JPH1092532A - コネクタとicカードコネクタ - Google Patents

コネクタとicカードコネクタ

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JPH1092532A
JPH1092532A JP8245018A JP24501896A JPH1092532A JP H1092532 A JPH1092532 A JP H1092532A JP 8245018 A JP8245018 A JP 8245018A JP 24501896 A JP24501896 A JP 24501896A JP H1092532 A JPH1092532 A JP H1092532A
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JP
Japan
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connector
card
insulator
terminal
contact
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Pending
Application number
JP8245018A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Akama
淳一 赤間
Hideo Miyazawa
英夫 宮澤
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Publication date
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Priority to US08/805,744 priority patent/US5997315A/en
Publication of JPH1092532A publication Critical patent/JPH1092532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/22Contacts for co-operating by abutting
    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
    • H01R13/2442Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted with a single cantilevered beam

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタとICカードコネクタに関し、着脱
自在で確実且つ安定した接続の実現を図ることを目的と
する。 【構成】 距離を隔てて対面する電極間を接続するコネ
クタであって、コネクタ端子を固定する孔52a を有する
絶縁体52と、一端が外部接続端子51a に形成され、ほぼ
直角曲げされた後の縁体固着領域51b から先の他端側が
他方の電極に接するコンタクト51d に形成され、該絶縁
体固着領域51b が幅方向両側または片側に上記外部接続
端子側に曲げられて絶縁体に圧入される絶縁体固着部51
c に形成されているコネクタ端子と、を備えて構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードを装着す
るケースの内部で露出する回路基板電極とICカードの
情報入出力電極間を接続するコネクタの構成に係り、特
に確実且つ安定した接続の実現を図った着脱自在なコネ
クタとICカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】技術的背景を説明する図6は、本発明に
係わるコネクタとICカードコネクタのそれぞれに対応
するICカードと該ICカード用のICカード装着ケー
スを説明する図であり、(6−1)はICカードを示
し、(6−2)はICカード装着ケースを示したもので
ある。
【0003】また、図7は従来のICカードコネクタを
ICカード装着ケースと共に説明する図であり、図8は
従来の他のICカードコネクタをICカード装着ケース
と共に説明する図である。
