JPH1097495A - データ通信方法及びその装置 - Google Patents

データ通信方法及びその装置

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JPH1097495A
JPH1097495A JP8249978A JP24997896A JPH1097495A JP H1097495 A JPH1097495 A JP H1097495A JP 8249978 A JP8249978 A JP 8249978A JP 24997896 A JP24997896 A JP 24997896A JP H1097495 A JPH1097495 A JP H1097495A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータと周辺機器との間で
のデータ交換を、より高速に行えるようにする。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ2から周辺機器
1にデータを送るためのデータ線とクロック信号線を配
線し、また、周辺機器からパーソナルコンピュータにデ
ータを送るためのデータ線とクロック信号線を配線した
状態で、データの送信を、データ線にデータを出力した
のと同時に、またはその後に、クロック信号線の状態を
変化させることによって行い、また、データの受信を、
クロック信号線の状態の変化を検出した後の、所定の読
み出し遅延時間の経過後にデータ線を読み出すことによ
って行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信方法及
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、プリンターポートを使用して
双方向通信を行う場合、例えばIEEE 1284に記載されて
いるニブルモードの様に、パーソナルコンピュータから
は8本のデータ出力線と1本のクロック信号出力線が周辺
機器に接続され、周辺機器からは4本のデータ出力線と1
本のクロック信号出力線がパーソナルコンピュータに接
続される。そして、所定の手順に従ってデータを出力し
た後、クロック信号を変化させる事によってパーソナル
コンピュータと周辺機器間で双方向のデータ通信が行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周辺機
器が受信するデータに比べて送信するデータが多い場
合、実質的な通信時間は、周辺機器が1度に出力できる
データサイズ(この場合は4bit)に依存する。このため周
辺機器にパーソナルコンピュータが1度に出力できるデ
ータサイズ(この場合は8bit)分の受信バッファを備えて
も、その使用効率が低い。
【0004】また、様々なメーカーから販売されている
コンピュータのプリンターポートにおいては、安定した
通信ができるように、データ信号を出力してからクロッ
ク信号を変化させるまでに所定の時間以上の遅延を必要
とする。このため、 コンピュータの種類によっては、
周辺機器との通信速度が、そのプリンターポートの性能
が許容する通信速度よりも、かなり遅いものとなってし
まう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、本発明に係るデータ通信方法は、以下の構
成とる。
【0006】すなわち、パーソナルコンピュータから周
辺機器にデータを送るための少なくとも1本のデータ線
と1本のクロック信号線とからなる通信路を配線し、前
記周辺機器から前記パーソナルコンピュータにデータを
送るための少なくとも1本のデータ線と1本のクロック
信号線とからなる通信路を配線して、前記パーソナルコ
ンピュータと前記周辺機器との間でデータの送受信を行
うデータ通信方法であって、データの送信を、前記デー
タ線にデータを出力した後に前記クロック信号線の状態
を変化させることによって行い、データの受信を、前記
クロック信号線の状態の変化を検出した後の所定の読み
出し遅延時間の経過後に、前記データ線を読み出すこと
によって行う。
【0007】また、パーソナルコンピュータから周辺機
器にデータを送るための少なくとも1本のデータ線と1
本のクロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周
辺機器から前記パーソナルコンピュータにデータを送る
ための少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号
線とからなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピ
ュータと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデ
ータ通信方法であって、データの送信を、前記データ線
にデータを出力するのと同時に前記クロック信号線の状
態を変化させることによって行い、データの受信を、前
記クロック信号線の状態の変化を検出した後の所定の読
み出し遅延時間の経過後に、前記データ線を読み出すこ
とによって行う。
