を基に、「CAP」11の親アプリケー
ションプログラムは「AAP」9と「BAP」10であ
り、「BAP」10の親アプリケーションプログラムは
「AAP」9であるとして、すべてのアプリケーション
プログラム間の依存関係を調べ、各アプリケーションプ
ログラム名に対する親アプリケーションプログラム名
と、各アプリケーションプログラムが最初に起動し、デ
ータベース7にアクセスした時間と関連付情報として記
憶するための手段である。
【0016】実行順序判定手段3は、関連判定手段2に
よりアプリケーションプログラム間の依存関係が判明
し、関連付情報より各アプリケーションプログラムは親
アプリケーションプログラムが全て実行されなければ実
行できないことより、実行順序は「AAP」9、「BA
P」10、「CAP」11の順であると判定するための
手段である。
【0017】記録手段4は、決定した各アプリケーショ
ンプログラムの実行順序と上記関連付情報をデータベー
ス7に記録するための手段である。影響範囲判定手段6
は、すでにWRITEされているデータを更新しようと
した場合、上記検索手段1によりアクセス記録をREA
Dし、更新しようとしているデータが「データA」12
であった場合、「データA」12をWRITEした時刻
以降に「データA」12をREADしたという条件でア
プリケーションプログラム名(10)を検索し、このと
きの結果として得られたアプリケーションプログラム名
の依存関係を関連付情報より調べ、このアプリケーショ
ンプログラム(10)がWRITEしたデータ(B)を
さらにREADしたアプリケーションプログラム名(1
1)を検索するというように、「データA」12が書き
込まれた時間から現時点までの間にこのデータの変更に
影響されるアプリケーションプログラムを調査し、影響
される全てのアプリケーションプログラム名を判定する
ための手段である。
【0018】出力手段5は、決定した実行順序に従い、
アプリケーションプログラムを利用した設計作業を工程
表形式で画面上に表示したり、関連付情報の結果を画面
上に表示したり、影響範囲判定手段6の結果を一覧表形
式で画面上に表示するための手段である。以上の構成よ
りなる本発明の一実施例の動作を説明する。まず図5
で、データベース7は、アプリケーションプログラムで
作成された設計データを格納する場所である。また、図
5のデータベース7と複数のアプリケーションプログラ
ム「AP1」17、「AP2」18、「AP3」19、
「AP4」20、「AP5」21で構成されるシステム
が以下の条件に従い運用されているものとする。各アプ
リケーションプログラムが起動し、データベース7から
データを参照する場合、またはデータを書き込む場合、
対象となるデータを一意に定めることができるように、
データベース7のどのファイルのどのカラムのどのデー
タにアクセスしたかをデータベース7のアクセス記録管
理ファイル16に記録するようにする。
【0019】ここで、データベース7のアクセス記録管
理ファイル16は図4のようなファイルである。カラム
名「アプリケーション名」、カラム名「アクセス時
刻」、カラム名「ファイル名」、カラム名「カラム
名」、カラム名「アクセスタイプ」で構成する。また、
記録される内容はそれぞれアクセスしたアプリケーショ
ンプログラムの名称、アクセスした時刻、アクセスした
データベースのファイル名とカラム名、データを書いた
のか、読んだのかを識別するための「W」や「R」で示
すアクセス内容である。これにより、どのアプリケーシ
ョンプログラムから、いつ、どのデータに対し、どのよ
うな処理をしたのかを記録しておくことができる。各ア
プリケーションプログラムが起動し、データベース7に
アクセスした場合には必ずこのアクセス記録管理ファイ
ル16に自分のアクセス記録を書き込むようにする。
【0020】本発明の具体例として、ボイラプラントを
対象とした設計支援システムで、本発明内容の実施例を
説明する。ボイラ設計の支援システムは図5に示すよう
な構成であるものとし、データベース7とこのデータベ
ース7を利用する5つのアプリケーションプログラムで
構成されているものとする。データベース7にはプラン
トの納め先情報を格納する図6(b)で示すような納め
先情報ファイル23と、ボイラ外形寸法を格納する図6
(c)で示すようなボイラ外形寸法ファイル24と、ボ
イラの配管形状情報を格納する図6(d)で示すような
配管形状寸法ファイル25と、配管詳細設計の情報を格
納する図6(e)で示すような配管詳細設計図形ファイ
ル26、ボイラの本体詳細設計の情報を格納する図6
(f)で示すような本体詳細設計図形ファイル27、ア
プリケーションプログラムがデータベース7にアクセス
した記録を格納する図4で示すようなアクセス記録管理
ファイル16、アプリケーションプログラム実行順序を
決定した後の結果を格納する図6(a)で示すような実
行順序記録ファイル22が用意されているものとする。
【0021】つぎに、各アプリケーションプログラムの
機能について説明する。1つ目は、プラントの納め先情
報設定プログラムで、アプリケーションプログラムの名