【0004】すなわち図6で、本発明に係わるICカー
ドコネクタに対応するICカード11は(6−1)に示
す如く、矢印A方向を装着方向とするカード筐体111
の片面の挿入方向先端近傍領域に形成された開口窓11
1aに、該ICカード11に対する複数の情報入出力電
極111bが二列のマトリックス状に整列した状態で露
出して形成されているものである。
【0005】一方、該ICカード11に対応するICカ
ード装着ケース12は(6−2)に示す如く、電子装置
本体1に固定されたケース筐体121と該筐体の端部に
設けたヒンジ部122aで該筐体に対して開閉し得るI
Cカード保持部材122とからなるものである。
【0006】そして、平面視サイズが該ICカードが余
裕を持って搭載し得る大きさでその一端辺に垂壁121
aが形成されているこの場合のケース筐体121には、
上記ICカード11を位置決めしたときの該カード11
の上記情報入出力電極露出域と対応する領域に開口孔1
21cが形成され、更に該開口孔121cからは上記情
報入出力電極111bと対応するそれぞれの位置に形成
された接続電極121dが上記電子装置本体1内の回路
に繋がった状態で露出するようになっている。
【0007】また、該カード挿入方向から見た正面視が
該ICカード11をガイドして挿入し得る“ロ”字形を
なすICカード保持部材122は、最奥部に設けた上記
ヒンジ部122aとの係合部121bでケース筐体12
1に対して矢印B方向に開閉し得るようになっている。
【0008】そして、該ICカード保持部材122の上
記ケース筐体開口孔121cと対応する領域には開口窓
122bが形成されている。なお、上記ケース筐体12
1の垂壁121aに設けたフック121eは該ICカー
ド保持部材122に対応するものであり、またケース筐
体121と該ICカード保持部材122とは例えば両者
間に係合させた市販の開閉制御棒121f等によって開
く方向への付勢と開閉角度制御が実現できるようになっ
ている。
【0009】そこで(6−2)に示す如くICカード保
持部材122を開いた状態で、情報入出力電極露出域を
下側とする上記ICカード11を矢印CのようにICカ
ード保持部材122に挿入し、位置決めされた位置で該
保持部材122を押下し上記フック121eで該保持部
材122をロックすることで、該ICカード11をIC
カード装着ケース12に装着することができる。
【0010】なおICカードが装着された状態で上記フ
ック121eを操作すると、ICカード保持部材122
が図示の状態に戻るので該ICカード11を容易に取り
出すことができる。
【0011】しかしこの場合のICカード11とICカ
ード装着ケース12では、カード装着時のICカード情
報入出力電極形成面とICカード装着ケース12内の接
続電極形成面とが開離した状態にある。
【0012】すなわち、上記ICカード11における情
報入出力電極形成面111cと該電極形成面側表面11
1dとの隔たりを「t1 」とし、上記ICカード装着ケ
ース12におけるケース筐体121の厚さ「t2 ′」と
ICカード保持部材122の厚さ「t2′′」との和を
「t2 」とすると、該ICカード保持部材122を閉じ
たときのICカード情報入出力電極形成面と電子装置本
体1内の接続電極形成面との間の隔たりは「t1
2 」で示すことができる。
【0013】従って、ICカード情報入出力電極と該電
子装置本体側の接続電極とを接続するためには、少なく
とも上記「t1 +t2 」で示される間隔が接続し得るI
Cカードコネクタを該各電極形成面間に配設させる必要
がある。
【0014】この場合の該コネクタをICカード装着ケ
ースと共に説明する図7で、(7−1)はICカードコ
ネクタを示し、(7−2)は該コネクタ装着前の上記I
Cカード装着ケースのケース筐体をまた(7−3)は該
コネクタ装着後の該ケース筐体をそれぞれ示している。
【0015】すなわち図の(7−1)でICカードコネ
クタ2は、平面視サイズが(7−2)で示すケース筐体
121の開口窓121cに嵌入し得る大きさで上記「t
1 +t2 」を僅かに越える厚さ「a1 」を有する絶縁性
ゴム材2aからなるものであるが、上記各情報入出力電
極111bひいては各接続電極121dと対応するそれ
ぞれの位置のみに該絶縁性ゴム材2aを厚さ方向で貫通
するように導電性ゴム材2bが配されてなるものであ
