JPH1096287A - コンクリートスラブ用埋込材、該埋込材の取付け施工法、該埋込材を持つコンクリートスラブ用基板、及び該基板を用いたコンクリートスラブを持つ構造物 - Google Patents

コンクリートスラブ用埋込材、該埋込材の取付け施工法、該埋込材を持つコンクリートスラブ用基板、及び該基板を用いたコンクリートスラブを持つ構造物

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JPH1096287A
JPH1096287A JP25135896A JP25135896A JPH1096287A JP H1096287 A JPH1096287 A JP H1096287A JP 25135896 A JP25135896 A JP 25135896A JP 25135896 A JP25135896 A JP 25135896A JP H1096287 A JPH1096287 A JP H1096287A
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concrete slab
embedding
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JP25135896A
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Terumaro Nagai
照麿 永井
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B5/00Floors; Floor construction with regard to insulation; Connections specially adapted therefor
    • E04B5/16Load-carrying floor structures wholly or partly cast or similarly formed in situ
    • E04B5/32Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements
    • E04B5/326Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements with hollow filling elements

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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板コンクリート養生中での浮き上がりを防
止したコンクリートスラブ用埋込材、及び該埋込材を定
着したコンクリートスラブ用基板を得る。 【解決手段】 合成樹脂の発泡成形品である埋込材1
a、1bの裏面に、側面に浮き上がり防止の機能を果た
す窪み部(凹溝)を持つ凸条11a、11bを形成す
る。埋込材1a、1bを未硬化の基板用コンクリート3
の表面上に配置した後、凸条11a、11b部分をコン
クリート内に埋め込む。前記凹溝にコンクリートが入り
込み、埋込材の浮き上がりは阻止される。コンクリート
が固化することにより、埋込材はコンクリート3に堅固
に一体化され、コンクリートスラブ用基板が製造され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートスラ
ブ用基板に埋め込まれる埋込材、該埋込材の取付け施工
法、該埋込材を持つコンクリートスラブ用基板、及び該
コンクリートスラブ用基板を用いたコンクリートスラブ
を持つ構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートスラブの施工法として、軽
量化、遮音効果を向上させる目的で、図12に示すよう
に、主に工場において、発泡ポリスチレンのような合成
樹脂発泡成形品からなる埋込材1をトラス筋2等を備え
たコンクリート基板3上に係止具により固定して中空コ
ンクリートスラブ用基板Aを製造し、それを建築施工現
場に搬入して、図13に示すように必要個数、躯体の梁
B、B間に載置し、トラス筋2の上弦材をスペーサーと
