JPH1093804A - 実写画・装飾画合成印刷物作成装置 - Google Patents

実写画・装飾画合成印刷物作成装置

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JPH1093804A
JPH1093804A JP8240266A JP24026696A JPH1093804A JP H1093804 A JPH1093804 A JP H1093804A JP 8240266 A JP8240266 A JP 8240266A JP 24026696 A JP24026696 A JP 24026696A JP H1093804 A JPH1093804 A JP H1093804A
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JP
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monitor
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JP8240266A
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Toshio Miyashita
敏夫 宮下
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Original Assignee
SHINKO DEVICE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、人物等の実写画と予め用意した背景
や前景等の装飾画とを合成してシール等に印刷して出力
する実写画・装飾画合成印刷物作成装置に関し、操作性
を改善することを目的とする。 【解決手段】ビデオカメラと、モニタ装置と、装飾画の
候補群を記憶する記憶手段と、該装飾画の候補群をモニ
タ装置の画面上に表示する第1の表示制御手段と、該モ
ニタ装置の画面上に表示された該装飾画の候補群から多
方向操作スイッチを用いて所望の候補を選択する手段
と、該選択された装飾画と該ビデオカメラで撮影したユ
ーザの人物画像とを合成する手段と、該合成手段で合成
された合成画像を該モニタ装置の画面上に表示する第2
の表示制御手段と、該モニタ装置の画面上に表示された
該合成画像のポーズを決定する手段と、該決定された合
成画像を印刷用紙に印刷する画像印刷手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物等の実写画と
予め用意した背景や前景等の装飾画とを合成してシール
等に印刷して出力する実写画・装飾画合成印刷物作成装
置に関するものである。
【0002】従来、かかる合成印刷物作成装置は自動販
売機の形態で人の集まる場所に置かれているが、これら
の装置は入力操作が簡単でなかった。また、かかる合成
印刷物と共に、それを貼る名刺等も同時に作成できれば
便利であるが、従来そのような機能を合わせ持つ装置は
なかった。また名刺印刷を自動販売機の形態で行う場
合、キーボード操作で姓名、住所等を入力するため、キ
ーボードの取扱いに不慣れな一般の人には操作性がよく
なかった。また名刺に用いる漢字の入力も容易ではなか
った。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、操作性のよい実写画・装飾画合成印刷物作成装
置を提供することを目的とする。また、操作性のよい名
刺作成機能を持った実写画・装飾画合成印刷物作成装置
を提供することも目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明においては、ユーザの姿を動画像で実写撮
影するビデオカメラと、ユーザが観察できるように画面
上に画像を表示するモニタ装置と、装飾画の候補群を記
憶する記憶手段と、該装飾画の候補群をモニタ装置の画
面上に表示する第1の表示制御手段と、該第1の表示制
御手段により該モニタ装置の画面上に表示された該装飾
画の候補群から多方向操作スイッチを用いて所望の候補
を選択する手段と、該選択する手段で選択された装飾画
と該ビデオカメラで撮影したユーザの人物画像とを合成
する手段と、該合成手段で合成された合成画像を該モニ