る。
【0016】そこで該コネクタ2を、矢印Dの如く(7
−2)で示すケース筐体121の開口窓121cに搭載
することで、該コネクタ2が搭載されたケース筐体12
1を(7−3)で示すように構成することができる。
【0017】従って、図6で説明したようにICカード
11をICカード保持部材122に挿入した後該ICカ
ード保持部材122を閉じることで、上記導電性ゴム材
2bによる短絡で各情報入出力電極111bと電子装置
本体側の各接続電極121dとを接続することができ
る。
【0018】他のICカードコネクタをICカード装着
ケースと共に説明する図8で、(8−1)はICカード
コネクタを示し、(8−2)は(7−2)同様に該コネ
クタ装着前のケース筐体をまた(8−3)は該コネクタ
装着後の該ケース筐体をそれぞれ示している。
【0019】すなわち図の(8−1)でこの場合のIC
カードコネクタ3は、上述した「t 1 +t2 」と等しい
厚さ「a2 」で長手方向に直交する断面が凹形に形成さ
れた絶縁体31と、該絶縁体31の両壁のそれぞれに該
壁を貫通するように上記各情報入出力電極111bひい
ては各接続電極121dと同じピッチで植設された複数
の接触片32とからなるが、この場合の該各接触片32
は一端が山形に形成されたコンタクト32aでオフセッ
ト曲げされた後の他端を該絶縁体31の下面31aと同
一面をなす外部接続端子32bとするものであり、該各
コンタクト32aの頂点は絶縁体31の上面31bより
僅かに突出するように形成されている。
【0020】更に該各接触片32のコンタクト32aは
情報入出力電極111bのそれぞれと対応し、また外部
接続端子32bは接続電極121dのそれぞれと対応す
るようになっている。
【0021】そこで該コネクタ3を、矢印Eの如く(8
−2)で示すケース筐体121の開口窓121cに搭載
した後、各外部接続端子32bと対応する接続電極12
1d間を例えば通常のはんだ接続技術等で接続すること
で、該コネクタ3が実装されたケース筐体123を(8
−3)で示すように構成することができる。
【0022】従って、以下図6で説明したようにICカ
ード11をICカード保持部材122に挿入した後該I
Cカード保持部材122を閉じることで、上記接触片3
2による短絡で各情報入出力電極111bと電子装置本
体側の各接続電極121dとを接続することができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7で説明し
たICカードコネクタ2では本体の形成に絶縁性ゴム材
を使用しているため使用中での変質や変形等によって接
続信頼性が低下し易くなると言う問題があり、また図8
で説明したICカードコネクタ3では該コネクタ3を該
コネクタ領域より広い範囲で実装することから該コネク
タの大きさに制約が生じてコネクタとしての製作や実装
に困難性が増大したりコネクク交換に工数がかかって生
産性向上が期待できなくなると言う問題があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題は、距離を隔て
て対面する電極間を接続するコネクタであって、コネク
タ端子を固定する孔を有する絶縁体と、一端が外部接続
端子に形成され、ほぼ直角曲げされた後の縁体固着領域
から先の他端側が他方の電極に接するコンタクトに形成
され、該絶縁体固着領域が幅方向両側または片側に上記
外部接続端子側に曲げられて絶縁体に圧入される絶縁体
固着部に形成されているコネクタ端子と、を備えている
コネクタによって解決される。
【0025】また、ICカードに形成された情報入出力
電極とICカード装着ケースに形成された接続電極とを
接続するICカードコネクタであって、情報入出力電極
と対応する数のコネクタ端子を有する上記コネクタが、
上記絶縁体は、厚さが上記電極間対面距離より小さい外
形を備え、上記コネクタ端子が、上記絶縁体固着領域を
上記孔に圧入固着した状態で、前記外部接続端子が該絶
縁体下面から突出すると共に前記コンタクトが該絶縁体
上面より突出するように形成されているICカードコネ
クタによって解決される。
【0026】ほぼ“コ”字形に曲げた一端をコンタクト
とし他端を外部接続端子としたコネクタ端子で絶縁体を
抱かせてICカードコネクタを構成すると、コンタクト
側での押圧力が外部接続端子側に伝達されることからコ
