JPH1091024A - 定着用加熱部材、及び加熱定着装置 - Google Patents

定着用加熱部材、及び加熱定着装置

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JPH1091024A
JPH1091024A JP24198896A JP24198896A JPH1091024A JP H1091024 A JPH1091024 A JP H1091024A JP 24198896 A JP24198896 A JP 24198896A JP 24198896 A JP24198896 A JP 24198896A JP H1091024 A JPH1091024 A JP H1091024A
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JP
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heat
heating member
fluororesin
nip
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JP24198896A
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Kazuo Kishino
一夫 岸野
Masaaki Takahashi
正明 高橋
Hideo Kawamoto
英雄 川元
Hideyuki Hatakeyama
英之 畠山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニップ部のシワ跡の発生のない定着用加熱部
材及びニップシワ発生に起因する画像乱れのない信頼性
の高い加熱定着装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも耐熱性基材11と厚みが50
0μm以上のシリコーンゴム弾性体12とフッ素ゴムと
フッ素樹脂との混合物からなる中間層13とさらにフッ
素樹脂トナー離型層14とが順次積層されている定着用
加熱部材において、該中間層がフッ素ゴムとフッ素樹脂
を50:50から20:80の重量比で混合した混合物
であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、LBP等の
電子写真画像形成装置の定着用加熱部材、及び加熱定着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真画像形成装置の加熱定着装置の
定着用ローラとしては、定着性、耐久性、トナー担持体
の搬送性の向上、さらに低実効硬度実現による定着画像
の鮮明性の改善を目的として、従来、特開昭61−12
8274、特公平3−15187に記載されているよう
に芯金/シリコーンゴム弾性体/フッ素ゴムとフッ素樹
脂の混合層/フッ素樹脂層からなる構成の定着用ローラ
が提案されている。
【0003】しかしながら、上記従来構成で、特にシリ
コーンゴム弾性層が厚く、表面の変形を大きくして使用
される定着用加熱部材においては「ニップシワ」が発生
する場合がある。ここで言う「ニップシワ」とは定着部
材と加圧部材を加熱後加圧状態のまま冷却放置すると発
生するニップ部のシワ跡のことを言う。加熱使用時に、
シリコーンゴム弾性層の熱膨張に伴って引伸された表層
及び中間層が、ニップ部において、冷却時のシリコーン
ゴム弾性層の収縮に追従できず、その結果ローラ軸方向
のシワとして跡が残ってしまうものである。
【0004】低速機用の加熱定着器では、一般にニップ
巾が2〜3mmと小さく、したがって定着用部材のニッ
プ部での変形も小さく、「ニップシワ」が発生しても軽
微であり、また再加熱時に、シリコーンゴム層の熱膨張
によってシワは消滅し、定着画像上問題は発生しにく
い。
【0005】しかしながら、定着プロセススピードアッ
プに伴う定着加熱時間確保のためにニップ巾の増加が要
求される定着器においては、ニップシワが顕著なものと
なり、定着画像上での問題が発生する。つまり、シリコ
ーンゴム層が50μm以上で、ニップ巾が5mmを超え
て使用される定着用加熱部材は、表面温度も高く、ニッ
プ部で表層、中間層、シリコーンゴム弾性層それぞれの
変形量が大きく「ニップシワ」が顕著に発生する。
【0006】また、再使用時に加熱されてもシワは急に
は回復されず、したがって、ベタ黒画像は「ニップシ
ワ」部で周期的な画像乱れが発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本出願に係る第1の発
明の目的は、少なくとも耐熱性基材と厚みが50μm以
上のシリコーンゴム弾性層と、フッ素ゴムとフッ素樹脂
の混合物からなる中間層と、さらにフッ素樹脂トナー離
型層が順次積層されている定着用加熱部材において、加
熱使用後、加圧状態のまま冷却放置すると発生するニッ
プ部のシワ跡(ニップシワ)のない定着用加熱部材を提
供するものである。
【0008】本願に係る第2の発明の目的は、5mm以