してスラブ上端筋4等を取り付けた後、現場打ちコンク
リートCを打設していわゆる中空コンクリートスラブC
Sを構築する施工法が広く行われている。
【0003】図14、図15は、実用に供されている埋
込材1の一例であり、表面10と周側壁11と中仕切り
壁12とを持つ全体として箱状(矩形状)の形状をな
し、内部に裏面側を開放した複数の中空部Sを有し、周
側壁11には、係止具(図示しない)の打ち込み用切欠
き13が複数個形成されている。この埋込材は、コンク
リート基板用型枠に打設された基板用コンクリートが未
硬化のうちにコンクリート面上に所定数配置され、前記
切欠き13を通して係止具をコンクリート内部にまで打
ち込み、コンクリートの固化により、コンクリートに一
体化される。
【0004】基板用コンクリートへの埋込材の他の固定
方法として、例えば特公昭58−20768号公報ある
いは特開平7−54430号公報に記載のように、係止
具を用いずに接着剤等の助成で定着させるもの、特公昭
57−47007号公報に記載のように、埋込材の裏
面、側面等コンクリートへの付着面部にほぼ同じ形状の
凹部及び凸部等の接合部を形成し、基板用コンクリート
が未硬化の状態で前記付着面部の接合部がコンクリート
基板内に埋まるように配置し、コンクリートの固化によ
って埋込材をコンクリートに固定するようにしたもの、
特開平4−216010号公報に記載のように、埋込材
に埋込材を貫通する孔を形成し、該埋込材を基板用コン
クリートが未硬化の状態でコンクリート面に配置し、該
貫通孔の一部に未硬化のコンクリートを流入させて固化
させることにより、埋込材をコンクリートに固定するよ
うにしたもの、等も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートスラブ用
基板の製造において、基板用コンクリートが未硬化の状
態でその上に複数枚の埋込材を配置し、その上から、係
止具を所定の位置に刺込み固定していくことは、埋込材
をコンクリートに確実に係止する点で優れている一方
で、係止具の刺込み固定のために多くの作業量を必要と
する。接着剤の助成で定着させる方法は係止具の打ち込
みを要しないことから、いくぶん作業の迅速化は図られ
るが、接着剤の塗布作業が必要であり、またコンクリー
ト面に不陸があると十分な接着力が得られない不都合が
ある。
【0006】埋込材のコンクリート付着面に凹部あるい
は凸部のような接合部を形成しそれをコンクリートに埋
め込むことにより定着する方法、及び、埋込材に貫通孔
を設け該貫通孔に未硬化のコンクリートを流入させてそ
の固化により定着する方法は、埋込材を未硬化のコンク
リート面上に単に配置し、必要に応じて上からある程度
押し付けた後、コンクリートの固化を待てばよく、作業
の簡素化、迅速化に寄与することができる。
【0007】しかし、単に、埋込材のコンクリート付着
面に凹部あるいは凸部のような接合部を形成しそれをコ
ンクリートに埋め込むだけでは、埋込材自体が比較的軽
量でありかつ埋込材の前記接合部とコンクリートとの接
触面積に限りがあること、さらには、コンクリートと埋
込材との比重差により、埋込材が浮き上がり勝ちとな
り、コンクリート基板への定着が不安定となる場合があ
る。沈み込み量の異なる埋込材を持つコンクリートスラ
ブ用基板を用いてコンクリートスラブを構築すると、埋
込材表面側での打設コンクリートの厚みに違いが出て、
強度的欠陥を招く恐れがある。凸部にピン等の突出部材
を貫通して取付けることにより定着を安定させることも
考えられるが、ピン等を取り付けるために多くの作業を
必要とする。埋込材に貫通孔を設けてそこに未硬化のコ
ンクリートを流入させ定着を図る方法は、埋込材にその
ような貫通孔を形成することが容易でないばかりでな
く、形成した貫通孔にコンクリートが有効に入り込まな
い場合が多く、安定性に欠ける。
【0008】本発明の目的は、係止具を用いることなし
に埋込材をコンクリート基板に定着させるようにしたコ
ンクリートスラブ用基板の製造過程において生じ勝ちな
上記の不都合を解消することにあり、より具体的には、
製造が容易であると同時に未硬化コンクリート面に配置
した後に浮き上がりが生じないようにしたコンクリート
スラブ用埋込材、及び、該埋込材のコンクリート基板へ