称は「AP1」17でシステムに登録されているものと
する。この「AP1」17はコンピュータ上から設計者
が納め先の情報を入力し、データベース7にWRITE
するよう機能する。
【0022】2つ目は、ボイラ寸法入力プログラムで、
アプリケーションプログラムの名称は「AP2」18で
システムに登録されているものとする。「AP2」18
はコンピュータ上で設計した火炉寸法情報をデータベー
ス7にWRITEする。3つ目は、ボイラの主配管設計
プログラムでアプリケーションプログラムの名称は「A
P3」19でシステムに登録されているものとする。
「AP3」19はコンピュータ上で配管の設計を行な
い、その結果をデータベース7にWRITEする。
【0023】4つ目は、配管詳細設計プログラムでアプ
リケーションプログラムの名称は「AP4」20でシス
テムに登録されているものとする。「AP4」20は詳
細設計図面作成の基となる図面を自動作成するためのア
プリケーションプログラムである。「AP4」20で設
計を行なった結果である配管詳細設計の情報をデータベ
ース7にWRITEする。
【0024】5つ目は、ボイラの本体詳細設計プログラ
ムでアプリケーションプログラムの名称は「AP5」2
1でシステムに登録されているものとする。「AP5」
21は詳細設計図面を作成するためのアプリケーション
プログラムである。「AP5」21で設計を行なった結
果である本体詳細設計情報をデータベース7にWRIT
Eする。
【0025】以上のようなデータベース7とアプリケー
ションプログラムで構成される設計支援システムでの実
施例を説明する。すでに上記のシステムですべてのアプ
リケーションプログラムを利用した設計作業が終わって
おり、同様な設計作業を新たに開始する場合、データベ
ース7のアクセス記録管理ファイル16からデータを1
件ずつ読み込む。アクセス記録管理ファイル16には図
7に示すようなデータが記録されているものとする。
【0026】この時の動作を図8のフローチャートに従
い説明する。アクセス記録管理ファイル16からデータ
がWRITEされた。すなわち、アクセスタイプがWR
ITEを意味する「W」である1番目のデータを選択す
る(ST1)。このとき、このデータはファイル名「納
め先情報」カラム名「納め先コード」で登録したアプリ
ケーション名「AP1」を得る(ST2)。つぎに、
「納め先コード」をREAD、すなわち、アクセスタイ
プがREADを表す「R」であり、「納め先コード」が
WRITEされた時刻、この場合1995年7月1日の
12時00分00秒を意味する「1995/7/1/1
2/00/00」より以降に参照されたという条件でア
プリケーションプログラムの名称をアクセス記録データ
28から検索する(ST3)と「AP2」、「AP
3」、「AP4」、「AP5」を得る。ここで、「AP
2」、「AP3」、「AP4」、「AP5」の親として
「AP1」があることを関連判定手段2内部の記憶領域
に図3のような形式の関連付情報15に記憶しておく
(ST4)。
【0027】つぎにアクセス記録管理ファイル16にま
だデータがあるかどうかを判定する(ST5)。この場
合まだデータがあるので、2番目のデータをアクセス記
録管理ファイル16から読み込む(ST1)。同様に
「AP2」がWRITEした「ボイラ外形情報」、「高
さ」、「W」のデータを読み込んだアプリケーションプ
ログラムの名称は「AP3」と「AP5」で、「AP
3」がWRITEした「配管形状寸法」、「配管形状寸
法」、「W」のデータをREADしたアプリケーション
プログラムの名称は「AP4」で、「AP4」がWRI
TEした「配管詳細設計図形」、「配管詳細設計図
形」、「W」のデータをREADしたアプリケーション
プログラムの名称と「AP5」がWRITEした「本体
詳細設計図形」、「本体形状寸法」、「W」のデータを
READしたアプリケーションプログラムはなしという
ようにして、アクセス記録管理ファイル16からすべて
のデータを読み込み、処理が終了するまで同様に実行す
る。
【0028】ここで、結果として図3に示すようなアプ
リケーションプログラム間の依存関係を関連付情報15
として内部の一時的な記憶領域に記憶する。この結果を
図9のような形式で図1のディスプレイ装置8に表示す
る。ここで、この結果を図1の実行順序判定手段3に渡
し処理する。実行順序判定手段3の動作を図10のフロ
ーチャートに従い説明する。まず、関連判定手段2から
関連付情報15を読み込み、存在するアプリケーション
プログラム名称のうち1つを選択する(ST1)。この
時、まず「AP1」が選択される。ここで、「AP1」
の親アプリケーションプログラムがあるかどうか判定す
る(ST2)。この場合、親のアプリケーションプログ
ラムがないので、「AP1」に実行番号1を与え、関連
付情報15のアプリケーションプログラムの名称に対応
した場所にこの実行番号を記憶する(ST32)。
【0029】つぎに、この関連付情報のすべてのアプリ
ケーションプログラムの名称に実行番号が与えられてい
