JPH1095413A - 係止片取付機 - Google Patents
係止片取付機Info
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- JPH1095413A JPH1095413A JP24657496A JP24657496A JPH1095413A JP H1095413 A JPH1095413 A JP H1095413A JP 24657496 A JP24657496 A JP 24657496A JP 24657496 A JP24657496 A JP 24657496A JP H1095413 A JPH1095413 A JP H1095413A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking piece
- lever
- guide groove
- shaft cover
- pin shaft
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品にラベルなどを取り付ける取り付け作業
中に、連結棒に櫛の歯のように残っている連結部によっ
て商品を損傷させたり、或いは、係止片取付機のレバー
を握っている指を引っ掻いたりすることがない安全性に
富む係止片取付機を提供する。 【解決手段】 係止片群1を装填する案内溝14の出口
部73に、係止片群1の連結棒2を誘導する中空状のピ
ン軸カバー40を着脱自在に取り付けた。
中に、連結棒に櫛の歯のように残っている連結部によっ
て商品を損傷させたり、或いは、係止片取付機のレバー
を握っている指を引っ掻いたりすることがない安全性に
富む係止片取付機を提供する。 【解決手段】 係止片群1を装填する案内溝14の出口
部73に、係止片群1の連結棒2を誘導する中空状のピ
ン軸カバー40を着脱自在に取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止片取付機、さ
らに詳しくは、係止片群の連結棒を誘導するピン軸カバ
ーを案内溝の出口部に連結させた係止片取付機に関す
る。
らに詳しくは、係止片群の連結棒を誘導するピン軸カバ
ーを案内溝の出口部に連結させた係止片取付機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商品にラベルなどを取り付ける取り付け
作業を続行すると、係止片取付機の案内溝の出口部から
係止片の無くなった係止片群の連結棒が出てくる。この
連結棒には、連結棒と係止片とを連結する連結部が櫛の
歯のように残っているので、作業中に連結部が商品に引
っ掛かって商品を損傷させたり、或いは、係止片取付機
のレバーを握っている指を引っ掻いたりする。
作業を続行すると、係止片取付機の案内溝の出口部から
係止片の無くなった係止片群の連結棒が出てくる。この
連結棒には、連結棒と係止片とを連結する連結部が櫛の
歯のように残っているので、作業中に連結部が商品に引
っ掛かって商品を損傷させたり、或いは、係止片取付機
のレバーを握っている指を引っ掻いたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る問題に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
商品にラベルなどを取り付ける取り付け作業中に、連結
棒に櫛の歯のように残っている連結部によって商品を損
傷させたり、或いは、係止片取付機のレバーを握ってい
る指を引っ掻いたりすることがない安全性に富む係止片
取付機を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
商品にラベルなどを取り付ける取り付け作業中に、連結
棒に櫛の歯のように残っている連結部によって商品を損
傷させたり、或いは、係止片取付機のレバーを握ってい
る指を引っ掻いたりすることがない安全性に富む係止片
取付機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の係止
片取付機は、係止片群を装填する案内溝の出口部に、係
止片群の連結棒を誘導する中空状のピン軸カバーを着脱
自在に取り付けたことを特徴とするものである。上記係
止片取付機は、前記ピン軸カバーの下端部を係止片取付
機のレバーに着脱自在に取り付けていることに特徴があ
る。また、前記ピン軸カバーに、その長手方向の割れ目
を設けていることに特徴がある。
片取付機は、係止片群を装填する案内溝の出口部に、係
止片群の連結棒を誘導する中空状のピン軸カバーを着脱
