JPH1089580A - 管接続用カラー - Google Patents
管接続用カラーInfo
- Publication number
- JPH1089580A JPH1089580A JP8273900A JP27390096A JPH1089580A JP H1089580 A JPH1089580 A JP H1089580A JP 8273900 A JP8273900 A JP 8273900A JP 27390096 A JP27390096 A JP 27390096A JP H1089580 A JPH1089580 A JP H1089580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- melt adhesive
- hot
- hot melt
- adhesive
- Prior art date
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- Pending
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接着剤を塗布せずに接続できる、管接続用カラ
ーを提供する。 【構成】円筒状の硬質塩化ビニル製カラー１の内部に、
ニクロム線２をスパイラル状に内蔵し、カラー内面に、
ホットメルト接着剤４の層を形成する。使用方法は、接
続する管に被せ、ニクロム線に通電して加熱し、ホット
メルト接着剤を溶融して接続する。
ーを提供する。 【構成】円筒状の硬質塩化ビニル製カラー１の内部に、
ニクロム線２をスパイラル状に内蔵し、カラー内面に、
ホットメルト接着剤４の層を形成する。使用方法は、接
続する管に被せ、ニクロム線に通電して加熱し、ホット
メルト接着剤を溶融して接続する。
Description
【０００１】［産業上の利用分野］本発明は、主に、硬
質塩化ビニル管の接続に使用する、管接続用カラーに関
する。
質塩化ビニル管の接続に使用する、管接続用カラーに関
する。
【０００２】［従来の技術］現在、塩ビ管同士の接続に
は、接続部に接着剤を塗ってカラーを装着したり、バー
ナーで溶融して接続している。
は、接続部に接着剤を塗ってカラーを装着したり、バー
ナーで溶融して接続している。
【０００３】［発明の解決しようとする課題］しかし接
着剤も、まんべんなく塗布するのは、現場の作業環境か
ら困難なことも多く、バーナーで溶融するとなると尚更
である。また下水道管の大口径のものになると、重量も
重く、接着剤を塗った異径の口径のパイプを速やかに挿
入するのは、かなり難しい作業であり、芯出しにもかな
りの時間を消費している。本発明は、接着剤を塗布せず
に管同士を接続できる管接続用カラーを提供するもので
ある。
着剤も、まんべんなく塗布するのは、現場の作業環境か
ら困難なことも多く、バーナーで溶融するとなると尚更
である。また下水道管の大口径のものになると、重量も
重く、接着剤を塗った異径の口径のパイプを速やかに挿
入するのは、かなり難しい作業であり、芯出しにもかな
りの時間を消費している。本発明は、接着剤を塗布せず
に管同士を接続できる管接続用カラーを提供するもので
ある。
【０００４】［課題を解決するための手段］円筒状のプ
ラスチック製のカラー内部にスパイラル状に電熱線を内
蔵し、両端に電極リードを出す。カラー内面にはホット
メルト接着剤を塗布する。
ラスチック製のカラー内部にスパイラル状に電熱線を内
蔵し、両端に電極リードを出す。カラー内面にはホット
メルト接着剤を塗布する。
【０００５】［作用］管の接続部分に、本発明のパイプ
接続用カラーを被せ、電極リードに電源を接続して通電
すると、電熱線は発熱し、融点の低いホットメルト接着
剤は溶融する。ホットメルト接着剤が充分に溶融した後
電源を切れば、接着剤は冷えて固まり、両管は、カラー
によって強固に接続される。
接続用カラーを被せ、電極リードに電源を接続して通電
すると、電熱線は発熱し、融点の低いホットメルト接着
剤は溶融する。ホットメルト接着剤が充分に溶融した後
電源を切れば、接着剤は冷えて固まり、両管は、カラー
によって強固に接続される。
【０００６】［実施例］以下、図面に基づき実施例につ
いて説明する。図１は、［請求項１］に基ずくカラー断
面図ある。硬質塩化ビニルのカラー１の内部には、スパ
イラル状にニクロム線２が巻かれており、カラー両端よ
り、電極リード線３が引き出されている。カラー内面に
は、ホットメルト接着剤４が塗布されている。使用方法
は、管の接続部分にカラーを被せ、電極リード線に電源
をつないで通電する。ホットメルトは溶融し、通電を止
めると冷却とともに接着剤は固まって接着強度を増す。
接続する管とカラーの間の隙間が大きい場合には、カラ
ー内壁にＯリング溝を施し、発泡ウレタンなどによるＯ
リングを装着すれば、ホットメルトはＯリングを伝って
