JPH1097552A - Cadデータ変換装置 - Google Patents

Cadデータ変換装置

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JPH1097552A
JPH1097552A JP8248326A JP24832696A JPH1097552A JP H1097552 A JPH1097552 A JP H1097552A JP 8248326 A JP8248326 A JP 8248326A JP 24832696 A JP24832696 A JP 24832696A JP H1097552 A JPH1097552 A JP H1097552A
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JP
Japan
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data
cad
conversion
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JP8248326A
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Nobuaki Kondo
信明 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保守ツールのデータ入力作業の効率化を図るこ
とができるCADデータ変換装置を提供する。 【解決手段】CAD図面データをプログラマブル・コン
トローラの保守ツールデータに変換するCADデータ変
換装置であって、CADで設計した図面データから抽出
データ設定部28で設定されたデータを抽出するデータ
抽出部22と、抽出したデータに対して、補足データ設
定部29で設定されたフォーマットに従ってフォーマッ
ト変換を施すフォーマット変換部24と、バイナリ変換
設定部31で設定された各種のバイナリ変換パターンに
従って、フォーマット変換された特定のフォーマットを
バイナリファイルに変換するバイナリ変換部26とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCADデータ変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブル・コントローラ(以後P
Cと記述)のソフト設計において、PCソフトは、シン
ボル(POL[Problem Oriented Language ]のマクロ
命令に対応)と結線を組み合わせた回路図により表現
し、CADで設計を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、POLデータ
は、設計者が保守作業(PCソフトの変更やロジックを
POLとして解釈し、ロジックの処理をシミュレートす
る)を行うツール(以後、保守ツールという)に手作業
で入力をしていた。すなわち、保守ツールで設計するよ
りも、編集機能、データ管理機能およびプリントアウト
機能が充実しているCADで設計してからPOLデータ
を保守ツールに入力していた。また、保守ツール側でデ
ータの変更が発生した場合、CAD図面側への変更デー
タのフィードバック作業を手作業で行っていた。このた
め、CAD図面の修正作業に時間を費やし、また修正ミ
スにより品質が低下してしまうという問題があった。
【0004】本発明のCADデータ変換装置はこのよう
な課題に着目してなされたものであり、その目的とする
ところは、CADで設計した図面から、自動的に保守ツ
ール用のデータを作成して保守ツール側に渡すことで、
保守ツールのデータ入力作業の効率化を図ることができ
るCADデータ変換装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、保守ツール側
で図面データに変更が発生した場合に、この図面データ
をCAD側にフィードバックすることにより品質の向上
を図ることができるCADデータ変換装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係るCADデータ変換装置は、CA
D図面データをプログラマブル・コントローラの保守ツ
ールデータに変換するCADデータ変換装置であって、
CADで設計した図面データから、抽出すべきデータを
設定する第1の設定部で設定されたデータを抽出する抽
出手段と、この抽出手段によって抽出されたデータに対
して、フォーマットを設定する第2の設定部で設定され
たフォーマットに従ってフォーマット変換を施すフォー
マット変換手段と、各種のバイナリ変換パターンを設定
する第3の設定部で設定されたバイナリ変換パターンに
従って、フォーマット変換されたデータをバイナリファ
イルに変換するバイナリ変換手段とを具備する。
【0007】また、第2の発明に係るCADデータ変換