自在に取り付けたことを特徴とするものである。上記係
止片取付機は、前記ピン軸カバーの下端部を係止片取付
機のレバーに着脱自在に取り付けていることに特徴があ
る。また、前記ピン軸カバーに、その長手方向の割れ目
を設けていることに特徴がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1に示すように、この係止片
取付機10は、その形状が全体的にピストルに類似して
いる。そして、その本体11の最先端に中空針12を備
えている。また、本体11は、その先端部13に、該先
端部13を垂直に貫通する案内溝14を備えている。
形態について説明する。図1に示すように、この係止片
取付機10は、その形状が全体的にピストルに類似して
いる。そして、その本体11の最先端に中空針12を備
えている。また、本体11は、その先端部13に、該先
端部13を垂直に貫通する案内溝14を備えている。
【0006】この係止片取付機10は、更に、前記案内
溝14と、中空針の割り溝15に連通するように本体の
先端部13に設けた横溝16によって囲まれた本体の先
端上部の隅部17に起伏自在な針カバー兼用のピンガイ
ド(以下、簡単にピンガイドと称する)20を備えてい
る。このピンガイド20は、図1に示すように、その背
面に係止片群1の揺動を抑制するためのガイド溝21を
有し、その腹面に中空針12を収納するための中空針収
納溝22を有している。
溝14と、中空針の割り溝15に連通するように本体の
先端部13に設けた横溝16によって囲まれた本体の先
端上部の隅部17に起伏自在な針カバー兼用のピンガイ
ド(以下、簡単にピンガイドと称する)20を備えてい
る。このピンガイド20は、図1に示すように、その背
面に係止片群1の揺動を抑制するためのガイド溝21を
有し、その腹面に中空針12を収納するための中空針収
納溝22を有している。
【0007】したがって、ピンガイド20の長さは、中
空針12の長さによって異なるが、中空針12を収容で
き、なおかつ、係止片群1の揺動を抑制できる長さがあ
ればよい。また、中空針収納溝22の深さは、中空針1
2の直径とほぼ同程度の深さがあれば足りるが、安全性
を考慮すると、中空針12の直径の1.5〜2倍程度の
深さがあればよい。また、ガイド溝21の深さは、係止
片の横棒を支持できる程度の深さがあればよい。
空針12の長さによって異なるが、中空針12を収容で
き、なおかつ、係止片群1の揺動を抑制できる長さがあ
ればよい。また、中空針収納溝22の深さは、中空針1
2の直径とほぼ同程度の深さがあれば足りるが、安全性
を考慮すると、中空針12の直径の1.5〜2倍程度の
深さがあればよい。また、ガイド溝21の深さは、係止
片の横棒を支持できる程度の深さがあればよい。
【0008】上記ガイド溝21は、図示しない係止片の
横棒を支持するためのものであって、図2に示すよう
に、案内溝14のうち、係止片の横棒を装填させる細溝
14aに対応するように配置されている。そして、ピン
ガイド20の脚部23の方に近づくにしたがって溝幅が
次第に狭くなる一方、図4に示すように、ガイド溝21
を形成する側壁24の高さが隔壁部25にある溝底26
に対して次第に高くなるようになっている。
横棒を支持するためのものであって、図2に示すよう
に、案内溝14のうち、係止片の横棒を装填させる細溝
14aに対応するように配置されている。そして、ピン
ガイド20の脚部23の方に近づくにしたがって溝幅が
次第に狭くなる一方、図4に示すように、ガイド溝21
を形成する側壁24の高さが隔壁部25にある溝底26
に対して次第に高くなるようになっている。
【0009】上記のように、ガイド溝21の溝深さ、す
なわち、ガイド溝21の側壁24の高さは、係止片の横
棒を支持できる高さがあればよいが、図5において、右
側の側壁24aは、係止片のフィラメント部と干渉しな
い高さがあればよい。また、左側の側壁24bは、係止
片と連結棒とを連結する連結部に干渉しない高さがあれ
ばよい。また、ガイド溝21の最も狭い部分の溝幅は、
係止片の横棒の太さによって異なるが、通常の横棒の直
径の1.3〜1.5倍程度あればよい。通常の横棒の直
径は、約0.8〜1mmである。
なわち、ガイド溝21の側壁24の高さは、係止片の横
棒を支持できる高さがあればよいが、図5において、右
側の側壁24aは、係止片のフィラメント部と干渉しな
い高さがあればよい。また、左側の側壁24bは、係止
片と連結棒とを連結する連結部に干渉しない高さがあれ
ばよい。また、ガイド溝21の最も狭い部分の溝幅は、
係止片の横棒の太さによって異なるが、通常の横棒の直
