JP2002124308A - 冷陰極管の接続構造およびそれに用いる端子金具、ならびに端子金具連鎖体 - Google Patents

冷陰極管の接続構造およびそれに用いる端子金具、ならびに端子金具連鎖体

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JP2002124308A JP2000313390A JP2000313390A JP2002124308A JP 2002124308 A JP2002124308 A JP 2002124308A JP 2000313390 A JP2000313390 A JP 2000313390A JP 2000313390 A JP2000313390 A JP 2000313390A JP 2002124308 A JP2002124308 A JP 2002124308A
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cold cathode
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terminal fitting
power supply
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Daiki Aimoto
大樹 相本
Kosuke Takematsu
幸介 竹松
Hideki Takechi
英己 武地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続部に大きなスペースを要することなく組立
作業性を向上することができる冷陰極管の接続構造を提
供する。 【解決手段】冷陰極管10のリード端子12,13は、
端子金具5,6を介して給電線21,22に接続されて
いる。端子金具5,6は、リード端子12,13が挿通
される挿通孔が形成された冷陰極管接続部と、被覆電線
からなる給電線21,22の導体部に圧着される導体用
バレルとを有している。冷陰極管接続部の挿通孔にリー
ド端子12,13を挿通させた状態で、端子金具5,6
とリード端子12,13とが半田接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示パネル
のバックライト用光源などとして使用される冷陰極管の
ための接続構造およびそれに用いる端子金具、ならびに
この端子金具の連鎖体に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルのバックライトユニット
は、たとえば、バックライト用光源としての冷陰極管
(蛍光ランプ)と、この冷陰極管からの可視光を液晶表
示パネルの各部に導く導光板と、この導光板と液晶表示
パネルとの間に介装されて光を拡散させる光拡散板(光
拡散シート)と、導光板の背後に配置されて液晶表示パ
ネル側に光を反射する反射板(反射シート)とを備えて
いる。
【0003】冷陰極管は、たとえば、導光板の端面に沿
うように直管状に形成され、その両端にリード端子を有
している。この両端のリード端子に、被覆電線からなる
給電線が接続される。この給電線を介して、高周波電力
供給装置から、たとえば、周波数50Hz、電圧1200
V(rms)の高周波電圧が、冷陰極管の両端のリード
端子に印加される。これにより、冷陰極管内部で放電が
生じ、この放電に伴って発生した紫外線が冷陰極管の内
壁に形成された蛍光体層を励起することにより、可視光
が発生する。
【0004】リード端子と給電線との接続は、半田接合
によって達成されるのが一般的である。すなわち、給電
線を構成する被覆電線の端部の被覆を微少長だけ剥離
し、これによって、内部の導線を露出させる。この導線
とリード端子とが半田により接合される。導線が撚り線
からなっている場合には、これを予め半田槽中にディッ
プして撚り線をまとめ、その状態で導線とリード端子と
の半田接合を行うことで、作業効率が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示パネルを用い
た製品には、ノートブック型パーソナルコンピュータや
携帯型情報端末(いわゆるPDA(Personal Digital A
ssistants))などがある。これらの製品の小型化およ
び薄型化は、市場からの厳しい要求である。これに伴っ
て、液晶表示パネルのバックライトユニットに対しても