の取付け施工法を提供することにある。本発明のさらに
他の目的は、上記の埋込材を使用することでコンクリー
トに堅固に一体化されたコンクリートスラブ用基板、及
び、該コンクリートスラブ用基板を用いたコンクリート
スラブを持つ構造物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、合成樹脂の発泡成形品からなり、そのコンクリ
ート付着部となる裏面部に凸部又は凹部の一方又は双方
によるコンクリートへの接合部が形成され、さらに、該
接合部の少なくとも側面には浮き上がり防止の機能を果
たす窪み部が形成された埋込材を、コンクリートスラブ
用基板を製造するに際して埋込材として用いることによ
り基本的に達成される。
【0010】すなわち、本発明によるコンクリートスラ
ブ用基板を製造するに際して、従来のコンクリートスラ
ブ用基板の製造と同様、所要の配筋等がなされた型枠内
にコンクリートを所定の厚みで打設し、該コンクリート
が未硬化のうちに、その表面に上記の埋込材を配置す
る。そして、該埋込材を上方から押して幾分圧入し、前
記裏面部に形成したコンクリートへの接合部の少なくと
も側面部分が未硬化状態のコンクリートに接触するよう
にする。そこで押し込みを停止し放置することにより、
接合部の側面に形成した前記窪み部内に未硬化のコンク
リートが浸入し、コンクリートとの接触面積が増大す
る。それにより、埋込材とコンクリートとの抵抗は大き
くなり、養生時での埋込材の浮き上がりは阻止される。
打設コンクリートが完全に固化した後に、脱型すること
により、本発明によるコンクリートスラブ用基板が製造
される。
【0011】本発明において、埋込材の裏面に形成され
る凸部又は凹部の一方又は双方によるコンクリートへの
接合部それ自体の形状は任意であってよく、また、その
接合部の側面に形成される窪み部の形状も、その部分で
のコンクリートとの接触面積を増大させるものであれば
任意であり、縦方向の窪みであってもよく、水平方向の
窪みであってもよい。後者の場合には、連続した凹溝で
あってもよく、またそれは一段でも多段に形成されても
よい。水平方向の窪みの場合には、そこに浸入したコン
クリートが楔としての機能も果たすことから、浮き上が
りを一層確実に阻止することができると共に、コンクリ
ートが固化することにより、埋込材を堅固に一体化する
ことができる。好ましくは、前記凸部接合部の埋込材裏
面からの高さ又は前記凹部接合部の埋込材裏面からの深
さは、5mm〜30mm程度であることが望ましく、そ
れにより、埋込材のコンクリート基板への定着は安定す
る。
【0012】また、一般に、コンクリートスラブ用基板
を養生する過程で、埋込材とコンクリート基板との間に
蒸気が滞留してコンクリート基板の養生乾燥が不均一と
なったり、蒸気熱あるいは水和熱によって合成樹脂発泡
成形品である埋込材が変形するのを防止する等の目的
で、埋込材の周側壁であってコンクリート基板と当接す
る位置近傍に前記中空部に連通した開口を形成すること
が行われるが、同様の目的から、本発明において、前記
凹部接合部を埋込材の側面側に開放した複数の凹溝とし
て形成し、その凹溝のうちの少なくとも1つの凹溝を他
の凹溝よりも深さの深いものとして形成するか、又は少
なくとも1つの凹溝に深さの深い部分を形成するように
して、その部分で前記中空部に連通した開口を形成する
ようにしてもよい。さらに、同じ目的から、前記凸部接
合部を埋込材の少なくとも裏面周辺部に形成する場合に
も、前記中空部を側面に開放するための開口をその側壁
部に形成するようにしてもよい。
【0013】上記のような製造方法を取ることにより、
係止具を用いることなく、埋込材を基板用コンクリート
上に安定した状態で容易にかつ迅速に配置し定着するこ
とが可能となる。さらに、コンクリート基板の強度を所
定値に保持できると共に、建築現場での打設コンクリー
トの厚みは一定のものとなり、所定強度のコンクリート
スラブを確実に造ることが可能となる。本発明におい
て、埋込材の全体形状は任意であり、図14、図15に
示すように、全体が矩形状であり裏面側に中空部を持つ
ものでもよく、中実体のものでもよい。また、特に図示
しないが、上面側に一本あるいは複数本の凹溝を持つも
