JPH1091944A - 磁気ストライプ付カード及び該カードの製造方法 - Google Patents

磁気ストライプ付カード及び該カードの製造方法

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JPH1091944A
JPH1091944A JP8245206A JP24520696A JPH1091944A JP H1091944 A JPH1091944 A JP H1091944A JP 8245206 A JP8245206 A JP 8245206A JP 24520696 A JP24520696 A JP 24520696A JP H1091944 A JPH1091944 A JP H1091944A
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JP
Japan
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resin layer
magnetic stripe
card
smooth resin
smooth
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JP8245206A
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Masaru Murohara
勝 室原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、磁気ストライプがカード自体の面
位置よりも突出状態とならず、磁気ストライプへの傷付
き防止を図ることができる磁気ストライプ付カードを提
供する。 【解決手段】 本発明に係る磁気ストライプ付カード
は、PETシート3、芯材PET4、裏PETシート5
からなるカード基材と、このカード基材の表面及び裏面
に設けた平滑樹脂層2、8と、前記カード基材の表面に
前記平滑樹脂層2と同一面を呈する状態に設けた磁気ス
トライプ1とを有するもである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ストライプ付
カード及び該カードの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カードの磁気ストライプに対
する情報の読み書きは、磁気リーダ/ライタ装置内にお
いて、磁気ヘッドと磁気カードの磁気ストライプとを接
触させることにより行っている。
【0003】この場合、むき出しの磁気ストライプは携
帯時や使用時のひっかき等により容易に傷が付きやすい
ため、磁気カードの面位置よりも突出状態とならないこ
とが望ましい。
【0004】また、磁氣ストライプの保護のため、保護
シートを磁気ストライプ上に配置することも考えられる
が、このようにすると磁気出力の低下により読み書きが
困難になってしまう。
【0005】従って、従来の磁気カードにおいては、P
VC(ポリ塩化ビニル)シート又はPVCカードと磁気
ストライプを熱と圧力によりー体化させ、PVCシート
の裏面と磁気ストライプが同一面位置になるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気カードの場合、磁気ストライプが磁気カー
ド表面から突出状態とならないようにするためには、磁
気ストライプを熱と圧力により合成樹脂シート又は合成
樹脂カードの表面と同一面位置なるまで埋め込む必要が
ある。
【0007】現在、これに適した合成樹脂としてはPV
Cシートが代表的である。
【0008】しかし、PVCシートは耐熱性が低く、P
VCで構成された磁気カードを夏場の車中(ダッシュボ
ード上)に放置すると変形してしまう。
【0009】また、上述した磁気カードの廃棄時に焼却
処理を行うと、有毒ガスである塩素ガスを発生してしま
う。従って、PVCの代替品が必要となるが、その合成
樹脂としては耐熱性が高く、焼却時に有毒ガスを発生し
ない例えば図5に示すようなPET(ポリエチレンテレ
フタレート)シート30が有望視されている。
【0010】しかし、図5に示すように、PETシート
30と磁気ストライプ31とを熱と圧力で―体化させて
も、磁気ストライプ31はPETシート30の表面と同
一面位置にならずその表面より突出状態となってしま