タ装置の画面上に表示する第2の表示制御手段と、該第
2の表示制御手段により該モニタ装置の画面上に表示さ
れた該合成画像のポーズを決定する手段と、該決定する
手段で決定された合成画像を印刷用紙に印刷する画像印
刷手段とを備えた実写画・装飾画合成印刷物作成装置が
提供される。
【0005】上述の実写画・装飾画合成印刷物作成装置
において、仮名文字の姓名に対応する漢字の候補を記憶
する姓名辞書手段と、該モニタ装置の画面上に仮名文字
の一覧表を表示し、多方向操作スイッチを用いて該一覧
表の仮名文字を選択して姓名を入力する姓名入力手段
と、該姓名入力手段で入力された姓名に対応した漢字の
候補群を該姓名辞書手段から検索して該モニタ装置の画
面上に表示する漢字候補表示手段と、該漢字候補表示手
段で表示された漢字候補群から所望の漢字の姓名を該多
方向操作スイッチを用いて選択する漢字選択手段と、上
記選択された姓名を少なくとも含む名刺内容を名刺用紙
に印刷する名刺印刷手段とを備えるように構成できる。
【0006】また、上記実写画・装飾画合成印刷物作成
装置は、住所の都道府県名、市町村区の先頭文字の仮名
文字に対応して都道府県名、市町村区を記憶する住所辞
書手段と、該モニタ装置の画面上に仮名文字の一覧表を
表示し、多方向操作スイッチを用いて該一覧表のうちか
ら住所の先頭文字の仮名文字を選択する先頭文字選択手
段と、該先頭文字入力手段により入力された仮名文字に
対応する都道府県名、市町村区の住所候補群を該住所辞
書手段から検索して該モニタ装置の画面上に表示する住
所候補表示手段と、該住所候補表示手段で表示された住
所候補群から所望の住所名を該多方向操作スイッチを用
いて選択する住所選択手段と、上記選択された住所を少
なくとも含む名刺内容を名刺用紙に印刷する名刺印刷手
段とを備えるようにも構成できる。
【0007】上述の装置では、多方向操作スイッチを用
いて操作を行うので、ユーザに馴染みやすく、操作性が
良い。また姓名辞書や住所辞書を用いて姓名や住所の入
力を行うので、入力操作が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の一実施例としての実
写画・装飾画合成印刷物作成装置を示す図である。図1
において、2はCCDからなるビデオカメラ、4はモニ
タ装置、1は制御装置であり、ビデオカメラ2によりハ
ーフミラー10を通して撮影したユーザの姿の実写画を
制御装置1を経由してモニタ装置4に映し出すことがで
きる。ユーザはモニタ装置4のモニタ画面に映し出され
た自画像をハーフミラー10を通して見ることができる
が、ビデオカメラ2はハーフミラーに遮られて視認する
ことができない。
【0009】3はビデオプリンタ、5は名刺プリンタ、
6はCD−ROMドライバ、7は各種スイッチ、70は
ジョイスティック、8は料金投入機、9はスピーカであ
る。ここで、CD−ROMは後述する装飾画の画像デー
タを複数記憶すると共に、名刺作成用の姓名データベー
スや住所データベース等を記憶するものである。またビ
デオプリンタ3はビデオカメラ2で撮影したユーザの実
写画とユーザが選択した一の装飾画との合成画像をシー
ル上にプリントして出力する装置であり、名刺プリンタ
5はジョイスティック70等を用いて入力した名刺作成
データを名刺用紙にプリントして名刺として出力する装
置である。
【0010】図2にはこの実施例装置のさらに詳細な構
成が示される。図2において、制御回路11は本実施例
装置の全体的制御を行う回路で、CPUを含み構成さ
れ、外部の入出力機器とはインタフェース回路を介して
接続される。この制御回路11の入力側には、多方向操
作スイッチとしてジョイスティク70が接続され、また
システム設定キースイッチ(メンテナンスキースイッ
チ)71、決定ボタンスイッチ(OKスイッチ)72、
取消ボタンスイッチ73がそれぞれ接続され、さらに料
金投入機8として紙幣投入機81と硬貨投入機82が接
続される。また、CD−ROMドライバ6が接続され
る。このCD−ROMドライバ6にセットされるCD−
ROMには人物の実写映像に重ね合わせる装飾画(背景
画、前景画、枠縁画など)の画像データを多数記憶して
いるとともに、名刺作成データとして姓名データベース
(姓名辞書)や会社・所属部署名データベース(会社・
所属部署名辞書)、住所データベース(住所辞書)等を
記憶している。なお、図中に点線で示したように、この