のであってもよい。図15に示すように、裏面に開放し
た中空部を持つ埋込材の場合、前記「コンクリートへの
接合部」を中仕切り壁12を含む裏面全面に形成しても
よいが、裏面の中仕切り壁12を除く周辺部分にのみ形
成するようにしてもよい。埋込材として表面側に凹溝を
形成したものを用いる場合には、コンクリートスラブ内
に配設することを求められる設備用配管類を該凹溝を通
して敷設し、その後に現場打ちコンクリートを打設する
ことにより、配管距離の短縮が可能となり、また、コン
クリートスラブに不要な断面欠損が生じるのも回避でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づき本発明をよ
り詳細に説明する。図1aは、本発明による埋込材の一
実施の形態を裏面側から見た状態を示す斜視図であり、
図1bはそれを断面により説明するものである。この埋
込材1aは、前記図14、図15により説明した埋込材
1と同様に発泡ポリスチレンのような合成樹脂発泡成形
品であり、かつ、裏面側に開放した多数の中空部Sを有
している。なお、コンクリートへの定着に係止具を用い
ないことから、係止具の打ち込み用切欠き13は形成さ
れない(もちろん、形成しても差し支えなく、必要な場
合には係止具によりあるいは補助的に係止具により定着
してもよい)。
【0015】埋込材1aの裏面における中空部Sの側壁
に相当する4周側壁11の幅方向ほぼ中央位置には、全
周にわたり幅の狭い凸条11aが一体成形され、かつ、
該凸条11aの両側壁面には、凹溝11b、11bが多
段状にかつその全周にわたって形成される。凸条11a
の埋込材1aの裏面15からの高さhは5mm〜30m
m程度であり、好ましくは、10mm程度である。ま
た、その幅は側壁11の厚みの1/2〜1/3程度され
る。後の説明から明らかとなるように、この実施の形態
において、前記凸条11aが本発明でいう「凸部による
コンクリートへの接合部」に相当し、前記凹溝11b、
11bが「浮き上がり防止の機能を果たす窪み部」に相
当する。
【0016】図2aは、本発明による埋込材の他の実施
の形態を裏面側から見た状態を示す示す斜視図であり、
図2bはそれを断面により説明するものである。この埋
込材1bは、前記中空部Sを側壁11を通して外気に連
通するための開口11cが多数形成されている点で、図
1に示した埋込材1aと形状を異にしている。この開口
11cの深さdはその凸条11aの高さhよりも1〜1
0mm程度深いものとされ、後記するように、その差分
c(=d−h)に当たる開口部分が本発明でいう「中空
部を側面に開放するための開口」に相当する。
【0017】次に、上記の埋込材を用いてコンクリート
スラブ用基板を製造する方法を図3及び図4に基づいて
説明する。図3において、5はコンクリート基板用型枠
であり、該型枠5内にトラス筋2等を配筋した後、基板
用コンクリート3が打設され、該打設コンクリート3が
未硬化のうちにコンクリート面上の所定位置に上記埋込
材(1a又は1b)が作業者によりあるいは適宜のロボ
ットアーム等により所定数配置される(図3において、
左方の2つには図1に示した埋込材1aを、右方の2つ
には図2に示した埋込材1bを配置しているが、通常は
同種の埋込材が全面に配置される)。
【0018】合成樹脂の発泡成形品からなる埋込材1a
(1b)は比較的軽量であり、配置された埋込材1a
(1b)は、図3に示すように、打設した未硬化のコン
クリート3の表面に凸条11aの先端を密着させて浮い
た状態にある。作業者は、図3で矢印Fに示すように手
作業であるいは適宜の押し付け手段により、埋込材1a
(1b)を上から押し付ける。押し付け開始時でのコン
クリート表面と埋込材1aとの接触面は凸条11aの先
端の面積であって、比較的狭い面積であり、容易に埋込
材1a(1b)の該凸条11a部をコンクリート3内に
埋入させることができる。
【0019】凸条11aの深さ分だけ埋込材1a(1
b)が埋入した時点で、埋込材1a(1b)の裏面15
とコンクリート3の表面とは衝接し、埋込材1aとコン
クリートとの接触面積は急激に増加して、押し下げが困
難となる。その時点で押圧を停止することにより、埋込
材1a(1b)は凸条11aの深さ分だけをコンクリー