ンタクト側及び外部接続端子側双方での接続の確実化が
図れると同時に、該コネクタとしての平面視サイズを電
極形成域まで大きくすることができる。
【0027】そこで本発明では、絶縁体の角形軸部にほ
ぼ“コ”字形のコネクタ端子を所定ピッチに整列固着せ
しめてICカードコネクタを構成するようにしている。
このことは、該コネクタのコンタクト側での押圧力が外
部接続端子側に伝達されることからケース筐体121へ
の実装作業がなくせると共に、該コネクタとしての平面
視サイズが電極形成領域まで大きくできることを示して
いる。
【0028】従って、確実且つ安定した接続が確保でき
る着脱自在なコネクタを実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明になるコネクタの構
成例を説明する図であり、(1−1)は全体を斜視した
外観図であり、(1−2)はコネクタ端子部を一部断面
視してF方向から見た正面図である。
【0030】また図2は本発明になるコネクタのコネク
タ端子を説明する図、図3は本発明になるコネクタの絶
縁体を説明する図、図4は本発明コネクタの装着方法を
説明する図、図5は本発明になるコネクタをICカード
コネクタとしてICカード装着ケースと共に説明する図
である。
【0031】なお図ではいずれも本発明コネクタを図6
で説明したICカード装着ケースに適用させる場合を例
としているので、図6と同じ部材や部位には同一の記号
を付して表わすと共に、重複する説明についてはそれを
省略する。
【0032】図1で本発明になるコネクタ5は、コネク
タ端子51と該各コネクタ端子51を図6で説明した情
報入出力電極111bひいては接続電極121dと同じ
ピッチに整列して固着せしめる絶縁体52とで構成され
ている。
【0033】そしてこの場合のコネクタ端子51を示す
図2で、(2−1)は単体のコネクタ端子を示し、また
(2−2)は該コネクタ端子51の製造方法の一例を示
した図である。
【0034】すなわち図の(2−1)でコネクタ端子5
1は、一端が外部接続端子51aでほぼ直角曲げされた
後の絶縁体固着領域51bを経た他端側が上記外部接続
端子側に曲げられたコンタクト51dに形成されている
ものである。
【0035】そして上記絶縁体固着領域51bは、幅方
向両側に突出させた舌片51b-1,51b-2それぞれの
先端域を上記外部接続端子側に更に直角曲げして絶縁体
固着部51cとしたものであり、該各絶縁体固着部51
cの幅方向両側にはバルジ51c′が突出して形成され
ている。
【0036】そして上記コンタクト51dは、上述した
絶縁体固着領域51bを過ぎた所定位置すなわち上記外
部接続端子51aからの高さ「h1 ′」の位置から先が
上記外部接続端子側に斜めに曲げられてなるものである
が、その先端の該外部接続端子51aからの高さ
「h2 ′」は図8で説明したコネクタ3における絶縁体
下面31aからコンタクト32aの山形頂点までの高さ
「h2 ″」とほぼ等しく、また該先端の絶縁体固着領域
面からの隔たり「w1 ′」は上記コネクタ3における外
部接続端子32bの先端から上記山形頂点までの平面投
影距離「w1 ″」とほぼ一致するように形成されてい
る。
【0037】なお該コネクタ端子51は、例えば通常の
連続プレス成形技術等によって(2−2)に示す如く連
結部材51′に隣接端子間ピッチと等しいピッチ「p」
の櫛刃状に繋げた状態で成形することができるが、外部
接続端子51aと連結部材51′との境界線51″には
切除用の圧痕を設けて容易に切り離すことができるよう
になっている。
【0038】なお、該ピッチ「p」の大きさによっては
上述した舌片51b-1, 51b-2が形成できない場合も
あるので、この場合には該ピッチ「p」を上記隣接端子
間ピッチの整数倍にして対応させることができる。
【0039】一方該コネクタ端子51を固着する絶縁体
を説明する図3で、(3−1)は全体形状を示し(3−
2)は矢印G方向から見た側面図である。すなわちこの
場合の絶縁体52は、図2で説明したコネクタ端子51
における2個の舌片51b-1, 51b-2の先端域に設け
た各絶縁体固着部51cと対応する2箇所に該固着部5
1cの圧入によって該固着部51cが固着し得る大きさ
の貫通孔52aが形成された端子固着部52bと、隣接