CD−ROMドライバ6に換えてROM−カセット60
を接続するものであってもよい。
【0011】制御回路11の出力側には、ビデオ表示発
生器(Video Display Genarator)12、ビデオプリンタ
3、名刺プリンタ5、モニタ切換回路15等が接続され
ると共に、シール、名刺、入金の各カウンタ20、サウ
ンド発生器16等が接続される。ここで、ビデオ表示発
生器12にはビデオRAM13が接続されており、この
ビデオRAM13には制御回路11がCD−ROMから
読み込んだ装飾画データあるいは名刺作成データが制御
回路11の制御のもとに格納される。ビデオ表示発生器
12はビデオRAM13に記憶された装飾画の画像デー
タを、パーソナルコンピュータ画面表示用の画像信号フ
ォーマットからNTSC方式テレビジョン用信号フォー
マットのビデオ信号に変換して出力する。
【0012】14はスーパーインポーズ回路であり、こ
のスーパーインポーズ回路14にはビデオ表示発生器1
2からの装飾画(キャラクタ)のビデオ信号が入力され
るとともに、ビデオカメラ2で実写した人物画のビデオ
信号が入力され、スーパーインポーズ回路14はこれら
のビデオ信号を重ね合わせた合成画像を作成する。そし
て、制御回路11からの制御信号に従って、ビデオカメ
ラ2からの実写人物画のみのビデオ信号、ビデオ表示発
生器12からの装飾画のみのビデオ信号、それらをスー
パーインポーズした合成画のビデオ信号のうちの一つを
選択してビデオプリンタ3およびモニタ切換回路15に
出力する。
【0013】モニタ切換回路15にはこのスーパーイン
ポーズ回路14から出力されるビデオ信号の他、ビデオ
プリンタ3から出力されるメモリ画像のビデオ信号が入
力され、制御回路11からの制御信号に従ってその一方
を選択してモニタ装置4に出力する。ビデオプリンタ3
のメモリ画像はビデオプリンタ3が印刷出力しようとす
る画像データを記憶したものであり、ビデオプリンタ3
は制御回路11からの制御信号に従ってメモリ記憶指示
のあったタイミングでスーパーインポーズ回路14から
のビデオ信号を内部メモリに記憶し、さらに印刷出力指
示があればそのメモリ画像をシール上にプリントして出
力する。
【0014】以下、この実施例装置の動作を説明する。
図3〜図8は制御回路11のCPUにより実行される処
理手順を示すフローチャートであり、図9〜図16はモ
ニタ装置4に表示される各種画面を示す図である。
【0015】実施例装置の電源をオンにすると、図3の
ゼネラルフロー(メインルーチン)が起動され、初期化
処理が実行される(ステップA)。この初期化処理で
は、装置内の各種回路のデータを初期化するとともに、
CD−ROMの内容を読み込む。この際、CD−ROM
に対してのアクセスが、音声トラックとデータトラック
の両方に対して一度にできないため、データトラック
(特に表示用辞書/表示用画像ファイル)の一部をRA
Mディスクに転送する。
【0016】次いで「メイン処理」を行う(ステップ
B)。この「メイン処理」の内容は図4を用いて後に説
明する。このメイン処理は実施例装置を停止する指示に
より装置の作動が終了するまで繰り返して行う(ステッ
プC)。終了が指示されればこのゼネラルフローを終了
する。
【0017】「メイン処理」では、図4に示すように、
まず「エラー調査」を行い(ステップB1)、エラーが
あるか否かを判定する(ステップB2)。エラー調査の
内容は、ビデオプリンタ3のシール用紙切れ、名刺プリ
ンタ5の名刺用紙切れや用紙詰まり、名刺プリンタ5と
の通信試験などである。エラーが有ればそれをモニタ装
置4の画面上に「エラー表示」として表示する(ステッ
プB3)。
【0018】エラー調査の結果、エラーがなければ、次
に「メンテナンスキー調査」を行う(ステップB4)。
このメンテナンスキー調査はメンテナンスを行うために
メンテナンスキー(システム設定キースイッチ)71が
オンになっているか否かを調べるもので、キーがオンに
なっていれば(ステップB5)、メンテナンス処理を行
う(ステップB6)。メンテナンス処理では、例えば名
刺金額・シール金額、名刺印刷枚数、シールキャンセル
回数等のシステム情報の設定、変更を行う。
【0019】次に音声の再生処理を行う(ステップB
7)。この音声再生処理では、指定された音声トラック
をCD−ROMから再生し、サウンド発生器16、増幅
