JPH1095153A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH1095153A
JPH1095153A JP8272946A JP27294696A JPH1095153A JP H1095153 A JPH1095153 A JP H1095153A JP 8272946 A JP8272946 A JP 8272946A JP 27294696 A JP27294696 A JP 27294696A JP H1095153 A JPH1095153 A JP H1095153A
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JP
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image forming
forming apparatus
data
mode
program mode
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JP8272946A
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Inventor
Takahiro Yamazaki
高広 山崎
Hiroshi Soga
浩史 曽我
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UPモード、SPモードの設定、変更を容易
に行うことができる画像形成システムを提供する。 【解決手段】 操作表示部100とADF200とスキ
ャナ/IPU300とプリンタ制御部400とソータ部
500とメイン制御部600とバンク部700と外部機
器I/F部800とを備える画像形成装置がケーブル1
0,20,30,40により接続されており、マスタ画
像形成装置のメイン制御部600は、全ての画像形成装
置のUPモード、SPモードの各項目の変更を同時に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成に必要な
画像データを記憶する画像メモリと受信したコマンドデ
ータを記憶するコマンドデータメモリを備えた複数の画
像形成装置が、双方向の画像転送用通信手段と、該画像
形成装置の制御、及び状態を示す双方向のコマンドデー
タ通信手段とによって接続されている画像形成システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数台の複写機を通信回線によってオン
ライン接続するようにした画像形成システムが知られて
いる。例えば、特開平8−174969号公報には、
A,B,C,Dの4台のステーションがタンデムシステ
ムとして接続され、画像信号と制御信号を相互に伝送
し、自己が発生する画像信号以外にも、他のステーショ
ンが発生する画像信号をページメモリ内に記憶させ、ス
テーションの環境設定に従ってステーションを選択し
て、画像データの転送を行う技術が開示されている。
【0003】また、特開平8−174970号公報に
は、ステーションA,B,C,Dからなるタンデムシス
テム中のあるステーションは、自分自身のステータス転
送コマンドを一定時間置きに発行し、その中にローカル
にコピーを行っているステーションがある場合、その旨
が他のステーションに可視表示される技術が開示されて
いる。
【0004】また、特開平8−181802号公報に
は、複数の複写機をステーションA〜Dまで接続し、大
量の印刷を行う場合、マスタ装置であるステーションA
は、ステーションB〜Dに適当な印刷枚数と画像データ
を送信すると共に、各装置の状態を要求し、それを受信
した各装置は、ステーションAに対して、紙詰まりや紙
切れといった装置のステータス情報を送り返すと共に、
ステーションAは、それを受信すると、それを表示する
設定が成されているかを調べて、成されていなければ各
装置からのステータスを装置毎に表示する技術が開示さ
れている。
【0005】さらに、特開平8−186670号公報に
は、通信回線を介して一つの画像データを複数の画像形
成装置へ送信し、複写効率を向上させる技術が提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置には、ユ
ーザーが設定するユーザープログラムモード(以下、U
Pモードと呼ぶ)と、サービスマンが設定するサービス
マンプログラムモード(以下、SPモードと呼ぶ)があ
る。従来の画像形成システムにおいては、画像形成シス
テムを構成する各画像形成装置のUPモード、SPモー
ドを設定、変更する際は、ユーザー、サービスマンが各
画像形成装置まで行って操作しなければならず、手間が
掛かるという問題がある。特に、画像形成装置の数が多
くなればなるほど、モード設定、変更作業が煩雑なもの
となる。
【0007】そこで、本発明は、UPモード、SPモー
ドの設定、変更を容易に行うことができる画像形成シス
テムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画像形成に必要な画像デー
