JPH1092317A - 希ガス放電灯の製造方法 - Google Patents

希ガス放電灯の製造方法

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JPH1092317A
JPH1092317A JP24231296A JP24231296A JPH1092317A JP H1092317 A JPH1092317 A JP H1092317A JP 24231296 A JP24231296 A JP 24231296A JP 24231296 A JP24231296 A JP 24231296A JP H1092317 A JPH1092317 A JP H1092317A
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JP
Japan
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main body
cap
opening
lamp
lamp main
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JP24231296A
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English (en)
Inventor
Kiyomichi Yoshida
聖導 吉田
Susumu Takahashi
進 高橋
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に簡単な構成にてランプ主体の開口部と
絶縁性のキャップとを容易に所定の位置関係に設定でき
る希ガス放電灯の製造方法を提供すること。 【解決手段】内面に発光層2を有する直管状の外囲器1
の外周面に一対の外部電極5,6を、少なくとも光放出
される開口部7が形成されるように配置すると共に、外
囲器の外周面に透光性の絶縁部材4を、外部電極が被覆
されるように装着し、かつ外部電極から導出された端子
に外部回路との接続用ハ−ネスを接続してなるランプ主
体DLのハ−ネス接続側の端部に絶縁性のキャップを、
端子とハ−ネスとの接続部分がキャップ内に収容される
ように装着した後に、キャップに対するランプ主体の開
口部位置を、ランプ主体への回転付与手段(22A)と
開口部7の検出手段25との協働作用に基づいて所定の
位置に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は希ガス放電灯の製
造方法に関し、特にガラスバルブの外周面に一対の帯状
の外部電極を配置したランプ主体の端部に絶縁性のキャ
ップを装着するに際し、ランプ主体の開口部とキャップ
とを所定の位置関係に位置決めする希ガス放電灯の製造
方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種希ガス放電灯は、例えば図
20〜図21に示すように、ランプ主体DLの端部に絶
縁性のキャップH,Hを装着して構成されている。即
ち、ランプ主体DLにおいて、Aは例えばガラスバルブ
よりなる直管状の外囲器であって、その内面には希土類
蛍光体,ハロリン酸塩蛍光体などの蛍光体よりなる発光
層Bが形成されているが、後述する外部電極の端部間に
対応する部分には発光層Bを形成しないアパ−チャ部
(光放出部)Baが形成されている。尚、外囲器Aの内
部空間には例えば水銀などの金属蒸気を含まないキセノ
ンガスなどを主成分とする希ガスが所定量封入されてい
る。この外囲器Aの外周面には不透光性の金属部材より
なる帯状の一対の外部電極C,Dが互いに対向するよう
に貼着されており、例えば熱収縮性樹脂よりなる保護チ
ュ−ブEにて被覆されている。この外部電極C,Dの端
部には予め端子F,Fが接続されており、その導出端に
は外部回路との接続用ハ−ネスG,Gが接続されてい
る。一方、このランプ主体DLの端部には絶縁性のキャ
ップH,Hが、アパ−チャ部BaとキャップH,Hの取
付耳Hb,Hbとが所定の位置関係となるように装着さ
れている。そして、キャップH,Hの内部空間Haには
ホットメルトなどの固定部材Jが注入されており、これ
によりランプ主体DLとキャップHとが固定される。
【0003】この希ガス放電灯は、外部電極C,Dに高
周波高電圧(例えば25KHzで2500Vo−p)を
印加することによりキセノンガスの放電が生じ、キセノ
ンガスの励起線によって発光層Bが励起されて発光する
ものであり、光はアパ−チャ部Baから外部電極C,D
の端部Ca,Da間の開口部を経て放出される。特に、
この希ガス放電灯には水銀が用いられていないために、
点灯後における光量の立ち上がりが急峻であり、点灯と
同時に光量がほぼ100%近くにまで達するという特徴
を有している。このために、ファクシミリ,イメ−ジス
キャナ,複写機などのOA機器の原稿読取用の光源とし
て好適するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この希ガス
放電灯は、例えば図22に示すように、原稿照射装置の
原稿読取用の光源として使用される。即ち、この原稿照
射装置は、希ガス放電灯を組み込み、キャップH,Hの
取付耳Hb,Hbを取り付け部材に固定した状態におい
て、ランプ主体DLから放射された光が所定の原稿面P
に投射され、原稿面Pからの反射光が例えばCCDなど
のラインセンサSに入射されるように構成されている。
【0005】従って、希ガス放電灯は、それが原稿照射