器17、スピーカ9を介して音声出力する。この音声出
力の内容は本装置の使用法の「案内」などである。
【0020】ユーザが本装置を使用すべく、料金を料金
投入機8に投入すると、コイン等の投入処理が行われる
(ステップB8)。この料金投入にあたっては、ユーザ
はシール作成を行うのか、あるいは名刺作成を行うのか
を指示する。この投入処理では、コイン等の投入金額を
調査し、投入金額がシール作成の場合には規定のシール
金額になったか、名刺作成の場合には規定の名刺金額に
なったかを調べる。前者の場合にはシール金額になった
ら「シール処理」を実行し(ステップB10)、後者の
場合には名刺金額になったら「名刺処理」を実行する
(ステップB11)。そして、これらの処理が終了した
ら、ゼネラルフローにリターンする。
【0021】まず、ステップB10の「シール処理」、
すなわちビデオプリンタ3を用いて実写人物画とユーザ
が選択した装飾画の合成画をシール上にプリントする処
理について図5のフローチャートを参照して説明する。
図5において、「シール処理」が開始されると、まず
「インデックス画面の表示」を行う(ステップB2
0)。これはCD−ROM内に格納されている装飾画の
複数の候補とユーザがその一つを選択することを促す案
内文の画像をモニタ装置4の画面に表示する処理であ
る。
【0022】このインデックス画面の表示では、CD−
ROMから読み出された画像データはビデオRAM13
に格納され、ビデオ表示発生器12でビデオ信号に変換
されてスーパーインポーズ回路14に送られる。制御回
路11からはスーパーインポーズ回路14に対して装飾
画のみを選択する指示およびモニタ切換回路15に対し
てスーパーインポーズ回路14からのスルー画像を選択
する指示がされ、よってスーパーインポーズ回路14か
ら出力された装飾画のみのビデオ信号はモニタ切換回路
15を通ってモニタ装置4に送られて画面表示される。
【0023】図9にはかかる装飾画の候補を示す画面の
一例が示される。図示するように、この例ではフレーム
(枠縁)無しの候補を含めて16の装飾画の候補が1画
面に表示される。これらの装飾画の候補のうちからユー
ザが例えば一つのフレームを選択した場合、最終的に
は、図10に示すように、その選択したフレームの内側
空間にユーザ自身を実写した人物画が合成されてシール
として出力されることになる。このシールは切手大のシ
ールが16枚綴りとなっており、その切手大のシールの
それぞれに合成画像がプリントされ、各切手大のシール
は剥がして例えば名刺等に貼り付けることができる。
【0024】複数の装飾画の候補のうちから一つを選択
するには、ユーザはジョイスティック70を用いてカー
ソルを上下左右に移動させてこれらの候補のうち使用を
希望するものの上に載せ、その後に決定ボタンスイッチ
72を押す。ステップB21のジョイスティック調査で
はこのカーソルの上下左右の移動位置と決定ボタンスイ
ッチ72のオン/オフとを参照し、どのフレーム候補が
選択されたかを判定する(ステップB22)。
【0025】所望のフレームが選択されると、そのフレ
ームの画像データがビデオRAM13に格納され、ビデ
オ表示発生器12でビデオ信号に変換されてスーパーイ
ンポーズ回路14に入力される。一方、ビデオカメラ2
はユーザの実写を開始し、その撮影画像(動画像)がス
ーパーインポーズ回路14に入力される。スーパーイン
ポーズ回路14では、ビデオ表示発生器12からのフレ
ーム画像のフレーム内側にビデオカメラ2からのユーザ
人物実写画をスーパーインポーズにより重ね合わせた合
成画像を作成して出力する。このとき、制御回路11か
らスーパーインポーズ回路14に対しては合成画像の出
力指令が出されており、従って、スーパーインポーズ回
路14からの合成画のビデオ信号はモニタ切換回路15
を通ってモニタ装置4に入力されて画面表示される(ス
テップB23)。なおビデオカメラ2でユーザを実写す
る際には照明を点灯する(ステップB24)。
【0026】このときのモニタ装置4の表示画面はフレ
ームは静止画、人物画はユーザの動きに応じた動画とな
るので、ユーザはモニタ装置4の画面を見ながらポーズ
をとり、自分に気に入ったポーズを決定する。決定は決
定ボタンスイッチ72をオン(ポーズOK)にすること
により行う。シール処理フローはこのポーズOKを待っ