う。
【0011】また、ABS(アクリル ニトリル ブタ
ジエンスチレン共重合体)樹脂で成形されたカードに磁
気ストライプを付ける手段としては、金型に磁気ストラ
イプ接着用の溝を設けたり、カードの表面にザグリ加工
を施す等の手段があるが、このような手段では量産性が
低いという課題がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、磁気ストライプがカード自体の面位置よりも突
出状態とならず、磁気ストライプへの傷付き防止を図る
ことができる磁気ストライプ付カード及びこの磁気スト
ライプ付カードを簡略な工程で製造し得る製造方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ストラ
イプ付カードは、カード基材と、このカード基材の表面
に設けた平滑樹脂層と、前記カード基材の表面に前記平
滑樹脂層と同一面を呈する状態に設けた磁気ストライプ
とを有することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係る磁気ストライプ付カー
ドは、上述した構成に加えて、前記カード基材の裏面に
平滑樹脂層を設けた構成とすることもできる。
【0015】このような磁気ストライプ付カードによれ
ば、カード基材の表面に設けた平滑樹脂層と磁気ストラ
イプとが同一面を呈する状態となっているので、磁気ス
トライプがカード自体の面位置(表面位置)よりも突出
状態とならず、磁気ストライプへの傷付き防止を図るこ
とができる。
【0016】さらに、本発明に係る磁気ストライプ付カ
ードは、カード基材と、このカード基材の表面に設けた
熱昇華印刷が可能な受像成分を含む平滑樹脂層と、前記
カード基材の表面に前記平滑樹脂層と同一面を呈する状
態に設けた磁気ストライプと、前記カード基材の裏面に
設けた熱昇華印刷が可能な受像成分を含む平滑樹脂層と
を具備する構成とすることもできる。
【0017】このような磁気ストライプ付カードによれ
ば、上述した磁気ストライプ付カードと同様な作用を発
揮するとともに、カード基材の表裏両面に設けた平滑樹
脂層が熱昇華印刷が可能な受像成分を含むので、磁気ス
トライプ付カードの表裏両面に所望の文字情報等を印刷
することができる。
【0018】本発明に係る磁気ストライプ付カードの製
造方法は、カード基材の表面に所定の厚さの平滑樹脂層
を設ける工程と、このカード基材表面上の平滑樹脂層に
この平滑樹脂層と同等又は同等以下の厚さを有する磁気
ストライプを熱圧着し、前記平滑樹脂層と磁気ストライ
プとの両表面が同一面を呈する状態とする工程とを含む
ものである。
【0019】この製造方法によれば、カード自体の表面
において磁気ストライプがカード自体の面位置よりも突
出状態とならず、磁気ストライプへの傷付き防止を図る
ことができる磁気ストライプ付カードを簡略な工程で製
造することができる。
【0020】また、本発明の製造方法は、上述した磁気
ストライプ付カードの製造方法の工程に、さらに前記カ
ード基材の裏面に平滑樹脂層を設ける工程を付加した構
成とすることもできる。
【0021】この製造方法によれば、上述した作用に加
えて、カード基材の裏面も平滑樹脂層で覆われた磁気ス
トライプ付カードを製造することができる。
【0022】また、本発明に係る磁気ストライプ付カー
ドの製造方法は、セパレータに磁気ストライプを仮付け
する工程と、磁気ストライプが仮付けされたセパレータ
上に磁気ストライプの裏面側から平滑樹脂を塗布し、硬
化して磁気ストライプを含む平滑樹脂層を得る工程と、
磁気ストライプを含む平滑樹脂層をカード基材表面に熱
圧着し、セパレータ側の前記平滑樹脂層と磁気ストライ
プとの各面が同一面を呈する状態で前記平滑樹脂層とカ
ード基材とを一体化する工程と、前記セパレータを磁気
ストライプを含む平滑樹脂層から分離する工程とを含む
ことを特徴とするものである。
【0023】この製造方法によっても、カード自体の表
面において磁気ストライプがカード自体の面位置よりも
突出状態とならず、磁気ストライプへの傷付き防止を図
ることができる磁気ストライプ付カードを簡略な工程で
製造することができる。
【0024】上述した製造方法において、前記平滑樹脂
層は、熱変形温度が前記カード基材の熱変形温度よりも
低い熱可塑性樹脂を用いることで、平滑樹脂層と磁気ス
トライプとの一体化をカード基材を変形させることなく