上のニップ巾を必要とする加熱定着装置において、定着
用加熱部材のニップシワに起因する画像乱れのない信頼
性の高い加熱定着装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。
【0010】すなわち、本発明は電子写真画像形成装置
の定着用加熱部材であって、少なくとも、耐熱性基材
と、厚みが500μm以上のシリコーンゴム弾性体と、
フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物からなる中間層と、さ
らにフッ素樹脂トナー離型層が、順次積層されている定
着用加熱部材において、該中間層が、フッ素ゴムとフッ
素樹脂を50:50から20:80の重量比で混合した
混合物であることを特徴とする定着用加熱部材を提案す
るものであり、前記中間層の厚みが、25μm以上であ
ることを含む。
【0011】また本発明は、電子写真画像形成装置の加
熱定着装置であって、定着用部材が担持体上のトナー像
と接する定着部材と、この定着部材との間に5mm以上
のニップを形成するように圧接してなる加圧部材からな
る加熱定着装置の該定着部材と該加圧部材のうち、定着
用加熱部材が前記の定着用加熱部材であることを特徴と
する加熱定着装置を提案するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の加熱定着用部材の
1例を示す断面図であり、本発明の加熱定着用部材は、
図1に示すように少なくとも耐熱性基材11と厚みが5
00μm以上5mm以下のシリコーンゴム弾性体12と
フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物からなる中間層13と
フッ素樹脂トナー離型層14とからなり、中間層13は
フッ素ゴムとフッ素樹脂を50:50から20:80の
重量比で混合した混合物からなるものである。
【0013】中間層のフッ素樹脂の配合比は、中間層の
剛性に関与するものであり、この剛性によってニップシ
ワを防止するものである。フッ素ゴムとフッ素樹脂の重
量比が50:50に満たないフッ素樹脂の配合量のとき
は充分な剛性が保てず、ニップシワの発生原因となる。
【0014】また、配合量が多すぎると、フッ素ゴムと
の均一混合分散が困難となるために、中間層のゴム性が
損なわれ、ニップ部の大変形に対する復元力に悪影響を
及ぼす。
【0015】したがって、フッ素ゴムとフッ素樹脂の重
量混合比は50:50〜20:80であることが必要で
ある。
【0016】中間層のフッ素樹脂は、フッ素樹脂トナー
離型層との接着にも関与するものであり、離型層のフッ
素樹脂の融点と同等か、それ以下のものが接着性に富ん
でいる。加工性、使用時の耐熱性を考慮するとFEPが
最適である。
【0017】中間層の厚みは25μm〜100μmが好
ましい。25μm以下では充分な剛性が期待できず、1
00μmを超える場合は定着用部材の実効硬度があが
り、適切でない。
【0018】耐熱性基材は本発明の定着用加熱部材の形
状を決めるものであり、鉄、SUS、アルミ合金等の金
属製あるいはポリイミド樹脂等耐熱樹脂製のパイプ状、
あるいはベルト状のものが挙げられる。
【0019】パイプ状のものは、中にハロゲンヒーター
等熱源を設けてローラ加熱方式の加熱定着/加圧ローラ
として、またベルト状のものはベルト定着方式の定着ベ
ルトに用いられる。
【0020】シリコーンゴム弾性層のシリコーンゴムと
してはゴム硬度が5°〜30°で、フッ素樹脂によるト
ナー離型層を形成するための焼成に耐え得る耐熱性の高
いものでなければならない。鮮明な定着画像を得るには
30°以下が好ましいが5°以下のものは機械的強度が
劣る。また、定着用加熱部材では、熱の応答を高める必
要があり、シリコーンゴムの熱伝導度は0.6×10-3
cal/cm・sec・℃以上が望ましく、厚みは3m
m以下が好ましい。シリコーンゴムのC−Setが20
%を超えるものは、ニップ部の変形回復が充分でなく適
さない。
【0021】シリコーンゴム層と、中間層の間には公知
のプライマー処理によって接着力を高めてもよい。
【0022】トナー離型層のフッ素樹脂はPTFE,P
FA,FEP及びこれらの混合物が挙げられる。またそ
の厚みは使用時の摩耗、実効硬度の上昇を考慮して5〜
50μmがよい。
【0023】次に本発明の第2発明は、ニップ巾が5m
m必要とされる加熱定着装置において、定着用加熱部材
に、前記の第1の発明の定着用加熱部材が具備されてな
るものである。
【0024】加熱定着装置には、ローラ加熱方式のも
の、ベルト定着方式のものが挙げられ、それぞれ第1の
発明の加熱定着/加圧ローラ、定着ベルトが配設され
る。
【0025】加熱方法としては、定着用加熱部材の内部
にはハロゲンヒータ等熱源を設けて加熱する手段、内部
にセラミックヒータを接触させて加熱する手段、あるい
は交番磁場注入による直接加熱の手段が挙げられる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。
【0027】実施例1 本発明のローラ加熱方式の加熱定着装置に用いる定着用
