JP2566603Y2 - 係止片取付装置 - Google Patents

係止片取付装置

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JP2566603Y2
JP2566603Y2 JP1991103933U JP10393391U JP2566603Y2 JP 2566603 Y2 JP2566603 Y2 JP 2566603Y2 JP 1991103933 U JP1991103933 U JP 1991103933U JP 10393391 U JP10393391 U JP 10393391U JP 2566603 Y2 JP2566603 Y2 JP 2566603Y2
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Japan
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locking piece
hollow needle
mounting device
main body
guide groove
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JP1991103933U
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JPH0551715U (ja
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潤 大竹
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Japan Banok Co Ltd
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Japan Banok Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、係止片取付装置に関
し、さらに詳しくは、係止片取り付け作業中における係
止片群の揺動に起因するトラブルを改善し得る係止片取
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】係止片取付装置は、一般に『タグアタッ
チャー』として知られており、その先端の中空針から打
ち出された係止片によってラベルを商品に取り付ける場
合などに用いられている。係止片は、連結部を介して連
結棒に櫛歯状に連結され、所謂係止片群を構成するよう
になっているが、その数量は、通常、30〜50本であ
る。しかし、係止片群を係止片取付装置に装填する頻度
を少なくするため、係止片の数量が従来の2〜3倍もあ
る所謂ロングサイズの係止片群が用いられるようになっ
た。
【0003】ところが、係止片群がロングサイズになる
と、ラベル取り付け作業中に係止片群の上端が前後左右
に揺動し、作業に支障を生ずるようになった。このよう
なトラブルを回避するため、係止片群の揺動を防止する
揺動防止ガイドを係止片取付装置に取り付けることが提
案されているが、揺動防止ガイドを備えた係止片取付装
置を用いると、揺動防止ガイドが邪魔になり袖口の内側
などの狭隘に係止片を取り付けることが難しくなった。
【0004】一方、係止片群がロングサイズになると、
係止片を切り離した後の連結部の切り口が衣料品に引っ
掛かってループやほつれなどが発生し、商品価値が低下
するという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、かかる従来
の欠点を解消するためになされたものあり、その目的
は、ラベルなどの取り付け作業中における係止片群の揺
動を防止できると共に、係止片を袖口の内側などの狭隘
な箇所に容易に取り付けることができ、さらに、係止片
を切り離した後の連結部の切り口による商品の損傷を防
止できる係止片取付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成でき
る本考案の係止片取付装置は、本体先端部に取り付け
られた中空針と、該中空針内に出入りするプッシュロッ
ドと、前記中空針の入口に配設させた案内溝と、該案内
溝に面して前記中空針の入口側に配設させた係止片送り
爪と、該送り爪の真横に横設させたストッパーを有する
係止片取付装置において、前記案内溝を、本体の側面に
開口しかつ中空針の入口と本体の後部に設けた係止片群
挿入口とを連通する入側経路、および本体の内部にあっ
て中空針の入口と本体の後部に設けた連結棒排出口とを
連通する出側経路から形成して成ることを特徴とするも
のである。
【0007】 このように、係止片取付装置の案内溝
を、本体の側面に開口しかつ中空針の入口と本体の後部
に設けた係止片群挿入口とを連通する入側経路、および
本体の内部にあって中空針の入口と本体の後部に設けた
連結棒排出口とを連涌する出側経路から形成することに
より、係止片群の大部分が案内溝の入側経路によってガ
イドされ、係止片群の揺動防止が計られる。一方、係止
片を切り離した後の連結棒は、本体の後方に排出される
ので、係止片を切り離した後の連結部の切り口で商品を