小型化が要求されている。より具体的には、冷陰極管の
細線化が勧められており、管外径2mm程度の冷陰極管
が使用されるに至っている。
【0006】このような細線化された冷陰極管に対して
上述のような従来の接続構造を適用していては、組立作
業性、とくに、冷陰極管に対する給電線の接続作業の作
業性が極めて悪い。この問題は、たとえば、冷陰極管の
端部に口金を設け、この口金をクリップ状のソケットに
挟着させる構造(たとえば、特開平5−28803号公
報参照)を採用することによって改善することができ
る。しかし、この構造は、ソケットを配置するスペース
を必要とするから、小型化の要求に逆行する。しかも、
口金をソケットで挟着する接続構造では、1000V以
上の高電圧の印加時における確実な導通性を確保できな
いおそれがあり、安定した接続構造とはいえない。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、接続部に大きなスペースを要することな
く組立作業性を向上することができる冷陰極管の接続構
造を提供することである。また、この発明の他の目的
は、このような冷陰極管の接続構造に適用された端子金
具を提供することである。さの発明のさらに他の目的
は、上記の端子金具の連鎖体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、リード端
子(12,13)を有する冷陰極管(10)と、挿通孔
(53)を有し、この挿通孔に上記リード端子が挿通さ
れた状態で上記冷陰極管に半田接合された端子金具
(5,6,T,5A)と、この端子金具が圧着された給
電線(21,22)とを含むことを特徴とする冷陰極管
の接続構造である。なお、括弧内の英数字は、後述の実
施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項に
おいて同じ。
【0009】この構成によれば、給電線に圧着された端
子金具の挿通孔に冷陰極管のリード端子を挿通した後
に、このリード端子と端子金具とを半田接合することに
よって、冷陰極管に給電線を接続したアセンブリを組み
立てることができる。したがって、給電線と冷陰極管の
リード端子とを単に半田接合していた従来技術に比較し
て、組立作業性を格段に向上することができる。しか
も、冷陰極管に口金を固定し、この口金をクリップ状の
ソケットに挟着させる構成に比較すると、冷陰極管のリ
ード端子付近に確保すべきスペースが格段に小さい。し
たがって、小型化に対する要求にも応えることができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、上記給電線は、導
体部(21w)とこの導体部を被覆する被覆部(21
i)とを有する被覆電線であり、この被覆電線の上記導
体部に上記端子金具が圧着されていることを特徴とする
請求項1記載の冷陰極管の接続構造である。この構成で
は、被覆電線の導体部に端子金具が圧着されていること
によって、給電線と端子金具との電気接続を確実に行う
ことができる。
【0011】特に、請求項4に記載のように、冷陰極管
のリード端子と端子金具とを接合する半田(28)を端
子金具と給電線との接続部(導体部)まで及ばせること
によって、端子金具と給電線との間の電気接続をより確
実に行うことができる。請求項3記載の発明は、上記端
子金具は、上記導体部に圧着される導体圧着部(51)
を有し、上記被覆部に圧着される被覆圧着部を有してい
ないことを特徴とする請求項2記載の冷陰極管の接続構
造である この発明では、端子金具には導体用バレルのみが備えら
れていて、被覆電線の被覆部に圧着される被覆用バレル
が設けられていない。これによって、端子金具自身を極
めて小型に構成することができるから、冷陰極管のリー
ド端子付近に設けるべき接続スペースをより小さくする
ことができる。
【0012】請求項5記載の発明は、上記冷陰極管が、
表示パネルのバックライト用光源として用いられるもの
であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
記載の冷陰極管の接続構造である。この発明の冷陰極管
の接続構造では、冷陰極管のリード端子付近に大きなス
ペースを要しないことから、表示パネルのバックライト
ユニットを小型に構成することができ、ひいては表示パ
ネルが組み込まれた表示装置の小型化に寄与することが