るかどうか調べる(ST5)。この場合、「AP2」か
ら「AP5」までは、まだ実行番号が与えられていない
ので、つぎのアプリケーションプログラム名称を選択す
る(ST1)。つぎは「AP2」が選択されたものとす
る(ST1)。つぎに同様に親のアプリケーションプロ
グラムがあるかどうかを見ると、「AP1」が親である
ことがわかる(ST2)。つぎに親のアプリケーション
プログラムの実行番号が決定しているかどうか調べる
(ST31)。そこで、「AP2」の実行番号は、「A
P1」の実行番号1に+1した2となる(ST4)。同
様にしてすべてのアプリケーションプログラムに対する
実行番号を決定するが、この例の場合、「AP3」の親
は「AP1」と「AP2」のように2つあり、この場合
実行番号は、「AP1」の実行番号1と「AP2」の実
行番号2のうち大きい実行番号である「AP2」の実行
番号2に+1した3となる(ST4)。
【0030】このようにしてすべてのアプリケーション
プログラムに対する実行番号を決定する。この時、「A
P3」と「AP5」の実行番号はともに3であるが、ア
クセス記録データ28で、「AP3」が「納め先情報」
をREADした、すなわちアクセスタイプが「R」であ
るアクセス時刻が「1995/7/1/14/00/0
0」であり、「AP5」が「納め先情報」をREADし
たアクセス時刻「1995/7/1/16/00/0
0」より前であるため、これは設計者の経験により、判
断された実行順序であるとして、「AP3」の実行順序
を3.1、「AP5」の実行順序を3.2とする。そし
て、この時決定した実行番号はそのまま、アプリケーシ
ョンプログラムの実行順序となり、図11で示すような
アプリケーションプログラム実行の工程表29を作成す
ることができ、この結果を図1のディスプレイ装置8に
表示する。また、この結果はデータベース7の実行順序
記録ファイル22に記録される。
【0031】つぎに、アプリケーションプログラム「A
P2」18において設計変更が生じた場合を考える。設
計変更によりボイラ外形寸法ファイル24の「高さ」を
変更したとき、「AP2」18に搭載されている図1の
影響範囲判定手段6が動作する。影響範囲判定手段6の
動作を図12のフローチャートに従い説明する。影響範
囲判定手段6ではまず、データベース7を検索し、関連
付情報15の有無を調べる(ST1)。ここで関連付情
報15がない場合は関連判定手段2に関連付情報15を
生成するように要求する(ST22)。ここでは上記の
手順で図3のような関連付情報15が生成されているも
のとする。
【0032】つぎに、変更するデータを参照したアプリ
ケーションプログラムの名称をアクセス記録管理ファイ
ル16はアクセス記録データ28より全て検索する(S
T21)。つまり、「AP2」18が変更するボイラ外
形寸法ファイル24のデータ「高さ」をREADしたア
プリケーションプログラムの名称を全て検索する。この
場合、アクセス記録データ28より「AP3」19、
「AP5」21が結果として得られる。つぎに、関連付
情報15より「AP3」19、「AP5」21の依存関
係でいう子にあたるアプリケーションプログラムの名称
を検索する(ST3)と「AP3」19の子である「A
P4」20が得られる。検索結果が0ではない(ST
4)ので、つぎに、「AP4」20の子のアプリケーシ
ョンプログラムの名称を検索(ST3)する。この場合
検索結果が0となり、つぎのステップに進む(ST
4)。
【0033】つぎにここまで得られた検索結果である
「AP3」、「AP5」、「AP4」を順次読み込み
(ST5)、ボイラ外形寸法ファイル24の「高さ」が
変更される前にデータベース7にWRITEされた時刻
と、「AP3」19、「AP5」21が「ボイラ外形寸
法ファイル24の「高さ」をREADした時刻、「AP
4」20が「AP3」19の出力である配管形状寸法フ
ァイル25の「配管形状寸法」をREADした時刻を比
較(ST6)する。ここで「AP3」19と「AP5」
21はボイラ外形寸法ファイル24の「高さ」がWRI
TEされた時刻より後にボイラ外形寸法ファイル24の
「高さ」をREADしているので、結果記憶領域に格納
される(ST7)。
【0034】また、「AP4」20は「AP3」19が
ボイラ外形寸法ファイル24の「高さ」を読み込んだ時
刻より後に配管詳細設計図形ファイル26の「配管詳細
図形」をWRITEし、この「配管形状寸法」をREA
Dしておりボイラ外形寸法ファイル24の「高さ」変更
の影響を受けるので、同様に結果記憶領域に格納される
(ST7)。つぎに「AP3」、「AP5」、「AP
4」についてすべて処理を完了した(ST8)ので、影
響範囲判定手段6の処理を終了する。
【0035】以上より、結果記憶領域には「AP3」、
「AP5」、「AP4」が結果として格納される。これ
よりアプリケーションプログラム「AP2」18による
設計変更により影響を受けるアプリケーションプログラ
ムは「AP3」19、「AP4」20、「AP5」21
であることをディスプレイ8に表示する。前述の例で
は、1つのデータベースと複数のアプリケーションプロ