装置に取り付けられた状態において、ランプ主体DLか
らの光が所定の原稿面Pに投射されるように、ランプ主
体DLのアパ−チャ部(開口部)BaとキャップH,H
の取付耳Hb,Hbとが所定の位置関係になるように構
成されている。
【0006】これらの位置関係は、ランプ主体DLの端
部にキャップH,Hを装着した状態において、手でラン
プ主体DLを時計方向又は反時計方向に回転させ、ラン
プ主体DLのアパ−チャ部BaがキャップH,Hの取付
耳Hb,Hbに対して所定の位置関係になった時点にて
キャップ内に固定部材Jを注入することにより、ランプ
主体DLとキャップH,Hとを固定することによって設
定されている。
【0007】しかしながら、この位置決め作業はランプ
主体DLを手作業によって適宜に回転させながら目視に
よって位置関係が設定されているために、作業能率が低
いのみならず、キャップH,Hに対するランプ主体DL
のアパ−チャ部Baの位置精度のバラツキが大きくな
る。このために、かかる希ガス放電灯を原稿照射装置に
適用した場合には、原稿面Pの照射位置が微妙にずれ、
読み取り精度が損なわれるという問題がある。
【0008】かといって、原稿照射装置への組み込み状
態において、キャップH,Hの取付耳Hb,HbとOA
機器の取り付け部材との間にスペ−サなどを介在させる
ことによって、希ガス放電灯から原稿面Pへの光の投射
位置を調整することもできるが、調整作業が極めて煩雑
になるという新たな問題が生ずる。
【0009】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成にてランプ主体の開口部と絶縁性のキャップとを
容易に所定の位置関係に設定することのできる希ガス放
電灯の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、内面に発光層を有する直管状
の外囲器の外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部
電極を、少なくとも光放出される開口部が形成されるよ
うに互いに離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に
透光性の絶縁部材を、外部電極が被覆されるように装着
してなるランプ主体の少なくとも一方の端部に絶縁性の
キャップを装着した後に、ランプ主体の開口部位置を、
ランプ主体への回転付与手段と開口部の検出手段との協
働作用に基づいて所定の位置に位置決めすることを特徴
とし、本発明の第2の発明は、内面に発光層を有する直
管状の外囲器の外周面に金属部材よりなる帯状の一対の
外部電極を、少なくとも光放出される開口部が形成され
るように互いに離隔して配置すると共に、外囲器の外周
面に透光性の絶縁部材を、外部電極が被覆されるように
装着してなるランプ主体の少なくとも一方の端部に絶縁
性のキャップを装着した後に、ランプ主体を回転付与手
段によって時計方向又は反時計方向に回転させて外部電
極部分と開口部分からの光反射量を光センサによって検
出することにより開口部を認識し、この認識に基づいて
ランプ主体の開口部とキャップとを所定の位置関係に設
定することを特徴とする。
【0011】又、本発明の第3の発明は、内面に発光層
を有する直管状の外囲器の外周面に金属部材よりなる帯
状の一対の外部電極を、少なくとも光放出される開口部
が形成されるように互いに離隔して配置すると共に、外
囲器の外周面に透光性の絶縁部材を、外部電極が被覆さ
れるように装着し、かつ外部電極から導出された端子に
外部回路との接続用ハ−ネスを接続してなるランプ主体
のハ−ネス接続側の端部に絶縁性のキャップを、端子と
ハ−ネスとの接続部分がキャップ内に収容されるように
装着した後に、ランプ主体の開口部位置を、ランプ主体
への回転付与手段と開口部の検出手段との協働作用に基
づいて所定の位置に位置決めすることを特徴とし、第4
の発明は、前記ランプ主体から導出されたハ−ネスの導
出部分を支持した状態で、ランプ主体の開口部の端部
を、一方の端部,他方の端部の順に検出した後、さらに
ランプ主体を同一方向に若干回転させてから停止し、そ
の後、ランプ主体を、開口部の他方の端部が検出される
まで逆転させることを特徴とし、第5の発明は、前記ラ
ンプ主体の開口部とキャップとを所定の位置関係に設定
してから、キャップ内に固定部材を注入することにより
ランプ主体とキャップとを固定することを特徴とし、第
6の発明は、前記ランプ主体のハ−ネス接続側の端部に
キャップを装着した後に、ランプ主体の開口部位置を、
ランプ主体への回転付与手段と開口部の検出手段との協
働作用に基づいて所定の位置に位置決めし、その後、ラ
ンプ主体の非ハ−ネス接続側の端部にキャップを装着す
ると共に、それぞれのキャップ内に固定部材を注入する
ことによりランプ主体とキャップとを固定することを特
徴とする。
【0012】又、本発明の第7の発明は、内面に発光層
を有する直管状の外囲器の外周面に金属部材よりなる帯
状の一対の外部電極を、少なくとも光放出される開口部
が形成されるように互いに離隔して配置すると共に、外
囲器の外周面に透光性の絶縁部材を、外部電極が被覆さ
れるように装着してなるランプ主体の端部に絶縁性のキ
ャップを装着するに先立って、前記ランプ主体の開口部
位置を、ランプ主体への回転付与手段と開口部の検出手
段との協働作用に基づいて所定の位置に位置決めし、そ
の後、ランプ主体の開口部とキャップとをほぼ所定の位
置関係に維持した状態で、ランプ主体の端部にキャップ
を装着することを特徴とし、第8の発明は、内面に発光