径の1.3〜1.5倍程度あればよい。通常の横棒の直
径は、約0.8〜1mmである。
【0010】上記中空針収納溝22は、図3に示すよう
に、隔壁25の腹面に設けた2本の並行な側壁27と、
隔壁25の自由端を横切るように設けた前壁28によっ
て形成されている。また、中空針収納溝22の位置は、
中空針12の取り付け位置に対応している。ピンガイド
20は、図1に示すように、軸29を中心に回動するよ
うになっている。この軸29は、図5に示すように、短
いから両方の脚部23a,23bを拡げることによって
ピンガイド20を本体11から簡単に取り外すことがで
きる。また、ピンガイド20を本体11に装着する場合
も2本の脚部23a,23bを拡げながら簡単に装着す
ることができる。
に、隔壁25の腹面に設けた2本の並行な側壁27と、
隔壁25の自由端を横切るように設けた前壁28によっ
て形成されている。また、中空針収納溝22の位置は、
中空針12の取り付け位置に対応している。ピンガイド
20は、図1に示すように、軸29を中心に回動するよ
うになっている。この軸29は、図5に示すように、短
いから両方の脚部23a,23bを拡げることによって
ピンガイド20を本体11から簡単に取り外すことがで
きる。また、ピンガイド20を本体11に装着する場合
も2本の脚部23a,23bを拡げながら簡単に装着す
ることができる。
【0011】また、図4に示すように、一方の脚部23
bに前記軸29と同軸になるように爪車30を設け、ピ
ンガイド20を所定の位置に固定できるようになってい
る。爪車30の爪は、滑らかに形成されているが、第1
の爪31は、その末端部に水平な切欠き部35を備えて
いる。図6に示すように、案内溝14が開口していない
本体右側には、前記爪車30に係合する爪状の戻り止め
36を配設させている。この戻り止め36は、軸37に
固定されたレバー38の中間部に設けられている。ま
た、この湾曲したレバー38の途中からレバー38の湾
曲方向と逆方向に湾曲させた支持部39を分岐させ、レ
バー38自体にバネ力を付与するようになっている。な
お、レバー38および支持部39は、本体11に設けた
窪み部18内に位置している。
bに前記軸29と同軸になるように爪車30を設け、ピ
ンガイド20を所定の位置に固定できるようになってい
る。爪車30の爪は、滑らかに形成されているが、第1
の爪31は、その末端部に水平な切欠き部35を備えて
いる。図6に示すように、案内溝14が開口していない
本体右側には、前記爪車30に係合する爪状の戻り止め
36を配設させている。この戻り止め36は、軸37に
固定されたレバー38の中間部に設けられている。ま
た、この湾曲したレバー38の途中からレバー38の湾
曲方向と逆方向に湾曲させた支持部39を分岐させ、レ
バー38自体にバネ力を付与するようになっている。な
お、レバー38および支持部39は、本体11に設けた
窪み部18内に位置している。
【0012】この軸37は、中空針12のストッパーの
役目も担っており、中空針12を本体11に差し込んで
から、図7に示すように、レバー38を実線で示す位置
から二点破線で示すように、半回転させると、中空針1
2に設けた円弧状の切欠き19に軸37が嵌まって中空
針12を固定できるようになっている。従って、図6に
おいて、ピンガイド20を実線で示すように水平位置a
に倒すと、本体11の最先端に装着されている中空針1
2が、ピンガイド20の腹面に設けた中空針収納溝22
内に収容される。このとき、爪車30の第1の爪31の
切欠き部35に戻り止め36が係合し、ピンガイド20
の回動が阻止される。
役目も担っており、中空針12を本体11に差し込んで
から、図7に示すように、レバー38を実線で示す位置
から二点破線で示すように、半回転させると、中空針1
2に設けた円弧状の切欠き19に軸37が嵌まって中空
針12を固定できるようになっている。従って、図6に
おいて、ピンガイド20を実線で示すように水平位置a
に倒すと、本体11の最先端に装着されている中空針1
2が、ピンガイド20の腹面に設けた中空針収納溝22
内に収容される。このとき、爪車30の第1の爪31の
切欠き部35に戻り止め36が係合し、ピンガイド20
の回動が阻止される。
【0013】この状態でも案内溝14に係止片群1を装
填することができるが、その時は、ピンガイド20を符
号bの位置に回動させる。ピンガイド20の回動は、レ
バー38を二点鎖線で示すように、後退させて爪車30
と戻り止め36との係合を解除させてから行なう。そし
て、係止片群1が比較的短く、揺動が少ない時は、ピン
ガイド20を符号cの位置に回動させる。一方、係止片