行うことができる。
【0025】また、本発明に係る磁気ストライプ付カー
ドの製造方法は、カード基材の表面に所定の厚さの平滑
樹脂層を設ける工程と、このカード基材表面上の平滑樹
脂層にこの平滑樹脂層と同等又は同等以下の厚さを有
し、平滑樹脂層に埋め込まれる面にこの平滑樹脂層を軟
化させる軟化剤を塗布した磁気ストライプを埋め込み、
前記平滑樹脂層と磁気ストライプとの両表面が同一面を
呈する状態とする工程とを含むことを特徴とするもので
ある。
【0026】このような磁気ストライプの埋め込み工程
を採用した製造方法によっても、上述した場合と同様、
カード自体の表面において磁気ストライプがカード自体
の面位置よりも突出状態とならず、磁気ストライプへの
傷付き防止を図ることができる。
【0027】上述した各製造方法に使用する前記平滑樹
脂層を、熱昇華印刷が可能な受像成分を含むものとする
ことで、製造した磁気ストライプ付きカードの表面又は
裏面に所望の文字等を印刷することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0029】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の磁気ストライプ付きカードの製造工程を示すも
のであり、まず、厚さ100μmで、表面には平滑樹脂
層2を厚さ30μmの厚さに塗布したカード基材を構成
するPETシート3を用意し、このPETシート3上の
平滑樹脂層2の所定の位置へ所定の幅を有し厚さ約l7
μmの磁気ストライプ1を熱圧着(仮プレス)して、磁
気ストライプ1の表面と平滑樹脂層2の表面とが同一面
を呈するシートを作成した。
【0030】次に、このシートと、カード基材を構成す
る厚さ約450μmの芯材PET(厚さ188μmの2
枚のPETを接着剤シートで接着したもの)4と、前記
PETシート3と同様な厚さ100μmの裏PETシー
ト5とを重ね、さらに、前記平滑樹脂層2と同様な厚さ
30μmの平滑樹脂層8を重ねるとともに、前記各層間
に接着シート(図示せず)を挟んで熱圧着(本プレス)
し、最後に所定の形状に打ち抜いて厚さ0.76mmの
磁気ストライプ付きカードとした。
【0031】本実施の形態1では、前記平滑樹脂層2、
平滑樹脂層8の一方又は双方を熟昇華型プリンタによる
印刷が行えるように受像成分を含んだ薬剤(アセタール
系)やブチラール系を使用した。
【0032】また、前記PETシート3、裏PETシー
ト5を同じ厚さとし、さらにこれらPETシート3、裏
PETシート5共に同じ薬剤を塗布することで磁気スト
ライプ付きカードカードの表裏の均衡をとり反りを防い
だ。以上の実施の形態1では、平滑樹脂層2、8の厚み
は磁気ストライプ1の厚みと同等又はそれ以上とした。
【0033】さらに、カード基材の表面、裏面の各平滑
樹脂層2、8を同一の厚さとする工程を採用し、さら
に、表裏両面の平滑樹脂層2、8に熱可塑性薬剤を塗布
する工程を付加することで、カード基材の表面、裏面側
の平滑樹脂層2、8が均衡し、反りを防止できる磁気ス
トライプ付カードを製造することができる。
【0034】また、上述した製造方法において、前記平
滑樹脂層2、8として、熱変形温度が前記カード基材の
熱変形温度よりも低い熱可塑性樹脂を用いることで、平
滑樹脂層2、8と磁気ストライプ1との一体化をカード
基材を変形させることなく行うことができる。
【0035】(実施の形態2)図2乃至図4は実施の形
態2を示すものである。
【0036】本実施の形態2においては、平板状のセパ
レータ6に磁気ストライプ1の表面側を仮付けし、図
2、図3に示すように、塗布ローラー7にて平滑樹脂層
2を形成する平滑樹脂2aを前記磁気ストライプ1の裏
面側から塗布し、乾燥硬化させた。このとき、セパレー
タ6と磁気ストライプ1との接合面の間に平滑樹脂2a
が入り込まないように注意する必要がある。
【0037】また、平滑樹脂層2は、磁気ストライプ1
がセパレータ6との接合面で平滑樹脂層2から突出状熊
とならないような塗布厚(磁気ストライプ1の厚さ以
上)が必要である。本実施の形態2では100μmとし
た。
【0038】次に、図4に示すように、セパレータ6と
磁気ストライプ1と平滑樹脂層2とが一体化されたシー
トと、カード基材であるPET芯材9とを熱圧着し、さ
らに、セパレータ6だけを剥がすことで表面に磁気スト