できる。
【0013】上述の冷陰極管の接続構造に適用される端
子金具の発明は請求項6に記載されている。すなわち、
請求項6記載の発明は、冷陰極管のリード端子と、冷陰
極管への給電のための給電線とを電気接続するための端
子金具であって、冷陰極管のリード端子が挿通される挿
通孔(53)が形成された冷陰極管接続部(52)と、
給電線の導体部に圧着される導体圧着部(51)とを含
むことを特徴とする端子金具である。
【0014】この端子金具は、給電線が被覆電線からな
る場合に、その導体部に圧着される導体圧着部のみを有
し、被覆部に圧着される被覆圧着部を有していないこと
が好ましい。これによって、端子金具を極めて小型に形
成することができる。請求項7記載の発明は、請求項6
記載の端子金具の連鎖体であって、帯状連結部材(4
0)に対して、この帯状連結部材の長手方向に交差する
方向に沿う姿勢で上記複数の端子金具(T)がそれぞれ
結合されていることを特徴とする端子金具連鎖体であ
る。
【0015】この構成によれば、複数の端子金具は各一
端が帯状連結部材に連結されている。個々の端子金具
は、端子金具の導体圧着部が給電線の導体部に圧着され
る前または圧着された後に帯状連結部材から切り離され
る。このとき、各端子金具について1箇所の切断により
当該端子金具は帯状連結部材から切り離されることにな
る。従来から用いられている一般的な端子金具連鎖体で
は、端子金具の長手方向両端が他の端子金具に連結され
ている。すなわち、複数の端子金具が直列に連結されて
端子金具連鎖体を形成している。このような構成の場
合、個々の端子金具を端子金具連鎖体から切り離すため
には、2箇所の切断部位が必要となる。この2箇所での
切断処理が行われることによって、切断後の個々の端子
金具の長さの制御が困難になる場合がある。
【0016】そこで、この発明では、端子金具の一方側
(冷陰極管接続部側または導体圧着部側)が帯状連結部
材に結合されていて、1箇所の切断部位のみによって個
々の端子金具が切り離されるようになっている。これに
よって、端子金具を極めて小さなサイズに形成した場合
であっても、個々の端子金具を良好な精度で所望の長さ
にすることができる。なお、上記複数の端子金具は、上
記帯状連結部材の一方側に配列されて結合されているこ
とが好ましい。また、帯状連結部材には、端子圧着装置
のワーク送り部材と係合するワーク送り孔(42)また
は切欠きが形成されていることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る冷陰極管の接続構造を示す斜視
図である。冷陰極管10は、細長い直管型バルブ11
と、このバルブ11の両端から引き出された細線状のリ
ード端子12,13を備えている。冷陰極管10は、た
とえば、液晶表示バネルのバックライトユニットに組み
込まれるバックライト用光源として用いられる。
【0018】バルブ11は、たとえば管外径が1.7〜
2.0mm、全長250〜300mm程度の細長い鉛ガ
ラス製チューブからなっている。バルブ11の内部に
は、たとえば、電離媒体として、所定量の水銀と、所定
圧のアルゴンArおよびネオンNeからなる混合希ガス
とが封入されている。また、バルブ11の管内壁には、
紫外線の照射により励起されて可視光を発光する蛍光体
層が形成されている。バルブ11の内部の両端付近に
は、リード端子12,13にそれぞれ接続された一対の
内部電極が設けられている。これらの内部電極間での放
電により紫外線を発生させると、この紫外線によりバル
ブ11の管内壁の蛍光体層が励起されて、可視光が発生
する仕組みになっている。
【0019】リード端子12,13に高周波電力供給装
置30からの高周波電力を給電するために、被覆電線か
らなる給電線21,22の各一端がリード端子12,1
3にそれぞれ接続されている。給電線21,22の各他
端はコネクタ31に接続されていて、このコネクタ31
が高周波電力供給装置30に装着されるようになってい
る。給電線21,22のリード端子12,13側の端部
には、端子金具5,6がそれぞれ圧着されている。この
端子金具5,6とリード端子12,13とがそれぞれ半
田接合されることによって、リード端子12,13と給
電線21,22との間の電気的接続が達成されている。
この実施形態では、給電線21,22は、リード端子1
2,13から、冷陰極管11の長手方向と交差する方向
に引き出されている。