する該端子固着部間を隔てる隔壁部52cとが、前述し
た情報入出力電極111bの列方向に隣接電極間ピッチ
と等しいピッチで交互に配置されてなるものである。
【0040】そして、端子固着部52bにおける上記貫
通孔52a形成部を除く領域での長手方向と直交する断
面H1 での高さ「h1 ″」は図2で説明したコネクタ端
子51における「h1 ′」より僅かに小さく、幅
「w2 ′」は図8で説明したコネクタ3の絶縁体幅「w
2 ″」とほぼ対応するようになっている。
【0041】なお隔壁部52bおける長手方向と直交す
る面H2 での高さ「h2 」は図8で説明したコネクタ3
の絶縁体高さ「a2 」とほぼ等しく、また幅「w3 」は
図7で説明したコネクタ2の幅とほぼ対応するように形
成されている。
【0042】なお上記端子固着部52bの下面側には、
コネクタ端子51を絶縁体固着部51cで該絶縁体52
に固着したときの外部接続端子51aを対応する領域に
該外部接続端子51aを位置決めするための溝52dが
該端子厚さより小さい深さで形成されている。
【0043】従って、図2で説明したコネクタ端子51
をその絶縁体固着部51cの上記貫通孔52aへの圧入
で該絶縁体52に固着したときに、コネクタ端子51の
外部接続端子51aを該絶縁体52の下面51fから突
出させた状態で上記溝52dに合致させることができ
る。
【0044】絶縁体へのコネクタ端子固着方法を説明す
る図4で、(4−1)はコネクタ端子の挿入方法を示し
(4−2)はコネクタ端子挿入後の状態を示している。
すなわち図の(4−1)で、図3で説明した絶縁体52
の貫通孔52aと対応する位置に図2で説明したコネク
タ端子51の絶縁体固着部51cを配置した図の状態
で、該コネクタ端子51を矢印J1 ,J2 のように該絶
縁体52に圧入すると、各絶縁体固着部51cに設けた
バルジ51c′によって該コネクタ端子51が該絶縁体
52に固着されて、(4−2)に示す状態とすることが
できる。
【0045】そこで、図2の(2−1)で示したように
連結部材51′に櫛刃状に形成された複数のコネクタ端
子51を一括して上記絶縁体52に固着せしめた後、該
連結部材51′を前述した境界線51″での折損で除去
することで、図1に示すコネクタ5を容易に構成するこ
とができる。
【0046】なお、上述した説明ではコネクタ端子51
に設ける絶縁体固着部51cを絶縁体固着域51bの両
側に突出する舌片の先端域に設けているため図2の(2
−2)におけるピッチpを場合によっては隣接電極間ピ
ッチの整数倍にしているが、上記の絶縁体固着部51c
を絶縁体固着域51bの端辺片側に設ければ上記ピッチ
pを隣接電極間ピッチに合致させることができてコネク
タとしての組立工数が最少にできるメリットがある。
【0047】かかる構成になるコネクタ5では、該絶縁
体52の上面52eから突出する上記コネクタ端子51
のコンタクト51dの先端が図8で説明したコネクタ3
のコンタクト32aの山形頂点と対応すると同時に、該
コンタクト51d側に曲げられている該コネクタ端子5
1の外部接続端子51aの少なくとも外面が該絶縁体5
2の下面52fから突出する。
【0048】更に、該外部接続端子51aは上記コンタ
クト領域の押圧方向に位置する。このことは、コンタク
ト51dの先端が矢印Kのように押下されると、該コネ
クタ5自体ひいては外部接続端子51aの領域が押圧さ
れることを意味する。
【0049】従って、上記コンタクト51dと接する電
極の押下によって該コンタクト51dとそれに接する電
極との間の接続がはかれると同時に、外部接続端子51
aとそれに接する電極との間の接続の確実化も図ること
ができる。
【0050】かかるコネクタ5をICカードコネクタと
してICカード装着ケースと共に説明する図5で、(5
−1)は図1で説明したコネクタを示し、(5−2)は
コネクタ装着前の前記ICカード装着ケースのケース筐
体をまた(5−3)はコネクタ装着後のICカード装着
ケースをICカードと共に示したものである。
【0051】すなわち図の(5−1)で、コネクタ5は
図1で説明したものである。そこで、該コネクタ5を図
7で示す如くケース筐体121の開口窓121cに搭載
すると、この時点で該コネクタ5の図示されない外部接
続端子51aと電子装置本体1側の接続電極121dと
が接触した状態となる。