グラムで構成されるプラント設計システムに対する実施
例を示したが、複数のデータベースとデータベースへの
出力データを互いに参照し合うような関連を持つ複数の
アプリケーションプログラムからなるプラント設計支援
システムに対しても、アクセス記録管理ファイルにデー
タベース名を追加することにより、同様な手段により実
施可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の設計支援システムによれば、試
行錯誤の上で、一度すべてのアプリケーションプログラ
ムを実行した後に同様の設計作業を行なう場合には、各
アプリケーションプログラムを実行する前に、過去の実
際に稼動した記録を参照して自動的に最適かつ効率的な
アプリケーションプログラム実行順序が提示されるた
め、実行手順決定のための設計者の介入を必要とせず、
設計者の判断作業が軽減されるとともに、この実行順序
に従い設計作業を実行した場合、データベースを利用す
るアプリケーションプログラムを使用した設計業務の開
始から終了までの時間を短縮することができる。
【0037】また、設計変更を行ないたい場合、即座に
設計変更により影響するアプリケーションプログラムを
知ることができるため、設計変更通知等の対応ができ、
設計変更による設計作業の遅延を最小限にくい止めるこ
とができ、設計支援システムの信頼性を向上することが
でき、データベースを利用したプラント設計業務の高品
質化、効率化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図。
【図2】本発明の実施例におけるアプリケーションプロ
グラムとデータベースの関係を説明する図。
【図3】本発明の実施例における関連判定手段の判定結
果の記憶領域の構成を説明する図。
【図4】本発明の実施例におけるデータベースのアクセ
ス記録管理ファイルの構成を説明する図。
【図5】本発明の実施例におけるプラント設計支援シス
テムの構成を示す図。
【図6】本発明の実施例におけるデータベースの各ファ
イルの構成を説明する図。
【図7】本発明の実施例におけるデータベースのアクセ
ス記録管理ファイル内のデータを示す図。
【図8】本発明の実施例のアプリケーション関連判定の
動作を示すフローチャート。
【図9】本発明の実施例のアプリケーション関連判定の
結果を説明する図。
【図10】本発明の実施例のアプリケーション実行順序
判定の動作を示すフローチャート。
【図11】本発明の実施例の実行順序判定による結果を
説明する図。
【図12】本発明の実施例の影響範囲判定の動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…検索手段、2…関連判定手段、3…実行順序判定手
段、4…記録手段、5…出力手段、6…影響範囲判定手
段、7…データベース、8…ディスプレイ装置、9、1
0、11…アプリケーションプログラム、12…データ
A、13…データB、14…データC。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースとそれを利用して設計業務
    を行なう複数のアプリケーションプログラムから構成さ
    れる設計支援システムにおいて、アプリケーションプロ
    グラムによる設計業務完了後に、アプリケーションプロ
    グラムがデータベースにアクセスした記録をデータベー
    スより検索する手段と、検索した上記アクセス記録より
    アプリケーションプログラム間の依存関係を調べアプリ
    ケーションプログラム間の親子関係と、各アプリケーシ
    ョンプログラムが最初に起動しデータベースにアクセス
    した時刻とを関連付情報として記憶する関連判定手段
    と、関連判定手段から得た上記関連付情報に基づき全ア
    プリケーションプログラムの実行順序を決定する実行順
    序判定手段と、決定したアプリケーションプログラムの
    実行順序と上記関連付情報をデータベースに記録する手
    段と、前記決定した実行順序と関連付情報をディスプレ
    イ装置の画面上に表示する手段とを備えたことを特徴と
    する設計支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記実行順序と関連
    付情報のディスプレイ装置への表示が、前者はアプリケ
    ーションプログラムを利用した設計作業を工程表形式で
    表示し、後者はアプリケーションプログラムの親子関係
    を系統図形式で表示するものであることを特徴とする設
    計支援システム。
  3. 【請求項3】 アプリケーションプログラムで作成され
    た設計データを格納するデータベースと、それを利用し
    て設計作業を行なう複数のアプリケーションプログラム
    により構成される設計支援システムにおいて、アプリケ
    ーションプログラムによる設計作業完了後に前記設計作
    業と同様の作業を行なう場合、アプリケーションプログ
    ラムがデータベースにアクセスした記録をデータベース