タを記憶する画像メモリと受信したコマンドデータを記
憶するコマンドデータメモリを備えた複数の画像形成装
置が、双方向の画像転送用通信手段と、該画像形成装置
の制御、及び状態を示す双方向のコマンドデータ通信手
段とによって接続されている画像形成システムにおい
て、マスタ画像形成装置は、各スレーブ画像形成装置の
ユーザープログラムモード、及びサービスマンプログラ
ムモードの各項目の変更を行う制御手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0009】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、マスタ画像形成装置は、自身のユーザ
ープログラムモード、及びサービスマンプログラムモー
ドを含め、画像形成システムを構成する全ての画像形成
装置の上記各モードの変更を同時に行うことを特徴とす
るものである。
【0010】また請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2記載の発明において、各画像形成装置が動作
中の場合、マスタ画像形成装置による各画像形成装置の
ユーザープログラムモード、及びサービスマンプログラ
ムモードの各項目の変更を禁止することを特徴とするも
のである。
【0011】また請求項4記載の発明は、請求項1また
は請求項2記載の発明において、マスタ画像形成装置に
よりユーザープログラムモードまたはサービスマンプロ
グラムモードの各項目が変更中の場合は、各画像形成装
置の複写動作を禁止することを特徴とするものである。
【0012】また請求項5記載の発明は、請求項3記載
の発明において、マスタ画像形成装置は、動作中の画像
形成装置へユーザープログラムモードまたはサービスマ
ンプログラムモード変更データを通知し、動作中の画像
形成装置は、コマンドデータメモリへ受信コードを格納
し、動作終了後にユーザープログラムモードまたはサー
ビスマンプログラムモードの内容を変更することを特徴
とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って詳細に説明する。図1はデジタル画像形成
装置のブロック構成図、図2はその外部機器インターフ
ェイス部(以下、外部機器I/F部)のブロック構成図
である。本発明のデジタル画像形成装置の概略構成を図
1を用いて説明する。操作表示部100は、画像形成動
作開始を指示するプリントスタートキー、複写枚数や該
デジタル画像形成装置のIDを入力するときに使用する
テンキー、該デジタル画像形成装置が備える機能を設定
する装置機能設定キー、画像形成システムにかかわる機
能を設定するシステム機能設定キー、設定された機能、
データなどを表示する液晶タッチパネルなどを備えてい
る。
【0014】ADF200は、セットされた原稿を所定
のタイミングでコンタクトガラスに原稿を給送し、所定
のタイミングで該原稿を排紙する。スキャナ/IPU3
00は、コンタクトガラスにセットされた原稿にランプ
からの光を照射し、この反射光を、ミラー群、フィル
タ、レンズを介してCCDに結像し、光電変換された信
号を、増幅、A/D変換し、デジタル画像データを得
る。該デジタル画像データは、所定のシェーディング補
正、ガンマ補正などの処理が施される。
【0015】また、操作表示部100より、変倍処理、
加工処理などの指定があれば、これらの処理も行い、所
定のタイミングで有効画像領域の上記デジタル画像デー
タをメイン制御部600に送る。プリンタ制御部400
は、メイン制御部600から送られてくるデジタル画像
データを、プリンタ固有の特性に合わせるためのガンマ
変換などを行い、LDの光書き込みによって、これに基
づく静電潜像を帯電された感光体上に形成する。そし
て、この潜像をトナーにより顕像化し、紙などの転写材
に転写し、定着器により溶融定着し、該デジタル画像形
成装置外に上記転写材を排出する。
【0016】ソータ部500は、上記排出されてくる転
写材を、操作表示部100より設定されたモードに応じ
て仕分けし、排出する。メイン制御部600は、操作表
示部100から設定された機能に従って、ADF20
0、スキャナ/IPU300、プリンタ制御部400、
ソータ部500、外部機器I/F部800にコマンドを
送ったり、スキャナ/IPU300から送られてくるデ
ジタル画像データを、スイッチ601を切り替えること
により、プリンタ制御部400、外部機器I/F部80
0に送ったり、外部機器I/F部800から送られてく
るデジタル画像データを、プリンタ制御部400に送
る。
【0017】また、操作表示部100や外部機器I/F
部800から送られてくるプリントスタート信号、プリ
ンタ制御部400から送られてくるポリゴンモータ同期
信号などにより、ADF200に原稿の給紙タイミング
を送信したり、スキャナ/IPU300にスキャナスタ
ート信号を送信したり、プリンタ制御部400の様々な
モータ、クラッチあるいはLDなどの負荷を駆動し、バ
ンク部700より転写材を給送し、転写材にトナー像を