層を有する直管状の外囲器の外周面に金属部材よりなる
帯状の一対の外部電極を、少なくとも光放出される開口
部が形成されるように互いに離隔して配置すると共に、
外囲器の外周面に透光性の絶縁部材を、外部電極が被覆
されるように装着してなるランプ主体の端部に絶縁性の
キャップを装着するに先立って、前記ランプ主体を回転
付与手段によって時計方向又は反時計方向に回転させて
外部電極部分と開口部分からの光反射量を検出手段によ
って検出することにより開口部を認識した後に、ランプ
主体の開口部とキャップとをほぼ所定の位置関係に維持
した状態で、ランプ主体の端部にキャップを装着するこ
とを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第9の発明は、内面に発
光層を有する直管状の外囲器の外周面に金属部材よりな
る帯状の一対の外部電極を、少なくとも光放出される開
口部が形成されるように互いに離隔して配置すると共
に、外囲器の外周面に透光性の絶縁部材を、外部電極が
被覆されるように装着し、かつ外部電極から導出された
端子に外部回路との接続用ハ−ネスを接続してなるラン
プ主体の端部に絶縁性のキャップを装着するに先立っ
て、前記ランプ主体の開口部位置を、ランプ主体への回
転付与手段と開口部の検出手段との協働作用に基づいて
所定の位置に位置決めし、その後、ランプ主体の開口部
とキャップとをほぼ所定の位置関係に維持した状態で、
ランプ主体の端部にキャップを、端子とハ−ネスとの接
続部分がキャップ内に収容されるように装着することを
特徴とし、第10の発明は、前記ランプ主体から導出さ
れたハ−ネスの導出部分を支持した状態で、ランプ主体
を回転させながら、ランプ主体の開口部の端部を、一方
の端部,他方の端部の順に検出した後、さらにランプ主
体を同一方向に若干回転させてから停止し、その後、ラ
ンプ主体を、開口部の他方の端部が検出されるまで逆転
させることを特徴とし、第11の発明は、前記ランプ主
体の端部にキャップを装着した後に、キャップ内に固定
部材を注入することによりランプ主体とキャップとを固
定することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる希ガス放電
灯の実施例について図1〜図10を参照して説明する。
同図において、希ガス放電灯はランプ主体DLのそれぞ
れの端部に絶縁性のキャップ15,15Aを装着・固定
して構成されている。
【0015】まず、ランプ主体DLにおいて、1は例え
ばガラスバルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器
であって、その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍
光体などの蛍光体よりなる発光層2が形成されている
が、後述する第1の開口部(7)に対応する部分には発
光層2を形成しないアパ−チャ部(光放出部)2aが形
成されている。特に、外囲器1の封着構造はガラスバル
ブの端部にディスク状の封着ガラス板1a,1bを封着
して構成されているが、例えば単にガラスバルブを加熱
しながら縮径加工し溶断して構成することもできる。
尚、この外囲器1の密閉空間には水銀などの金属蒸気を
含まない例えばキセノン(Xe),クリプトン(K
r),ネオン(Ne),ヘリウム(He)などの希ガス
が単一又は混合して所定量封入されているが、キセノン
を主成分とする希ガスを例えば20〜110Torrの
圧力で封入することが望ましい。
【0016】この外囲器1の外周面にはシ−ト構体3が
密着するように巻回されている。このシ−ト構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有し、かつ
厚さが20〜100μmの範囲に設定された透光性シ−
ト4と、この透光性シ−ト4の一方の面に互いに所定の
間隔だけ離隔配置して接着された肉厚が10〜100μ
mの範囲に設定された不透光性の金属部材よりなる帯状
の一対の外部電極5,6と、この外部電極5,6の端部
に導電性接着剤52,62を用いて電気的に接続し、か
つ透光性シ−ト4の端縁部分より突出するように配置さ
れた端子51,61と、端子51,61と外部電極5,
6との重ね合わせ部分を覆うように被着された防湿機能
を有する接着剤53,63と、透光性シ−ト4の一方の
面に付与された粘着ないし接着機能を有する接着層9と
から構成されている。特に、透光性シ−ト4としては、
例えばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)樹脂が好
適するが、ポリエステル樹脂なども利用できる。又、接
着層9としてはシリコ−ン系接着剤が好適するが、アク
リル系,エポキシ系接着剤なども使用できる。
【0017】又、外部電極5,6及び端子51,61
は、例えば腐食電位列が離れた位置にある金属部材にて
構成されており、好ましくは外部電極5,6には帯状の
アルミニウム箔が、端子51,61には後述する形状の
銅が適用される。しかしながら、外部電極5,6として
は導電性に優れ、かつ不透光性の金属部材であればアル
ミニウムの他に、ニッケル,銀などの金属部材も利用で
きるし、端子51,61としては導電性に優れ、かつ後
述する外部回路との接続用ハ−ネスと半田付け可能な金
属部材であれば銅の他に、ニッケル,ステンレス,Cu
−Ni合金などの金属部材も利用できる。尚、外部電極
5,6と端子51,61との電気的な接続は導電性接着
剤の他に、例えば超音波溶着,かしめなどの接続方法も