【0020】冷陰極管10の両端付近には樹脂製の絶縁
キャップ23,24が嵌め込まれ、リード端子12,1
3と給電線21,22との接続部の保護が図られるよう
になっている。図2は、給電線21および端子金具5の
構成を説明するための斜視図である。給電線21は、被
覆電線からなっていて、導電線金属(たとえば銅)から
なるワイヤー形状の導体部21w(たとえば、撚り線状
のもの)と、この導体部wを被覆する被覆部21iとで
構成されている。被覆部21iは、絶縁材料(典型的に
は樹脂材料)からなる。
【0021】給電線21は、その一端において被覆部2
1iが微少長だけ皮剥されることによって、導体部21
wが微少長だけ露出させられる。この露出した導体部2
1wに端子金具5が端子自動圧着装置(図示せず)を用
いて圧着される。端子金具5は、導体部21wに圧着さ
れる導体用バレル51と、この導体用バレル51に連接
された冷陰極管接続部52とを有している。導体用バレ
ル51は、ワイヤー形状の導体部21wに沿う断面U字
状の形状を有している。この導体用バレル51内に導体
部21wを配置した状態で、端子自動圧着装置により導
体用バレル51をかしめることによって、図2(b)に
示すように端子金具5を給電線21の導体部21wに圧
着することができる。
【0022】冷陰極管接続部52は、導体部21wの長
手方向に沿うほぼ円板形状に形成されていて、そのほぼ
中央には挿通孔(貫通孔)53が形成されている。ほぼ
円板形状の冷陰極管接続部52は、その直径が、冷陰極
管10のバルブ11の管外径にほぼ等しいかそれよりも
若干小さくなるようにその大きさが定められている。ま
た、導体用バレル51の導体部21wに沿う長さは、端
子金具5の給電線21に対する圧着が確実に行われる必
要最小限の長さに定められている。この実施形態では、
導体用バレル51および冷陰極管接続部52を含む端子
金具5の全長(導体部21wの長手方向に沿う全長)
が、約2.5mmまたはそれ以下となるように導体用バ
レル51および冷陰極管接続部52の大きさが定められ
ている。
【0023】被覆電線に圧着される通常の端子金具に
は、被覆電線の導体部に圧着される導体バルブと、被覆
部に圧着される被覆バレル(被覆圧着部)とが備えられ
ているのであるが、この実施形態に係る端子金具5に
は、小型化のために、被覆バレルは備えられていない。
図3は、端子金具5が圧着された給電線21を冷陰極管
10のリード端子12に接続して冷陰極管アセンブリを
組み立てる組立作業を説明するための斜視図である。こ
の組立作業は、自動化が困難であり、通常は、手作業に
よって行われる。
【0024】まず、図3(a)(b)に示すように、給
電線21に圧着された状態の端子金具5の挿通孔53に
冷陰極管10のリード端子12が挿通させられる。この
状態で、図3(c)に示すように、半田28(図3(c)
では断面を示す。)によって端子金具5とリード端子1
2とが接合される。このとき、端子金具5はその全長が
極めて短く形成されているので、半田28の一部は、導
体用バレル51およびこの導体用バレル51に圧着され
ている導体部21wにも及ぶ。したがって、半田28
は、リード端子12と端子金具5とを電気的および機械
的に接続するとともに、端子金具5と給電線21の導体
部21wの電気的接続の確保にも寄与することができ
る。
【0025】給電線22とリード端子13との接続構造
は、給電線21とリード端子12との接続構造と同様で
ある。すなわち、端子金具6は、端子金具5と同様な構
成を有している。そして、この端子金具6の冷陰極管接
続部に形成された挿通孔にリード端子13が挿通され
て、端子金具6とリード端子13とが半田接合されるこ
とによって、リード端子13と給電線22との電気的お
よび機械的接合が達成される。端子金具5,6をリード
端子12,13に接合した後には、リード端子12,1
3の不要部分(バルブ11とは反対側の部分)が、必要
に応じて切断される。
【0026】以上のように、この実施形態の冷陰極管の
接続構造によれば、給電線21,22に圧着された状態
の端子金具5,6の挿通孔53にリード端子12,13
を挿通することによって、このリード端子12,13上
に端子金具5,6を仮保持することができる。このよう
に仮保持された端子金具5,6のリード端子12,13
に対する半田接合は、良好な作業性で行うことができ
る。その結果、冷陰極管10に給電線21,22が接続
された冷陰極管アセンブリを良好な作業効率で組み立て