ていて、ポーズOKになると、その決定OKしたポーズ
の人物画を静止画にしてモニタ装置4に画面表示する
(ステップB26)。これは制御回路11からビデオプ
リンタ3に対してメモリ記憶指示を行い、またモニタ切
換回路15に対してビデオプリンタ3側のメモリ画像を
選択するよう指示することで実現される。すなわち、ス
ーパーインポーズ回路14からのポーズOK決定された
合成画像はビデオプリンタ3にメモリ画像として格納さ
れ、モニタ切換回路15はそのメモリ画像を選択してモ
ニタ装置4に送出するので、モニタ装置4では人物が静
止画となった合成画像が画面表示される。
【0027】この静止した合成画像を見てユーザはその
画面構成でよいか否かを判断し(ステップB27)、気
に入らなければ取消ボタンスイッチ73で取消を指示す
る。取り消された場合には上記ポーズをとる処理を再び
繰り返す。この取消処理は指定された回数(シールキャ
ンセル回数)以上のキャンセルを行えないように設定さ
れている。
【0028】ポーズOKとなったら、照明を消灯し(ス
テップS28)、制御回路11はビデオプリンタ3に対
して印刷出力指示を行う。これによりビデオプリンタ3
は決定された合成画像のシールへの印刷を開始する(ス
テップB29)。印刷が終了するまでは、音声を再生し
ながら印刷中であることを示す画像を表示し、印刷終了
まで後どの位かかるかをユーザに知らせる(ステップB
30)。印刷が終了したら(ステップB31)、ビデオ
プリンタ3から印刷済のシールを出力するとともに、
「又来てね」の案内を音声で再生しつつモニタ装置4の
画面上に文字画像でも表示する。
【0029】次に、ユーザにより名刺作成が指示された
場合の「名刺処理」(ステップB11)について説明す
る。図6はこの「名刺処理」の手順を示すフローチャー
トである。図6において、「名刺処理」が開始される
と、「入力情報の選択」処理が行われる(ステップB4
0)。この選択処理は図11に示されるように、ユーザ
が名刺に印刷する項目すなわち入力したい項目を選ぶ処
理である。図11の例では、5種類の入力項目の組合せ
が可能である。すなわち「名前・電話番号」、「名前・
電話番号・コメント」、「名前・住所・電話番号・コメ
ント」、「名前・住所・ビル/マンション名・電話番号
・コメント」、「名前・学校/会社、所属名・住所・ビ
ル/マンション名・電話番号・コメント」の組合せが可
能であり、このうちの一つをジョイスティック70でカ
ーソルを所望の組合せの枠に移動させ、決定ボタンスイ
ッチ72を押すことにより選択する。
【0030】次に入力書体の選択処理を行う(ステップ
B41)。この選択処理はモニタ装置4の画面上に明朝
体、ゴシック体、丸ゴシック体の項目が表示されるか
ら、そのうちの所望する書体をジョイスティック70と
決定ボタンスイッチ72で選択する。
【0031】次に「名刺内容の入力」処理を行う(ステ
ップB42)。この入力処理では超高速インデックスを
使った辞書を参照しながら、名刺内容の入力ができる。
この名刺内容の入力処理の詳細な内容を図7、図8のフ
ローチャートを参照して以下に説明する。ここで、図7
は名字を入力するための手順を示すフローチャート、図
8は住所を入力するための手順を示すフローチャートで
ある。
【0032】まず名字の検索処理について図7を参照し
て説明する。処理手順が名刺内容の入力処理に移行する
と、モニタ装置4の画面上には、図12に示すように、
平仮名の50音等の表が表示される。ユーザはジョイス
ティック70と決定ボタンスイッチ72を用いて自己の
名前を平仮名で順次に選択していく(ステップB5
0)。選択された名前は50音表の上部に表示された
「入力・変換」項目の横の窓内に表示される。なお名字
の入力を間違えるなどしてやり直したい場合には「取
消」項目をジョイスティック70と決定ボタンスイッチ
72で選択する。
【0033】名字の選択が終わったら、ジョイスティッ
ク70でカーソルを「入力・変換」の上に移動させて決
定ボタンスイッチ72を押す。これにより、CD−RO
Mに格納されていた姓名データベースを検索して、入力
した平仮名の名字に対応する複数の漢字の候補を選びだ
し(ステップB51)、これらの漢字候補の一覧表をモ
ニタ装置4の画面上に表示する(ステップB52)。図
13はこれらの漢字候補の表示例を示すものである。こ