適用し得る。特に、端子51,61は外部電極5,6に
電気的に接続される一方の端部51a,61aの幅が他
方の端部51b,61bの幅より狭く設定されており、
外部電極5,6からの導出部分がほぼL形に形成されて
いる。
【0018】上述のシ−ト構体3は外囲器1の外周面
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との間
に位置するように装着されており、外部電極5の外面側
において、透光性シ−ト4の一方の端部4aに他方の端
部4bを重ね合わせた上で接着されている。特に、シ−
ト構体3の外囲器1への装着状態において、外部電極
5,6の一端5a,6aの間には第1の開口部7が、外
部電極5,6の他端5b,6bの間には第2の開口部8
がそれぞれ形成されており、発光層2からの光は主とし
てアパ−チャ部2aを介して第1の開口部7から放出さ
れる。尚、アパ−チャ部2a,第1の開口部7の開口角
θ1 ,θ2 はθ1 ≧θ2 で、かつ発光層2が第1の開口
部7に位置しないように設定されており、第1,第2の
開口部7,8の開口角θ2 ,θ3 はθ2 >θ3 ないしθ
2 ≦θ3 の関係に設定されている。
【0019】さらに、外囲器1の端面(1a)には絶縁
性(耐圧),難燃性に優れた絶縁部材にて成形加工され
た絶縁キャップ10が装着されている。この絶縁キャッ
プ10は例えばポリカ−ボネイト樹脂にて成形されてお
り、例えばブロック状のキャップ本体11と、キャップ
本体11の周縁部分に一体的に形成された一対のL形状
の支持片12,12とから構成されている。特に、キャ
ップ本体11の中央部分には外面側から内面側(外囲器
1の端面側)に貫通する孔11aが、外周部分には平坦
状の側面部11b,11bがそれぞれ形成されている。
そして、この絶縁キャップ10は外囲器1の端部に、キ
ャップ本体11が外囲器1の端面側に位置し、かつ支持
片12,12が外囲器1の端部を支持するように配置さ
れ、孔11a及びキャップ本体11と外囲器1の端面
(1a)との間には絶縁性に優れた接着剤13が充実さ
れた上で固化されている。これによって、絶縁キャップ
10は外囲器1に固定(装着)される。その上、この絶
縁キャップ10の側面部11b,11bには、外部電極
5,6から導出された端子51,61の他方の端部51
b,61bがほぼ密接するように配置されている。尚、
側面部11b,11bに位置する端子部分には、外部回
路との接続用ハ−ネス14が半田などにより接続されて
いる。
【0020】一方、このように構成されたランプ主体D
Lの端部には絶縁性のキャップ15,15Aが装着さ
れ、固定されている。このキャップ15は、例えば筒状
のキャップ本体16と、キャップ本体16の底面16a
のほぼ中央部分に形成された注入孔17と、キャップ本
体16の外周面16bの一部より外方に延びる取付耳1
6cと、キャップ本体16の外周面16bの一部にハ−
ネス14を導出するために形成された長孔状の導出孔1
8とから構成されている。尚、キャップ15Aは、基本
的にはキャップ15とほぼ同一の構造であるが、異なる
点はハ−ネス14の導出孔18が形成されていないこと
である。そして、ランプ主体DLの端部に絶縁性のキャ
ップ15,15Aが装着された状態において、ハ−ネス
14は導出孔18から導出されており、しかも、ランプ
主体DLの第1の開口部7とキャップの取付耳16cと
は所定の位置関係に設定されている。この状態におい
て、キャップ内には例えばポリアミド系のホットメルト
などの固定部材19が注入孔17から注入されることに
よって、ランプ主体DLとキャップ15,15Aとが固
定される。
【0021】この希ガス放電灯は、例えば図11〜図1
5に示すように製造される。まず、図11に示すよう
に、シ−ト構体3を展開した状態で組み立てステ−ジ2
0に載置する。次に、外囲器1をシ−ト構体3の透光性
シ−ト4の一端4aに、外囲器1の長手方向が外部電極
5,6の長手方向に沿うように(平行となるように)位
置させる。この状態において、従動回転する一対のロ−
ラ21,21を外囲器1に押し付けるようにセットす
る。これによって、外囲器1は透光性シ−ト4に若干押
し付けられる。この状態において、ステ−ジ20を若干
図示するM方向に移動させた後、N方向に移動させる
と、外囲器1はロ−ラ21,21の従動回転により、透
光性シ−ト4の他端4bの方向に転動することになる。
これによって、シ−ト構体3は、図7に示すように、外
囲器1の外周面に巻回される上、透光性シ−ト4の一端
4aに他端4bが重ね合わされ、接着層9によって接着
される。
【0022】次に、絶縁キャップ10の内面側に接着剤
13を塗布した上で、絶縁キャップ10を外囲器1の端
部に、キャップ本体11の内面側が接着剤13を介して
外囲器1の端面(1a)に接着され、かつ支持片12,
12が外囲器1の端部を挟持するように装着する。尚、
この際に、端子51,61の他方の端部51b,61b
は絶縁キャップ10の側面部11b,11bにほぼ当接
されるように配置される。この段階で、絶縁キャップ1
0は外囲器1に仮固定される。次に、絶縁キャップ10
の孔11aから接着剤13を注入し、孔11a及びキャ
ップ本体11の内面側と外囲器1の端面1aとの隙間部
分を充実させる。然る後、接着剤13の固化が行なわれ
る。尚、接着剤13の塗布,注入は、絶縁キャップ10
を外囲器1の端部に装着した後に行なうこともできる。
又、絶縁キャップ10の外囲器1の端部への装着は、支
持片12,12が、外囲器1の端部にまで位置するよう