【0008】また好ましくは、データの送信を、第1の
バイト数の単位で行い、前記第1のバイト数の送信デー
タに転送誤りが発生していないかを判別するための第2
のバイト数のデータの送信を行う。
【0009】また好ましくは、前記転送誤りが発生して
いないかを判別するためのデータを、巡回符号化チェッ
クコードとする。
【0010】また好ましくは、前記パーソナルコンピュ
ータから前記周辺機器への送信におけるフレーム長をL
1、該送信のためのデータ線の本数をn本、前記周辺機
器から前記パーソナルコンピュータへの送信のためのデ
ータ線の本数をm本、前記チェックコードのフレーム長
をLcとした場合、前記周辺機器から前記パーソナルコ
ンピュータへの送信におけるフレーム長L2は、 L2 = (m / n) * ( L1 + Lc ) - Lc という数式で表される。
【0011】また好ましくは、前記パーソナルコンピュ
ータと前記周辺機器とが、同時に転送エラーの判別を行
う。
【0012】また好ましくは、前記転送エラーの判別の
結果に基づいて、前記読み出し遅延時間の調整を行う。
【0013】また、上記の技術的課題を解決するため
に、本発明に係るデータ通信装置は、以下の構成とる。
【0014】すなわち、パーソナルコンピュータから周
辺機器にデータを送るための少なくとも1本のデータ線
と1本のクロック信号線とからなる通信路を配線し、前
記周辺機器から前記パーソナルコンピュータにデータを
送るための少なくとも1本のデータ線と1本のクロック
信号線とからなる通信路を配線して、前記パーソナルコ
ンピュータと前記周辺機器との間でデータの送受信を行
うデータ通信装置であって、データの送信を、前記デー
タ線にデータを出力した後に前記クロック信号線の状態
を変化させることによって行い、データの受信を、前記
クロック信号線の状態の変化を検出した後の所定の読み
出し遅延時間の経過後に、前記データ線を読み出すこと
によって行う。
【0015】また、パーソナルコンピュータから周辺機
器にデータを送るための少なくとも1本のデータ線と1
本のクロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周
辺機器から前記パーソナルコンピュータにデータを送る
ための少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号
線とからなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピ
ュータと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデ
ータ通信装置であって、データの送信を、前記データ線
にデータを出力するのと同時に前記クロック信号線の状
態を変化させることによって行い、データの受信を、前
記クロック信号線の状態の変化を検出した後の所定の読
み出し遅延時間の経過後に、前記データ線を読み出すこ
とによって行う。
【0016】また好ましくは、データの送信を、第1の
バイト数の単位で行い、前記第1のバイト数の送信デー
タに転送誤りが発生していないかを判別するための第2
のバイト数のデータの送信を行う。
【0017】また好ましくは、前記転送誤りが発生して
いないかを判別するためのデータを、巡回符号化チェッ
クコードとする。
【0018】また好ましくは、前記パーソナルコンピュ
ータから前記周辺機器への送信におけるフレーム長をL
1、該送信のためのデータ線の本数をn本、前記周辺機
器から前記パーソナルコンピュータへの送信のためのデ
ータ線の本数をm本、前記チェックコードのフレーム長
をLcとした場合、前記周辺機器から前記パーソナルコ
ンピュータへの送信におけるフレーム長L2は、 L2 = (m / n) * ( L1 + Lc ) - Lc という数式で表される。
【0019】また好ましくは、前記パーソナルコンピュ
ータと前記周辺機器とが、同時に転送エラーの判別を行
う。
【0020】また好ましくは、前記転送エラーの判別の
結果に基づいて、前記読み出し遅延時間の調整を行う。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、図面に基づいて、本発明の第
1の実施形態を説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施形態によるデ
ータ通信方式を簡略化して示す回路図である。
【0023】図1において、1は周辺機器、2はパーソ
ナルコンピュータ、3及び14はCPU,4及び15は
メモリ、5及び16は内部バスであり、6〜10は出力
バッファ、11〜13は入力バッファである。
【0024】また、17はプリンターポートであり、こ
のプリンターポート17は、図2に示すようなピン配置
になっている。この第1の実施形態では、図1で示す様
に周辺機器1の5つの出力ポートをBUSY,PE,SLCT,-ERROR,
-ACKに接続し、かつ周辺機器1の3つの入力ポートにData
0, Data 1, Data 2を接続する。CPU3はメモリ4から5ビ
ットのデータを読みだし、内部バス5を介して出力バッ