ライプ1が突出しない磁気ストライプ付きカードを得る
ことができた。
【0039】この実施の形態2によれば、セパレータ7
を使用し、磁気ストライプ1を含む平滑樹脂層2を得た
後、カード基材であるPET芯材9を熱圧着し、セパレ
ータ7を剥がすという簡略な工程で磁気ストライプ付カ
ードを製造することができる。
【0040】(実施の形態3)実施の形態3(図示せ
ず)では、ABS樹脂を成型してカードとした。このと
きも表面には受像成分を含んだ平滑樹脂層を厚さ30μ
m塗布し、ハーフキュアの状態で磁気ストライプを位置
決めし、一体化して表面に磁気ストライプが突出しない
磁気ストライプ付きカードを得た。
【0041】(実施の形態4)実施の形態4(図示せ
ず)では、磁気ストライプの裏に平滑樹脂と反応して平
滑樹脂を軟化させる軟化剤を塗布し、軟化した平滑樹脂
に磁気ストライプを埋め込んで表面に磁気ストライプが
突出しない磁気ストライプ付きカードを得た。
【0042】また、熱と圧力により磁気ストライプの表
面と平滑樹脂層の表面とが略同一面位置になるまで磁気
ストライプを埋めることが必要である。また、平滑樹脂
としては熱可塑性樹脂を使用した。
【0043】このような磁気ストライプの埋め込み工程
を採用した製造方法によっても、上述した場合と同様、
カード自体の表面において磁気ストライプがカード自体
の面位置よりも突出状態とならず、磁気ストライプへの
傷付き防止を図ることができる。
【0044】以上説明した実施の形態によれば、カード
基材の表面に設けた平滑樹脂層2と磁気ストライプ1と
が同一面を呈する状態となっているので、磁気ストライ
プ1がカード自体の面位置(表面位置)よりも突出状態
とならず、磁気ストライプ1への傷付き防止を図ること
ができる磁気ストライプ付カードを得ることができる。
【0045】また、磁気ストライプ付カードを、カード
基材の表裏両面に設けた平滑樹脂層2、8として熱昇華
印刷が可能な受像成分を含む構成とすることで、磁気ス
トライプ付カードの表裏両面に所望の文字情報等を印刷
することができる。
【0046】また、上述した各製造方法における前記平
滑樹脂層2又は平滑樹脂層8を、熱昇華印刷が可能な受
像成分を含むものとすることで、製造した磁気ストライ
プ付きカードの表面又は裏面に所望の文字等を印刷する
ことが可能となる。
【0047】平滑樹脂としては熱可塑系樹脂であるポリ
メチルメタクリレート,ポリビニルアルコール,ポリア
リルアミン,ポリエチレンオキサイド,ケトン樹脂,カ
ルボキシビニルポリマーがある。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、磁気ストライプがカー
ド自体の面位置(表面位置)よりも突出状態とならず、
磁気ストライプへの傷付き防止を図ることができる磁気
ストライプ付カードを提供できる。
【0049】また、本発明によれば、磁気ストライプ付
カードの表裏両面の一方又は双方に所望の文字情報等を
印刷することができる磁気ストライプ付カードを提供で
きる。
【0050】さらに、本発明によれば、上記効果を奏す
る磁気ストライプ付カードを簡略な工程で製造すること
ができる磁気ストライプ付カードの製造方法を提供でき
る。
【0051】また、本発明によれば、カード基材の表
面、裏面側の平滑樹脂層が均衡し、反りを防止できる磁
気ストライプ付カードを製造することができるできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の製造工程を示す概略説
明図である。
【図2】本発明の実施の形態2の製造工程を示す概略断
面図である。
【図3】本発明の実施の形態2の製造工程を示す概略平
面図である。
【図4】本発明の実施の形態2の磁気ストライプ付カー
ド及びセパレータを示す概略断面図である。
【図5】従来の磁気ストライプ付カードの製造工程を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1 磁気ストライプ 2 平滑樹脂層 3 PETシート 4 芯材PET 5 裏PETシート 6 セパレータ 7 塗布ローラ 8 平滑樹脂層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基材と、このカード基材の表面に
    設けた平滑樹脂層と、前記カード基材の表面に前記平滑