に配置した透光性シ−ト4に覆い被さるように装着する
こともできる。そして、端子51,61の他方の端部5
1b,61bにはそれぞれハ−ネス14が半田などによ
って接続される。尚、このハ−ネス14の導出端には例
えばソケットなどが接続されている。
【0023】このように製造されたランプ主体DLの端
部には、例えば図12〜図14に示す装置を使用してキ
ャップが装着されると共に、ランプ主体DLの開口部7
とキャップとの位置関係が所定の位置関係となるように
調整される。同図において、22,22Aは離隔して配
置された従動ロ−ラ,駆動ロ−ラであって、その上方に
は従動回転するロ−ラ23,23が上下動可能に、側部
にはヘッド24がそれぞれ配置されている。例えばロ−
ラ23,23の間には検出手段25が配置されている。
この検出手段25としては光センサが好適するが、光セ
ンサにのみ制約されない。特に、ランプ主体DLの位置
調整には例えば検出手段25と、中央演算処理装置(C
PU)26と、ドライバ−回路27と、回転付与手段と
してのステッピングモ−タ28と、ロ−タリエンコ−ダ
29と、モニタ−30とを有する装置が用いられる。
尚、ステッピングモ−タ28は駆動ロ−ラ22Aの一端
に連結されており、例えばこのモ−タ28及びロ−ラ2
2,22A,23にて回転付与手段を構成している。
【0024】まず、図12〜図15に示すように、ラン
プ主体DLを従動ロ−ラ22,駆動ロ−ラ22Aの上
に、外部電極6の端部(一方の端部)6aが検出手段2
5に対向するように載置すると共に、ランプ主体DLの
上部にロ−ラ23,23を、ランプ主体DLが若干押圧
されるようにセットする。そして、ランプ主体DLから
導出されたハ−ネス14の導出部分はヘッド24にて支
持させる。この状態において、図示しない支持装置によ
って支持されたキャップ15を図示点線位置から実線位
置まで移動させてランプ主体DLの端部に装着する。
尚、ハ−ネス14はキャップ15の導出孔18から導出
されている。この状態において、CPU26からドライ
バ−回路27を介してステッピングモ−タ28に信号が
付与されると、ステッピングモ−タ28は時計方向に回
転し始める。これに伴って、駆動ロ−ラ22Aも時計方
向に回転し、ランプ主体DLは反時計方向に回転する
(ステップS1)。この際に、検出手段例えば光センサ
25から投射された光は外部電極6によって反射されて
光センサ25に戻る。
【0025】次に、外部電極6の端部6aが光センサ2
5の対向部分を通過する(第1の開口部7に入る)と、
光センサ25はランプ主体DLからの反射光が減少した
ことを検出する(ステップS2)。光センサ25が反射
光の減少を検出すると、ロ−タリエンコ−ダ29からの
信号に基づいてその位置座標がCPU26のメモリに格
納される(ステップS3)。引き続き、ランプ主体DL
が反時計方向に回転し続け、光センサ25に対向する部
分に外部電極5の端部(他方の端部)5aが位置するよ
うになると、外部電極5の端部5aから光センサ25へ
の反射光が増加し、光センサ25は反射光が増加したこ
とを検出する(ステップS4)。光センサ25が反射光
の増加を検出すると、ロ−タリエンコ−ダ29からの信
号に基づいてその位置座標がCPU26のメモリに格納
される(ステップS5)。尚、開口部7の端部5a,6
aの検出座標をモニタ−30に表示させてランプ主体D
Lの位置関係を認識することもできる。光センサ25が
外部電極5の端部5aを検出してから、ランプ主体DL
をさらに一定の角度だけ回転(オ−バ−ラン)させる。
そして、このオ−バ−ランをロ−タリエンコ−ダ29か
らの信号によって検出する(ステップS6)。尚、この
オ−バ−ランは例えば接触センサなどによって検出させ
ることもできる。
【0026】次に、このオ−バ−ランを検出すると、C
PU26からドライバ−回路27を介してステッピング
モ−タ28に停止信号が付与され、回転を停止する(ス
テップS7)。CPU26からドライバ−回路27を介
してステッピングモ−タ28に逆転する信号が付与され
ると、ステッピングモ−タ28は反時計方向に回転し始
める。これに伴って、駆動ロ−ラ22Aも反時計方向に
回転し、ランプ主体DLは時計方向に回転する(ステッ
プS8)。光センサ25に対向する部分に外部電極5の
端部(他方の端部)5aが位置するようになる。そし
て、外部電極5の端部5aが光センサ25の対向部分を
通過して再び第1の開口部7に入ると、光センサ25は
ランプ主体DLからの反射光が減少したことを検出する
(ステップS9)。光センサ25が反射光の減少を検出
すると、直ちにスッピングモ−タ28を停止させる(ス
テップS10)。この状態において、ランプ主体DLの
開口部7とキャップ15の取付耳16cとは所定の位置
関係に設定されている。尚、ランプ主体DLは、外部電
極5,6の端部5a,6aの位置座標を検出した後に、
この座標デ−タに基づいて開口部7とキャップ15とが
所定の位置関係となる位置まで回転させることもでき
る。
【0027】次に、ランプ主体DLの非ハ−ネス接続側
にキャップ15Aを装着する。そして、ランプ主体DL
の開口部7とキャップ15,15Aとを所定の位置関係
に維持した状態で、キャップ15,15Aに固定部材
(例えば溶融状態のポリアミド系ホットメルト)19
を、注入孔17から注入し、内部空間に充実させる。そ
の後、キャップ15,15Aにエアを吹き付けて固定部
材19を固化させる。引き続き、ランプ主体DLをほぼ
180°回転させてキャップ15の導出孔18を上側に
位置させる。そして、固定部材19を導出孔18から注