ることができる。
【0027】しかも、冷陰極管の端部に口金を設け、こ
の口金をクリップ状のソケットに挟着させる構成の場合
と比較すると、冷陰極管10の端部において給電線2
1,22の接続のために確保すべきスペースが格段に小
さい。また、リード端子12,13および端子金具5,
6の間、ならびに端子金具5,6および給電線21,2
2の導体部21wの間がそれぞれ半田28によって電気
接続されるから、リード端子12,13と給電線21,
22との間の導通を確保することができる。これによっ
て、高周波電力供給装置30から発生される高周波電力
(たとえば周波数51kHz、電圧1200V(rm
s))を冷陰極管10の内部電極に確実に印加すること
ができる。
【0028】図4は、端子自動圧着装置によって給電線
21,22に圧着される前の端子金具5,6の供給形態
である端子金具連鎖体の構成を示す斜視図である。この
端子金具連鎖体は、上述の端子金具5,6として用いら
れるべき端子金具T(端子金具5,6と同じ構成を有し
ている。)が、帯状連結部材40の一方側にほぼ一定の
間隔で結合されて構成されている。個々の端子金具T
は、冷陰極管接続部52と帯状連結部材60の一方側に
突設された突起部41とが連接されることによって、帯
状連結部材40に結合されている。突起部41は、導体
用バレル51に対向する位置において冷陰極管接続部5
2に連接されている。これにより、個々の端子金具T
は、帯状連結部材40の長手方向に直交する姿勢で保持
されている。
【0029】帯状連結部材40には、端子金具Tの間隔
と等しい間隔でワーク送り孔42がその長手方向に沿っ
て配列されて形成されている。ワーク送り孔42は、端
子自動圧着装置において、この端子金具連鎖体をワーク
送り爪によって自動的に搬送しつつ、複数本の給電線に
対してそれぞれ端子金具Tを順次圧着していく目的で使
用される。端子自動圧着装置では、たとえば、ワーク送
り孔42を用いて圧着処理対象の端子金具Tを位置決め
した状態で、端子金具Tの導体用バレル51に給電線の
導体部が配置される。この状態で、適当なダイを用いて
導体用バレル51を上下からかしめることによって、導
体用バレル51が給電線の導体部に圧着される。この圧
着処理の後に、端子自動圧着装置に備えられた切断機構
により、突起部41と冷陰極管接続部53との間が切断
される。こうして、端子金具Tが圧着された状態の給電
線が得られる。
【0030】この実施形態の端子金具連鎖体では、上述
の通り、連鎖体から個々の端子金具Tを切り離す切断操
作が1箇所でのみ行われる。したがって、切断位置の誤
差に起因する端子金具Tの全長のばらつきが抑制される
から、寸法精度の良好な端子金具Tが圧着された給電線
を得ることができる。しかも、個々の端子金具Tを切断
する際の切断位置は、帯状連結部材40の幅方向の位置
を規制することによって正確に定めることができる。こ
れによっても、端子金具Tの寸法精度の向上を図ること
ができる。
【0031】図5は、この発明の他の実施形態に係る冷
陰極管の接続構造を説明するための斜視図である。この
図5において、上述の図1ないし図3に示された各部と
同等の部分には、図1ないし図3の場合と同一の参照符
号を付して示す。この実施形態では、給電線21の導体
部21wに圧着された端子金具5Aは、導体部21wの
長手方向に対してほぼ直交する方向に折り曲げ加工され
た冷陰極管接続部52Aを有している。この冷陰極管接
続部52Aの挿通孔53に冷陰極管10のリード端子1
2を挿通して、このリード端子12と端子金具5Aとを
半田接合することにより、上述の第1の実施形態の場合
と同様に冷陰極管アセンブリを良好な作業性で組み立て
ることができる。
【0032】この実施形態の構成では、冷陰極管接続部
52Aが導体用バレル51に対してほぼ直角に折り曲げ
られていることによって、給電線21を冷陰極管21の
長手方向に沿う方向に引き出すことができる。図5の例
では、給電線21は、バルブ11から離反する方向に引
き出されているが、リード端子12を図5の場合とは反
対側から挿通孔53に挿通させることによって、給電線
21をバルブ11の中央に向かう方向に引き出された姿
勢でリード端子12に接続することもできる。
【0033】以上、この発明の2つの実施形態について
説明したが、この発明は他の形態で実施することもでき
る。たとえば、上述の実施形態では、直管形状のバルブ