装置は、第1の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、前記第1、第2、第3の設定部で設定される設定内
容は変更可能であり、この変更に応じて、抽出されるデ
ータの内容、フォーマットの変換形式、及びバイナリの
変換形式を任意に変更する。
【0008】また、第3の発明に係るCADデータ変換
装置は、プログラマブル・コントローラの保守ツールデ
ータをCAD図面データに変換するCADデータ変換装
置であって、抽出すべきデータを設定する第1の設定部
からのデータに基づいて、読み込んだバイナリファイル
のデータタイプを判別する判別手段と、フォーマットを
設定する第2の設定部からのデータに基づいて、前記デ
ータタイプに対応する変換形式を導出してCAD用デー
タに変換する変換手段と、各種のバイナリ変換パターン
を設定する第3の設定部からのデータに基づいて、変換
されたCAD用データが元のCADデータのどの部分に
相当するかを判断してCAD図面データを生成する生成
手段とを具備する。
【0009】また、第4の発明に係るCADデータ変換
装置は、第3の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、CAD図面データをプログラマブル・コントローラ
の保守ツールデータに変換するときに抽出した補足デー
タを、保守ツール側で変更されていない部分に対応付け
て、前記変更されていない部分については元のCAD図
面データと同一のデータを用いてCAD図面データを作
成する。
【0010】また、第5の発明に係るCADデータ変換
装置は、第4の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、前記CAD図面データを前記プログラマブル・コン
トローラの保守ツールデータに変換するときに用いた特
定フォーマットと、保守ツールから逆生成された特定フ
ォーマットとを比較することにより前記保守ツール側で
変更された部分を抽出して、この変更された部分のみを
CAD図面データに変換する。
【0011】すなわち、第1の発明に係るCADデータ
変換装置は、CAD図面データをプログラマブル・コン
トローラの保守ツールデータに変換するにあたって、ま
ず、CADで設計した図面データから、抽出すべきデー
タを設定する第1の設定部で設定されたデータを抽出手
段によって抽出し、抽出されたデータに対して、フォー
マットを設定する第2の設定部で設定されたフォーマッ
トに従ってフォーマット変換手段によってフォーマット
変換を施す。次に、各種のバイナリ変換パターンを設定
する第3の設定部で設定されたバイナリ変換パターンに
従って、フォーマット変換されたデータをバイナリ変換
手段によってバイナリファイルに変換するようにする。
【0012】また、第2の発明に係るCADデータ変換
装置は、第1の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、前記第1、第2、及び第3の設定部で設定される設
定内容を変更することにより、抽出されるデータの内
容、フォーマットの変換形式、及びバイナリの変換形式
を任意に変更するようにする。
【0013】また、第3の発明に係るCADデータ変換
装置は、プログラマブル・コントローラの保守ツールデ
ータをCAD図面データに変換するにあたって、まず、
抽出すべきデータを設定する第1の設定部からのデータ
に基づいて、読み込んだバイナリファイルのデータタイ
プを判別手段によって判別し、フォーマットを設定する
第2の設定部からのデータに基づいて、前記データタイ
プに対応する変換形式を導出して変換手段によってCA
D用データに変換する。次に、各種のバイナリ変換パタ
ーンを設定する第3の設定部からのデータに基づいて、
変換されたCAD用データが元のCADデータのどの部
分に相当するかを判断して生成手段によってCAD図面
データを生成するようにする。
【0014】また、第4の発明に係るCADデータ変換
装置は、第3の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、CAD図面データをプログラマブル・コントローラ
の保守ツールデータに変換するときに補足データを抽出
しておき、この補足データを保守ツール側で変更されて
いない部分に対応付けて、前記変更されていない部分に
ついては元のCAD図面データと同一のデータを用いて
CAD図面データを作成するようにする。
【0015】また、第5の発明に係るCADデータ変換
装置は、第4の発明に係るCADデータ変換装置におい
て、前記CAD図面データを前記プログラマブル・コン
トローラの保守ツールデータに変換するときに用いた特
定フォーマットと、保守ツールから逆生成された特定フ
ォーマットとを比較することにより前記保守ツール側で
変更された部分を抽出して、この変更された部分のみを
CAD図面データに変換するようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に係るCA