ファ6〜10に、読みだした5ビットの値に応じて「H」
「L」を出力し、その出力された値をCPU14が内部バス16
を介してプリンターポート17から読みこみ、その結果を
メモリ15に書き込むことによって周辺機器1からパーソ
ナルコンピュータ2にデータを送信することができる。
【0025】また、CPU14がメモリ15から3ビットのデー
タを読みだし、内部バス16を介してプリンターポート17
に、読みだした3ビットの値に応じて「H」「L」を出力
し、その出力された信号を、CPU3が内部バス5を介して
入力バッファ11〜13から読み込み、その結果をメモリ4
に書き込むことによって、パーソナルコンピュータ2か
ら周辺機器1にデータを送信することができる。
【0026】そして、それぞれのCPU3,14がデータを読
みだすタイミングを定まったものとし、連続したデータ
の送受信を行うために、-ACKとData 2をデータのタイミ
ングを伝えるためのクロック信号として使用する。そし
て、そのことにより、図3に示すようなハンドシェイク
を行うので、双方向の通信が可能となる。
【0027】また、この時送受信するデータフォーマッ
ト(以下フレームと呼ぶ)を図4に示す。周辺機器1からパ
ーソナルコンピュータ2へ送信するフレームのデータフ
ィールドの長さ(以下、フィールド長)をL1、該送信
のためのデータ線の本数をn本、パーソナルコンピュー
タ2から周辺機器1への送信のためのデータ線の本数をm
本、巡回符号化チェックコード(以下、CRC)のフレ
ーム長をLcとすると、パーソナルコンピュータ2から
周辺機器1に送信するフレーム長L2は、 L2 = (m / n) * ( L1 + Lc ) - Lc という数式で表される。
【0028】例えば、n=4,m=2,Lc=2のよう
な場合、上式は、 L2 = L1 /2 - 1 のようになる。ただしL1は偶数とする。このようにし
てフィールド長を定義することによって、パーソナルコ
ンピュータ2と周辺機器1とが同時にCRCのチェックを行
う事ができるようになる。
【0029】次に、データの転送手順の詳細を図3、5、
6を参照して説明する。
【0030】周辺機器1における動作を図5に、パーソ
ナルコンピュータ2における動作を図6にフローチャー
トとして示す。双方の動作は連動しているので、図5及
び図6を互いに参照しながら処理を説明する。
【0031】まず最初に、周辺機器1は、-ACKに「H」を
出力し(ステップS500)、パーソナルコンピュータ
2は、Data 2に「L」を出力する(ステップS600)。
【0032】次に、周辺機器1は転送するバイトデータ
をメモリ4から読み込み(ステップS501)、下位4ビッ
ト、bit 0, bit 1, bit 2, bit 3に応じてそれぞれ-ERR
OR, SLCT, PE, BUSYに「H」「L」を出力する(ステップ
S502)。次に、-ACKに「L」を出力する(ステップS5
03)。
【0033】パーソナルコンピュータ2は、-ACKからの
入力が「L」に変化した事を検出すると(ステップS60
2)、所定時間後に-ERROR, SLCT, PE, BUSYの状態を読み
込む(ステップS603)。次に、パーソナルコンピュー
タ2は、転送するバイトデータの下位2ビット,bit 0, bi
t 1に応じてそれぞれData 0, Data 1に「H」「L」を出
力し(ステップS604)、その後、Data 2に「H」を出力
する(ステップS605)。
【0034】周辺機器1は、Data 2からの入力が「H」に
変化した事を検出すると(ステップS504)、所定時間
後に Data 0, Data 1の状態を読みだし(ステップS50
5)、バイトデータの上位4ビット、bit 4, bit 5, bit
6, bit 7に応じてそれぞれ-ERROR, SLCT, PE, BUSYに
「H」「L」を出力し(ステップS506)、その後、-ACK
に「H」を出力する(ステップS507)。
【0035】パーソナルコンピュータ2は、-ACKからの
入力が「H」に変化した事を検出すると(ステップS60
6)、所定時間後に -ERROR, SLCT, PE, BUSYの状態を読
みだす(ステップS607)。パーソナルコンピュータ2
は、転送するバイトデータのbit2, Bit 3に応じてそれ
ぞれData 0, Data 1に「H」「L」を出力し(ステップS
608)、その後Data 2に「L」を出力する(ステップS6
09)。引き続き、パーソナルコンピュータ2は、前回-ER
ROR, SLCT, PE, BUSYから読みだした値と今回-ERROR, S
LCT, PE, BUSYから読みだした値から1バイトのデータを
復元する(ステップS610)。ここまでの動作によって
周辺機器1からパーソナルコンピュータ2に1バイトのデ
ータ転送が完了する。
【0036】周辺機器1はData 2からの入力が「L」に変
化した事を検出すると(ステップS508)、所定時間後
に Data 0,Data 1の状態を読みだす(ステップS50
9)。そして、前回 Data 0とData 1から読み出した値と