群1の長さが長く、その自由端が大きく揺動する時は、
ピンガイド20を符号dの位置に回動させる。符号bの
位置から符号cの位置および符号cの位置から符号dの
位置への回動は、第2の爪32、第3の爪33が滑らか
なので、レバー38を操作しなくともピンガイド20
を、図6において、反時計方向に押すだけで回動させる
ことができる。なお、符号34は、第4の爪を示してい
る。
填することができるが、その時は、ピンガイド20を符
号bの位置に回動させる。ピンガイド20の回動は、レ
バー38を二点鎖線で示すように、後退させて爪車30
と戻り止め36との係合を解除させてから行なう。そし
て、係止片群1が比較的短く、揺動が少ない時は、ピン
ガイド20を符号cの位置に回動させる。一方、係止片
群1の長さが長く、その自由端が大きく揺動する時は、
ピンガイド20を符号dの位置に回動させる。符号bの
位置から符号cの位置および符号cの位置から符号dの
位置への回動は、第2の爪32、第3の爪33が滑らか
なので、レバー38を操作しなくともピンガイド20
を、図6において、反時計方向に押すだけで回動させる
ことができる。なお、符号34は、第4の爪を示してい
る。
【0014】ここで、ピンガイド20が符号cの位置に
位置する時、ピンガイド20と垂直線Aとのなす角度α
は、約5〜10°が望ましい。また、ピンガイド20が
符号dの位置に位置する時、ピンガイド20と垂直線A
とのなす角度βは、約50〜60°が望ましい。一方、
図1に示すように、案内溝14の出口部73に、連結部
の付いた連結棒(図示せず)を通すためのピン軸カバー
40を着脱自在に枢着させている。そして、筒形に形成
されている胴部41の下端部後端に接続されている脚部
42は、その先端に設けた鉤の手形の連結部43によっ
て本体11に軸支されているレバー64の底部72に着
脱自在に装着されている。従って、ピン軸カバー40
は、レバー64の動きに追随し、ピン軸カバー40の下
端部が勝手にブラブラ揺動することがない。
位置する時、ピンガイド20と垂直線Aとのなす角度α
は、約5〜10°が望ましい。また、ピンガイド20が
符号dの位置に位置する時、ピンガイド20と垂直線A
とのなす角度βは、約50〜60°が望ましい。一方、
図1に示すように、案内溝14の出口部73に、連結部
の付いた連結棒(図示せず)を通すためのピン軸カバー
40を着脱自在に枢着させている。そして、筒形に形成
されている胴部41の下端部後端に接続されている脚部
42は、その先端に設けた鉤の手形の連結部43によっ
て本体11に軸支されているレバー64の底部72に着
脱自在に装着されている。従って、ピン軸カバー40
は、レバー64の動きに追随し、ピン軸カバー40の下
端部が勝手にブラブラ揺動することがない。
【0015】図8のように、係止片群1は、連結部3を
介して係止片4を連結棒2に連結することにより形成さ
れている。係止片4は、横棒5と頭部6とこれら2部材
を連結するフィラメント部7から形成されている。そし
て、係止片4の除去された連結部付の連結棒2がピン軸
カバー40の中に誘導されるようになっている。また、
図8のように、ピン軸カバー40は、縦方向の割れ目4
4を有している。従って、連結棒2がピン軸カバー44
の途中で詰まった場合に、割れ目44の任意の箇所から
除去することができる。また、割れ目44を開いたり、
狭い箇所での作業に柔軟に対応するため、ピン軸カバー
40は、係止片取付機本体11を形成する合成樹脂より
も軟質の合成樹脂により形成することが望ましい。
介して係止片4を連結棒2に連結することにより形成さ
れている。係止片4は、横棒5と頭部6とこれら2部材
を連結するフィラメント部7から形成されている。そし
て、係止片4の除去された連結部付の連結棒2がピン軸
カバー40の中に誘導されるようになっている。また、
図8のように、ピン軸カバー40は、縦方向の割れ目4
4を有している。従って、連結棒2がピン軸カバー44
の途中で詰まった場合に、割れ目44の任意の箇所から
除去することができる。また、割れ目44を開いたり、
狭い箇所での作業に柔軟に対応するため、ピン軸カバー
40は、係止片取付機本体11を形成する合成樹脂より
も軟質の合成樹脂により形成することが望ましい。
【0016】図9は、ピン軸カバー40の展開図であ
り、左右の胴部41a,41bは、ヒンジ45によって
連結されている。そして、両者を合わせると、その一方
の胴部41aおよび連結部43aに設けた穴46に他の
一方の胴部41bおよび連結部43bに設けた凸部47
が嵌合して一体になるようになっている。胴部41の断