定着し、ソータ部500に排紙する等のデジタル画像形
成装置全体の制御を行う。
【0018】また、不揮発RAMを持ち、UPモードデ
ータ、及びSPモードデータの読み込み及び書き込みを
行い、また機種固有ID等も格納される。バンク部70
0は、各種の転写材(各種サイズの転写材、普通紙、特
殊紙等)をそれぞれ専用のカセット、トレイに収容して
おくユニットである。操作表示部100から所定の転写
材が指定されると、その転写材がセットされたカセット
あるいはトレイから1枚ずつ給紙されるようになってい
る。
【0019】外部機器I/F部800は、以下の図2に
おいて詳細に説明するが、他の画像形成装置とデータの
授受を行う際のインターフェイス部である。これら操作
表示部100、プリンタ制御部400、メイン制御部6
00、外部機器I/F部800により、プリンタ部10
00を構成する。
【0020】次に、図2に示す外部機器I/F部800
の概略構成を説明する。外部機器I/F部800は、外
部機器I/F部800全体の制御を行うプログラムなど
が記憶されているROM802と、これに基づいて動作
するCPU801と、画像データなどを記憶するRAM
803と、ID、システム構成等メインスイッチがオフ
されても記憶保持しておくNVRAM804と、メイン
制御部600とコマンドデータ、画像データの送受信を
行うコマンドデータI/F805と、画像データI/F
806と、外部接続機器とコマンドデータ、画像データ
の送受信を行う外部コマンドデータI/F807と、外
部画像データI/F808とからなる。
【0021】また、外部機器I/F部800は、メイン
制御部600より送られてくるコマンドデータ、デジタ
ル画像データを、RAM803に一時記憶し、これを所
定の転送速度で、画像形成システムを構成する他のデジ
タル画像形成装置に外部コマンドデータI/F807、
外部画像データI/F808を介して送信したり、他の
デジタル画像形成装置から送られてくるコマンドデー
タ、デジタル画像データを、外部コマンドデータI/F
807、外部画像データI/F808を介してRAM8
03に一時記憶させ、所定のタイミングで、コマンドデ
ータI/F805、画像データI/F806を介してメ
イン制御部600に送る。
【0022】図3は画像形成システムの構成例を示す模
式図である。本画像形成システムは、画像形成装置A,
B,C,Dを、ケーブル10,20,30,40により
外部機器I/F部800を介してリング型に接続して構
成されている。
【0023】図4は不揮発RAMのデータ格納マップを
示す説明図である。メイン制御部600の不揮発RAM
602は、UPモードデータ領域602aと、SPモー
ドデータ領域602bと、各画像形成装置A〜D固有の
ID領域602cを有する。ちなみに画像形成装置Aの
IDは01、BのIDは02、CのIDは03、DのI
Dは04である。
【0024】図5は操作表示部の表示画面の第1の例を
示す説明図である。操作表示部100は、液晶タッチパ
ネル101を備えており、この図ではUPモードデータ
の同時変更ボタン102が示されている。この同時変更
ボタン102は、ユーザーがUPモードへ移行したとき
に表示される。同様にサービスマンがSPモードへ移行
したときにはSPモード内においてSPモードデータ同
時変更ボタンが表示される。
【0025】図9ないし図12は第1の処理例を示すフ
ローチャートである。同時変更ボタンが押下されると、
マスタ画像形成装置は、システム構成、各スレーブ画像
形成装置状態を把握するために、システムを構成する全
ての画像形成装置に対し、画像形成装置固有ID送信要
求信号及び画像形成装置状態要求信号を発信する(S1
01)。
【0026】図6はデータの送受信に利用されるコマン
ドフォーマットの一例を示す説明図である。第1フィー
ルドは、データ送信先を示すフィールドであり、通常は
データ送信先となる画像形成装置固有IDが格納されて
いる。またワイルドカード使用が許可されており、ワイ
ルドカード時は全ての画像形成装置へのデータ送信とな
る。第2フィールドは、送信元画像形成装置固有IDで
あり、マスタ画像形成装置の不揮発RAM602の固有
ID領域に格納されているデータが格納される。第3フ
ィールドは、コマンド格納領域であり、受信したスレー
ブ画像形成装置は、このコマンドフィールドの内容を解
析し、各処理を実行する。第4フィールド以降はデータ
群であり、送信コマンドに依存する。
【0027】図13は第2の処理例を示すフローチャー
トである。具体的には、各信号(固有ID・状態)を受
信したスレーブ画像形成装置側の動作処理を示す。スレ
ーブ画像形成装置側は、マスタ画像形成装置より制御コ
マンドを受信すると(S201)、コマンドフォーマッ
トの第1フィールド部(送信先アドレス)と自局の固有
IDとを比較し(S202)、送信先アドレスと一致し
た場合はS203へ移行する。また自局の固有IDと一
致しない場合はS204へ移行し、送信先アドレスがワ
イルドカードであるか否かをチェックし、ワイルドカー
ドでなければ受信データを他のスレーブ画像形成装置へ
転送する。