今回Data 0とData 1から読み出した値から、4ビットの
データを復元する。
【0037】以上の動作をもう一度繰り返すことによっ
て、周辺機器1は合計2バイトのデータをパーソナルコン
ピュータ2に転送し、パーソナルコンピュータ2は1バイ
トのデータを周辺機器1に転送する。
【0038】また、一般的なプリンターポートでは、-E
RROR, SLCT, PE, BUSY, -ACKはステータス信号として使
用し、Data 0〜Data 7は STROBE信号と同期して使用す
る事が前提となって設計されている。この為、周辺機器
1とパーソナルコンピュータ2が、それぞれData 2と-ACK
の変化を検出した後に、データ線として使用しているDa
ta 0, Data 1, -ERROR, SLCT, PE, BUSYの状態を直ちに
読み出すとデータが安定していない場合がある。そこ
で、データを読み出すまでに所定の時間を設けることに
より、本第1の実施形態の様に使用する事が前提とされ
ていないプリンターポートにおいても、安定したデータ
読みだしが可能となる。
【0039】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形態
を図7を参照して説明する。
【0040】第2の実施形態は、第1の実施形態とはデー
タ転送手順が異なる。第1の実施形態においては、元々
第1の実施形態のような信号線の使用を前提されていな
いプリンターポートにおいて安定したデータをプリンタ
ーポート端子から読みだす為に、図7に示す様に、クロ
ック信号(Data 1または-ACK)の変化を検出してからデー
タ信号を読みだすまでの時間として、一定の値の読み出
し遅延時間Tdを使用していた。
【0041】しかしながら、パーソナルコンピュータ2
の種類によっては、クロック信号が変化した時点で既に
データ信号の状態が安定しているものもあるので、この
ような種類のパーソナルコンピュータ2を使用した際に
は、データを読みだすタイミングをTd時間も遅延させて
いることは、通信速度を低下させるだけである。
【0042】そこで、本発明の第2の実施形態において
は、読み出し遅延時間Tdを調整しながらデータ転送を行
う。読み出し遅延時間Tdの調整手順を図8に従って説明
する。
【0043】まず、管理情報の初期化をおこなう(ステ
ップS801)。ここで、Td、CRC_error_cnt、Continue
_cntを0にする。次に、プリンターポート17の初期化を
行う(ステップS802)。プリンターポート17の初期化
は、周辺機器1の場合は、所定の手順によって、 { -ACk, BUSY, -ERROR, SLCT, PE } = { H, H, L, L, L
} とする。また、パーソナルコンピュータ2の場合は、所
定の手順によって、 { Data 0, Data 1, Data 2 } = { L, L, L } とする。
【0044】その後、フレームの送受信を行い(ステッ
プS803)、その結果CRCエラーが発生した否かを判別
する(ステップS804)。そして、CRCエラーが発生した
と判別された場合は、CRC_error_cntとContinue_cntを1
つづつカウントアップする(ステップS806)。また、C
RCエラーが発生していないと判別された場合は、Contin
ue_cntを0にリセットする(ステップS805)。次に、Co
ntinue_cntが1を超えていないか否かを判別する(ステッ
プS807)。Continue_cntが1を超えていると判別され
た場合は、読み出し遅延時間Tdを所定の値Taだけ増加さ
せる(ステップS808)。Continue_cntが1を超えていな
いと判別された場合は、Tdを変化させずに再びフレーム
の送受信を行う(ステップS802)。以上の処理によっ
て、パーソナルコンピュータ2の種類によっては、クロ
ック信号の検出とデータの読みだしを1度に行うことが
できる。
【0045】また、本第2の実施形態においては、デー
タ信号をプリンターポート17に出力した後、クロック信
号を変化させている。しかしながら、本第2の実施形態
の様にTdを調節することによって、データ信号とクロッ
ク信号を同時にプリンターポート17に出力しても、CRC
エラー無しにデータ信号を読みだすことができる。
【0046】なお、本発明の2つの実施形態では、デー
タバスが、パーソナルコンピュータから周辺機器への方
向である場合のみしか考慮されていないが、近年のパー
ソナルコンピュータでは、データバスの方向を逆に切換
えることができるモデルが存在している。その場合、IN
IT、STROBEの2つの信号線をパーソナルコンピュータか
らのデータ1ビット及びクロックに割り当て、データバ
ス、及び本発明の2つの実施形態で使用した周辺機器側
の信号を用いて通信を行うようにすると、1回のハンド
シェークで12ビットの転送ができるようになる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
送信が頻繁に発生する機器側のデータ線を増やし、送信
があまり発生しない機器側のデータ線を減らす事によ
り、通信路の使用効率を向上させることができるという