面形状は、特に、特定されないが、角筒状や扁平な円筒
状、円筒状などが好ましい。また、所望により割れ目を
設けなくてもよい。
り、左右の胴部41a,41bは、ヒンジ45によって
連結されている。そして、両者を合わせると、その一方
の胴部41aおよび連結部43aに設けた穴46に他の
一方の胴部41bおよび連結部43bに設けた凸部47
が嵌合して一体になるようになっている。胴部41の断
面形状は、特に、特定されないが、角筒状や扁平な円筒
状、円筒状などが好ましい。また、所望により割れ目を
設けなくてもよい。
【0017】係止片取付機10は、例えば、図10に示
すような内部構造になっているが、この構造に限るもの
ではない。要は、係止片の横棒が中空針の位置に位置す
るように案内溝内に係止片群を1ピッチずつ間欠的に送
り込めると共に、係止片の横棒を中空針を通って1個ず
つ間欠的に突き出すことができるものであればよい。上
記案内溝14の近傍に案内溝14に臨むように係止片群
の送り手段51がある。この送り手段51は、主とし
て、丸みを帯びた菱形状の支持体52と、振子形の送り
片53と、板ばね54から形成されている。
すような内部構造になっているが、この構造に限るもの
ではない。要は、係止片の横棒が中空針の位置に位置す
るように案内溝内に係止片群を1ピッチずつ間欠的に送
り込めると共に、係止片の横棒を中空針を通って1個ず
つ間欠的に突き出すことができるものであればよい。上
記案内溝14の近傍に案内溝14に臨むように係止片群
の送り手段51がある。この送り手段51は、主とし
て、丸みを帯びた菱形状の支持体52と、振子形の送り
片53と、板ばね54から形成されている。
【0018】支持体52は、その背面にあり、かつ、支
持体52のほぼ中央で、なおかつ、支持体52の前側寄
りに位置する軸55によって本体11に回動自在に取り
付けられている。また、支持体52は、その正面に設け
た窪み部56内に送り片53を備えている。送り片53
は、その背面にあり、かつ、送り片53の上端部に位置
しているピン57によって支持体52に揺動自在に枢支
されている。また、送り片53の後方に板ばね54を配
し、この板ばね54によって送り片53を、その前面側
に設けた送り爪58が中空針12の方に突出するように
付勢させている。この板ばね54の下端部54aは、支
持体52の下部にある装着溝59内に装着されている。
持体52のほぼ中央で、なおかつ、支持体52の前側寄
りに位置する軸55によって本体11に回動自在に取り
付けられている。また、支持体52は、その正面に設け
た窪み部56内に送り片53を備えている。送り片53
は、その背面にあり、かつ、送り片53の上端部に位置
しているピン57によって支持体52に揺動自在に枢支
されている。また、送り片53の後方に板ばね54を配
し、この板ばね54によって送り片53を、その前面側
に設けた送り爪58が中空針12の方に突出するように
付勢させている。この板ばね54の下端部54aは、支
持体52の下部にある装着溝59内に装着されている。
【0019】また、この送り手段51と本体11との間
に、係止片と連結棒とを連結する連結部に係合して係止
片群の逆戻りを阻止する戻り防止爪(図示せず)を配設
させている。また、本体11の握り部60に軸支した中
間レバー61と本体後端部62との間にコイルスプリン
グ63を架橋させ、前記中間レバー61を介して、通
常、レバー64が握り部60から突出するようになって
いる。また、中間レバー61の頭部に嵌合しているスラ
イダー65の前面に係止片の横棒を押し出すためのピス
トン66を取り付けている。
に、係止片と連結棒とを連結する連結部に係合して係止
片群の逆戻りを阻止する戻り防止爪(図示せず)を配設
させている。また、本体11の握り部60に軸支した中
間レバー61と本体後端部62との間にコイルスプリン
グ63を架橋させ、前記中間レバー61を介して、通
常、レバー64が握り部60から突出するようになって
いる。また、中間レバー61の頭部に嵌合しているスラ
イダー65の前面に係止片の横棒を押し出すためのピス
トン66を取り付けている。
【0020】スライダー65を収納している第1の横溝
67の下方に位置している第2の横溝68内に滑り棒6
9を設けている。この滑り棒69の先端部に設けた突起
(図示せず)は、上記送り手段51の支持体52の背面
側に設けたスリットに係合している。更に、滑り棒69
は、中間レバー61を挟んで、その前方に前方突起70
を有し、後方に後方突起71を備えている。
67の下方に位置している第2の横溝68内に滑り棒6
9を設けている。この滑り棒69の先端部に設けた突起
