JP2000323101A - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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JP2000323101A
JP2000323101A JP11171496A JP17149699A JP2000323101A JP 2000323101 A JP2000323101 A JP 2000323101A JP 11171496 A JP11171496 A JP 11171496A JP 17149699 A JP17149699 A JP 17149699A JP 2000323101 A JP2000323101 A JP 2000323101A
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JP
Japan
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glass bulb
external electrode
external electrodes
terminal
fluorescent lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP11171496A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Takubo
修二 田窪
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Denki Corp
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Publication date
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [課題] 端子6をガラスバルブ1の外周面と外部電極
4、5との間に挟み付けるように位置せしめ、透光性シ
ート7の裂傷を防止することにより、絶縁性を長時間保
持し、且つ端子6を確実に外部電極4、5に固定的に取
り付け、信頼性の高い外部電極形の蛍光ランプを提供す
る。 [解決手段] 内面に蛍光体被膜2を被着したガラスバ
ルブ1の外面に金属部材よりなる1対の帯状の外部電極
4、5を互いに離隔して設け、外部電極4、5の端部に
はガラスバルブ1と外部電極4、5との間に端子6の当
接部61を挟み付けて給電用の端子6を取り付け、ガラ
スバルブ1の外周面にはガラスバルブ1と略同程度の長
さの透光性シート7を巻回被着して、透光性シート7及
び外部電極4、5で端子6を固定的に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、スキャナー、イメージリーダー等の情報機器に用
いられる原稿照明用や、液晶ディスプレイパネルのバッ
クライト装置等に用いられる蛍光ランプに関し、詳しく
は外囲器であるガラスバルブの外周面に帯状電極を設け
た外部電極形の蛍光ランプにおける外部電極の接続端子
と外部電極との配設の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蛍光ランプは、例えば図
5及び図6に示すように構成されている。即わち、両端
が封止された管状ガラスバルブ1の内面にバルブ軸方向
に沿って光投射用の開口部(アパーチャ)3を残して蛍
光体被膜2を形成し、内部にはキセノンガスを主成分と
する希ガスが所定封入圧で封入されている。ガラスバル
ブ1の外面にはバルブ軸に沿って1対の帯状外部電極
4、5を互いに所定間隔で離隔して設け、この外部電極
4、5の端部には導電性に優れた金属部材よりなる肉厚
0.3mm、縦幅1.25mm、横幅(長さ)15.0
mm程度の薄肉な偏平細帯状に形成された端子6、6を
貼着し、さらにこれらの外周面には絶縁性を有する樹脂
製透光性シート7を巻回被着していた。この蛍光ランプ
は、図7に示すようにガラスバルブ1の全長と略同程度
の長さを有する透光性シート7の一方の面の所定位置に
偏平な細帯状の端子6、6を配設し、さらに帯状の外部
電極4、5の両端が端子6、6と重合し、且つ外部電極
4、5を互いに所定間隔だけ離隔配置し、一方の面に付
与された粘着若しくは接着機能を有する接着層を有する
シート構体8を形成する。次に、シート構体8を展開し
た状態でガラスバルブ1の長手方向が外部電極4、5の
長手方向に平行に沿うようにガラスバルブ1を位置さ
せ、ガラスバルブ1の周面に透光性シート7を押しつけ
るようにしながらガラスバルブ1を転動させて、ガラス
バルブ1の外周面にシート構体8を巻回被着して製造す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の外部電極形の蛍光ランプは外部電源から電力を供給す
るための端子が外部電極と透光性シート間に挟着されて
いる構造であるため、端子は透光性シートのみで固定さ
れている。この透光性シートによる端子の固定を確実に
するためには、前述の製造工程中のシート構体巻回被着
作業に於いて、シート構体を強めにガラスバルブに押圧
して被着しなければならない。このように、端子を外部
電極の端部外周面に確実に固定するために、シート構体
をガラスバルブに被着の際に、ガラスバルブに対して強
い圧力を加えると、端子外面と外部電極表面とにより形
成される段差に沿って透光性シートが密着しようとし、
透光性シートは端子の前後外端縁を屈曲部として端子外
面部分と端子外端縁から外部電極外面に亘る部分とのな
す角度が小さくなる。換言すれば、端子の前後外端縁を
屈曲部とする透光性シートの屈曲角度の内角が小さく
(傾斜角度が大きく)なり、この屈曲部を中心として透
光性シートに裂傷を生じ、この裂傷から端子の一部が外
部に露出し、透光性シートの被着による絶縁性が保持で
きなくなる場合が生じるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来技術の有する欠
点を除去するために、端子をガラスバルブ外周面と外部
電極との間に挟み付けるように位置せしめ、透光性シー
トの裂傷を防止することにより絶縁性を長時間保持し、
且つ端子を確実に外部電極に固定的に取り付け、一層信
頼性の高い外部電極形の蛍光ランプを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、管状ガラスバル
ブの内部に放電媒体を封入し、このガラスバルブのバル
ブ軸方向に沿った開口部を有してガラスバルブの内面に
蛍光体被膜を形成し、前記ガラスバルブの外面にバルブ
軸方向に沿って形成された帯状外部電極を設け、該外部
電極の端部に偏平な細帯状の端子をその長手方向が前記
外部電極の長手方向に沿うように添設すると共に、前記
端子を設けた外部電極を含む前記ガラスバルブの外周面
に透光性シートを被着してなる蛍光ランプにおいて、前
記端子のうち前記外部電極との当接部が、前記ガラスバ