効果がある。
【0048】さらに、本発明によれば、一定データサイ
ズの送信毎に、パーソナルコンピュータと周辺機器が同
時に転送データの誤りを判定することができるという効
果がある。
【0049】また、本発明によれば、伝送路の特性によ
らず、送信側がデータ信号とクロック信号とを同時にセ
ットすることができ、より高速なデータ交換が可能とな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるデータ通信方法
を簡略化して示す回路図である。
【図2】プリンターポートのピン配置図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるハンドシェイ
クを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるデータフォー
マットを示す図である。
【図5】周辺機器1における本発明の第1の実施形態に
よるデータ通信方法の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】パーソナルコンピュータ2における本発明の第
1の実施形態によるデータ通信方法の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるクロック信号
の変化とデータ信号の読み出しタイミングを示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態における読み出し遅延
時間Tdを調節する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 周辺機器 2 パーソナルコンピュータ 3、14 CPU 4、15 メモリ 5、16 内部バス 6〜10 出力バッファ 11〜13 入力バッファ 17 プリンターポート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータから周辺機器に
    データを送るための少なくとも1本のデータ線と1本の
    クロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周辺機
    器から前記パーソナルコンピュータにデータを送るため
    の少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号線と
    からなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピュー
    タと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデータ
    通信方法であって、 データの送信を、前記データ線にデータを出力した後に
    前記クロック信号線の状態を変化させることによって行
    い、データの受信を、前記クロック信号線の状態の変化
    を検出した後の所定の読み出し遅延時間の経過後に、前
    記データ線を読み出すことによって行うことを特徴とす
    るデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 パーソナルコンピュータから周辺機器に
    データを送るための少なくとも1本のデータ線と1本の
    クロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周辺機
    器から前記パーソナルコンピュータにデータを送るため
    の少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号線と
    からなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピュー
    タと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデータ
    通信方法であって、 データの送信を、前記データ線にデータを出力するのと
    同時に前記クロック信号線の状態を変化させることによ
    って行い、データの受信を、前記クロック信号線の状態
    の変化を検出した後の所定の読み出し遅延時間の経過後
    に、前記データ線を読み出すことによって行うことを特
    徴とするデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 データの送信を、第1のバイト数の単位
    で行い、前記第1のバイト数の送信データに転送誤りが
    発生していないかを判別するための第2のバイト数のデ
    ータの送信を行うことを特徴とする請求項1または2記
    載のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 前記転送誤りが発生していないかを判別
    するためのデータを、巡回符号化チェックコードとする
    ことを特徴とする請求項3記載のデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記パーソナルコンピュータから前記周