損傷させることがない。
【0008】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例を説明す
る。図1において、1は、小判又は曲玉状をした本体で
あり、その頭部先端には中空針2が取り付けられてい
る。この中空針2から係止片の横棒を突き出すため、中
空針2内にプッシュロッド3が出入するようになってい
る。
【0009】図2に示すように、中空針2の入口2aに
面して係止片群装填用の案内溝4が設けれている。この
案内溝4は、ほぼC字状又は⊂形状を成し、中空針入口
2aから本体後端部に開口させた係止片群挿入口5に至
る入側経路4aを長大にすると共に、中空針入口2aか
ら本体後端部に開口させた出口6に至る出側経路4bを
長大にさせている。
【0010】図1に示すように、本体1を構成する2つ
の側板11,12のうち一方の側板、即ち、第2の側板
12は、案内溝4の入側経路4aに沿った湾曲ガイド面
14aを持つ側板片12aと前記入側経路4aに沿った
湾曲ガイド面14bを持つ側板片12bによって構成さ
れている。そして、案内溝4の出側経路4bは上記側板
片12aによってカバーされ、係止片を切り離した後の
連結部105を有する連結棒106が前記出口6から突
出するまで本体1の外に出ないようになっている。
【0011】図2に示すように、案内溝4に面して中空
針2の入口側には、係止片送り爪7とストッパー8とが
配設されている。図3に示すように、係止片送り爪7
は、リンク片状のプレート9と、係止片と連結棒の間に
介在している連結部を引っ掛けるための三角形状の爪1
0と、プレート9自身の多少の回動を許容する円弧溝1
3とから構成されており、プレート9の一端部(図にお
いて下端部)は、連結板15に回動自在に取り付けられ
ている。
【0012】一方、ストッパー8は、送り爪7の真横に
位置するように送り爪7と連結板15の間に配設されて
おり、ほぼL字状のプレート16と、係止片の連結部に
係合する爪17と、ストッパー8自身の前後動を許容す
る長溝18とばね受部19とから構成されている。スト
ッパー8は、第1の側板11内に固定されている基板2
0上に取り付けられたバネ21によって中空針入口2a
の方向に付勢されている。また、送り爪7も連結板15
に取り付けられたバネ22によって中空針の入口2aの
方向に付勢されている。
【0013】23は、ストッパー8の後方に位置するよ
うに前記基板20に設けられた細長いガイド孔であり、
このガイド孔23に前述したプッシュロッド3を取り付
けたシャフト受24がスライド自在に取り付けられてい
る。図4に示すように、この基板20の裏側に取り付け
られた軸25と前記シャフト受24との間には引っ張り
ばね26が架橋され、通常、プッシュロッド3をガイド
孔23の後端部に位置させるようになっている。
【0014】さらに、図3に示すように、ガイド溝23
の上側には、前後方向に所定の間隔を維持して2つの突
起27,28を有するL字状のスライド板29がスライ
ド自在に並設されている。そして、横手方向、即ち、本
体1の上方に向かって突出させた突出部30に当該突出
部30に沿った長孔31が設けられている。この長孔3
1内には、前述した連結板15の裏面に設けられた突起
(図示せず)が嵌合されている。前述した連結板15
は、『く』の字状に形成されており、その屈曲部に設け
た軸32を支点にして基板20に回動自在に取り付けら
れている。
【0015】図2に示すように、上記本体1には、本体
1に軸支されたレバー33の回転運動をシャフト受24
の直線運動に変換する運動変換手段35が設けられてい
る。この運動変換手段35は、4つのリンク36,3
7,38,39で構成されている。図2及び図4に示す
ように、36は、『く』の字状に形成された第1リンク
であり、その屈曲部36aがレバー33に枢支されてい
る。さらに、前述したシャフト受24に取り付けられた
リブ34には、第2リンク37の一端が枢支されてい
る。この第2リンク37の中央部には、第3リンク38
の一端が枢支されている。第3リンク38の他端部は、
通常、第2リンク37と第3リンク38とがy字状を呈
するように基板20に枢支されている。第2リンク38
の他端と第1リンク26の一端部は第4リンク39によ
って連結されている。また、第1リンク36の他端部は
基板20に軸支されている。
【0016】次いで、上記構造の係止片取付装置の作用
を説明する。通常の状態では、図5に示すように、プッ
シュロッド3を備えたシャフト受24は、ガイド孔23
の後端部に位置し、スライド板29を介して連結板15
の上端を本体1の後方に引きつけている。次に、レバー
33を引くことによりプッシュロッド3を備えたシャフ
ト受24が中空針2の方向に前進すると、中空針2の入
口2aに位置している係止片の横棒がプッシュロッド3
によって中空針2内を通って押し出される。
【0017】このプッシュロッド3を備えたシャフト受
24は、その前進中にスライド板29の前部に設けた突
起27をバネ40のばね力に抗して前方に押すので、連
結板15は、図6に示すように、軸32を支点にして反
時計方向に回動する。その結果、送り爪7の爪10は、