【0052】従って、図6で説明したようにICカード
11をICカード保持部材122に挿入した後該ICカ
ード保持部材122を閉じることで、該ICカード11
の情報入出力電極111bの上記コンタクト51d先端
への押圧で該情報入出力電極111bと上記接続電極1
21dとの間の確実な接続が実現できるICカードコネ
クタを構成することができる。
【0053】
【発明の効果】上述の如く本発明により、確実且つ安定
した電極間接続の実現を図った着脱自在なコネクタとI
Cカードコネクタを提供することができる。
【0054】なお本発明の説明では本発明になるコネク
タ5をケース筐体121の開口窓領域に搭載した場合を
例としているが、該コネクタ5を図8で説明したコネク
タ3と同様にケース筐体121側にはんだ接続しても同
等の効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコネクタの構成例を説明する図
である。
【図2】 本発明になるコネクタのコネクタ端子を説明
する図である。
【図3】 本発明になるコネクタの絶縁体を説明する図
である。
【図4】 図2のコネクタ端子の絶縁体への装着方法を
示す図である。
【図5】 本発明になるコネクタをICカードコネクタ
としてICカード装着ケースと共に説明する図である。
【図6】 技術的背景を説明する図である。
【図7】 従来のICカードコネクタをICカード装着
ケースと共に説明する図である。
【図8】 従来の他のICカードコネクタをICカード
装着ケースと共に説明する図である。
【符号の説明】
1 電子装置本体 5 ICカードコネクタ 11 ICカード 12 ICカード装着ケース 51 コネクタ端子 51′ 連結部材 51″ 境界線 51a 外部接続端子 51b 絶縁体固着領域 51b-1,51b-2 舌片 51c 絶縁体固着部 51c′ バルジ 51d コンタクト 52 絶縁体 52a 貫通孔(孔) 52b 端子固着部 52c 隔壁部 52d 溝 52e 上面 52f 下面 111b 情報入出力電極 121 ケース筐体 121c 開口窓 121d 接続電極 122 ICカード保持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 距離を隔てて対面する電極間を接続する
    コネクタであって、 コネクタ端子を固定する孔を有する絶縁体と、 一端が外部接続端子に形成され、ほぼ直角曲げされた後
    の縁体固着領域から先の他端側が他方の電極に接するコ
    ンタクトに形成され、該絶縁体固着領域が幅方向両側ま
    たは片側に上記外部接続端子側に曲げられて絶縁体に圧
    入される絶縁体固着部に形成されているコネクタ端子
    と、 を備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 ICカードに形成された情報入出力電極
    とICカード装着ケースに形成された接続電極とを接続
    するICカードコネクタであって、 情報入出力電極と対応する数のコネクタ端子を有する請
    求項1記載のコネクタが、 前記絶縁体は、厚さが上記電極間対面距離より小さい外
    形を備え、 上記コネクタ端子は、前記絶縁体固着領域を上記孔に圧
    入固着した状態で、前記外部接続端子が該絶縁体下面か
    ら突出すると共に前記コンタクトが該絶縁体上面より突
    出するように形成されていることを特徴とするICカー
    ドコネクタ。
  3. 【請求項3】 情報入出力電極を備えたICカードと、
    該ICカードを位置決めする垂壁を備え該垂壁で位置決
    めされた上記ICカードの情報入出力電極と対応する位
    置に接続電極が形成されたICカード装着ケース、とを
    接続するICカードコネクタであって、 情報入出力電極と対応する数のコネクタ端子を有する請
    求項1記載のコネクタのコネクタ端子が、 上記ICカードを上記垂壁で位置決めした状態で、前記
    外部接続端子は上記ICカード装着ケースの接続端子と
    接触し、前記コンタクトが該ICカードの上記情報入出
    力電極と接触するように形成されていることを特徴とす
    るICカードコネクタ。
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