両者の接着をより確実なものにできる。図２は、［請求
項２］に基ずくカラー断面図である。円筒のカラー状に
成型したホットメルト接着剤５の外周にニクロム線６を
スパイラル状に巻き、両端を電極リード線７として引き
出し、この外側を熱収縮チューブ８で覆う。使用方法
は、管の接続部に被せ、電極リード線に電源を接続して
通電する。ホットメルトが溶融すると同時に、熱収縮チ
ューブも収縮し、ホットメルト接着剤が管の外周に満遍
無くゆき渡り、冷却後は、ホットメルト接着剤と収縮チ
ューブの双方が硬化して両管の接続を強固なものにす
る。図３は、［請求項３］に基ずくカラー断面図であ
る。円筒のカラー状に成型したホットメルト接着剤９の
外周を、熱収縮チューブ１０で覆う。なお、熱収縮チュ
ーブの内面にホットメルト接着剤を塗布しても同じであ
ることは言うまでもない使用方法は、管の接続部に被
せ、バーナーで熱収縮チューブの外側から熱する。ニク
ロム線の代わりにバーナーで過熱するところが、請求項
２との違いである。［請求項４］は、口部が管を差し込
むために広がっている、受け口を有する塩ビ管の受け口
部に、ニクロム線をスパイラルに巻いて内蔵した、請求
項１と同様の機構を有する塩ビ管である。なお請求項２
および請求項３において、接続する管同士の位置ずれに
よる応力が大きい場合には、ホットメルトが溶融する
と、接続面に段差ができるので、これを防ぐために、強
度のあるメッシュ状のリングなどで補強し、その上に本
案のカラーを被せれば、接続はより確実である。
いて説明する。図１は、［請求項１］に基ずくカラー断
面図ある。硬質塩化ビニルのカラー１の内部には、スパ
イラル状にニクロム線２が巻かれており、カラー両端よ
り、電極リード線３が引き出されている。カラー内面に
は、ホットメルト接着剤４が塗布されている。使用方法
は、管の接続部分にカラーを被せ、電極リード線に電源
をつないで通電する。ホットメルトは溶融し、通電を止
めると冷却とともに接着剤は固まって接着強度を増す。
接続する管とカラーの間の隙間が大きい場合には、カラ
ー内壁にＯリング溝を施し、発泡ウレタンなどによるＯ
リングを装着すれば、ホットメルトはＯリングを伝って
両者の接着をより確実なものにできる。図２は、［請求
項２］に基ずくカラー断面図である。円筒のカラー状に
成型したホットメルト接着剤５の外周にニクロム線６を
スパイラル状に巻き、両端を電極リード線７として引き
出し、この外側を熱収縮チューブ８で覆う。使用方法
は、管の接続部に被せ、電極リード線に電源を接続して
通電する。ホットメルトが溶融すると同時に、熱収縮チ
ューブも収縮し、ホットメルト接着剤が管の外周に満遍
無くゆき渡り、冷却後は、ホットメルト接着剤と収縮チ
ューブの双方が硬化して両管の接続を強固なものにす
る。図３は、［請求項３］に基ずくカラー断面図であ
る。円筒のカラー状に成型したホットメルト接着剤９の
外周を、熱収縮チューブ１０で覆う。なお、熱収縮チュ
ーブの内面にホットメルト接着剤を塗布しても同じであ
ることは言うまでもない使用方法は、管の接続部に被
せ、バーナーで熱収縮チューブの外側から熱する。ニク
ロム線の代わりにバーナーで過熱するところが、請求項
２との違いである。［請求項４］は、口部が管を差し込
むために広がっている、受け口を有する塩ビ管の受け口
部に、ニクロム線をスパイラルに巻いて内蔵した、請求
項１と同様の機構を有する塩ビ管である。なお請求項２
および請求項３において、接続する管同士の位置ずれに
よる応力が大きい場合には、ホットメルトが溶融する
と、接続面に段差ができるので、これを防ぐために、強
度のあるメッシュ状のリングなどで補強し、その上に本
案のカラーを被せれば、接続はより確実である。
【０００７】［発明の効果］従来の管の接続作業では、
塗布した接着剤が、挿入途中で固まってしまって失敗し
た場合は修正が利かず、その部分を切断して捨ててやり
直すしかなかった。本発明の管接続用カラーでは、電熱
線で過熱すれば、ホットメルト接着剤が溶融するので、
修正や取り外しが可能になり、作業の大幅な時間短縮と
経済効果が期待できる。
塗布した接着剤が、挿入途中で固まってしまって失敗し
た場合は修正が利かず、その部分を切断して捨ててやり
直すしかなかった。本発明の管接続用カラーでは、電熱
線で過熱すれば、ホットメルト接着剤が溶融するので、
修正や取り外しが可能になり、作業の大幅な時間短縮と
経済効果が期待できる。
［図１］は、［請求項１］に基ずく断面図 ［図２］は、［請求項２］に基ずく断面図 ［図３］は、［請求項３］に基ずく断面図
１ カラー ２ ニクロム線 ３ 電極リード線 ４ ホットメルト接着剤 ５ ホットメルト接着剤 ６ ニクロム線 ７ 電極リード線 ８ 熱収縮チューブ ９ ホットメルト接着剤 １０ 熱収縮チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年７月１４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