11を有する冷陰極管を例に取ったが、たとえば、U字
状などの他の形状の冷陰極管に対してもこの発明を適用
することができる。また、液晶表示パネルでは、必要な
輝度を確保するために、2本の冷陰極管が並設されて用
いられる場合があるが、このような形態のバックライト
用光源に対してもこの発明を適用することができる。
【0034】また、上述の第2の実施形態では、導体用
バレル51に対して冷陰極管接続部52がほぼ直角に折
り曲げられた例を示したが、この折り曲げ角度は、90
度未満の鋭角としてもよいし、90度よりも大きな鈍角
としてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事
項の範囲で設計変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る冷陰極管の接続構
造を示す斜視図である。
【図2】給電線および端子金具の構成を説明するための
斜視図である。
【図3】端子金具が圧着された給電線を冷陰極管のリー
ド端子に接続して冷陰極管アセンブリを組み立てる組立
作業を説明するための図である。
【図4】給電線に圧着される前の端子金具の供給形態で
ある端子金具連鎖体の構成を示す斜視図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る冷陰極管の接続
構造を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
5,6 端子金具 51 導体用バレル(導体圧着部) 52 冷陰極管接続部 53 挿通孔 10 冷陰極管 11 バルブ 12,13 リード端子 21,22 給電線(被覆電線) 21w 導体部 21i 被覆部 28 半田 30 高周波電力供給装置 40 帯状連結部材 41 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武地 英己 神奈川県横浜市港北区樽町4−4−36 日 本圧着端子製造株式会社東京技術センター 内 Fターム(参考) 5E085 BB02 BB12 BB27 CC01 DD01 DD13 EE06 FF19 HH01 JJ25 JJ36 JJ38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード端子を有する冷陰極管と、 挿通孔を有し、この挿通孔に上記リード端子が挿通され
    た状態で上記冷陰極管に半田接合された端子金具と、 この端子金具が圧着された給電線とを含むことを特徴と
    する冷陰極管の接続構造。
  2. 【請求項2】上記給電線は、導体部とこの導体部を被覆
    する被覆部とを有する被覆電線であり、この被覆電線の
    上記導体部に上記端子金具が圧着されていることを特徴
    とする請求項1記載の冷陰極管の接続構造。
  3. 【請求項3】上記端子金具は、上記導体部に圧着される
    導体圧着部を有し、上記被覆部に圧着される被覆圧着部
    を有していないことを特徴とする請求項2記載の冷陰極
    管の接続構造。
  4. 【請求項4】冷陰極管のリード端子と上記端子金具とを
    接合している半田が上記端子金具と給電線との接続部ま
    で及んでいることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の冷陰極管の接続構造。
  5. 【請求項5】上記冷陰極管が、表示パネルのバックライ
    ト用光源として用いられるものであることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の冷陰極管の接続構
    造。
  6. 【請求項6】冷陰極管のリード端子と、冷陰極管への給
    電のための給電線とを電気接続するための端子金具であ
    って、 冷陰極管のリード端子が挿通される挿通孔が形成された
    冷陰極管接続部と、給電線の導体部に圧着される導体圧
    着部とを含むことを特徴とする端子金具。
  7. 【請求項7】請求項6記載の端子金具の連鎖体であっ
    て、 帯状連結部材に対して、この帯状連結部材の長手方向に
    交差する方向に沿う姿勢で上記複数の端子金具がそれぞ
    れ結合されていることを特徴とする端子金具連鎖体。
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