    より検索する手段と、検索したアクセス記録よりアプリ
    ケーションプログラム間の依存関係を調べ、アプリケー
    ションプログラム間の親子関係と、各アプリケーション
    プログラムが最初に起動し、データベースにアクセスし
    た時刻とを関連付情報として記憶する関連判定手段と、
    関連判定手段から得た上記関連付情報に基づき全アプリ
    ケーションプログラムの実行順序を決定する実行順序判
    定手段と、決定したアプリケーションプログラムの実行
    順序と上記関連付情報をデータベースに記録する手段
    と、データベースにすでに書き込まれているデータを更
    新しようとする場合、検索手段によりアプリケーション
    プログラムのアクセス記録を調べ、更新しようとするデ
    ータが書き込まれた時刻以降にこのデータを利用したと
    いう条件でアプリケーションプログラムの依存関係を前
    記関連付情報より調べ、影響されるすべてのアプリケー
    ションプログラム名を判定する影響範囲判定手段と、前
    記決定した全プログラムの実行順序と関連付情報と影響
    範囲判定手段の判定結果を画面上に表示する手段とを備
    えたことを特徴とする設計支援システム。
  4. 【請求項4】 設計データを格納するデータベースと、
    これを利用して設計業務を行なう複数のアプリケーショ
    ンプログラムからなる設計支援システムにおいて、デー
    タベースには各アプリケーションプログラムが設計して
    得た設計情報をそれぞれ格納するファイルと、データベ
    ースに対するすべてのアプリケーションプログラムのア
    クセス状態を記録するアクセス記録管理ファイルと、ア
    プリケーションプログラムの最適な実行順序決定結果を
    格納するファイルとを備え、設計者がアプリケーション
    プログラムの実行順序を意識せずに設計業務を行なった
    後、同様な設計業務を行なうに際し、データベース内の
    上記アクセス記録管理ファイルよりファイル内のすべて
    のデータを読み出し、そのデータを書き込んだアプリケ
    ーションプログラム名と、書き込まれたデータを読み出
    して利用したアプリケーションプログラム名とを検出
    し、それぞれの書き込み読み出し時刻とにより求めた各
    アプリケーションプログラムの親子関係と各アプリケー
    ションプログラムがデータベースにアクセスした時刻と
    を関連付情報として記憶する関連判定手段と、関連判定
    手段からの関連付情報を読み込み、存在するすべてのア
    プリケーションプログラムの親子関係とアプリケーショ
    ンプログラムのアクセス時刻とによりすべてのアプリケ
    ーションプログラムそれぞれに一連の実行順序番号を付
    し、この結果をデータベースの前記実行順序記録ファイ
    ルに記録する実行順序判定手段と、あるアプリケーショ
    ンプログラムにおいて設計データ変更が生じたときは、
    データベース内を検索し関連付情報の有無を調査し、な
    い場合は関連判定手段に作成を要求し、変更すべき設計
    データが書き込まれた時刻以降に読み込んで参照したア
    プリケーションプログラムの名称を前記アクセス記録管
    理ファイルのアクセス記録データより検出し、ついで関
    連付情報より上記検出されたアプリケーションプログラ
    ムに前記書き込み時刻以後に依存関係を生じたすべての
    アプリケーションプログラム名を検出することにより前
    記設計データ変更による影響範囲を判定する手段と、上
    記関連判定手段による関連付情報と実行順序判定手段に
    よる実行順序決定結果と影響範囲判定手段の判定結果を
    画面上に表示する手段とを備えたことを特徴とする設計
    支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008152795A (ja) * 2008-01-11 2008-07-03 Fujitsu Ltd モデル管理装置および記録媒体
US8566758B2 (en) 2006-10-27 2013-10-22 Fujitsu Limited Data dependency managing apparatus, design data dependency managing method and program

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US8566758B2 (en) 2006-10-27 2013-10-22 Fujitsu Limited Data dependency managing apparatus, design data dependency managing method and program
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