ト3内に埋入した状態でかつ水平姿勢で未硬化の基板用
コンクリート3の表面に定着する。
【0020】図4はその状態を示す拡大部分断面図であ
り、図4aは埋込材1aの場合を、図4bは埋込材1b
の場合を示している。定着した状態で放置することによ
り、コンクリート3は凸条11aの両側面に形成された
凹溝11bに入り込み、凸条11a部分でのコンクリー
トとの接触面積は大きく増大する。それにより、埋込材
1a(1b)とコンクリートとの抵抗が大きくなること
から、埋込材1a(1b)の浮き上がりが確実に阻止さ
れる。さらに、養生によりコンクリートは次第に硬化し
ていき、凹溝11b内でのコンクリートは埋込材1a
(1b)の浮き上りに対して大きな抵抗体として作用す
るようになる。打設コンクリート3が完全に固化した後
に、脱型することにより、本発明によるコンクリートス
ラブ用基板が製造される。
【0021】図4bに示す埋込材1bの場合には、側壁
11に前記凸条11aの高さよりも深さの深い開口11
cが形成されており、埋込材1bとコンクリートとの接
触面積が急激に増加した時点(すなわち、凸条11aが
全部コンクリートに埋入した時点)でも、側壁11には
中空部Sを外気に連通する連通孔11c’が確保され
る。この連通孔11c’を通して、養生時に生じる蒸気
熱あるいは水和熱は容易に外部に放熱される。それによ
り、コンクリート基板は均一に養生乾燥され、また、熱
による埋込材1bの変形は回避される。何らかの都合に
より埋込材1bに生じた亀裂等から中空部Sに水が入り
込んだ場合でも、入り込んだ水は前記連通孔11c’か
ら容易に流出するので、中空部Sに多量の水が貯留され
ることもない。
【0022】なお、上記の説明では凸条11aを4周側
壁11の幅方向ほぼ中央位置において全周に設け、か
つ、その両側壁に水平方向の凹溝11bを形成している
が、これは必ずしも必須ではない。凸条11aを側壁1
1の幅方向ほぼ中央位置に形成する場合には、図5に示
すように、凸条11aの先端が未硬化コンクリートに入
り込むときに凸条11aの両側に生じる盛り上がり部3
a、3aの双方を埋込材の底面15で同時に押し付け均
平化することができる利点がある。しかし、図6に示す
ように、凸条11aを側壁11の一側側に偏移させて形
成しても、所期の目的は十分達成できる。さらに、4周
側壁11の全周に形成する必要もなく、裏面15に部分
的に形成するようにしてもよい。前記凹溝11bも凸条
11aの両側壁に形成する必要もなく、図6aに示すよ
うに一方の側壁にのみ形成するようにしてもよい。な
お、図6bに示すように、上記のことは、図2に示す開
口11cを持つ埋込材1bについても同様である。
【0023】また、凸条11aに設ける「浮き上がり防
止の機能を果たす窪み部」として、上記では水平方向に
走る凹溝11bを説明したが、凹溝11bの形状が任意
であることは当然であると共に、「浮き上がり防止の機
能を果たす窪み部」が多段に水平に走っている必要もな
く、横方向に走る1本の凹溝であってもよい。さらに、
図6cに示すように、「浮き上がり防止の機能を果たす
窪み部」として、例えば断面楔型をした縦穴11dを、
凸条11aの両側壁において埋込材の厚み方向(上下方
向)に形成するようにしてもよい。このような縦方向の
窪みであつても、凸条11aとコンクリートとの接触面
積は増大し、結果として、埋込材の浮き上がりは阻止さ
れる。ちもろん、縦穴11dの断面形状は任意である。
このような縦穴11dを持つ埋込材は成形が容易となる
利点がある。
【0024】図7はさらに他の例であり、図7aでは凸
条11aの側壁部に多数の凹み11eを不規則に点在さ
せている。窪みでなく貫通孔であってもよい。また、図
示しないが、多数の膨出部のみを、あるいは、凹み11
eと多数の膨出部とを混在させて設けてもよい。多数の
膨出部のみを点在させる場合には、膨出部以外の部分が
本発明でいう「浮き上がり防止の機能を果たす窪み部」
に相当する。図7bでは凸条11aの部分に加えて埋込
材の底面15部分にも「浮き上がり防止の機能を果たす
窪み部」としての凹溝15aを形成している。この凹溝
15aも埋込材とコンクリートとの接触面積を増大させ
るものであり、浮き上がりは一層確実に阻止される。図
7cは凸条11aを複数条(図示では2条)設ける場合