Dデータ変換装置のハードウェア構成を示す図である。
図1において、入力1は、処理プログラムの実行を指示
したり、処理のための各種の設定などを入力する装置で
ある。CPU2は、実行命令を受けたプログラムの実行
や各種装置の制御、各種の処理を行なう処理部である。
主メモリ3は、実行中の処理プログラムや処理結果を一
時的に保持する部分である。ディスプレイ4は、実行処
理中のプログラムの処理状態や処理結果を表示する装置
である。バス5は、入力1、CPU2、主メモリ3、デ
ィスプレイ4、固定ディスク6、リムーバブルディスク
装置7を接続するものであり、各装置間のデータのやり
取りを可能にしている。固定ディスク6は、処理プログ
ラムや処理前後のデータなどを不揮発状態で保持する装
置である。
【0017】また、リムーバブルディスク装置7および
11は、固定ディスク6と同様に不揮発状態でプログラ
ムやデータをリムーバブルメディア9(フロッピーディ
スクや光記憶メディアなどの持ち運び可能な記憶媒体)
に保持する装置である。上記した入力1、CPU2、主
メモリ3、ディスプレイ4、バス5、固定ディスク6、
リムーバブルディスク装置7は、EWS(Engineering
Work Station)やパソコン12を構成している。
【0018】ネットワーク8は、複数のEWSやパソコ
ン12どうしをLANなどのネットワークで接続した
り、図に示すように、EWSやパソコン12を保守ツー
ル10に接続するためのものである。保守ツール10
は、ロジックデータをPOLプログラムとして処理をシ
ミュレートしたり、データを保守する保守ツールであ
る。この保守ツール10にはリムーバブルディスク装置
11が接続されている。
【0019】図2は本実施形態に係るCADデータ変換
装置の機能ブロック図である。図2のCAD図面データ
部21は、CADで設計した図面のデータを記憶してい
る部分である。CAD図面のデータは、図形や注記文
字、図形と文字列の混合などのデータを含み、図形と文
字列の混合のデータの文字列は、図3を参照して後述す
るように、属性キーとそれに対応する文字列をデータと
して有している。
【0020】データ抽出部22は、抽出データ設定部2
8で設定された属性キーに対応するデータをCAD図面
データ部21から抽出する。また、補足データ設定部2
9で設定されたデータは、データ抽出部22を介して補
足データファイル32に出力される。データ抽出部22
で抽出されたデータは、抽出データファイル23に出力
される。
【0021】抽出データファイル23からの抽出データ
は、フォーマット変換部24により変換処理設定部30
で設定されたフォーマット(データ形式)に変換されて
出力される。特定フォーマットファイル25は、フォー
マット変換部24により出力されたファイルである。こ
の特定フォーマットファイル25は、バイナリ変換部2
6で、バイナリ変換設定部30で設定された形式にバイ
ナリ変換されて、バイナリファイル27として出力され
る。このバイナリファイル27は、保守ツール側34へ
渡される。
【0022】保守ツール側34では、実際のPC用に変
更やロジックの追加および移動(CAD側から見ると図
面の変更や追加および移動)が行われる(保守され
る)。実際のPC用に保守されたデータは、バイナリフ
ァイル33として出力される。このバイナリファイル3
3は、補足データファイル32と共にCAD図面生成部
36に渡される。
【0023】CAD図面生成部36は、バイナリファイ
ル33と補足データファイル32とに基づいて、抽出デ
ータ設定部28、変換処理設定部30、バイナリ変換設
定部31を参照して、CAD図面データファイル35を
生成する。このCAD図面データファイル35は、実際
のPC用に使われるロジックをCADデータに反映した
最新のCAD図面になる。
【0024】また、バイナリファイル33は、特定フォ
ーマット逆変換部37により特定フォーマットファイル
38に変換される。この特定フォーマット逆変換部37
は、逆変換する際、変換処理設定部30を参照してフォ
ーマット変換部24と逆の変換をする。
【0025】図3は、CAD図面データの一例を示した
ものである。図形の例40は、左から線、四角、円、円
弧、多角形などの図形を示している。注記文字列41
は、注記やコメント等で用いる文字列を示している。図
形と文字列の混合例42は、左から、線と“0001”
の文字列の混合、四角と“10”の文字列の混合、円と
“1”の文字の混合、円弧と“××弧”の文字列の混
合、多角形と“××部”の文字列の混合の例を示してい
る。属性キーと属性値43のデータにおいて、左側のデ
ータは、線にSINEという属性キーに対しての“00
01”という文字列が対応している例を示している。ま
た、右側のデータは、四角にNOという属性キーに対し
ての“10”という文字列が対応している例を示してい
る。この様にデータを共通化してシンボルまたは、コン
ポーネント(ライブラリ)の一部として扱うことも可能