られの漢字候補のうちから所望のものをジョイスティッ
ク70と決定ボタンスイッチ72で選択する。漢字候補
をキャンセルする場合にはキャンセルの項目を選択す
る。このようにして入力した漢字の名字は、図14に示
すように、表示画面の上部(「名前を入力して下さい」
の案内の下)にある入力ゾーンに表示される(ステップ
B54)。図7のフローチャートには図示しないが、こ
の名字の入力の次には、「名」の入力を同様して行う。
【0034】このような姓名の入力方法によれば、名刺
入力時に一番難しいと言われている姓名の入力を、姓名
データベースを使うことにより容易に行うことができ
る。姓名データベースには例えば姓名合わせて14万件
の情報を保持することで的中率95%の検索が実現でき
る。また入力操作は画面上の項目をジョイスティック7
0を用いて選択することにより操作性よく行うことがで
きる。
【0035】次に「名刺内容の入力」処理として住所を
入力する処理について図8のフローチャートを参照して
説明する。姓名の入力処理が終了すると、モニタ装置4
の画面上には、図15に示すような住所入力画面が表示
される。この住所入力画面では、平仮名50音表ととも
に「県名の先頭の1文字を選択して下さい」との案内が
表示される。ユーザがこの案内に従って県名の先頭1文
字をジョイスティック70と決定ボタンスイッチ72で
選択すると(ステップB60)、CD−ROMに格納さ
れていた住所データベースから該当する都道府県が検索
され、それらの一覧表が県名の候補としてモニタ装置4
の画面上に表示される(ステップB62)。例えば県名
の先頭1文字として「あ」が選択された場合、図16に
示すように、青森県、秋田県、愛知県が県名候補として
表示される。ユーザはジョイスティック70と決定ボタ
ンスイッチ72を用いてこれらの候補のうちの所望する
ものを選択する。
【0036】県名の入力が終了したら、次には同様な方
法で市町村区を選択する。すなわち、市町村区の最初の
1文字を入力し(ステップB64)、該当する市町村区
を住所データベースから検索し(ステップB65)、そ
の一覧表を画面上に表示し(ステップB66)、そのう
ちから所望のものをジョイスティック70と決定ボタン
スイッチ72で選択する(ステップB67)。図8では
省略するが、大字、小字の入力についても同様の処理を
する。
【0037】住所データベースには大字、小字を含めた
日本国内の全ての住所情報が格納されており、これらは
階層構造をとっている。すなわち、都道府県が選択され
たら、その選択された都道府県に対応して次に市町村区
が検索され、市町村区が選択されたらその選択された市
町村区に対応して大字、小字があればそれらが検索され
る。
【0038】次いで、番地を入力する(ステップB6
8)。これら入力した住所は住所入力処理中、入力ゾー
ンに表示されている(ステップB69)。なお、名刺印
刷の他の項目、例えば電話番号、学校/会社名、所属部
署名、コメント等についても上記同様にして適宜必要な
辞書データベースを用意してジョイスティック70と決
定ボタンスイッチ72を用いて必要データを入力する。
【0039】以上により「名刺内容の入力」処理が終了
すると、図6のフローチャートにおいて、その内容の確
認を行い、決定ボタンスイッチ72を押して内容OKと
なると、制御回路11はその名刺入力項目データを名刺
プリンタ5に転送するとともに、名刺プリンタ5による
名刺印刷の開始を指示する。この名刺プリンタ5による
印刷中は、印刷中の処理として音声で印刷中である旨の
案内を再生しながら印刷中であることを知らせる画像を
画面上に表示する(ステップB44)。名刺印刷が終了
して名刺プリンタ5から印刷済の名刺が出力されると
(ステップB45)、「又来てね」の案内を音声で再生
しつつモニタ装置4の画面上に文字画像でも表示する。
【0040】以上の説明では、ビデオプリンタ3からは
合成画像を印刷したシールを出力するものとしたが、も
ちろん普通の写真を出力するものであってもよい。ま
た、名刺作成のための各種データベース(姓名辞書や住
所辞書等)は平仮名に対応して各候補を記憶している
が、もちろん片仮名、ローマ字等の他の仮名文字に対応
して各候補を記憶しているものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、操作性のよい実写画・装飾画合成印刷物作成装置を