の例であり、こうすることにより、さらにコンクリート
との接触面積が増大する。また、図7dのように凸条1
1aの先端を斜面としてもよく、それにより、コンクリ
ート内への埋込材の押し込みが容易となると共に、押し
込みによるコンクリート表面の乱れを少なくできる利点
がある。
【0025】さらに、凸部接合部は、これまで説明した
ような凸条すなわち長手方向にレール状に延びるもので
あることも必須でなく、図7eに示すように、筒状の突
起体11Aを間隔を置いて多数配置するようなものでも
よく、この場合には、「接合部の少なくとも側面」はそ
の周面に相当し、そこに複数の「窪み部」が形成され
る。もちろん、突起体11Aは図示のような円筒体に限
ることなく、矩形状、三角形状、楕円形状等任意であ
る。また、凸部接合部の形状を問わず、図7dの凸状1
1aあるいは図7eの突起体11Aのように、その底面
にも「窪み部」を形成してよく、それにより、より堅固
に埋込材をコンクリート基板に固定することが可能とな
る。
【0026】次に、コンクリート付着部となる裏面部に
は凹部によるコンクリートへの接合部を設け、該接合部
の少なくとも側面には浮き上がり防止の機能を果たす窪
み部を形成した埋込材について説明する。図8はそのよ
うな窪み部を持つ埋込材10aの一例であり、図8aに
裏面から見た斜視図に示すように、埋込材10aの裏面
15における中空部Sの側壁に相当する4周側壁11と
中仕切り壁12には、中空部Sの幅程度の横幅dを持つ
凹溝21が形成されており、該凹溝21の幅方向のほぼ
中央部には深さがさらに深くされた第2の凹部22が形
成されている。好ましくは、凹溝21の深さは10mm
程度とされ、第2の凹部22の深さは20mm程度とさ
れる。第2の凹部22の横幅は任意であるが、10mm
程度であれば十分である。
【0027】図8bは前記凹溝21と第2の凹部22と
の部分を拡大して示す図であり、凹溝21の側壁21
a、21aには縦方向に断面楔型をした縦穴21bが形
成されており、さらに、凹溝21の底面には水平方向に
延びる凸条21cが形成されている。後記する説明から
わかるように、この例での凹溝21が本発明でいう「凹
部によるコンクリートへの接合部」に相当し、縦穴21
bが「浮き上がり防止の機能を果たす窪み部」相当す
る。
【0028】この埋込材10aも、図1あるいは図2に
示した埋込材1a、1bと同様にして型枠5に打設した
コンクリート3面に配置され、コンクリートスラブ用基
板とされる。すなわち、図9aに示すように、打設コン
クリート3の上面に埋込材10aを配置した後、矢印F
に示すように埋込材10aを上から押し付ける。押し付
け開始時でのコンクリート表面と埋込材1aとの接触面
は、裏面の面積から前記凹溝21の面積を除いた面積で
あり、比較的狭い面積であることから、容易に埋込材1
0aの下端部をコンクリート内に埋入させることができ
る。図9bに示すように、凹溝21の深さ分だけ埋込材
10aが埋入した時点で、凹溝21の底面とコンクリー
ト表面とは衝接し、埋込材10aとコンクリートとの接
触面積は急激に増加する。その時点で押し付けを停止す
ることにより、埋込材10aは凹溝21の深さ分だけ下
端部をコンクリート3内に埋入した状態で未硬化の基板
用コンクリート3の表面に定着される。
【0029】その状態で、コンクリート3は凹溝21の
側壁に形成した縦穴21b内にも浸入しており、さら
に、凹溝21の底面に形成した凸条21cもコンクリー
ト内に入り込んでいる。そのために、凹溝21の側面及
び底面とコンクリートとの接触面積は大きく増大し、埋
込材10aが浮き上がるは確実に阻止される。また、埋
込材10aが上記のようにして未硬化のコンクリート3
上に定着されたときに、凹溝21に形成された深さがさ
らに深くされた第2の凹部22の内にコンクリートが侵
入することはない。それにより、その部分は、中空部S
を外気に連通させるための通気孔としての機能を果たす
ことができ、すでに説明したように、コンクリート養生
中での蒸気抜き孔あるいは水抜き孔として機能する。
【0030】図10は、埋込材に形成される凹溝のさら
に他の形状を示す側面図であり、この埋込材10bの裏
面15には、深さが10mm程度の深さの浅い第1の凹