入し、導出孔18の近辺の空間部を充実させると共に、
エアを吹き付けて固化させる。そして、図示しない支持
装置によるキャップ15,15Aの支持及びヘッド24
によるハ−ネス14の支持などを開放し、装置から取り
出すことによって、希ガス放電灯の製造が完了する。
【0028】この実施例によれば、ランプ主体DLの開
口部7とキャップ15との位置関係は、ランプ主体DL
のハ−ネス接続側にキャップ15を装着した状態におい
て、ランプ主体DLを回転させながらランプ主体DLか
らの反射光を光センサ25にて受光し、反射光の減少及
び増加を検出することにより設定されるために、両者の
位置決めを精度よく自動的に行なうことができ、作業能
率を高めることができる。
【0029】特に、ランプ主体DLは、それのアパ−チ
ャ部2aの開口角θ1 と第1の開口部7の開口角θ2
がθ1 ≧θ2 で、かつ開口部7に発光層2が食み出さな
いように構成されているために、ランプ主体DLの開口
部7とキャップ15とを所定の位置関係に設定する際
の、外部電極5,6と開口部7からの反射光に大きな光
量差を付与できる。このために、開口部7の端部を例え
ば±5°以内の高精度で検出することができ、原稿照射
装置に適用した場合には読み取り精度を向上できる。
【0030】又、ランプ主体DLのキャップ15に対す
る位置決め工程において、ランプ主体DLは、第1の開
口部7の一方の端部6aが検出されてから他方の端部5
aが検出されるまで一定の方向に回転し続けるために、
例えば外部電極5の端子51に接続されているハ−ネス
14が引っ張られ、その接続部分には大きなストレスが
作用している。しかしながら、他方の端部5aを検出し
た後に、ランプ主体DLをオ−バ−ランさせて回転停止
すると共に、他方の端部5aが検出されるまで逆転させ
ているために、ハ−ネス14に作用している引っ張り力
が軽減される同時に、ハ−ネス14の端子51との接続
部分のストレスも緩和できる。従って、使用状態での接
続外れなどのトラブルを未然に防止できる。
【0031】しかも、ランプ主体DLとキャップ15と
はランプ主体DLの開口部7とキャップ15の取付耳1
6cとが所定の位置関係に設定された後に、キャップ内
に注入される固定部材19によって結合されるために、
使用状態において両者の位置関係がずれることはなく、
長期間に亘って安定状態が維持できる。従って、原稿照
射装置に適用しても、安定した読み取り精度が確保でき
る。
【0032】図16は本発明にかかるキャップの他の実
施例を示すものであって、上述の実施例と基本的な構成
は同一である。異なる点は、外周面16bより外方に向
けて延びる取付耳16cを省略し、その代りに外周面1
6bの両側に取付溝16d,16dを形成したことであ
る。このキャップ15Bは例えば原稿照射装置の取付部
に予め形成されたコ字形の切欠部に挿入することによっ
て支持される。
【0033】図17は本発明にかかるキャップのさらに
異なった実施例を示すものであって、図6に示す実施例
と基本的な構成は同一である。異なる点は、取付耳16
cを底部16aより外方に向けて突出するように形成し
たことである。
【0034】図18は本発明にかかるランプ主体の他の
実施例を示すものであって、基本的な構成は図7に示す
実施例と同一である。異なる点は、アパ−チャ部2aを
省略して外囲器1の内面全体に発光層2を形成したこと
である。この実施例によれば、シ−ト構体3を外囲器1
の外周面に巻回する際に、外部電極間の開口部7とアパ
−チャ部2aとの位置合わせが不要となり、組み立て性
を改善できる。
【0035】図19は本発明にかかるランプ主体のさら
に異なった実施例を示すものであって、基本的な構成は
図7に示す実施例と同一である。異なる点は、外部電極
5,6を覆う透光性の絶縁部材として熱収縮性樹脂より
なる保護チュ−ブ4Aを用いたことである。
【0036】この実施例によれば、外囲器1の外周面に
一対の外部電極5,6を互いに離隔するように配置した
後に、外囲器1の外周面に保護チュ−ブ4Aを装着し、
例えば150〜200°C程度に加熱することによって
熱収縮させるために、生産性は低下するものの、ランプ
主体DLとキャップ15とを所定の位置関係に設定する
に当たっては上述のそれぞれの実施例と同程度の作業性
が得られる。
【0037】上述のそれぞれの実施例はランプ主体DL
のハ−ネス接続側にキャップ15を装着した状態で、ラ
ンプ主体DLに回転を付与してランプ主体DLの開口部
7とキャップとを所定の位置関係に設定するものである
が、ランプ主体DLのハ−ネス接続側にキャップ15を
装着する前に、ランプ主体DLに回転を付与してそれの
開口部7とキャップ15との位置関係を調整した後に、
ランプ主体DLの端部にキャップ15を装着することも
できるものであり、同様の効果が期待できる。そして、
キャップ15の装着後には、その内部空間に固定部材1
9が注入され、冷却される。
【0038】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えばランプ主体の回転はロ−ラに載
置した状態でロ−ラを回転させることによって行なう
他、ランプ主体をチャックなどによって支持し、このチ
ャックに回転を付与することによって行なうこともでき
る。又、開口部の検出手段は光センサの他、金属探知セ
ンサ,静電容量の変化によって外部電極の有無を検出す
るセンサなどを適用することもできる。又、キャップは
適用されるOA機器の構造に関連して適宜の形状に形成
できる。さらには、ランプ主体において、絶縁キャップ