【0028】ワイルドカードである場合はS208へ移
行し、コマンドフォーマットの第2フィールドの送信元
アドレスを参照し、受信したスレーブ画像形成装置が持
つ固有IDと比較し、固有IDと送信元アドレスが同じ
であれば、受信データの転送をそこで止める(システム
を1周した)。
【0029】また、固有IDと送信元アドレスが違うな
らば、S205へ移行し、受信データをコマンドデータ
メモリにコピーする。S206では受信データを他のス
レーブ画像形成装置へ転送し、S203へ移行する。S
203ではコマンドフォーマットの第3フィールドのコ
マンドを解析し、解析終了後、S207へ移行し、S2
07ではコマンドフォーマットの第2フィールドを参照
し、送信元アドレスが示すマスタ画像形成装置へ応答処
理を行い、コマンド受信時の処理を終了する。
【0030】再び第1の処理例のフローチャートに戻
り、接続画像形成装置状態要求信号を送信したマスタ画
像形成装置は、タイマを起動し、ある一定時間でタイム
アウトとし、S102で時間内に応答受信した画像形成
装置のみをシステム構成画像形成装置として認識し、S
103へ移行する。
【0031】また、受信した各スレーブ画像形成装置I
Dは、マスタ画像形成装置にてメモリバッファに格納し
ておく。S103では、受信した応答データよりシステ
ムを構成する各スレーブ画像形成装置の固有ID、及び
ジョブ実行状態を操作表示部100上に表示する。
【0032】図7は操作表示部の表示画面の第2の例を
示す説明図である。この液晶タッチパネル101は、各
スレーブ画像形成装置固有ID及び、ジョブ実行状態を
表示している。符号103は全てのスレーブ画像形成装
置のUPモードデータ変更ボタンであり、符号104は
スレーブ画像形成装置別UPモードデータ変更ボタンで
ある。
【0033】ユーザーはこのどちらかのボタンを押下す
ることにより、UPモードデータの同時変更を行う(S
104)。全てスレーブ画像形成装置のUPモードデー
タを同時変更する場合は、S105へ移行する。S10
5では、先に受信した各スレーブ画像形成装置のジョブ
実行状態より1つでもジョブ実行中のスレーブ画像形成
装置があるならば、S103へ移行し、再度各スレーブ
画像形成装置ジョブ実行状態表示を行う。
【0034】ジョブ実行中の画像形成装置がシステム内
に存在しないなら、S106へ移行し、マスタ画像形成
装置は、コマンドフォーマットに従い全てのスレーブ画
像形成装置にジョブ実行禁止コマンドを発行する。コマ
ンドを受信した各スレーブ画像形成装置は、UPモード
データの変更のために、その装置の全てのジョブを禁止
し、マスタ画像形成装置へ受信応答を送信する。
【0035】マスタ画像形成装置は、全ての画像形成装
置より受信応答を受信した後、変更UPモードデータの
表示を行う(S108)。全ての画像形成装置から受信
応答が一定時間に受信できない場合は、S103へ移行
し、全スレーブ画像形成装置状態の表示を再度行う。各
スレーブ画像形成装置毎にUPモードデータの変更を行
う場合は、ボタン104の押下によりS109へ移行す
る。S109では、変更を施すスレーブ画像形成装置を
選択するためのスレーブ画像形成装置選択画面の表示を
行う。
【0036】図8は操作表示部の表示画面の第3の例を
示す説明図である。この図の液晶タッチパネル101
は、スレーブ画像形成装置選択画面の一例を示してい
る。S110で変更を施すスレーブ画像形成装置固有I
Dを操作表示部100より受信し、S111で受信した
スレーブ画像形成装置固有IDが示す画像形成装置のジ
ョブ実行状態を判断する。ジョブ実行中である場合は、
S112へ移行し、ユーザーに、選択したスレーブ画像
形成装置がジョブ実行中であり変更不可能である旨を通
知し、S109へ移行する。
【0037】選択スレーブ画像形成装置がジョブ実行中
でないならば、S113へ移行し、選択画像形成装置へ
ジョブ実行禁止コマンドを発行する。ジョブ実行禁止コ
マンドを受信したスレーブ画像形成装置は、全てのジョ
ブ実行を禁止し、マスタ画像形成装置へ受信応答を送信
する。
【0038】マスタ画像形成装置は、ある一定時間内に
受信応答が受信できなければS103へ移行し、再度画
像形成装置状態表示を行う。データ変更スレーブ画像形
成装置の選択が終了したなら、S108へ移行し、UP
モードデータの表示を行う。さらに他のスレーブ画像形
成装置を選択する場合は、S109へ移行し、前記処理
を繰り返す。
【0039】図14は第3の処理例を示すフローチャー
トである。このフローチャートを基にUPモードデータ
変更手順の一例を示す。第1の処理例のフローチャート
のS108で表示されたUPモードにおいて、ユーザは
通常と同じように、UPモードデータの変更を行う。変
更を行うと、S301で操作表示部100よりモードデ
ータ変更が実施されたと判断し、S302へ移行する。
S302では各スレーブ画像形成装置へ変更データを送
信するためのデータフォーマットを作成し、S303で
各スレーブ画像形成装置に作成されたデータ変更フォー
マットを送信する。
【0040】スレーブ画像形成装置側では第2の処理例