である。
【0026】図4は、CAD図面データの構成例を示す
図である。図4において、図面50、図面51、図面5
2は、CAD図面を簡単に示したものである。コンポー
ネント57は、図面50、図面51、図面52で使われ
ているコンポーネントの1例を示している。属性53
は、図面50、図面51、図面52で使われている属性
の1例を示している。属性53の点線は、コンポーネン
ト57などの図形の部分を示している。コメント文字/
図形54は、図面50、図面51、図面52で使われて
いるコメント文字/図形の例を示している。看板情報5
5は、図面50、図面51、図面52で使われている看
板情報の1例を示している。結線56は、図面50、図
面51、図面52で使われている結線の1例を示してお
り、点線以外の線の部分は文字列と混合になっている。
【0027】図5は、上記した図2のデータ抽出部22
の処理の詳細を示すフローチャートである。図2に示す
データ抽出部22の処理が実行されると、抽出データ設
定部28で設定されたデータが読み込まれるとともに
(図5のステップS70)、補足データ設定部29で設
定されたデータが読み込まれる(図5のステップS7
1)。次に、CAD図面データの中に、処理していない
図面データがあるか否かを判断して(図5のステップS
72)、ある場合はその中から1図面分のデータを読み
込む(図5のステップS73)。この時、処理を行って
いない図面が存在しない場合は、次の処理を行う。
【0028】次に、抽出データ設定部28に抽出してい
ない属性キーワードがあるか否かを判断して(図5のス
テップS74)、ある場合はこの属性キーワードを取り
出す(図5のステップS75)。次に、CAD図面デー
タから、取り出した属性キーワードに対応する属性値を
検索し(図5のステップS76)、検索した結果データ
を出力することにより抽出データファイル23を作成す
る(図5のステップS77)。また、抽出データ設定部
28に設定してある属性を全て処理した後に、抽出して
いない補足データがあるか否かを判断し(図5のステッ
プS78)、ある場合は抽出データ設定部28の属性を
1つ取り出して(図5のステップS79)、、CAD図
面データから属性を検索する(図5のステップS8
0)。次に、このときの検索データを抽出データファイ
ル23に出力する(ステップS81)。
【0029】図6は、上記した図2のフォーマット変換
部24の処理の詳細を示すフローチャートである。ま
ず、フォーマット変換部24の処理が実行されると、変
換処理設定部30のデータが読み込まれるとともに(図
6のステップS90)、抽出データファイル23のデー
タが読み込まれる(図6のステップS91)。次に、抽
出データファイル23のデータを変換処理設定部30で
設定したフォーマットに従ったフォーマットに変換して
(図6のステップS92)、特定フォーマットファイル
25に出力する(図6のステップS93)。
【0030】図7は、上記した図2のバイナリ変換部2
7の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、バ
イナリ変換部26の処理が実行されると、バイナリ変換
設定部31のデータが読み込まれるとともに(図7のス
テップS100)、特定フォーマットファイル25のデ
ータが読み込まれる(図7のステップS101)。次
に、特定フォーマットファイル25に処理していないデ
ータがあるか否かを判断し(図7のステップS10
2)、ある場合は、その処理していない1ブロックのデ
ータを抽出する(図7のステップS103)。次に、抽
出した1ブロックのデータをバイナリに変換する際の変
換パターンをバイナリ変換設定部31のデータから検索
し、この変換パターンに従ったバイナリデータに変換し
て、結果をバイナリファイル27に出力する(図7のス
テップS106)。
【0031】図8は、上記した図2のCAD図面生成部
36の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、
保守ツール側34では、バイナリファイル27を保守
(変更)することによりバイナリファイル33が返還さ
れる。CAD図面生成部36は、抽出データ設定部28
のデータを読み込み(ステップS150)、変換処理設
定部30のデータを読み込み(ステップS151)、バ
イナリ変換設定部31のデータを読み込み(ステップS
152)、バイナリファイル33を読み込み(ステップ
S153)、補足データファイル32を読み込む(ステ
ップS154)。次に、CAD図面生成部36は、変換
処理設定部30からのデータに基づいて、バイナリファ
イル33のデータがどのデータタイプかを判断する。そ
して、バイナリ変換設定部31からのデータに基づいて
対応する変換形式を導き出し、バイナリデータをCAD
用データ形式に変換する。このときの変換はバイナリ変
換部26とは逆の変換となる。さらに、抽出データ設定
部28からのデータに基づいて、変換されたCAD用デ