(図示せず)は、上記送り手段51の支持体52の背面
側に設けたスリットに係合している。更に、滑り棒69
は、中間レバー61を挟んで、その前方に前方突起70
を有し、後方に後方突起71を備えている。
【0021】従って、レバー64を引くと、中間レバー
61が反時計方向に回動するのに伴ってピストン66が
前進し、係止片の横棒を中空針12から外方に突き出
す。一方、中間レバー61が滑り棒69の前方突起70
に当たって滑り棒69が前進すると、送り手段51が時
計方向に回動し、送り爪58が上方に上がる。レバー6
4を引く力を緩めると、コイルスプリング63のばね力
によって中間レバー61が時計方向に回動する。そし
て、中間レバー61が滑り棒69の後方突起71に当た
って滑り棒69が後退すると、送り手段51が反時計方
向に回動して送り爪58が係止片群の連結部を引っかけ
て係止片群を1ピッチだけ案内溝14内に引き込み、係
止片の横棒が中空針12の位置に位置する。また、中間
レバー61の復帰に伴ってピストン66も初期位置に復
帰する。
61が反時計方向に回動するのに伴ってピストン66が
前進し、係止片の横棒を中空針12から外方に突き出
す。一方、中間レバー61が滑り棒69の前方突起70
に当たって滑り棒69が前進すると、送り手段51が時
計方向に回動し、送り爪58が上方に上がる。レバー6
4を引く力を緩めると、コイルスプリング63のばね力
によって中間レバー61が時計方向に回動する。そし
て、中間レバー61が滑り棒69の後方突起71に当た
って滑り棒69が後退すると、送り手段51が反時計方
向に回動して送り爪58が係止片群の連結部を引っかけ
て係止片群を1ピッチだけ案内溝14内に引き込み、係
止片の横棒が中空針12の位置に位置する。また、中間
レバー61の復帰に伴ってピストン66も初期位置に復
帰する。
【0022】
【発明の効果】上記のように、本発明は、係止片群を装
填する案内溝の出口部に中空状のピン軸カバーを取り付
け、このピン軸カバー内に係止片の除去された連結棒を
通すようにしたので、連結棒が係止片取付機本体の外部
に露出することがない。従って、商品にラベルなどを取
り付ける取り付け作業中に、連結棒に櫛の歯のように残
っている連結部によって商品を損傷させたり、或いは、
係止片取付機のレバーを握っている指を引っ掻いたりす
ることがなく、安全に、かつ、安心して作業を行なうこ
とができるようになった。
填する案内溝の出口部に中空状のピン軸カバーを取り付
け、このピン軸カバー内に係止片の除去された連結棒を
通すようにしたので、連結棒が係止片取付機本体の外部
に露出することがない。従って、商品にラベルなどを取
り付ける取り付け作業中に、連結棒に櫛の歯のように残
っている連結部によって商品を損傷させたり、或いは、
係止片取付機のレバーを握っている指を引っ掻いたりす
ることがなく、安全に、かつ、安心して作業を行なうこ
とができるようになった。
【0023】また、上記係止片取付機は、前記ピン軸カ
バーの下端部を係止片取付機のレバーに取り付けている
ので、ピン軸カバーは、レバーの動きに追随し、ピン軸
カバーの下端部が勝手にブラブラ揺動することがないの
で、作業性に支障を及ぼすことがない。また、前記ピン
軸カバーに、その長手方向の割れ目を設けているので、
ピン軸カバー内に連結棒が詰まった場合などには、任意
の箇所で除去することができる。
バーの下端部を係止片取付機のレバーに取り付けている
ので、ピン軸カバーは、レバーの動きに追随し、ピン軸
カバーの下端部が勝手にブラブラ揺動することがないの
で、作業性に支障を及ぼすことがない。また、前記ピン
軸カバーに、その長手方向の割れ目を設けているので、
ピン軸カバー内に連結棒が詰まった場合などには、任意
の箇所で除去することができる。
【図1】本発明に係る係止片取付機の側面図である。
【図2】本発明に係る係止片取付機の要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係る係止片取付機の要部拡大底面図で
ある。
ある。
【図4】ピンガイドの拡大側面図である。
【図5】ピンガイドの拡大正面図である。
【図6】本発明に係る係止片取付機の要部拡大背面図で
ある。
ある。
【図7】中空針とその固定軸との関係を示す説明図であ
る。
る。
【図8】ピン軸カバーと連結部付連結棒との関係を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】ピン軸カバーの展開図である。
【図10】係止片取付機の内部構造を示す説明図であ
る。
る。
1 係止片群 2 係止片群の