のフローチャートで示すように、データ変更フォーマッ
トの転送先アドレスが自局宛であるなら、送信データを
取り込み、第3フィールドに格納されている項目コード
より変更項目を認識し、データ長及びデータ群フィール
ドより、自不揮発RAMへデータの格納を行う。また、
データ格納終了後、スレーブ画像形成装置は、マスタ画
像形成装置へデータ変更終了コマンドを発行する。
【0041】マスタ画像形成装置は、送信した全ての変
更データが受信されたことを認識した場合、この処理を
抜ける。また、受信応答がないスレーブ画像形成装置に
関しては、S305で示すように、変更不可通知をユー
ザーに通知する。このように全てのスレーブ画像形成装
置及び任意のスレーブ画像形成装置のUPモードデータ
の同時変更を可能とする。
【0042】このUPモードデータの同時変更モードが
終了したとき、マスタ画像形成装置は、変更が施された
スレーブ画像形成装置に対して、データ変更終了信号を
送信する。スレーブ画像形成装置は、データ変更終了信
号受信で全ての動作を可能とし、マスタ画像形成装置に
受信応答を送信する。同様に、SPモードデータの同時
変更も同じように行える。
【0043】次に、動作中の画像形成装置に、UPモー
ドまたはSPモード変更データを通知し、動作終了後に
UPモードまたはSPモードの内容を変更する制御内容
について前述した図9ないし図12及び図15に基づい
て説明する。
【0044】図15は第4の処理例を示すフローチャー
トである。前述の同時変更手順と同様に、S101,S
102,S103,S104を処理する。S105また
はS111でのスレーブ画像形成装置の動作状態を無視
し、S106またはS113へ移行し、前記同様に、U
Pモードデータ変更処理を行う。S401で変更データ
を受信したスレーブ画像形成装置側は、S402により
転送先アドレスが自局宛か否かの判断を行う。自局宛の
場合、S403へ移行し、画像形成装置がジョブ実行中
かを判断し、ジョブ実行中であるなら受信変更データを
コマンドデータメモリへ格納し、受信処理を抜ける。
【0045】また、ジョブ実行中でないなら前記同様
に、受信コマンドを解析し、変更データの変更処理を行
い、受信応答をマスタ画像形成装置へ送信する。次に、
転送先アドレスが自局宛アドレスでない場合は、S40
4へ移行し、ワイルドカードであるか否かの判断処理を
行い、ワイルドカードである場合は、S405で受信変
更データをコマンドデータメモリへ格納し、受信変更デ
ータを他のスレーブ画像形成装置へ転送する(S40
6)。転送後、S407にてスレーブ画像形成装置はジ
ョブ状態の判断を行い、ジョブ実行中であるなら、変更
データ受信処理を終了する。ジョブ実行中でないなら、
S410でコマンド解析を行い、S411で受信応答処
理を実行する。
【0046】なお、S403でジョブ実行中の場合は、
S409で受信データコピーを行い、S411に移行す
る。また、S404でワイルドカードでないときは、S
408でデータ転送を行い、S411に移行する。
【0047】図16は第5の処理例を示すフローチャー
トである。このフローチャートは、スレーブ画像形成装
置のジョブ終了後の動作を示すものである。ジョブ終了
後、マスタ画像形成装置の外部I/F部800はS50
1にてコマンドデータメモリのチェックを行い、ジョブ
実行中の受信データを確認する。受信データがなければ
処理を抜ける。受信データがある場合は、S502,S
503,S504へと移行し、受信した変更データでU
Pモードデータの変更を行う。
【0048】S502では受信データによる変更処理を
行うため、スレーブ画像形成装置の全てのジョブを禁止
する。ジョブ禁止後、S503にてコマンドデータメモ
リに格納されている受信変更データを解析し、UPモー
ドデータの変更を行い、コマンドデータメモリに格納さ
れている全ての受信データに関しての処理が終了した
ら、S504へ移行し、ジョブを許可、UPモードデー
タ変更処理を終了する。同様に、SPモードデータ変更
も行える。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数台の
画像形成装置が接続されることで構成される画像形成シ
ステムで、マスタ画像形成装置となる画像形成装置より
画像形成システムを構成する各スレーブ画像形成装置の
UPモードデータまたはSPモードデータの同時変更が
できるので、各モードデータの同時変更が容易に1台の
マスタ画像形成装置でできるようになり、ユーザーまた
はサービスマンがスレーブ画像形成装置まで行ってデー
タ変更する手間が省ける。従って、モード設定の作業性
に優れた画像形成システムを提供することができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、画像形成システムを構成する全
ての画像形成装置のUPモードデータまたはSPモード
データの変更ができるので、ユーザーまたはサービスマ
ン設定の時間短縮を図ることができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、画像形成装