加熱ローラの実施例を説明する。図1に概略断面図を示
した。
【0028】アルミ製パイプ状芯金からなる耐熱性基材
11に厚み2mmのシリコーンゴム層12を一般的な方
法で成型固着し、外径40mmのシリコーンゴムローラ
を得た。
【0029】用いたシリコーンゴムは硬度25°、熱伝
導度1.5×10-3cal/cm・sec・℃であり、
Csetは10%であった。
【0030】続いて、該シリコーンゴムローラに中間層
13を下記要領で積層した。予めプライマー処理を施し
たシリコーンゴムローラ上に、フッ素ゴムとフッ素樹脂
を混合した混合物塗料をスプレー塗布し、風乾後200
℃の温風循環炉で30分間加熱硬化させた。膜厚は40
μmである。このときフッ素ゴムとフッ素樹脂の混合物
塗料はフッ素ゴム水性塗料ダイエルGL252(ダイキ
ン工業社製)と、ネオフロンFEPディスバージョンN
DI(ダイキン工業社製)を、フッ素ゴムとフッ素樹脂
の混合比が40:60になるように配合し、充分に混合
分散したものを用いた。
【0031】さらに、ネオフロンFEPディスバージョ
ンNDI(ダイキン工業社製)をスプレー塗布、風乾後
310℃の温風循環炉で30分間加熱を行いトナー離型
層14を積層した。FEPの膜厚は25μmである。
【0032】実施例2 本発明のローラ加熱方式の加熱定着装置について説明す
る。
【0033】図2に概略断面図を示す。
【0034】定着用部材として定着ローラ21と、加圧
ローラ22とを有しており、上記定着ローラ21の表面
には、クリーニング手段23が配設されている。
【0035】上記定着ローラ21には実施例1の定着用
加熱ローラが用いられ、加圧ローラ22には、シリコー
ンゴム厚が1mmである実施例1と同様のローラが用い
られている。
【0036】定着ローラ21、加圧ローラ22の芯金内
には発熱体としてハロゲンヒータ24,25が配置さ
れ、定着ローラ21の温度をこれに当接したサーミスタ
26で検知してハロゲンヒータ24,25をオンオフ制
御し、定着ローラ21の温度を一定に維持するようにな
っている。
【0037】また上記定着ローラ21と加圧ローラ22
は駆動装置(図示せず)によって矢印b方向に回転駆動
され、搬送装置(図示せず)によって矢印a方向に搬送
される紙、フィルム等の記録材Pを両ローラで挟圧しな
がらニップ部Nを通過させ、その結果上記記録材P上の
未定着トナー像Tは、両ローラの熱と圧力によって上記
記録材P上に定着される。
【0038】クリーニング手段23は離型剤として1万
CSのシリコーンオイルが含浸された不織布が定着ロー
ラ21周面に常時当接されており、不織布を順次巻き上
げることにより、定着ローラ21周面に付着したトナー
残渣を除去すると同時に、離型剤を適当に供給するよう
になっている。該ローラ加熱方式の加熱定着装置の定着
条件を下記に設定し、定着試験を行った。
【0039】 プロセススピード: 112mm/sec ローラ間荷重 : 60kgf 定着温度 : 180℃ このときニップ巾は6.5mmであった。
【0040】所定のパターンの未定着画像ののったA4
サイズ紙を1000枚連続通紙後、装置を充分に放置冷
却し、再びベタ黒画像の加熱定着を行ったところ、ロー
ラのニップシワに起因する画像乱れは生じなかった。
【0041】[比較例1]一方、中間層を実施例1と同
じ要領で、フッ素ゴムとフッ素樹脂の重量比が60:4
0に調合した塗料を用いて15μm厚みで仕上げた以
外、実施例1と同様の定着ローラ、加圧ローラを上記加
熱定着装置に組み込み、同様のテストを行ったところ、
ベタ黒定着画像にニップシワに起因する周期的な跡が認
められた。さらに温調したまま10分間の空回転を行い
ローラを充分に加熱したが、ニップシワは完全に消失せ
ず、ベタ黒定着画像の乱れは残った。
【0042】実施例3 次に本発明のベルト定着方式の加熱定着装置に用いる定
着ベルトの実施例を説明する。図3に概略断面図を示し
た。
【0043】外径40mm厚み50μmのNi電鋳製ベ
ルト31に、厚み1mmになるようシリコーンゴム層3
2を固着積層した。
【0044】用いたシリコーンゴムは硬度14°、熱伝
導度1.0×10-3cal/cm・sec・℃でありC
setは8%であった。
【0045】次に実施例1と同様の手順において、フッ
素ゴムとフッ素樹脂の混合物を厚み45μmで形成し、
中間層33を積層した。ただしフッ素ゴムとフッ素樹脂
の重量比は45:55となるように調合したものを用い
た。
【0046】さらに実施例1と同様にして離型層34と
して膜厚25μmのFEP膜を積層した。
【0047】実施例4 本発明のベルト定着方式の加熱定着装置について説明す
る。
【0048】図4に概略断面図を示す。
【0049】定着用部材として定着ベルト41、加圧ロ
ーラ42とを有している。43は支持体44に固定支持
された加熱体(セラミックヒータ)であり、この加熱体
43に定着ベルト41を加圧ローラ42で圧接密着させ
て、加熱摺動回転させる。加圧ローラ42は駆動装置
(図示せず)によって矢印b方向に回転される。定着ベ