提供することができる。また、名刺作成機能も持った実
写画・装飾画合成印刷物作成装置を提供することもで
き、この名刺作成機能は姓名辞書データベ.スや住所辞
書データベースを用いて姓名や住所の入力を行うもので
あるから、操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての実写画・装飾画合成
印刷物作成装置の全体構成を示す図である。
【図2】実施例装置の詳細の回路構成を示す図である。
【図3】実施例装置で実行されるゼネラルフローを示す
フローチャートである。
【図4】実施例装置で実行されるメイン処理の手順を示
すフローチャートである。
【図5】実施例装置で実行されるシール処理の手順を示
すフローチャートである。
【図6】実施例装置で実行される名刺処理の手順を示す
フローチャートである。
【図7】実施例装置で実行される名刺内容(名字)の入
力処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】実施例装置で実行される名刺内容(住所)の入
力処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】実施例装置におけるフレーム候補の一覧の画面
表示例を示す図である。
【図10】実施例装置から最終的に出力される合成画印
刷シールを示す図である。
【図11】実施例装置における名刺内容の項目選択用の
画面表示例を示す図である。
【図12】実施例装置における名刺内容の名前入力処理
のための画面表示例を示す図である。
【図13】実施例装置における名刺内容の名前入力処理
のための画面表示例を示す図である。
【図14】実施例装置における名刺内容の名前入力処理
のための画面表示例を示す図である。
【図15】実施例装置における名刺内容の住所入力処理
のための画面表示例を示す図である。
【図16】実施例装置における名刺内容の住所入力処理
のための画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 ビデオカメラ 3 ビデオプリンタ 4 モニタ装置 5 名刺プリンタ 6 CD−ROMドライバ 7 各種スイッチ 70 ジョイスティック 8 料金投入機 10 ハーフミラー 11 制御回路 12 ビデオ表示発生器 13 ビデオRAM 14 スーパーインポーズ回路 15 モニタ切換回路 16 サウンド発生器 17 オーディオ・アンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの姿を動画像で実写撮影するビデオ
    カメラと、 ユーザが観察できるように画面上に画像を表示するモニ
    タ装置と、 装飾画の候補群を記憶する記憶手段と、 該装飾画の候補群をモニタ装置の画面上に表示する第1
    の表示制御手段と、 該第1の表示制御手段により該モニタ装置の画面上に表
    示された該装飾画の候補群から多方向操作スイッチを用
    いて所望の候補を選択する手段と、 該選択する手段で選択された装飾画と該ビデオカメラで
    撮影したユーザの人物画像とを合成する手段と、 該合成手段で合成された合成画像を該モニタ装置の画面
    上に表示する第2の表示制御手段と、 該第2の表示制御手段により該モニタ装置の画面上に表
    示された該合成画像のポーズを決定する手段と、 該決定する手段で決定された合成画像を印刷用紙に印刷
    する画像印刷手段とを備えた実写画・装飾画合成印刷物
    作成装置。
JP8240266A 1996-09-11 1996-09-11 実写画・装飾画合成印刷物作成装置 Pending JPH1093804A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105291108A (zh) * 2015-09-13 2016-02-03 常州大学 智能填涂镭刻标图技术
CN105289884A (zh) * 2015-09-13 2016-02-03 常州大学 智能人像素描喷绘机器人
CN105437768A (zh) * 2015-09-13 2016-03-30 常州大学 基于机器视觉的智能艺术喷绘机器人

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