や端子を覆う防湿機能を有する接着剤は適宜に省略する
こともできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランプ主
体の開口部とキャップとの位置関係は、ランプ主体のハ
−ネス接続側にキャップを装着した状態ないし装着前の
状態において、ランプ主体への回転付与手段と開口部の
検出手段との協働作用に基づいて所定位置に設定され
る。このために、両者の位置関係を精度よく自動的に調
整でき、作業性を改善できる。
【0040】特に、検出手段として光センサを用いれ
ば、ランプ主体を回転させながらランプ主体からの反射
光を光センサにて受光し、反射光の減少及び増加を検出
することにより開口部の認識が可能になるために、簡単
な構成によってランプ主体とキャップとを所定の位置関
係に精度よく設定することができ、作業能率を高めるこ
とができる。
【0041】しかも、ランプ主体において、それのアパ
−チャ部の開口角θ1 と第1の開口部の開口角θ2 とを
θ1 >θ2 に設定し、かつ開口部に発光層が食み出さな
いように構成すれば、ランプ主体の開口部とキャップと
を所定の位置関係に設定する際の、外部電極と開口部か
らの反射光に大きな光量差を付与できる。このために、
開口部の端部を高精度で検出することができ、原稿照射
装置に適用した場合には読み取り精度を向上できる。
【0042】又、ランプ主体のキャップに対する位置決
め工程において、ランプ主体は、第1の開口部の一方の
端部が検出されてから他方の端部が検出されるまで一定
の方向に回転し続けるために、一方の外部電極の端子に
接続されているハ−ネスが引っ張られ、その接続部分に
は大きなストレスが作用している。従って、他方の端部
を検出した後に、ランプ主体をオ−バ−ランさせて回転
停止すると共に、他方の端部が検出されるまで逆転させ
れば、ハ−ネスに作用している引っ張り力が軽減される
同時に、ハ−ネスの端子との接続部分のストレスも緩和
でき、使用状態での接続外れなどのトラブルを未然に防
止できる。
【0043】さらには、キャップの内部空間には固定部
材が、ランプ主体とキャップとを所定の位置関係に設定
した後に注入・固化されるために、ランプ主体とキャッ
プとを確実に結合できる。従って、使用状態において両
者の位置関係がずれることはなく、長期間に亘って安定
状態が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる希ガス放電灯の1実施例を示す
図であって、同図(a)は要部の一部破断状態の側面
図、同図(b)は端子の斜視図。
【図2】図1(a)の一部破断状態の正面図。
【図3】図2のU−U断面図。
【図4】図2のV−V断面図。
【図5】本発明にかかる絶縁キャップの斜視図。
【図6】本発明にかかるキャップの斜視図。
【図7】図4のW−W断面図。
【図8】図2の側面図。
【図9】図8の一部破断状態の側面図。
【図10】本発明にかかるシ−ト構体の展開図。
【図11】シ−ト構体の外囲器への巻回方法を説明する
ための縦断面図。
【図12】本発明にかかるランプ主体の開口部の位置決
め方法を説明するための縦断面図。
【図13】図12の側面図。
【図14】本発明にかかる位置決め装置の回路ブロック
図。
【図15】本発明にかかる位置決め方法のフロ−チャ−
ト。
【図16】本発明にかかるキャップの他の実施例を示す
斜視図。
【図17】本発明にかかるキャップのさらに異なった実
施例を示す斜視図。
【図18】本発明にかかる希ガス放電灯の他の実施例を
示す縦断面図。
【図19】本発明にかかる希ガス放電灯のさらに異なっ
た実施例を示す縦断面図。
【図20】従来例の一部破断状態の側面図。
【図21】図20のX−X断面図。
【図22】従来の希ガス放電灯を原稿照射装置に適用し
た状態を示す概略図。
【符号の説明】
DL ランプ主体 1 外囲器 2 発光層 2a アパ−チャ部 3 シ−ト構体 4 透光性シ−ト 5,6 外部電極 5a,6a 端部(開口部7の端部) 51,61 端子 52,62 導電性接着剤 53,63 接着剤 7 開口部 9 接着層 10 絶縁キャップ 13 接着剤 14 ハ−ネス 15,15A,15B,15C キャップ 16 キャップ本体 16c 取付耳 16d 取付溝 17 注入孔 18 導出孔 19 固定部材 22,22A ロ−ラ(回転付与手段) 23 ロ−ラ 24 ヘッド 25 検出手段(光センサ) 26 CPU 27 ドライバ−回路 28 ステッピングモ−タ(回転付与手段) 29 ロ−タリエンコ−ダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着してなるラ
    ンプ主体の少なくとも一方の端部に絶縁性のキャップを
    装着した後に、ランプ主体の開口部位置を、ランプ主体
    への回転付与手段と開口部の検出手段との協働作用に基
    づいて所定の位置に位置決めすることを特徴とする希ガ
    ス放電灯の製造方法。
  2. 【請求項2】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着してなるラ
    ンプ主体の少なくとも一方の端部に絶縁性のキャップを
    装着した後に、ランプ主体を回転付与手段によって時計
    方向又は反時計方向に回転させて外部電極部分と開口部
    分からの光反射量を光センサによって検出することによ
    り開口部を認識し、この認識に基づいてランプ主体の開
    口部とキャップとを所定の位置関係に設定することを特