連結棒 14 案内溝 40 ピン軸カ
バー 73 出口部
連結棒 14 案内溝 40 ピン軸カ
バー 73 出口部
Claims (3)
- 【請求項1】 係止片群を装填する案内溝の出口部に、
係止片群の連結棒を誘導する中空状のピン軸カバーを着
脱自在に取り付けたことを特徴とする係止片取付機。 - 【請求項2】 前記ピン軸カバーの下端部を係止片取付
機のレバーに着脱自在に取り付けた請求項1に記載の係
止片取付機。 - 【請求項3】 前記ピン軸カバーに、その長手方向の割
れ目を設けた請求項1又は2記載の係止片取付機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24657496A JPH1095413A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 係止片取付機 |
KR1019970038133A KR100425671B1 (ko) | 1996-08-22 | 1997-08-11 | 계지편부착기 |
US08/911,918 US5878935A (en) | 1996-08-22 | 1997-08-15 | Apparatus for attaching tag pins |
TW086111826A TW379189B (en) | 1996-08-22 | 1997-08-19 | Fastener mounting machine |
EP97114303A EP0825120B1 (en) | 1996-08-22 | 1997-08-19 | Needle cover for tag pin attaching apparatus |
DE69708995T DE69708995T2 (de) | 1996-08-22 | 1997-08-19 | Nadelschutz für eine Vorrichtung zum Befestigen von nadelähnlichen Befestigungselementen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24657496A JPH1095413A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 係止片取付機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095413A true JPH1095413A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17150450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24657496A Pending JPH1095413A (ja) | 1996-08-22 | 1996-09-18 | 係止片取付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1095413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354218A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-12-25 | M I T Internatl:Kk | ループピン結合装置 |
KR100433794B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2004-05-31 | 춘 선 김 | 태그 핀의 선택 사용이 가능한 태그 첨부장치 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24657496A patent/JPH1095413A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354218A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-12-25 | M I T Internatl:Kk | ループピン結合装置 |
KR100433794B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2004-05-31 | 춘 선 김 | 태그 핀의 선택 사용이 가능한 태그 첨부장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051213 |