ータがCADデータのどの部分に相当するかを判断し、
CAD図面のデータに生成する。すなわち、バイナリフ
ァイルのデータと補足データとを関係付け、CAD用デ
ータに変換する(図8のステップS155)。このCA
D図面のデータはCAD図面データファイル35に出力
される。
【0032】図9は、上記した図2の特定フォーマット
逆変換部37の処理の詳細を示すフローチャートであ
る。特定フォーマット逆変換部37は、まず、抽出デー
タ設定部28のデータを読み込み(図9のステップS2
00)、変換処理設定部30のデータを読み込み(図9
のステップS201)、バイナリ変換設定部31のデー
タを読み込み(図9のステップS202)、バイナリフ
ァイル33のデータを読み込む(図9のステップS20
3)。次に、CAD図面生成部36は、変換処理設定部
30からのデータに基づいて、バイナリファイル33の
データがどのデータタイプかを判断する。そして、バイ
ナリ変換設定部31からのデータに基づいて対応する変
換形式を導き出し、バイナリデータをCAD用データ形
式に変換する。この変換はバイナリ変換部26とは逆の
変換である。そして、特定フォーマットと同じ形式で特
定フォーマットファイル38に出力する。
【0033】上記した実施形態によれば、CADで設計
したCAD図面データから自動的に保守ツールのデータ
を作成して保守ツール側にデータを渡すようにしたの
で、保守ツールのデータ入力作業の効率化が図れる。こ
の場合、CAD図面を複数の人数で作成することにより
大量のデータを短時間で作成できる。
【0034】また、保守ツール側で変更したデータを用
いてCAD図面を逆生成することにより、実際に使用す
るロジックをそのままCAD図面にすることが可能にな
る。また、保守ツールにデータを渡す際に、補足データ
を作成しておき、保守ツール側で変更された最新のデー
タで作られる新図面と補足データ作成時の旧図面を対応
付けることにより、変更されていない部分のデータは、
補足データを用いることにより元の図面データと同じに
することが可能となる。すなわち、図面データのフィー
ドバックが可能になる。
【0035】また、図面データのフィードバックを自動
化したので、CAD図面の修正作業の時間を短縮するこ
とができるとともに、修正ミスが無くなり品質向上が図
れる。
【0036】また、保守ツールのデータ(図2のバイナ
リファイル33)を使用して図2の特定フォーマットフ
ァイル38を逆生成することで、保守ツールに渡した時
点での特定フォーマットファイル25との比較が可能に
なり、テキスト形式のファイルなので、POLのロジッ
クを変更した部分を検出することが容易になる。
【0037】また、図面データを変換する際に、データ
抽出、フォーマット変換、バイナリ変換の3段階の変換
をしている。このため、抽出するデータの変更や、フォ
ーマットの変更が生じても各設定部、すなわち、抽出デ
ータ設定部28、変換処理設定部30、バイナリ変換設
定部31の設定データをそれに応じて変更することで柔
軟に対応することが可能となる。
【0038】以下に、上記した実施形態の変形例を説明
する。上記した実施形態では、CAD図面データから保
守ツール用データを作成し、保守ツールで変更(保守)
されたデータと保守ツールに渡す際に生成した補足デー
タを用いてCAD図面を作成することにより、修正箇所
をフィードバックするようにしたが、これに限定され
ず、保守ツールのデータのみを用いてCAD図面のデー
タを作成することが可能である。すなわち、図2で参照
番号21〜32の部分を省略した構成でもCAD図面生
成部36においてCAD図面を作成することができる。
これによって、保守ツールで直接入力したPOLのロジ
ックをCAD図面化することが可能である。
【0039】また、他の変形例として、保守ツールから
特定フォーマットファイル38を逆生成し、特定フォー
マット25と比較することにより、変更のあった部分の
図面データを導きだすことができる。これにより、保守
ツールで変更のあった図面のみを逆生成してCAD図面
データファイル35とすることが可能になる。これによ
って、全ての図面を出力(プリントアウト)する必要が
なく、図面のチェックに費やす時間を短縮できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、CADで設計した図面
から、自動的に保守ツール用のデータを作成して保守ツ
ール側に渡すようにしたので、保守ツールのデータ入力
作業の効率化を図ることができる。
【0041】また、本発明によれば、保守ツール側で図
面データに変更が発生した場合に、この図面データをC
AD側にフィードバックするようにしたので、品質の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCADデータ変換装
置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るCADデータ変換装