    辺機器への送信におけるフレーム長をL1、該送信のた
    めのデータ線の本数をn本、前記周辺機器から前記パー
    ソナルコンピュータへの送信のためのデータ線の本数を
    m本、前記チェックコードのフレーム長をLcとした場
    合、 前記周辺機器から前記パーソナルコンピュータへの送信
    におけるフレーム長L2は、 L2=(m/n)*(L1+Lc)-Lc という数式で表されることを特徴とする請求項3記載の
    データ通信方法。
  6. 【請求項6】 前記パーソナルコンピュータと前記周辺
    機器とが、同時に転送エラーの判別を行うことを特徴と
    する請求項3記載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 前記転送エラーの判別の結果に基づい
    て、前記読み出し遅延時間の調整を行うことを特徴とす
    る請求項6記載のデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 パーソナルコンピュータから周辺機器に
    データを送るための少なくとも1本のデータ線と1本の
    クロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周辺機
    器から前記パーソナルコンピュータにデータを送るため
    の少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号線と
    からなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピュー
    タと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデータ
    通信装置であって、 データの送信を、前記データ線にデータを出力した後に
    前記クロック信号線の状態を変化させることによって行
    い、データの受信を、前記クロック信号線の状態の変化
    を検出した後の所定の読み出し遅延時間の経過後に、前
    記データ線を読み出すことによって行うことを特徴とす
    るデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 パーソナルコンピュータから周辺機器に
    データを送るための少なくとも1本のデータ線と1本の
    クロック信号線とからなる通信路を配線し、前記周辺機
    器から前記パーソナルコンピュータにデータを送るため
    の少なくとも1本のデータ線と1本のクロック信号線と
    からなる通信路を配線して、前記パーソナルコンピュー
    タと前記周辺機器との間でデータの送受信を行うデータ
    通信装置であって、 データの送信を、前記データ線にデータを出力するのと
    同時に前記クロック信号線の状態を変化させることによ
    って行い、データの受信を、前記クロック信号線の状態
    の変化を検出した後の所定の読み出し遅延時間の経過後
    に、前記データ線を読み出すことによって行うことを特
    徴とするデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 データの送信を、第1のバイト数の単
    位で行い、前記第1のバイト数の送信データに転送誤り
    が発生していないかを判別するための第2のバイト数の
    データの送信を行うことを特徴とする請求項8または9
    記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記転送誤りが発生していないかを判
    別するためのデータを、巡回符号化チェックコードとす
    ることを特徴とする請求項10記載のデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 前記パーソナルコンピュータから前記
    周辺機器への送信におけるフレーム長をL1、該送信の
    ためのデータ線の本数をn本、前記周辺機器から前記パ
    ーソナルコンピュータへの送信のためのデータ線の本数
    をm本、前記チェックコードのフレーム長をLcとした
    場合、 前記周辺機器から前記パーソナルコンピュータへの送信
    におけるフレーム長L2は、 L2=(m/n)*(L1+Lc)-Lc という数式で表されることを特徴とする請求項10記載
    のデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 前記パーソナルコンピュータと前記周
    辺機器とが、同時に転送エラーの判別を行うことを特徴
    とする請求項10記載のデータ通信装置。
  14. 【請求項14】 前記転送エラーの判別の結果に基づい
    て、前記読み出し遅延時間の調整を行うことを特徴とす
    る請求項13記載のデータ通信装置。
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