置が動作中の場合、UPモードデータ及びSPモードデ
ータの変更を禁止することにより、例えば、変更データ
が作像に関するデータなどの場合、複写結果が途中で変
化してしまうといった不具合を回避することができる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、UPモード
データまたはSPモードデータ変更中にジョブ実行を禁
止することにより、データ変更中によるミスコピーをな
くすことができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、請求項3記
載の発明の効果に加え、ジョブ終了後に、UPモードデ
ータまたはSPモードデータの変更を行うことにより、
ユーザーまたはサービスマンのデータ設定・変更時間の
短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル画像形成装置のブロック構成図であ
る。
【図2】その外部機器インターフェイス部のブロック構
成図である。
【図3】画像形成システムの構成例を示す模式図であ
る。
【図4】不揮発RAMのデータ格納マップを示す説明図
である。
【図5】操作表示部の表示画面の第1の例を示す説明図
である。
【図6】データの送受信に利用されるコマンドフォーマ
ットの一例を示す説明図である。
【図7】操作表示部の表示画面の第2の例を示す説明図
である。
【図8】操作表示部の表示画面の第3の例を示す説明図
である。
【図9】第1の処理例を示すフローチャートである。
【図10】第1の処理例を示すフローチャートである。
【図11】第1の処理例を示すフローチャートである。
【図12】第1の処理例を示すフローチャートである。
【図13】第2の処理例を示すフローチャートである。
【図14】第3の処理例を示すフローチャートである。
【図15】第4の処理例を示すフローチャートである。
【図16】第5の処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 100 操作表示部 200 ADF 300 スキャナ/IPU 400 プリンタ制御部 500 ソータ部 600 メイン制御部 700 バンク部 800 外部機器I/F部 801 CPU 802 ROM 803 RAM 804 NVRAM 805 コマンドデータI/F 806 画像データI/F 807 外部コマンドデータI/F 808 外部画像データI/F 1000 プリンタ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成に必要な画像データを記憶する
    画像メモリと受信したコマンドデータを記憶するコマン
    ドデータメモリを備えた複数の画像形成装置が、双方向
    の画像転送用通信手段と、該画像形成装置の制御、及び
    状態を示す双方向のコマンドデータ通信手段とによって
    接続されている画像形成システムにおいて、 マスタ画像形成装置は、各スレーブ画像形成装置のユー
    ザープログラムモード、及びサービスマンプログラムモ
    ードの各項目の変更を行う制御手段を備えたことを特徴
    とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、 マスタ画像形成装置は、自身のユーザープログラムモー
    ド、及びサービスマンプログラムモードを含め、画像形
    成システムを構成する全ての画像形成装置の上記各モー
    ドの変更を同時に行うことを特徴とする画像形成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    システムにおいて、 各画像形成装置が動作中の場合、マスタ画像形成装置に
    よる各画像形成装置のユーザープログラムモード、及び
    サービスマンプログラムモードの各項目の変更を禁止す
    ることを特徴とする画像形成システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    システムにおいて、 マスタ画像形成装置によりユーザープログラムモードま
    たはサービスマンプログラムモードの各項目が変更中の
    場合は、各画像形成装置の複写動作を禁止することを特
    徴とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成システムにおい
    て、 マスタ画像形成装置は、動作中の画像形成装置へユーザ
    ープログラムモードまたはサービスマンプログラムモー
    ド変更データを通知し、動作中の画像形成装置は、コマ
    ンドデータメモリへ受信コードを格納し、動作終了後に
    ユーザープログラムモードまたはサービスマンプログラ
    ムモードの内容を変更することを特徴とする画像形成シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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