    樹脂層と同一面を呈する状態に設けた磁気ストライプと
    を有することを特徴とする磁気ストライプ付カード。
  2. 【請求項2】 カード基材と、このカード基材の表面に
    設けた平滑樹脂層と、前記カード基材の表面に前記平滑
    樹脂層と同一面を呈する状態に設けた磁気ストライプ
    と、前記カード基材の裏面に設けた平滑樹脂層とを具備
    することを特徴とする磁気ストライプ付カード。
  3. 【請求項3】 カード基材と、このカード基材の表面に
    設けた熱昇華印刷が可能な受像成分を含む平滑樹脂層
    と、前記カード基材の表面に前記平滑樹脂層と同一面を
    呈する状態に設けた磁気ストライプと、前記カード基材
    の裏面に設けた熱昇華印刷が可能な受像成分を含む平滑
    樹脂層とを具備することを特徴とする磁気ストライプ付
    カード。
  4. 【請求項4】 カード基材の表面に所定の厚さの平滑樹
    脂層を設ける工程と、 このカード基材表面上の平滑樹脂層にこの平滑樹脂層と
    同等又は同等以下の厚さを有する磁気ストライプを熱圧
    着し、前記平滑樹脂層と磁気ストライプとの両表面が同
    一面を呈する状態とする工程と、 を含むことを特徴とする磁気ストライプ付カードの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 カード基材の表面に所定の厚さの平滑樹
    脂層を設ける工程と、 このカード基材表面上の平滑樹脂層にこの平滑樹脂層と
    同等又は同等以下の厚さを有する磁気ストライプを熱圧
    着し、前記平滑樹脂層と磁気ストライプとの両表面が同
    一面を呈する状態とする工程と、 前記カード基材の裏面に平滑樹脂層を設ける工程と、 を含むことを特徴とする磁気ストライプ付カードの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 セパレータに磁気ストライプを仮付けす
    る工程と、 磁気ストライプが仮付けされたセパレータ上に磁気スト
    ライプの裏面側から平滑樹脂を塗布し、硬化して磁気ス
    トライプを含む平滑樹脂層を得る工程と、 磁気ストライプを含む平滑樹脂層をカード基材表面に熱
    圧着し、セパレータ側の前記平滑樹脂層と磁気ストライ
    プとの各面が同一面を呈する状態で前記平滑樹脂層とカ
    ード基材とを一体化する工程と、 前記セパレータを磁気ストライプを含む平滑樹脂層から
    分離する工程と、を含むことを特徴とする磁気ストライ
    プ付カードの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記平滑樹脂層は、熱変形温度が前記カ
    ード基材の熱変形温度よりも低い熱可塑性樹脂を用いた
    ものである請求項4乃至6のいずれかに記載の磁気スト
    ライプ付カードの製造方法。
  8. 【請求項8】 カード基材の表面に所定の厚さの平滑樹
    脂層を設ける工程と、 このカード基材表面上の平滑樹脂層にこの平滑樹脂層と
    同等又は同等以下の厚さを有し、平滑樹脂層に埋め込ま
    れる面にこの平滑樹脂層を軟化させる軟化剤を塗布した
    磁気ストライプを埋め込み、前記平滑樹脂層と磁気スト
    ライプとの両表面が同一面を呈する状態とする工程と、 を含むことを特徴とする磁気ストライプ付カードの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記平滑樹脂層は、熱昇華印刷が可能な
    受像成分を含むものである請求項4乃至8のいずれかに
    記載の磁気ストライプ付カードの製造方法。
JP8245206A 1996-09-17 1996-09-17 磁気ストライプ付カード及び該カードの製造方法 Pending JPH1091944A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052541A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Toppan Printing Co Ltd 磁気記録層を有するicカードの製造方法

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