矢印aで示すように、案内溝4の係止片群挿入口側に移
行する。
【0018】しかる後に、レバー33を握っている力を
緩めると、バネ26の収縮力によってプッシュロッド3
を備えたシャフト受24がガイド孔23の前端部の位置
(図6参照)から初期位置(図5参照)に復帰する。プ
ッシュロッド3を備えたシャフト受24が初期位置に復
帰する過程において、シャフト受24がスライド板29
の後部に取り付けた突起28に接触すると共に、バネ4
0のばね力によってスライド板29が本体1の後方にス
ライドする。その結果、連結板15が時計方向に回動す
ると共に連結板15に軸支された送り爪7も時計方向に
回動する。その際、送り爪7の爪10が連結片と連結棒
との間に介在する連結部に引っ掛かり連結片群100を
案内溝4に沿って時計回りに移動させる。
【0019】前述したように、案内溝4は、ほぼC字状
又は⊂形状を呈し、その経路が長大になるからロングサ
イズの係止片群100を装填してもその殆どの部分が案
内溝4内に収容され、作業中における係止片群100の
揺動を防止できる。同様に、係止片を切り落とした後の
連結部105を有する連結棒106も長大な長さを有す
る案内溝4の出側経路4b内に収容されるから、係止片
を切り離した後の連結部105によって商品を引っ掛け
るなどのトラブルの発生を防止することかできる。
【0020】
【考案の効果】 上記のように、本考案は、係止片取付
装置の案内溝を本体の側面に開口しかつ中空針の入口
と本体の後部に設けた係止片群挿入口とを連通する入側
経路、および本体の内部にあって中空針の入口と本体の
後部に設けた連結棒排出口とを連通する出側経路から形
成するので、係止片群が、本体の後部の係止片群挿入口
から中空針の入口に至る長い入側経路によってガイドさ
れ、係止片群の揺動を未然に防止できると共に、係止片
を袖口の内側などの狭隘な箇所に容易に取り付けること
ができるようになった。一方、係止片を切り離した後の
連結棒は、本体の後方に排出されるので、係止片を切り
離した後の連結部の切り口で商品を損傷させることがな
くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる係止片取付装置の側面図であ
る。
【図2】本考案にかかる係止片取付装置の内部構造を示
す側面図である。
【図3】本考案にかかる係止片取付装置の要部拡大側面
図である。
【図4】本考案にかかる係止片取付装置の基板の裏側を
示す側面図である。
【図5】本考案にかかる係止片取付装置の作動説明図で
ある。
【図6】本考案にかかる係止片取付装置の作動説明図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 2 中空針 2a 中空針入口 3 プッシュロッド 4 案内溝 5 挿入口 6 出口 7 係止片送り爪 8 ストッパー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体先端部に取り付けられた中空針
    と、該中空針内に出入りするプッシュロッドと、前記中
    空針の入口に配設させた案内溝と、該案内溝に面して前
    記中空針の入口側に配設させた係止片送り爪と、該送り
    爪の真横に横設させたストッパーを有する係止片取付装
    置において、前記案内溝を、本体の側面に開口しかつ中
    空針の入口と本体の後部に設けた係止片群挿入口とを連
    通する入側経路、および本体の内部にあって中空針の入
    口と本体の後部に設けた連結棒排出口とを連通する出側
    経路から形成して成る係止片取付装置。
JP1991103933U 1991-12-17 1991-12-17 係止片取付装置 Expired - Lifetime JP2566603Y2 (ja)

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JPH0551715U JPH0551715U (ja) 1993-07-09
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US6564984B1 (en) * 2000-04-27 2003-05-20 M.I.T. International Co., Ltd. Loop pin connecting device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4331276A (en) * 1979-09-07 1982-05-25 Dennison Manufacturing Company Dispensing of attachment members
JP2775281B2 (ja) * 1989-03-10 1998-07-16 株式会社日本バノック 係止片取付機の自動係止片群補給装置

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JPH0551715U (ja) 1993-07-09

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