    徴とする希ガス放電灯の製造方法。
  3. 【請求項3】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着し、かつ外
    部電極から導出された端子に外部回路との接続用ハ−ネ
    スを接続してなるランプ主体のハ−ネス接続側の端部に
    絶縁性のキャップを、端子とハ−ネスとの接続部分がキ
    ャップ内に収容されるように装着した後に、ランプ主体
    の開口部位置を、ランプ主体への回転付与手段と開口部
    の検出手段との協働作用に基づいて所定の位置に位置決
    めすることを特徴とする希ガス放電灯の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ランプ主体から導出されたハ−ネス
    の導出部分を支持した状態で、ランプ主体の開口部の端
    部を、一方の端部,他方の端部の順に検出した後、さら
    にランプ主体を同一方向に若干回転させてから停止し、
    その後、ランプ主体を、開口部の他方の端部が検出され
    るまで逆転させることを特徴とする請求項3記載の希ガ
    ス放電灯の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ランプ主体の開口部とキャップとを
    所定の位置関係に設定してから、キャップ内に固定部材
    を注入することによりランプ主体とキャップとを固定す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の希
    ガス放電灯の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ランプ主体のハ−ネス接続側の端部
    にキャップを装着した後に、ランプ主体の開口部位置
    を、ランプ主体への回転付与手段と開口部の検出手段と
    の協働作用に基づいて所定の位置に位置決めし、その
    後、ランプ主体の非ハ−ネス接続側の端部にキャップを
    装着すると共に、それぞれのキャップ内に固定部材を注
    入することによりランプ主体とキャップとを固定するこ
    とを特徴とする請求項5記載の希ガス放電灯の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着してなるラ
    ンプ主体の端部に絶縁性のキャップを装着するに先立っ
    て、前記ランプ主体の開口部位置を、ランプ主体への回
    転付与手段と開口部の検出手段との協働作用に基づいて
    所定の位置に位置決めし、その後、ランプ主体の開口部
    とキャップとをほぼ所定の位置関係に維持した状態で、
    ランプ主体の端部にキャップを装着することを特徴とす
    る希ガス放電灯の製造方法。
  8. 【請求項8】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着してなるラ
    ンプ主体の端部に絶縁性のキャップを装着するに先立っ
    て、前記ランプ主体を回転付与手段によって時計方向又
    は反時計方向に回転させて外部電極部分と開口部分から
    の光反射量を検出手段によって検出することにより開口
    部を認識した後に、ランプ主体の開口部とキャップとを
    ほぼ所定の位置関係に維持した状態で、ランプ主体の端
    部にキャップを装着することを特徴とする希ガス放電灯
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 内面に発光層を有する直管状の外囲器の
    外周面に金属部材よりなる帯状の一対の外部電極を、少
    なくとも光放出される開口部が形成されるように互いに
    離隔して配置すると共に、外囲器の外周面に透光性の絶
    縁部材を、外部電極が被覆されるように装着し、かつ外
    部電極から導出された端子に外部回路との接続用ハ−ネ
    スを接続してなるランプ主体の端部に絶縁性のキャップ
    を装着するに先立って、前記ランプ主体の開口部位置
    を、ランプ主体への回転付与手段と開口部の検出手段と
    の協働作用に基づいて所定の位置に位置決めし、その
    後、ランプ主体の開口部とキャップとをほぼ所定の位置
    関係に維持した状態で、ランプ主体の端部にキャップ
    を、端子とハ−ネスとの接続部分がキャップ内に収容さ
    れるように装着することを特徴とする希ガス放電灯の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記ランプ主体から導出されたハ−ネ
    スの導出部分を支持した状態で、ランプ主体を回転させ
    ながら、ランプ主体の開口部の端部を、一方の端部,他
    方の端部の順に検出した後、さらにランプ主体を同一方
    向に若干回転させてから停止し、その後、ランプ主体
    を、開口部の他方の端部が検出されるまで逆転させるこ
    とを特徴とする請求項9記載の希ガス放電灯の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ランプ主体の端部にキャップを装
    着した後に、キャップ内に固定部材を注入することによ
    りランプ主体とキャップとを固定することを特徴とする
    請求項7〜10のいずれかに記載の希ガス放電灯の製造
    方法。
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