ルト41を挟んで加熱体43と加圧ローラ42とで形成
されるニップ部Nの定着ベルト41と加圧ローラ42と
の間に、未定着トナーTののった記録材Pを搬送装置
(図示せず)によって矢印a方向から導入して熱と圧力
によって定着させる。ニップ部Nを通った記録材Pは定
着ベルト41の面から分離されて搬送される。定着ベル
ト41の表面温度制御は、加熱体43に具備されたサー
ミスタ等の検温素子(図示せず)により、加熱体43の
検知温度が一定になるよう通電が制御されることにより
行う。
【0050】上記定着ベルト41には実施例3の定着ベ
ルトが用いられている。加圧ローラ42は鉄製棒状芯金
に硬度が8°のシリコーンゴムが3mm厚でのったシリ
コーンゴムローラに厚み50μmのPFAチューブを被
覆接着したものを用いた。加圧ローラ42の外径は30
mmに仕上げてある。
【0051】該ベルト定着方式の加熱定着装置の定着条
件を下記のように設定し、定着試験を行った。
【0052】 プロセススピード : 117mm/sec ヒーター押し付け圧: 40kgf 定着温度 : 190℃ このときニップ巾は7.0mmであった。
【0053】所定のパターンの未定着画像ののったA4
サイズ紙を1000枚連続通紙後、装置を充分に冷却放
置し、再びベタ黒画像の加熱定着を行ったが定着ベルト
のニップシワに起因する画像乱れは生じなかった。
【0054】[比較例2]一方中間層を実施例3と同じ
要領で、フッ素ゴムとフッ素樹脂の重量比が55:45
に調合した塗料を用いて10μm厚みで仕上げた以外実
施例3と同様の定着ベルトを、上記加熱定着装置に組み
込み、同様のテストを行ったところ、ベタ黒定着画像に
ニップシワに起因する周期的な跡が認められた。さら
に、温調したまま、10分間に空回転を行い定着ベルト
を充分に加熱したが、ニップシワは完全には消失せず、
ベタ黒定着画像の乱れは残った。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子写真画像形成装置の定着用加熱部材であって、少な
くとも耐熱性基材と、厚みが500μm以上のシリコー
ンゴム弾性体と、フッ素ゴムと、フッ素樹脂の混合物か
らなる中間層と、さらにフッ素樹脂トナー離型層が、順
次積層されている定着用加熱部材において、該中間層
が、フッ素ゴムとフッ素樹脂を50:50から20:8
0の重量比で混合した混合物であるため、加熱使用後、
加圧状態のまま放置冷却すると発生するニップ部のシワ
跡(ニップシワ)の発生のない定着用加熱部材を提供し
得る。
【0056】また5mm以上のニップ巾を必要とする加
熱定着装置において、定着用加熱部材が上記定着用加熱
部材であるため、ニップシワ発生に起因する画像乱れの
ない、信頼性の高い加熱定着装置を提供し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着用加熱部材の一例を示す概略断面
図である。
【図2】本発明の加熱定着装置の一例を示す概略断面図
である。
【図3】本発明の定着用加熱部材の他の例を示す概略断
面図である。
【図4】本発明の加熱定着装置の他の例を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
11 耐熱性基材 12,32 シリコーンゴム弾性体 13,33 中間層 14,34 フッ素樹脂トナー離型層 21 定着ローラ 22,42 加圧ローラ 23 クリーニング手段 24,25 ハロゲンヒータ 26 サーミスタ 31 Ni電鋳製ベルト 41 定着ベルト 43 加熱体(セラミックヒータ) 44 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置の定着用加熱部材
    であって、少なくとも、耐熱性基材と、厚みが500μ
    m以上のシリコーンゴム弾性体と、フッ素ゴムとフッ素
    樹脂の混合物からなる中間層と、さらにフッ素樹脂トナ
    ー離型層が、順次積層されている定着用加熱部材におい
    て、 該中間層が、フッ素ゴムとフッ素樹脂を50:50から
    20:80の重量比で混合した混合物であることを特徴
    とする定着用加熱部材。
  2. 【請求項2】 前記中間層の厚みが、25μm以上であ
    る請求項1に記載の定着用加熱部材。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成装置の加熱定着装置で
    あって、定着用部材が担持体上のトナー像と接する定着
    部材と、この定着部材との間に5mm以上のニップを形
    成するように圧接してなる加圧部材からなる加熱定着装
    置の該定着部材と該加圧部材のうち、定着用加熱部材が
    請求項1または2に記載の定着用加熱部材であることを
    特徴とする加熱定着装置。
JP24198896A 1996-09-12 1996-09-12 定着用加熱部材、及び加熱定着装置 Pending JPH1091024A (ja)

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