溝31と該第1の凹溝31よりも深さが深い、は約20
mm程度された第2の凹溝32とが形成されている。好
ましくは、第2の凹溝32は一定間隔で配置される。そ
して、図10bにその一部を拡大して示すように、第1
の凹溝31及び第2の凹溝32の側壁には図9に示した
埋込材10aと同様に縦穴31bが形成され、また、第
1の凹溝31の底面には凸条31cが形成されている。
この埋込材10bのコンクリートへの定着方法は、前記
埋込材10aの場合と同様であり、縦穴31b内にコン
クリートが浸入することにより浮き上がりは阻止され
る。また、定着時に第2の凹溝32の先端部分にはコン
クリートが侵入しないので、その部分がコンクリート養
生中での蒸気抜き孔あるいは水抜き孔として機能する。
【0031】図9及び図10に示した埋込材10a、1
0bにおいて、凹溝の側壁に形成する「浮き上がり防止
の機能を果たす窪み部」としての縦穴21bあるいは3
1bの形状は楔型に限ることなく任意であり、さらに、
縦穴に代えて、図6aに示すような水平方向に延びる凹
溝としてもよく、点状の凹みや凸部であってもよい。ま
た、凹溝の底部に形成する凸条21cは省略してもよ
い。なお、上記では、埋込材として裏面に開放した中空
部を持つものを例に取り説明したが、図11に示すよう
な中実体の埋込材10cであってもよい。この例では、
該埋込材10cの裏面15cに複数本の凹溝15dが形
成されており、この凹溝15dが本発明でいう「凹部に
よるコンクリートへの接合部」を構成する。そして、図
示されないが、該凹溝15dの側壁部分にはすでに記し
たような種々の形状の「浮き上がり防止の機能を果たす
窪み部」が形成される。凹溝15dに代えて凸条とし、
その側壁部分に「浮き上がり防止の機能を果たす窪み
部」を形成してもよい。
【0032】上記のように、本発明の構成を持つ埋込材
を用いることにより、コンクリートスラブ用基板を製造
するに際して、コンクリートの養生時に埋込材が浮き上
がるのを確実に防止することができ、堅固にコンクリー
トに一体化する。さらに、蒸気抜き孔を形成したものに
あっては、コンクリート基板の乾燥不均一や埋込材の変
形は防止でき、さらに均質なコンクリートスラブ用基板
が得られる。コンクリートが固化した後、型枠5からコ
ンクリートスラブ用基板は取り出され、以下従来と同様
にして施工現場において躯体の梁B、B間に載置され、
現場打ちコンクリートCが打設されて、中空コンクリー
トスラブCSが構築される。
【0033】
【発明の効果】上記の記載から明らかなように、本発明
の構成を持つ埋込材を用いることにより、コンクリート
スラブ用基板を製造するに際して、コンクリートの養生
時に埋込材が浮き上がるのを確実に防止することがで
き、コンクリートが固化した後には、埋込材をこに堅固
に一体化することができる。また、蒸気抜き孔を形成し
たものにあっては、コンクリート基板の乾燥不均一や埋
込材の変形は防止でき、一層均質なコンクリートスラブ
用基板が得られる。さらに、本発明によるコンクリート
スラブ用基板を用いることにより、設計値どおりのコン
クリートスラブを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による埋込材の一例を示す図。
【図2】本発明による埋込材の他の例を示す図。
【図3】打設したコンクリート上に埋込材を配置した状
態を説明する断面図。
【図4】埋込材の一部を未硬化のコンクリート面に埋入
させた状態を示す図。
【図5】埋込材の一部を未硬化のコンクリート面に埋入
させた状態を示す図。
【図6】凸部によるコンクリートへの接合部のいくつか
の例を示す図。
【図7】凸部によるコンクリートへの接合部のさらに他
のいくつかの例を示す図。
【図8】凹部によるコンクリートへの接合部を持つ埋込
材を説明する図。
【図9】打設したコンクリート上に埋込材を配置した状
態を拡大して示す図。
【図10】他の形状の埋込材を説明する図。
【図11】さらに他の形状の埋込材を説明する図。
【図12】コンクリートスラブ用基板を示す鳥瞰図。
【図13】コンクリートスラブ用基板を用いてのコンク
リートスラブの一例を示す図。
【図14】従来の埋込材の一例を示す図。
【図15】従来の埋込材の一例を示す図。
【符合の説明】