置の機能ブロック図である。
【図3】CAD図面データの一例を示したものである。
【図4】CAD図面データの構成例を示す図である。
【図5】図2のデータ抽出部22の処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図6】図2のフォーマット変換部24の処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図7】図2のバイナリ変換部27の処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図8】図2のCAD図面生成部36の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図9】図2の特定フォーマット逆変換部37の処理の
詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21…CAD図面データ部、22…データ抽出部、23
…抽出データファイル、24…フォーマット変換部、2
5…特定フォーマットファイル、26…バイナリ変換
部、27…バイナリファイル、28…抽出データ設定
部、29…補足データ設定部、30…変換処理設定部、
31…バイナリ変換設定部、32…補足データファイ
ル、33…バイナリファイル、34…保守ツール、35
…CAD図面データファイル、36…CAD図面生成
部、37…特定フォーマット逆変換部、38…特定フォ
ーマットファイル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD図面データをプログラマブル・コ
    ントローラの保守ツールデータに変換するCADデータ
    変換装置であって、 CADで設計した図面データから、抽出すべきデータを
    設定する第1の設定部で設定されたデータを抽出する抽
    出手段と、 この抽出手段によって抽出されたデータに対して、フォ
    ーマットを設定する第2の設定部で設定されたフォーマ
    ットに従ってフォーマット変換を施すフォーマット変換
    手段と、 各種のバイナリ変換パターンを設定する第3の設定部で
    設定されたバイナリ変換パターンに従って、フォーマッ
    ト変換されたデータをバイナリファイルに変換するバイ
    ナリ変換手段と、を具備することを特徴とするCADデ
    ータ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2、第3の設定部で設定さ
    れる設定内容は変更可能であり、この変更に応じて、抽
    出されるデータの内容、フォーマットの変換形式、及び
    バイナリの変換形式を任意に変更するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のCADデータ変換装置。
  3. 【請求項3】 プログラマブル・コントローラの保守ツ
    ールデータをCAD図面データに変換するCADデータ
    変換装置であって、 抽出すべきデータを設定する第1の設定部からのデータ
    に基づいて、読み込んだバイナリファイルのデータタイ
    プを判別する判別手段と、 フォーマットを設定する第2の設定部からのデータに基
    づいて、前記データタイプに対応する変換形式を導出し
    てCAD用データに変換する変換手段と、 各種のバイナリ変換パターンを設定する第3の設定部か
    らのデータに基づいて、変換されたCAD用データが元
    のCADデータのどの部分に相当するかを判断してCA
    D図面データを生成する生成手段と、を具備することを
    特徴とするCADデータ変換装置。
  4. 【請求項4】 前記CAD図面データを前記プログラマ
    ブル・コントローラの保守ツールデータに変換するとき
    に抽出した補足データを、保守ツール側で変更されてい
    ない部分に対応付けて、前記変更されていない部分につ
    いては元のCAD図面データと同一のデータを用いてC
    AD図面データを作成することを特徴とする請求項3記
    載のCADデータ変換装置。
  5. 【請求項5】 前記CAD図面データを前記プログラマ
    ブル・コントローラの保守ツールデータに変換するとき
    に用いた特定フォーマットと、保守ツールから逆生成さ
    れた特定フォーマットとを比較することにより保守ツー
    ル側で変更された部分を抽出して、この変更された部分
    のみをCAD図面データに変換するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載のCADデータ変換装置。
JP8248326A 1996-09-19 1996-09-19 Cadデータ変換装置 Pending JPH1097552A (ja)

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