Claims (4)
- 【請求項１】円筒状のプラスチック製カラーに電熱線を
スパイラル状に内蔵し、カラー両端より電熱線の電極リ
ード線を出し、カラーの内面にはホットメルト接着剤の
層を形成したことを特徴とした管接続用カラー。 - 【請求項２】円筒状に成型したホットメルト接着剤の外
周にまたは内部に、スパイラル状に電熱線を形成し、そ
の外周を熱収縮チューブで被覆し、電熱線の両端の電極
リード線を外部に出したことを特徴とした管接続用カラ
ー。 - 【請求項３】円筒状に成型したホットメルト接着剤の外
周に、熱収縮チューブを被覆したことを特徴とした管接
続用カラー。 - 【請求項４】塩ビ管を挿入するための受け口を有する塩
ビ管において、受け口部に、請求項１と同様の機構を組
み込んだことを特徴とする塩ビ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273900A JPH1089580A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続用カラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8273900A JPH1089580A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続用カラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089580A true JPH1089580A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17534145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8273900A Pending JPH1089580A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続用カラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1089580A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042408A (ko) * | 2002-11-14 | 2004-05-20 | 박기종 | 합성수지관용 열선매입 연결관 |
| KR20040042409A (ko) * | 2002-11-14 | 2004-05-20 | 박기종 | 관체 연결용 열선매입 접속관 |
| JP2011102644A (ja) * | 2011-01-06 | 2011-05-26 | Waters Technologies Corp | 管継手および管を結合する方法 |
| CN103851293A (zh) * | 2014-02-22 | 2014-06-11 | 李文忠 | 电磁加热的插接式塑料管道熔合粘接技术 |
| US8951374B2 (en) | 2003-07-15 | 2015-02-10 | Waters Technologies Corporation | Tube joint and a method of bonding tubes |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8273900A patent/JPH1089580A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040042408A (ko) * | 2002-11-14 | 2004-05-20 | 박기종 | 합성수지관용 열선매입 연결관 |
| KR20040042409A (ko) * | 2002-11-14 | 2004-05-20 | 박기종 | 관체 연결용 열선매입 접속관 |
| US8951374B2 (en) | 2003-07-15 | 2015-02-10 | Waters Technologies Corporation | Tube joint and a method of bonding tubes |
| JP2011102644A (ja) * | 2011-01-06 | 2011-05-26 | Waters Technologies Corp | 管継手および管を結合する方法 |
| CN103851293A (zh) * | 2014-02-22 | 2014-06-11 | 李文忠 | 电磁加热的插接式塑料管道熔合粘接技术 |
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