A…コンクリートスラブ用基板、S…中空部、1…従来
形状の埋込材、2…トラス筋、3…コンクリート基板、
1a、1b、10a、10b、10c…本発明による埋
込材、11…埋込材の周側壁、11a…凸条(凸部によ
るコンクリートへの接合部)、11b…凹溝(浮き上が
り防止の機能を果たす窪み部)、11d…縦穴(浮き上
がり防止の機能を果たす窪み部)、11c…開口、11
c’…連通孔、15…埋込材の裏面、21…凹部、21
b…縦穴(浮き上がり防止の機能を果たす窪み部)、2
2…凹部21の深さが深くされた部分、30…凹溝、3
1…深さの浅い第1の凹溝、31b…縦穴(浮き上がり
防止の機能を果たす窪み部)、32…深さが深くされた
第2の凹溝。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂の発泡成形品からなり、コンク
    リート付着部となる裏面部には凸部又は凹部の一方又は
    双方によるコンクリートへの接合部を有しており、該接
    合部の少なくとも側面には浮き上がり防止の機能を果た
    す窪み部が形成されていることを特徴とするコンクリー
    トスラブ用埋込材。
  2. 【請求項2】 前記凸部接合部又は凹部接合部の埋込材
    裏面からの高さ又は深さが5mm〜30mm程度である
    ことを特徴とする請求項1記載の埋込材。
  3. 【請求項3】 前記凹部接合部は埋込材の側面側に開放
    した複数の凹溝であり、かつ、該凹溝のうちの少なくと
    も1つの凹溝は他の凹溝よりも深さが深くされているか
    又は深さの深い部分を有することを特徴とする請求項1
    記載の埋込材。
  4. 【請求項4】 前記埋込材は裏面に開放する複数の中空
    部を有しており、前記凸部接合部は該埋込材の少なくと
    も裏面周辺部に形成されており、かつ、前記中空部を側
    面に開放するための開口が側壁部に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の埋込材。
  5. 【請求項5】 コンクリート基板が未だ硬化せざる養生
    過程中に、請求項1ないし4いずれか記載の埋込材をそ
    の凸部又は凹部の一方又は双方によるコンクリートへの
    接合部が前記コンクリート基板内に埋まるようにして配
    置し、コンクリートの硬化により該埋込材をコンクリー
    ト基板に定着固定することを特徴とするコンクリート埋
    込材のコンクリート基板への取付け施工法。
  6. 【請求項6】 コンクリート基板に請求項1ないし4い
    ずれか記載の埋込材が定着固定されていることを特徴と
    するコンクリートスラブ用基板。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコンクリートスラブ用
    基板を所要枚数敷設し、その上部に現場打ちコンクリー
    トを打設することによって形成されるコンクリートスラ
    ブを持つ構造物。
JP25135896A 1996-09-24 1996-09-24 コンクリートスラブ用埋込材、該埋込材の取付け施工法、該埋込材を持つコンクリートスラブ用基板、及び該基板を用いたコンクリートスラブを持つ構造物 Pending JPH1096287A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138165A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Penta Ocean Constr Co Ltd 軽量埋込材、軽量埋込材ユニットおよびその固着方法
JP2007224536A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Eifs Japan株式会社 人工地盤およびその施工方法
JP2008149598A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Takayuki Ueda スラブ構成板材の製造方法、ボイド保持装置、ボイド及びスラブ構成板材

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