ルブと前記外部電極との間に挟まれて位置するように形
成されてなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図を参照にして本発明の実
施例について説明する。
【0007】図1は端子をガラスバルブと外部電極との
間に設けている部分の要部を示す一部拡大縦断面図、図
2は蛍光ランプの斜視図、図3はシート構体の展開図、
図4は図3のA−A線断面図である。これらの図におい
て、1は直管状の透明なガラスバルブで、両端は気密に
閉塞されている。2は、ガラスバルブ1の内面に形成さ
れている蛍光体被膜で、バルブ(管)軸に沿って蛍光体
被膜の形成されていない光投射用の開口部(アパーチ
ャ)3が設けられている。また、このガラスバルブ1内
には放電媒体としてキセノン(Xe)を主成分とする希
ガスが90Torr〜40Torrの封入圧で封入され
ている。希ガスは、キセノン(Xe)の単一ガスであっ
ても、若しくはキセノン(Xe)に加えてクリプトン
(Kr)、ヘリウム(He)、ネオン(Ne)等を混合
した混合ガスのいずれであってもよく、封入圧は200
Torr以下であればよい。
【0008】ガラスバルブ1の外面のうち内面に蛍光体
被膜2が形成されている部分には、1対の帯状の外部電
極4、5が、開口部(アパーチャ)3と略同一間隔で離
隔していると共に、ガラスバルブ1の上面側と下面側の
対向する位置に平行し、且つガラスバルブ1の略全長に
亘って形成されている。外部電極4、5は、例えばアル
ミニウム、銅、銀等のように導電性に優れ、且つ不透光
性の金属部材にて構成されており、特にガラスバルブと
当接する側面に光反射性を付与することが望ましい。
【0009】外部電極4、5の一方の面には、接着層9
が形成されており、ガラスバルブ1の外面には前記接着
層9を利用して、外部電極4、5の端部に端子6を挟み
付けた状態で外部電極4、5が配置固定されている。端
子6は、導電性に優れた金属部材よりなり、肉厚0.3
mm、縦幅1.25mm程度の幅狭な細帯状に形成され
た外部電極との当接部61と、半田付によるリード線接
続作業を容易にするために外端部を僅かばかり幅広に形
成したリード線との接続部62とより形成されている。
【0010】端子6のリード線との接続部62が透光性
シート7の端縁より外側方に突出するように、外部電極
を含むガラスバルブ1の全外周面に透光性シート7を巻
回被着している。透光性シート7は、絶縁性を有するも
のであることを必要とし、例えばポリエチレンテレフタ
レート樹脂や、ポリエステル樹脂を用いる。透光性シー
ト7より突出しているリード線との接続部62には、リ
ード線(図示せず)を接続する。このように、端子6を
外部電極4、5とガラスバルブ1の外周面とで挟着し、
さらにガラスバルブ1及び外部電極4、5の外周面に透
光性シート7を設けると、図1に示すように透光性シー
ト7は外部電極4、5に密着しているため端子6の前後
外端縁の角部を屈曲部とする透光性シート7の屈曲角度
の内角が大きく、端子6の前後外端縁角部由来の裂傷が
生じない。
【0011】尚、本実施例に係る蛍光ランプは、ガラス
バルブ1の外周面にシート構体8を密着するように巻回
して製造することができる。図3及び図4に示すよう
に、シート構体8は、例えばガラスバルブ1の全長より
稍々短い長さを有する透光性シート7と、この透光性シ
ート7の一方の面に互いに所定間隔をおいて離隔配置し
て接着された金属部材よりなる帯状の1対の外部電極
4、5と、これら外部電極4、5の端部に当接部61を
接着した端子6と、透光性シート7の一方の面に付与さ
れた粘着若しくは接着機能を有する接着層9とから構成
されている。粘着層としては、シリコーン系若しくはア
クリル系接着剤等も使用できる。図4に示すように、ガ
ラスバルブ1を、前記透光性シート7上で転動させる
か、若しくは透光性シート7を回転させてガラスバルブ
1に透光性シート7を密着状態で巻回接着して外部電極
形の蛍光ランプを製造する。
【0012】
【発明の効果】本発明は、給電用の端子を外部電極及び
透光性シートで固定するようにしたので、透光性シート
が端子の外側角部で裂傷することなく、端子が外部電極
に安定的に固定され、長時間の使用によっても絶縁が保
持され、蛍光ランプの信頼性が高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における要部を示す一部拡大断
面図である。
【図2】蛍光ランプの斜視図である。
【図3】本発明の実施例に用いるシート構体の展開図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】従来例における要部を示す一部拡大断面図であ
る。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】従来例に用いるシート構体の展開図である。
【符号の説明】
1 ガラスバルブ 2 蛍光体被膜 3 開口部 4、5 外部電極 6 端子 7 透光性シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ガラスバルブの内部に放電媒体を封
    入し、このガラスバルブのバルブ軸方向に沿った開口部
    を有してガラスバルブの内面に蛍光体被膜を形成し、前
    記ガラスバルブの外面にバルブ軸方向に沿って形成され
    た帯状外部電極を設け、該外部電極の端部に偏平な細帯
    状の端子をその長手方向が前記外部電極の長手方向に沿
    うように添設すると共に、前記端子を設けた外部電極を
    含む前記ガラスバルブの外周面に透光性シートを被着し
    てなる蛍光ランプにおいて、前記端子のうち前記外部電
    極との当接部が、前記ガラスバルブと前記外部電極との
    間に挟まれて位置するように形成されてなることを特徴
    とする蛍光ランプ。
JP11171496A 1999-05-15 1999-05-15 蛍光ランプ Pending JP2000323101A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260590A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Nec Lighting Ltd 希ガス放電灯及びその製造方法
JP2010027255A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Ushio Inc エキシマランプ

Cited By (3)

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JP4527302B2 (ja) * 2001-02-27 2010-08-18 Necライティング株式会社 希ガス放電灯及びその製造方法
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